【なぞのミニゲーム】
ジャンル | ミニゲーム集RPG | |
対応機種 |
ニンテンドーDS (ニンテンドーDSiウェア) |
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発売・開発元 | 甲南電機製作所 | |
配信開始日 | 2013年1月30日 | |
定価 | 500DSiポイント(税5%込) | |
プレイ人数 | 1人 | |
セーブデータ | 1箇所 | |
レーティング | CERO:B(12才以上対象) | |
判定 | なし | |
ポイント |
まさか(?)のRPG + ミニゲーム集 異色作ながらもゲームとしては遊びやすい |
「メカニックアームズ」というブランド名でニンテンドーDS・3DSのダウンロードソフトを定期発売しているメーカー、甲南電機製作所からリリースされたDSiウェアソフト。
ゲームタイトルからは想像できないかもしれないが、メインジャンルはファンタジー路線のRPGである。
ミニゲームはRPGパートの合間でプレイしていく事になる。
公式では任意セーブ方式という事になっている(*1)。
メイン操作はRPGパートはタッチ・十字キーとボタンの双方に対応、ミニゲームパートはタッチのみに対応している。
ストーリー
それは"とある"世界にある"とある国"での出来事。
民衆から慕われていた「王女」が「魔王」によってさらわれ、遠くへと連れ去られてしまいます。
あまりにも突然な出来事に怯えを隠せずにいた王女の前に、魔王は「数日後、お前と婚約する。それまで好きにしていろ」と語り、どこかへと消えてしまいました。
王女は助けを求め、ひたすらに祈ります。そして、その祈りは意外な形で届きます。
突如として、何もなかった荒野に「ナゾの塔」が出現し、「王女はナゾの塔に監禁されている」という情報が国中で広がったのです。
その知らせを聞いた勇敢な者達が、続々とナゾの塔へと向かっていきます。
プレイヤーは勇敢な者の1人である「勇者」として、様々な試練が待ち構えるであろうナゾの塔を攻略しなければなりません。その結末は果たして…?
登場人物
+ | 登場人物一覧 |
主なルール
本作には大きく分けて「RPGパート」と「ミニゲームパート」の2パートがあり、それぞれ交互にプレイを行っていく必要がある。
RPGパート
+ | RPGパート詳細 |
戦闘・装備
+ | 戦闘・装備詳細 |
ミニゲームパート
+ | ミニゲームパート詳細 |
ミニゲーム一覧
ミニゲームの総数は以下の23種類。
+ | ミニゲーム詳細 |
+ | どんでん返しのエンディング(軽度のネタバレ) |
DSiウェア末期である点と、500円相当というDSiウェアとしては決して安くはない価格設定の件もあって、一見では目に付きにくい作品だが、びっくりする程作り込まれたナゾの完成度を誇る。
RPGとしてはごくシンプリーで遊びやすく、純粋なるミニゲーム集としても小粒ながらも遊べる内容である。
まさに「様々な方面でナゾのゲーム」といった印象か…。
DSi版発売から約3年後に、3DSのDL配信ソフトとして、『ナゾのミニゲーム ちょいがえ』が配信された。
ゲームバランスの調整等が行われた完全版である。
これから購入するなら、難点がいくつか改善された3DS版の方が良いだろう。
変更点は以下の通り。
*1 執筆者調べによると、任意セーブをしないままに本体電源を切っても、それまでのデータが自動的に記録される。よって、事実上はオートセーブ方式といえる。
*2 一応、同じ敵と何度も戦うと戦いのコツをつかみ、その敵と戦う際に有利にはなる。同じ名前のザコ敵が倒しやすくなるだけであり、別の敵やらボスに対しては無意味だが。
*3 "UFOミサイル"と"動物捕獲の自機が、同じUFOの使い回しという些細な流用はある。
*4 残りのミニゲームはBGMなし。音楽ゲームという関係上、"きのこで遊ぼう"は無音の中に効果音の演奏が流される。
*5 「プレイヤーの腕前により高ランク評価が取りやすくなる」「高い難易度を遊ぶ事で高倍率のボーナスが発生しやすくなる」といったプラス要素ならあるが…。