真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書

【しん・めがみてんせい でびるちるどれん くろのしょ・あかのしょ】

ジャンル RPG
対応機種 ゲームボーイカラー(全GB共通)
プレイステーション
メディア 【GBC】16MBitROMカートリッジ
【PS】CD-ROM 1枚
発売元 アトラス
開発元【PS】 アクセス
マルチメディアインテリジェンストランスファー
発売日 【GBC】2000年11月17日
【PS】2002年3月28日
定価 【GBC】4,515円
【PS】6,090円
女神転生シリーズリンク


概要

『女神転生シリーズ』の外伝作品。子供を対象としており、かわいらしくデフォルメされたデビル(従来の「悪魔」)や簡略化されたデビルとの会話などが特徴。通称『デビチル』。

当時大量に登場した「亜流ポケモン」の一つで、「2バージョン同時発売で主人公とパートナーが異なる」「通信により友達とデビルの交換や対戦が可能」という要素が存在する。

特徴

  • 子供向けをうたっているものの、やや暗めなストーリー。
    • 登場人物たちは全体的に冷静で、会話内容も淡々としたものであることが多い。よくある勧善懲悪ものではない、ダークな部分を持ち合わせた作風やプレイヤーの選択によるエンディングの変化という点は、本家シリーズのものと同様である。
  • バージョンにより異なる合体方法。
    • 『黒の書』では「混血合体」が可能。異なる種族のデビルを合体させることにより、別のデビルを作り出す。『赤の書』のようにデビルの能力を上げることは難しいが、こちらでは新しいデビルを作りやすくなっている。
    • 『赤の書』では「純潔合体」が可能。同じ種族のデビルを合体させることで、デビルの能力を高める。混血合体もできるが、同じく「ベースとしたデビルの能力を高める」というもので、別のデビルを作ることが難しくなっている。
  • デフォルメされたデビルたち。
    • 『黒の書』のパートナーであるケルベロスは、上位ランクになれば従来のように雄々しい姿となるが、最初のランクでは愛らしい犬のような姿となっている。他のデビルも、恐ろしさを感じさせながらもどこか可愛げのあるデザインとなっている。

難点

  • 会話システムが簡略化され過ぎている。
    • 会話を始めると表示されるのは「何か話しているような吹き出しと結果」のみ。本家シリーズのような多彩な会話内容を期待すると物足りないものとなる。

PS版

『黒の書』と『赤の書』を同時収録しており、イベントシーンにアニメ版の声優による音声が付いている。新しいデビルも多数追加されている。

  • また登場しているデビルのデザインが全て続編『白の書』のデザインに統一されており、「タヌキのナマモノ」の名称も「キツネのナマモノ」に変更されている。

総評

とっつきやすいデザインやシステムは好評で、後に多数の続編が制作されている。

メディアミックスも多数展開され、明るい雰囲気で「子供向け」を前面に押し出したアニメ版(2000年10月~2001年9月、TBS系列)はゲーム版プレイヤーの好評を受け *1 、とてつもない暴力的な描写が全編に渡り展開された漫画版(コミックボンボンにて連載。作者は藤異秀明氏)は従来の女神転生のファンから絶賛された *2