【表記】
【俗称】
【種族】
【備考】
【切札】
【設定】
【ステータス】
筋力D 耐久A+ 敏捷B+ 魔力EX 幸運E 宝具EX(アルターエゴ)
筋力C 耐久EX 敏捷B 魔力EX 幸運A 宝具EX(ビースト)
ビーストⅢ/R。
随喜自在第三外法快楽天を名乗る名の新しい天(かみ)であり、『FGO』では人類悪の一つとして形を成した。
『Fate/EXTRA CCC』における真ボス。
あちらではBBを利用してムーンセルを取り込み、真性悪魔として変生した。
頭に生えた魔羅(つの)は天魔のもの。即ち、この者が覚者の敵対者である事を示している。
【スキル】
単独顕現:E
アルターエゴに変化した事で自己封印している。
自重、というヤツである。とはいえ、単独顕現が持つ「即死耐性」「魅了耐性」を備えている。
千里眼(獣):D
千里眼としてのランクは低く、遠くを見通せるものではない。
ただし、目の前の人間の欲望や真理を見抜き、暴きたてる。
……それだけなら賢人としてのスキルなのだが、相手の獣性・真理を暴いた事でキアラ自身が高ぶり、随喜を得てしまう。
獲物を前にして舌なめずりをする毒蛇のように。
獣の権能:A
対人類、とも呼ばれるスキル。
ビースト時はAだがアルターエゴに変化するとDランクに落ちるという。
獣の権能:D
並行世界や時間逆行等の攻撃にも耐性持つ、いわば運命即死耐性。
これが虚数事象の記録にも対応している為、キアラ事件は無かった事になってもキアラ本人の記録は消えない
ネガ・セイヴァー:A
救世主(セイヴァー)の資格を持ちながら、自身の世界のみを救世しようとした獣の末路。
セイヴァー、ルーラークラスが持つ全スキルを無効化、魔力ランクA以下の対象への魅了確率300%、キアラの手によるバフ効果200%アップ。
カルマ・ファージ:EX
キアラが自らの体をSE.RA.PH化した際、その五感……性感帯……をスキルとして切り分け、他者に分け与えたもの。
BBが人間への愛情を余分なものとして切り離し、アルターエゴを作った手法を真似たと思われる。
KPと略され、それぞれボディ・サイト・マウス・スパイス・オルガン、と名付けられた。
これらを与えられたセンチネルはキアラの権能を使わされているため、たいへん強力なサーヴァントとなる。
女神変性:EX
五停心観:A
ごじょうしんかん。
殺生院キアラが開発した医療ソフト。
メンタルケアを目的として作られた電脳術式で、精神の淀み・乱れを測定し、これを物理的に摘出する事で精神を安定させる。
もともとは患者の精神マップを作り、これを理解するために作られた。
ロゴスイーター:EX
快楽天としての特性。
万色悠滞から派生した特殊スキル。
どのような規模・どのような構造の知性体であれ、知性(快楽)を有するもの全てに強力なダメージ特攻を持っている。
これもアルターエゴになると大幅にランクダウンするという。その特性もCランクまで落ちればさわりのようなものに。まさに前戯に等しい。
万色悠滞:EX
かつてとある電脳世界でキアラが用いた外法。
余人の『肉体と精神と魂』を分離させ、魂を裸(精神にも肉体にも守られていない)状態にし、悩みを聞き、苦しみを取りのぞくという医療ソフトだった。
無論、そんなものは表向きの話。
キアラは肉体と精神から剥離された無防備な魂を自らの魂に取り込み、これを済度と語りながら味わい、取り込んできた。
究極の“魅了”であり、また、“信徒化”の力。
ビーストとなってその力はより強大なものとなった。
頭に摩羅(獣の冠)を戴き、天魔(魔性菩薩)となったキアラの美しさは見る者の正気・理性・倫理を揺さぶる。
キアラに見つめられたもの、あるいはキアラを見た者はその時点で“己”を保てるかどうかをチェックしなければらない。
『SAN値セーブ』ならぬ『キアラ値セーブ』である。
視覚、味覚、聴覚、嗅覚、触覚。そのすべてにそれぞれセーブがなされ、少しでもキアラを“美しい”と感じてしまった時点でアウト。
その者は己を見失い、軽い眩暈に襲われた後、既にまっとうな平衡感覚も現実感覚も失われている。
その者は気がつかないままキアラの信者となってしまい、既に菩薩の手のひらの上に立っている。
『目を開ければ、そこは無限に続く肌色の平原。
魔性菩薩の手のひらの上。
果てしなく遠い地平線の彼方でキアラは微笑む。
“人類とはみな未熟な獣。欲を食べ、欲に溺れ、欲に溶ける泡沫の実なのです―――”
その獣性を菩薩の如く受け止める女神であれば、誰が、どうやって、この巨大な愛を、無量の愛を拒めよう。
大悟も解脱もその指一つで随喜自在。
