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初版投稿日:16/7/10 加筆・修正ドゾー
加筆日:16/7/24 細かい点を修正

beatmaniaIIDX 17 SIRIUS

【びーとまにあ つーでぃーえっくす せぶんてぃーん しりうす】

ジャンル DJシミュレーション
対応機種 アーケード
販売・開発元 コナミデジタルエンタテインメント
稼動開始日 2009年10月21日
判定 良作
ポイント 新要素「チャージノート(CN)」
キャラを前面に押し出した、初心者向けのPARTYモード
過去作を意識したボスフォルダ
jubeatとの連動
待たせたな!
beatmaniaIIDXシリーズリンク


概要

  • 『beatmaniaIIDX』シリーズ18作目。
    • 青色と銀色を基調とした、SFテイストでクールなデザイン。
    • イメージキャラクターは「戌」。おおいぬ座とかけたのだろうか?
    • キャッチフレーズは「音条の響、光条の輝。」
    • DJ YOSHITAKA氏によると、サウンドコンセプトは「個性」だという。

特徴

  • CN(チャージノート)・BSS(バックスピンスクラッチ)
    • いわゆる長押しノーツ。
      • 始点だけでなく、終点にも判定がある。
      • BSSは終点で反対方向に回す必要がある。
    • このノーツがある曲には、選曲バーの横にCNマークがつけられている。
  • 新オプション
    • オプション画面のレイアウトが変わり、画面中央に表示され、鍵盤を押すと詳細が表示される形式になった。
    • LEGACY NOTE
      • ASSISTオプションの一つ。
      • CNが始点のみのノーツに変化する。
      • CNが無い曲でこのオプションを使うと、通常クリア扱いになる。
    • SYMMETRY RANDOM、SYNCHRONIZE RANDOM
      • DOUBLE BATTLE専用のオプション。
      • その名の通り、前者は左右対称RANDOM、後者は左右同配置RANDOM。
    • 判定タイミング表示機能
      • PGREAT以外の判定を出したときに、タイミングが早いときには青文字で「FAST」、遅いときには赤文字で「SLOW」と表示される。
      • 表示位置は4パターンから決めることができる。
    • SUDDEN+とLIFTの白数字が、次回クレジットに持ち越されるようになった。
  • LEAGUEモード
    • 稼動約2ヵ月後に実装された。
    • 「SCORE LEAGUE」「CLEAR LEAGUE」の2つが存在する。
    • 4曲完全保障でプレイ可能。
      • 1クレジット内での同一選曲不可。
      • 最初の2曲はランダム選曲になる。
      • EXPERTや段位と同じように、プレイ中に変更できるオプションしか変更できない。
    • D~Sの5つに分類され、さらに3つのランクに分類される。
      • 上位リーグになるほど高難易度になる。
      • 初めは段位と対応し、各層の最下位からスタートする *1
      • 上位リーグに進出するには、規定回数プレイしなければならない。
    • 所属リーグの更新は毎週月曜日に行われる。
      • 対象は規定回数プレイしたプレイヤーで、昇格・残留・降格の3つに分類される。
      • 昇格・降格ともにボーダーラインが設定され、それに超えているかどうかで判断される。
      • 結果表示は更新日以降に、モードセレクト前に表示される。
    • 楽曲更新は毎週水曜日行われる。
  • PARTYモード
    • 現在のSTEP UPモードの前身となったモード。SP専用。
    • 初心者卒業を目的としており、3曲保障で最初は☆1から、進めると☆6まで登場するようになる。
    • なんといっても本モードといえば会話イベントである。そのキャラクターを全面に推した異様な光景は、ラブプラスをもじって「デラプラス」と揶揄されていた。
      • もちろんこれはスキップすることは可能である。
    • プレイ画面では、グルーヴゲージが観客の形になってたり、画面右側ではSDセリカ/士郎が登場する。
    • モード完走すると初心者卒業祝いとして、楽曲「たからもの」が解禁される。
      • beat#2終了時に自動解禁されたため、解禁待ちしていた上級者は多かったようだ。

