しろがねなおと
CV:朴璐美

生年月日・星座:1995年4月27日−牡牛座
身長:152cm(靴、帽子も含めると約165cmになる。)
体重:非公開
血液型:B型(Rh陰性)

メガネ:フレーム/空色のメタルフレーム
レンズタイプ/オーバル型

公式

稲羽市で発生した連続殺人事件捜査の為に都会から県警本部の要請を受けて稲羽警察署に派遣されてきた「特別捜査協力員」。
後に主人公達の通う八十神高等学校に転校してくる。
学年は巽完二久慈川りせと同じ一年で、クラスは一年一組。

小柄な少年のような外見だが、性別は女。特徴は帽子。
彼女は代々探偵家業が続く「白鐘」家の5代目にあたる人物。上記のように警察からの協力要請があることから、白鐘家は警察関係者と強いコネクションを持っている模様。両親は幼い頃に事故死し、祖父に養育された。
通称「探偵王子」。
一人称は「僕」(恋人時に特定の選択をした場合のみ「わたし」)。

本作における「運命」コミュの担い手。

「学生にして探偵」という漫画本から出てきたような特異な肩書きと中性的な外見から、転校早々学内の男女から注目を浴びる。しかし慇懃無礼で自分が興味を示す事柄以外には基本的に無関心な為、無用なコミュニケーション・干渉を極端に嫌う。
洞察力に優れ頭の回転も速いが、一般的な知識については年齢相応で2学年の教科までは流石に分からないようだ。
また、自ら「頭が固い」と語っており、物事を難しく考えすぎたり無理矢理理屈をつけようとする。コミュイベントで小学生レベルのなぞなぞに頭を悩ませているのがいい例である。
子供の頃からぬいぐるみ・人形よりもロボット・車が好きで、秘密基地を作ったりしていた。(直斗のダンジョンである秘密結社改造ラボにもそれは反映されている)
そのために周りから浮いてしまい友達がおらず、祖父のコレクションの推理小説などを読んで過ごしていた。かなりのお爺ちゃん子らしい。
また、(探偵としての知識に必要なのかは不明だが)魔女探偵ラブリーンや不死鳥戦隊ネオフェザーマンなど、サブカルにも通じている。
自称特別捜査隊に加わってからは自らも変わりたい気持ちが芽生える等、心境の変化があったようだ。皆と行動するようになってからは徐々に社交性を身に付けていくと共に、素直で仲間思いな面を見せるようになっていく。

早くから主人公達に目を付け、ペルソナ能力を持つ以前から被害者の共通点や諸岡金四郎が殺された時は彼だけがテレビ報道されたことがないなど、自称特別捜査隊と同じ結論に達していた。主人公たちを犯人と疑い、救出された人物を懐柔していたと考えていたようだ。
警察が久保美津雄の逮捕によって捜査を打ち切る方向に動いていた中、彼が模倣犯と見抜き正論を言い張り上層部に捜査継続を訴えたが、それによって煙たがられ捜査から外された。
警察からは一連の行動を駄々をこねている、子供っぽいと見られていた。そもそも社交性に乏しいので、大人のメンツを立てるなどをせず警察から疎まれていた可能性がある。
その後も意地になって単独で捜査を続け、遂には自ら囮になって事件が収束していない事を証明。
白鐘家5代目として認められたくて異常な執着心を持って事件解決に拘っていたが、その本心は必要な時にしか興味を持たれないことを寂しく思っており、事件とは関係なく「自分が居ていい意味」が欲しかったようだ。

堂島遼太郎からも稲羽署に来た当初はその態度のため煙たがれていたが(泥酔して不満を言い散らかすほどだった)、その後9月には正論を言い張って孤立する彼女を心配し、彼女が特捜隊メンバーとなる以前から「生意気なガキだが、根はまっすぐな奴」と紹介して仲良くするよう頼むなど、逆に署で一番の理解者となっていた。
ドラマCDのVol.1とVol.2では、連続殺人事件解決後も稲羽署で堂島の手伝いをしたり共に行動する様子が描かれている。

当初直斗は主人公たちに対し、昔から家業を拒むつもりは無くむしろ誇りに思い継ぐことに憧れていた為幼い頃より探偵業に取り組んでいたと話しており、直斗自身もそうだと認識していたが、ドラマCD Vol.2では実際には家を継ぐプレッシャーに急かされていたのだろうと考え直している。

高い所が好きで、物を捨てる事が苦手。運動も得意ではない。
料理は苦手ではなく「したことがないだけ」らしいが、ペルソナ倶楽部P4によれば「レシピ本に書いてあるとおり真面目に作るので失敗しないタイプ」とのこと。
花村陽介から「物体X・クリスマスエディション」と事前に危惧されていたクリスマスケーキが成功に終わったのは、彼女が料理の教本片手に他の女性陣を指導したかららしい。
スキーは経験がなく、2日間完二にスキーを教えてもらったが結局上手く滑れなかった。

