陸上戦考察スレッド「戦略」「作戦」「戦術」 その9
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1240905621/

176 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 00:50:23 ID:???
いわゆる「独断専行」っていうのはどういう概念なの?
良いやつと悪いやつがあるみたいだけど、その線引きはどこでするの?
命令を無視して勝手に行動していいものなの?
「上からの命令の意図を汲んで云々」みたいな話を聞いたけど、
その「意図」って多分に個人の主観じゃないの?

177 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:25:54 ID:???
>175
つ 携帯電話(無線機)

ちなみに5、6人じゃゲリラも構成できませんから
5、6人のゲリラを動かすために正規軍ほどじゃないが後方支援がいるから

>176
言われた事しかできないなら将校である必要なくね?(byフリードリッヒ

つ 任務分析

178 名前:名無し整備兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:50:04 ID:???
>>176

 「独断専行」の元ネタは、プロイセン参謀本部のモルトケにあります。
 無線の無い当時の軍隊において、命令を受けたとしても状況の変化に対応できなければ意味が無かった。
 自分で入手した情報を元にして、命令の範囲内で対処できればよし、そうでなければ命令に無い内容でも
処置しなければならない。その時には、命令の目的を忖度してその達成に資するような処置をしなければ
ならない。そのように、命令に示されていなくても、命令の目的に資するような目標を自主的に選定して、
その達成のための処置を行うのが良い「独断専行」です。

 悪い独断専行は、「自分の目的を達成するために、既成事実を作り出し、それを元に上級部隊を動かす」
ことです。特に、その「自分の目的」がちゃんと決まってないときなんか最悪な状況に・・・

179 名前:トルエン大尉 ◆ctx/JueKSU [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:01:52 ID:???
>>176
故に戦術教育があるのですよ。

180 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:17:08 ID:???
>>177
ゲリラって言っても、構成や装備には色々あるがな・・・

みんすですが日本のインフル対策は遅れています
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1243609640/

465 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:40:06 ID:???
>176 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 00:50:23 ID:???
>いわゆる「独断専行」っていうのはどういう概念なの?
>良いやつと悪いやつがあるみたいだけど、その線引きはどこでするの?
>命令を無視して勝手に行動していいものなの?
>「上からの命令の意図を汲んで云々」みたいな話を聞いたけど、
>その「意図」って多分に個人の主観じゃないの?


久方ぶりに軍板らしいまじめな疑問だと思われw
初心者スレに投げ込みたくなったのは内緒w(しないし

484 名前:名無し@初学者 ◆FHdlO2xSFE [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:43:39 ID:???
>>465
>良いやつと悪いやつがあるみたいだけど、その線引きはどこでするの?
民間だと上司の主観で決まっちまいそうなイメージが
確かに自営業さんはどうなんでしょう?

491 名前:ソー・ゲス ◆6TP3e84Ivo [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:44:53 ID:???
>>465
  ∧_∧   
  (・(・・)・) まぁ戦術レベルでの独断専行は許容できるでゲスが
  /J下衆J    師団単位の独断専行ってのは問題かと
 ~し―-J   とはいえインパールでの佐藤中将の例もあるんでやはり判断が難しいところでゲスが


497 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:45:50 ID:???
>>465
独断専行とは脊髄反射のこと。脳が判断すべき事を脊髄が勝手に判断して
行動に移しちゃうこと。

よい独断専行とは、脳による事後承認が得られる脊髄反射。
わるい独断専行とは、脳による事後承認が得られない脊髄反射。

よい独断専行とわるい独断専行の間には実は差異はない。脳が事後的に
承認を与えるか否かのみが差異の本質である故に。

498 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:45:56 ID:???
>>465
独断専行は結果がすべてで問題おきたら腹をかっさばいてお詫びする…
命令通りなら問題おきても責任はとらなくていいとかとか

558 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 01:58:12 ID:???
あー ほぼ回答でちゃったw スレ盛り上げるのに良いネタだったのにw


・独断専行とは何か
・何のためにそれを行うのか

がヒントだとだすつもりだったのにー

605 名前:名無し三等兵[] 投稿日:2009/05/30(土) 02:07:28 ID:WRxMcFro
>>573
当時の労農赤軍野外教令も、適切なる独断専行の実行を消極的に認めていませんでしたっけ?

