シルフィス・シリヤスクス・シルディール騎士長

551 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 00:56:41 ID:???
>>540
わいるどうぃりぃ様
あやふやな記憶で書き込んでスミマセンw
それともシル子は西方で活躍するのでしたっけ?>蟹様

▼ 601 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01:06:26 神 ID:???
>551さん まず内戦で18歳から24歳まで活躍し、その後西方と南方の国境紛争などで活躍し、次に南方戦役で大活躍し、
それから西方に嫁いで、嫁いだ先で大暴れし、さらに嫁いだ先の内戦で戦争の帰趨を決め、そして亡命先で西方全土で
暴れまくって恐怖を振りまきます。後の歴史では、ルーデルと同等以上の人外として記録される事になります。


649 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01:14:34 ID:???
>>601蟹様
>そして亡命先で西方全土で 暴れまくって恐怖を振りまきます。

亡命って、なにかトラブルでもあったんですか?

▼ 689 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01:23:14 神 ID:???
>649さん 嫁いだ先で、国王とその弟の間で王位を巡って内戦が起こり、彼女は弟の方に嫁いだので、弟の軍を
率いて勝っちゃいます。でも、弟が勝利でぶっちきれて乱暴狼藉の限りをつくしたのに愛想を尽かしまして、離縁状を
たたきつけて国を出て行ってしまったのでした。部下達率いて。で、その王国は内戦の痛手と、彼女を失った事で
各国の干渉を受けてぼろぼろになり、しる子の子供の代にようやくしる子の子供や塩沢兄の子供ががんばって
立て直す羽目になります。

773 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01:45:21 ID:???
>>747わいるどうぃりぃ様
ところでリリアは学園でシャル子と共に学んでいたりするのですか?
それともあくまでシャル子の世話をするだけ?

>>754蟹様
傭兵隊長って放蕩娘ってレベルじゃねーぞw
オフ子が優等生にすら見えるw
傭兵に身をやつしたシル子を見て、オフ子は何を思うのか

▼ 788 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01:50:53 ID:???
>>773
一応騎士身分ですのでシャル子と一緒に学んでいます
それでもカリキュラムが違うので全く同一ではないですね
んで、オフ子はそのころにはすっかり落ち着いていますので相手を気遣う余裕も出ています
そりゃシャル子にアーク子まで手に入れればねえ。なので下手したらこっそり支援を回すかもしれません。相手にはばれないように

▼ 824 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/11/16(日) 01:58:49 神 ID:???
>773さん
 なにしろ、最初は伊藤誠弟、次はクーデターを起こす王弟、と、男運の無さに最後にぶちきれまして逆ギレしまして、
バラライカ化しちゃったのです。しかも、伊藤誠弟は、自分の娘に手をつけて淫楽放蕩に耽るとかしますし。

899 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/11/16(日) 02:28:03 神 ID:???
>882さん
 いえ、そんなシル子が、軍部に担がれてクーデターなんて起こされた日には、帝国が滅びますから。
軍人皇帝時代のローマの状況をみれば、クーデターという非合法な形での政治権力の継承だけは防ぐ、
という副帝と皇太子の政治方針は正しいでしょう。

631 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆
HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:21:25 神 ID:???
>626 わいるどうぃりぃさん
 というわけで、オフ子とシル子の立会いがとても良かったです。まあ、皇帝陛下の命令に顔を伏せた
シル子の口の端がゆがんで笑っていそうな雰囲気があると最高でしたが。いや、彼女はヤンでないはず。
いけません、空の境界に毒されています。

▼ 640 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:25:48 ID:???
>>631
むしろヤンでるのはオフ子のほ(ターン

最近オフ子がどんどん受けキャラになってきて危機感を覚えたり覚えなかったり
まあ外面は整えるでしょうから問題ないです多分。でもその分陛下とかシャル子には思いっきり甘えてきそうで

▼ 648 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:29:46 神 ID:???
>640 わいるどうぃりぃさん まあ、オフ子がヤンなのは当然で、シャル子に依存しているのは判っているのですが、
なんというか、あのシル子のちょっかいのかけかたを見ますと、物凄い嫌がらせなわけで、無表情の癖に目だけ
暗く嗤っていそうな感じがしまして(w

▼ 649 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:30:57 ID:???
>>648
やっぱし、誠死ねとのちゅっちゅがそろそろアレでアレな感じ担ってきた影響でしょうかw

▼ 656 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:38:00 神 ID:???
>649 ケイレイたん あるでしょうねい。というか、そうか、考えてみれば誠死ねとの関係は随分と長いんですよねえ。
軍に入るに前から関係はあったわけで。多分戦争で戦闘神経症になって、誠死ねとの関係が依存関係になった
のではないかと。誠死ねも、戦争でろくな戦果もあげられず、他の兄弟らと比較されて思いっきり周りから馬鹿に
されて、ゆがんだ口ですし。まあ、元々がゆがんでいたのが、自分がゆがんでいるのを自覚したのでしょう。

 誠死ねは、ある意味、中田副帝の裏返しの存在ですからねえ。

>651 わいるどうぃりぃさん
 坂本真綾さんは、最近思い切り芸風が変わりましたからねえ。エスカフローネの頃とは全然変わりましたし。

▼ 663 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:42:47 ID:???
>>656
PTSDも共依存も描きたいなー
でも、やっぱし精神削れるから、ついつい説明台詞に逃げてしまうのですよ。

▼ 655 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:35:35 ID:???
>>648
やっぱり読み取られましたか
完全にオフ子への嫌がらせ入っているからな、あの誘い方。
だって自分がやりたいことを目の前で見せつけられたら、ねえ。

オフ子に同調しているもんですからため息つきながら書いていましたがなw

▼ 657 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:38:03 ID:???
>>655
しかも手取り足取り、ダンスの教練みたいにw

▼ 664 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:44:05 ID:???
>>657
貴様、絶対意識してるな! というわけで

それでも「あら、あなたいたの?」みたいな態度を取るところがなんというかかんというか、大丈夫だろうかと思いながら書いていたり

▼ 667 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:46:00 ID:???
>>664
あれ、ぜったいに最後の「ぜひ・・・」のあたりは、
おまえら宝塚か!
みたいなポージングだったはずですよw
ウリはそう読みましたw

▼ 662 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:42:32 神 ID:???
>655 わいるどうぃりぃさん
 というわけで、シル子の目がシャル子とオフ子との関係を、嘲笑うかの様に輝いているように見えます。
いやもう、楽しんで嫌がらせをしているのでしょう。多分、誠死ねとの関係も、誠死ねをなぶっていそうな悪寒(w

▼ 665 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:44:35 ID:???
>>662
やっぱしシル子はオフ子を 嫌い なんですねw
シル子はオフ子の持っていないものを持っているけれど、
オフ子もシル子の持っていないものを持っている。

互いにそれが欲しいんだけど、手に入らないから、
揺れ動きやすいシャル子を弄ってるみたいなw

▼ 668 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:47:03 ID:???
>>665
インペラトーレ、シャル子は根っこはむちゃくちゃ頑固ですよ
ただ本質的に人を疑わないところがあるため好意(に見えるものでも)には素直に喜んでしまうだけで

▼ 672 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:48:50 ID:???
>>668
シル子は別にシャル子のすべてを欲しいわけじゃなくて、
ペットフラグを楽しんでいるんですよ。
虎であることはすでに判っているわけですから、
それほど甘い構えでもないですよ、たぶん
ひょっとしたら>>669蟹様の仰るとおり
自滅的な何かを自分で楽しんでいるのかも

▼ 677 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:53:29 神 ID:???
>671 わいるどうぃりぃさん すいません、今、私の中で物凄いシル子萌えが発動しています!!

>672 ケイレイたん でしょうね。多分、そうすることでしか、自分の中にある苦痛を対象化できなくなってしまっているのでしょう。

▼ 687 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:00:17 ID:???
>>674
あうあう、まあ典型的なお嬢様ですからオフ子は
それなりに才はあるけどどこか人の心が読めないところがある。だからこそシル子から憎まれ自分も憎む、と
なんか初めて会ったとき、子供オフ子がまとわりつこうとしてこっぴどくはねつけたようなイメージがわいてきましたよ>シル子

>>677
いや、萌えるのはわかるんですが同調したらいろいろときついんですがががががが

▼ 690 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:03:36 ID:???
>>686
すばらしい、一生ついてゆくと思っただけありますw
いつまでも待ちますよ?
と、言っておきますw

>>687
あ、そうかもしれないですよ。
はねつけられて、その意味がわからなくて、苦しむ子供オフ子もいじらしい。
だから対決の時にはこういうわけですよ
「あなたのことは、子どもの頃から嫌いだった」
「自分が好かれるほどの人間だと思っていたの?」
「くぁwせdrftgyふじこlp

やべーオフ子も可愛すぎるw

▼ 698 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:11:19 ID:???
>>690
オフ子はオフ子でシル子には及ばないながらも歪み抱えていましたからねえ
まあアホの子の出現ですべてそっちに行きましたが

というか、シャル子よくヤンデレ気味の姉とつきあっていられるな
まあ何も考えていないんでしょうが

▼ 701 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:12:17 神 ID:???
>690 ケイレイたん
 いえ、そこはこう返すのでしょう。

「嫌い? そうですか。憎まれていると思っていました。私は憎んでいますから。……失望した、と言ったら憎んで下さいますか?」

▼ 704 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:13:50 ID:???
>>701
うわーきついw

しかし、それがいいw
自分すら乖離的に眺めるシル子が、愛を求めてすべてをつなぎとめたいオフ子を
そうやっていじめるわけですよw

▼ 715 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:18:56 ID:???
>>701
しかも薄笑いを浮かべながら、ですね
そしてシャル子のおかげでまっとうさを取り戻しつつあるオフ子は戸惑う、と

