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初版投稿日16/09/30

スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ

【すーぱーろぼっとたいせんおーじー むーんでゅえらーず】

ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション4
プレイステーション3
発売元 バンダイナムコエンターテインメント
開発元 トーセ
発売日 2016年6月30日
定価 PS4通常版・PS3版・DL版:8,200円+税
PS4初回限定生産版:11,800円+税
判定 審議中
スーパーロボット大戦シリーズリンク
OGシリーズ :OG1 / OG2/ OGs / OG外伝 / 第2次OG / OGDP / OGMD

概要

  • OGシリーズ第7弾にして『第2次OG』に続く正式な『OG』本編。また、PS4初の『スパロボ』となる。
    • 開発時は『第3次スーパーロボット大戦OG』というタイトルだったが、海外に展開するにあたって違和感を抱かれないように、というバンダイナムコ側の要望により、エピソードタイトルである「The Moon Dwellers」を正式タイトルとして採用している。

特徴・新システム

  • 初心者向けのモードとして、「ビギナーズモード」が採用されている。
    • 敵の能力が通常より控えめになっており、多くの経験値、および資金を入手できる。また、SRポイントをいくら獲得してもハードモードにならない。
    • 本作は最近の『スパロボ』の中では難易度が高めなので、初心者に対する救済策と思われる。
  • アーカイブ機能が実装された。
    • 過去の5作品 *1 のあらすじが閲覧できる。実際のゲーム画面も多数使用されているため、過去作のストーリーがわからない人に対する救済となっている。
  • 主な新規参戦タイトルは『スーパーロボット大戦J』と『スーパーロボット大戦GC/XO』の二つ。タイトルの「ムーン・デュエラーズ」は、月の住人、つまり『J』のオリジナル敵組織「フューリー」を指しており、彼らがストーリーの中心に据えられている。
    • 初代『OG』、『OGDP』同様、本作も明確な主人公が設定されている。本作の主役を務めるのは、『J』の男性主人公であった紫雲統夜。OGシリーズの世界観の関係で「トーヤ・シウン」名義となっているが、活躍の度合いは『OG1』でのキョウスケ・ナンブ、およびリュウセイ・ダテ、そして『OGDP』におけるシュウ・シラカワと同等か、それ以上である。
    • 『GC』からも男女二人の主人公が同時に登場。原作では名前が全く同じだったため、男主人公は従来通り「アキミ・アカツキ」だが、女主人公は「アケミ・アカツキ」に名前が変更されている。ちなみに『R』のラウルとフィオナと同じく双子だが、こちらはアケミのほうが姉。
    • さらに、派生作である『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ』から、「ハーケン・ブロウニング」と「アシェン・ブレイデル」が参戦。ハーケンの専用機であった「ゲシュペンスト・ハーケン」も入手可能となっている。
      • ハーケンはゲシュペンスト・ハーケン(以下Hタイプ)だけでなく、シャドウミラー関連の機体であれば搭乗できるようになっている。ただし、アシェンはHタイプに付属する形なので、乗り換えはあくまで彼だけ。
      • 逆に、HタイプもPTに乗れるキャラなら誰でも搭乗可能。本作のゲシュペンストキック枠でもあり、その際はアシェンによる各キャラのいじりが行われる。
  • オリジナルキャラクターが大幅に追加された。
    • 鋼龍戦隊の新たな司令として「マイルズ・ブースロイド」、ハガネの新艦長として「ギント・キタウミ」が新たに参入 *2
    • 敵側では、フューリーに宰相となる「ダ=ニーア・ゲルト」、諜報を任される「諜士」の「カロ=ラン・ヴイ」および「ソ=デス・ズォー」が、ガディソードに「マルム・クイスード」と「ビルゴー・ベルチャー」が参戦。
      • 携帯スパロボ関連のオリジナルキャラは『A』出典の「エキドナ・イーサッキ」のみであったが、ここにきて大きく増加した形となる。
    • ゲストでは新たに、「ゴモウドッカ・ゴライクンル」および「イラドーヤ・クジューア」が新たに参戦した。
      • それぞれのキャラについての評価は後述。

