ゆっくりいじめ系1321 この馬鹿弟子があああ!

※パロネタ、パロネタを基にした半オリキャラ、設定注意
※中二注意。










「どす、このままじゃふゆをこすためのしょくりょうがたりないわ・・・」
どすまりさの参謀であるぱちゅりーが言う。
群れが豊かになり、ゆっくりの数が増え、そしてさらに考えなしにすっきりー!した結果だった。
すでに周辺の食べ物になりそうなものはほとんど取りつくしており、時期的に雪が降り出すのもすぐだろう。
このままでは確かに食料が足りない。
全滅は目に見えていた。
「ゆゆゆ・・・どうしよう」
ゆーん、とうなりながら考えるどすまりさ。
よっぽど頭を使っているのだろう、頭から湯気が出ており、どすの帽子の中からは
「あづいいいいいいいいいい!!ゆっくりできない!!!!」
と言った声が聞こえてくる。
そして、どすまりさの、どすとしては思慮に浅い思考が導き出した答えが
「ゆっゆっゆっ!じゃあにんげんどもからしょくりょうをうばいにいくんだぜ!」
というものだった。
もっとも、その考えに至ったのは初めてではないし、それどころか今まで何回も実行に移している。
この暴挙に、いまだ人間は逆らえていなかった。
どすが恐ろしかったのだ。
「そうだね!にんげんがおいしいものをたべるなんてひきょうだから、れいむたちがぜんぶたべるべきなんだよ」
「しょくりょうはぜんぶまりささまたちのものだぜ!にんげんごときにやるなんてもったいないんだぜ!」
「そもそもしょくりょうはぜんぶれいむたちのものだよ!人間がそれをかってにとるなんてゆっくりできてないよ!」
その意見に賛同した群れのゆっくりが口々に叫ぶ。
いつの間にか、食料を奪いにいく、から食料を返しに行く、ということになっているのがさすがだ。
なんでも都合よく考えて行動を正当化するのは彼らの十八番だった。
「そうと決まれば、さっそく食料を返してもらいにいくんだぜ!」




ここは、ゆっくりの群れが住む山のふもとにある酒場。
今はちょうどみな仕事を終えた時間帯であり、酒を飲みながら今日の疲れをお互い労わっていた。
するとそこに、見慣れない男が入ってきた。
その男は、店に入るとすぐ、手近にいた男に話しかける。
その手には、ボロボロの写真が握られている。
「この写真の男を、知らないか。」
温和な性格をしていそうな雰囲気を持つ男が写っている。
どうやらその写真は半分に切れているらしく、写真としてはサイズが細長く、
左側が不規則なぎざぎざになっていた。
「うーん、知らないなぁ。この小さな村だし、よそ者がいたらすぐ分かるんだけどね。」
問われた男が答える。
その答えを聞くと、店に入るなり写真を見せてきた見慣れない旅人風の服装の男は、
「すまん、ありがとう。」
とだけいい、店を出た。
「・・・なんだい、ありゃ・・・」
男の疑問に答えるものはいなかった。




(この辺りにもいないか・・・)
写真を懐にしまいながら酒場を後にした男―――鬼伊 三郎―――は、
イラだったように今日の宿となる場所を目指す。
彼には目的があった。
写真の男を探すことだ。
そのために故郷からはるばる、このような辺鄙な場所まで足を運んでいた。
もっとも、名目上の目的はもっと違うものだったが。
まあ、いないのならばこの村に用は無い。
明日は山の中も捜索することになるだろうし、今日はもう遅い。
とにかく、宿で休息を取ろう。
そう思い、歩く速度を早めた。





