ゆっくりいじめ系2579 信じてたのに 中編

※「信じてたのに 前編」を読むと良い感じにスパイスになると思うよ!!






                   『信じてたのに 中編』







俺は1年前、赤ゆっくり2匹を買った。

それから1年間色々な楽しい思い出がいっぱいあった。

海に行ったり、花火を見たり、むしさんの鳴き声を聞いたり、ゆきさんを見たり

ゆっくりかぜをひいたり、あめさんにふられたり・・・・・。

楽しいことがいっぱいあったよな? れいむ? まりさ?


俺はお前らを信じていた。


あかちゃんを産みたいって言った時も「いいよ」って言ったし。

おまえらもわがままも聞いたし。

おまえらのあかちゃんにも精一杯の世話をしたよな?

俺は悪くないよな?



それでも裏切られた。




だから、お前らを俺は裏切るよ。最高の形でな。










1日前。


「ゆぴいいいいいいいいいいい!!!!」

パリーンッ!! というガラス物が割れる音ともに赤れいむの声がした。
まさか、と思い現場に駆けつけたが案の定まさかだった。


机の上に飾ってあった、花瓶が割れていた。


その花瓶はもうおばあちゃんが大切にしていたものだった。



『おじいちゃんが60歳の結婚記念日に赤い薔薇と一緒にくれたんだよ。』

とニコニコしながらみんなに話していた。
おじいちゃんは新聞を赤い顔で読み続けていた。

もっとも2人とも、もうこの世には居ないが。


俺はおばあちゃんっ子でおばあちゃんが大好きだった。

赤れいむなんてどうでもよく。おばあちゃんにすまないという気持ちで一杯だった。


「ぴい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!
 いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!!
 たちゅけろお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!
 じじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!」


赤れいむが小うるさく叫ぶ、耳障りだ。
ぬくぬく育てられたからガラスがちょびっと刺さっただけでも激痛なんだろうな。ざまあみろ。

そこに馬鹿饅頭2匹がやってきた。

「おちびちゃあああああああああああああんッ!!!」

「ゆわああああああああああああああ!!!
 だいじょうぶかだぜ!?」

俺はコイツらのどんな仕打ちよりもイライラしていた。

原因はもちろん花瓶だ。

「じじいいいいいいいいいいいい!!!
 はやくおぢびぢゃんをだずげろおおおおおおおおお!!!」

「黙れ饅頭。」

「ゆ゛ッ!?」

久しぶりにコイツらのおびえた顔を見た。

「俺に命令するな、饅頭の分際で…。
 敬語を使え。おちびちゃん♪(笑) を助けて欲しいんだろ? ああ゛?」

「ゆゆゆ・・・・ゆぐうああああああああああ!!!
 じじいさま!! おぢびちゃんをたすけろほしいんだぜえええええええっ!!!」

日本語ではない言語をしゃべる饅頭がそこには居た。


死なれちゃ、後々困るので俺は赤れいむのガラスをピンセットで抜く。


「ゆびゃッ!!」

「ぴぃい゛ッ!!」

「み゛ゃみ゛ゃぁッ!!!」

「い゛じゃい゛ッ!!!」

「ぴゃあ゛ッ!!!!」

俺はチビ饅頭のガラスを思いっきり抜いてやった。
チビ饅頭は傷みでピクピクしてやがる。

「みゃみゃぁ―ッ!! いぢゃいッ!! いじゃいよぉ―ッ!!!」

「おちびちゃん!!! ぺろぺろしてあげるからねええええええええええ!!!
 だいじょうぶだよおおおおおおおおおおお!!!!」

1年前に買った「はじめてのゆっくりせいかつ」という本には
「ぺろぺろ」には本当に治癒効果があると聞いた。
唾液がいわゆる「溶かした小麦粉」に近いらしいからであるそうだ。