評価点

  • アニメーション関連
    • 本作、および『J』の主人公機である「グランティード」や、『GC/XO』の主役機であった「ソウルセイバー」、そして『無限のフロンティア』で活躍した「ゲシュペンスト・ハーケン」などは、いずれも原作のよさを生かしつつ、優れたアニメーションを展開してくれる。
      • 『J』で採用されていた、最強技がパートナーによって変化するシステムも採用されている。3人の違いを鑑賞するのも面白い。
      • 以上の機体はいずれも複数のパイロットが搭乗しているため、掛け合いなども非常に多い。
  • シナリオ関連
    • 本作のシナリオは『第2次OG』、『OGDP』に引き続き、寺田貴信氏と竹田裕一郎氏が担当。
  • 『J』を原作とするシナリオは、全体的に原作の不満点が上手く改善されたシナリオとなっている
    • 「トーヤ・シウン」は、前述したとおり本作の主人公として活躍。出自や性格などに大きな差異はないが、今回は自らの意思で戦っていくという改変を受けている。さらに、『J』では名前のみ明かされていた、父親である「エ=セルダ・シューン」が登場する。
    • 良くも悪くもエキセントリックだった「カルヴィナ・クーランジュ」や、本来は善人でありながらも、師匠を手にかけたり民間人を虐殺してしまっていた「アル・ヴァン=ランクス」の境遇が大きく変更。
      • 原作で行った上記の行為は新キャラに引き継がれ、アシュアリー・クロイツェル社襲撃の際に「その場に居合わせた事でカルヴィナから誤解されて恨まれる」という形へと人間関係が変更された。
      • なお、カルヴィナに対しては、新しく結成された「新生PTXチーム」の部隊預かりとなった縁で、隊長の「イルムガルト・カザハラ」と多く絡んでいる。友人や仲間たちを虐殺されナイーブになっていた彼女のケアが主な役割で、カルヴィナの性格の改善をはっきりと見届けている。
    • 原作でははっきり語られなかった三人娘こと「カティア・グリニャール」「フェステニア・ミューズ」「メルア・メルナ・メイア」が主人公機に乗れる理由や生い立ち等の設定も補強された。また、カティアの不安定だった性格も安定している。
    • また、ゲームでは反映されていない設定のあった「グランティード」や「クストウェル・ブラキウム」などは、設定に忠実になっている。特に、主人公後継機である「グランティード・ドラコデウス」は、その設定に即した登場、および合体シーンでゲームを大いに盛り上げており、明らかに原作以上の強さを誇示している。
    • 更に、原作では影が薄かったフューリーの王女「シャナ=ミア・エテルナ・フューラ」の境遇も劇的に改善されている。
      • 原作ではほぼ出番がなく、終盤に唐突な登場を果たしたキャラだったが、本作では序盤より積極的に行動をしており、物語にも深く関わってくる。ファンに望まれていたとされるサブパイロットへの昇格も果たした。
      • 原作ではほぼ無敵と言われていた「ラースエイレム」 *3 に弱点や攻略法が設定された。また、騎士はこれを兵器として使用することを禁じられており *4 、諜士という新しい階級のキャラクターが登場したことにより、「ラースエイレム」は主に彼らが使用することとなった。これによって「時間を止めて一方的に攻撃するのは騎士にあるまじき行為である」という問題点が緩和されている。
        また、原作と異なり、グランティードなどにラースエイレムキャンセラーが搭載されてない *5 ことになり、当初は対応に苦慮する面も見られた。この点は後述のエクサランス復活のきっかけとして機能している。
