永遠のゆっくり6

※最初で最後のゆっくり虐待に挑戦中です。
※どくそ長いです。(十回超の予定)
※うんうん、まむまむ描写あり。
※標的は全員ゲスです。
※虐待レベルはベリーハードを目指します。


※以上をご了承頂ける方のみどうぞ。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『永遠のゆっくり』6


一週間が経った。

「ゆっぐ……えぐっ……うぐ……ひっぐ……」

マジックミラーの側で食事をするゆっくり共。
まりさ共は近寄る気力もなく床にへたり込み、
それでも目をそらすことはできずに泣きじゃくっている。

ずっと他のゆっくり共を見下してきたこのまりさ共。
悔しさはひとしおだろう。

「向こうに行きたいか?」

緩慢な動作で俺のほうを向くまりさ達。
言葉の意味を飲み込むのに時間がかかったようだ。

「行きたいか?」
「いぎだい!!いぎだいでずううううう!!」

顔中を涙でぐしょぐしょにして、まりさ共は声をあげた。

「いがぜでぐだざいいいいいいいい!!」
「行かせてやる」
「ありがどうございばず!!ありがどうございばずうううう!!」

泣きじゃくりながら礼を言い続ける四匹を、籠につめこんでカートに乗せる。
外側の廊下を通り、向こう側の扉に入った。
食事をしていたゆっくり共の視線が、一斉にこちらに集まる。

四匹のまりさ共を床に下ろすと、
目を血走らせて物も言わずに這いずりだした。
必死になって向かうその先は、やはり食事だ。

「あまあま!!あまあま!!ゆうううう!!」
「おなかすいたおなかすいたおなかすいたおなかすいた」

およそ一週間ぶりに食べられる、それだけがまりさ共を突き動かす。

あとは俺が手を下すまでもなかった。
積み上げられた食事にいましも喰らいつこうというその時、
まりさ共は体当たりを受けて突き転がされた。

「ゆびぃいい!?」
「ひとごろしゆっくりはこっちにこないでね!!」
「おぼうしさんのないゆっくりはゆっくりできないよ!!」

あらかじめ、このまりさ共はゲスだと言い聞かせてあったこと、
そして帽子がなかったことが致命的だった。
帽子のないゆっくりは、同族にいじめ殺されることは日常茶飯事である。

「ごはん………ごはんわけてくださいぃぃ………」
「おでがいじばず……おでがいじばずううう……
もうずっどだべでだいんでずうううううう………」
「しらないよ!おまえたちはゆっくりあっちいってね!!」
「きたないゆっくりだね!!」

あちこちから体当たりを受け、右に左に転がされるまりさ共。
数で負けていることに加え、ずっと食事をしていないために体力の差は歴然だった。
四匹のまりさは、十数匹のゆっくり共にリンチを受けていた。

「殺すなよ」
「ゆっくりわかったよ!!」

俺が言ってやると、ゆっくり共が返事をよこしてきた。
人間との上下関係は躾けてある。

「どうか……どうか……」
「なんでぼじばず……なんでぼじばずうう……」
「だったらゆっくりかえってね!!」
「くさいからちかよらないでね!!ごみくず!!」

さんざんに打ちすえられた後、
四匹のまりさ共は爪弾きにされて転がった。
食事を囲むようにして輪を作り、ゆっくり共は食事に戻った。

「あ………あ………あいぃぃぃ……」
「お……な…か…すい…た……」

それでもまりさ共はナメクジのように這いずり、
食べ物のところへ行こうとする。
何度弾き飛ばされても、まりさ共はやめなかった。

「ころさないでやってれば、ずうずうしいゆっくりだね!!」

一匹のゆっくりれいむが業を煮やし、
一枚のチョコレートを部屋の隅に放り投げた。

「きたないゆっくりはあれでもたべてね!!」
「ああああああああ!!!」

礼を言う余裕もなく、まりさ共はそちらの方へ這いずっていった。
しかし、四匹のまりさに対してチョコレートは一枚。
果たして争いが始まった。

互いに髪を引っ張り合い、邪魔をするまりさ共。
引っ張り、噛み、踏みつけ、醜い争いが繰り広げられる。
ゆっくり共はにやにやと侮蔑の視線を向けていた。

さんざんに打ち合ったあげく、体格差で親まりさが先にチョコレートに辿り着いた。

「ゆふううう……ゆっくりいただきますだよううう……!」

その瞬間、後ろから急激にお下げを引っ張られ、親まりさは引き戻されて転がった。

「ゆううう!?」

周囲を見回すが、ゆっくり共はにやにや薄笑いを浮かべているだけである。
当然、引きよせたのはゆっくり共だが、しらばくれていた。
空腹に耐えられず、再びチョコレートに向かう親まりさ。

