縁日の達人
【えんにちのたつじん】
ジャンル
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縁日体感ゲーム
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対応機種
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Wii
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メディア
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12cm光ディスク
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発売元
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バンダイナムコゲームス
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発売日
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2006年12月2日
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定価
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5,040円(税込)
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プレイ人数
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1~2人
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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クソゲー
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ポイント
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2006年クソゲーオブザイヤー次点
体験版クオリティのミニゲームがたった
10個
で5040円 太鼓の達人シリーズとは関連性皆無
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クソゲーオブザイヤー関連作品一覧
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概要
バンナムのWiiローンチタイトルの一つで、縁日をお茶の間に持ってこれるとの売り込みだったが…。
ミニゲーム一覧
「金魚すくい」「バルーンアート」「たこ焼き」「占いの館」「お化け屋敷」の5つは協力プレイが可能。
また、それぞれのミニゲームには20個程度のノルマが存在する。
他、ミニゲームの出来によって、屋台を訪れる時、出る時の店主の反応が変わる。
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ヨーヨー釣り
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Wiiリモコンの下側をつまむようにして、下向きに持って遊ぶ。
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こよりを動かす要領でWiiリモコンを傾け、ヨーヨーの輪に合わせてこよりを下げていく。
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こよりのゲージを見ながら、こよりがちぎれないよう力加減を調節しつつヨーヨーを釣り上げる。
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射的
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リモコンで照準を動かし、景品に向かってAボタンで弾を打つ。
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輪投げ
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欲しい景品に合わせて輪を持った手を横に動かし、景品に向かって輪を投げる。
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景品の場所は上段、中段、下段の3段あり、振りの強さで飛ぶ場所が変わる。
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バルーンアート
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太鼓の達人を思わせる音ゲー。
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リモコンとヌンチャクを向かい合わせにし、音符に合わせて風船をひねったり、折ったりするようにリモコンとヌンチャクを動かす。
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協力プレイではリモコンとヌンチャクを片方ずつ持って操作する。
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金魚すくい
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リモコンをポイの要領で上下に動かし、金魚や亀をすくう。
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協力プレイではリモコンでポイ、ヌンチャクでお椀を操作する。
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たこ焼き
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粉つぎ、千枚通しを使い、焦げない様にたこ焼きを焼く。
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リモコンのAボタンで粉つぎと千枚通しの切り替えが出来る。
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協力プレイではヌンチャクで粉つぎ、リモコンで千枚通しを操作する。
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ダーツ
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照準を動かし、景品に向かってWiiリモコンを振り的に向かって矢を投げる。
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矢が当たった場所に応じてアイテムが貰える。
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クレープ
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トンボでクレープ生地を伸ばし、焼き上がったら盛り付けを行う。
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客ごとにトッピングの好き嫌いがあり、意識しながらトッピングを選ぶ必要がある。
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何故かトッピングにキュウリ、小魚が存在する。
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占いの館
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おみくじ、水晶占いが出来る。
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協力プレイ要素として相性占いがある。
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お化け屋敷
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隠し屋台。両手に持ったハンマーで幽霊や妖怪を倒すレールシューティング風味のアクション。リモコンとヌンチャクを振ることでハンマーを振れる。
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制限時間内に最後の地点にいるボスを倒すとクリアとなる。
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協力プレイでは、リモコンとヌンチャクを片方ずつ持って操作する。
宝物
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コレクション要素として、屋台で手に入れたアイテムをコレクションすることが出来るシステム。
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曜日、日付が合わないと貰えない物や、屋台、ミニゲーム内で特殊な操作を求められる物もある。
問題点
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薄い。
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この一点に尽きる。単純な操作のミニゲームが10個だけ。これで5,040円とはボッタクリと言われても仕方あるまい。
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さらにそのうちの一つは結果を読むだけの占いなので実質9個である。ストーリーモードといった類のモードも存在せず、プレイのバリエーションが特別充実している訳でもない、ただこれらのミニゲームを遊ぶ「だけ」の商品である。
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隠し要素の「お化け屋敷」を出現させるのに必要な行程が多すぎる、苦労して出現させても結局は単純な内容のミニゲームであり、あまり怖くも面白くもない。
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残念な出来のミニゲーム
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クレープ・たこやきは単純に操作性が悪く、バルーンアートは反応の悪さに加えて音ゲー形式となっている。その上、曲とコマンドが一致していないという。
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タイミングを合わせても反応しなかったり、逆に1回の動作で連続反応したりするため、まともなプレイが困難である。
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屋台を移動する時のテンポが悪い。
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2人プレイを謳っているが、対戦要素はない。
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2人プレイは協力プレイのみ。対戦要素を期待して買ったプレイヤーからすれば残念要素である。
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2人プレイと書いておいて協力要素しかない作品は本作品に限った事ではないが、購入後に発覚して落胆するケースは発生しうる。
評価点
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宝物は先述の通り、特殊な操作を求められる物もあり、やり込み要素としては一応成立している。
総評
致命的なバグや調整不足な難易度設定といった要素は無い点は褒められる一方、フルプライスばりの値段に見合わない到底内容の薄さと、ミニゲーム自体の出来の悪さで評価をクソゲー判定にまで落とし込んだ一作。
数が少ないなりにもっと内容を練りこんで遊びのバリエーションを増やした上で、内容相応の値段設定にしていれば、Wii本体発売初期の頃のゲームとして、まだ妥当な評価は得られていただろう。
このゲームを買ってプレイするくらいなら5040円を現実の縁日で使った方が圧倒的に有意義である。
余談
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Wiiの発売直前、『日経CNBC エクスプレス』に任天堂の岩田聡社長が出演し、Wiiの宣伝をしていたのだが、この縁日の達人を紹介するビデオの間、岩田社長の顔色が変わっているようにも見えることが話題になった(1:13~)。
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このことから、任天堂がサードパーティ用に用意した開発資料のソースコードを流用した(アセットフリップ疑惑)のではないかと噂されている。
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身も蓋もないが、顔色が変わったように見えるのはスタッフが岩田社長の前を横切って見切れてしまったからだろう。
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ゲームタイトルやロゴデザイン、キャラデザの類似性から『太鼓の達人シリーズ』との関連を連想しがちだが、太鼓シリーズとは一切関係ない。
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発売元は同じバンダイナムコゲームスではあるが、ゲーム内容も開発スタッフも完全に別物である。
タイトル便乗で売り上げUPに繋げようとでも画策していたのだろうか。
関連作品
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なんとこんな内容なのにもかかわらず、3DSで『みんなの緑日』という、コンセプトを本作と同じくした続編に近い作品が出ている。
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相変わらず薄い、ミニゲームが7種しか無い、内容がしょぼい等こちらも評価は散々である。だが、価格は3990円(当時の税込み)とこちらよりは下がっている。
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なお『縁日の達人』はクソゲーオブザイヤー2006据置版で、『みんなの縁日』はクソゲーオブザイヤー2012携帯版にて、次点入りを果たしている。
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同じバンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)発売のゲームだが、『縁日の達人』はナムコレーベル、『みんなの縁日』はバンダイレーベルである。
最終更新:2024年04月11日 11:17