  • 『GC/XO』の敵組織である「ガディソード」は、当初は地球に対して友好的な態度を見せる。また、クロスゲートとの絡みも多い。
    • 融和政策は頭領長(実質的な指導者的ポジション)である「マルム・クイスード」の方針。一方、『GC/XO』のラスボスである副官「ヘルルーガ・イズベルガ」は密かにゴライクンルと結託し、クロスゲートの力を我が物にしようとしている。
  • 前述した新キャラや、前作や原作で少々扱いの悪かったキャラも活躍している。
    • 『第2次OG』でいいところを見せられず退場の憂き目に遭ってしまった「アーマラ・バートン」 *6 は『魔装機神F』を経た形で参入。
    • 『RRR』に関しても「アレス・ガイスト」が復活。「エントリヒ・ガイスト」にパワーアップし、その後の物語や、パイロットである「ドゥバン・オーグ」がどうなったのかが描かれている。なお、エントリヒ・ガイスト自体は原作に参戦しているが、名前がついたのは本作が初。
    • 『GC/XO』では洗脳されたまま主人公たちと戦うことになり、どうあっても助けることができなかった哀れな役回りの「ヴォート・ニコラウス」も、格段に活躍の場が増している。
    • 「ギント・キタウミ」は落ち着いた物腰の大人の艦長。曲者揃いの鋼龍戦隊を率いる度量と冷静さ、場合によっては自分が処罰を受ける事も辞さない判断など、艦長として適切な判断の出来る名枠役になっている。
    • 「ゴモウドッカ・ゴライクンル」は、過去作で「鋼龍戦隊」を苦しめた「ウェンドロ・ボルクェーデ」や「テイニクェット・ゼゼーナン」、「クェパロク・ナーモ」すら上回る超大物として描かれており、『OGシリーズ』における最大級の敵対組織である「ゴライクンル」の中枢に位置すると思しき、謎の多い人物として描かれている。
  • サプライズ要素
    • 『ザ・グレイトバトル』シリーズから、「ダークブレイン」の手下である3体の幹部が出現。
      • 当シリーズで多くのプレイヤーを苦しめた「クリスタルドラグーン」、「スカルナイト」、「デブデダビデ」は、「ラマリス」と呼ばれる謎の生命体を使役し、今作でも強敵として立ちはだかる。
      • また、詳しくは伏せるが、『グレイトバトル』からはもう一人特別参戦をしている。その様相には、とある事情でギリアムが反応している。
      • この影響で、今作ではダークブレイン、および3幹部本来の敵である「ファイター・ロア」および「コンパチブルカイザー」による活躍の場が大きく増えている。
    • 『第3次スーパーロボット大戦α』から、敵組織である「ゴラー・ゴレム」が参戦。
      • 「イングラム・プリスケン」のクローンである「キャリコ・マクレディ」や、「セレーナ・レシタール」の宿命のライバルとなる「スペクトラ・マクレディ」、そして、『第3次α』の主人公の一人である「クォヴレー・ゴードン」と同一人物である「アイン・バルシェム」がついに『OG』に登場。
      • 出番こそ少ないが、インパクトのある暗躍を見せつけてくれる。
    • 小説『告死鳥戦記』より、「リェータ・ウィーバー」と「ヴェスナー・クリケット」がゲストとして参戦。ある事件によって重傷を負ったセレーナを救出し、鋼龍戦隊とも顔を合わせている。
      • ただし理由は不明だが、リェータは原作と肌の色が異なっている。
+  ラスボスについてのネタバレ有
  • クロスオーバー関連
    • 『J』のシナリオには『R』『D』の設定が上手くクロスオーバーされている。
