遊☆戯☆王ARC-V TAG FORCE SPECIAL

【ゆうぎおうあーくふぁいぶ たっぐふぉーすすぺしゃる】

ジャンル 対戦型カードゲーム
対応機種 プレイステーション・ポータブル
メディア ダウンロード専売ソフト
発売元 コナミデジタルエンタテインメント
開発元 コナミデジタルエンタテインメント、テンキー
発売日 2015年1月22日
定価 3,000円
プレイ人数 1~4人
レーティング CERO:B(12才以上対象)
判定 なし
ポイント タッグフォース3年半ぶりの新作
ロープライス故に小規模
遊☆戯☆王 関連作品リンク


概要

2011年発売の『遊☆戯☆王5D's TAG FORCE6(TF6)』以来3年半ぶりとなる、遊戯王オフィシャルカードゲーム(遊戯王OCG)のゲーム化作品・TFシリーズの新作。
ほとんどのソフトが次世代機・PSVitaへの移行を済ませている中、ダウンロード専売・3000円の低価格PSPソフトとして発売している。PSVitaでも購入・起動可能。
長期間音沙汰のなかったシリーズの再動は驚きと喜びをもって迎えられ、1年前に発売されていた『遊☆戯☆王ZEXAL 激突!デュエルカーニバル!』が1人プレイ専用ということで敬遠したユーザーの多かったこともあり、本作にかけられた期待も大きかった。

2022年5月31日に本作のダウンロード販売が終了した。ダウンロード専売であるため、現在は入手することはできない。

特徴

  • これまで放映されたアニメシリーズ『DM(初代)』・『GX』・『5D's』・『ZEXAL』・『ARC-V』の世界を選び、それぞれの作品のキャラ達とデュエル・タッグデュエルができる。
    • マップやBGM等も作品によって分けられている。
    • 古い作品のキャラであっても最新カードを使用するが、それぞれの作品世界において登場しなかった召喚システムは使用しないようになっている。*1なので、新しい作品に属するデュエリスト程エクストラデッキを多彩に使う。
      • 対戦可能キャラは約190人におよぶ。
    • 『DM』は杏子や本田などの非デュエリストキャラともデュエル可能になっているほか、『5D's』では炎城ムクロやディヴァインといった、シリーズでの登場経験はないが、任天堂ハードの作品には登場していたキャラクターも登場する。
  • OCGとのパスワード連動が廃止された。
  • 同種カードの累計獲得枚数が99枚から9枚までとなり、10枚以上入手した場合はJP(地蔵ポイント)というポイントに変換される。本作ではこのJPを消費することでかばんのカードの増殖や新パックの解禁が行えるようになり、ミニゲームがカード収集に関わることはなくなった。
  • 前作『タッグフォース6』のセーブデータから引継ぎが行える。実に3年以上もの間隔を空けての引継ぎとなる。
  • 『5D's』のシナリオは全般的にアニメ本編の後日談のような時系列で、主人公がキャラたちと深く繋がりがある状態から始まるなど、『タッグフォース6』の続きであることを示すような展開になっている。

評価点

  • オールドファンへのサービス要素
    • 後述のように、本作の新録台詞は登場キャラ総数に比べごく僅かだが、その新規分には拘りがみられる。《混沌帝龍-終焉の使者-》で効果名を叫ぶ海馬、自分で付けた《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の攻撃名を発する城之内、《オレイカルコスの結界》発動や《ラーの翼神竜》召喚に対応したボイスのある舞など、原作・アニメの懐かしいネタが拾われている。
      • これらは普通にイメージに合ったデッキを組むだけでは聞けないため芸が細かい。担当声優こそ違うが、闇遊戯の《狂戦士の魂》もしっかり聞ける。
      • 孔雀舞の《ラーの翼神竜》召喚ボイスは「生け贄」という言葉を使用している。汎用台詞では「リリース」で統一されているのでアニメの再現を優先した意図的な演出である。
  • マスタールール3への対応・収録カードの増加
    • 遊戯王OCGはARC-Vのアニメ放送開始に合わせて「ペンデュラム召喚」導入などの大幅なルール改定により「マスタールール3」へと移行している。
      • 本作はマスタールール3移行後に登場したゲーム作品であり、当時のデュエルシミュレーターとして比較的有用であった*2
      • 2014年版スターターデッキに3DSソフト『かんたんマスター!ペンデュラム召喚!』のダウンロードコードが付属しており、本作が唯一と言う訳ではないが、あちらは初心者向けに特化したソフトであるため*3、デュエルシミュレーターとしてはやはりこちらに軍配が上がる。
    • マスタールール3対応に合わせて、収録カードも7,000枚近くに大幅増加。第9期『ザ・シークレット・オブ・エボリューション(SECE)』、ストラクチャーデッキ『シンクロン・エクストリーム』まで対応。
      これまで通り、本作発売時点での最新カードが収録されている上、イベント先行販売のみで一般販売は当時まだ行われていなかった『PREMIUM PACK 17』からも数種類収録されている。
      • 現実の環境では『SECE』以降の一部収録カード数種類が発売半年程度での禁止カード指定*4されるほどのインフレを起こしていた事もあり、ゲームバランスを鑑みた結果論では、この時期に発売されたことは幸運だったとも言える。一方で、そのインフレの波に乗れればもっと活躍できたと思われるカードもあるので、この辺りのバランスは難しい所。
    • カードパックはほぼ現実と同じ形式となり、封入カードが分かりやすくなった。
      • 懐かしいパックを開封できること自体にも長い歴史を持つ遊戯王ならではの楽しみがあり、実物を扱う際の気分を味わうことができる。ただし、封入枚数やレアリティの関係で完全再現とはなっていないのが少々寂しい所。
      • シリーズの傾向としては罠カードだけ収録や炎属性モンスターだけが収録されているパックなど、入っているカードの傾向が分かりやすくなっていた反面、正確なカードリストはゲーム内で不明だったため、一概にどちらがいいとは言えない部分もある。
    • 『デュエルカーニバル』の分も含め、ゲームオリジナルカードも継続して収録。過去のものは一通り入っているが、残念ながら本作新規のオリジナルはない。
    • なお、2017年に「新マスタールール」に移行し、OCGのルールが大きく変更されているので、今からシミュレーターとして用いる際は注意。
  • 好感度を上げないと編集できなかったパートナーデッキが最初から編集可能となった。
  • イラスト違いのカードが別々に扱われるようになり、デッキ内で全てバラバラのイラストにすることも可能になった。しかし、後述するようなシステム面での使いにくさも発生した。