ああ萌えるのはわかるけど切ないよウワァァァァアァン

▼ 726 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:22:09 神 ID:???
>715 わいるどうぃりぃさん
 いえ、薄笑いではなく、心底愛おしそうな微笑を浮かべつつ、しかし、その目をオフ子の全てを嘲笑いながら。

▼ 697 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:10:23 神 ID:???
>687 わいるどうぃりぃさん 多分、その拒絶は、はねつけたのではなく、裏切ったのではないかと。
そして、互いに憎しみを抱く事で、その憎しみを手のひらの上に載せて楽しんでいるのでしょう。
裏切った自分と、自分を憎むオフ子と、両者を同時に憎み、その憎しみという感情を対象化して、
さらに自分という存在を対象化する、という。

 多分、シル子は破滅願望はありませんが、自分を憎んでいるのだと思います。嫌っているのではなく。

▼ 705 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:14:41 ID:???
>>697
おかしいな、何か涙が出てきましたよ
そこまで自分を追い込み、なおかつそれを楽しむしかないシル子に

同情はしていないはずなんですが、何だろう、これ

▼ 710 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:16:15 ID:???
>>705
萌えればいいんだよ(しんぢ

漫画のクシャナ殿下萌えに近いものがあるw


▼ 722 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:20:48 神 ID:???
>705 わいるどうぃりぃさん 追い込んでいるという自覚は無いのでしょうね。ただ、全てを、自分自身すらを対象化する
という形でしか、全てを見る事ができないが故に、そして、愛情と憎悪の区別をつけるために、対象化するのでしょう。
そして最後に、両者が同一のものと知ってしまったが故に、両者を同一にする術を探っているのでしょう。

▼ 742 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:25:59 ID:???
>>722
愛情、憎悪、二つとも表裏一体の関係ですからね
どちらも他者への強い関心によって生じるものですから
憎悪ではなく愛の方向に向かったのがオフ子で、それが同一化してしまったのがシル子で

うーみゅ、暖かいものを感じてもすぐに食いつぶされたか。本当に難しいキャラを作りますね!(やけの混じった褒め言葉

▼ 760 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:30:21 神 ID:???
>742 わいるどうぃりぃさん
 多分、母の心の歪みが、受け継がれたのでしょうねい。なにしろ子供の頃に教会の司祭の慰み者にされていたわけで。
だから、一般的な意味でいうところの正常な愛情を受けて育たなかったのでしょう。愛情と憎しみと、それが区別つかなくて、
そして、愛情と憎悪の区別をつけるために、自分自身を対象化する事で、感情というものを理解しようとしたのでしょう。

▼ 768 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:32:20 ID:???
>>760
執念、あるいは執着、いや、違いますね、何でしょう?
得られないことが初めからわかっている、何かなのかもしれないですけど。

▼ 781 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:36:44 神 ID:???
>768 ケイレイたん
 多分、彼女には、本来的な意味の感情というものが歪んでいるか欠けているのではないでしょうか?
そして、それを他人が持っている事を知ってしまったが故に、それが何か知ろうとしたのではないかと。

 そして、一番最初に知った感情が、憎悪であった、と。そして、憎悪と愛情が表裏一体のものであると
知ってしまった事から、歪み始めたのではないかと。

▼ 798 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:41:31 ID:???
>>782
そこで!>>781なのですよ。
シャル子の野生の感性は、シル子の欠損に気づくのです。
どうしてそんなに憎いんですか!って言ってしまう。
アホの子だから。

言われて、やっぱりシル子は満面の笑みを浮かべて
シャル子の天然すら憎いと言うのでしょう。

>>781
萌えてきた。
無力な誠死ねに代わって、ありとあらゆることを、彼女がやってきたんでしょう。
だから、軍人と言う立ち位置は、彼女にとって生まれながらにしてあるべき立ち位置みたいなものだった。
普通の人なら躊躇するような何かを、彼女は当たり前のように行うことが出来た。
たぶん、自ら傷つきながら。

▼ 814 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:45:20 ID:???
>>798
言うな。あのアホの子は絶対に言うな
ただ、それはオフ子とシル子が決定的に対立したときじゃないと無理ですね
そこに行きつかないと多分シル子をなんとなく避けるだけですませそう。で、その様子を見てオフ子は安堵するんですよ

ああ救えねえ

▼ 822 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:47:08 ID:???
>>814
しかしシル子は涙を見せず、流したとしても凍りついて本人すら気づかないのです。

ああ、萌えるw

▼ 838 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:51:59 神 ID:???
>822 ケイレイたん だから、シル子は優しく、暖かく、微笑むんです。彼女は泣き方を知らないから。

▼ 821 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:47:09 神 ID:???
>798 ケイレイたん
 いえ、むしろ、「憎めばそこから理解が始まるのですよ? 愛するという事は、同時に憎むという事でもあるのですから」
と、彼女にとっての真実を、理解されないと判っていても話すのでしょう。

 というわけで、傷を負う事で理解を深めてゆく、そういう生き方しか彼女はしてこなかったし、それが生きる事だと思って
いるのでしょう。そして、時々自分で自分の心の傷のかさぶたを剥がして、流れる血を見て、自分の感情というものを
確認するのでしょう。

▼ 829 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:49:47 ID:???
>>821
なぜ、愛を求めながら憎悪から目をそらすのか、彼女には理解できないのかもしれません。
オフ子を愛していると言うのなら、同時に憎んでこそ完結するはずじゃないか、と。
それがない関係は欠損してる、と

泣けてきますよ。流れる血の赤さに、彼女は深く満足しているのでしょう。

▼ 856 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:54:35 神 ID:???
>829 ケイレイたん 多分、そうでしょうねい。彼女は、心から流される血に、痛みに、それこそが彼女にとっては、
自分が人間である、感情を持った人である、という自己認識の唯一の方法なのでしょうから。

▼ 867 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:57:34 ID:???
>>856
わたしは何も持っていないかもしれないけれど、でも人間なんだ、という無意識の叫びなら、
それは愛する価値がありますよ。
なんだこの人生の深遠は。

見てよかった気がする。
そしてかつての栗本薫は、見て来い、見ずに帰ってくるな、と言っていましたよ。

▼ 884 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:02:38 神 ID:???
>867 ケイレイたん
 ああ、そういう事なんですね。彼女は、空虚な自分、という自己規定があって、それを埋めようとしているだけ、と。
うむ、昔の栗本薫、というか、中島梓は最高でした。彼女のコミニュケーション不全症候群は、私の心のバイブルの
一冊です(w

▼ 900 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:06:43 ID:???
>>884
なのに、誠死ねの思いも、自分も共に汚さないと、何も確認できない闇に住んでいるんですよ。
流れる血のぬめりを指先に感じて、彼女はやっと愛と憎しみを共に感じる。

これを愛さずにいられましょうか!!11

ええ、中島梓は最高でした。どうしてああなってしまったのでしょう?
だとしても、ウリにとってグインの1巻はバイブルなのです。あの危うさ、崩壊の瀬戸際まで転げてゆく展開、さらに改訂版w


▼ 911 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:08:46 ID:???
>>900
新スレよろ

▼ 930 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:13:09 神 ID:???
>900 ケイレイたん というわけで、次スレはお願いします(w
 うむ、血と痛みこそ、彼女にとっては愛と憎しみという感情を知るためのとっかかりであり、
それ以外に知る術を持たないのですねい。

 だからこそ、彼女は最高の殺人機械なのでしょう。人の死の中に現れる極限の愛と憎悪こそが、
彼女にとって最もわかりやすい人の感情であるわけで。だから彼女は、常に最も効率的に敵も
味方も兵士を殺すのですね。
 死体の流す血のぬめりこそ、彼女が指先で感じられる自分の心の手触りだから。

▼ 941 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:15:31 ID:???
>>930
なんだか、ウリにも鍵穴が見えてきましたよ。
黒騎士たちとは違うものがいてもいいじゃないか、うん。
甘い奴には、甘い話しか書けない。
でも、いいじゃないか、と。

むしろ黒騎士になれるようなものだからこそ、中田副帝は黒騎士として管理しているのかもしれない、とか。

▼ 959 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:19:16 神 ID:???
>941 ケイレイたん
 まあ、黒騎士だからといって、みんなシル子みたいに壊れているわけではありませんが(w
むしろ、純粋に強さを極めた人外が黒騎士になる例が多いわけで。

▼ 968 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:21:11 ID:???
>>959
彼らは、何を求めたんだろう、とか
何をあきらめたんだろう、とか、
そういうのがすごく気になったんです。
すべてを注ぎ込んで研ぎ上げた剣を
中田副帝に捧げてしまうわけですよ。
人生そのものを、刹那の剣風と変えることを是として、
それを使いこなしてみせる中田副帝に。

もう萌え狂うじゃないですかw

▼ 979 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:24:57 神 ID:???
>968 ケイレイたん
 いやー もうそれぞれなわけで。でも、その刹那の充実こそが、報酬なんじゃないかと。

▼ 982 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:26:12 ID:???
>>979
で、そのハードさを、たったいま、ああ、と納得してしまったのですよw
シル子もいれば、レディ・アンもいれば、ミスタースドウも、ブリアレオスも、スイトもいるわけですよw

そうじゃなくていいんだ、という安堵を、今見つけたのですw

▼ 991 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:32:25 神 ID:???
>982 ケイレイたん まあ、そこまでの化け物揃いだと、さすがに書くのが大変ですしねえ(w

▼ 996 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:34:32 ID:???
>>984
がんばれ、超がんばれ。

ウリは屁たれていきるw

>>991
でも見たい気もしません?黒騎士水素

▼ 865 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:57:28 ID:???
>>829
ようやく理解できた
ケイレイたんありがとう