    • 「時に干渉するラースエイレムへの対抗策」という「時」を扱ったオリジナル作品によるクロスオーバーにより、『R』が「エクサランス・レスキュー」のみでの参戦から脱却し、本作では戦闘用の機体も参戦。
      • 『R』の主人公でありながらサポート機のみという扱いを残念に思っていた原作ファンからは大いに喜ばれた。
      • レスキューもメインパイロットをデスピニスに、サブパイロットをラージとミズホに変えて続投。元々優秀な支援機体だったが、メインパイロットがラウルだった事でやや中途半端な立ち位置だったが、大激励などを始めとして精神コマンドも完全にサポート寄りとなった。
+  『R』の機体についてネタバレ有
  • 『D』については、『第2次OG』に登場したルイーナが「フューリー」や「ガディソード」の母星を壊滅させたことが明らかになり、機体の製造経緯等も含め『J』のシナリオに上手くクロスオーバーしている。『D』の主人公である「ジョシュア・ラドクリフ(ジョッシュ)」は、トーヤの兄貴分として交流するシーンも多い。
    • なお、前作でオリジナル要素が多数盛り込まれた「ファブラ・フォレース」だったが、本作ではその全貌が明らかにされている。
    • 「フォルテギガス」はメインパイロットがジョッシュ固定なのは変わらないが、新たにサブパイロットとして「グラキエース」が同乗できるようになった。
  • ヒュッケバイン関連の限定的な復活
    • 『第2次OG』において悉くが破壊され、使用不能になってしまったことで多くのプレイヤーを嘆かせたヒュッケバインだが、本作では系列機であり、『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』にて参戦した「エクスバイン」が新たに参戦。「リョウト・ヒカワ」と「リオ・メイロン」のデフォルト機として使用できるようになった。
    • また、前作では「イーグレット・イング *7 」の専用機であった「エグゼクスバイン」だが、こちらも乗り換えが可能になっている。
      • また、後に発表された『スーパーロボット大戦V』では、オリジナルのヒュッケバインも登場しており、『第2次OG』で騒がれた「ヒュッケバイン問題」も、終息したという見方が強くなっている。
  • エースボーナス・カスタムボーナス
    • 従来の『OG』シリーズに比べ、エースボーナスがそのキャラクターらしさを助長させるものへと変わった。
    • 指定したパイロットと隣接、あるいはツインを組んだり、特定の色を持つユニットに搭乗することで発動するなど、王道シリーズや『A Portable』を彷彿とさせるものが増加した。
      • これによって、コウタ、タスク、カチーナ、カイ、ユウ、レーツェルなどは使い勝手が上昇した。
      • コウタのエースボーナスは、「Lサイズ以上ユニットに対する攻撃力+10%」というもの。Gコンパチブルカイザーは元々攻撃力が高い上に、大きなダメージを与える必要のあるボスキャラはほぼLサイズ以上。さらに、『OGシリーズ』ではサイズによるダメージ補正がないため、使い勝手が良くなっている。
      • タスクのエースボーナスは「1マス以内にレオナが存在する場合、ラッキーの発生率+25%、受ける最終ダメージ-10%」といった効果がある。当然、ツインを組んでいても発動する。ラッキーの発動率は最高レベルの4であっても6%前後だが、このボーナスによって30%前後にまで上昇する。また、レオナとは恋愛補正もあるため、上手く活かせば非常に強力。後述するカチーナのボーナスも相俟って、ジガンスクード・ドゥロ以外にも、グルンガスト系列(特に念動フィールドを持っている弐式か参式)に乗り換える有用性も出てきた。
