誤報第19話B注釈

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歌詞

特命出場、ところは重霊地鎌倉【karman-kUla】
801五千人がプラス51されるという
駆けつけてみりゃ、そこは偽者の町
罠を罠と見抜ける人でないと(生き残るのは)ちょっと難しい

白黒つけようと迫られるけれど
あなたは水色 わたしは空色
そして都市電鉄【マンホールでワープ】

春夏の国民行事の体裁で振るわれる暴力
相変わらず役に立たないのが約一名

「護法」少女の名を賭けている割に
遵法精神皆無 絶対反則目視録
わたしもくしくもしたわ 不規則行動
なんか盛り上がってきたここらで ちょっとCM【コマーシャル】

真言と修験の荒野で一心に弾ける若い汗
ルールがイマイチ分からないけど正義は勝つ

敗軍の将は語る真実面した丸秘情報
その信憑性を打ち砕くゴリ押し爺さん登場
ぞらっと抜きたる白刃をもって
ばるざっくとて斬り捨てられたり
もぱさん いやさ 南無三

光浴【ひから】びたはずのアルビーノおやじ モスキート駆って華麗に再臨
尾籠トーク恐れず渦中の栗色 質すに如かず
否定か【ネガティブ】肯定か【ポジティブ】分からない返事
絵文字会話【ピクトグラム】の限界を感じる\(^o^)/
・・・もしかして私に非があるとか? 驚愕ですが。

何に勢いを得てか襲い来る無法少女たち
私も威気負い鬼になる
私の可愛い妹たち
好き好き大好きぶっ殺してやるわ

公家眉デツキブラシ呑みつ曰く
五十六億七千万年後のTERRAへ帰ろう
アツくなったことを後悔先に立たんでおれば
小悪魔きたりて鐘を鳴らして次回に続く



概観

サブタイトルは「売られた喧嘩はカウガール!の巻」、制作はusbscsi

ソワカちゃんがアルバイト先の仕事で鎌倉に行くとそれは彼女を狙った罠で、多数の偽ソワカちゃんに勝負を挑まれる。ソワカちゃんが全員を退けると、彼女らは皆ソワカちゃんの異母姉妹であると明かされる。彼女らの共通の父であるとされるマローラモが登場し、ソワカちゃんと偽ソワカちゃんたちの乱闘が行われ、勝ち残ったソワカちゃんにマローラモの聖痕が受け継がれると突如謎のイケメンが登場して幕。
短時間に状況の変転が多く、また結末が引きの演出となっていることもあり、同作者の誤報14話同様に難解な話になっている。




解説


ジングル

アニメ「おとめ妖怪ざくろ」劇中歌の替え歌。イラストも同作を意識して描かれたものと思われる。


タイトル

曲名「令戦」は英語では「Called War」ということらしいが、これは冷戦/Cold Warのもじり。
ただし作中の試合のどれもコールドゲームとしては描かれていない。


サブタイトル

買うとカウがかかっている。cowgirl(牛飼い女)という英単語は存在するが、カウガールというカタカナ語は日本ではカウボーイほど一般的ではない気がする。
タイトル画面のイラストは映画「奴らを高く吊るせ!」のパロディか(参考)。
本編に隠されているという三択クイズについては後述。


イントロ

鎌倉遺跡、空虚、函館遺跡、高野山遺跡野球場が映し出される。空虚は「香巴拉の門」に初出、函館の五稜郭は誤報14話に登場している(が廃墟と化したという描写はない)。鎌倉遺跡は鎌倉の大仏と思われるが、頭部がなくなり首に穴が開いている。これら三つには黒い穴というイメージが共通する。
高野山遺跡野球場は高野山と高野連の洒落に基づくものか。1:11の背景を見る限り、この遺跡遠景の黒い部分は焼け跡と思われ、穴ではないようである。
ソワカちゃんとクーヤンのバイト先の同僚として登場するパート主婦は「天刑執行御神体バルドソドル」シリーズに登場する漆原さん。


特命出場

消防・救急用語らしい(参考)。


重霊地鎌倉

あかほりさとるの小説「源平伝NEO」に由来するものか。ルビのkarman-kUlaのうちkarmanは所謂カルマ、業のこと。kUlaは不明。


801+51

801は「ヤオイ」を指すものと思われる。801+51=852は東京消防庁の通話コードで「社会死」の意味


罠を罠と見抜ける人でないと

2ちゃんねる創設者西村博之の「嘘を嘘と見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という発言のもじり。