PARALLEL ROTATION

  • いわゆるボスフォルダ。本作ではIIDXRED~DJ TROOPERSの5種類存在。
  • 各フォルダごとの出現前提条件を満たした上で、対応する旧バージョンフォルダ内の楽曲を3ステージで連続プレイし、EXTRAステージに進出すると出現する。
  • フォルダ内は、該当バージョンのデフォルト選曲BGM、選曲画面、フレームになる。
    • ただし、100%再現されているわけではない *2
    • 最初にフォルダ内には、CS移植曲が2曲、リミックス曲が1曲用意されている。
  • フォルダ内の楽曲の譜面には、それぞれ条件を満たしてクリアすることにより「鍵」がつけられる。
    • 3曲全てにつけると、鍵をつけた難易度に対するUNKNOWN曲が追加される。
    • 各フォルダ計5種類のUNKNOWN曲すべてに鍵をつけると、リザルト演出と共にONE MORE EXTRA STAGE「Almagest」が登場する。
    • プレイした後、UNKNOWN曲から鍵が消滅する。
  • beat#2から、NORMALとHYPERを出現させることが可能になった。
  • 楽曲に鍵をつける条件は、基本的は正規+HARD+高スコアで満たせるものであったが、最低ラインの詳細は特定できずじまいであった。
  • beat#2終了とともに自動解禁された。

APPEND STYLE(jubeat ripples連動)

  • BEMANIでは久々の他機種連動であった。
    • まず、該当曲を「jubeat ripples」でプレイすることで、IIDXに解禁される。
      • jubeatをある程度プレイしてグレードを上げ、その該当曲を解禁させておく必要がある。ランダム選曲で運よく引く、ローカルマッチングでやらせてもらうという手段もある。
    • 該当曲の3曲を全てIIDXでプレイした後、再びjubeatをプレイし、その後IIDXをプレイするとIIDXに新曲「AIR RAID FROM THA UNDAGROUND」が解禁。
    • 上記4曲全てクリアすると、「Evans」が解禁される。

評価点

  • CNによるゲーム性の向上
    • ロケテの時点では判定が厳しかったこと、特に前情報を聞いただけのプレイヤーには悪印象だった。
      • 従来では鍵盤を打つことを重視され、鍵盤を押しっぱなしにして離す操作に前例が無かった、というのが大きい。
    • しかし製品版では、判定がある程度緩和したことや、無理な使い方をしていないこと、意外と演奏感があること、などで多くのプレイヤーに受け入れられた。
    • CN複合譜面は新たな譜面傾向として確立され、今後のゲームのあり方に大きな影響を与えた。
      • 作曲者側も、CNを意識した曲作りを行うというケースが見受けられるようになった。
  • ボスフォルダ演出
    • フォルダ内では過去作のBGMになり、フレームも過去作を意識したものになるという過去作をプレイしてきたプレイヤーにとっては感涙モノになっている。
    • UNKNOWN曲はHAPPY SKYを除いてそのバージョンで登場した別名義による続編的な楽曲が多く、レイヤーアニメも含めて評価が高い。
      • ちなみに、REDの「ワルツ第17番 ト短調"大犬のワルツ"」のレイヤーに登場するキャラ、通称「大犬のお姉さん *3 」が人気を集めた。
    • このフォルダで使われている汎用ムービーは基本は同じで、フォルダによって色合いを変えているものになっている *4 。ONE MORE EXTRAは紺色。
  • 初心者へのフォロー
    • PARTYモードは見た目こそアレであるが、IIDX初心者へのフォローとしては多いに貢献した。
    • 選曲が限定されてしまうが、3曲保障で☆4~6のNORMAL、HYPER譜面をプレイできるというのはやはり大きい。
      • TUTORIAL、BEGINNERモードにも曲保障はあるが、BEGINNER譜面(☆3以下)しかプレイできない。

楽曲面

  • 新アーティスト「PRASTIK DANCEFLOOR」氏と「Dirty Androids」氏が新たに参戦。beatnation recordsの新アーティスト発掘によるものと思われる。
    • 前者は「Session」系に代表される高速楽曲のような音ゲー的なサウンド、後者はダフトパンクを思い出させるクラブ系サウンドが特徴的。
  • 「SUPER STAR 満-MITSURU-」のさらなる躍進
    • 『15 DJTROOPERS』でデビューし、前作ではEDを飾った謎のアーティスト「SUPER STAR 満-MITSURU-」が本作の楽曲「She is my wife」では実写で楽曲PVに登場。しかもbeatnation recordsのメンバーをバックダンサーとして引き連れている。
    • ちなみにもう一つの楽曲「NEW SENSATION -もう、あなたしか見えない-」はジャンル名通りアイドルソングだが、アクティ・アリエスがSUPER STAR 満-MITSURU-のプロデュースでアイドル歌手としてデビューしたというぶっ飛んだ設定。ちなみにボーカリストの正体は過去作でも「Catch me」等で参加していたERi。
  • 「Roots of my way!」「たからもの」といったIIDXドラマCD主題歌がゲームに収録された。
    • ゲーム内での表示は無いが、どちらも声優が歌唱している。