問題点

3,000円という低価格を実現するためか、演出やイベントを中心に、あらゆる点で要素が削除・縮小されている。

キャラクター関連の問題点

  • ストーリーモードでパートナーに選べるのは、個別のストーリーが設定された各作品5人ずつしかいない。
    また、その5人についてもどこか人選がおかしい部分がある。
    • DM 闇遊戯/城之内克也/海馬瀬人/孔雀舞/イシズ・イシュタール
      • 前の3人はメインキャラであり、順当な人選と言える。
      • 舞は主役級3人に比べると出番の多さでは劣るものの、原作の王国編・決闘都市編の両方で決勝トーナメントまで勝ち上がる実力の持ち主である。また、アニメオリジナルストーリーでの活躍の多さもある。原作再現デッキを組ませるとどうも弱くなってしまう他のキャラクターに比べ、彼女のハーピィデッキはOCGで強化を受けているのも大きい。
      • しかし、イシズは作中での強さと出番の両面から浮いており、表遊戯・ペガサス・マリク・バクラなど人気キャラクターを差し置いてまでメイン格に上がるキャラクターではないとの声も多い。ストーリーの内容も賛否両論。
    • GX 遊城十代(旧)/天上院明日香/万丈目準/三沢大地/カイザー亮(旧)
      • 人選そのものに大きな問題はないのだが、本編は全4期で構成され、作中でのキャラの成長・変化が著しい作品でありながら、これら5人は1期の状態として登場している。メインキャラ以外には2期以降のキャラも登場するので浮いている。
        4期で大きく性格が変化した十代はさておき、カイザー亮は2期からヘルカイザー亮になって強烈な個性を発揮しだしたので、この設定はファンからすれば納得しがたいところがある。人気や強さ、当時のOCGの展開に合わせての出演なので、メインキャラの翔より優先されているのは妥当ではあるが…
      • 三沢はアニメでも本シリーズでもいじられまくっているネタキャラクター。本作でもネタシナリオだが、かつてほどの酷い展開でもない。ただ、1期の頃の三沢はネタ要素なしのキャラクターだったので、むしろチグハグな状態。
      • また、この5人のボイスは1期の状態に合わせて『TF1』のボイスを流用している。つまり、2期以降で使用するカードのボイスがないのだが、キャラクターはそれらのカードを使用する。主役カードの《E・HERO ネオス》のボイスすらないのは酷い。
      • こちらは1期での登場ゆえにほぼ新規ストーリーとなっているが、『5D's』の一部キャラのストーリーが『TF6』の続編となっていたため、そういった面での批判もある。ボイスの問題も含め、『TF3』の続編にすれば解決しただけに不可解である。
    • 5D's 不動遊星/ジャック・アトラス/クロウ・ホーガン/十六夜アキ/鬼柳京介
      • 本作のメインキャラ6人はシグナーという特別な力を持つデュエリストという設定が存在し、ここでもシグナーである遊星、ジャック、クロウ、アキと並んでいるのだが、5枠目はそれに当たる龍亞・龍可の兄妹ではなく、代わりに鬼柳が最後の枠に入っている。
        双子のどちらかだけをメインとするのは不自然で、鬼柳も人気キャラクターであることからそれほど批判されることでもない。せめてもう1枠あれば…
      • ただし龍可については原作でのデュエル回数が少なく、過去のゲームでも原作とは異なるテーマのデッキを使っていたりと扱いの難しいキャラであったため、その点も考慮して枠外になった可能性もある。
    • ZEXAL 九十九遊馬/神代凌牙/天城カイト/観月小鳥/神代璃緒
      • メインキャラクター3人にヒロインとサブヒロインの取り合わせ。
        ただ、デュエリストである璃緒はともかく、小鳥は声優がOCGプレイヤーで有名なのだが、小鳥自体の作中のデュエル描写はたった1回のみ。いわゆる声優ネタでの参戦感が否めない。
      • 璃緒は璃緒で使用するデッキが単純に弱いという難点を抱えていたり、中盤から登場したキャラなので原作での活躍も他作品のメインキャラほどには多くない。もう1人の主人公であるアストラルは遊馬と使用デッキが被っているせいかサブキャラ扱い。ただし、最終回ではホープを中心としていたデッキを使用していたため差別化は可能だったはず。
        本作自体がメインキャラ3人の出番が多かったため、5D'sとは逆に枠を持て余している。
    • ARC-V 榊遊矢/柊柚子/紫雲院素良/権現坂昇/沢渡シンゴ
      • なぜかライバル枠が赤馬零児でなく沢渡。沢渡の使用デッキは当時のOCG環境では活躍しており、ネタキャラクターとしての存在感も強いためだろう。
