筑駒の高校入試で合格辞退者が増加していますが… [筑波大学附属駒場高校・偏差値・高校受験 - 受験相談wiki

教えて！受験質問
現在の高校入試事情について。中学生の息子が高校受験を控えております。志望校は日比谷・筑駒・開成の3校のいずれかです。本人はなかなかどの学校が第一志望校か定まりません。現実は3校とも超難関校なので全滅の可能性もあるため、滑り止め校もしっかりと選ぶつもりです。高校受験ガイドを見て思ったのですが、筑駒の合格辞退者が年々増加しているようで、特に今年はかなり多かったようですね。開成も同様の傾向が見られます。やはり最近の日比谷人気の影響で、筑駒や開成高校の合格者が日比谷に流れているとみて良いのでしょうか。今後の志望校選びの参考にしたいと思います。よろしくお願いします。

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ズバッと回答！
某大手塾の関係者ですが、知っているだけで3人が筑駒を合格辞退して都立トップ校（日比谷・西・国立）に進学したので、筑駒と開成の合格辞退者増加は都立トップ校の影響と考えて間違いないと思います。

ご存知かもしれませんが、最近はどこの国立・私立高校も中高一貫生の方を重視していて、高入生の教育の方がおろそかになっています。また学習面だけでなくて、部活や友達関係などでも、中高一貫生重視の学校方針が高入生に悪影響を与えている現状があります。

昨年は筑駒の先生が思わず「高校から入学した生徒は内進生と馴染めないで違和感を感じる」と漏らしてしまい、いろいろと話題となりましたが、やはり現実としてそういう問題があるわけです。

大学受験結果も同様で、開成高校といえども、高校からの入学組は進学率が相当落ちてきています。

高校受験から入学した子は、経験上でも中高一貫校に途中から入るよりも、高校しかない学校に入って3年間の教育課程で勉強するほうが学力が伸びます。開成に高校から入ったら一浪で東大に合格する子なら、日比谷に入れば現役で東大に受かります。

筑駒と開成は、中学校から入学するべき学校です。高校募集というのは補助的な募集にすぎません。

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