偽ソワカちゃんの大群が掲げるのは刃物、火器、核爆弾といった武器の他に「一揆」と書かれた巨大なシャモジ、こけし、錆びた七支剣、漫画「かんなぎ」に登場する「オオヌサ」など。


神呪妙見ラブリー法

四つの梵字の音は「SuM(シュン)」「kaM(カン)」「i(イ)」「do(ドー)」、即ち「瞬間移動」と思われる。出現する魔法陣は汚水用マンホールの蓋をモデルにしている。
「ワープ」、「瞬間移動」の何れも移動の過程を極度に短縮する意味で使われる場合と、移動の過程自体をすっ飛ばす意味で使われる場合がある。ここではどちらなのか不明。


都市電鉄

ルビは「マンホールでワープ」。マンホールの蓋の上に5秒以上立ち止まっていると、知らない町のマンホールの上にワープしてしまう、という「都市伝説」と、移動手段としての「電鉄」をかけたものか。ワープの基点は鎌倉の大仏、帰着点は高野山。鎌倉の大仏付近で、ここで描写されているような位置にはマンホールは存在しない。


春夏の国民行事

甲子園球場で行われる全国高校野球大会を指すものと思われる。参加チームが八つなので三回戦式のトーナメントが行えるところだが、表ではソワカちゃんのチームのみ優勝までに七勝を要する不公平な形式となっている。クーヤン以外にソワカちゃんの味方がいるようにも見えず、ここで言う「チーム」が何人構成なのかは不明。


沙門ファイト、レディーゴー!

沙門は広く出家者の意味。「沙門ファイト」は漫画「シャーマンキング」のシャーマンファイトのもじり、また「レディーゴー!」という掛け声が続くのはアニメ「機動武闘伝Gガンダム」からか。
掛け声をかけているのは菊理かぐら(偽ソワカちゃんたちについては後述)。


相変わらず役に立たない

クーヤンのバットの握り方は、直後でソワカちゃんが脳内ツッコミを入れている通り右手と左手が逆。CM前の「いただきマンモス」と共に、アニメ「フリクリ」のワンシーン。クーヤンの額からはロボットではなく薔薇らしきものが飛び出たが。効果は不明。
キャッチャーは戸隠きい(後述)、アンパイアはメイドロイド・阿久女イクの髪の色を変えたものか。


「護法」少女の名を

トーナメント表の隣に立っているのは諫早ナミと菊理かぐらか。表の「護法」の部分に赤丸が表示されるが、文字が潰れていて読めない。
猫耳投手(吉良星乃、後述)の赤い野球帽に書かれている「毛」の字は楽天イーグルスのロゴのもじり。また帽子が赤い点から見て毛沢東ともひっかけてあるものと思われる。また「毛」と「猫」はともにmaoの音である(四声は異なる)。


絶対反則目視録

アニメ「少女革命ウテナ」の決闘曲「絶対運命黙示録」のパロディ。続く「わたしもくしくもしたわ」の回文も同曲の歌詞「もくし くしも しもく くもし もしく しくも」を意識したものと思われる。


不規則行動

不規則発言」のもじりか。


背景に出てくる茶色い物体

不明。


ちょっとCM

コマーシャルの歌詞は「三分ソワソワ 施餓鬼屋のラーメン 夜中に食べると太るわよ」?
施餓鬼屋はスガキヤのパロディ。
スガキヤのラーメンフォークはMoMAデザインストアで販売されている(もちろん密教法具風のデザインではない)。
施餓鬼会から取られた名前に反してロゴの十字とキャッチフレーズ「諸人にパンを」は寧ろキリスト教的。


真言と修験の荒野

荒れ果てた高野山と荒野の洒落。
ソワカちゃんに毎話必ず登場するとされるこけしがここでもボーリングのピンに混じって登場している。


正義は勝つ

打ちのめされた偽ソワカちゃんたちが「orz」のAAで表現されている。


真実面した丸秘情報

再生と法滅のあいだ」で提示されたMIC、Masakado Impact Childrenという概念を覆すMarolamo's Illegitimate Children。これが事実だとするとソワカちゃんとクーヤンは実際に(異母?)姉弟ということになる。


ゴリ押し爺さん

娘のために身を滅ぼすという点も含めてバルザックの『ゴリオ爺さん』のもじり。

ぞらっと、ばるざっくとて、もぱさん

ゾラ、バルザック、モーパッサン
タイトルの呟きにある「三択クイズ」はこの箇所を指すものと思われる。即ち「『ゴリオ爺さん』の著者は次の三人のうち、誰?」。
刀を振るっているのは菊理かぐら。