        対する赤馬零児は本編でのライバルポジションである割に、発売当時はデュエルシーンが少ないためデッキが弱いうえに、立ち位置や目的が不明瞭であるためストーリーを描くのが難しかったのが影響していると思われる。
    • これら上記のメインキャラではないがアニメに登場している、いわゆる「デュエリスト2」キャラは豊富だが、汎用シナリオがなくなっている。
    • 従来は可能だった、デュエリスト2とのタッグ、またはゲームオリジナルキャラの「デュエリスト3」とのタッグはフリーデュエルでのみ可能。
      • フリーデュエルでは報酬が大幅に減額される上、1戦毎にモードが終了し設定からやり直すので気軽に行いにくい。今までの作品では、様々なカテゴリ・テーマやコンセプトの持ち主と組み、パートナーとデッキタイプをあわせることでOCGではできないデュエルを楽しむことができたのだが、本作ではそれがやりにくくなっている。
  • キャラ毎の優遇不遇の差が激しい
    • 上記のキャラ選出問題とも重なるが、本作はキャラ毎の優遇不遇の差が激しい。
    • これはデッキとCPUの思考との兼ね合い、そしてシナリオの問題なども関係しているので、一概には言えないものの、特に待遇面で問題のあると思われるキャラクターを以下に挙げる。
      + 概要
    • 闇遊戯(DMメインキャラ)
      • 声優が風間俊介氏から鯨井康介氏に変更されたことをはじめ、遊戯はかなり再現度が低い。
        • 間の悪いことに、本作の発売直後に『20thリマスター』としてのアニメ再放送が始まり、声優変更が顕著になった。
      • 風間氏はジャニーズ事務所に所属するため、アーケードゲーム『遊☆戯☆王 デュエルターミナル』でも声優変更がされていたことからも分かるように権利関係の複雑さは推察できる。
        のだが、代役の鯨井氏の本業は舞台俳優(風間氏もだが)で、アニメ声優としての出演頻度も少ない*5。声質は比較的似ているほうではあるが、釣り合いの取れなさが目立っている。
        初代主人公である遊戯はシリーズでも飛び抜けた人気を誇っており、TFシリーズ初参戦の遊戯にかかる期待は非常に大きかったために、声優がオリジナルでないことは多くのファンを落胆させる結果となってしまった。
      • 加えて、パートナーデッキが弱い。原作を再現した結果、「上級モンスター中心だが不純物が多い構成」になっている。そういった不純物を他のカードと入れ替えていくまでが厳しい。
      • ストーリーも海馬や城之内はバトルシティ編のストーリーをなぞっているのに、こちらはなぜか王国編。世界観の筋が通っていない問題をかなり受けている。
        • イベント中は孤島で物語が進むのに通常のデュエルでは童実野町に戻っている点などを大目に見ないといけない。
      • イシズ(DMメインキャラ)
        • 初期デッキの内容とお気に入りから必然的に【墓守】を組むこととなるが、困ったことにCPUが墓守を使いこなせていない。ちなみに原作で使用していた異質な天使族モンスターはパートナーデッキでは使用しない。
        • ストーリーが「現世に蘇ったモンスターカードと戦う」という、原作とは全く異なるもの。
          モンスターのデュエリストはこのイベントでしか登場せず(他にも似たケースあり)、使用するデッキも難易度に関わらず1種類しかないなど手はかかっていない。
          • 「他のキャラとは一風変わった話で面白い」と評価する声もあれば、「取って付けたような内容」「わざわざメインキャラ枠でやることでもない」と批判する声もある。
      • ペガサス・J・クロフォード(DMサブキャラ)
        • 《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を高速召喚・蘇生し続けるというコンセプトの高レベルデッキだが、最高攻撃力が《マジカル・コンダクター》の1700止まり。しかもサウサクを過信しているのか除去カードがほぼ皆無。《王虎ワンフー》や《召喚制限-パワーフィルター》で完封でき、道場として狩られまくることに。
      • マリク・イシュタール(DMサブキャラ)
        • なんと原作の切り札《ラーの翼神竜》どころか、原作で使用していたカードをまったく使用しない。第2の戦術の【ロックバーン】を使うわけでもなく、【墓守】はイシズにとられているので、【ジャッカル】や【墓地封印】など非常に微妙なテーマを基に組まれたエジプト風デッキを使う。
        • 肝心のラーはリシドが使用するが、原作ではマリクによって使わされていただけであり、かつコピーカードを無理やり使わされたことで結果的に敗因になってしまったカードであり違和感しかない。
