ソロモンの鍵
【そろもんのかぎ】
ジャンル
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パズル&アクション
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対応機種
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アーケード、ファミリーコンピュータ 他移植版多数
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発売・開発元
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テクモ
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稼動開始日【AC】
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1986年
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発売日【FC】
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ロムカセット:1986年7月30日 ディスクカード:1991年1月25日(書き換え専用)
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定価
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ロムカセット:4,900円 ディスクカード:500円(書き換え専用)
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配信
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バーチャルコンソール【FC】 【Wii】2006年12月2日/500Wiiポイント 【3DS】2012年12月5日 【WiiU】2013年5月1日/上記共に500円(全て税5%込) アーケードアーカイブス 【PS4】2014年9月4日/823円(税8%込) 【Switch】2019年6月6日/823円(税8%込)
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判定
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良作
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ソロモンの鍵シリーズ ソロモンの鍵 / 王女リヒタの涙 / ソロモンズ倶楽部 / ソロモンの鍵2
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概要
初期アーケード及びファミコンを代表するパズルアクションゲーム。
レトロゲームを主題に扱った話題ではかなりの確率で出てくるほど知名度は高い。
1991年1月に書換専用としてディスクカードで再発売された。
この頃は既にディスクシステム自体が末期でテクモにとっては最初で最後のディスクカードソフトとなった。
ストーリー
世界がまだカオスの状態にあった頃。
偉大なるソロモンは魔術を研究し、
その生涯の成果を示した魔法書「ソロモンの鍵」の魔力で、
はびこる悪霊たちを地下星座宮奥深く封じ込めたと伝えられている。
この伝説を信じ、長年探し求めた道士がいた。
彼はついに星座宮を発見し、「ソロモンの鍵」にたどり着いた。
しかし彼が魔法書を取った瞬間悪霊たちが溢れ出し
世界は再び闇に包まれてしまう。
妖精の園ライラックの王ユトラは、魔法使いダーナに世界の修復を命じる。
ダーナは、禁断の秘境、魔の星座宮へと踏み込んでいくのだった…。
(バーチャルコンソール版公式ページから引用)
特徴
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全てのステージが1画面に収まったオーソドックスな面クリア型のアクションパズルゲーム。
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操作も移動とジャンプ、しゃがみ、目の前にブロックを出現させたり消滅させたりする「換石の術」、アイテム取得による回数制限付きのファイアーボールだけと非常にシンプル。
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ダメージを受けると一撃でミスする。LIFEは体力ではなく時間制限。
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基本は換石の術を駆使してブロックを作り、足場にしたり、敵の移動を妨げる壁にしたり、敵の放つ炎を防ぐ盾にしたりして利用して要所要所を切りぬける。ブロックは置ける場所がある限りいくらでも作れる。
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逆に換石の術でブロックを消滅させることによって敵の足場を崩したり邪魔なブロックを掘り進んでいくことも重要。
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また頭上のブロックはジャンプで2回頭を叩きつけることでも破壊できる。
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ファイアーボールは最初の状態では使えない。マンダの壺というアイテムを取れば1つにつき1発撃てる。また、2種類あるクリスタル・ラドというアイテムを取得すれば飛距離を伸ばせ、ライラの巻物というアイテムを取れば所持できる上限数が増やせる。
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回数制限がきついが、あらゆる敵を一撃で倒せるため緊急回避などに非常に有効。使い時を見極める必要がある。
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ステージのどこかには鍵が存在し、鍵を取得した状態でそのステージの出口へたどり着くことで次のステージに進行する。
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1ステージには時間制限(LIFE。アーケード版ではBonus)があり、時間をかけるごとに減少し0になるとミスになる。
