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避難所移動日:2024/03/11
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【ぺるそなふぁいぶ たくてぃか】
ジャンル | シミュレーションRPG | ||
対応機種 |
Nintendo Switch プレイステーション5 プレイステーション4 Xbox Series X/S Xbox One Windows(Steam/Microsoft Store) |
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発売・開発元 | アトラス(セガゲームス) | ||
発売日 | 2023年11月17日 | ||
定価 |
通常版:7,920円 ダウンロード豪華版:11,770円 |
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プレイ人数 | 1人 | ||
レーティング | CERO:C(15才以上対象) | ||
判定 | 未定 | ||
ポイント |
ペルソナシリーズとしては初のSLG 本編を再構築したシステム 単調さから来るボリューム不足感 |
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女神転生シリーズ |
『ペルソナ』シリーズ初のSRPG。略称は『P5T』となる。
時系列は本編『ペルソナ5』のエンディングの直前(*1)となる。
「キングダム」と呼ばれるパレスとも違う異世界に迷い込んでしまった心の怪盗団は元の世界に戻るため、出会った革命家「エル」とキングダムの支配者に対する革命へ手を貸すことになる。
ジョーカーたちと同じく異世界に迷い込んだ若手政治家「春日部統志郎」と共にキングダムの秘密に迫りながら、新たな戦いへ身を投じることになる。
ペルソナシリーズの外伝としては初のSLGとなっており、デザインも『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ』などと異なり、『ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス』を連想するデフォルメされたデザインが採用されている。
『P5』のゲームシステムを再現した連続行動が攻略の鍵となり、オーソドックスなSLGと比較して1ターン辺りに出来る行動が幅広いのが特徴的。
ジャンル変更に伴い、ペルソナ関連や装備周りのシステムが本編などとは大きく異なる。
発売日同日からリリースされたDLC。
『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』で追加された要素に焦点を当てたストーリーであり、本作の本編(*2)とは独立している。
舞台設定やセーブデータも独立して管理されるため、本編をクリアせずともプレイ可能。
こちらでは「芳澤かすみ」と「明智五郎」と共に都内を騒がせる謎の覆面アーティスト「ゲルニカ」を追うシナリオとなっている。
卒業式が近い中、怪盗団はルブランに集合していた。
その時「春日部統志郎」という時期総理候補の議員が行方不明になっている事件をニュースで知る。
突然テレビに怪奇現象が発生し、店内が大きく揺れ、店の扉は怪しい光を放つ。
主人公が扉を開くと、その先は見たこともない異世界「キングダム」だった。
謎の武装集団に捕まりそうになるが、「エル」と名乗る革命家に助けられる。
怪盗団の戦いが再び始まる。
3人制の少数パーティでマップを攻略していく。
出撃ユニットは自由に選択でき、主人公を外すことも可能。怪盗団のメンバーにエルを加えた8人から出撃ユニットを選択してマップを攻略していく。出撃ユニット以外の仲間たちは控えとなり、出撃メンバーが戦闘不能になったメンバーと交代出来る。
移動システム
カバー
攻撃
1MORE
TRIBANGLE(総攻撃)
ユニークスキル
サブペルソナ
チャージ
作戦開始
アワード
REPLAY
絶好調
スキルツリー
クエスト
TALK
ベルベットルーム
シナリオの評価点
新キャラクター「エル」と「統志郎」の描写
成長した怪盗団のメンバー
バトルシステム
+ | ネタバレ注意 |
TRIBANGLE(総攻撃)
育成要素の簡略化
外伝ならではの制約
怪盗団の活躍が控えめ
全体的に既視感のあるシナリオ
+ | ネタバレ注意 |
戦闘メンバーが3人のみ
仲間キャラクターの個性が乏しい
ボス戦以外でのバリエーションに乏しい
最終章がボスラッシュ
単調なリワード
敵のバリエーションが少ない
ボス戦がギミック中心
サブペルソナの個性が乏しい
UNDOの使いにくさ
やれることが少ない
UI
ナビの役割が薄い
『ペルソナ5』のシステムを上手くSRPGに落とし込んだ意欲作。
1MOREや総攻撃など「シリーズらしさ」を再現しており、ジャンルは違えど『ペルソナ5』らしさは表現されている。またBGMやUIのクオリティ、魅力的なキャラクターは健在であり、DLCだが『P5R』要素が楽しめる外伝作品となっている。
ただ大味なシステムは爽快感のある一方でそれに頼った戦術に傾倒してしまい、SRPGらしい駆け引きを期待していると物足りなさを感じるだろう。
ボスや雑魚敵のバリエーションも乏しく、全体的なボリュームは少なめである。
シナリオの評価する一方で予告状といった怪盗要素の少なさや登場人物の少なさがそれらの印象を強くしており、本作のキーパーソンである「エル」と「統志郎」を受け入れられるか否かにより、評価が分かれる。
*1 直接的な言及はないがおそらく3月上旬頃。
*2 こちらはP5Rで10~11月頃の時系列と思われる。
*3 ジオ系であれば移動不可となるバッドステータス「感電」の付与
*4 サイ系であれば敵を引き寄せるように強制移動させる
*5 設定上、ペルソナ使いではないエルは装備できない
*6 ペルソナ5における祝福属性に相当
*7 エルは装備出来ない分、基礎ステータスが倍近く設定されており、ステータス不足はフォローされている
*8 セーブ以外にもベルベットルームの利用や装備ペルソナの変更などは可能
*9 また用済みになった銃の売却も担当している
*10 作中では怪盗団が終盤に大々的な予告状を出していた後の時系列のため、怪盗団の存在は世間に広く認知されている
*11 時系列上ではこちらが先ではある
*12 「春と竜司」、「真と祐介」など
*13 男性陣も含む
*14 難易度HARDでも大抵の敵は一撃
*15 魔法系・連携系・パッシブ系の三系統。ナビのみランダム発動する支援スキルを強化していくツリーになっている
*16 「UNDO」機能を使えばターンを巻き戻す事ができるので致命的になることは少ない。