          OCG化で原作とかけ離れた性能になってしまったため構築が難しいという点を踏まえたとしても、マリクが使わない理由がない。
          • しかも、そのリシドはリシドで原作通りにほぼ罠カードのみのデッキを使ってくるが、それを無効化する《人造人間-サイコ・ショッカー》などであっさりと詰むという原作通りの問題点がある。
      • 天上院明日香(GXメインキャラ)
        • 根本的に【サイバー・エンジェル】自体がCPUに使いこなすのは難しいカード群なのだが、それに輪をかけてAIが酷い。
          • 手札に儀式モンスターが腐っていても、《マンジュ・ゴッド》で儀式モンスターをサーチする、などの問題行動が多い。
            確かにCPUの汎用的判断では、後述する鬼柳のような高難易度のコンボデッキを使いこなすのが難しいのは分かるが、デッキテーマである儀式すら最低限扱えないのはどうだろうか。儀式自体がそこまで難易度の高くないテーマなので批判も多い。
      • 斎王琢磨(GXサブキャラ)
        • コイントスによってメリットとデメリットが逆転する【アルカナフォース】使い。原作では「運命力」によって常に思い通りの目を出せる設定で、過去のゲームでは確率補正という形で再現されていた。
        • が、本作ではその補正が削除。デメリット効果からデッキ事故を起こす確率が高まり、金稼ぎのためプレイヤーに狩られ続けることに。
      • 鬼柳京介(5D'sメインキャラ)
        • 【インフェルニティ】は「手札0枚を保つことで有利になる」という特異でプレイングの難易度も高いデッキで、CPUに使いこなすのは難しい物。以前のシリーズでも上手く使いこなせていなかったが、本作はそれに輪をかけて酷い。
          • サーチ効果で高攻撃力のモンスターカードを優先的に手札に加える傾向があり、手札0枚にする前提すら難しくなっている。
          • ただし、これらはパートナーデッキの編集で《ヘルウェイ・パトロール》《ハンドレス・フェイク》などを加えればフォローができる。強力なランク4のエクシーズモンスターを追加すれば、ダブついた《インフェルニティ・デーモン》も素材として活用してくれる。
  • そもそもこの年代分け、基本的に「後の作品になるほど敵が厄介」というどうしようもない問題がある。
    • 『DM』で使われる特殊な召喚法は融合1種類だが、『ARC-V』ではそれを含めて4種類。
      融合というデッキテーマ自体が『GX』以降から幅を広げたもので、どうしても『DM』では扱いにくい問題もあってメインにするキャラも少ない。
    • それを例外にしても、『DM』のキャラは原作再現の都合でとても弱い。カードパワーの上がった現在のOCG環境で【ゲート・ガーディアン】とか【トゥーン】等を使われても全く恐ろしくない。
  • その他、細かい部分で惜しいところや中途半端なつくりが多々見られる。
    • キャラクターのバージョン違いや外見仕様変更が存在しない。1期仕様の『GX』キャラクターが割を喰うことに。
      • 闇遊戯と表遊戯は同時に登場しないが、真月零とベクターは『デュエルカーニバル』と同じく同時に登場することがある。
    • 『GX』と『ZEXAL』のキャラは過去に発売したゲームで未登場だったキャラクターが出てこない。そのため『TF3』と『デュエルカーニバル』の問題点だった「ラスボスが出てこない」点までも引き継いでしまっている。
      • ただし、『デュエルカーニバル』でボイスなしのキャラはデュエル中の台詞文章すらなかったが、本作では追加されている。アニメ登場キャラだけでなくモブキャラも同様であり、個性が増した点は評価されている。
    • 新たに作られた『DM』や『ARC-V』以外の作品キャラの台詞は過去作からの使い回し。新規カードにボイスが収録されることもない。そのためタイトルコールも新録がある10人のみ。
      • 時系列で一番過去の『DM』キャラが「ペンデュラム召喚!」と宣言してくれるなど最新のシステムに対応している一方、それ以外の3作のキャラにそれがないなどチグハグな事に。
    • 世界一つとっても、本編ストーリーのどの辺りかがまちまちなのに登場するキャラは序盤から終盤までのもの。過去のシリーズではオールスターと原作アニメの時系列を調整して描かれていた。
    • 低レベルのデッキに意味もないカードが投入されている傾向が非常に強い(いわゆるジャンクデッキ)。氷系カードを使う沢渡のデッキに名前繋がりで《氷》や《氷水》が投入されていたり、イシズの原作風デッキに関係もシナジーもない《戦いの神 オリオン》があるなど*6