賛否両論点

  • ボスフォルダ出現前提条件について
    • REDとDJTはスコアをつけた譜面数、HSはDJ POINT、GOLDはEXPERTコースのスコア登録で決まるものだったが、SP/DPで別カウントになっているために両方でプレイしたい場合はそれぞれのプレイスタイルで条件を満たさなければならない。
    • DDはプレイスタイル別カウントではないが、「遠征エリア3エリア以上、または遠征店舗数10店舗以上」という条件であり、地域によっては非常にしんどいものとなる。
  • 移植曲が多い
    • 前述の通り、ボスフォルダ内ではUNKNOWN曲とONE MORE EXTRAを除くと全てCS移植曲とアルバム移植曲である *5
    • これらは計15曲。さらに加えてjubeat連動などの他機種からの移植もあるため、移植曲が多すぎるという声も。
      • 参考までに前作では移植は10曲程度だったが、本作は20曲近くある。
      • この頃はCSソフトや専用コントローラーの入手が容易だったため、CS移植曲にそこまで大きな価値が置かれてはなかった。

問題点

  • 選曲BGMについて
    • 本作では、リーグモードでリーグが昇格すると選曲BGMを獲得できるようになっているのだが、もし降格するとそのBGMがリストから消えてしまう。
    • 消す必要はあったのだろうか?
  • 「quell~the seventh slave~」
    • DP ANOTHER譜面が最強クラスとして知られている当曲。これがCSから移植されたこと自体は評価できるが、その際DPにおいて以下の2つの問題を引き起こした。
    • ボスフォルダの条件達成について
      • DistorteDのボスフォルダにおいて、CS移植曲の一つにこの曲が入ったために、大半のDPプレイヤーがANOTHERでワンモアどころかUNKNOWN曲を召喚できない事態になった。
      • 鍵の条件はランクA+easyクリアだと言われているが、並のDP皆伝でも達成できない条件である。
      • UNKNOWN曲の「G59」より圧倒的に難しいせいか、「quellに鍵をつけたらウィニングラン」なんて言われる始末。明らかな調整不足と言わざるを得ない。結果、大半のDPプレイヤーは解禁待ちを強いられた。
    • DP皆伝について
      • この曲がDP皆伝2曲目に入ったことにより、難易度が急上昇してしまった。
      • CSDDにおけるDP皆伝 *6 とは違い、1曲目に蠍火 *7 がいるという点もきつい要因だと言われている。

総評

本作では新システム・新要素に積極的にチャレンジしたが、結果、中でもCNはIIDXのゲーム性を大きく進化させるものとなった。
PARALLEL ROTATIONは、プレイヤーによってはbeat#2終了による自動解禁を待たざるを得ない状況になってしまったが、過去作品を踏襲したボスフォルダとして評価が高いものになった。

その後

  • 2010年9月にbeatmaniaIIDX 18 Resort Anthemが稼動した。
    • SDはDJ YOSHITAKA氏からL.E.D.氏に交代。これに伴い、収録曲の方向性も大きく変化したが…。
  • PARTYモードはSTORYモードに変化し、上級者にも対応した。
  • jubeatの連動企画は次回作でも健在。
    • なお、jubeat(『jubeat knit』)は、IIDXのみならず多くのBEMANI機種との連動を行った。

余談

  • 本作からCSが発売されなくなってしまったが、5年後にPC版のINFINITASが開始し、家でもSIRIUSの楽曲をプレイすることは可能になった。版権曲は絶望的だろうが・・・。
    • 「DOMINION」と「Bad Maniacs」のみ、CS EMPRESSに先行曲として収録されたためプレイ可能である。
    • CSが発売されなくなったことにより、残念ながら本作のインターフェイスやPARALLEL ROTATIONを再び味わう手段は途絶えてしまった。
  • 『GOLD』で「Dreaming Sweetness」を提供し、今作GOLDのボス「mosaic」のアーティスト「Auridy」がRyu☆とDaiのユニット(要するにHHHの別名義)であることが判明した。「RyuとDaiのアナグラム」とのことである。

初版投稿日:16/7/14 加筆・修正大いに歓迎します

オーディンスフィア レイヴスラシル

【おーでぃんすふぃあ れいう゛すらしる】

ジャンル 2DアクションRPG
対応機種 プレイステーション3
プレイステーション4
プレイステーション・ヴィータ
発売元 アトラス
開発元 ヴァニラウェア
発売日 2016年1月14日
定価 7,980円(税別)
備考 クロスセーブ対応
判定 良作