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スコアの概念があり、ステージをクリアするとその残りLIFEに応じて点を貰える。また敵を倒すことで現れる宝袋や、特定ステージに隠されている折鶴、クレオパトラ、スフィンクス、テクモプレートなどのアイテムを取得することで大幅に上がる。
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ステージには妖精がいることがあり、妖精を10人助けることで残機が1増える。妖精はライラックの鐘というアイテムを取得することでも現れる。
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その他、マプロスの薬やテクモプレートといったアイテムを取得することでも残機が増える。
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ステージにはカミーラの鏡というモンスターが湧き出てくる出入り口があることがある。鏡がある場所はプレイヤーの移動はできるが敵やアイテムがある場所と同じくブロックを置くことができない。
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アーケード版には石の間をすり抜ける「スライム」とダーナに似た姿で換石の術を使う「魔道士」という敵がいたが、ファミコン版では登場しない。
評価点
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骨太のステージの数々
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全50ステージとボリュームは十分。敵がほとんどいないが仕掛けが難解なステージ、ブロックだらけで鍵がどこかに隠されているステージなど内容もバリエーションに富んでいる。
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古いゲーム、子供向けのファミコンゲームと侮ることなかれ、知恵もアクションも十二分に駆使して攻略しなければならず難易度は非常に高い。
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だが諦めずに挑み続ければ決して攻略できないものではない。細かなテクニックを駆使し、敵の特徴・動きをよく掴み、後の帰り道まで考えて手順を組み上げていけば必ず攻略できるようになっている。
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敵キャラはごく一部を除き一定の決まりに沿って動くため、「運が悪ければクリアできない」といったことはない。
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後述のコンティニューの仕様を考えての事か、全てのステージはファイアーボールによる除去無しでクリアが可能。一発もファイアーボールを撃たずにベストエンディングを迎える事も出来る。完全パズルプレイを前提にしたゲームバランスが編まれている。
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新たな発想を閃いたり、テクニックを十分に駆使した立ち回りができたり、何度もやられたりした末にステージを攻略できた時の爽快感はかなりのもの。
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意外と親切な基本設計
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ステージ1はスーパーマリオブラザーズの一面のように基本的な操作を身につけられる簡単で親切な作り。敵を落下させれば倒せることや、基本的なアイテムの効果なども覚えられる。
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ミスしてもそれまでにステージの鍵を取得していた場合鍵を持ったまま再スタートできる。そのため復帰時の負担がある程度軽減される仕組みといえる。
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裏技(といっても説明書に載っているので仕様か)で無限にコンティニューができるため同じステージを何度も試行錯誤することで攻略に集中することができる。
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ただしFC版では42面以降のコンティニューは41面に戻されてしまうためこれがあっても確かな実力がなくてはクリアできない。なお、アーケード版では42面以降でのコンティニューが一切できない。
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なお、後発のMKIII版はパスワードコンティニューが可能で、いきなり最終面から始めることも可能。
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もちろんポーズもかけられる。ポーズをかけてじっくりとステージを眺め、敵やアイテム、ブロックの配置などを考えればルートを構築したり攻略法を閃いたりできることも。
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時代が時代なだけにステージセレクトやセーブ機能のような便利機能は流石にないが、特定ステージに隠されている金の翼を取得することにより6面先にワープができるようになっている。
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ただし金の翼でワープすると取得したステージによっては完全クリアに必要なソロモンの封印があるステージまで飛ばしてしまうことがあるため完全クリアを狙う場合は注意。
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これらのユーザーライクな仕様により、ミスを繰り返してもモチベーションが維持できる。
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優れた操作性。
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レスポンスがよくアドリブのきくスムーズな操作性はマリオにも劣らない。
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しかも当たり判定が小さいためとんでもない敵のすり抜けやブロックを縦積みすることによる強引な上下移動も理論上可能である。それが難なくできる域まで達するにはドット単位の操作を極めなければならないが。