    • 前作の人気のキャラ 藤原雪乃や瀬良あゆみツァン・ディレ、KENYoU、レイン恵などは登場するがパートナーにはできない。そのため再登場を喜ぶ人もいれば「俺の嫁をパートナーにできないだと!?」「がっかりした」など残念だと言う人もいる。更に瀬良やレインなどに至っては洗脳されたレアハンターや悪役に操られ悪事を手伝うなど散々な扱いを受けている。「パートナーにできないのは低価格のため」と思えば納得がいくが……。
      • これまでのシリーズ皆勤だったオリジナルキャラである『宇佐美 彰子』が何故か登場すらしていない。今までの扱いを考えても不自然である。前述のように登場したからといって喜ばしいかは何とも言えないが…、さすがに登場すらしていないのは違和感を覚える。
    • シリーズのお約束として、弱過ぎるデッキを使っていたトメさんや《きのこマン》使いのKENYoUなどは実戦的なデッキを、やたらと強く設定されていたセイコさんや狭霧は平凡なデッキを使うようになり、個性が失われている。
      • 逆に、奇跡のチームことチーム太陽のメンバーの太郎・甚兵衛・吉蔵は3つあるデッキの内容が3人でほとんど共通。誰でも持っているコモンカードでデッキを組む貧乏チームという設定上致し方ない部分はあるが、前作の3つ目(高レベル)のデッキはそれぞれ別のデッキを使っていた。
      • アニメではダイスデッキを主に使っていた御伽は、アニメにおけるブースタードラフト*7で使用していた【超時空戦闘機】使い*8(当時のカードプールではまともなダイスデッキを組めなかったという事情はあるが)。他キャラのモノマネデッキを使う神楽坂は作中では遊戯デッキを使用していたが、遊戯が登場したためか1度も披露することなかった十代のマネデッキ*9を使っているなど、アニメの再現をしきれていないのは惜しいとも言える。
    • 低予算だったためか、新たにグラフィックを描き下ろす必要のあった『DM』勢の原作キャラ数が著しく少ない。当時は未完だった『ARC-V』はともかく他3作と比べても10人ほど少ない。
      • 迷宮兄弟は『GX』時代のTFの流用なことを考えると実質的DM新規は17人。アニメ準拠での参戦ながらアニメオリジナルキャラもおらず、ダイナソー竜崎やゴースト骨塚、エスパー呂場など準レギュラー級キャラなどが欠けている。
      • 十分本作に参戦できそうなキースはグラフィックまであるのにもかかわらず、デュエルできずにイベントで登場するだけだけの演出用キャラとなっている。DMワールドのボリュームの不足はゲームオリジナルデュエリストを12人も多く配置することで補っている。そのため、『DM』編にもかかわらず名有りのデュエリストは弱く、『霊獣』や『インフェルノイド』などの当時は影も形もなかったカードパワーの高い最新デッキを使うゲームオリジナルキャラが強いという夢のない結果になっている。オリジナルキャラにしても女性陣の一部が『DM』の雰囲気からは浮いている。
    • 本作はオールスターではあるものの、クロスオーバー要素はない。せっかくの機会なのにもったいないところ。特にGX最終話で実現した十代VS遊戯は再現できない。
      • この作品が発売されてからしばらくして、アニメ『ARC-V』に『5D's』『ZEXAL』『GX』のキャラが出演(いわゆる平行世界の別人であり各作品の本人ではないが)。そしてストーリーに関わっていくというサプライズがあったため、あえてそういった方法を取らなかった可能性もある。
    • 新規のゲームオリジナルカードが収録されなかった影響で、『ZEXAL』後期や『ARC-V』のキャラが再現度で中途半端であり、劇中でカード化されていないナンバーズカードや主要キャラのカードカテゴリを使うそれらキャラは別のデッキで代用している。
      • 中でも【占術姫】使いの方中ミエルはサブキャラながら、儀式召喚の雰囲気を再現するために当時環境で猛威を振るっていた【影霊衣】を使っている。
  • CPUのプレイングが劣悪
    • シリーズで散々指摘されてきたCPUのプレイングスキルだが、総合的にはおそらく最低レベル。全プレイングがそうという訳ではないが、キャラによっては下手をするとルールを覚えたての初心者にさえ劣る場合がある。
      • 過去作でも先攻1ターン目の行動が酷いと不評だったが、こちらは過去最悪レベル。必ずパートナーから動くことと、OCGがマスタールール3に移行したことで先攻ドローが無くなったため、先攻を取るとほぼ確実に不利になる。
      • 非合理なプレイングをするのは自分のタッグパートナーだけで、それも自分が伏せカードや手札などでサポートできたのだが、相手デュエリストも下記のように突っ込んでくる
      • モンスターの効果を考慮せず、より攻撃力の高いモンスターやキャラの「お気に入り」に指定されたカードを出したがる傾向にあり、