小賢しい饅頭だ。

「おい、どけ。」

俺は紅白饅頭を退けた

「おちびぢゃんがけがしてるからはやくたすけてねえええええええええ!!!」

「ああ、これから治療してやるのさ。」

「やさしいどれいなんだぜ! みなおしたんだぜ!!」


我慢だ。我慢するんだ。そのほうが更なる屈辱を与えられる。耐えろ俺。




俺はチビ饅頭を掴むと台所へ向かった。
そして、まな板の上にプルプルしているチビ饅頭を置き冷蔵庫からオレンジジュースを取り出した。
それをチビ饅頭にぶっ掛ける。

「ゆ゛・・・・・・・ゆ゛・・・・・ゆ゛・・・・ゆ゛・・ゆ゛ゆ・・ゆゆゆゆゆゆゆ!!!」

傷口がみるみる塞がっていく。
恐ろしい生物だ。ゆっくりは。

「・・・・・ゆ? ありぇ? みゃみゃは? ぺりょぺりょしてもりゃってたりょ?」

「ああ、俺がお前を助けたんだよ。」

「きがきくどれいだにぇ!!! かわいいれいみゅがけがしていたらほっちょけないもんね!!」


潰したい ああ潰したい 潰したい。


「ところでさ、あの花瓶割ったのお前?」

「ゆ! れいみゅがじゃまだからわっちぇあげちゃんでゃよ!!! かんちゃちてにぇ!!!!げらげら!!!」


殺す。殺す。いや、「ころちて」と言わせてやるよ。糞饅頭。

「じゃあ、お仕置きしないとな・・・」

俺のお仕置きとは爪楊枝を体中に刺しまくるというものだ。
なおかつスポイトでオレンジジュースを垂らしていくので中枢餡子を刺さないかぎり死ぬ心配は無い。

小さい頃れいむとまりさもお世話になったよな。

「ゆ? なゃに? どりぇいのぶんじゃいでれいみゅにおちおきできるとおみょってるにょ?
 ばきゃなの!? ちにゅの!?」

「・・・・・死ね。」

プスッ!……


「ゆッ…ゆゆッ…!… ぴぃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!
 いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!
 や゛め゛ろ゛ぐぞじじい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!!」


俺は爪楊枝を刺していた。もう止まらない。

プスッ!… プスッ!… プスッ!… プスッ!… 

「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!
 か゛わ゛い゛い゛れ゛い゛み゛ゅ゛の゛ほ゛っへ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!!
 い゛ち゛ゃい゛い゛い゛い゛い!!! ち゛んじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!!」













俺は快感に酔いしれていた。油断していた。不覚。


だが、これでお前らの地獄行きも決定した。



「ゆっぐりじねえええええええええええええええええええええええ!!!!」


ドスンッ!! 


俺の脚に衝撃が走る。
れいむに体当たりされた。
ゆっくりはゆっくりといえ、不意打ちでずっしり餡子が詰まったボディに体当たりされたら誰でも転ぶであろう。


「・・・・チッ・・・・!」

俺は床に手を着く。
さらにまりさが俺の背中に乗っかり、飛び跳ねてくる。

「おちびちゃんをいじめるじじいはしねえええええええええええええっ!!!
 じねッ!! かすッ!!! ごみッ!!!」


痛くは無い。むしろ背中はマッサージみたいで気持ちいい。そして悲しい。






お前らだけは心のどこかで信じていた。
いいゆっくりだって。
優しいゆっくりだって。
あの1年が俺の中で、そう物語っていた。

嘘だった。偽りの1年間だった。


俺はついに裏切られた。信じてたのに。


死ね。


死ね死ね。


死ね死ね死ね。


死ね死ね死ね死ね。


死ね死ね死ね死ね死ね。


死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね




俺の中の溜まっていたドス黒い感情がついに爆発した。




「死ね。糞饅頭。」

俺は背中のまりさを掴み上げ床に叩きつけた。

「ゆびゃっぷッ!!!!」

餡子が皮から漏れ出している。まあ死なないだろ。放置だ。

「ゆ・・・ゆぎゃああああああああああああ!!!!
 ばりざあああああああああああああああああああああああ!!!!」

「ぴゃぴゃあああああああああああああああ!!!」


つよくてたよりになるおとうさん
それがどれいのいちげきでまけた?


餡子脳には理解が出来なかった。

「おい、れいむ。」

「な…なな…なななな…なななななに? どれい!?」

混乱しているのか、怯えているのかは分らない。

「いっしょに来い。」

行き先は饅頭共の部屋だ。

「は!…は、ははい!!」

やけに素直だな。死ね。

俺は部屋にれいむを蹴り込んだ。

「ゆ゛びっ!!」

壁に当たり、こちらを振り返ったと思ったら。
れいむは頬を膨らましている。

「さっきのまりさへのいちげきはふいうちだよ!!!
 ひきょうなじじいとはまっしょうめんでたたかえばまけないよ!!!
 しね!! ゆっくりしね!!!」

本当に馬鹿だな。馬鹿だ。

「はいはい静かにね。」

蹴りをかました。
俺の蹴りはどうだ?痛いか?れいむ? 俺の心はこれ以上に痛いんだ。

「ぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!
 いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」

「おら、来いよ。「まっしょうめんからたたかえばまけない(笑)」んだろ?」

「ゆ・・・ゆがああああああああああ!!!
 じねえええええええええええええええええええええええ!!!」

先ほどのキッチンでの攻撃は不意打ちだ。
この饅頭の言葉を借りれば俺は
「ひきょうなまんじゅうとはまっしょうめんからたたかえばまけない」

俺の脚にぷよぷよしたものが体当たりしている。
動きが目障りだ。

蹴る。ひたすら蹴る

「ぢぬ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!!
 ぢんじゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!!!」