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自由度の高いステージ解法
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定石というものはある程度決まっているものの解法は一つではなく、敵をファイアーボールで蹴散らして安全に行くのも、純粋なテクニックの力技で進むのも、定石通りじっくりと腰を据えて攻略するのもプレイヤー次第。
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壊せるブロックの上に敵を誘導してブロックを破壊し敵を落下死させる、ブロックを壊す敵を利用して壊したいブロックを遠隔的に時間差で破壊する、ブロックを壊せない敵の周りをブロックで囲んで閉じ込めて無力化する、など意外と応用的なテクニックも多く、プレイし続けるとプレイヤースキルがどんどん磨かれていくのを実感できる。
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ステージによっては敵を倒すと新たな敵が大量にわき出すという罠が仕掛けられてるため、時には敵を倒さずにやり過ごすことも重要になる。
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良好なグラフィックと音楽
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黒がほとんどないカラフルさに加えてドット絵自体のクオリティも高く、当時としてはかなり優れたグラフィックといえる。
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音楽も耳に残り、雰囲気を醸し出せており、なおかつ思考の阻害にならない落ち着いたフレーズであり評価が高い。
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やり込もうと思えばどっぷりやり込める仕様。
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FC版では、4ステージごとに星座パネルというアイテムが配置されており、取得した上でステージをクリアするとボーナスステージに行ける。一方、アーケード版では特定のステージで魔法をかけた鍵を取ることにより次のステージが隠しステージに変わる。
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スコアの存在やクリア後の評価もさることながら、ステージのあちこちに隠しアイテムが存在しており、換石の術を使用したりアイテムが隠されているブロックを消滅させることで現れることがある。それらを探す探索要素の高さも評価に値する。
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さらに完全クリアのためには魔法書ソロモンの鍵の欠落した2つのページを探す必要があり、それを取得するにはあちこちのステージに隠されているソロモンの封印と星座パネルを取得しなければならない。しかも魔法書ソロモンの鍵が安置されている部屋はどう見てもクリア不可能なマップ。頭をひねらねばならない。
賛否両論点
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仕様によるスコアの陳腐化
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残りLIFEが点数に加算され、全50ステージと長丁場なのでプレイヤーの力量がスコアに如実に現れる…かと思いきや、この作品はアイテム取得で手に入るスコアが非常に大きいため、ハイスコアアタックはかなり味気ないものになってしまっている。
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其の最たるものが"PRINSESS"(誤字ではない)における残機つぶし。隠しアイテムは通常取得のチャンスが一度しかないのだが、ココの折鶴(10万点)二個はミスすることによって何度も取得できるため、ここで残機が許す限り大量のスコアが稼げてしまう。
ココにたどり着くまでに残機を溜めたり、ほかのアイテムを残らず取得したりと技量が問われるのは確かだが、たった一つのステージで大量に稼げてしまうのは賛否が分かれるところ。
問題点
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プレイヤーの技量を測る数値として「偏差値」と言う物がある。これはいくつかの部門からの評価値を総合して算出され、当然スコアの部門もあるのだが、その割り当ては変動する値の合計が37(最低47点、最高84点)に対してたったの"5"。さらに5に達する条件がたったの50万点。これは後半の隠しアイテム一個で事足りる数字である。
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よってクリアを目指せるレベルのプレイヤーにとってはスコアは無意味と言っていいくらいの扱いであり(拙い例えだが、テストで名前書いただけで10点もらえたといったレベル)、これもこの作品におけるスコアの地位を低い物にしている。
総評
見た目に反して難易度がかなり高く、死にゲーかつ覚えゲーな部分があり、その点では人を選ぶ作風とはいえる。
しかし難易度の高いステージを自力でクリアできた時の快感はかなりのもので、今の時代にプレイしても決してレトロゲーだと馬鹿に出来ない面白さがある。
ゲームデザインそのものも秀逸で、明確に欠点と言える部分がなく非常に完成度の高い作品である。
移植・リメイク
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セガ・マークIII『ソロモンの鍵 王女リヒタの涙』(1988年4月17日発売)
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セガハードのサードパーティ発売カートリッジ「シルバーカートリッジ」ブランドの第2弾として発売されたソフト。テクモの子会社であるサリオが発売。
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FC版ベースの移植だが、副題にある「リヒタの涙」がキーアイテムとして新たに追加され、それに伴いステージ構成も若干変更されている。
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また、一部の魔物やボーナスターゲットのキャラ差し替えもされている。