概要

2007年にPS2で発売された『オーディンスフィア』のリメイク作品。
グラフィックのHD化に加え、基本的なゲームシステムにも大幅に手が加えられており、アクションRPGとしての快適性およびゲーム性は大いに増した。
また、今作のシステムである「リファインモード」に対して、オリジナル版のシステムを搭載した「クラシックモード」も同時収録されている。
いずれもストーリー部分には手が加えられていないため、ストーリーについてはオリジナル版のページを参照。

オリジナル版との変更点

基本システム

  • キャラクターの選択順は固定であるが、各シナリオのクリア後はシナリオラスボス直前の状態となる。そのためわざわざシナリオを初めからやり直す必要はなくなった。
    • また、ワールドマップから章を変更でき、クリア済みのラウンドに再挑戦することも可能。
  • ラウンドの構成が、従来の円形ステージがバトルステージ・ボスステージとして扱われるのに対し、円形でないフリーステージや、敵が出現せずショップや後述のアイテムボックス、出張レストラン等の登場するレストステージが追加された。
    • また、ラウンドの各所にチェックポイントが追加され、スタートボタンで通過済みのチェックポイントにワープできるようになった。
  • 雪山、炎の国における継続ダメージがなくなった。
    • これに伴って「ウォーマー」、「クーラー」の効果がそれぞれ一定時間凍結、炎上の状態異常を防ぎ、それぞれが発動する攻撃のダメージを半減する効果に変更された。
  • サイファーのレベルが廃止されたことで、レベルはキャラクターのものに一本化され、レベルアップにより上昇するステータスとして、基本的なSTR、CON、DEX、LUCといった値が実装された。
  • 状態異常で呪いが削除された。これにより「キラークラウド」の効果も変更された。

戦闘

  • メルセデスを除き、通常攻撃にPOWゲージを消費しなくなり、サイファーゲージがサイファーポイント(PP)に変更された。
    • POWゲージについては一部サイファースキルの使用で消費され、スキルを使用しなければ自動で回復する。
    • PPはフォゾンを1つ吸収すると1回復するほか、魔法薬で回復することも可能。
    • メルセデスはPOWゲージを全消費しなくてもリロード行動を行えるうえ、クリティカルでもPPを回復できる。
  • オズワルドのバーサークは専用のゲージが用意され、満タンのとき発動できる。任意での解除も可能。
    • 相手に攻撃を与えると増加するほか、下記の溜め攻撃やスキルの使用でさらに増やすことができる。
    • また、PPを使用した簡易バーサークを発動できるスキルも存在。
  • 全キャラでガードが可能となったほか、回避行動が可能となり、敵の攻撃に対する対抗手段が増加した。
  • また、スライディング攻撃や溜め攻撃が発動できるようになった。
    • 加えて落下攻撃、ダッシュ攻撃等の共通アクション、各キャラ固有の攻撃行動が追加された。
  • ボスのHPが一本のゲージから複数のゲージに変更され、一定量削ると行動をキャンセルしたり、フォゾンやアイテムを放出したりするようになった。
    • 敵の行動および各攻撃の威力についても見直しがなされた。
  • ステージクリア時の評価もクリア時間と被ダメージ量に加え、スキル発動数、最大チェイン数、魔法薬使用数などの評価基準が追加された。
    • 評価基準が追加されたため、キャリーオーバーが廃止された。
  • 敵が落とす宝箱が自動で開くようになったため、時間経過による消滅がなくなった。
    • また、宝箱も複数回攻撃する必要がなく、一回の攻撃で開くようになった。
  • ステージクリア後に、リトライすることができるようになった。
    • オリジナル版ではリトライは戦闘中にしか行えず、ステージの外に出てしまうため、専らスキルや魔法薬で自殺するという手法が用いられた。

