ゆっくりいじめ系2503 「ある赤ゆっくりれいむの生活」

しーしー描写あり


「ある赤ゆっくりれいむの生活」


「ゆっくりしていってね!」
赤ゆっくりれいむは生まれてはじめてのゆっくりしていってね!をした。しかし
「ゆっ?おきゃーしゃん?どきょー?」
この赤ゆっくりは親れいむがアリスにレイプされて生まれたゆっくりだった。
だから目の前にある黒ずんだ物体が親だとは思ってもいなかった。
「ゆっ!早くでてこにゃいとれいみゅおこるよ!ぷんぷん」
怒ってはみたものも周りには親の死骸以外には何もなかった。
本来なら姉妹ゆっくりもいるはずだが、なぜか姿が見えない。
「ゆっ!きっとれいみゅのためにごはんをとりにいっているんだね!」
赤れいむはそう考えて、黒い餡子の塊の前で待つことにした。

数時間後

「ゆっ…ゆっ…」
すでに息も絶え絶えな赤れいむの姿がそこにあった。
生まれてから一度も何も食べていない赤れいむは
もうすぐで衰弱死するところだった。
「おきゃーしゃん…どうしてきちぇくりぇないにょ…」
赤れいむが短い一生を終えようとしていると、その時
「むきゅ!大変よ赤れいむが死にかかっているわ!」
そこに現れたのは成体ぱちゅりーだった。

「しっかりしてね!お母さんはどうしたの?」
ぱちゅりーが水とすこしの草を噛み砕いて与えると赤ゆっくりは少しずつしゃべりだした
生まれたら母親や姉妹がいなかったこと
赤れいむのために餌をとってきてくれると思ってここで待っていたこと
そしてぱちゅりーに出会ったこと

「むきゅ…残念だけどあなたのお母さんはもう死んでるわ…」
「ゆっ!!!そんなことないよ!!おきゃあさんはれいみゅのために
えさをとりにいってくれていりゅんだよ!!
そんなきょともわかりゃないぱちゅりーはばきゃなの?しにゅの?」
命の恩人に向かってこれだけの暴言を吐けるようになった赤れいむを見てぱちゅりーは
「そう、じゃあうしろにあるくろいあんこの塊はなに?」
「ゆっ?あんこってにゃに?」
「餡子っていうのは私達の中に入っている大切なものよ、
なくなると死んでしまうの、あなたのお母さんは死んでしまって
餡子の塊になってしまったのよ」
「ゆっ!うしょだよ!この汚いのがおきゃあちゃんなわけないでちょ!?」
「じゃああなたのお母さんはどこに行ってしまったの?」
「ゆっ!?」
「あなたのお母さんはおそらくレイパーありすに犯し殺されたのね
あなたはレイパーありすの子よ」
「よきゅわかんにゃいけど!れいぱーはいやだよ!ゆぅーんゆぅーん…」
本能がレイパーという言葉に反応して泣き出した赤れいむをみて
「むきゅー、レイパーの子供はレイパーになるわ。
今のうちに殺しておこうかしら」
「ゆぇーん!ゆぇーん!きょろされたくないよぉ!
ぱちゅりーおねえちゃんたしゅけてぇー!」

ぱちゅりーは悩んだ、レイパーの子供はレイパーになりやすい。
だがこの子はれいむ種だ、レイパーになる可能性は低いのではないか。
しかし群れへ連れて行くわけにも行かない。
レイパーの子は群れへと入れてはいけないルールなのだ。
それになによりぱちゅりー自身ゆっくり殺しにはなりたくなかったのである。
なら方法はひとつしかない。

「れいむ、あなたは一人で生きていかなければいけないのよ」

そう赤ゆっくりならほおって置けば勝手に死んでしまうだろう
そうすればぱちゅりーには何の責任もない。
だが赤れいむはそんなぱちゅりーの発言で怒り出してしまった

「きょんなきゃわいいれいみゅひとりおいていくなんて
ぱちゅりーはほんちょにくじゅだね!ばきゃなの?しにゅの?」

ぱちゅりーも今の一言で吹っ切れたように言った
「ならいいわ、そこでお母さんが来るまで死ぬまで待ってなさい
こないでしょうけどね。助けたお礼ひとついえないくずゆっくりを
助けてしまうなんて、ばかなことをしたわ」
そういってぱちゅりーは去っていってしまった。

「ゆん!ぱちゅりーなんていにゃくちぇも
しゅぐおかあちゃんがきてきゅれりゅもん!!」
赤れいむはぱちゅりーを追うことなくその場でお母さんれいむを待つことにした。

「ゆぅ…ゆぅ…」
いつの間にやら寝てしまったようだ、こんな平原のど真ん中で寝るなんて自殺行為だが
赤れいむはそんなことは知らない、おしえてくれるゆっくりがいないからである。
「うー☆おいしそうなあまあまだどぉー☆」
そこに胴なしれみりゃがやってきた。
「あまあまさんがいっぱいあるどぉー☆おなかすいたどぉー☆」
れみりゃは元お母さんゆっくりの餡子をゆっくりと食べ始めた。
「うー☆でりしゃすなんだどお☆でもぷっっでいーんのほうがもっとでりしゃすなんだどお☆」