      • カチーナのエースボーナスは「自機を含む自部隊の赤い機体の攻撃力+5%、移動力+1」というもの。本作に搭乗する赤い機体はかなり多く、重宝するボーナスとなっている。攻撃力が高く移動力に乏しい特機に相応しいボーナスで、グルンガスト参式、ジガンスクード・ドゥロなどに特に有効。相方とされるラッセルは防御能力に秀でているため、彼をジガンスクード・ドゥロに乗せる選択肢もある。また、Gコンパチブルカイザーにも適用できるので、彼とツインを組むのも有効。色々試して面白いボーナスとなっている。
      • カイのエースボーナスは「自機を含む指揮範囲のゲシュペンストの与える最終ダメージ+5%」。自機のみを考えるとさほど有用とは言えないが、ゲシュペンスト・タイプRVや、ゲシュペンスト・ハーケンにも適用するので、自軍の攻撃力の底上げに大きく役立つ。
      • ユウのエースボーナス「自部隊の射程+2」も、地味ながら非常に強力。射程は強化パーツかアビリティでしか強化できないため、射程を伸ばしたいユニットと積極的にツインを組むことができる。
      • また、最終話でスポット参戦するキャラクターのエースボーナスも強力で、最終話攻略の一助として機能している。
    • カスタムボーナスも同様で、設定上ラースエイレムを無効化できる能力を持つ「グランティード」、「クストウェル」、「エクサランス・ガンストライカー」は、実際にラースエイレムを無効化できるカスタムボーナスを習得できる。
      • また、ビルトビルガーは「固有武器の射程+1、空の地形適応をSにする」というもので、空の適応がBであったためビルトファルケンと組みづらいとされてきたビルガーにとっては非常に有用なボーナスといえる。
  • BGM
    • 本作の中枢を担う作品である、『J』と『GC/XO』のBGMが非常に多い。
      • 特に『J』は、エンディングテーマと主人公設定BGM以外の全てのオリジナル関連曲が使われている。曲名が不明だったカティア達の必殺技使用曲にも名前が付いた。
      • 原作では「戦闘BGMらしくない」と不評だったテニアのテーマ「Powerful Eater」やメルアのテーマ「Sweet suite」は、大幅なアレンジが加えられたことによって改善されている。
    • また、サプライズ参戦した「ダークブレイン」の部下たちは、『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』の楽曲をアレンジしたテーマ曲が用いられており、こちらも大いに好評を博している。
  • 戦闘中の特殊会話が大幅に増えた
    • ザコ、ボス問わず、敵味方双方に特殊な組み合わせによる戦闘会話が多い。
    • 一見、無関係そうな組み合わせでも発生することが多くなっている。ゴモウドッカやラスボスへの特殊台詞は、その背景を推察するものも多く、興味深い内容となっている。
  • 中断メッセージ関連
    • ファンによって毎回楽しみにされている中断メッセージは、従来はクイックセーブし、ゲームを終了するという操作が必要だったうえに、どの掛け合いを見るか選択することができなかった。
    • 本作では、条件を満たせば、ライブラリから好きな掛け合いを選択、鑑賞することができる。
  • ロード時間がとても短く、快適にプレイできるようになった
    • 特にコンティニュー、戦闘シーンへの入りは、ほぼタイムラグがないと言えるほど。

