ゆっくりいじめ系736 武器を手にしたゆっくり


「これは○○っていうのよ!!
こっちのは□□っていうの!!
こうこうこうしてああするとにんげんもやっつけられるのよ!!!」
一匹のぱちゅりーが熱心に武器の説明をしている。
他人の話をまともに聞くのが苦手なゆっくりたちも真剣に耳?を傾けている。
「このぶきをつかえるようにみんなでおべんきょうするのよ!!
そうすればもっとゆっくりできるわ!! むきゅきゅきゅきゅきゅごほごほげほ」
「「「「「「「「ゆっくり! ゆっくり! ゆっくり!」」」」」」」」
その日からぱちゅりー指導の下に武器の使い方をゆっくりたちは身につけた。

そしておぺれーしょん「ゆっくれすと」発動の日
ゆっくりたちは武器を口にくわえ人里へと向かった。
その顔は勝利を確信していた。
なにせこちらには武器があるのだから!!
人里の近くには気配を感じた人間たちが集まっていた。
だが動く様子はない。声もあげない。
人間たちはどうやら恐ろしくて逃げることすらできないようだ。
ぱちゅりーは自分の頭脳が恐ろしかった!
ついに我らゆっくりの勝利が手に入るのだ!!
この自分が授けた知識によって!!!

もちろん、人間が逃げ出さないのは別に腰を抜かしているわけでもなんでもない。
呆れていたのだ。
どうみても、口でしか物を扱えないゆっくりに使える代物ではなさそうな武器を持って、自信満々で向かってくるのだから。
よく見れば自分たちのものだった。
そういえば○○がどっかいったと思ってたんだとか、あの□□俺のっぽいなぁなどと思っていた。
確かにぱちゅりーは人間が使うところを見たのだかなんだかで使い方を知っていた。
そして自分たちにも扱えると根拠もなく信じていた。
さらに致命的なことに人間が様々な道具、武器を扱えるのは「手」があるからだと気づけなかったのだ。
当然おぺれーしょん「ゆっくれすと」は最悪の形で失敗する。

「むきゅ!! みんな! にんげんはわたしたちのぶきにおそれをなしているわ!!
ぞんぶんにやっつけるのよ!!!」
「ゆっへっへ!! まりささまがおろかなにんげんをやっつけるぜ!!!」
「このぶきがあればまけるわけないね!!!」
「とかいはのありすにふさわしいぶきだわ!!」
「ちぇんたちがかつんだねーわかるよー」
盛り上がるゆっくりたち。
そこへ一人の男が疑問を投げかける。
「お前らそれ本当に使えるのか?」
それを聞いたゆっくりたちは言いたい放題だった。
「おじさんばかなの? れいむたちはおべんきょうしたんだよ!!!」
「あたりまえなんだぜ!!! ばーかばーか!!!」
「これだからにんげんはとかいはじゃないのよ!!!」
「わからないんだねーかわいそー」
「むーっきゅっきゅっきゅ!!! ぱちゅりーたちはかんぺきなのよ!!!」
こんな感じだ。
「ならそれを使って俺たちを倒してみろよ。お勉強した使い方でな!」
「むきゅっ! みんなやっつけるのよ!!」
「「「「「「「「「ゆっくれすとーーーー!!!!!」」」」」」」」」

盛大な掛け声の後、ゆっくりたちは一人の人間も倒せてはいなかった。
「ごのぶぎづがえないよおおぉぉぉ!!!!」
「わがっでるのに! わがっでるのにでぎないいぃっぃぃいい!!!」
「どうじでえっぇえぇええぇえええ!!!!」
「わからない! わからないよーーーーーーー!!!!!」
「ぞんなはずないのにいいいいぃいぃいいい!!!!!!」
ここへ来てようやく、必死になって身につけた武器の使い方はゆっくりでは不可能だと知ったのだ。
そして最早自分たちに残された道はここにいる人間にゆっくりできなくされるだけ…
「ばぢゅりーのうぞづぎ!! ばがぁあぁぁあぁぁ!!!!」
「やぐだだず!! おまえのぜいでばりざだぢはおじまいだよ!!!」
「とかいはなのにこんなさいごはいやよーーーー!!!!」
「わからないよーーーーー!!!!!!!」
「むぎゅぅぅぅぅう!! ばぢゅりーはばがじゃない!!! できないみんながばがなのよおぉぉぉぉ!!!
げっほげほ!! がっはぁ!! うげぇぇぇぇ…」
仲間割れは大抵醜いものだがそれにしても醜すぎる。ぱちゅりーなどすでに死に掛けている。
いつまでもこんなものを見ている必要はない。
男達は放り出された武器を手にとるとゆっくりたちに突きつけた。
「冥土の土産だ。よく見ときな」
そういうと男達は巧みに武器を用いてゆっくりたちを全滅させた。
自分たちが使うはずだったもので殺される屈辱は特にぱちゅりーには堪えたことだろう。
対ゆっくり用というわけでもないのでいささかオーバーキルではあったが。


このように、分不相応な力は身を滅ぼすのである。
もっとも、それはゆっくりに限ったことではないが…

あとがき 

読んでくれた方、どうもありがとうございます。
手にしたというか口にしたというか。
どんな武器かはご想像にお任せします。
それらしく書く力がないです。
まあゆっくりなら何渡しても宝の持ち腐れだと思います。

はやく髪飾りを書き上げよう、なのに気づくと他のもの書いてる
待ってる方いたらすいません。近い内に仕上げるつもりではあります。

ALSUS

以前投下したもの

盲目の子れいむ
髪飾りの影響 前
まりさは本当に強いのか





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最終更新:2008年09月14日 05:46
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