りせをして「測り間違えてない?」とまで言われた彼女の胸は、様々な論議を呼んでいた。
ペルソナ倶楽部P4では「測り間違え」と言わせたほどの豊かな胸も、普段はつつましく押さえ込むなどたゆまぬ努力を続けている」といった記述があり、またPERSONA4 DRAMA CD Vol.1ではりせに「測り間違えの胸も解放してあげなさい」と茶々を入れられているので、「大きい方に規格外」のようだ。
そのせいかどうかは分からないが、肩こりにも悩まされているとか。
文化祭が終わった後のお風呂イベントでは胸が普通にあるが、夏服着用時にはその大きさをまったく感じさせない為、さらしを巻くなど何かしらの手段で胸を押さ込む努力をしているようだ。
P4Gでは入浴シーンにアニメーションが追加され、きっちり胸の件に触れられており、女性陣から「ちょっと詐欺ね」と大きさを感心されている。
なお、女性であることにコンプレックスを持つ直斗自身はこれを恥ずかしく思っているようである。

ミス?八高コンテストではクマのメークアーップ!を担当し、見事にクマを優勝させている。クマの外見が典型的な美少年という事もあっただろうが。
ミス八高コンテストでは一次審査には出たものの二次審査の水着審査は棄権。しかし女子票が集中した為見事優勝を獲得したが、本人はあまり嬉しくなかったようだ。原作では姿を一切見せずに逃亡したが、アニメでは恥ずかしそうに隠れながら一応断って逃亡した。

真EDにおいては恋人関係にない場合でも、主人公に好意を持っていると思わせる発言をしている。
また、恋人になっていれば主人公の選択次第でクリスマスイブ限定で主人公専用の服装を披露してくれる。(P4Gでは、このイベントをこなさないと彼女用の衣装である直斗のセーラー服が手に入らない。だがこのイベントのおかげでイベントをこなして以降はダンジョンや戦闘でも直斗のセーラー服姿が見れるようになった。)
完二からもほのかに好意を寄せられているようだが、里中千枝やりせから仄めかされても、まったく気付いていない。陽介も直斗を「人の気持ちに疎い」と諭しているようだ。

手先が器用で小さい頃から探偵に憧れていて、探偵マンガに出てきそうな七つ道具を作っていた。コミュの最後に出てくるお手製の探偵バッジを「実家に帰れば通信機能等も付けられた」と発言している。
クリスマスには、半径10m以内なら反応する腕時計も作って見せた。

ホットカーペットにコタツの組み合わせが最高といったり、結構な寒がりのようである。

P4Gでは他女性陣と同時期に、探偵としての足が必要だとバイクの免許を取っている。

ドラマCD Vol.1では、りせの誘いや勧めで女子らしいことをやってみようと試み始め、フリーマーケットで完二のあみぐるみの売り子を担当する際にりせの案でスカートをはいてきている(上記のようにりせの発言からして胸は隠している模様)。P4Gの後日談では自ら女性ものの服を着てきて、胸を隠すこともしなくなった。
ただし小説「ペルソナ×探偵NAOTO」を見ると、探偵として活動する際には男装を続けているようだ。

漫画版

原作よりも登場シーンが早くなっている。

アニメ版

夏祭りで落ち込む堂島菜々子を励ますという、原作にはないシーンが追加された。
このため菜々子とは原作より早く面識ができ、菜々子も会ったことがある旨を話している。
文化祭のミスコンのシーンでは原作ではまったく見れなかった水着姿(後姿)が拝める。この水着はきちんと設定があり、正面から見た姿のイラストも存在する。
菜々子の誘拐事件に関して自分自身を責める直斗に「(直斗が)居てくれてよかった」と一番欲しかった言葉をかけてくれた主人公・鳴上悠に好意を抱くようになる。

関連書籍(小説等)

「Your Affection」
おばけが現れたらしい堂島家を菜々子と捜査する。(October)
女子4人でバレンタインのチョコレートを作成。直斗がおもちゃのピストルを改造したロシアンルーレットチョコレートで男性陣を恐怖に陥れた。(February)

「ペルソナ×探偵NAOTO」
電撃文庫×電撃マオウ×ペルソナチームのコラボ作品。
ペルソナチームが関与する初の公式ノベライズにて主人公を務める。
完全公式を謳っており、設定・年表・キャラ作りは徹底している。
副島氏曰く、「チーム一丸となってゲームの新作を作るかのような気概で作らせていただいた」との事。
高校3年生になった直斗が新たな謎に挑んでいる。
髪を伸ばしており、以前より女性らしく描かれているものの探偵として活動する際には相変わらず男装を続けている。
その一方で、身体の発育に伴い男装を続けることに限界も感じている。
(りせ曰く「グラビアアイドル並みのプロポーションになった」とのこと)

