【ようかいうぉっちばすたーず あかねこだん/しろいぬたい】
ジャンル | アクション | ||
対応機種 | ニンテンドー3DS | ||
発売・開発元 | レベルファイブ | ||
発売日 | 2015年7月11日 | ||
定価 | 各4,600円(税別) | ||
判定 | なし | ||
ポイント |
妖怪たちによる協力アクション 不便なオンラインと極玉システムが難点。 |
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妖怪ウォッチシリーズ |
RPGで二作品のゲームが発売され、アニメ放映もなされた人気コンテンツ『妖怪ウォッチ』シリーズの番外作品。
『妖怪ウォッチ2 真打』に収録(『元祖/本家』には大型更新「鬼進化」で実装)されていた「真・妖怪ウォッチバスターズ」をベースに、大型ボスとの専用戦闘シーンや新規ボス等を盛り込んでいる。
また、操作キャラクターの使用する技や装備品を選択して性能をカスタマイズする要素などもある。
妖怪ウォッチ本編に登場する友達妖怪は基本的に総出演する他、シリーズの主要格キャラとしてアニメから活躍を始めたUSAピョンも登場する。友達妖怪の総数は400種以上。
赤猫団/白犬隊の2バージョンが発売され、友達にできる妖怪や選択できるミッションの一部がそれぞれ異なる。
2015年12月には、大型の無料アップデート「月兎組(げっとぐみ)」が配信され、ストーリーモード・ビッグボス・操作キャラクター・アイテムの追加等に加え、ゲーム内容の微調整が行われた。
デザイン周りや一部BGMの基礎を映画「ゴーストバスターズ」のパロディで構成しており、それ以外のパロディネタもシリーズ恒例で多く存在する。
ゲームシステムは『新生FF14』の影響が強く、日野社長も新生14の入門編として開発したことを明言している。
ゲーム進行
バスターズハウス
妖怪の育成
ゲームモード
マルチプレイ
その他の特徴
※ここに挙げる問題点は、基本的に発売時点でのもの。一部は、大型アップデート「月兎組」にて一定の改善が見られている。
ゲームバランス面
仕様面
問題点の多くに改善や負担軽減の見られる大型アップデートではあるが、不十分な点もある。
一つのアクションゲームとしての出来栄え、キャラゲーとしての豪華さといった面を見ると、番外作品としてはかなりの高水準でまとめられている。バランス面は大味で粗削りではあるものの、「妖怪ウォッチ」のファンはもちろんのこと、ファンの親兄弟や友人を巻き込んで一緒に楽しめるだけのポテンシャルを持つ。
しかし、コミュニケーション手段が不自由である事、肝心な部分を善意とランダム運に頼る報酬の仕様、これらの難点を強調させる極玉システムの相乗効果により、協力プレイが楽しいゲームであるにもかかわらず他者に嫌気がさしたという声は多く聞かれる。
不安であれば顔も分からない相手とのオンラインプレイは避け、親しい友人間でのみ遊ぶようにしよう。報酬の譲り合いも忘れずに。
*1 赤猫団/白犬隊それぞれのバスターズチームの守り神とされており、反対色のそれと戦う流れになる。
*2 過去には『真・三國無双4』の難易度「修羅」攻略でも同じ事が起こっていた。
*3 妖怪ウォッチシリーズの主役妖怪であるジバニャンの使い勝手が悪かったらそれはそれで問題だが…
*4 Dランク妖怪同士の比較:レベル98から最大の99まで上げる時点で、RPG作品が約3万程度で済むのに対し、本作だと約6万もかかる
*5 余談だが、小説版はアニメ版を元にした展開が存在し、この点でも本作と似てしまっている。
*6 内1種は、ゲームイベントにおける本作の大会参加賞メダルで開放される。
*7 キャラクターの性能を変える「お着替え」という要素があり、元の版にもジバニャン・コマさんという妖怪に対する「B-ジバニャン」「B-コマさん」が存在した。
*8 「記章」という、ゲーム内アイテムと交換できる特別なリソースを100貰える。他では、ミッションクリア時に自分以外の同色プレイヤー1人あたり+10貰える程度のレート。
*9 2015年4月放送。当該回はフミちゃんがウォッチ使いとなる、ウィスパーの夢オチ。
*10 『赤猫/白犬』発売と同時期。
*11 その代わり本編ボスの難易度に「炎極」が追加されており、基本的に本作の極モードに匹敵する。