何度も何度も、食べる直前に引き戻された。
泣きながら、舌を目一杯突き出しながら、
這いずっては戻され、這いずっては戻される。

「ゆぅうううううううううう!!!」

泣きじゃくり、ゆっくり共を睨む親まりさだが、
にやにや笑いを返されるばかり。
万に一つの可能性に賭けて、数十回目の接近を試みる。
そして、引きもどされる。

「がんばれ、ごみくず!!」
「がんばれ、ごみくず!!」
「ぎゃんばりぇ、ごみくじゅ!!」

一枚のチョコレートを目指して、
今、四匹のまりさはゆっくり共のエールの中、ナメクジのように這いずっている。
這いずっては引き戻され、這いずっては引き戻され。

「ゆわぁああああああ!!!」

一匹の子まりさが、這いずりながら大声で泣き喚いた。
それを聞き、ゆっくり共は心底楽しそうにゲラゲラ笑う。

「おかーしゃん、もっとたべたいー!」

一匹の赤ゆっくりが言うと、その親が答えた。

「ゆゆ?もうあまあまなくなっちゃったよ!
しょうがないからあれをたべてね!!」
「ゆっくりわかったよ!!」

赤ゆっくりがぴこぴこと跳ね、
まりさ達とは反対側からチョコレートに向かっていく。
ゆっくり共が囃し立てはじめた。

「はやくたべないと、おちびちゃんにたべられちゃうよ~?」
「あまあまはあれしかのこってないよ!ゆっくりがんばってね!!」
「ゆぅううううううう!!?」

必死にペースアップを試みるまりさ共。
赤ゆっくりはわざとふざけて、ころころ転がりながら向っていった。

「ちゃ~べちゃうよ~♪ちゃ~べちゃうよ~♪」
「おでがいでずううう!!だべざぜでええええ!!」

喚く親まりさが、また引き戻された。

「ゆぅううぐうううううう!!うぐううううう!!」

泣き喚きながら這いずり続けるまりさ共の前で、
ついに赤ゆっくりがチョコレートにかぶりついた。

「ゆうううううう!!だべだいでええええ!!」
「む~ちゃ、む~ちゃ………ちちちちちあわちぇー!!
こにょちょこれーちょ、ときゅべちゅおいちいいぃぃ~~~♪」
「あああああああがああああああ!!!」

後ろから髪を引っ張られて近づけないまま、
最後のチョコレートが赤ゆっくりの小さな口でゆっくりと食べられていくのを、
まりさ共はじっくりと見せつけられた。

壮絶な苛めである。
かつて威張り散らしていたまりさ共は、
今や屈辱と絶望に苛まれ、床に伏して泣きじゃくっている。
ゆっくりに苛めさせるやり方は、まずは上々の成果をあげられそうだ。

「さて、そのまりさ共は今日からここに住む」

俺は言った。

「ゆゆ!こんなきたないゆっくりいやだよ!!」
「とかいはなゆっくりぷれいすは、いなかものにはもったいないわ!!」

ゆっくり共からブーイングが上がる。

「そいつらはお前らの好きにしていい」
「ゆっ?」

俺の言葉に、ゆっくり共の反応が変わる。

「絶対に殺すな。それさえ守れば、何をやってもいい」
「ゆゆっ!!」

たちまち目を輝かせ、顔を見合わせるゆっくり共。
すでに嗜虐の快感を覚え、やみつきになっているようだ。

「れいむたちはごみくずといっしょにくらすよ!!」
「たっぷりあそんであげるからかんしゃしてね!!」

まりさ共を取り囲み、ゆっくり共は歓迎の挨拶を浴びせた。
まりさ共は周囲を見回しながら、媚びた笑みを浮かべた。
ここにいさえすれば、食べるチャンスがある。
媚びへつらえば、あまあまを分けてもらえるかもしれない。
そんな期待が表情に表れていた。


