法官総合作業マニュアル

  • この文章のターゲット層:「現職の法官」「法官志願者」「法官が何を根拠にどうやって行動しているか知りたい人」
  • この文章の目的:法官の作業の要領をコンパクトに伝える。

大前提


    それが必要なものであるとはいえ、相手の行為に対して罰則を与えるという職務を主にしている性質上、
    誰にでも判断結果が納得できるようすべてが透明性を保っている必要があります。

    また、同じゲームをプレイしている仲間に自分たちがどのようなことをしているか知ってもらうことも大事です。
    わかりやすく、親しみやすく、丁寧できめ細やかで公平で迅速、これが理想の作業となります。

法官の作業:裁定編


    法官も特別なことをするわけではなくて、「ルールに従ってゲームを進めていくだけの一プレイヤー」です。
    罰則は、芝村さんが実際に判断して決めたケースを元に基準を作り、それにあてはめて裁き、定めています。

    だから、芝村さんの判断をチェックして集め、ブレがないように基準を確定すること、
    これが一番最初のお仕事になります。

    前例がないことは「そのミスがゲームに対してどれだけ重要な意味を持つか」を基準に新しく罰則を考え、
    芝村さんにOKかどうかの最終判断をお願いします。(これは2級以上の人が担当します)

    実際に罰則を出す際は、その都度額や内容を見やすくまとめて、
    ミスが再発しないよう指導が必要ならそれを書き加えます。

    その場合、大事なのは「そのミスがあるとどんな障害になり、それがどれだけ重要か」を認識してもらうことなので、
    指摘する側として法官はミスの内容を正確に理解していることが必要です。

    理解した内容を自分なりに要約したり、簡単な内容なら元の文章をそのまま引き移し、
    ミスの意味と重要度を説明、なぜその罰則が出されたかをわかるように明記します。
    (込み入っててわかりづらい場合は3級以上の人が頑張ります)

    今まではこれが労力軽減のためにコピー&ペースト形式で個別の事情を見ていませんでしたが、
    法官としての能力を育て、よりきめ細やかなサポートをするためにはこの作業は避けられません。
    (すべての法官が対象です)

    以上が「裁定」と呼ばれる、法官のメインのお仕事の内容です。

法官の作業:雑務編


    BBS上での作業は「国ごと」「日付ごと」などのように、最終的にページ化する際まとめる単位で小分けにし、
    その中で作業の流れをさかのぼりやすいよう、記事に返信を重ねる形で作業を段階的に進めていきます。
    (例:○○藩国>紋章案件>一次裁定>クロスチェック>二次裁定>妥当性判断)

    告知や集計、簡単なチェックのように手分けすることで作業が簡単になるものもあり、
    こうした雑務は級に関係なく誰でも平等にとりかかります。

    重要なのはこまめに作業を進め、止めないことで、
    トップページの更新や各種リストの更新も同様で、かつ、見やすいよう、使いやすいよう情報の整理が欠かせません。

法官の作業:指揮編


    インターネット上の作業は気軽に声をかけて質問するわけにはいかないので、
    なるべく一番最初に出した指示や作業方法の説明を質問の出ないよう明快にする必要があります。

    その上で、出てきた質問についてはその都度こまめに答え、
    「出仕できなくなりそう」「急に連絡がつかなくなった」などの相談にも乗ります。

    指揮者はその作業の責任者であり、その指示を信頼して作業に専念してもらえるよう、
    出てきた質問に答えられるくらいに作業内容を熟知している必要があります。

    法官の場合は罰則についての作業が大半であるため、
    判断能力が高い上級者に、同時に指揮権が与えられていたというわけです。

    指揮者は自らの経験から作業に対する所要時間を計算し、
    現在集まっている人手と見比べて、増員要請や遅延の可否を上位の人間に申し出ることができます。

    また、指揮者は実地での各員の活動状況から判断して、起家・栄達の査定に協力ができます。

法官の作業:法官長編


    法官長は最終判断者であり、護民官からの裁定見直し依頼、意見募集、藩国からの相談、法官全員からの質問・相談、
    これらのすべてに対して自らの責任で他に意見を求めず回答することができます。

    ただし、判断に迷う場合は信頼できる仲間に意見を求め、それでもまとまりそうにない時は、
    ゲームの最高責任者である芝村さんに相談、判断してもらうことができます。

    迷いが少しでも残る場合は必ず一人で判断を下さずに、そうした協力を求める必要があります。
    なぜなら法官長の最終判断後はミスチェックが原理的に存在できないからです。

    また、法官長はすべての作業の最終的な指揮者であり、
    すべての作業が問題なく進むようにガイドラインを作成、必要に応じて各作業の指揮を委任することが求められます。