彼女にとってオフ子とシャル子の関係は不完全極まりないわけですな
それで満足しているのが理解できない、というわけで

▼ 871 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:58:49 ID:???
>>864-865
鍵穴を見つけた気がしますよ、
アホの子が最後の最後に言えばいいんです「わたしはあなたを憎みます。あなたを尊敬するのと、同じくらい憎みます。だから、いつか、あなたを倒すくらいになってみせる!」

▼ 891 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:04:38 ID:???
>>871
しかしながらシャル子にシル子を憎めるか、というと多大なる? がつくわけで
それこそオフ子に手を出さない限り。もしくはシル子がオフ子の憎悪を煽っていると完全に理解しない限り
後者は思いついたとしても「あははー、そんなはずないじゃん」で終わらせてしまうですよたぶん

▼ 905 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:07:57 神 ID:???
>891 わいるどうぃりぃさん
 まあ、そこまでシャル子に踏み込ませるかどうかは、わいるどうぃりぃさんの判断ですから。
 ただ、野生の勘で、気がついても面白いかとは思いますが。ただ、ヘビーにはなるでしょうけれど。

▼ 916 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:09:44 ID:???
>>891
大丈夫です。
シャル子なら気づきます。オフ子の瞳に溢れる愛(と依存)
シル子の目にあるのは、シャル子を観察する冷たい、氷の鏡のような光。
オフ子の寂寥に気づいたように、シル子の憎悪に気づくはずです。

っていうか、気づくように書いてくださいw

▼ 937 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:14:38 ID:???
>>916
まてぃ
またわたしに苦労をかけようとしているな!

またプロット書き直しだよ……
蟹様、次のお話じゃ壊れた素顔をのぞかせるシル子を描くことになりそうです

▼ 949 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:16:49 ID:???
>>937
ごめんね、母さんごめんね、意外と容赦なくてごめんね><

>>939
おねがいします。

▼ 952 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:17:22 神 ID:???
>937 わいるどうぃりぃさん うむ、がんばって下さい。障害が大きければ大きいほど、恋愛の達成感はより深くなりますから(w

▼ 973 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:22:27 神 ID:???
>937 わいるどうぃりぃさん
 というか、今回の話で、シル子がシャル子に、ああいう形でちょっかいをかけたことから、すべてが始まったわけで(w
つまり、貴方が無意識のうちに感じていた事が、ここで明らかになっただけ、ということかと思うのです。

 ので、がんばってくださいませ(w

▼ 976 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:24:01 ID:???
>>973
むしろ、あれこそがわいるどさんの書きたかったことなんですよ(棒

▼ 984 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:26:53 ID:???
>>973
スレたて乙です~

まあ、突き詰めればああ書かざるを得なかったわけで
しかし、ここまで深いものがあるとは、というか三者共同で深くしちゃった気がするっ!?

▼ 993 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:33:03 神 ID:???
>984 わいるどうぃりぃさん そういうことです(w

▼ 895 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:04:51 神 ID:???
>871 ケイレイたん
 おお、鍵穴が見つかりましたね! そのときこそ、シル子は、シャル子を人として認めるのでしょう。
そして、仮面の微笑みではなく。その仮面を外した、憎しみと愛情に満ちた、歪んだ、しかし美しい笑顔を見せてくれるのでしょう。

▼ 782 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:36:47 ID:???
>>760
いかん、シャル子が逃げ出す
そういう人間は多分シャル子は本能的に避けようとします。自分には理解できないから
オフ子はまだ自分にぶちまけることによってすべてを話す素直さを持っていますが、シル子はそう言うわけにもいかないでしょうし

▼ 801 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:42:41 神 ID:???
>782 わいるどうぃりぃさん
 いえ、シャル子に気がつかせる程、甘い女ではないのではないかと。
 シャル子が気がつくのは、多分、オフ子とシル子の対決のその瞬間ではないかと。

▼ 843 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:52:17 ID:???
>>801
うーんでも、そこまで歪んでいたらそれこそ何かを感じ取りますよ。言葉にできない何かを
ケイレイたんのいう野生の勘で

だからこそアドニスさんになつくことになっていくのでしょう。それを見たオフ子は負けてはならじとアドニスさんへ望んでしごかれると

▼ 864 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:57:25 神 ID:???
>843 わいるどうぃりぃさん
 というか、シャル子に思いつくシル子の救済の方法は、シル子よりも強くなって、彼女を敗北させるしかないのでしょうね。
シャル子にとって、シル子は、挫折を知らない、完全にして完璧な存在であり、オフ子すら敵わない絶対の存在でしょうから。
だから、シル子と対等に戦える自分になるしか、シル子を救えず、シル子の歪みにとらわれ、彼女を憎悪させられている
姉を救うことができない、と。

▼ 678 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:53:38 ID:???
>>672
どうにも剣呑な方向に向かっていますな
何かが壊れればシャル子を傷つけ、オフ子にダメージを与えてやろうとまで考えちゃうかも
そういう自滅的な願望をどうやって抑え込んでいるかが正直、わからないのがシル子に踏み込めない一因なんですよね。

うわー過去の発言さかのぼって消してえ

▼ 683 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:57:06 ID:???
>>678
健全な人ですよ>わいるどさんw

ウリは壊れているシル子が可愛くて仕方がない。
登城というか、出仕して、控えの間で窓の外、庭など眺めながら、
ふと誠死ねを思い浮かべてしまう自分自身を、昏く哂うような人なんですよ。

自分の感情に気づくと、それを露出プレイと感じてしまうようなw

▼ 692 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:06:47 神 ID:???
>683 ケイレイたん その哂いは、しかし、自分自身の歪みを楽しんでいる哂いなのでしょう。自嘲だけは絶対にないと。

▼ 699 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:11:27 ID:???
>>692
そうだと思います。PTSDと自負とが、シル子の中では表裏一体のもので、
凍える鳥が自分を哀れまないように、
シル子も凍える心を自ら哀れんだりしていない。
むしろ彼女のPTSD体験は、寒気をあざ笑うパットンのように処するべきだ、と求めている。
彼女の軍人としての、貴族としての仮面はそれを肯定していて、
常人に堪えられないような冷気の中で、彼女はそれをあざ笑っているんじゃないか、と。

やべー萌え狂うwww

▼ 711 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:17:07 神 ID:???
>699 ケイレイたん
 そして、その冷気に凍える自身をすら嗤う事ができる人間をこそ、彼女は愛せるのでしょう。正確には、それしか、
他人に対して感情のとっかかりを掴めないのでしょう。その寒さに平然としている、父や、母、そして姉の皇太子を
彼女が愛し、絶対的に服従する所以でしょう。

 その寒さに耐えられない人間を、彼女は表情には出しませんが、軽蔑し、そして憎むのではないかと。彼女の
穏やかな笑いは、しかし、その裏側では全ての暖かく優しいものへの渇望であり、羨望であり、憎悪なのでしょう。

 うむ、素晴らしい萌えキャラです。この萌え萌えぶりこそ、最高といか。


▼ 720 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:20:19 ID:???
>>711
そして、内心、それらさえ裏切るかもしれない自分がいることにも気づいているのですよ
自分すら裏切られる、あるいは自ら裏切ることで、
彼女の憎悪と愛は表裏一体のまま完結するはずです。

▼ 738 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:24:49 神 ID:???
>720 ケイレイたん でしょうね。だからこそ、誠死ねは、逃げ出すしかできなかったのでしょう。姉に求めたのは、
血のつながりによる暖かさであり、愛情であり、優しさであったのでしょうから。だが、姉の心を知ってしまった
誠死ねは、逃げ出したわけですが、その時にはすでに姉の歪みによって歪まされてしまっていた後だった、と。

▼ 748 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:27:14 ID:???
>>738
だから、後々追い詰められたとき、誠死ねは心底幸せだったはずですよ。
愛が憎しみに変わっただけで、彼を渇望するものが、それもシル子のかけらが、
彼を求めて止まずに、万難を排して訪れ、そして世界を完結させるわけですもの

▼ 770 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:32:24 神 ID:???
>748 ケイレイたん
 でしょうね。だから誠死ねは、死の直前に娘とシンジきゅんに全てをばらしたのでしょう。そうすることで、
姉に対する自分の愛情が簡潔したのでしょう。うむ、他に彼にも選択肢は無かったのでしょうね。

▼ 779 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:34:58 ID:???
>>770
誠死ねにすら萌えてきたんですがw

姉は愛を理解できずに、愛で埋めるべきものを、心のひずみに変えて生きてきた。
弟は、愛を渇望していたのにそれを得られずに、別のもので埋めようとしてブラックホールのように食らい尽した、

なんでしょう、この完璧に調和しつつ、欠損しきった二人は!

▼ 794 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:40:27 神 ID:???
>779 ケイレイたん
 うむ、だからこそ、二人は結ばれ、子供を生むしかなかったんですな。そうする事でしか、互いの関係を維持できなかった
のでしょう。そして、それを知っていて、なおかつそうなる様に放っておいた中田副帝は、互いが一緒に破滅する寸前に、
シル子を遠国へ嫁入りさせたのではないかと。さらなる破滅を呼び込もうとして。

 何故、中田副帝がそうしたのか、それは判りませんですが。

▼ 809 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:44:28 ID:???
>>794
ウリはそこに踏み込みたくて、トイトブルグのラストに中田帝を、
どうしても出したかったのです。
彼の心には、彼が死なせてきた無数の人間の、行軍と歌があるんじゃないか、と。
彼は生きながら死に、死んでいるのに生きて歴史をつむいでいる自分自身を見ていたんですよ
たぶん、乖離的にではなく、統合した自我のままで。
個人にとっては破滅であっても、歴史にとってはちょうどいい波乱にすぎないじゃないか、
くらいはいいそうでw

▼ 832 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:50:30 神 ID:???
>809 ケイレイたん 言いますね、アレなら(w 彼は多分、自分自身も含めて全ての人間の悲劇を、対象化して見ている
のでしょうねい。生と死が彼にとっては一時的な状態の違いに過ぎず、その生の中で人がどの様に死ぬか、そうして
死ぬ事で何を残すのか、それを見届けようとしているのではないか、という。

 だからこそ、そこまで追い詰められる相手を探して、見つからず、作るしかなかったのではないか、と。それが中田副帝
がシル子と誠死ねに注いでいる愛情なのではないでしょうか?