ゆっくり共の仕打ちは想像以上だった。

その日から、毎日まりさ共は虐げられ続けた。
部屋の中のどの遊具よりも、ゆっくり共にとってまりさ共は楽しい玩具だった。

日がな一日、ゆっくり共はまりさ共にかかりっきりになって遊んだ。
執拗に体当たりをしてはあちこちに転がす。
トランポリンのように上に乗って飛び跳ねる。
髪を掴んで壁に叩きつける。
舌を噛んで引きずりまわす。

「あがあああああ!!ああああぁぁぁ!!うぐぅあああああーーー!!」

舌を噛まれながら、まりさ共は悲鳴をしぼり出す。
新しい遊びを思い付くたびに、
ゆっくり共はどれだけ大きな悲鳴を上げさせられるかを競った。
はずみで殺してしまいそうになることもしばしばだったが、
その度に俺や世話係が中断させ、まりさ共を治療した。


当然、どれだけ懇願しても食事は与えられない。
体を拘束されながら、あるいは突き飛ばされながら、
わざと目の前で行われる食事を、まりさ共は涎を垂らして食い入るように見つめ続けた。

「ゆびぃいいいい!!あばあば!!あばあばぐだざいいいい!!
びどぐぢだげ!!びどづだげ!!びどがげらだげええええ!!」

まりさ共の懇願を聞きながら、ゆっくり共は実に楽しげに笑い合うのだった。

「しょんにゃにおなきゃしゅいちゃ?」

ここに移されて三日が経ったころ、
涎を飛び散らして泣き咽ぶ親まりさに、一匹の赤れいむが問いかけた。

「ばいいいいい!!ずぎまじだ!!べごべごでずうううう!!」

自分よりずっと小さな赤ゆっくりに対し、慈悲を乞う親まりさ。

「じゃあたべちゃちぇてあげりゅ!!」
「あああああ!!あじがどうございばずうううう!!」

そう言うと、赤れいむはあにゃるを突き出し、いきみ始めた。

「ゆ………」

親まりさの表情がこわばり、みるみるうちに青ざめてゆく。
はたして、赤れいむはたっぷりとうんうんをひり出した。

「ゆっきゅりたべちぇいっちぇね!!」

素晴らしいとばかりに、ゆっくり共が声を合わせた。

「よかったね!!ゆっくりたべていってね!!」
「ゆああぁ………ゆああぁ……」

泣きはらした目を見開きながら、親まりさはいやいやと首を振った。

「ゆゆっ!せっかくめぐんでもらったのになんでたべないの!?」
「すききらいをいうなんておもいあがったごみくずだね!!」
「だめですぅぅ……ゆぅぅぅ………たべられませぇぇん……!」

人間から見ればただの餡子だが、
あにゃるから排出されたうんうんは、ゆっくりにとっては明確に排泄物である。
排泄物は汚く臭いものであるという認識は、ゆっくりも人間と同じようだ。

「ゆっぐ……ゆっぐ……ゆっぐり、でぎだいいぃぃ……」
「それをたべれば、もっとあまあまをあげるよ!!」

自分たちの食事のほうを向いてみせながら、ゆっくり共が宣言する。

「ゆぐうううう……!!ゆぅぐぅううううう……!!!」

涙をだらだらと流し、がたがた震えながら、親まりさは舌を伸ばした。
ゆっくりにとってひどい悪臭を放つ排泄物にのろのろと舌を近づける。
舌がわずかに触れ、弾かれるように引っ込んだ。

「はやくたべないと、あまあまがなくなっちゃうよ!!」
「ゆひぃぃぃぃ………!ゆひぃぃぃぃ…………!」

ぜえぜえと息をつきながら再び舌を伸ばす。
ほんの少しすくい上げ、口に入れたとたんに激しくせき込んだ。

「ゆごっ!!ごぼっ!!げぇ!ゆげぇええええ!!」

げらげら笑うゆっくり達に、親まりさは死にそうな表情で許しを求めた。

「だべでずぅ!!ゆるじでぐだざいいいい!!
うんうんだんでだべられだいいいいいいい!!」
「たべたくないならいいよ!!
そのかわり、いっしょうあまあまはあげないよ!!ゆっくりりかいしてね!!」
「うううううううううううううううーーーーーーーーっ!!!」

