ゆっくりいじめ系243 チョコエッグ的な何か

「「「「「ゆ~ゆ~ゆ~♪」」」」」
ある程度育ったれいむたちが半透明な箱に入れられて、そのまま男に運ばれている。
このれいむたちは外に出されることが決まったのだ。
最初は「おかあさんといっしょがいい!」などと言っていたが、
初めて見る外の広さや楽しさを聞かされるとすぐにその考えは変わった。
そして今ではすべてのれいむがこれからの生活への期待に胸を膨らませていた。
「れいむはおいけのちかくにすむよ!」
「れいむはきのおうちにすみたいな!」
「いっしょにたかいところにすもうよ!」
「みんなありすにきをつけようね!」
「おかあさんはあまりうれしそうじゃなかったね!」
「しっとだね!おおこわい、こわい♪」
きゃっきゃとはしゃぐうちにれいむたちは小さな部屋へと順番に入れられた。
『外に出る』の意味も知らないまま…



「次のゆっくりどうぞー」
「ゆっくりまってたよ!」
自分の番になったれいむが部屋に入ってくる。
そして職員はれいむを台の上に乗せ、入念に調べる。
「……飾りを含めて外見上の問題は無いようですね」
「ふふん!このぱぁふぇくとぼでぃにいじょうはないよ!」
「じゃあ口を大きく開けてくださーい」
「ゆ!あーーん!」
言われたように口を開け、舌をぴょこぴょこと動かすれいむ。
この加工場で育ったせいか完全に人間を信用しているらしい。
「……大きさも問題無いようですね。」
透明の液体をゆっくりの歯に塗りながら職員は言う。
「ではしばらくそのままでお願いします。」
「ははふひへへ(はやくしてね)!」
先ほどの甘い液体を舐めながられいむがそう言うのも聞かず、職員にすぐに後ろの箱からカプセルを取り出して
「!!?ごぼ!がぼぼ!!」
大きく開かれたその口に押し込んだ。
「ぼぼ!ぼぼぼ!!」
職員に何かを訴えようとするが口内のカプセルが邪魔で伝えることはできない。当然そのカプセルを餡化することもできない。
ならばとカプセルを吐こうとしたが口は少しも開かない。
それもそのはず、職員が塗ったのは砂糖を混ぜた液体接着剤だからだ。
息苦しさと異物感に目を血走らせ、肩(?)で息をしながら「ゅ…ぅ…」と声にならない声を出すれいむ。
何とか逃げ出そうとするものの、またもカプセルが邪魔をして体がうまく動かない。
そうしてもがいているうちにれいむは透明な袋に入れられ、ゆっくりと意識を失っていった。



とある畑の小屋にて
「ゆっくりかってきたよ!」
「「「ゆっきゅりまってたよ!」」」
大きな袋を持って帰宅した母れいむを迎える小さなれいむたち。
髪飾りのタグから飼いゆっくりとわかる。
「おきゃあしゃんはやくはやく!」
「ゆっきゅりたべたいよ!」
「がまんできにゃいよ!」
買ってきた数個の箱をがさごそと取り出すゆっくり一家。
「れいむたちいままでがんばったもんね!ゆっくりたべようね!」
「「「いただきまーーす!!!」」」



突然入ってきた空気によってそのれいむは目を覚ました。
今まで真空パックに入れられたが、それが破られたことで仮死状態から戻ったのだ。
そして口内に感じる異物感によって全てを思い出した。
生まれてからずっと不自由の無い生活だったこと、外に出ることが決まった事、そのために検査をされた事、
そこで口に何かを入れられた事、なぜか口が開かなくなった事、そして最後に透明な袋に入れられて意識を失ったことを…。
誰かが自分を助けてくれたのか。見ると自分よりも大きなれいむが一匹、小さなれいむが三匹いた。
どうやらこの一家が自分を助けたようだ。また、その他にも自分と同じように目にあったゆっくりも四匹いた。
「ほほふははへへへ(はやくたすけてね)!!!」
ずっと待っていた救いの手に目を輝かせるれいむたち。きっとすぐにれいむをゆっくりさせてくれる、と。
だがこの一家の行動は全く違った。
ぴょんぴょん跳ねてれいむたちに近づくと

かぷり。

「はふはふ!おいちいよ!ゆっくちしあわせ!」
「ぶぼお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!」
何のためらいもなく食べ始める一家。
「ゆっくちできるね!」
「がばあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「おいちいね!おかあしゃん!あいがとう!」
「れいむたちがゆっくりしてたおかげだよ!」
残された最後の一匹の目に映るのは次々に食べられて減っていく仲間、それに代わり仲間の中から現れるカプセルだった。
それをゆっくり一家が舌で器用に開けていく。
「うんしょ!よいしょ!おさるさんだ!」
「あ!あいた!ねこさんだ!」
「こっちはにんじんさんだ!」
「おかあさんは…りんごだ!りんごがはいってたよ!」
カプセルから出たおまけに喜ぶ一家。

だが残された一匹にはなぜこうなったのか全く分からなかった。
どうして自分たちがこんな目にあうのか。
どうしてこのれいむたちは同種を食べるのか。
そう悩んでるうちにいつの間にか母れいむが目の前にいた。
そして塞がった自分の口を無理やりこじ開け始める。
「ゆ”ご!ごぎょ゛お゛お゛お゛お゛お゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
「うるさいよ!はやくしずかになってね!」
それと同時に右頬からも激痛が走る。
「とんねるほるよ!はやくほるよ!ゆっゆっゆ~♪」
「ふぐう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」
子ゆっくりたちが自分の頬を食いちぎっているのだ。
休む暇のない痛みにれいむは再び意識を失った。



数分後…
「すごい!はじめてみちゃよ!!!」
「きらきらしてるね!!!」
「みんなのたからものだよ!!!」
嬉しそうな声にれいむは目を覚ました。一家は円になって何かを見ているようだ。
おそらく自分の中から出したカプセルの中身だろう。
そこへ餡子を点々と残しながら這って近づく生き残りれいむ。。
「どぼ…じで…ごな゛…ごどお゛お゛お゛お゛……」
大きな穴を開けた右頬からの激痛に耐え、やっとの思いで自分の言葉を伝える。だが、
「ゆ!みんなたべないの!おかあさんたべちゃうよ!」
「「「もうたべられないよ!ゆっくりたべすぎたけっかがこれだよ!!!」」」
「ゆゆゆ!しかたないね!むーしゃむーしゃ!」
「が!ゆ゛ぎゅう゛う゛!やめ!ごひ!……ゅぅ……」
おなかの膨れた子どもたちに代わって母親がれいむを咥え、砕き、飲み込んでいく。
そして
「しあわせーーー♪」
やがておなかいっぱいになった一家は新たな宝物を抱いてゆっくりと眠りについた。











あれです。チョコエッグみたいなものです。中に何か入ってるんです。チョコエッグ買ったことないけど。
安いです。100円くらいかも。よって大人にも子どもにも飼いゆっくりにも人気です。多分。
特にゆっくりは中のものを宝物にしてもすぐ壊すのでおまけの価値が上がりまくりです。きっと。
共食い?いいえこれはお菓子です。自信ないけど。
今回の「きらきらしてる」ものレアな何かです。おそらく。
by.らしい

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最終更新:2008年09月14日 06:35
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