▼ 854 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:54:25 ID:???
>>832
いひひひひw

彼は顕彰の石の花も、恋人たちの心の花も、等価に見ていたという流れなら、
思う壺!
で非常にうれしいのですよw

シル子と誠死ねの愛憎も、彼にとっては他の愛と同じ何かだったのかもしれませんが
さすがにその本質には手が届きません><

▼ 873 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:59:34 神 ID:???
>854 ケイレイたん ですから、あの時感想で、完璧だ、と(w その全てを等価に見て観察している存在である自分を
判っていて、ああ独り言を心の中で語ったのではないかと。

▼ 876 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:00:39 ID:???
>>873
あれがどんだけうれしかったか
もうね、笑うしかないくらいですよw
ホントに

▼ 899 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:05:36 神 ID:???
>876 ケイレイたん いやー こちらこそ、あれがどれだけ私が大喜びしたことか(w ええ、最高でした。

▼ 924 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 03:11:29 ID:???
>>899
おかげでトイトブルグから帰ってこれませんw

▼ 674 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:50:20 神 ID:???
>665 ケイレイたん いえ、嫌っているのではなく、憎んでいるのでしょう。反吐が出そうになるほど、
死ぬほどの苦痛を味あわせつつ、しかし死ねない苦痛を味あわさせたいくらいに。
 憎悪は、しかし、シル子の中で対象化されてしまっていて、それ故に彼女は仮面を被る術を覚えた
のでしょう。戦場で。で、その仮面を外せる相手が、誠死ね、という。

 いかん、シル子がどんどん式化していっている。

▼ 679 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:53:40 ID:???
>>674
さすがの誠死ねすら、性的におなか一杯になるような何かが二人の間にあるわけですよ、たぶんw
だからこそ、そして誠死ねであるがゆえに、余所に性的に逃げるわけですよ、誠死ねはw
そしてシル子はさらに乾き、シャル子を弄って、死ぬほど嫌いなオフ子に当てこすりしているw

さあ、わいるどさん!ハードル上がってきましたよ!

▼ 685 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/12/14(日) 01:58:55 ID:???
>>679
端から見てると、ハードルじゃなくて、山になってきたように感じるですよ?
くぐることも、倒すことも、避けることも出来ないって意味で。

▼ 688 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:00:38 ID:???
>>685
大丈夫です。
わかったわかった、そんなに本気になるな。
ちょっと遊んだだけだから、というところに落とし込めばいいのですw

まだハードルですよw

▼ 691 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/14(日) 02:04:58 神 ID:???
>679 ケイレイたん
 なるほど、確かに誠死ねが逃げ出すような歪みがあるのでしょう。それを性的に満たさせられてしまったが故に
言葉から世界に逃げたがごとく、シル子から逃げ出さざるを得なかったのでしょう。でも、逃げ出そうとして、しかし、
シル子の歪みから来る性的満足から逃げ出すことが出来ず、ずるずると関係を続けてしまい、そして、自分が既に
彼女の呪縛に囚われてしまっている事に、彼女がいなくなって気がついたのではないかと。

 その歪みは、娘にも引き継がれていたのでしょう。だから誠死ねは娘に手を出したわけで。それはむしろシル子の
計算どおりだったのかもしれません。

550 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:35:37 神
ID:???
>516 わいるどうぃりぃさん というか、シル子はオフ子をいじるのはやっても、シャル子はいじらないと思うのですよ。
彼女の憎悪は、受け止められるだけの心の闇を持つ人間相手にしか発動しませんから。つまり、シル子はオフ子を
自分と同じ闇を心に持っている同類だと思っていて、だからいじって愉悦を感じているわけで。

 逆にオフ子がシャル子をその闇に引きずり込もうとしたら、全力で止めるのではないでしょうか?
 私達の関係にいらぬ挟雑物を入れようとするな、と。

▼ 555 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:37:12 ID:???
>>550
オフ子へのシル子の愛…ではないですね、
関心ではある。

やっぱり魔族化しかないようなw>オフ子

▼ 590 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:43:38 神 ID:???
>555 ケイレイたん というか、いまだオフ子はシル子が愛するほどの闇を見せていませんし。そういう意味において、
中田副帝と、母と、姉の皇太子の三人の心の闇は、シル子以上に深く美しいのです。そうでないと、シル子は
愛せないわけで。で、誠弟は、それだけの闇を持っているとシル子に思われて愛されて、壊れてしまったのでしょう。

▼ 598 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:46:41 ID:???
>>590
誠弟との行為で深くなる周囲の闇、にシル子は魅入られたのかもしれない、とは今思いましたけどね。
ひょっとしたら、闇を感じずに唯一愛したものすら、闇に引き入れてしまった、とか。

>>593
あれは遊びだったのね!
ウリはマジでググッてかなり冷や汗が出ました。
ケイレイ陵辱の最大の危機だったのですw

▼ 615 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:50:59 神 ID:???
>598 ケイレイたん というか、シル子は最初はそれが闇だとは気がつかず、誠死ねと関係を持ったのではないかと思うのです。
で、逆にその闇が深まるにつれて、居心地の良さを感じてしまったのではないかと。そこで常識が彼女の邪魔をすれば
良かったのですが、常識を教えるべき人間が、教えなかったのではないかと。

 多分、二人が闇に染まっていくのを見て、一番喜んでいたのは、姉の皇太子なのではないかと思ったり。

▼ 646 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:59:06 ID:???
>>615
はじめのきっかけがなんだったんだろう、と不意に気になりましたよ。
自己愛と区別のつかないところで、限りなく自分に近しい、あるいは親しい人を選んだのかしらん、とか。
そしてそれは、振り払うとか、拭い去るとか、そういうことが全くできない類の、

・・・久々に言語化の難しい領域に来たような

シル子の体験したリアル地獄戦場で、思い浮かべた居場所が、地獄より背徳的だったことを、
いつか気づいたわけでしょうけど。

>>619
っていうか、そこでエネマグラを推奨されてしまうわけですね。
さすがです。わいるどさんが弾幕をくぐったなら、同じ試練を潜り抜けないといけないのですね。
自分を救うSAW方式というかw

▼ 686 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:07:24 神 ID:???
>646 ケイレイたん
 というか、最初のイメージは、ローティーンの双子の姉弟が、誰も居ない広い屋敷で、二人一緒にベッドで
一枚のシーツをかむっている風景なんです。性行為そのものは無くて。ただ、二人だけでそうやって遊んでいて、
二人だけの世界がずっと続いていて。
 でも、そんな寂しくも優しい世界は長くは続かなかった、多分、どちらとも無かったのではないかと思っています。
愛とか恋じゃなくて、寂しさを紛らわすために、互いの存在を確かめたくて、でも歳をとっていけばいくほど、互いは
違う人間で、違う性別で、違う存在なのだとわかっていって。
 だから、身体を求め合うしかなかったのではないか、と。
 そして、だからこそ二人は闇の中でしか安らげ無かったのではないか、と。

 最初のイメージはそうなんですよ。

 シャル子

▼ 718 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:17:14 ID:???
>>686
昔、何の海外ドラマだったか、近親相姦をしてしまった姉弟の話があったんです。
母が死んで、二人で悲しくて、ずっと一緒にいたら…って台詞では言っていました。
父にバレたら殺されてしまう、とかそういうことを医師に訴えていたのを憶えています。

じつは、シル子誠弟の話のときには、ずっとそれを思い出していたわけですよ。

寂寥って、文字で書いてゆくと切なくて悲しくて美しいのですよ。
清潔なパジャマは、いつも置いてあるけれど、それに袖を通したとき、冷たいんだと思うんです。
だから二人はそれぞれのベッドにきゃあきゃあ言いながら(それもさびしいからわざとですが)入る。

でも完璧にベッドメイキングされたすべすべのシーツは、冷たいんだろうなあ、と。
体にじゃなくて、心に。
それで、二人のどちらか、たぶん、積極的だったシル子が、ひょっこり顔を出してこっちにおいでよ、って

ちがうなあ、寝るときにばあやの世話がもういらない、と決まったときからなのか。
そこからもう、放任というよりネグレクトになっていて。
別々の部屋に寝ることになっていたのかもしれない。

ローティーンの誠弟が、シル子の部屋の前で、うずくまっている姿って、悲しくて美しいと思いません?
何を感じたのか、シル子夜中にふと扉を開くと、そこにいるんです。

なんかそういうのを、幻視するわけですよ。
ジャック、キャビン環境コントロールシステムをリチェックしてくれ、妖風が目に染みるry

▼ 727 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:21:18 ID:???
>>718
よくわからんがツボにヒットした

しかしこの文を見て関谷あさみを思い出す俺もアレだな

▼ 739 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:24:19 神 ID:???
>718 ケイレイたん
 うん、仰る通りなんですよ。扉の前にうずくまる誠弟、それは私もしっくりくるんですよね。
だから、寂しくても、自分はおねえちゃんなんだから、と、我慢していたシル子が、誠弟を自分のベッドに招くのは、とても
自然な事に思えて。だから、二人の間はずっと暖かったのだと思うのです。
 でも、それだけでは、両親のいない寂しさは癒せなくて、互いのぬくもりが一層恋しくて、そして、という流れだったのでは
ないかと。