絶叫を上げると、親まりさは食い入るようにうんうんを口に運びはじめた。
激しくせき込み、幾度となく吐き出しながら、必死に飲み込もうとする。
隣ではひり出した当の赤れいむが、きゃっきゃと飛び跳ねていた。

「おいちい?おいちい?りぇいみゅのうんうんおいちい?」
「ゆぐぅぅぅぅ………!!」
「ちあわちぇ~ちないの?まじゅいの?
りぇいみゅがめぎゅんであげちゃごはんまじゅいの?」
「おいじい!おいじいでずううう!!
む~じゃ!む~じゃ!!じ、じ、じあわじぇええええぇぇ」

嘲笑の中、ついに親まりさは食べ終えた。
吐き戻しそうになるのを必死にこらえ、ゆっくり共に願う。

「ぐだざいぃぃ……だべばじだぁぁ……
あばあば…ぐだざいぃぃ……!!」
「いいよ!!たっぷりあげるね!!」

ぱぁっと表情が明るくなった親まりさの前で、
ゆっくり共は並んであにゃるを突き出した。

その時の親まりさの表情には、さすがに少々溜飲が下がった。


この部屋のゆっくり共に便所の概念はなく、
これまでは好きなときに好きなところで垂れ流していた。
今、このゆっくり共は、自主的に便所を定めていた。

「ゆっきゅりうんうんしゅるよ!!」
「しーしーしゅるよ!!」
「あうがあああああ!!いびああああああああ!!!」

食事が終わり、うんうんをする時間。
四匹のまりさ共が、それぞれ押さえつけられ、口を上向きに開けられていた。
その口には、ひり出されたうんうんが大量に積み重なっている。
成体ゆっくりはあにゃるを突き出し、
赤ゆっくりは顔によじ登り、その口の中にうんうんやしーしーを注ぎ込んだ。
悪臭と嫌悪感に絶叫しつづけるまりさ共。
その声量は、それまでの苛めとは段違いだった。
それを聞きながら、まだまだ痛めつける余地があるなと俺は意思を固めた。


さらに二週間が経った。

一切食事を与えられず、連日排泄物を食わされ、傷めつけられ続けたまりさ共。
うんうんでも多少は栄養になるらしく、体力的にはそれなりに回復しているようだ。
その体力は、全て泣き声を上げることに費やされていると言ってよかった。

「ゆひぃ……ゆひぃ……ゆううぅ……」

ゆっくり共が食事をしているその背後で、
まりさ共は排泄物まみれになりながら、部屋の隅で泣きじゃくっていた。
髪は乱れ放題、あちこちに痣ができている。
ぶるぶると身を震わせ、まりさ共の涙は止まる気配がない。
この食事が終われば、また排泄物を食わされるのだ。
その瞳は絶望に染まっていた。

頃合いと見て、俺は声をかけてやった。

「戻りたいか?」
「ゆっ?」

まりさ共が俺を見上げる。
その眼差しは萎縮した、卑屈なものだ。

「前の部屋に戻りたいかと聞いている」
「ゆぐうぅぅぅぅ………」

まりさ共がまた泣きじゃくり始めた。
毎日暴行を受け、排泄物を食べさせられる毎日。
考えるまでもなく、こいつらにとってここは地獄だろう。
これが人間だったらと思うとぞっとする。

しかし、ここには食糧があった。
たとえ排泄物ではあっても。
前いた隣の部屋に戻されたら、またなにも食べられない。
ただそれだけが、こいつらを迷わせる要因だろう。
俺は助け船を出してやった。

「飯はやる。食わせてやる」
「ゆゆっ!!ほんとう!!?」
「ああ本当だ。毎日、たっぷりと食わせてやる。
お腹がはち切れるぐらいたっぷりとな」
「ゆゆぅ~……!!やっどゆっぐりでぎるよぉぉぉぉぉ!!!」
「来るか?」
「いぐ!!いぐ!!いぎまずううううう!!」
「ここを出るなら、二度とここには戻れないぞ。
もう二度と、ここに来るチャンスは来ない。それでもいいのか?」
「こんなくずどものいるへやにはにどとこないよ!!
はやくつれていってね!!」