    すべての作業結果に対して目を通し、判断を下し、提出を行うべく、
    なるべく実務には携わらないことが望ましいとされています。

    通常は疲弊しないよう準官長を2名つけ、
    交互に直接現場の指揮を取ってもらう(あるいは自らと交代してもらい休暇を回しあう)体制を取るのが理想的です。

実際の法官作業一覧


    以下におおまかな作業を一覧で示します。

    A.裁定用データ引き移し、一次裁定(+クロスチェック)、二次裁定(+事実確認)、妥当性判断、裁定結果整理(WIKIページ化)、法官長判断。
    B.作業時間報告&集計、帰休・免除の申請受付&管理、俸禄の時給計算、特別ボーナスの査定、起家・栄達の査定、未出仕国への罰則確定。
    C.作業人員配置、質疑応答。
    D.告知先リスト随時更新、告知文章(orWIKIページ)作成、告知。
    E.トップページ更新、ガイドライン作成、法官リスト随時更新。
    F.護民官対応、裁定結果修正。
    G.相談対応。レポート対応。
    H.芝村さんへの各種提出ならびに質問・相談・連絡。

    各作業マニュアル:ここにはおさめきれなかった作業の要領が書いてあります、一度参照してみてください
    クロスチェック他との連携集計公式文章作成

要点:裁定について


    入り組んだように見える案件は必要な情報を収集し、一旦俯瞰することで頭の中を整理できます。スピーディーに裁くのが目的の一次裁定では、そうしたものは別枠にして飛ばしてください。悩むのは二次裁定の仕事です。その際、場合によっては足りない情報を補うため、藩国に赴き事情を聞く必要があります。先方の時間の都合を必ず確認した上で、調査結果は要約した上で報告、必要に応じて提出するためにログを保存するようにしておきましょう。

    能力によるブレをなくすために必ず複数人で裁定し、最後は法官長がブレのないようすべてをチェック・確定します。

要点:指揮について


    意見や質問を投げかけやすいよう、専用のスレッドを設けています。これは法官長ないし準官長が答えるようにした方が信頼を得られます。また、レポートは常に募集します。特定の題目が出ていることもあり、その都度専用のスレッドを内部報告BBSに立て、レポートを書いた人は作業報告に含めましょう。

    WIKIページは最終報告書として使われるため、見やすいようにレイアウトすることは大事です。特に、大量にコピーする元となるページは念入りに見直し、その上で手直しを入れた方が見やすくなる場合は、既にコピーしてしまったあとでも人手を募って該当部分だけ直してもらいましょう。手間より大事なものは親切心です。また、誤字脱字や文体の不統一がないよう校正もお願いします。

    また、告知の文章もそうですが、要点を絞り、文字数は少なければ少ないほどいいということを忘れず、 必要な情報を読みやすく区切って、大事なことは文の始めやタイトルで強調しておき、伝えましょう。 文章能力は指揮の第一歩です。

    芝村さんへの報告・相談・質問は、必ず時間の都合がつくかどうか確認してからお話してください。忙しい方なので必須です。予め文章をまとめておき、コピー&ペーストですぐに提示できるようにしておきましょう。

要点:雑務について


    トップページはサイドメニューとあわせて効率的に情報が目に入るよう、適宜文字サイズや色を変え、レイアウトしてください。古くなった情報、古くなったリンク先は邪魔になります。ただちに更新し、あるいは倉庫にしまい、トップページの目立つところから引きずりおろして同様の情報と一緒にまとめてください。視認性が乱れ、重要かつ最新の情報のありかがわからなくなるのが一番おそろしいことです。使っていないものは専用の倉庫でも作って大雑把に分けてしまっておいてください。事務作業の進展は整理が命です。

    同様に、作業指示をする際のスレッドならびにWIKIページ作成も、必ず「使ってて見やすい、作業の流れを追いかけやすい」ようにデザインし、特にWIKIページに変更を加えた場合は、裁定関連なら必ず変更記録を残し、変更内容を明記し、それ以外の、要するに変更前と後を比較する必要がありそうなものについても同様にしてください。そうでないものはただ単にちょちょっと修正を見やすいように加えましたとチャット上などで明言するだけで大丈夫です。

    告知は各国告知先リンクへ飛んで、携えた文章をコピー&ペーストしてください。コピー&ペースト用の文章は内容を理解している指揮者が責任を持って作成してください。

    最後に。作業時間報告は、その日のうちに申告しておくことをおすすめします。遅れると細かいことをどんどん忘れていきます。また、俸禄計算用に作業者と作業日時、作業内容、作業時間がわかるよう、データは一週間ごとにまとめてください。

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最終更新:2007年09月19日 22:50