 広くて、高い天井の部屋で、夜の闇の中で、ただ二人きりで互いのぬくもりだけしか、現実ではない世界に生きてきた、
それこそが、二人の原体験なんじゃないかと思うのですよね。だから、二人は、闇に居続けるしかなかったのではないか、と。

▼ 756 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:29:35 ID:???
>>739
シル子も誠弟も、二人は子供だったから、夜の冷気のなかで体を温める大人の方法を知らなかったはずなんですよ。
10代も半ばになれば、誰が何を言おうと、やりたいようにやるずうずうしさも身につきますけど、
まだ二人にはできなかった。だからお湯を沸かすとか、暖炉の薪が足りなければ取りに行くとか、
そういうこともできなくて、
きっと冷えた肩をさすったりしながら、自分のベッドに招きよせて、
一つの毛布に包まって、さむいね、朝が早く来ないかな、ってきっと、その肩をさすってあげていたんですよ。
それは闇というには、あまりにも幼くて、夕暮れのように美しいんですけどね。
誠弟が「朝なんて、こなくていいよ」と言い出したとき、彼女らの世界に闇が訪れたのかもしれませんが。

▼ 773 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:36:38 神 ID:???
>756 ケイレイたん
 朝なんて来なくていい、ではなく、シル子が、朝なんて来なければいいのに、が、きっかけだったのではないかと、
逆にそう思ってしまいました。誠弟は、姉にすがりつくしかできないでいた、寒そうな姉の背中をさすってあげたり
するしかできないでいた。でも、シル子は、そんな弟の優しさが嬉しくて、だから、朝が来てしまうのが哀しかった
そうなのではないかと、ふと思いました。

▼ 780 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:40:26 ID:???
>>773
シル子が、闇に気づいたときに、闇が始まったのですね。
そのほうが良いですね。

シル子は何者にも言い訳をしないでしょう。
何年もたって、始まりを胸に思い起こしたとき、彼女は自分が闇を開いたことに気づいて、深く満足したはずです。
そして、どこかで、誠弟が、いつもながらの臆病さを発揮しながら、それでもシル子の手を放さずに、
自らこちらに飛んできた夜を思い出して、そして安堵するのでしょう。
二人は、完結した闇の中に、互いを求め合って在るのですから。

二人とも、昔から知っていた通りの、二人のまま、闇の住人になっていったのでしょう。

▼ 794 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:49:08 神 ID:???
>780 ケイレイたん そうなのでしょうね。闇の寒さこそが、互いのぬくもりを感じさせてくれる。闇の寂しさこそが、
互いの存在を実感させてくれる。そんな逆説の中でしか、シル子は、自分の存在を、生を、実感できなくなって
しまったのでしょう。

 そして、その闇の中に安住していてはいけないと、気がついた誠弟が、姉を救い出そうとして挫折した事が、
彼の狂気の始まりであったのだろう、と、そう思います。姉を暖めた優しさで、姉を闇の中から救い出そうとして、
でも自分も闇にとらわれてしまっていて、抜け出すことはもうできなかった。そして、誰かに闇から救い出して
もらおうと、あがいて、誰もその闇から逃げてゆく。
 その悲劇こそが、姉をいっそう闇の奥へと追いやり、誠弟を憎悪と一体化した愛情で縛り付けてゆく。そして、
最後の手段として子供を作り、親としての愛情の暖かさをとっかかりに、闇から抜け出そうとして、しかし中田副帝に
それすら邪魔をされた。

 それが、誠弟が娘に惑溺するしかなかった、姉の代わりにするしかなかった狂気の始まりなのではないかと。

▼ 812 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:54:44 ID:???
>>794
誠弟の、あとあと発揮される口車とか、そのときだけ自分も心底信じている嘘とかは、
みんなその関係が生み出していったものなんですね。
深く納得。
何者も信じられない環境で、自分さえ信じられなかった誠弟は、
シル子のいうがままのことを、自ら積極的に信じ込んでいった時期があったんですよ。
でも、駄目だと思った。

あるとき、もうだめだよ、と気弱に言い出した誠弟に、シル子は心底驚愕し、
そして闇の中に一人取り残されることを本能的に恐怖したのかもしれないです。

だから誠弟すらおなか一杯になるような、そういう関係へ爛れていって、
誠弟は時には自分をだまし、時にはシル子にだまされ、あるいはだまされたふりをしてみせた。
だから、彼にとって嘘は、彼自身なんです。

▼ 834 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:07:19 神 ID:???
>812 ケイレイたん
 誠弟は、多分、ずっと姉のシル子の嘘を嘘とわかっていても、だまされ続けようとしたのでしょうね。でも、とうとう
自分の心が耐え切れなくなった。せめて姉を殺せれば、そして自分が一緒に死ねれば、それが二人の関係を完結
させられたろうに、彼はそれをするには、余りにも優しすぎた。だから、嘘の上に嘘を重ねていく事で、二人で闇の中に
留まり続ける事を選んだのでしょう。
 その考えこそが、狂気そのものであると気がつかずに。自分の心が壊れてしまったと気がつかずに。

 というか、もう駄目だよ、と、泣いた弟を見て、シル子は、初めて憎悪を覚えたのではないかと思います。恐怖ではなく。
そして、憎めば憎むほど、弟が愛おしく、それだけに弟を暖めるために、より凍える寒さの中へと突き落として、そして、
とうとう、弟は壊れてしまった。その時、初めて彼女は心底からの安堵を、生まれて初めて感じたのではないでしょうか。

 しかし、父によって弟と引き離され、あげく弟は自分ではなく娘を選んだ。その時こそ、シル子が本当の意味で恐怖を
覚えたのではないかと思います。自分が、どちらを選べばよいのか、その決断を弟によって突きつけられたから。

▼ 847 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:16:29 ID:???
>>834
シル子は、誠弟が絶対に離れてゆかない、そんな闇と氷の牢獄を作り出したと思っていた。

これが最後だから、と言えば嘘とわかっていても誠弟はうなずいてしまうのを知っていた。
とても寂しいといえば、誠弟は離れられないのも知っていた。
誰にも話せない、といえば誠弟が側に居るのも知っていた。
誠弟自身が、そうだね、そうだよね、って嘘を自ら補強して言った。
悲しいなあ。ジャック、キャビン環境ry


引き離された時に、むしろシル子の方が動揺したかもしれない。
誠弟のほうが安堵したかもしれない。むしろ誠弟は離れたことで壊れたまま安定したかもしれない。

でも、できちゃった。
できちゃったんですよ><
妖風が目に染みるry

▼ 873 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:29:26 神 ID:???
>847 ケイレイたん
 そして、そのシル子の動揺を見て、初めて中田副帝は、中田モンテクリスト伯の如く、満足気な笑みを浮かべる事が
できたのでしょう。自分と姉の関係を、自分の子供らが再現し、より深い闇を作り出した姉弟を見て。
 その時こそ、中田副帝は、父親として心底シル子を愛したのではないかと思います。もし皇太子がいなければ、
多分、その瞬間にこそ、中田副帝はシル子を抱いていたかもしれません。

 多分、シル子を西方へと嫁ぎに出す時、それがなんの悲劇も騒動も起きなかったのは、皇太子が全てを仕切った
ためではないかと。姉として、妹と弟を救ったのでしょう。娘として、父を救ったのでしょう。弟子として師である冬間姉を
救ったのでしょう。そして、娘として、母親の皇帝陛下を救ったのでしょう。

 家族を家族として維持する事で、全員を救ったのではないかと思います。自らの闇を理解しているが故に。
 まさしく皇太子は、聖女と呼ばれるに相応しい事を、その瞬間成し遂げた、と。

▼ 894 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:41:05 ID:???
>>873
なんというか、ものすごい業の深さですね
天羅ならあっという間に108まで行っちゃいそうだ

しかしながら闇を理解している皇太子にしか、その役目はできなかったというのもまた悲劇ですね

▼ 912 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:51:54 神 ID:???
>894 わいるどうぃりぃさん
 そりゃあ、帝国で最も邪悪で、最も聖者に近いところにいる方ですから、中田副帝は。あのシル子の父親であり、
娘と息子が、許されざる関係の中で凍えているのを、ずっと眺めていた人ですよ? その姿に自分と冬間姉の関係を
投影しつつ、自分達の闇の深みに近づけるのか、と、楽しみにしながら。

 シルヴィア姐さんが衛宮切継ならば、中田副帝は中田モンテクリスト伯なわけで。

 彼は、世界を救う事で世界に復讐したのです。

▼ 896 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:42:29 ID:???
>>873
仮面に美しい化粧を施した、という節が脳みそに浮かびました。
胸がいてえ

とっさに脳裏に見えましたよ。
皇太子殿下のあとに、おどおどとついてゆき、手にしたノートに彼女の言葉を口述筆記して、
国家の典礼と、家族の婚礼の両方の準備に関わらせる姿が。
そして、その姿を見ながら、近づくこともできないシル子を。
皇太子殿下は、家族に家族の役割を与えたんでしょう。
婚礼前の新婦のお篭りを、皇太子殿下は自ら見守ったのかもしれません。
娘の父への御礼と感謝を演出したのは、やはり殿下なのでしょう。
最後の晩餐に皇家の家族をしかるべく出席させ、そして綺麗に引き離したのも皇太子殿下なのでしょう。
婚礼の席で、誠弟から目を放さず、しかもしかるべき席に座らせ、乱れることを許さなかったのも彼女なのでしょう。

何もかもを見て、知っていたのに。
やべえ、ジャック、マジでキャビン環境ry

▼ 915 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:56:27 神 ID:???
>896 ケイレイたん
 いやー まさしくそのとおりの光景が、今、私にも見えました。
 そして、いつ皇太子の胸に、父を殺す決意が生まれたのかも。