まりさの罵声を聞きつけ、ゆっくり共がいっせいにこちらを向く。

「ゆっ!!ごみがなにかいった!?」
「うんうんぐいのごみくず!!もういっぺんいってみてね!!」

今にも飛びかかりそうなゆっくり共を、俺が制した。

「ゆっ!?おにいさん!!じゃましないでね!!」
「今日でこいつらはここを出る。今後は手出し無用だ」
「ゆぎぎぎぎぎ!!」

歯噛みするゆっくり共。
まりさ共はすっかり勝ち誇り、鬱憤を晴らすべく罵りだす。

「くず!くず!!ごみくず!!ごみくずはそっちなんだぜ!!」
「まりささまはあっちでゆっくりするんだぜ!!
ごみくずはごみくずどうし、うんうんでもひっかけあってるんだぜ!!」
「あたまにのせてるそれ、ぜんっぜんゆっくりできてなかったんだぜ!!
うんうんでもあたまにのせたほうがずっとゆっくりできるんだぜぇ!!」
「ばぁ~か!!ばぁ~か!!」

俺がカートに乗せて部屋を出るまで、
まりさ共はカートの上からゆっくり共を見下ろして嘲り続けていた。


再び元の部屋。
一面のマジックミラーは透過状態になっており、
隣のゆっくりプレイスとは互いにまる見えになっている。

「ゆっ!!おにいさん、ごはんください!!」
「おなかぺこぺこなんだぜ!!はやくもってきてね!!」

すぐに騒ぎ出すまりさ共。
俺はすぐに、部屋に用意してあったものを指し示した。

「それがお前らのごはんだ。全部食べろよ」

それには青いビニールがかかっており、中は見えなかったが、
部屋の真ん中でこんもりと盛り上がり、ボリュームを伺わせた。

「ゆうぅぅぅぅ~~~!!ゆっくりいただきますなんだぜぇぇ!!」

目をむいて涎を垂れ流し、まりさ共はそれに飛びつくとビニールをはぎ取った。

「ゆ」

まりさ共が固まった。

そこにあるのは糞だった。
床に置かれた低いコンテナの中に、
人糞、馬糞、牛糞、犬猫の糞、その他あらゆる動物の糞が混じっていた。
赤いもの黄色いもの黒いもの、白いの青いの緑色、固形下痢便赤痢便、
あらゆる生き物のあらゆる状態の糞が入り混じり、すさまじい臭いを放っている。
あちこちで蠢いているのは蛆虫や寄生虫のたぐいか。
たまらず俺はマスクを取り出して口にはめた。
それでも臭いが鼻を打ち、頭痛さえしてくる。
吐き気と闘いながら、それでも俺は見届けなければならない。
この臭気を自ら体験していないと、こいつらの苦痛が実感できない。

まりさ共がゆっくりと俺の方を向き、
がたがたがたと震えながら歯を噛み鳴らした。

「お、お、お、お、お、おに、おにいざ」
「毎日たっぷりと食わせてやる。俺はそう約束した」
「だだだだだだだめだめだめだめ」

もはや文章になっていない拒否を口にするまりさ共の頭部を掴み、持ち上げる。

「ゆびぃぃいいいいいいい!!!ゆびぃいいいいいいいいいーーーっ!!!」

恐怖そのものの表情を顔に浮かべ、まりさ共が泣き喚いた。

「おでがいじばず!!おでがいじばず!!おでがいじばずうううううう!!
ぼがのごどならなんでもやりばず!!なんでも!!ごろじでもいいでずううう!!
ごれだげはやべで!!!ごれだげはおでがいじばずううううう!!!
ばりざが!!ばりざが!!ばりざがああああああああ!!!」

しばらく懇願を聞いた後、全てそのコンテナの中に放り込んだ。

「ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいーーーーーーーっ」

糞の海の中に身を浸したまりさ共は、
あまりの悪臭刺激臭に、全身を縦長にぴんと硬直させて目玉をぐるぐる回した。
歯茎をむいて歯を食いしばるも、歯と歯の間から糞が入り込んできて絶叫する。