行き着く先は殺生院、顎の如き天上楽土』
……このように、どれほどの力があろうと天魔の前では無力となる。理性あるもの、悦びを知るもの、苦しみを知るものはこの済度から逃れるのは困難だ。
無論、済度といってもこんなものは救いでもなんでもない。菩薩の慈悲を受けると言えば聞こえはいいが、それは犠牲者だけの視点。
キアラにとって見れば、手のひらの上にのった信者なぞ、それこそ虫の如き存在に堕ちた“有象無象”にすぎないのだから。
『快楽天・胎蔵曼荼羅(アミダアミデュラ・ヘブンズホール)』
ランク:EX 種別:対人宝具 最大捕捉:七騎
対人理、あるいは対冠宝具。
体内に無限とも言える魔神柱を飼育するビーストⅢの専用宝具。
もはや彼女の体内は一つの宇宙であり、極楽浄土となっている。
その中に取り込まれたものは現実を消失し、自我を説き解(ほぐ)され、理性を蕩かされる。
どれほど屈強な肉体、防御装甲があろうとキアラの体内では意味を成さず、生まれたばかりの生命のように無力化し、解脱する。
ビーストⅢは現実に出来た『孔』そのものだが、その孔に落ちた者は消滅の間際、最大の快楽を味わい、法悦の中キアラに取り込まれる。
苦界である現実から解放されるその末路は、見ようによっては済度と言えるだろう。
『この世、全ての欲(アンリマユ/CCC)』
ランク: 種別:対星宝具
魔人化した殺生院キアラの宝具。
アルターエゴ二体を吸収し、ムーンセルを通じて魔人化した殺生院キアラ。
人類すべての欲望を受け止める大地母神に変生した彼女は、同時に人類すべての欲望の生贄である。
その在り方は、かつて人間の悪性を証明するために悪魔と罵られ、生け贄に祭り上げられたある人工魔に類似する。
人類すべての欲望のはけ口となった彼女はコードキャスト・万色悠滞により人々の魂を自身の身体に招き入れ、何十億という快楽の渦を作り上げる。
この快楽の渦は知性あるものを融かし、その『人生』を一瞬で昇華させる。
わずか一瞬の、しかし永遠の極楽浄土の誕生である。
この快楽の渦はどれほど知性構造が異なっていようと、知性あるものには例外なく作用する。
地球限定の宝具ではない。
変生したキアラの対星宝具。
地球で自慰行為にふける最低最悪の宝具。
地球に残ったあらゆる生き物―――人間、動物、植物―――に自分の体を捧げ、これを受け入れる事で最大の官能を会得し、成長する権能。
その在り方は、かつて人間の悪性を証明するために悪魔と罵られ、生け贄に祭り上げられたある人工魔に類似する。
この快楽の渦はどれほど知性構造が異なっていようと、知性あるものには例外なく作用する。地球限定の宝具ではない。
条件によってダメージ数値は向上し、異性であるならダメージ増加、知性が高いほどダメージ増加、という特性を持っている。
設定上の話なら、もっともダメージが低いのはアーチャー、逆に最高ダメージを受けるのがギルガメッシュの予定だった。
性能、演出、ともにスケールが大きいのはキアラがセイヴァーのサーヴァントに近い存在だから。
衆生(生きとし生けるもの)を救うために奔走する人をおしなべて菩薩と呼び、また、解脱して仏になったものも菩薩である。
そして菩薩とは宇宙レベルの存在規模(スケール)を持つ天(かみ)であり、太陽系ぐらいは軽く管理している。
仏教の世界観の広大さは他の宗教とはレベルが違う。ナユタだの無量大数といった数の概念があるのは、ひとえに仏の大きさを示すために作られた物だ。
仏教において宇宙は仏の国であり、その広さも三千大千世界と呼ばれる。
銀河系が三千世界、それが千あつまったものが三千大世界、さらにそれが千あつまったものが三千大千世界。
まさに銀河、銀河団、超銀河団の尺度と言える。
二千年以上も前からこの解釈を持ってるって、インドどんだけー。
『ヘブンズホール』
第三魔法と呼ばれる魔法の亜種。
ブラックホールのように超重力で物質を引き寄せはするものの、その本質は廃棄孔とされる。
『人間が善き行いをする時、持っていては都合の悪いもの』。
“天の孔”はこの身勝手な人間の悪性情報―――『この世全ての欲』を受け止め、広がり続ける。
紛れもなく醜悪な淀みだが、社会においてこの孔はなくてはならない機構であり、知性活動が行われるかぎり規模を拡大していく。
人間にとってあってはならない、おぞましい欲望を溜め込みながら。
『(スカーヴァティー・ヘブンズホール)』
ランク: 種別:対宝具 最大捕捉:騎
【戦闘描写】
【能力概要】
【以上を踏まえた戦闘能力】
【総当り】
最終更新:2017年05月13日 05:35