れみりゃのこえを聞いてあかれいむは目を覚ました。
「ゆっ?にゃんにゃにょ?きょきょはりぇいみゅのゆっくりぷれいすだよ!
じゃましにゃいでほしいよ!ぷんぷん!」
れみりゃのまえに躍り出た赤れいむは怒りの言葉と体を膨らませて威嚇した。
「うー☆あまあまだどぉ☆でもおじょうさまは腹八分目がマナーなんだどお
このあまあまはぽいぽいだどぉー☆」
そういうとれみりゃは赤れいむをむんずとつかみ遠くへ放り投げた。

「ゆーおしょらをちょんでりゅみちゃいー」
のんきにゆっくりしていると

ドスン!
「ゆぎゃああぁぁぁぁ!あちゃまがいちゃいいいぃぃぃぃ!!?」
(全身頭のような気がするが気にしない方向で)
まっさかさまに落下したところは
やわらかい草の上だったのでつぶれずにすんだ、しかし
「この草さんはゆっきゅりしちぇないよ!れいみゅおこったよ!」
そういうと積み上げてあった草をちぎり捨てあたりに捨て始めた。

赤れいむが草に八つ当たりしているとあたりはすっかり朝になっていた。

「ゆっ!おはようダーリン」
「おはようなんだぜマイハニー」
近くの木の洞からありすとまりさの番の声が聞こえてきた
二匹は朝食をとろうと貯蔵庫へむかった、そこでみたものは
「ゆぎゃああ貯蔵庫がぁぁ!」
「こんなのとかいはじゃないわぁぁぁ!」
そこには汚くてとても食べられないような状態の青草と
その中で眠る汚らしい赤ゆっくりの姿だった。
「ゆっ!ゆっくりしていちぇにぇ!」
あかれいむはうれしかった、久しぶりにまともに話ができそうなゆっくりに出会えたのだから。
しかし…
「貯蔵庫をめちゃくちゃにしたわるいゆっくりはじねえぇぇぇ!!」
ズドン!
「どうじでぇぇ!!」
赤れいむはまりさの一撃で洞の外へ放り出された。
「いちゃいよおぉ…どうちてれいみゅが…」
「このくそれいむがああああ!!!」
れいむがふりむくとそこにはものすごい形相でこちらに向かってくるまりさの姿があった
「ふんぎゃあぁぁ!!おきゃあちゃんたしゅけちぇぇぇぇ!!」
赤れいむは逃げた、これ以上走れないというほど逃げた

「ぜはっ…ぜはっ…ゆ?きょきょどきょ?」
赤れいむはすっかり道に迷ってしまった。といってももともと帰る場所もないのだが。
「ゆぅ…おにゃかしゅいたよ…」
当たり前である、赤れいむが食べた物と言えば
ぱちゅりーからもらった水とほんの少しの雑草だけだったのだから

雑草!赤れいむは思い出した。
あのときぱちゅりーは草さんを食べさせてくれた。
おなかがすいたのならそのへんにある草を食べればいいのではないか
とっさにそう思った赤れいむはそこに生えていた雑草を口に放り込んだ

「むーちゃむーちゃ、しあわ…ゆげぇぇぇぇ!エレエレエレ」
赤れいむが食べた草はとても苦い草だったのだ
ただでさえ小さいからだが餡子をはいたことによってさらに小さくなってしまった。
普通のゆっくりならお母さんに食べられる草と食べらない草の違いを教えてもらうのだが
赤れいむにはお母さんがいないため、どの草が食べられるかわからなかった。
ちなみに赤れいむが食べた草は「よもぎ」である
餌としてよりも薬としてゆっくりたちに食されている草である。

「ゆぅ…もうつかれちゃよ…」
もはや精根尽き果てようかと言う赤れいむは
ついにその場に倒れこんでしまった
もはや死を待つだけの饅頭になってしまったのである。

じょろじょろ…

「…ゆ」
そう、赤れいむは思い出した
草さんのほかに水さんもぱちゅりーにもらったのであった
その水さんの流れる音がする、
本能がそう告げていた、赤れいむははいずるようにその方向へ向かっていった。

ザァァァァ

「ゆっ!お水しゃんだよ!これでゆっくちできりゅよ!」

そこには多少流れは急だが川があった
「ゆっ!ゆっくちしにゃいでゆっくちのむよ!」
川の水を飲んで赤れいむはかなり回復した
「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!」
だがサイズは生まれたときよりもかなり小さくなっていた
それとともに知能のほうも徐々に退行していっていたのである
そのためいまでは『ゆっくりしていってね』とはっきり言えないまでになってしまった。

数分後
「ゆっ!なんだかむずむずするよ!」
水分を取りすぎたゆっくりは餡子の水分濃度を保つため
適度にしーしーをして水分を排出するのだが、
この赤れいむはそんなことは勿論知らない。
「むずむずさん!むずむずしないでどっかいっちぇね!」
赤れいむはしーしーを我慢していた、ゆっくりだってしーしーをがまんするのは体によくない。
「ゆっ…ゆっ…何か出てきそうだよ…」
ついに我慢できなくなった赤れいむは大量のしーしーをした。
「ゆぎゃあああにゃにこりぇぇぇぇぇ!れいみゅしんじゃうにょおおおお!!!」
赤れいむは大パニックになってしーしーをしながら川原を走り回った、そして

ズルッ!バシャーン!