サイファー

  • サイファーの成長システムが変更され、吸収したフォゾンを一定数消費することでサイファーの強化およびスキルのレベル上げができるようになった。
    • フォゾンは吸収行動を行わなくても自動で吸収されるが、吸収行動を行うと早く吸収できる。
    • また、吸収したフォゾンは放出することができ、あらかじめ戦闘前に種を植えておかなくてもよくなった。そのためホームポイント等での種育ても可能となった。
  • スキルは先述のようにPOWゲージを消費するものと、PPを消費するものの二つが存在。
    • スキルの習得には特定のラウンド中に存在するフォゾンプリズムを入手する必要がある。一部のフォゾンプリズムは隠し部屋に存在することもあり、スキル画面にて場所のヒントが書かれている。
    • スキルのレベルを上げるとスキル自体の効果が増すほか、キャラクターの攻撃力やPPの最大値が増加する。
    • スキルの発動についてはオリジナル版同様の発動法に加え、ショートカットを登録でき、用意かつ瞬時に発動できるようになった。
      • 加えて奥義技というスキルは、レベルが一切上げられないうえ必要なポイントも多いが、高威力かつ範囲が広い等、その名に恥じぬ性能である。何より演出も凝っているため、一見の価値あり。
      • なおオリジナル版で存在したスキルの一部は、魔法薬で発動することができる。
  • また、キャラクターのレベルを上げるとアビリティを習得できるポイントが入手できる。アビリティは強化できないが、共通のものからキャラクターそれぞれの個性が増すものまで多く用意されている。
    • 例を挙げると、メルセデスでは「クイックリロード」というリロードの時間が短縮されるものを習得できる。

アイテム・合成

  • アイテムリングがアイテムの種別に分かれるようになった。
    • 種とマンドラゴラは各種類ごとに9個までスタックされるようになり、アイテムの最大所持数に加算されないため入手しやすくなった。
  • カバンウィンドウが廃止された代わりにアイテムボックスが追加されたため、余剰のアイテムを保管しておくことが可能となった。
    • 使用できるのはホームポイントか、各ステージのアイテムボックスが置いてある場所のみ。
    • また、最終章解放後は全キャラクターのアイテムボックスをそれぞれのキャラで使用可能。つまりキャラ同士のアイテムの受け渡しができるようになる。
    • なお特定のステージで入手できるカバンに関しては、入手時に最大所持数が増加する。
  • 複数回使用できるアイテムは食べ物だけになった。
    • また、食べ物と種については使用に際してまとめ食べ、まとめ植えが行えるようになり、逐一アイテムリングを開かなくてもよくなった。
  • マジックミックスに関する仕様が大幅に変更された。
    • マテリアルと対応する素材があればそれだけで合成が可能となり、レシピが不要となった。
    • 完成する魔法薬も一新され、効果が追加されたものから全く新しいものまで登場した。
      • 例えば「シャイン」は冥界の闇を照らす効果に加えて、近くの敵をめまい状態にできるようになった。
      • 「メタモルフォーズ」はカエル状態を解除するほか、前方に敵味方問わずカエル状態にする霧を発生させることができる(ボス等には無効)。
    • 「ウォーマー」、「クーラー」、「ウーズ」については合成以外での入手アイテムとなった。
      • 先述のようにそれぞれ効果が変更されたほか、「ウーズ」によるボスのハメは不可能になった。
      • なおオリジナル版の「ブリザード」等のオミットされた魔法薬は、一部がスキルとして習得される。
    • また、マテリアルを使用しなくても、素材のみでもあらゆる魔法薬から別の魔法薬が合成できる。
    • 加えて魔法薬にはランクが存在し、素材以外のアイテムを合成することでランクが上昇、効果が強力なものとなる。
      • 例えば「ヒール」はランク1では回復量は100と、オリジナル版の半分かつ1度しか使用できないが、ランク9になると1度で7000も回復できるようになる。
    • 魔法薬の効果も攻撃系のものは自身に対するダメージや効果がなくなったため、自滅の心配がなくなった。
  • 装備品はオリジナル版とほぼ共通であるが、一部効果が変更されているほか、装備すると防御力が上昇する。
    • また、装備品に「+1」等の数値が付随しているものがあり、それらは防御力が元の装備より高く、効果が追加されている。
      • 高い数値のアイテムは後述の「XTRA MODE」でしか入手できない。

通貨

  • ラグナ銀貨、タイタン金貨がショップでそれぞれ1G、10Gとして扱われ、所持数および使用硬貨の指定等のシステムは廃止された。
    • 一方の3種の記念硬貨はオリジナル版同様所持数が分かれており、料理施設での使用限定となった。

食事

  • 「プーカキッチン&カフェ」は素材の持ち込みが不要で、3種の記念硬貨をそれぞれ一定数消費することで対応する料理を食べられる、というものとなった。
    • レシピはキャラごとにストーリーを進めることで追加され、高い経験値が得られるものは終盤まで進めなければ選択できない。
  • 加えて各ラウンド中のレストステージにおいて、「モーリィの出張レストラン」が利用できるようになった。
    • こちらは各地で入手したレシピと、対応する素材を持ち込むことで、料理を食べることができる。こちらは硬貨の消費は不要。
    • レシピはラウンド中で入手したりショップから購入したりするほか、特定の料理を複数回食べることで追加されることもある。