「ゆごがっばあああぁぁーーーーーーーおおおぉぉげおおおーーーっ」

糞にまみれてのたうちまわるまりさ共。
目といわず口といわずあにゃるといわず穴の中に入り込み、
全身にまとわりつく糞の悪臭に狂ったように叫び続ける。
人間だったらたちどころに発狂まちがいなしだが、
そういう機能のないこいつらは苦しみ続けることになる。
ただ、苦痛を終わらせる方法はあった。それに注意しなければならない。

「ゆごげ!!ぼぇ!!ゆぼぇげげえええええっ!!!」

やはり、嫌悪感ですぐに餡子を吐き出し始めた。
餡子を吐き出し続け、その量が致死量を超えると、ゆっくりは死ぬ。
言ってみればこれが発狂の代わりだろう。
当然、そんな生ぬるい安らかな最期を迎えさせてやる気はない。

すでに俺は、全身を覆う作業着に身を包んであった。
餡子を吐き出したやつから、俺は手早く回収して手近の台の上に置く。
全員が吐き出しているので急がなければならない。

「ゆげぇ!!げっげっげっげっごえぇ!!!ぼげぇぇぇぇえがびゅっ!!?」

大口を開いてえずく子まりさの顎を殴りつけ、強引に閉じると、
強力なガムテープで一旦口を閉じた。

「んぐ、んぎゅっ、んぐむぅううーーぅ」

ばたばたと暴れ回る子まりさを放置し、
他の子まりさ二匹と親まりさも、同じようにして口を閉じる。
親まりさの口は大きいからやや手間取った。

台の上に転がしたまましばらく放置し、落ち着くのを待つ。
吐き気にびくんびくんと跳ね回るまりさ共。
その口内では、吐き出しては飲み込むのを繰り返しているのだろう。
まだほとんど口に入れていないうちから、なかなか苦しんでくれる。

数分してから、ようやく四匹とも荒い息をするだけになった。
吐き気がおさまったようなので、ガムテープを剥がす。
涙に濡れた眼をこちらに向けながら、まりさ共は力なく慈悲を求めてきた。

「ゆぐ、ゆ、ゆ、ゆるじで、ゆるじで……ゆるじでぐだざぃぃ……」
「だべらべばぜぇぇん………」
「おでがい……おでがいでじゅうう……」

一匹の子まりさを手に取り、持ち上げる。

「ゆぐじで!!ゆぐじで!!ばりざなにもわるいごどじでなぎぃいいい」
「口を開けろ」
「ゆぐっ」

身を震わせて口を閉じ、いやいや首を振る子まりさ。
その顔面を拳で殴りつける。
十五回ほど殴ったところで、子まりさの口が開いた。

「ゆべぇ……ゆべぇ……ぇぇぇぇ……ゆっぐ、ひぐぅ……」

大口を開いたまま泣き声を上げる子まりさ。
俺は、その口を天井から吊り下げられたフックに掛けた。

「ゆごぎぇえっ!!?」

鉤爪型の大きなフックは、
子まりさの上顎を貫通し、目と目の間を貫いて先端を露出させた。

「ゆぎょ!!ごぎょ!!えあ、えああああいいいいぎぃああああっ」

上顎を支点に天井から吊るされたまま、
激痛でぶるんぶるんと跳ね回る子まりさ。
続いて残るまりさ共も、同じように上顎をフックに掛けて吊るす。
こちらに向かって大口を上げたまま縦にだらんと伸び、
空中で身をよじり続ける肌色の奇怪なオブジェが四つ並んだ。

「えぎょおお!!あい!!ぃいいいいあいいいいぎゅううぐううーっ!!!」

次に、新しい道具を持ってくる。
それは鉄製の輪で、輪を丁度ふさぐ大きさの円盤がつながっている。
輪は、成体サイズの子まりさの口をぎりぎりの限界まで広げられる大きさだ。
もちろん親まりさの輪はさらに大きく、同じく限界まで広げられる。

吊るされたままの子まりさの口をこじ開け、
鉄の輪を強引に口にねじ込んだ。

「ゆげぅ、ご、ごっ、おぉおおおおおごごごごごごごごおおお、あああがががが」

子まりさの口が目一杯広げられ、口内を晒した。
ここまで伸びるものか、顔とほぼ同じぐらいの大きさにまでこじ開けられている。
上顎を支点に吊り下げているので適度に傾き、
開かれた口が斜め上方を向いた状態になっていた。