        特に後者に関しては、場の状況など考えず、割に合わないほどカードを消費して強引に出して、状況を悪化させることも珍しくはない。
      • 複雑なコンボを要求されるデッキ使いの赤馬零児や鬼柳などは、かなり弱い。
    • 以下、具体的な実例集。カードの詳細な解説は割愛。
      • 自分の場はがら空き、相手の場には3体もモンスターがいるのに全体除去を使わない。
      • 《死霊の誘い》の効果で敗北確定する状況なのにカードを消費し自爆する。
      • LPが0になるような状況で自己ダメージの効果のあるカードや自爆特攻を使う。
      • キャラクターによっては、強力モンスターや同じモンスターをリリースして通常モンスターをアドバンス召喚する。《青き眼の乙女》と《青眼の白龍》をリリースして《青眼の白龍》をアドバンス召喚すらしたりする。
      • 先攻1ターン目で《ローンファイア・ブロッサム》を召喚し、罠も伏せずターン終了。他、《クロクロークロウ》なども意味もなく攻撃表示で放置するなど、何の理由もなくこのように攻撃表示で攻撃力の低い下級をわざわざ残す癖がある。
      • 意味もなくシンクロ召喚を繰り返したりエクシーズを重ねたがる癖があり、エクストラデッキの使用法が荒い。さすがに仕方のないことだが、【ジャンクドッペル】のような何通りもの選択肢が生じる状況になると適切な行動を取れない。
        例えば、《ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン》を《No.62 銀河眼の光子竜皇》に意味もなく重ねる。基本的に可能でさえあれば行い、そのまま攻撃したほうがダメージが取れる状況でも重ねてしまう。そして、せっかくエクシーズしても効果を使用しない。更に、《異次元の古戦場-サルガッソ》の効果ダメージでターン終了時に敗北する状況であっても効果を使用しないで自動的に敗北。破壊効果を論理的に認識していないのだろうか?
      • 《マシンナーズ・フォートレス》を手札から特殊召喚する際に、自身と他の機械族1体で足りるのにわざわざ2枚も3枚も他の機械族を捨てることがある。
      • すぐ↑の例に似て、場に《E・HERO ブレイズマン》が出ていて、手札に《マスク・チェンジ》と《マスク・チェンジ・セカンド》が両方あるときに、重い《マスク・チェンジ・セカンド》の方を使用して《M・HERO 剛火》を出すプレイングを行う。
      • 場に出ていた《銀河の魔導師》で《銀河遠征》をサーチ、2枚目の《銀河の魔導師》を召喚してその効果でレベル8に、《銀河遠征》を使用……するのではなく、再び《銀河遠征》をサーチ。手札事故を起こし、展開のチャンスを無駄にした上に場をがら空きにしてターンエンド。
      • 情報アドバンテージを記憶しないせいで、相手の手札が一枚なのに《旅人の試練》で5回も続けて外すことがある。どう見ても舐めプレイであり、パートナーにやられると大変もどかしい。
      • 場に《ガーベージ・ロード》がいる時に、《THE トリッキー》の効果で《バイス・ドラゴン》を捨て特殊召喚、その後、《死者蘇生》で捨てた《バイス・ドラゴン》を復活させ、《No.53 偽骸神 Heart-eartH》をエクシーズ召喚…するまではよかったのだが、その後即前述のNo.53をリリースして《バイス・ドラゴン》をアドバンス召喚する。…甚だしい無駄遣いであるが、条件次第でこのような行動をとるようになっている。手札の状況と最終的な場の状態を計算していないのだろうか?*10
      • 最新カードの《EMコール》などは条件を満たしても発動すらしない。カード登場からゲーム発売までの期間が短いため、使用方法のプログラミングが間に合わなかったのだろうか? 他、《ファーニマル・ベア》を融合に使うよりも効果発動で《トイポット》を積極的にサーチするが、トイポット自体は伏せたまま発動しない。
    • 幸い、本作ではパートナーデッキを変更する条件はないため、使いづらいカードやプレイングミスを引き起こしそうなカードは抜いておくのが推奨される。ただし、それがお気に入りであるキャラ(遊戯や海馬など)も存在
    • 全てが無軌道なばかりでもなく、《魔導書院ラメイソン》や《エッジインプ・シザー》の効果を発動させないために《死者蘇生》や《セイクリッド・トレミスM7》で相手の墓地からモンスターを移動させるといった高度な判断も一応見せる時がある。ただ、使用する効果と有効性がつりあっておらず裏目に出るなどのパターンも多いのだが……。
    • 相も変わらずネットネタやアニメネタなどパロディーを随所に仕込むような余裕を見せるのであれば、せめてメインキャラの使う専用カードくらいは本質的な思考ルーチンに注力していただきたいものである。