その他

  • クリア後はステータスやスキルのレベル・習得状況等を引き継いでの「XTRA MODE」がプレイ可能となる。
    • 「XTRA MODE」では敵の攻撃力が増加するうえ仰け反りや各種状態異常に対する耐性が上がっているため、同じ難易度であっても一筋縄ではいかない。
    • また、オリジナル版同様難易度選択に最高難易度「HELL」が追加される。HPが初期値から増加しないことに加えて、難易度の変更が不可能となった。
  • また、各キャラクターで「渦巻く世界の狭間」が追加される。いわゆるボスラッシュで、アイテムボックスも存在しないため、アイテムの使いどころやそれぞれのキャラのスキルを考えながら挑まなければならない。
    • 全キャラで「XTRA MODE」かつ「HELL」でこれをクリアできたなら、このゲームを真に極めたと言っていい。かもしれない。
  • ゲーム内でオリジナル版のアートワークを閲覧できる。
    • 元々予約特典で入手困難なものであったため、実にありがたいご褒美だといえる。
    • ただしヴィータ版では拡大することができないという問題点がある。

評価点

  • オリジナル版の時点で高評価だったグラフィックが、HD化したことでより美しいものとなった。
  • 攻守ともに多彩な行動が追加されたうえ、装備による防御力の概念が追加されたため、オリジナル版の問題点である死にやすい、ということは少なくなった。
    • 魔法薬や自身のスキルによる自滅がなくなったのも大きい。加えて攻撃が通らない敵等は存在しないため、詰むようなこともない。
    • しかし骨がないわけではなく、高難度では各キャラの性能を知っていなければやられてしまうことも少なくない。
  • キャラクターの性能差についても、浮遊行動やダッシュ攻撃、回避等の共通アクションが増えたため比較的縮まったといえるが、キャラごとに大きく異なるスキルやアビリティによって、いい意味で差が楽しめるようになったといえる。
    • 特にメルセデスについては一人だけ通常攻撃にPOWゲージを消費するという特徴を持つが、それを十分補えるスキルやアビリティがあるため他キャラと遜色なく戦えることだろう。
      • むしろ飛行に関するシステムが整備されたことにより、空中での定点攻撃で右に出るものはいないといえる。
  • オリジナル版で見られた長いロードや処理落ちといったハードの問題点は改善された。
  • 「クラシックモード」についても、マンドラゴラの出現率増加、自身のスキルによるダメージ無効といった特殊なオプションが多く追加されたことで、オリジナル版よりも快適なプレイが可能となった。
    • 無論、オプションを解除することでオリジナル版と同様のプレイも可能。

問題点・賛否両論点

  • 好きなキャラクターからプレイできない、同じボスと何度も戦うといった問題点はオリジナル版から継続されている。
  • 種やマンドラゴラ以外のアイテムはスタックされない。また魔法薬はすべて一回で使い切りのため、非常に嵩張る。
    • アイテムボックスも大容量とはいえ限度が存在し、逐一整理が必要となる。
  • アビリティはツリー状になっているため、下のものを習得するには必ず上のものを習得しなければならず、振り直しもできないため、順序を間違えると辛い。
    • スキルについては、習得に必要なフォゾンプリズムの入手がストーリーの進行によって決まっているが、レベル上げに必要なフォゾン数はどのタイミングで習得したものでも同じであるため、どの順番でレベルを上げても構わないし、フォゾンの入手方法も容易であるため取り返しのつかないことにはならない。
  • 明らかにゲームバランスを崩すものではないが、一部の魔法薬が強力であることに変わりはなく、とにかく魔法薬を投げていれば何とかなる、といった場面が多々見られる。
    • ただし高難易度や先述の「XTRA MODE」ではその限りではない。むしろアイテムを有効活用しなければ、クリアは難しいだろう。

総評

完成されたシナリオに相応しい、快適なアクション要素が追加されたことで、ゲームとしてはより高品質なものとなったといえる。
また、クロスセーブに対応しているため、自宅では据え置き機で、外出先では携帯機で、といった風にプレイすることも可能。
オリジナル版をプレイしたプレイヤーも、今作を新たにプレイするプレイヤーも、どちらでも楽しめるような作品であろう。