賛否両論点

  • 一部のキャラの扱いについて
    • 評価点の項目で記載したマイルズだが、最初こそ堅物でやや融通の利かないキャラであるが傲慢さや嫌味な所は無く鋼龍戦隊と共に戦っていくうちに徐々に態度が軟化していき、信頼を勝ち取っていく。
      • ただ特に序盤において、鋼龍戦隊のお目付け役のような役割、(軍人としては当然だが)堅物で上への確認を優先し対処が遅れる、といったプレイヤーを邪魔する形での出番が多い。加えて司令という立場からストーリー上出ずっぱりな為(これも戦隊指揮官として折衝などで表立つのは当然であるが)、艦長でもないので戦闘シーンには一切参加しないのに本作でも特に印象に残るキャラになっている。
      • マイルズのキャラ自体は評価されている一方で、キャラ同士の交流が控えめな本作でこういった立場のキャラの出番が多くなっている事には否定的な声も多い。
      • 総合すると、リアルに司令としての仕事などを考えれば出番の多さなどはわからないでもないが、スパロボという戦闘キャラが表立つべきゲームに合っているかと問われるとYESとは言いづらいキャラ、といったところだろうか。
  • システムの変化の乏しさ
    • 今作では第2次OGから3年は経過しているが、めぼしい新要素はアーカイブ、およびビギナーズモードの追加とマキシマムブレイク周り、そして前述のエースボーナス・カスタムボーナスの個性化のみである。
      • 安定してやりやすいという声もある一方で、技能養成の全体的な緊縮化(OG外伝の反動もあるが)や空適応Bの多さなどの改善・刷新を望む声もある。
  • 機体、パイロットのバランス
    • 『J』、『GC/XO』に登場する機体は、主人公機として相応しい能力を備えている。『J』ではそのポテンシャルを十分に発揮できなかった「クストウェル・ブラキウム」も、隠しユニットということもあり、本作最強レベルの性能を誇っている。
    • 『第2次OG』、『DP』で強力すぎたとされる、「グランゾン」、「エグゼクスバイン」、「SRX」、「ソウルゲイン」、「ペルゼイン・リヒカイト」、『D』の主人公機などは調整がなされているが、前の4つは相変わらず強力 *8 で、ペルゼインと『D』主人公機は大幅に弱体化している。
    • 「ランページ・ゴースト」の威力が見直されており、『第2次OG』における「EDN」に劣っているという悲劇は見られなくなった。
    • 『第2次OG』におけるアタッカー・インファイト・ガンファイトなどの先天化による一部キャラ独占によるキャラ格差の増大は、ステータスなどの数値を調整した跡が見られる。 *9 。また、前述したとおり、「統率」が「MB発動」となり、誰でも習得できるようになった。
    • 一方で、強力すぎるとされている「ALL武器」や「合体攻撃」 *10 、パイロットの所持しているスキルについてはほとんど手を加えておらず、SPが高い反面デフォ機と全く噛み合わない精神ラインナップにされたアラドや、パイロットのマサキの能力や精神コマンドこそ上方修正されたものの、サイフラッシュの威力が乏しくALL武器の無いサイバスター、同じく、エクスバインボクサーにALL武器がないため、ガンナー一択となってしまっているエクスバインなど、システム的に不利なユニットとの格差は未だに大きい。
      • 特にアラドは、相変わらず技量が低く、タスクのみ大幅に強化された「ラッキー」が未だ死に技能になってしまっている。さらにデフォルト機であるビルトビルガーにALL武器がついていないため、キョウスケやタスクなどの競合相手に水をあけられた結果となっている。