以上から思考回路が最初のタッグフォースよりも劣化しているという結果に。

  • 演出面の劣化
    • 声があるのはメインの25人のみ。デュエリスト2に当たるキャラはレギュラーキャラも大勢参加しているが全て声なし。
      特に『GX』『5D's』のキャラは、過去作でボイスがついていたのに、同じ台詞でありながら文章だけになっているのがとても悲しい。
    • 対戦中に入るデュエリストのポリゴンアニメーションや、エース・切り札級モンスターのカットインが削除された。
      代わりに吹き出しで台詞が表示され、エース召喚やディスティニードロー時には目の部分をアップにした一枚絵がカットインされるだけ。原作の字体で「ド」の文字がちりばめられているのは評価できるのだが……。
      • この吹き出し形式そのものはテンポアップに繋がっており、回転重視ならば悪くない。アニメと択一式ならばよかったのだろう。
  • 劣悪になったお気に入りカード
    • 前作『TF6』では比較的有用なカードが多かったのだが、本作では再びネタカードや実用性に乏しいカードをお気に入りに指定しているキャラが存在している。
      • この他、CPUのプレイング的に邪魔となるカードをお気に入りにしているキャラもいる。
  • カード収集に関する問題
    • 本作には、入手に特殊な条件を必要とするカードは配信限定を除いて存在しない。一部の店売り商品は条件付だが難度は低い。
      だが、パスワードなどの確定的な入手手段が無い為に、ひたすらパックを買う事でしかカードが集まらないのでその分の手間が増している。
      • 現実と同様のパック構成でわかりやすくなったと評価される一方で、数パックをまたいで収録されているシリーズ・カテゴリは揃えにくくなった。
      • アニメ登場キャラの使うカードは放送に合わせてパワーアップしていくため、3~5弾分は揃えないとそういったデッキが構築しにくい。デュエリストパックのような手段もあるにはあるが。
      • ただし、過去のシリーズにも「キーカード(またはアイドルカード)だけ全く別のパックに収録」といった問題があり、この点に関しては形を変えて残り続けているとも言える。
    • 『デュエルターミナル』で登場したカードは再録版である「クロニクル1~4」で収録されているが、4以外はカード枚数が多いせいで狙ったカードが手に入りづらい。
    • レアリティに関わらず封入操作されていると思われるカードも存在している。主に有用な効果を持つノーマルカードに多い。
    • 一部のパックに現実では封入していないカードが収録されているため、レアリティが変更されているばかりかパックの看板モンスターがノーマル*11として収録されてしまっているミスがある。
  • カード画像の画質が著しく劣化
    • 低容量化の代償として、どのカードもイラストのピクセル数が縮小され、画質も粗い。カードアルバムを見ると一目瞭然。
    • ほぼ全てのカードにノイズが見られる他、輪郭が乱れているものもある。気になりにくいカードとそうでないカードの差も激しいが、特に《リバイバルスライム》などが顕著か。
    • 原作者描き下ろしイラストの神のカードなどイラストに価値のあるカードも多く収録されているのだが、以前のように実物のカードよりも拡大して眺める用法ができなくなった。
      • しかし、識別には何ら問題なく、本来のプレイへは一切支障をきたすことはない。容量に悩む人には一概に悪いといえない点でもある。
  • その他の問題点
    • ドローパン等のサブイベントやミニゲーム等も全くない。あるとすれば任意参加のタッグデュエル大会だけ。
      • ただし、ハイスコアを出さないとパックが出なかったり、重要な必須カードがミニゲームの商品となってちまちまとしたアクション操作を要求される昔のようなこともないのは収集的な意味ではメリットとなった。
    • 他、マップ上のキャラクターとの会話もなくなり、パートナーとの間に起こるイベントも全般的に削除され、旧作にあった日数の経過の概念や、パートナーに物品をプレゼントして反応を確かめたり、逆にカードをプレゼントされたりといった要素も存在しない。
    • 裏の大会
      • この大会でパートナーが敵として出てくる場合、使用デッキはパートナーデッキで固定となっている。このため対戦相手のデッキ編集のデメリットとしてDPが激減する。当然デッキを弄らず勝てるようなレベルの大会ではないため、勝つためにデッキ編集をしたのにそれで報酬が減るという誰得な要素になっている。
      • また各時代の登場キャラの少なさ故に、ランダムで最大で10戦行う大会「神はダイスを投げるのか」は登場するキャラがかなり被る。
    • カードの名前を宣言して発動するカードがやや使いづらい。
      • 本作では、バージョン違いのカードがそれぞれ別個のカードとして扱われている。なので、カード名を宣言するときにイラスト違いの分だけ同じカード名が表示されるのだが、区別できるような標識がないため、どれがどれなのかわからない。
        バージョン違いでも絵が違うだけならまだしも、ダークシンクロモンスターはOCGとアニメで同名でも本作は別物として同時収録されているため、この仕様の影響を受けている。
      • リストはデッキ編集と同じ順序で並ぶため予めそれを覚えて位置で選択するしかない。また、7000枚の膨大なリストからスクロールで選ぶ以外の選択方式がなく煩雑。
    • デッキレシピの保存件数が最大200件だが、長い商品展開期間に登場した多数のカテゴリ――ファンデッキやネタデッキからガチまで多数――を使用し、更にそれらの派生や複合のタイプも考慮するとこれでもかなり少ないといえる。

