ゆっくりいじめ系1870 サクラ~蘇生

道端でれいむが家族と物乞いをしているようだ。

「ゆゆ〜ん、ゆゆゆー!ゆっくりーぃしていってね〜♪」
「しゅごいよ!とってもゆっくちしたおうただよ!!」
「ゆっきゅりできりゅよ!」「ちょうだよ!」「ゆっきゅり!」
「こんなおうたをうたえるおか・・れいみゅにはゆっくりおかねをあげりゅよ!」

成体のれいむが1、大きめの子れいむが1、小さめで発音が怪しい子れいむが3。
親れいむが歌い、子れいむたちがサクラとしてツナ缶に紙切れを入れている。
紙切れは破れたチラシやレシートだが、どれも餡子色の文字で”いちまんえん”と書いてある。

「ゆ〜っくりー♪(チラッ)くりくりー♪(チラッ)」
「そこのおにーしゃん!このおか・・れいみゅはかぞくのためにおうたでおかねをあつめてるんだよ!
 えりゃいよね!しゅごいよね!れいみゅかんどーしたからおかねいれちゃったよ。
 おにーしゃんもいれるよね!?こんなにゆっくりできるおうただもんね!」

親れいむは歌いながらチラチラチラチラチラチラチラチラ・・・・・期待に満ちた目でこちらを見る。
一番大きな子れいむはあからさまな集金。と
これで気づかれてないと思える姿に少々悲しいものを感じる。

「君ら家族?・・へぇ、違うんだ。じゃあちょっとこっちで手伝ってくれるかな。お金無いから食べ物を用意するよ。」

サクラの子れいむを物陰に連れ込んだ俺は、両手で子れいむを持ち、親指を後頭部に当て、生卵を割る感覚で裏返した。
「ゆびゅ!!!!」
軽い抵抗感の後、カクンと親指が内側に沈み込む。。
そうして内側と外側が逆になった子れいむは生きたまま餡子玉となった。

「いやぁ、さっきはすばらしい歌をありがとう。君らにはこのお菓子をあげよう。」
「ありがとう!でも、さっきのれいむはどこにいったの?」
「君ら他人でしょ?何か関係あるの?ないよね?じゃあ俺は帰るから。」
「ゆぅ・・・」

餡子玉をツナ缶に入れて俺は先程とは別の電柱の影へ。
親れいむはあたりをキョロキョロしていたが、しばらくすると子れいむが餡子玉を食べ始める。
つられて親れいむも納得いかない顔で餡子玉に口をつける。

「「「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!!」」」

震える餡子が面白いのか、普通ならすぐに食べきってしまうサイズの食べ物を少しずつ切り崩している。
やがて餡子が無くなり、震えが止まった餡子玉の中からへんなゆっくりが出てきた。
体は小さく、口の中に髪の毛が大量に詰まっている。

「ゆぎゃああああああ!なかからへんなゆっくりがでてきたあああああ!!!」
「りぇいみゅをびっきゅりさせりゅこは、ゆっくりちね!」

ろれつが回ってない子れいむはびっくりするのもそこそこに体当たりを始めた。
もはや完全に動きを止めた餡子玉は弾むことも無く簡単にひしゃげて口から中身を垂れ流す。
髪の毛の中に小さな赤いリボンが見えた。

「ゆぎゃ!おねぇちゃんのおりびょん!!」
「へんなこがおねぇちゃんをたべちゃったんだ!わりゅいこはちね!ゆっくりちね!」
「ゆわぁぁぁぁん・・・・ゆわぁぁぁぁぁん!!」

まだ小さい子れいむには難しかったかな。勘違いしている。
しかし親れいむは気づいてくれたようで、口の周りに付いた餡子もそのままに呆然と。
(ぺしっ、ぺしっ)
無言のまま、餡子玉を攻撃する子れいむ二匹を長く伸びた舌で払いのける親れいむ。

「いちゃいよ!なにすりゅの!」「そうだよ!おかあしゃんでもゆりゅさないよ!」
「れいむの・・・おちびちゃん・・・・おちびちゃんを・・・・れいむが・・・・」

親れいむが器用に舌を使って餡子玉の口から髪を引き出すと、餡子の無い饅頭皮は簡単に裏返った。
中から出てきたのは親れいむにとっては頼もしい長女。の皮。
妹れいむからすれば母親を助ける、とてもゆっくりした美しい姉。の皮。

「「「「ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」」

いい悲鳴が聞けたので満足なので帰る。
というか、かなり大声を出されたので俺のせいと思われたら困るので退散だ。





駆けつけた近所の人がれいむたちをしこたま殴りつけてから30分後。
路上に餡子飛び散る暴行現場の中心で、
れいむ親子はいまだ皮だけのれいむの前で泣いていた。

「れいむがおちびちゃんのあんこ・・・たべちゃったから・・・あんこ・・・・なくなって・・・」
「おがぁざぁぁぁん」「ゆ゛わ゛ぁぁぁぁ」「おねぇぢゃんごべんだざいいぃぃ」

「あんこがあれば・・・・ゆっくりできるんじゃないかな・・・」

虚ろな目で皮を見つめていた親れいむは、薄く笑いながら子れいむとちゅっちゅして、

「ゆげぇ」

吐いた。自らの餡子を皮だけの子れいむに吐き出した。
餡子はうまく入らず、口の端からこぼれ落ちる。
こぼれた餡子を舌ですくっては口に押し込む。吐く、押し込む。吐く、押し込む。
泣いていた子れいむは親の狂行を見て絶句している。殴られている時よりも強い恐怖が表情を塗り固める。

「ゆげぇ。おちびちゃん、あんこがおくちからでてるよ。ゆっくりのみこんでね。ゆげぇ。」

そうして、空だった皮に餡子がみっちりと詰まる頃。それはプルプルと震えだした。

「!!!」

傷と吐き出した餡子で親れいむの中身は半分以上失われていた。
それでも、れいむは助かった自分の大事な子におかえりと言ってやるために精一杯の笑顔を作る。



「ゆっくりし「もっどゆっぐりじだがっだ・・・」」



濁った音でゆっくりの末期の声を発したそれは、穴という穴から餡子を噴出してしぼんでしまった。
笑顔が一転して剥がれ落ちた親れいむ。そこには悲しみも無く、絶望もない。

呆けた表情で後ろの子れいむへと向き直り、


「みんなもおねえちゃんのあんこをたべちゃったよね。ゆっくりぜんぶかえしてあげてね。」


<おわり>

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最終更新:2009年01月05日 02:24
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