「死ね。死ね。死ね。」

ドス、ドス、という情けない音が響く。
だが、これは糞饅頭にしては激痛なんだろうな。

「いじゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!
 ゆるじでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛ッ!!!!
 もうむりですう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ!!!」

俺は蹴りを止めた。

「なら、聞く。なぜお前のかわいいおちびちゃんは虐められていたんだと思う?」

「じじいがいぢわるだからだよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛! じねッ!!!」

蹴りを入れる。れいむの体には内出餡しているようだ。皮の所々が黒い。

「ぴゃびゅいッ!!! びぃッ!!!」

そしてまた蹴りをとめる。

「聞く。なぜお前のかわいいおちびちゃん(笑)は虐められていたんだと思う?」

「だからあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!
 じじいがはらいせにおぢびぢゃんをいぢめてたんでじょお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!!
 じねッ!! はやくしねッ!!!」

蹴り。


………………………。



こんな会話が10回ぐらい続いた。

そしてついに折れた。
もちろん糞饅頭がだ。

「ごべんなざい・・・! ごべんなざい・・・!」

れいむは体中が腫れている。内出餡も酷い。

「じゃ聞ぞ。なぜお前のかわいいおちびちゃん(笑)は虐められていたんだと思う?」

「おぢ・・・びじゃんが・・・がびんをわ・・っだが・・・らでず・・・・・・!」

「よく言えたな。 で もちろん一番悪いのはあのチビだよな?」

「そ・・・うでず・・・・! ぢびぢゃ・・・んがわ・・・・るいんでず・・・・・・!」

れいむは俺に怯えて。ただ言うとおりに返事をするだけとなった。

「でも、他にも悪い奴が居るよな?」

この瞬間れいむの目は光った。

「・・・!! いる・・・よ・・・・ッ!」

「そいつはなんで悪いんだと思う?」

俺は笑う。

「じぶんの・・・ものを・・・きちんとかんり・・・・してないの・・・・がわるい・・・・んだよ・・・・ッ!!」

「うん。そうだよな。そいつは罰を受けないといけないよな。」

れいむの目は輝きを増す。
対して俺も笑顔も凄かったんだろうなと思う。

「そう・・・だよ・・・!! しけ・・・いだよ・・・・・ッ!!!」




「では、そいつの名前を教えてやろう…  








お前だ、 れいむ。」




「ゆ!?」


れいむはいみがわからなかった。
かびんをわれやすいところにおいている くそどれいがわるいとおもった。
なんで? なんで? なんでれいむなの?


「な・・・・んでえ・・・・ええ・・・え・・・・・ええ・・え・・・・!」

れいむの顔が絶望に染まる。

「なんで~ じゃねえよ カス。
 自分のクソチビを躾けてなかったテメェとまりさの野朗も悪いんだよ・・・・・
 お前さっき「しけいだよ」とか言ってたよなぁ・・・・・ れいむちゃ~ん?」

俺は笑う。ここま上手くいくと、笑いしかこみ上げて来ない。

「ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ッ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ゆぐうあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!
 い゛やだ!!! じにだくな゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ッ!!!」


転がりまわるれいむ。笑う俺。カオス。


「そんな死刑囚糞饅頭にいい知らせだ!!
 おまえらは殺しません~!!!」


れいむの転がりが止まる、そしてこっちを見る。
こっち見んな。

「死刑はやめます~!!!」

「ゆゆゆゆ・・・・・・・!!!  じじい!! ほんとう!?」

すぐ調子に乗る。これだから糞饅頭は面白い。


「ああ、本当だぞ~!。
 れいむとその家族は死刑を中止にしま~す!







 そして 永遠地獄拷問刑を言い渡しま~す!!」



「ゆ・・・?・・・・・・・・・・・・・・・・!! 
 い゛や゛だあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!」


物凄い叫びを上げるれいむ。ざまあみろ。明日からは地獄だ。絶望だ。


「じゃ、他の糞どもにも伝えておけよ。」

俺は部屋を出るとキッチンで気絶していた2匹を回収し、部屋に放り投げた。


「最後の晩餐だ。豚ども床を舐めろ。」

俺はプリンをゆっくりの部屋に投げ込んだ。



明日から会社は夏休みだ。最高の夏休みを楽しみにしていろカスども。












中編 完















あとがき

お兄さんのキャラ崩壊。












作者 きよ


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最終更新:2011年07月27日 23:34
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