戦闘スペック

全てのステータスが満遍なく伸びるオールラウンド型。
特に速の伸びは陽介をも上回り、全メンバー中トップクラス。
ただ一方で耐の数値が若干低く、千枝と同レベル。
初期ペルソナの時点で弱点が無く、習得スキルはムド・ハマ系の両即死魔法&万能属性魔法のメギド系魔法、そして物理攻撃とやや特殊。
弱点を突けるのが即死系ばかりなので、1moreは期待薄。
最大SPは雪子ほどではないがかなり高め。しかし、使用スキルのSPの高さが災いして、結果としては完二とどっこいどっこいの燃費の悪さに収まっている。
全体物理攻撃も覚えるが、完二・千枝といった強力なアタッカーの影に隠れがち。
メギド系・コンセントレイト等も習得するがこちらも消費SPが膨大で、本作においては万能属性スキルのダメージを軽減する敵が多い為今ひとつ実用性に欠ける。チャクラリングを装備させれば燃費の悪さは幾分解消出来る。
使い方としては、速さを活かして真っ先に先手をとりハマ・ムド系を使い雑魚敵の頭数を減らす、という切り込み隊長的な役割が有効。
ハマ・ムド系が効かなければメギド系、SPが少なければ物理系と状況によって使い分けるとよい。
ただ、ボス敵に対しては消費コストが高い割に有効打が少ないので下げたほうが無難。
どうしても使いたい!という人は能力値を上げる武器であるアルジャーノンを装備して(二週目以降なら刈り取る者から入手出来る防具である神衣も)能力を底上げしよう。
ただし、イザナミ等物理耐性を持つ相手に対しては、コンセントレイト→メギドラオンは周りと比べても十分な威力を持つ。
「使い勝手の悪さは愛で補う」〜直斗を平時運用する際には、この気構えが重要。

総攻撃ボイスを聞きにくいキャラだが、アイテムを使うか二人パーティーでダンジョンに行けば安定して聞ける。

初期装備は「ナンブ2」という回転式の拳銃。この銃は海上保安庁・警察庁が使用する「M60ニューナンブ」にそっくりだが、恐らく関係はないと思われる。

P4Gの仕様変更において、一番大きな恩恵を受けたキャラ。
他のキャラは転生しても弱点が無効にならなくなったために、元々弱点の無い直斗は相対的に評価が上昇。
加えて初期スキルにアギダイン・ガルダインが追加、バイクイベントでブフダイン・ジオダインまで習得できるため、物理スキルを切って四属性担当キャラにすることも可能。また、テトラカーン・マカラカーンも習得するようになった。
この事により使い勝手の悪さという点は払拭された。
ただし得意分野のムド・ハマ系以外でブーストスキルを覚えない為、ダメージソースとしての期待度は薄い。
運命コミュの進展具合によってはヒートライザも習得するので、四属性スキルやムド・ハマ系スキルを残して「雑魚を蹴散らす切り込み隊長役」とするか、反射魔法やヒートライザを残して「攻防補助を兼ねたボス戦のサポート役」とするかなど、起用する方向性によってスキル編成には大きく差が出ることになる。
気功スキルが追加されているが、ほぼ全属性のスキルを習得できるようになったため残すのは難しそうだ。

最終段階のペルソナへ転生させると習得できるスキルは、パーティ全員に「一度だけあらゆる攻撃を防ぐバリア」を張る「正義の盾」(前作のペルソナ3でいうところの「インフィニティ」)。
消費SPが160と膨大だが、直斗は最大SPが高いため使いどころはいくらかあるだろう。SP回復アイテムも増えているので、きっちりSPを回復してやればカーン系も含めてバランスブレイカー級の鉄壁を誇ることになる。

非公式

シリーズにしては珍しいボク少女。

本作の雰囲気や「探偵」という風格から、一部ファンの間では『デビルサマナー 葛葉ライドウ』シリーズの主人公・葛葉ライドウとの関係性を想起させる向きもある。
ただしこれは決してそれらの作品と関係した特別な探偵ではなく、あくまで真っ当(?)な普通の探偵一族であるらしい。

ペルソナ


初期段階

直斗は初期設定では男性だった為、初期デザイン案は男として描かれている事が多い。
公開されている初期デザイン案を見ると、現在の女性直斗より更に物静かな印象を受け、説明そのままにおとなしい小柄な美少年そのものである。ネクタイが良く似合う衣装を着こなしている。
ただ、ラフの一つの感情が昂ぶった?時の表情は男らしい。
また、髪の色も藍色・長さも女性直斗より少しだけ長い等、相違点も多い。
製作途中で女性に変更された事を受け、キャラクターデザイナーの副島氏は各店舗の予約特典では女性とバレないように描いていたらしいが、結局バレていたのは分かってたらしい。
発売からしばらく経った現在、発表されている公式イラストは全て女性として描いてるとのこと。

考察

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最終更新:2018年08月11日 00:17