ROMAN'S TAXI

ROMAN'S TAXI


概要

車体:セダンタイプ
会社:ALBANY
和音:ローマンズタクシー
ドア:4枚
駆動:RWD
実車:キャデラック・セビル キャデラック・シマロン82年型 シボレー・マリブ78年型
プレイヤーのイメージ:リサイクル活動家

性能

重量:1600kg
最高速:204km/h
ギア:5速

解説

その名の通り、GTAⅣの主人公、ニコの従兄弟ローマンの営むタクシー会社が所有しているタクシー。ベースはESPERANTO
車名こそタクシーとはなっているが、日本でいうハイヤー*1と呼ばれる車両で、リバティーシティのモデルとなったニューヨークでもローマンの会社のように黒塗りの車両で送迎を行ってくれる会社が複数存在する。
当然、これら車両は日本のハイヤーと同じ運用方法であり、流し営業をする所謂「イエローキャブ」と呼ばれるメダリオン(タクシー)とは異なる扱いにされている。

通常のESPERANTOと比較すると外装は勿論の事、内装や性能がやや異なっており、最も特徴的なのは外装の左側フロントフェンダーのみ、ボディカラーのブラックと若干ことなるグレーになっている点だろう。
恐らく軽い接触事故等で凹んだフェンダーを交換したという体で、ローマンらしいポンコツな印象を与えるための演出と思われる。*2

ペイントショップに持ち込むとステッカー類はそのままに、通常のESPERANTOと同じカラーリングに塗り直すことが可能ではあるものの、ワインレッド又はシルバーしか出現しない。なお、そのまま何度か再塗装することで再び、黒色に左フロントフェンダーのみ色が違う状態に塗り直す事も出来るが、この時の左フェンダーの色はグレーからメタリックブラウンに変わっている。

内装はブラックからワインレッドに変更されているが、これは元のESPERANTOの内装をワインレッド色に染めただけなので、メーター類やハンドルまでもがワインレッドに染まってしまっている。

性能に関しては序盤で幾度もお世話になる事を想定してかハンドリングやブレーキ等がESPERANTOより若干強化されている。
顕著となっているのがブレーキで、ROMAN'S TAXIの場合ブレーキを踏むとタイヤ痕が現れるほど強いブレーキがかかるのに対しESPERANTOはブレーキを踏んでもハンドブレーキでも引かない限りタイヤ痕が出てこない。

必然的にIV本編ではプレイヤーが初めて運転する車であり、ストーリー序盤のメインミッションで嫌と言うほどお世話になる。
サイドミッションにおいても、シリーズ恒例のタクシーミッションは今作だとローマンの会社の手伝いという設定なのでこの車を使う事になり、手元に在れば客の所へ直行できるが、無ければ事務所へ取りに行かされる。

しかし、メインミッション『ROMAN'S SORROW』にて事務所が隠れ家共々全焼した影響でストーリー中盤以降は見かけなくなってしまう。

ローマンと親しくなると『無料タクシーサービス』が利用できるようになり、呼び出すとこの車でお喋りタクシードライバー、モハメッドが向かいに来てくれる。
しかし、ミッション『ROMAN'S SORROW』クリア以降は前述の通り事務所が全焼したため、ローマンが保険金で新しい事務所を買うまで(アルゴンキンへの道が解放されるまで)利用が出来なくなる。*3

更に誘拐されたローマンを救出するミッション『HOSTILE NEGOTIATION』クリア後は経営状態が良くなったのか、はたまた多額の保険金が降りたのか、高級SUVのCAVALCADEと入れ替わってしまい(確認できる限り、プレイボーイXのミッション『PHOTO SHOOT』クリアまでは誘拐されず、この車で迎えに来てくれる模様)、絶滅カーになってしまうので気に入った、或いは思い入れがあるというのであれば、早い段階で取得しておいた方が得……と思いきや1台でもこの車を保存していればその限りではなく、多少手間はかかるものの特定の方法を用いる事で何度でも新たに入手する事が出来る。

方法としてはこの車に暫く乗った後(フレンドと遊んだりレースに出る等。ただブラブラ走るだけでもOK)に他の車に乗り換えてイーストボロー橋*4またはブーストンネルにてLCPDが行っている検問所へ向かうと高確率でROMAN'S TAXIが検問を受けているのでそれを強奪すれば入手できる。
ちなみにこの時に盗んでも手配度は付かない上、盗んだ車にもカウントされない。従兄弟の会社の車といえど盗んだ事に変わりはないのだが…