翌日のことだった。
「ど、どすが来たぞー!」
辺りが急に騒がしくなる。
朝食を食べ、部屋で休憩を取っていた三郎は思わず部屋を飛び出し、宿屋の主人に何があったのかを聞きだす。
「へぇ、それがこの村によく食料をたかりに来るどすまりさがやってきたようで。襲われて怪我をすると危ないから注意を呼びかけてるんですよ。」
そう主人は答える。なれたものなのか、全くあわてていない。
何も珍しい話ではない。
このような辺境の小さな村ではどすと条約を結んでいたり、被害が出るのを恐れて定期的に食料を与えて懐柔したりすることが多い。
どすが率いている群れというのはゆっくりの群れとしては比較的規律正しく、食料も過剰に取りすぎて山を荒らしたり、畑を襲ったりすることが少ない。
そのようなわけだから、人が少ない小さな村ではリスクを払ってゆっくりを完全駆除しようとせず、どすと交渉するのだ。
「ゆっゆっゆっ!さあ、まりささまたちのためにみかじめりょうとしてさっさとしょくりょうをさしだすんだぜ!」
だが、現場にいってみると、状況が少しおかしいようだった。
「まりさのいってることわからないの?ばかなの?しぬの?」
「いや、だからそんなにたくさんの食料をお前らに上げたらワシらが生きていけないんだが・・・」
村長と村の重役らしき人々の困惑した様子が見て取れる。
側にいた村人に聞いて見ると、どうやら村のありったけの食料をよこせといってきているらしい。
「何いってるの?しょくりょうはむれのものなんだよ!それをかってにあつめておいてなにをいってるの?」
「むきゅっ!そうよ、どすがゆるしてくれるうちにとったしょくりょうをはやくかえしてね!」
「ちーんぽっ!ぬすみをはたらくどうていほーけいはそうろう!!」
「さっさとわたしてね!」
どすの後方に控える群れから声が上がる。
大体の事情は読めた。この村は、被害を恐れるあまりどすを甘やかしすぎたのだ。
いくら賢いといっても所詮はゆっくり。甘やかせばすぐ付け上がる。
食料が自分達のものであり、それを人間が奪っている、なんて馬鹿なことになっているのはその証拠だろう。
頼めば貰えるものだから、それは全て自分達のものなのだと勘違いしているのだ。
まあ大方、後ろに控えるゆっくりの多さから推測して、群れが巨大になりすぎて食料が足りなくなり、新参のゲスに煽られてこのような行動に及んだのだろう。
まぁ、あのどすがどげすの素質があったのも原因ではあるのだろうが。
「はやくするんだぜ!さもないとどすすぱーくをつかうぜ!」
とうとう脅しをかけ始めた。どすすぱーくの恐ろしさを知っているのか、野次馬はみな後ろに下がっていく。
村長と村の重役らしき人物達はその場にとどまるが、みな顔が青ざめ、足が震えている。
さまざまなゆっくりを見てきたが、こいつらはその中でもなかなかのゲスっぷりだ。
心の中に黒いものがこみ上げてくる。
虐待欲?いや、違う。
これは、怒りだ。
どすへの、いや、全ゆっくりへの。
三郎はどすに向かって駆け出した。
「ゆっ?!まりささまにさからうなんておろかだね!」
自分に向かってくる人間を発見したどすは、そう言って体当たりをぶちかまそうと三郎に向かって突っ込んでいく。
今まで何人もの人間を病院送りにしてきたどすの必殺技だ。
今回もいつものように簡単にたおして終わるだろう。人間はすべてまりささまにひれ伏すべきなんだ。
逆らおうとするおろかな人間は見せしめに死んでもらおう。
そんことを考えながら、激突したはずだった。
だが、少し小さな衝撃があっただけだった。
おかしい。体当たりで人間を吹き飛ばしたにしては衝撃が小さすぎる。
何が・・・
次の瞬間、頭上にすさまじい衝撃が襲ってきた。
「どすううううううううううううううう!!!」
「ゆっぐぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
どすの後方に控えていたゆっくりたちから悲鳴が上がる。
どすの頭上の痛みの正体は、三郎がどすの脳天にぶちかましたオル○ガハンマーによるものだった。
激突する直前、どすの体を踏み台にして上空に飛び、上空に飛翔、そのまま上空で体勢を整えると、落下の勢いで一撃をぶち込んだのだ。
「どすを踏み台にした!?」
野次馬からどことなくそんな叫びがあがる。
どすの頭部は帽子ごと凹み、餡子が漏れ出している。
とんがり帽子はすっかり平らになり、頭にめり込んでいた。
「でいぶのあがぢゃああああああああああああああ!!!!」
どうやら、帽子の中には群れの赤ゆっくりが入っていたらしい。
あの潰れようではまず助からないだろう。
「ゆ゛ぐぐぐぐぐ!ゆるざないんだぜ!!!!!!」
今の一撃がかなり効いたのだろう、どすはふらふらになり頭から餡子をながしながら、
目を血走らせ目からは餡子色の涙を流し、口からも餡子色の体液を漏らしている。
ぶっちゃけ直視できたモンではない。
あれは基地外の顔ですわ。
「どずずばーぐをぐらえ!!!!!」
そう言って、口をあけるどす。口の中が黄色く光り輝いている。宣言どおり、どすスパークを使うつもりなんだろう。
「どすー!そんなゆっくりできないじじいにはじつりきのちがいをわからせてあげるといいわ!」
「ゆっくりさっさとやっちゃってねどす!」
群れからも声援があがる。ちなみに声援だけで援護する気は無いようだ。
そんなこんなでチャージが完了したのだろう、どすすぱーくがどすの口から放たれる。
しかし、
「貴様が黄色の閃光ならば! 俺は黄金の指!」
「な゛ん゛であだらないのおおおおおおおおお!!!!」
そう叫び、三郎はどすすぱーくを簡単にかわすと、距離を一瞬でつめどすに肉薄する。
彼の右腕が光を放ち始めていた。
そして、どすに向かって右腕を突き出す。
「ひぃぃぃっさぁつ!!シャアアア(ピー)ングゥ、フ(ピー)ガアアアアアアアアアアア!!!」
「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」
光り輝く指が、どすの頭部にめり込む。
そして、どんどん深く突き刺さっていく。
刺さった部分からは、プスプスと煙があがり、辺りに餡子が焼ける香ばしい匂いが漂っており、
どすはあまりの痛みからか口から泡を吐き、目を白目にして叫び声をあげ、体液をそこらじゅうから噴出している。
「どずうううううううううううううううううう!!!」
群れから叫び声があがる。
あまりの事態に叫ぶことしか出来ないようだ。
「じぬうううううじぬうううじんじゃううううううううう!!!なんでもずるがら揺る地でえええええええええええ!!!!」
身を捩じらして逃げようとするも、突き刺さった腕は返しでもついてのか全く抜けるそぶりを見せず、
三郎は地面に根を張ったかのように動かず、三郎の腕が突き刺さったどすも動くことが出来ない。
「まだだ! お前には聞きたい事がある!」
「ゆ゛っ!ごだえ゛る゛!ごだえ゛る゛だぜぇぇぇぇぇぇ!!!だがらごろざないでえええええええええ!!!!!」
もう何がなんだか分からない。
タダでさえ記憶力の悪い餡子脳は、あまりの激痛と死への恐怖により、自分の立場も何もかも忘れて、ただただ命乞いをするばかりになっていた。
群れのゆっくりはあまりのどすの痴態に唖然として動けないもの、どすを救おうと駆け出してくるものとに分かれているようだ。
「この男を知っているか!」
懐に左手を入れ、先日酒場でも見せていた写真をどすにも見せる三郎。
「じら゛な゛い゛っ!じら゛な゛い゛ん゛だぜえええええええ!!!!」
「そうか、なら仕方ない」
写真を左手で懐にしまいながら、三郎が答える。
足には何匹かの群れのゆっくりがどすを救おうというのか、体当たりしているが、全く無意味だった。
「ゆっくりファイト、博霊条約第1条!中枢餡子を破壊した時点で、撃破とする!」
「ゆ゛!や゛め゛でね゛!ぜっだい゛や゛め゛でね゛!!!!!!」
三郎の右手から溢れる光が強くなる。
それとともに、どすの体から湯気が出始め、ぼこぼこと沸騰したような音がしだす。
三郎の腕がさらに奥へと突き刺さっていく。
「ぱぴぷぺぽおおおおおおおお!!!ぱぴぷぺぽおおおおおおお!!!!」
中枢餡子に達したのだろう、もはや理性のある顔をしておらず、意味不明の言葉を叫び、小刻みに震えている。
あまりの気持ち悪さに三郎の足に体当たりをしていたゆっくりたちの動きも止まる。
そして、一際大きな音とともにどすの頭が膨らんだかと思うと
「にらればっ!」
どげすまりさは、体の上半分をはじけ飛ばして息絶えた。