 帝国で最も美しい魔王と戦う事ができるのは、同じ魔王の眷属である自分しかいない、と、妹の狼狽振りを見て、
覚悟したのでしょう。妹の闇では、父の闇に敵わぬ、取り込まれてしまう、と。師である冬間姉はすでにその闇に
取り込まれてしまっている。ならば、その闇をも利用して、父を倒そう、と。

 それこそが、皇太子が自分の中の闇と光をひとつにするたった一つの方法であると、そう覚悟を決めて。

 シル子

▼ 926 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:08:13 ID:???
>>915
中田副帝の手のひらの上で踊っては、家族のすべてと同じ闇に取り込まれてしまうのでしょう、たぶん。
だから彼女は、苦行のような救済を自ら行った。
人の心はどこまで行っても闇なのを知っていた。
一人の心の闇では、あまりに深い魔王の闇に吸い込まれてしまう。
中田副帝は魔王で、皇太子殿下は己が魔王で無いことも知っていた。
うーん…
そう。力が闇であるのなら、彼はより強い力を理由に魔王たりつづけるでしょう。
魔王に、そこを退けと命じ、そして魔王にそれを納得させ、納得ゆえに自壊させなければならなかったのかもしれない。


というか、すんません、限界です。
またこんど、おやすみなさい。

▼ 619 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:52:04 神 ID:???
>598 ケイレイたん
 というか、前立腺刺激ですが、実際に指でこりこりやるのでないと、あんまり感じなかったりしますからねい。
ですので、バイブ系のエネマグラの方が、快感には繋がりやすいかと思っています。

▼ 625 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:53:14 ID:???
>>590
だからこそ誠弟がヘタレた後にシル子が目をつけたのがオフ子、という電波を受信しました
憎悪と心の闇を引き出すためにオフ子を弄ぶ、というシチュが、

もういろんな意味でダメなような気がする

▼ 645 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:58:46 神 ID:???
>625 わいるどうぃりぃさん
 をー それは素晴らしいですねい。誠弟がへたれるのは、姉が孕んでしまってからですから、まだへたれてはいない
時期ですが、今は。というわけで、期待しちゃいますよ?(w

シル子

▼ 668 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:03:51 ID:???
>>645
んー、オフ子が卒業してからのお話になりそうですね
卒業直後に拉致られるか、それとも部隊に配属された時にシル子の部隊に回されるか
どちらにしてもどうやってシャル子に知らせるかが問題ですが

▼ 711 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:15:27 神 ID:???
>668 わいるどうぃりぃさん
 とりあえず、部下になったら、部下としてきっちりけじめはつけますから、いじるのは逆に無くなるでしょうねい。
そういう仮面はきっちり被るのが、彼女の矜持ですし。
 かといって、拉致るのも、シル子の美学に反するわけで。そういうところは、言峰神父のごとく、一種独特な
美学を持っているキャラですし。中々扱いが難しいです。

 しかし、なんで塩沢兄が、こんな面倒な女に恋したのか、今になると判らなくなってみたり(w

▼ 735 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:23:41 ID:???
>>711
となると、オフ子が自分の手に飛び込んでくるように仕向けるみたいな感じですかね
しかし難しいな。それに闇を育てるというのは隷従とはまた違ったものになりますでしょうし

シャル子

▼ 759 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:30:47 神 ID:???
>735 わいるどうぃりぃさん だから、自分を憎ませるのですよ。憎んで、憎んで、もうオフ子がシル子の事しか
考えられなくなるくらい憎ませて、そして、その憎しみが同時に愛情であると、気がつかせるという。
 徹底した憎悪と同時に、限りない愛情を感じ、それ故に二つの二律相反が昇華されて、闇となるのを見て、
シル子は自分の居る闇にオフ子が来た事を、心から祝福するのでしょう。言峰神父のごとく。

 この世の全ての人間が呪い、否定するからこそ、私だけがその闇を祝福しましょう、と。

▼ 763 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:32:53 ID:???
>>759
しかも、それを愛しく見つめている。
園芸家が花を愛しながら剪定するように、シル子は苦痛を与えるんですね

▼ 776 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:38:22 神 ID:???
>763 ケイレイたん でしょう。痛みも、寒さも、それこそが自分が生きている証なのだと、気がつかせるために。

オフ子

▼ 788 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:44:52 ID:???
>>776
傲慢で美しいなあ。
オフ子に追いつかれれば愛と憎悪の完結として、自分を殺しに来るのを理解していて、愛と憎悪の闇を授けるわけですか。

そうか、自分は誠弟との関係が揺らぎ始めたときだったからこそ、闇が闇であることを、確認したかったのでしょうか?
そこが冷たく凍れる、苛酷だからこそ住めるものを選ぶ、そういうところである、と。
中田副帝らのような闇を、小さくても抱えているオフ子だからこそ?

うーん><

▼ 813 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:55:13 神 ID:???
>788 ケイレイたん
 その美しさこそ、シル子の瞳の美しさなのではないかと思うのですよ。そして、彼女の微笑みが何故ああも
美しいのか。
 すみちゃんが神秘的な美しさをシル子に感じたのも、そのただ人では持ち得ない心の闇の美しさを感じたから
なのではないかと。

 オフ子に関しては、多分、揺らいで、あがいているのを見ているのが、歯がゆかったからだと思うのです。
あの闇の王たる父の妹でありながら、闇から抜け出そうと無様にあがいているのを見て、父を裏切ろうとしている
様に見えたのではないでしょうか? そして、その裏切りこそ許しがたいものと、思った、それがシル子のオフ子
への憎悪の最初の始まりなのではないかと思うのです。

 我らは闇の一族。銀の髪を持つ陽の中を行く事を定められた兄弟達とは違う、寒さと痛みの中こそが安住の地
である一族。その存在を否定するのは、己の血に対する裏切りである、と。
 父と同じ血が流れていながら、オフ子のあり方は、シル子にとっては裏切り以外のなにものでもなかった、と。

▼ 819 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:59:01 ID:???
>>813
その論理からいえば、突然現れてオフ子の首根っこ咥えて鼻歌歌いながらお日様の元へ連れ去っていくシャル子は不倶戴天の仇敵になるのでは
しかも本人全く自覚なしで

▼ 838 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:11:25 神 ID:???
>819 わいるどうぃりぃさん だから、あのいつも微笑みを浮かべて誰にでも相対する彼女が、シャル子と始めて
出会った時、ああいう態度をとったのではないでしょうか? どうしても、微笑みを浮かべる事ができなくて。
そして、オフ子に見せ付けるように、シャル子に優しくして見せる。

 まさに、優しさによって相手を嵌め、そしてその優しさの裏側にあるものに気がついた相手が、裏切られたと、
心底憎しみを覚えるように。そして、オフ子は、一度それをやられていますから、だからこそ、シル子にあそこまで
怒ったのでしょう。かつて自分を裏切ったかのごとく、妹を裏切るのか、と。

 そして、その憎悪を浴びせかけられた時、シル子は、限りなくオフ子の事を愛おしく思ったと思います。それは
美しい微笑を浮かべていたのでしょう、あの瞬間。

▼ 850 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:17:34 ID:???
>>838
ああ、そう解釈するとわかりやすい
ただ正直に言うと、書いているときはそこまで意識はしていませんでしたね。

だが面白ければすべて取り込むっ!
それがわたしのジャスティス!

シャル子

▼ 878 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:30:50 神 ID:???
>850 わいるどうぃりぃさん うむ、というわけで、より一層オフ子とシャル子のもふもふを期待しております(w

そして、そこに魔手を伸ばす闇の魔女シル子も(w

▼ 823 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:01:20 ID:???
>>813
獣の生命力(テヘ)ある、ぬくもりに触れたオフ子は、もふもふが止まらなくなったわけですね。
そしてそれが歯がゆい。
シル子は、彼女の認識の上では、闇の深さを持っているけれど、闇の純粋さを持っていないと感じている。
オフ子は中田副帝に近いからこそ、より純粋な闇を持っているはずじゃないか、と。

誠弟との闇に安住していたシル子は、それが闇の最果てだと思って、秘してきた。
でも違っていた。闇の王の抱える闇は、シル子の思い及ばないものだった。

そのなかで、誠は屁たれはじめていたし、
シル子はシル子で、戦場での体験から、深い闇に魅せられていった。

そこに現れたオフ子は、もふもふの暖かさに安らぎを求めていた。

なんとはがゆいw

▼ 832 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:07:16 ID:???
>>823
かてて加えて皇帝陛下の(歪んでるけど)愛いっぱいの調教まで受けているんですぜ
なんか激しく軌道外れていねえ? となるわけで

じゃあわたしが元あるものに戻してあげよう
陛下の直系の血族にふさわしい闇に磨いてあげよう。それが庶子であるわたしの忠誠だ、なんて思いこんじゃったらどうしよう><

▼ 836 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:09:57 ID:???
>>832
どうでしょうねえ( ̄ー ̄)
皇帝陛下が本当に彼らを求めていると思ったら、シル子は…と書きかけて
プロットクラッシュしそうなので自粛!
あぶねー!

▼ 840 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:13:03 ID:???
>>836
二重底どころか三重底にしておかないと艦底起爆魚雷に耐えられんだろーが!
一番目の装甲は取り巻きーズ、二番目は陛下、三番目はアホの子というわけで。もちろん後に下がるほど装甲は厚くなるよ!