間奏

五稜郭跡の穴から出現した使徒使徒ぴっちゃんが空虚上空、鎌倉を経由して高野山まで飛んでくる。使徒使徒ぴっちゃんのデザインが原作と異なる。
虚空蔵からのメッセージ」中「示すメッセージ」の箇所のメロディが鳴っている。
偽ソワカちゃんの一部が「レイク」の人文字を作っている。


光浴びたはずの

誤報12話参照


アルビーノ、モスキート

メリークリスマス in お寺」でソワカちゃんが歌っていたNirvanaのSmells like teen spiritより。
この一連は「虚空蔵からのメッセージ」Aメロのメロディで歌われている。


尾籠トーク恐れず渦中の栗色 質すに如かず

「尾籠トーク」は「夢の曼珠沙華」中の「枕詞はピロートークではない」とひっかけたものか。
「渦中の栗色」、栗色はマロを指すと思われる。慣用句「火中の栗を拾う」とかけたものらしいが、意味的なつながりはない気がする。
「香巴拉の門」の野球拳の動きをしているのはダイハツ・ムーヴコンテのCMキャラクター「カクカク・シカジカ」の色を変えたもの。「かくかくしかじか」を表す絵文字(?)。


否定か肯定か分からない返事

鴨+根で「かもね」、否定か肯定か分からないのは絵文字だからではない。


・・・もしかして私に非があるとか?

「虚空蔵からのメッセージ」、「もしかして私に気があるとか?」から一文字変えただけ。続く「驚愕ですが」は同じく「共学ですが」を同音異義語に置き換えたもの。
「マローラモと世界の女達」のスライドは「夢の曼珠沙華」から。5インチフロッピーは「秘陣閃耀降魔」から。ソワカちゃんがマロの娘で、異母兄弟が世界中にいるという事実(あるいはヒント)が記されていたもの、とここでは解釈すべきか。


好き好き大好きぶっ殺してやるわ

金棒ヴァジュラを持った鬼ソワカちゃんの後ろにはモザイクだらけのイメージ画像。踏み潰されたヌーメンや、眼球たんの如く笑う眼球も描かれている。
幸い、それに続く乱闘の描写はここまで凄惨ではない。


デツキブラシ

ルビは「偽デンキブラン」。デンキブランをカタカナで書き違えたもの。
ロゴ?はデッキブラシを持った狸が飛び跳ねているというもので、これは小説『有頂天家族』中「偽電気ブラン」の販売流通に狸が関わっているという描写を意識したものか。
壜の中で小さな狸が掃除をしているようにも見える。


暗黒神話

ここでは諸星大二郎の「暗黒神話」か。同作には主人公が五十六億七千万年後?の地球に帰還する描写があるので、これが「五十六億七千万年後のTERRAへ帰ろう」を意味しているらしい。


聖痕継承

マロの眉毛は聖痕だったのか。聖痕を授かるという描写は上記「暗黒神話」にもある。他の継承者候補を退けたことによってソワカちゃんが継承者に選ばれたという意味か。
マロ眉ソワカちゃんの図像はusbscsi合作の極楽に行きたいのなら【カバー】にも見える。


後悔先に立たんでおれば

ソワカちゃんが折りたたみ式の手鏡を畳んでいる。
クーヤンが再登場するが、CM前からここまでの間どこで何をしていたのだろうか。


ちはやぶる

「ちはやぶる」は「神」や「氏」にかかる枕詞。


五鈷鈴。


エンディング

Fly me to the moon。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のエンディングテーマに使われていた曲であるが、その点を意識した選曲か。謎の関西弁訳詞が表示される。
ちなみにこの歌、『Fly me to the moon~』と始まる前に
Poets often use many words to say a simple thing.
簡単なことを伝えるために、詩人はいろいろな言葉を使う
It takes thought and time and rhyme to make a poem sing.
その詩を囁くために、思案して、時間をかけて、音を乗せる
With music and words I've been playing.
音楽と言葉を添えて、私はそうしよう
For you I have written a song
あなたのために私は歌を書いた
To be sure that you'll know what I'm saying,
私が何を言いたいのか、わかってくれると信じてる
I'll translate as I go along.
進むにつれて、解き明かしていくでしょう
という歌詞がある。
「別世界を見せてよ」「歌が私の心を満たす」「あなただけが私にとって何ものにも代えられない、あなただけが大切で尊いもの」と歌いあげるこの曲は、usbとscsiからの、ソワカちゃんシリーズとさくしゃさんに対するラブソングなのかもしれない[要出典]