「ゆぎゃ!」
自分のしーしーで滑って川に転落してしまったのでした。

「がぼがぼ…おみじゅさん…ゆっきゅりしちぇ…がぼがぼ」
こうなってはもはや助かる手段はない
幼いれいむにもそれがわかった。
「もっちょ…ゆっぐり…」

ゴン!ザバアア!

「しちゃか!」バチン!

なんと流れが急なことが幸いしたのか
赤れいむは岩にぶつかり跳ね返って川原へと戻ってきたのであった。

しかし、赤れいむの皮は水をふんだんに吸っており
乾くまで一歩も動くことができそうになかった

しかしそんなことも知らない赤れいむは
必死になって何かから逃げようとしていた。
「ゆっ…ゆっ…」べりっ
塗れた状態で移動しようとしたために皮の一部が裂けて餡子が出てきてしまった。
「ゆっ…餡子さん出て行かないでね…ゆっくりできなくなっちゃうよ…」
それでも赤れいむは前進した、何かに導かれるようにして。
「ゆ…」 だがついに力尽きその場に倒れこんでしまった。



「あっゆっくり目が覚めたみたいね」
赤れいむは生きていた
それどころか暖かい部屋で枯葉までかけてもらっていた。
「わたしはれいむよ!あなたはどこからきたの?」
「ゆ…れいみゅはれいみゅだよ…」
「れいむが倒れていたから私が助けてあげたのよ」
「ゆ…ありがちょうおねえちゃん…」
「ところであなたどこの群れのれいむ?」
「れいみゅはれいみゅだよ…群れなんかじゃないよ…」
「ゆ?つまりどこの群れの子でもないのね?
じゃあげんきになるまでれいむがお世話してあげるわ」
「ゆ…ありがちょ…おねえちゃん…」

赤れいむは再び深い眠りについた
それは生まれてはじめての暖かい眠りだった。


数日後

赤れいむは元気になった
おいしいご飯を食べさせてもらって
ゆっくり眠って
本当にゆっくりとした生活だった。

「ゆっ!ここがハニーのハウスなのかだぜ!」
「ええそうよ、ゆっくりしていってね」

家の中にお姉ちゃんれいむと見たことのない?まりさが入ってきた
「ゆっくちしていっちぇね!」
赤れいむは元気よく挨拶をした、しかし
「ゆゆっ?ハニーこの汚いのはなんなのだぜ?」
「ごめんねダーリン怪我をしてたから看病してあげたら出て行かなくなっちゃったのよ」
「こんな汚いれいむを看病してあげるなんてほんとに優しいハニーなんだぜ!」
「ゆっふん…照れるわダーリン」

赤れいむには話がよくわからなかったが、ばかにされたことだけはわかった。
「ぷんぷん!れいみゅはきちゃにゃくにゃいよ!ゆっくちていしぃしちぇにぇ!」
「うるさいんだぜ!この泥饅頭!」
「そうよ!少しやさしくしてあげたら調子に乗っちゃって!おお みぐるしい みぐるしい」
「ゆゆっ!?」
まりさはおろかれいむにまで罵声を浴びせられて赤れいむは混乱してしまった。

「さっそく新居のごみそうじをしてあげるんだぜ!」
「まりさたくましいわぁ!あとですーりすーりしようねぇ~」
そういうとまりさは赤れいむをくわえると

「ぽーい!だぜ!」

赤れいむは捨てられた。その後穴の中からすっきりーという声が聞こえてきたが赤れいむには関係なかった。


赤れいむは半ばあきらめたように歩き出した
せめて死ぬときくらい自分の死にたい場所で死のうと思ったのである。
それはあの餡子の塊、つまり母のところであった。
本当はわかっていたのだ、自分の母親は死んでしまっていたこと、
あの時ぱちゅりーにひどいことを言ってしまったこと
いろいろなことを思い出した、しかし
「みゃみゃ…どきょ…」
れみりゃにぽーいされて、まりさに追い立てられ、川にも流された今
あの生まれた場所に戻れる保障は万に一つもないだろう
それでも赤れいむは歩き出した。
このとき初めて赤れいむは生きる目的を見つけた。

『死ぬ場所を探すためにゆっくり生きる』

本末転倒ではあるが、赤れいむは死ぬ場所を探して歩きはじめた。  終わり


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最終更新:2009年04月18日 23:29
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