基本的に序盤のいくつかのミッション中か前述のタクシーサービス、検問でしか登場しない為、一般道に出現することはないが、サービスを利用後にミッションをすぐに開始すると、ロード後に何故か全く同じ個体(運転手以外、ボディの傷跡などが同じ)が走っている事がある。

本編だけの登場……と思いきや、TLADにも登場。ミッション「ROMAN'S HOLIDAY」にて電話でローマンを呼び出した場合、この車でローマンが乗り付けてくる。
保存したい場合は、ローマンを誘拐した後、マルクを射殺すると、乗ったままでミッションを終える事が出来るので、そのまま持ち帰れば良い。
当然ながら、ミッションは失敗扱いになるが、この時専用のムービーが挟まれる。

なお、通常プレイのままクリアしたり、ローマンが怪我をするとマルクがこの車で乗って帰ってしまい、入手出来ない為、注意が必要。

またTLADのスタッフロールはⅣ本編のメインミッションの一部を再現したものなので、ROMAN'S TAXIを運転するミッションを再現したシーンで見る事が出来る。


限定レアカラー類、限定仕様...

(通常出現しないカラー、又は仕様 / 塗装屋などでは出て来ないカラーから、ミッション限定仕様まで...もちろん同じものが街を走ることは絶対ない。)

ROMAN

黒/グレーの左フロントフェンダーのROMAN'S TAXI。
ミッションではこのカラーしか出て来ないのでどこもレアっぽく見えないカラーだが、実は地味にレアカラーである。
この車両自体レアなのでレアカラーと言えるかどうかは微妙だが…
一応TLADにも登場するがスタッフロールのバックのみの登場であるためMOD類を入れない限り入手は不可能。


限定出現

(通常出現するが、特定の場所でしか出現しない分類 主にギャング仕様が中心。)
なし。


特殊ペイント、特殊カラー類...

(塗装屋で出てきたり、街を普通に走ることはあるが、目立ちの良い独特なカラーリングをしていたりする分類。要はカラーバリエーション。)

NORMAL

塗装屋で塗り直す事で出現するカラー。上述の通り、ROMAN仕様は左フロントフェンダーがグレーだったのに対し、こちらはメタリックブラウン。更に黒部分も艶のあるブラックからメタリックブラックに替わっている。
検問に出現するのも、TLADにて通常プレイで入手可能なのもこのカラーリング。当然ながら、この車自体がレアで有ることに変わりない。


その他

いずれに当てはまらないもの

オープニング仕様

オープニングで登場。NikoとRomanが出会う際にRomanが乗り付けて来るもの。
ホイールがMARBELLE仕様になっているが、ムービーが終わると元に戻ってしまうため、入手不可。
また、よく見ると左側のFフェンダーもボディと同色でボロさを感じさせない。

トップページの公式CMでもこの仕様である。

ようするにBeta仕様。PREMIERのホイール・トリム違いやCMレアのMARBELLEなどと同じである。


  • GTAⅣのCM

動画の10秒辺りに注目。

TLADエンディング仕様

TLAD最終ミッション後のスタッフロールのバックで見る事が出来るROMAN'S TAXI。
通常は上記の「ROMAN」カラー(黒/グレーFフェンダー)が出現するのだが(参考https://www.youtube.com/watch?v=e36eeb86vYw)、稀にこのカラーに赤マジョーラが入ったROMAN'S TAXIが登場する。当然、入手は不可能。


画像

ROMAN(黒/グレーFフェンダー)


NORMAL(シルバー)

イーストボロー橋の検問に出現した個体。

NORMAL(ワインレッド)


NORMAL(メタリックブラック/メタリックブラウンFフェンダー)


NORMAL(左)とROMAN(右)の比較
NORMALの方が全体的に光沢があるのが分かる。

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最終更新:2022年03月18日 23:18
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*1 なお、『ハイヤー』という単語は和製英語であるので、海外では存在しない単語である。

*2 ゲームの構造的に言うのであれば、左フロントフェンダーにサブカラーが適応されている状態

*3 新しい事務所の場所は不明。故にタクシーミッションは行えなくなる。

*4 チャージ島とアルゴンキンの間の橋