616 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:09:34 ID:???
>605
むしろ積極的ry

しかし現実は非常である 最高の案を実行できる最良の兵がいるとは限らないのだ(棒

608 名前:名無し整備兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:08:09 ID:???
>>558

 悪ぃな。
 まあ、運がよければ、もう少し話がふくらむかも。

>>590

 「新聞のインタビュー」だったから、そのような「ステロタイプ」を選ばれたのかも。
 そういう「ステロタイプ」が当然とされるのが現在でしょうけど。

629 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:11:45 ID:???
>608
いえいえ あそこまで読みやすい文章で投下していただけたのは幸いでしたよ
自分だと悪文になったでしょうから



と、いうわけで回答が知りたい人は陸上戦スレへ
もう少し考えてみたい人はお付き合いをば

656 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:19:39 ID:???
言われた事しかできないなら将校である必要なくね?(byフリードリッヒ
部下指揮官は、好機と見れば独断専行せよ。(byフリードリッヒ

つまるところこれですわなw




お前(指揮官)は何を求められているのか 
それを達成すべきために何をすべきか
現在の状況で何ができるか

665 名前:名無し地方公務員 ◆7SMmAe5bug [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:21:15 ID:???
独断専行というと

主君の危機に敵の母親の宿場の周囲に薪を積み上げて火を放つ用意をすることですね

688 名前:名無し整備兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:26:14 ID:???
>>656

 そう言っていながら、フリードリヒ大王は小部隊による散兵戦闘を認めなかったり。
 これは将校の独断専行よりは、兵士の逃散を警戒した措置だそうですが。

719 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:34:16 ID:???
>683
念仏坊主の友人が準備してませんでした?

>688
当時の歩兵の質の問題でしょうねぇ
散兵戦ができる兵士は当時貴重ですから

なによりフリードリッヒは小銃の射撃戦の効果をあまり信用していなかったから
銃剣突撃を好みましたし 銃剣突撃は質量と密度が必要ですからね

臆病者を戦わせるには戦わざるを得ない状況に叩き込んでやればよい
でしたかな?

725 名前:ソー・ゲス ◆6TP3e84Ivo [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:35:41 ID:???
>>719
  ∧_∧   
  (・(・・)・) そこで独立戦争でのアメリカ民兵を
  /J下衆J    まぁ質という面ではそれほど高いわけではなかったでゲスが
 ~し―-J  


787 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:53:42 ID:???
>725
あれの質を低いというとイギリス軍が切れるぞw

「戦わさせられている兵隊」と「自ら志願した兵士」の差ははげしいだよもん


>731
あの人口であれだけの兵力そろえればねぇ



791 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:55:00 ID:???
>>787
つ 海を見たことなかったんで海軍に志願してみた

796 名前:ソー・ゲス ◆6TP3e84Ivo [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:57:21 ID:???
>>787
  ∧_∧   
  (・(・・)・) サラトガとヨークタウンは何かの間違いだったんでゲスよ(コラ
  /J下衆J    それに独立戦争って近代ゲリラ戦術のはしりみたいなモンでゲスし(極論
 ~し―-J  


806 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:59:59 ID:???
>>787
ありゃ、強制徴募隊が必要だった海軍とは異なり、陸軍は志願兵で上手に回ってはいませんで
したっけ?

まぁ、ただの志願兵と、国民兵との意識レベルでの違いと言う意味なのでしょうが

818 名前:ソー・ゲス ◆6TP3e84Ivo [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 03:02:46 ID:???
>>806
  ∧_∧   
  (・(・・)・) ナポレオン戦争中のスペイン戦線ではウェリントン公以外はつぎつぎと去っていったという記述が何かの本に・・・
  /J下衆J    それに独立戦争では少なからずドイツ兵もいたでゲスし
 ~し―-J  


731 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:36:46 ID:???
>>719
人がりして兵士を集めてきたので少し目を離すとすぐ逃亡するのでその対策だったとか

756 名前:名無し整備兵[sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:45:10 ID:???
>>715

 軍曹という存在が重要なものとなったのは、まさにこの時期、フランス革命以降普仏戦争までです。

>>719

 散兵戦をできる歩兵というのは、当時では不正規軍が主力だったのです。オーストリア軍のクロアチア人
歩兵とか、猟兵(イェーガー)を組織する上での目標として、うらやましかったでしょうね。



727 名前:だよもん星人 ◆V2ypPq9SqY [sage] 投稿日:2009/05/30(土) 02:36:06 ID:???
つまり、独断専行を極論すると


空気読めよ 


……さあ整備兵の人が放つ追撃を振り切るために山に逃げ込むか

タグ:

ですが 戦術
最終更新:2009年12月31日 04:35