偽ソワカたち

以下、エンディングでの表示順に。

吉良星乃(きら・ほしの)
 ・猫型の自律制御爆弾を放つゾ
 ・きらぼしのごとく!あなたを爆砕★
猫、爆弾という要素と苗字は漫画「ジョジョの奇妙な冒険第四部」の吉良吉影からか。
ポーズはアニメ「STAR DRIVER 輝きのタクト」の秘密結社「綺羅星十字団」の合言葉(決めポーズ)と思われる。
爆弾猫の色は「好きよ留学生」に依拠したものか。

諫早ナミ(いさはや・なみ)
 ・四桁以上の暗算が得意だ
 ・比較的統率力がある
 ・1X歳だが既に娘がいる
元ネタは伊弉冉尊か。作中の描写からして偽ソワカたちの頭目と思われる。
能力の「暗算」は「安産」とかけたものかもしれないが、伊弉冉尊は迦具土神出産を原因として亡くなっているので、合わないようにも思われる。
地母神をモデルにした少女が子持ちという設定は、ナギ様非処女疑惑騒動を意識したものか。ナギの髪も水色である。

薬師丸法子(やくしまる・のりこ)
 ・越中富山出身
 ・反魂丹で蘇生させた死体を操る
 ・大仏体操をマスターしている
背後に太陽の面をかぶったロボ田?と月の面をかぶったトミ田?を従えているところから、薬師如来をイメージしての命名と考えられる。
実在の反魂丹には死者蘇生の効用はない(はず)。誤解・混同している人も多いが、「万金丹」は富山ではなく伊勢のもの。
大仏体操は富山県高岡市の名物(?)

蓮野うてな(はすの・)
 ・常人の二倍の速さで湯を沸かせる
 ・割とスポーツとか万能
「少女革命ウテナ」の天上ウテナと「はすのうてな」が元ネタ。スポーツが得意なのは天上ウテナから、特殊能力はMICらしい微妙なものだが、地味に便利かもしれない。

犬養里美(いぬかい・さとみ)
 ・土偶トレーナー
 ・戦闘用土偶と共に戦う
 ・土偶ブリーダーの土屋さんと懇意
ドッグトレーナーとの洒落。里美という名前は「南総里見八犬伝」からか。自ら遮光器を付けている理由は不明。制服の上から着ているトレーナーにも土偶がプリントされているが、「ど根性ガエル」のピョン吉のようなことになっているのだろうか。
埴輪と違って土偶が明確に戦士を象っていることはまずないが、洒落を優先したのであろう。

菊理かぐら(くくり・)
 ・東北系の降霊術を使う
 ・武器は太刀「百目」
 ・右目は本人曰く「邪眼」
 ・渾名は「痛子【いたこ】」
苗字は菊理媛神から。諫早ナミの右腕といった立ち位置のようだが、伊弉冉尊と菊理媛神が並べられているのは白山信仰を意識してのことか。
渾名は「痛い子」と「イタコ」をかけたもの。
刀を抜いた絵面は「シャーマンキング」の主人公をモデルにしたものと思われる。

ハモン・スン
 ・天竺出身の幽波紋使い
 ・スタンド名は「クーラシェイカー」
名前は「波紋」とひっかけつつ「機動戦士ガンダム」のハモン・ラル、ララァ・スンからか。「幽波紋(スタンド)」の概念は「ジョジョの奇妙な冒険(第三部以降)」から。
「クーラシェイカー」はイギリスのバンド「クーラ・シェイカー」から。「イカ」の部分が青文字で強調されているが、これはスタンドの図像が漫画「侵略!イカ娘」を意識したデザインであることを強調しているようだ。

飯綱咲(いづな・さき)
 ・試験管狐を作り出して使役したりするぞ
能力は管狐(くだぎつね)と試験管をくっつけたもの、科学と妖術が融合している。「試験管ベビー」を意識した表現か。「飯綱」は飯綱権現、その神から伝授された法で管狐を使う術、また管狐自体を指すこともある言葉。
安易に狐目のキャラクターである。