試しに、輪に繋がっている円盤を動かして輪にはめる。
丁度うまい具合に隙間なく輪にはまり、金具で止められた。
こうすることで口に蓋ができるようになっている。

こうして、まりさ共は蓋つきの容器となった。

ぎりぎりまで大口をこじ開けられる痛み、
上顎から眉間にかけてフックで貫通される激痛。
言葉を発することもできず、まりさ共はしきりに呻きながら涙を流して耐えるしかない。

準備は整った。
俺は大きな柄杓を手にした。
柄杓は大きく、両手を使ってバケツ一杯近くの量をすくえるようになっている。

その道具を見て、まりさ共の目が見開かれた。
がたがたがたがたと震えが大きくなる。
すでによほどの激痛だと思うが、明らかにそれ以上の恐怖を感じているようだ。

「食事の時間だ」
「ゆぐぅうううううううーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!」

山と積まれた糞便をたっぷりと掬う。
それを、斜め上に向けて開かれた親まりさの口にゆっくりと近づけた。

「あう!!ゆぁう!!おぁあああああおおおおああああーーーーーー」

一杯に見開かれた目から涙をぼたぼたぼたと流し、
口内に運ばれてゆく糞便を凝視する親まりさ。
この世の苦痛をすべて身に受けたかのような表情だ。
だが、実際には、こいつらが受ける苦痛はまだまだ序盤にすぎない。

ついに口内に糞便が流し込まれた。

「ゆぎょおおがぁばああああああ!!!!」

口いっぱいに糞便を詰められ、すぐに吐き戻そうとする親まりさ。
俺はすぐに、口にはめられた輪の蓋を閉じた。
金具で強固に留められた蓋は、ゆっくりの舌ごときではびくともしない。

親まりさの瞳がぐるんと裏返り、一杯に開かれた目は白目になった。
しばらくの間びぐんびぐんと跳ね回り、やがてびくびくと小刻みな痙攣に変わる。
全身からじっとりとした体液が染み出しているが、
糞便や吐瀉物は密閉されて漏れず、消化されるまで親まりさの体内に居座り続ける。

頬張られたそれは、一体どんな味なのだろうか。
恐らく、もはや味とすら呼べない刺激、苦痛だろう。
マスクごしに嗅いでいるだけでも、俺のこめかみがずきずきと痛んでいる。

俺自身も相当辛いこの作業だが、次にかからなければならない。
これは俺自身への罰でもあるのだ。
ともに畜生道へ落ちよう。

俺の視線を受けた次の子まりさが、
言葉を発することができないまま、体全身を蠢かせて慈悲を乞い始めた。


「うまいか?」

声をかけてやるも反応はない。

四匹のまりさ共は、口に蓋をされたまま、
涙と涎と小便と大便をだらだらと垂れ流したままこちらを見ながら震えている。
気絶はできないのだから、その餡子脳は絶え間なく苦痛を受けているはずだ。
嘔吐を示す体の曲げ方を見る頻度は少なくなった。
最初は白目を剥いて口内に吐瀉物を溜めるばかりだったが、
やがて諦めたのだろう、一刻も早く消化して苦痛を終わらせようとしはじめた。

「焦らなくてもいいぞ。まだまだおかわりはたっぷりあるからな。
ゆっくり食事を楽しんでくれ」

そう言って糞便の山を指し示してやる。
まりさ共の目が絶望に歪み、ぎゅっと引き絞られて涙をさらに絞り出した。
なぜこんな目に遭っているのだろう。
なぜいつまでたっても終わらないのだろう。
まりさ共の中で、そんな疑問が渦巻いていることだろう。

しかし、これさえまだまだ序の口にすぎない。
すでに普通のゆっくりなら全身の餡子を吐きつくしているだろうが、
こいつらの罪は、ゆっくりが死ぬ程度の罰では軽すぎる。
ゆっくりの限界を超えて極限まで苦しみ、
極限に到達したなら、さらにその先まで苦しんでもらわなければならない。

マジックミラーで隔てられた隣の部屋のゆっくり共が、
飛び跳ねながらまりさ共を嘲り笑っていた。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2011年07月30日 02:00
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。