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パスワードコンティニューの追加によりプレイしやすさが向上されたほか、FM音源ユニットにも対応しており高品質のBGMも楽しむことができる。
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なお、FM音源ユニット搭載時には通常面のBGMがロングバージョンになり、"PRINCESS"及び"SOLOMON"(最終ルーム)のBGMが専用曲になる。
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画面解像度の都合上FC版よりも画面が縦方向に1ブロック分狭い、操作に若干癖があるなどの難点はあるものの、全体的に良移植。
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PCエンジン『ZIPANG』(1990年12月14日発売)
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同名映画のゲーム化としてパックインビデオから発売された。キャラ差し替えや多少のアレンジはあるが、基本的に『ソロモンの鍵』と変わりはない。
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ゲームボーイ『ソロモンズ倶楽部』(1991年4月5日発売)
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ストーリーはファミコン版の前日談で、魔法使いダーナの見習い時代の試練を描いたものとなっている。
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アイテム(特定のステージにあるショップで購入できる)が追加された。アイテムはあると便利だが、もちろん無くてもクリアは可能。
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その他、ステージセレクトやパスワードコンティニューなども追加されており、プレイしやすくなっている。
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解像度の関係で、ステージはファミコン版よりも狭い。
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ゲームボーイカラー(専用)『ソロモン』(2000年9月24日発売)
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『ソロモンズ倶楽部』のリメイクだが、「モンスターファームシリーズ」のスピンオフとなった。
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主人公は『モンスターファームバトルカードGB』に登場した探険家のコックスの若き日。
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モンスターファームシリーズらしく「円盤石」を集め、隠しステージに存在するヨイモンモンスターを触れるとお助けキャラとして連れて行くことが出来る。
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ヨイモンはモッチー・スエゾー・ライガー・ゴーレム・ハムの5体。奇しくもアニメシリーズや『モンスターファームジャンプ』と同じキャラ選択。
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イベント専用モンスターとしてヒノトリも登場する。ゲームの目的はヒノトリの入手となっている。
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敵キャラもディノやナーガといったモンスターファームのキャラ。
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ボスキャラクターは後にモンファの人気キャラとなる「ザン」。ザンのマスターは「ナーダ」と、ソロモンシリーズを意識したネーミング。
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その他、ステージエディット機能も存在。勿論通信機能を用いて交換も可能。
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プレイステーション2
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2004年11月25日に発売された『テクモヒットパレード』(テクモ発表のアーケードゲーム7作品を収録)の内の一本。
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Xbox
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2005年10月27日に発売された『テクモクラシックアーケード』(テクモ発表のアーケードゲーム11作品を収録)の内の一本。
また、ファミコン用ソフトとして続編『ソロモンの鍵2 クールミン島救出作戦』が発売されている。
アクションゲームとしての側面が大きく薄れ、本作の換石の術のシステムを使ったパズルゲームといった作品となっており、本作の続編として期待するプレイヤーからの評価は非常に低いが、単体のパズルゲームとして見ると良質な作品と言える。
余談
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パチスロ原作のアニメ「Rio RainbowGate!」に今作の主人公ダーナが登場している。
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設定では本人ではなく、後継者とのこと。
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更なる余談だが、ボンジャックをイメージしたキャラクターが登場していたり、作中でスターフォースをプレイするなど、旧テクモ・テーカンネタが盛り込まれていた。
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更に2013年にホールで導入された「CRぱちんこRio -Rainbow Road-」では、女の子になったダーナが登場している。
最終更新:2023年06月04日 17:00