総評

演出面で過去作より大幅に劣っており、期待外れと落胆したプレイヤーは多い。
それでも続編自体が絶望視されていたTFシリーズの新作という点である程度喜ばれはしたものの、シリーズの再興には繋がらなかった。
ただ、カードゲームにおいて重要であるカードプールに限って見れば非常に豊富で、低価格で様々なカードを使うことができるのでコストパフォーマンスは良く、演出よりも収録カード数に拘る人なら十分に楽しめる内容ではある。

余談

  • TFSP発売当時はARC-V本編が1期のクライマックスだったため、本作のストーリーが黒咲隼が出始めた頃という中途半端な所で終わってしまうことは仕方ないとは言え残念がられた。
  • 本作の販売に前後して、実物のOCGでは原作やアニメで使用されたカードの製品化やサポート追加が相次いでおり、特に初代のブラック・マジシャン、青眼や真紅眼の躍進が著しい。
    • もう少しだけ本作の発売が遅ければ、闇遊戯の《ブラック・マジシャン》を強化する《永遠の魂》*12等激しい環境のインフレ*13に適応したカードがこちらにも収録され、久しぶりのゲーム出演で活躍させられていただけに非常に惜しい結果となっている。
  • 『TF6』『デュエルカーニバル』はダウンロード版発売まで1年半ほど間が空いていたが、
    先述の通り本作はダウンロード専売であり、「高価なゲームに限定カードを付属させる」商法を完全に放棄している。
    • なお、集英社から出版された本作の攻略本には《ハーピィ・ハーピスト》が付属している。
  • 従来シリーズでもあった制限カード全解除であるが、解禁難易度はおそらく最も低い。
    • それなりにDPが必要なのだが、本編開始前に遊べる詰めデュエルを全て解けば賄えるレベルなので、適切な方法を知っていればろくにデュエルを行わずに解禁することすら可能
    • 前述のデュエリストのデッキバランスも含めて、『DM』世界は確実に地獄(プレイヤー的にはDP稼ぎの天国)になる。
  • 『TF6』の発売から本作の発売までの間に、OCGでタッグデュエルのルールが公式に定められた。
    • 過去のゲーム作品でのルールとは若干の相違があるが、本作のルールはゲーム作品側のままで変わっていない。過去作のプレイヤーにとってはありがたい話だが、パートナーの手札の確認ができないままとなってしまったのは気になるところか。
      • ニンテンドーDSで発売された作品ではパートナーの手札が常時確認可能なため、そちらと同じ方式にして欲しかったという声もある。
  • 「各アニメのキャラと現行のルールで決闘できるオールスター作品」というコンセプト自体は、アプリゲーム『遊戯王デュエルリンクス』に引き継がれていると言える。
    あちらは基本的に1対1のスピードデュエルだが、不定期的ではあるもののタッグデュエルを行うイベントも開催されており、本作に近い雰囲気を味わえる。
    • なお、本作のパートナーは全員参戦済みである(亮に関しては、本作と異なりヘルカイザーとしての参戦)。

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最終更新:2024年02月11日 19:04

*1 『5D's』から登場した「シンクロ召喚」、『ZEXAL』から登場した「エクシーズ召喚」、『ARC-V』から登場した「ペンデュラム召喚」が該当。

*2 ただし、2017年4月以降からは再びルール変更が行われており、公式大会等ではマスタールール3は採用されなくなった。

*3 大きな特徴として、デッキが数種類からの選択式で編集不可。

*4 主に強力過ぎるカードやゲーム性を崩壊させかねないカードが指定され、禁止カード指定されるとデッキに投入する事ができなくなる。なお、環境の変化やエラッタによって禁止カードから緩和される事もある。

*5 氏が主人公を演じていた『Get Ride!アムドライバー』はKONAMIが玩具を販売していたが、それですらいかんせん知名度は低い。

*6 オリオンに関しては、GCの「フォルスバウンドキングダム」でイシズが初期モンスターとして連れているため、その方面のネタである可能性がある。

*7 一般的なルールとは違うが、その場で開けたパックから出たカードのみを使用するデュエル。

*8 ただし、アニメでは《超時空戦闘機ビックバイパー》に《メテオストライク》と《リミッター解除》を使って勝利しているので、このデッキになったかと思われる

*9 というよりも外見や台詞も十代そのもので、本人に持たせきれなかった初期のHEROを登場させるためのキャラといえる。

*10 このようなプレイングは『デュエルカーニバル』でも見られる。

*11 基本的にパックのパッケージに書かれているモンスターは高レアリティ

*12 登場が2015年1月10日

*13 メリットが多く記述されるようになり、手札・ボードアドバンテージ獲得が容易なデッキの増加、除去に耐性を持つモンスターの増加等。