後は簡単だった。
どすが簡単にやられてしまったことにより群れは恐慌状態となった。
野次馬だった人物の一人がゆっくりを攻撃しだす。
それを見て、他の人物もどんどん攻撃に参加しだす。
鍬の一撃を頭上から喰らい、脳天に穴を開け痙攣するれいむ。
踏み潰され、白目をむいたまま餡子を撒き散らしたまりさ。
口から半分に裂けているぱちゅりー。
下半身を無くして死んでいるちぇん。
目が無く叫びながら走り回るみょん。
死屍累々だった。虐殺だった。
今までの鬱憤をはらすように殺戮を繰り広げていく村人。
この村の人々にとって、怖いのはどすだけだったのだ。
どすさえいなければ、ゆっくりは単なる駆除対象の害獣でしかない。




「あの紋章・・・。ゆっくり虐殺技の覇者、キング・オブ・アビュース、鬼伊三郎!
 ゆっくりファイトの夜明けか。また楽しい一年が始まりやがった・・・」
そんな声が、ふとある村人から聞こえた。









パロネタサーセンwwww
なんつーか、淡々とした描写しかできなくて俺涙目www
特に内面描写が足りない
精進しよう


今まで書いた作品
  • ベーシック加工場を目指してみた

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最終更新:2008年11月05日 23:33
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