シャル子

▼ 859 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:21:40 神 ID:???
>836 ケイレイたん
 いえ、皇帝陛下にシル子が絶対に触れられないのは、中田副帝と同じくらい深い闇に住む最終兵器の
姉、皇太子がいるからではないかと。多分、姉の闇の深さは、母をしのぎ、父に匹敵するものと、シル子は、
本能的に理解し、それ故に、絶対的な愛情と憎悪と嫉妬を抱いているでしょうから。

 皇帝陛下を護っている最大の壁は、中田副帝と、皇太子の二人組みなわけで。

▼ 871 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:28:46 ID:???
>>859
うーん、冬馬姉様まだウリには難しいですよ。
でも、仰ることは判ります。

しかも皇太子殿下もいらっしゃるでしょうw

▼ 903 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:46:32 神 ID:???
>871 ケイレイたん
 というか冬間姉は、頭が良すぎるが故に、そして自分の受けた陵辱のために、中田副帝の闇を一番理解し、
その闇を肯定できる人なのではないかと。そして中田副帝が、闇と同時に光を持つ、矛盾した存在であり、
本人がその矛盾を全く矛盾とはせず、肯定しているその在り方に魅せられているのでしょう。

 中田副帝の放つ輝きは、同時に近づく者を焼き尽くす炎でもあり、その炎こそが自分を救い、皇帝陛下を救った
という事を理解していて、そして、中田副帝の闇こそが、自分の安住するべき場所であると理解していて、だから、
いかなる外道で悪辣な真似もできる。
 中田副帝の善の美しさを際立たせるために、自らが闇の権化となり、中田副帝の闇の美しさを際立たせるために
自らが智の光を放つ。その事に、陶酔と絶頂にも達する喜びを感じているのでしょう。姉として愛人として妻として。

 だから、無心に、皇帝陛下を愛することができる。その愛をいかなる形であれ受け入れる事ができる。何故なら、
弟への愛が、完全に望むとおりに受け入れられているから。同じように、完全に受け入れる事が出来る。

 そういう人なのではないかと、思っております。

▼ 914 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:55:07 ID:???
>>903
彼女の受けた陵辱は、醜かったのかな、と思ったりしていたわけですよ。
だから、その醜さを心底感じ取った冬間姉様は、闇ではなく汚辱に突き落とされた、と思っていた。
だから、男性恐怖だったんじゃないか、と。

中田副帝が夜な夜なryであるのは、それを闇で塗り替えているんじゃないか、と。
それでも彼は、ブラックホールがホーキング効果で輝くように輝いている。
光すら逃がさない闇だからこそ、輝いている。

なーんてことを思っていたのですよ。
933 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:13:58 神 ID:???
>914 ケイレイたん
 自分を汚辱に突き落とした僧侶の、偽善と欲望の醜さに、人間そのものへの絶望を感じて、闇を学んだと思うのです。
汚辱そのものではなく、人間に絶望したから、男性恐怖症へと陥った、と。

 でも、中田副帝の見せた闇は、そんな醜ささえ人間味の暖かさを感じさせる凍える冷たい闇であった。だから
彼女は中田副帝を受け入れる事ができたのでしょう。冬間姉は、中田副帝の闇に犯されていく自分に被虐の喜び
を感じ、最初はそれを拒絶し、しかし、その心地よさに耐え切れず、その身を投げ出してしまった。そして、その闇は
同時に何者もを燃やし尽くす炎を秘めていて、その炎に焼かれてしまった。

 多分、冬間姉は、自分というものが、弟によって壊されていく快感から離れられず、そして、弟が自分の子供を
闇に閉じ込めてゆくのを愉悦を持って眺めているのを、ただ被虐の喜びと共に見つめているしかできなかったのでは
ないかと思っています。
 そして、冬間姉が初めて弟を他人として見る事ができるようになったきっかけが、皇太子によるシル子の西方への
輿入れの時なのではないかと。何故、この義理の娘は、自分の一番弟子は、弟の闇と光を前にして、平然と反逆
できるのか、と。

 その時から、冬間姉は、人間である自分を取り戻し始めたのではないかと、そう思っているのです。

934 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:15:51 神 ID:???
>927 わいるどうぃりぃさん
 だから、北方の小国へと嫁いでいくのでは? オフ子は。

935 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:16:07 ID:???
立てましたー
民主党ですが公明を味方につけます
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/army/1229364886/

936 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:16:40 神 ID:???
>926 ケイレイたん おやすみなさいませー

937 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:18:48 ID:???
>>934
そうなるしかないんでしょうね
アークリンデと一緒になるのでしょう。シャル子も一緒に

でもその前に帝国の軍務にはつく予定です。というか二部がそうなっているので


939 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:24:36 神 ID:???
>937 わいるどうぃりぃさん
 うむ、第二部、がんばってくださいませ。やはり皇族である以上、義務は果たさないといけませんから。
というか、多分、アドニスがシャル子を影から支えるのでしょう。父や、シル子に対抗できるよう、力を得られるように。

 アドニスは、シル子を自分が救いたかった。本気で恋をしたから。でも、それはかなわず、救う事ができたのは、
皇太子である姉であった。彼が帝国に居場所はないと自覚したのは、その瞬間ではないかと思います。父を憎めず、
さりとてシル子と同じ闇に落ちるには、本人の光が強すぎた。光だけでは、父を倒す事はかなわず、それ故に、全てを
姉に託すしかできない自分を恥じ、だからこそ、帝国の外へと出る事を決意したのでしょう。

 その自覚しない最初の一歩として、シャル子を手助けしようと思ったわけで。オフ子を救おうという少女の純粋な思いを
美しいものと感じたから。

940 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:24:57 神 ID:???
>938 わいるどうぃりぃさん おやすみなさいませー



▼ 853 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:19:16 神 ID:???
>832 わいるどうぃりぃさん
 でも、シャル子は、多分闇の存在そのものが理解できないのではないかと。だから、天然で、シル子の邪魔をしてしまうわけで。

▼ 870 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:28:45 ID:???
>>853
ただ、片鱗は感じることができると思うんですよ
以前話したんですが、これは後に語られるエピソードですがシャル子はシルヴィアさんと血が繋がっていません。
シルヴィアさんが副帝に寝返る原因となった虐殺の中の唯一の生存者です。といっても赤ん坊でしたが
そして、うすうす自分がシルヴィアさんの子供じゃないと感づいている。ただ、シルヴィアさんはじめ郎党全員が「あなたはシルヴィアさまの娘です(=自分たちの娘)」と言ってくれるわけですよ
だからこそ、シャル子は駆けることができるんです。本当の愛情を知っているから。

でも、心の中には両親と引き離された痛みが眠っているでしょう。それは闇に転換するおそれがある爆弾みたいなものです

▼ 880 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:31:55 ID:???
>>870
それは萌えるぞお!
志麻子さんは、腹心の部下と島津みたいな大突破をやったんですよ、きっと。
胸にシャル子を抱えたまま。
シャル子は、子を育てたことの無い志麻子さんの乳を一心に吸うんです。
命をもたらさぬのに。
吸われる痛みを、志麻子さんは感じるんですよ。
だから愛しているんです。
脱出のために腹心を多く失ったかもしれませんが、そのときに助けた命は確かに息づいているから

▼ 884 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:35:37 ID:???
>>880
だからネタバレするなと何度もぉぉぉお!

まったくその通りですはいorz

シャル子を見つけた時のシルヴィアさんのセリフは

「拾え!」
「は!? しかし、作戦行動中で……」
「いいから拾えって言ってるんだよ、畜生、これのどこが作戦だい……」
と言って泣き崩れるんですよ

▼ 898 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:43:16 ID:???
>>884
大丈夫です。

戦闘描写こそが、命ですから。
トイトブルグが心中としてまっとうしたのは、戦ったからです、たぶんw


▼ 905 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:48:02 神 ID:???
>880 ケイレイたん それ、なんて衛宮切継(w

シル子

▼ 892 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:39:50 神 ID:???
>870 わいるどうぃりぃさん だから、オフ子をシャル子は救う事ができるのですよね。闇を知っているから、闇にとらわれ
ようとしているオフ子を救おうと思った。そして、そのための強さを、母親達から貰っていた。彼女の強さは、つまり、母親ら、
郎党皆の愛情であり、その愛情の深さと重さとがあるから、それが足場になって、自分を引きずり込もうとする深淵に対抗
できる力となってくれる。

 いかに深く冷たい闇であっても、しかし、光差す陽の暖かさの前には敗北するしかないのです。その強さを、シャル子は
持っていて、だから、シル子からオフ子を、ひいては中田副帝から救う事ができるのです。

▼ 907 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:49:00 ID:???
>>892
はい
シャル子の原動力は「自分は本当に母さまたちから愛されている、姉さまにも愛されてる、ケリィやアーシアやレイーラに愛されている」という確信ですから
シャル子はだからこそ、ヒーローたり得るわけで
どこか同じものを持った人だからこそ、ねえさまと呼び、一緒に歩んでいきたいと願ったわけです
劇中で何度もオフ子が「どうしてシャル子は自分になついてくれるんだろう」と疑問を感じていますが、シャル子からしてみれば手を差し伸べるのは当然なんですね
だって、かつての不安だった自分なんだから

こう書いてると副帝ファミリーとは真逆だな

▼ 920 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:01:06 神 ID:???
>907 わいるどうぃりぃさん
 完全に逆というか、裏返しですねい(w でも、中田副帝は、それを判っていて、そして密かに冬間姉と賭けでもしている
のでしょう。シル子がオフ子を闇へと引きずりこめるか、シャル子がオフ子を光差す場所へと引き出せるのか。
 今、オフ子はその境界線上にいて、そして、どちらへと傾くか判らないところにいる。その危うさこそ、中田副帝が初めて
オフ子に対して愛情を感じさせるものなのではないかと。そして、どちらかへと傾ききってしまった瞬間、中田副帝は、
オフ子への愛情を失うのではないでしょうか? 定まってしまった存在に、興味を持てず。