問題点

  • アニメーション使い回しによる問題
    • アニメーションは『第2次OG』や『OGDP』を基に新規機体の追加、一部に新規書下ろしとなっているが、新規に書き下ろされた機体の等身が以前の物と少し違う為、並んだ際には違和感を感じてしまう。
  • 夜のマップが見づらい
    • 本作は夜に出撃することが多いのだが、地形が入り組んでいるにもかかわらず暗くて見づらくなってしまう。
      • 特にラマリスは紫を基調とした色彩なので、保護色と言われるほど見づらく、探すにも一苦労。
  • 出撃数が不自由
    • 本作では序盤から中盤でほぼ全ての味方が揃うが、主に序盤から中盤にかけて人数に対して出撃数の枠が少ない。
      • 既存キャラはスタート時に選択した分岐ルート終了時にまとめて加入するのだが、そこからしばらく味方の過半数が出撃できない状態が続く。
      • 合体機の中でもSRXのみ機体数の関係か従来通り合体状態で出撃できないので、この点の煽りを大きく受けている。
  • 『GC/XO』関連
    • 主人公機の「ソウルセイバー」は原作では4つの形態へ換装できるのだが、本作では「SS」「GG」の2形態しか換装できない。
      • また、頭部が変形する小型戦闘機ヘッドセイバーとの分離も再現されていない *11
    • キャラ面では、『XO』で新たに登場した主人公の学友である椎名奈穂子、裕太、井沢麻里が不参加。
+  『GC/XO』に関する終盤の展開についてネタバレ有
  • エースボーナスの個性化による弊害
    • 評価点にある通り、よりキャラクターに合致した要素になったが、マサキ、ヨン、ギリアム、アラド、ゼオラなどの、使い所が難しいエースボーナスも存在する。
      • マサキやヨンはボーナス自体は悪くなく、特にマサキは前作より強化されておりボーナス自体は強力。ただ、ヨンは対象の敵の出番が少なめ、マサキは参戦以降「空」地形がほとんどないというシナリオ側の問題を抱えている。
      • ギリアムは「ターン開始時に10マス以内の敵に「偵察」をかける」というもの *12 。10マス以内に近寄ってきた敵は攻撃してきている事が多く、本作の偵察はステータスを見るだけで副次効果もないので、強化パーツの所持状況を探る程度しか使い道がない。何より、ターン開始時に一々偵察をかけて回るので、エフェクトが邪魔に感じられる。
      • アラドのエースボーナスはゼオラとツインを組むと一度だけ初期気力+15、ゼオラはアラドと組んでいる限り毎ターン気力+5というもの。合体攻撃に利用するには有用だが、二人の専用機はツインユニットとしての相性が悪いので、専用機のまま有効活用するには前述のカスタムボーナスや強化パーツ、換装武器を工夫する必要が出てくる。
  • シナリオデモ
    • 『第2次OG』でも見られた要素だが、仲間同士の交流が控えめ。主人公の統夜をはじめ、『J』、および『GC/XO』のキャラクターは大いに活躍を見せてくれるのだが、他の作品のキャラクターは、強制出撃やインターミッションにおける会話は少なめである。
    • 例えば、今作はトーヤとアキミが学友という設定があるが、序盤のみで以降はそれが活かされずにフェードアウトしてしまう。また、別シリーズのキャラクターに殆ど絡まず終わってしまうキャラもおり、前述のマイルズの出番の多さと相まってスパロボの醍醐味であるクロスがやや希薄となってしまっている。
    • 完全な空気に成り下がっているキャラクターはおらず、ストーリー自体は濃密ではあるものの、OGDPではキャラ同士の描写もしっかりしていただけに、今回期待していたファンの期待にはそぐわない結果に終わってしまった。

総評

『第2次OG』、『OGDP』と同様に、全体的な完成度は相変わらず高水準にまとまっていて、大胆なクロスオーバーも多い。
ただし、ファンから改善を求められていたとされる、バランスの格差やキャラ同士のクロスが淡白である点は、十分に改善されたとは言い難い。
以上のことから、総じて全体的な出来は良い一方で、作り込みの甘い部分も残っている作品と言えるだろう。
シナリオが大幅に補完されている『J』や、新たな敵や設定が追加されたことで従来以上の存在感を獲得した『コンパチヒーローシリーズ』のファンには是非ともお勧めしたい。


余談

  • 『J』の声優はトーヤに島崎信長氏、カティアに日笠陽子氏、エ=セルダに堀秀行氏と、アニメ『健全ロボ ダイミダラー』を意識したようなキャスティングだったため話題になった。後に公式ラジオ『うずまきWAVE』で寺田プロデューサーが全くの偶然と答えていたが、これに関連したネタが中断メッセージにある。
  • 長らくスパロボシリーズに参加し、OGシリーズでもエクセレン・ブロウニングやアルフィミィ等を担当した水谷優子氏が2016年5月17日に逝去。本作のPS4初回限定版の特典ピクチャードラマ「び~ち・でゅえら~ず」がスパロボシリーズ最後の出演作となった *13
  • 『GC/XO』のリアル系主人公機「ソウルガンナー」とその後継機「ソウルランサー」、および、敵幹部のロボットは、『機甲世紀Gブレイカー』とのコラボ要素が強い為に、今作では不参加。主人公機は「ソウルセイバー」のみになっており、敵幹部の機体はオリジナルの機体に一新されている。
    • なお、敵幹部の機体は、新たに作られた量産機に、原作のテイストを加えた形となっている。