 そして、次にオフ子に愛情を感じるとしたら、それは、オフ子が中田副帝を憎悪し、殺す事を決意したときでしょう。
つまり、オフ子は、今この瞬間だけ、実は求めていた兄の愛情を受けているのではないかと。

▼ 927 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:08:17 ID:???
>>920
そうだからこそ、副帝はオフ子に声をかけたわけですね
愛情を感じたから

しかしながら、次はないかと
光あるところに出たのならもう完全に兄の呪縛から抜け出たということであり、逆に闇に取り込まれてしまえば兄には興味はなくなって、ただ自分の闇を深めることだけに熱中するでしょうから。オフ子は基本内向的ですし

しかし、ここまでやるとシャル子オフ子に帝国で居場所があるのか怪しくなってきたな

▼ 846 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:16:24 神 ID:???
>823 ケイレイたん まさしく、そのとおりなのでしょうね。シル子は、父中田副帝の闇の深さに魅入られてしまって、
その闇の深さに、深淵に取り付かれてしまった。母親と同じ様に。
 なのに、その妹のオフ子は、もふもふして闇の中から出て行こうとしている。それは、まさしく裏切り以外の何物
でもなくて、そのくせ中田副帝の愛を求めている。シル子は、自分の中の闇が一層深まるのを感じ、その憎しみが
一層父の闇への理解を深めてくれる事に、喜びすら感じたのでしょう。

 だから、シル子は、オフ子を初めて憎む事ができるようになり、愛することができるようになった。裏切って以来、
オフ子が向けてくる憎しみは、シル子にとっては、まだまだ物足りなかったのが、自身の憎悪によって、初めて
オフ子に自分を満たすものを感じたのではないかと。

▼ 864 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:26:14 ID:???
>>846
オフ子がはじめに求めていた中田副帝からの承認には、当然ながら、闇の世界を伴うものだと、シル子も中田副帝本人も思っていた
だって、そうでなければ、帝国の、つまり人間の抱える深い業を愛しそこを住処として住まわないと、
彼らの見ているものが見えないから。
にもかかわらず、そういうものがまだ見えない、心に闇の萌芽を抱えただけに過ぎないオフ子は、
シル子から見ると、非常なハンパ者だったんでしょう。

しかもオフ子は、闇の共有に気づかないまま、寵愛されているそのことだけを見て、シル子に嫉妬していた。
あこがれは、愛。
オフ子が感じている感情は憧れだ。そのまっとうの仕方はシル子だけが知っている、シル子に任せろ。
オフ子が認めたくない嫉妬を、シル子は肯定的に理解した。
でもその執着から逃れようとしている。

ちがうよ、とシル子は満面の笑みを浮かべて、同時に彼女を愛したかもしれないです。
同じ闇の世界に来ればわかる。あなたには、それがあるのから、と。
つたない闇を愛でて、それに黒い吐息を吹きかけて、堕ちてきなさい、と。

▼ 886 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:36:06 神 ID:???
>864 ケイレイたん
 素晴らしい。なんという深い業を伴った愛情でしょう。でも、オフ子は、とうとう兄からの承認すらいらないところに
行こうとしている。これを許す事だけは、シル子にはできない。何故なら、それこそが父への裏切りに他ならないから。
自分を裏切るのはいい。かつて裏切ったのは自分だから。でも、父を裏切るのだけは許されない。なぜならば、
それこそが全ての始まりであり、終わりだから。それを否定されては、シル子の闇が全て嘘になってしまうから。
だから、シル子は、オフ子に限りない憎悪と愛情を抱いた。失われようとしているものだから。

 そして、失われるものと決まった事を知っているから、最後失われるまで、憎悪し、愛そうとしているのでしょう。

▼ 911 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:51:49 ID:???
>>886
シル子は、失われるくらいなら、壊れてしまえばいいと願い、そして執着をもってそれをやった。
だから誠弟が壊れて、俯いた前髪でその瞳をひと時隠して、「ぼくも、愛しているよ」と言う。
シル子自身も、いくさの中で壊れた。そして凍える闇の広さと深さに見せられていった。

顔を挙げ、両手を広げて、絶対の静寂と冷気の中にあったとき、
そこから逃れようともがく姿を見つけた。
だから愛した。醜くもがく姿を。同時に憎んだ。あるべき世界の外へ向かおうとするから。
向かおうとすると言うことは、すなわち、外に世界があることを証明してしまうことだから。
闇に見せられそこに身を沈めたシル子にとっては、それは闇に対する裏切りだった。

ひょっとしたら、オフ子を壊そうとするかもしれない。
壊すことに成功したら、魔族化ルート成立ですね。
壊せなかったら、耐え抜いたら、あるいはシル子をして退かざるを得なくなったら、
魔族フラグは倒れるのでしょう。

それでも、シル子は憎悪と愛を保ち続けられるのでしょうか?

▼ 924 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 03:05:04 神 ID:???
>911 ケイレイたん
 だから、憎悪と愛を保ち続けるために、誠弟との間に、子供を作るのではないかと。

 でも、その子供は、きっと皇太子によって奪われるのです。シル子から。そして、シル子がその事に気がつくのは、
西方へ輿入れが決まった時であって、その時、姉への本当の意味での恐怖を覚え、そして、憎悪と愛情を保ち
続けられなくなり始めるのではないかと。

 真に深淵であり、父の闇を理解しているのは、姉であったときがつかされて。
 そして、父が何ゆえに姉を皇太子とし、己の後継者に任じたのか、それを思い知らされて。

▼ 778 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:40:08 ID:???
>>759
なるほど納得しました
で、その半ばまで来た時空気を読めないフラグブレイカーが血相変えてやってくる、と

ただ、完全にそうなってしまったとき二人で魔族化してしまいそうな気がします。シャル子も取り込んで
わたしにとっての魔族とは「想いが強すぎるためそれ以外のものになれなくなり、結果として人外の力を発揮する」ものですから

▼ 784 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:42:59 神 ID:???
>778 わいるどうぃりぃさん うむ、そこで颯爽と白馬の騎士が現れて、お姫様を魔女の魔の手から救い出すのです!!
なんて素晴らしいおとぎ話(w というか、その展開はかなり萌えますねい。いえ、燃えます(w

シル子

▼ 790 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:46:07 ID:???
>>784
さすがはシャル子、絶対零度に突入する白虎っすかw

▼ 811 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:54:33 ID:???
>>790
そりゃそうでしょう
フラグブレイカーにしてある時は柴犬、ある時は剣歯虎な娘の真骨頂ですよ?

でもオフ子がヘタレた瞬間取り込まれてしまうため、実はオフ子が命運握っているという不安定なキャラだったり

▼ 816 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:56:37 ID:???
>>811
大丈夫です。シャル子は野性の感覚で、オフ子の異常に気づきます。
だから、二人でいる間は癒されます。

だからシル子は二人を分離しようとするでしょう。
さーて、どうする?わらゆーどぅー

▼ 820 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:59:47 神 ID:???
>811 わいるどうぃりぃさん
 何を仰るウサギさん。そのためにオフ子の取り巻きがいるのではないですか(w
というわけで、シャル子がへたれかけた瞬間、かけつける仲間達! うん、なんて格好いい燃えるジャンプ的展開(w

▼ 795 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:49:10 ID:???
>>784
ヒロインでもありヒーローでもあるわけですよシャル子オフ子は。
両性具有体ってそういうのが便利だなあと思うわけでして!

さて問題はそこまでどうもっていくかですが。
これは後日の宿題ですな

問題は皇帝陛下の調教にピアスを加えるかどうかでして(ぉい

▼ 818 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:57:59 神 ID:???
>795 わいるどうぃりぃさん
 皇帝陛下は、相手を傷つけるのを極端に嫌がりますから、ピアッシングはしないのではないかと。
相手を痛がらせたりするのも、極端に嫌がりますし。

 皇帝陛下は、かつて両親にその邪眼故に離宮に封印され、闇の中に閉じ込められた事がトラウマとなっていて、
それだけに、誰かを傷つけることを嫌がるのではないかと。だから、嫌いなものは、居なくなって欲しいのであって、
憎悪を抱けないのではないかと。

シャル子

▼ 826 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:03:01 ID:???
>>818
あ、なるほど
憎悪ではなく排除ですか。逆に好きになれば同化しようとするという
となると、浣腸ですがしかしながらわたし、スカトロの方面は全く疎いのですよ
徹底的に洗浄したあと、もう媚薬しか入れてないよ~みたいな形で書いちゃっていいでしょうか

シャル子

▼ 851 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 02:17:41 神 ID:???
>826 わいるどうぃりぃさん どうぞどうぞ。そういう方向で大丈夫ですので、がんばって下さいませ。
というわけで、いつオフ子とシャル子に、皇帝陛下が、自分が調教したのと同じ事を要求するか、その逆転の
瞬間を楽しみにしております。

▼ 786 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/12/16(火) 01:43:10 ID:???
>>778
なんかキャス子さんの短剣みたいだ<シャル子

▼ 576 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:40:40 ID:???
>>550
いや、せっかく姉様があたしだけを見ているのにシル子なんぞに邪魔されっかー、みたいな感じでアホの子が突っ込んでくるんですよ
もちろんアホの子はそれが嫉妬とは露とも気づいていません。姉様のために! と言った感じで

NG対応ワード:シャル子

▼ 599 名前: 【army:610】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2008/12/16(火) 00:46:54 神 ID:???
>576 わいるどうぃりぃさん ですから、そういうシャル子がうっとうしいから、オフ子をいじるだけなんじゃないかと。
シャル子にちょっかい出して、嫉妬にもだえ苦しまさせたがごとく。

 シル子にとっては、シャル子はオフ子をいじるための道具以上の価値と意味はないのではないかと。
最終更新:2009年02月08日 09:13