道桃(たお・たお)
 ・私中国地方の出身ネ
 ・三虫さんに聞いてアンタの全部をお見通しアル
日本の中国地方と中国をひっかけたらしく、インチキ中国人風の口調で自己紹介している。名前が本名なのか芸名なのか、また苗字と名前という構成になっているのかなど不明。
三虫とは三尸の虫のことで、人間の体内に生まれたときから寄生しており、庚申の夜のたび眠った宿主の体から抜け出して、宿主の悪行を天帝に伝えるとされる。これを防ぐために庚申の夜に徹夜の宴会を催すという風習が存在した。

戸隠きい(とがくし・)
 ・幻想魔術に隠し味的に修験道を加味したよ♪
戸隠は戸隠山から。「幻想魔術」の意味するところは不明。「きい」は鍵の意味の英単語keyからか。足元の鍵穴の周りにはルーン文字が書かれている。アルファベットに直せば両長辺には向かって左から「wind」「world」とあるようだが、短辺については不明(解像度的な意味で)。

有木エリ(ありぎ・えり)
 ・裸眼で火を見ると眼が燃えるのは火を見るよりも確定的に明らか。だから眼鏡をかけてるの。
 ・外見に似合わず「ケケケ」と笑う。
名前は『神曲』の著者ダンテ・アリギエーリから。紹介内容からすると焔魔を憐れむ歌に登場したニワカと同一視されているらしい。髪の色が水色よりも濃いのは、黒髪を染めたものという意図だろうか。

反子小町(そりこ・こまち)
 ・商店街のアイドル
 ・計算尽のドジ
 ・狛犬を使役
独自のアルゴリズムで解読すると「そりまち」、服装と紹介も併せて考えると漫画「それでも町は廻っている(通称それ町)」からか。狛犬の額にはそれぞれ「あ」「うん」の梵字。

荒波・ウタ・ローレライ(あらなみ・うた・ろーれらい)
 ・音痴
名前の形式と特殊効果の図像は「新世紀エヴァンゲリオン」から、「ローレライ」はローレライの魔女伝説。「音痴」としか書かれていないので能力の詳細は不明。

一久乃(にのまえ・くの)
 ・三重県出身
 ・ニンジャでござる
 ・外国人観光客に大人気でござる
 ・因みにこれは偽名でござる
名前は「くのいち」の洒落、どうやら伊賀者であるらしい。「一」で「にのまえ」と読む苗字は実在する。細い布で頭部をぐるぐるに覆うスタイルは漫画「NINKU-忍空-」からか。

Telecom104(てれこむ・いちれいよん)
 ・10万3000冊の電話帳を丸暗記してるんだよ
ライトノベル「とある魔術の禁書目録」から。乱闘シーンでソワカちゃんの頭に噛み付いているのも同作から。電話番号104は番号案内。

Eglantine御嶽(えぐらんてぃーぬ・みたけ)
 ・生国は仏蘭西ですの
 ・西洋式を基盤にした退魔術が得意ですの
 ・子ども扱いは許しませんの
「eglantine」は仏語で「野ばら」。名前の元ネタは乙女派文筆家嶽本野ばらか。口調からしてロリキャラという位置付けと思われる。
スライド「マローラモと世界の女達」にパリと思しき場面があるが、あの女性の子だろうか。

天野ヒバリ(あまの・ひばり)
 ・量子変換で物体をテレポート
 ・普段は額の絆創膏で封印
 ・フィジカルキャンセラー全開!エゾテリック・マニューバ!
名前はガイナックスのOVA「トップをねらえ!」のヒロイン「アマノ・カズミ」と続編「トップをねらえ2!」のヒロイン「ラルク」の由来である(という説もある)「lark(英、雲雀)」から。能力は「2!」のヒロインのもので、紹介三行目は同作中のセリフの「エキゾチック」を「エゾテリック」に換えたもの。額の絆創膏は手塚治虫の漫画「三つ目がとおる」からの引用か。

長尾景子(ながお・かげこ)
 ・越後少女ケンシンちゃん、見返してみたら面白かった
紹介でなくusbかscsiの感想が述べられている。「越後少女ケンシンちゃん」については車懸を参照。
名前は上杉謙信の初名である「長尾景虎」から。能力は蛇に関係があるようなので、蛇神ナーガとの洒落でもあるか。

音成観世(おとなり・みよ)
 ・ちびっこハウス出身
 ・小動物と話せる
コードネームは赤い数珠」に登場する「みっちゃん」と思われる。名前は「観世音」をもじったものか。

達子(たつこ)
 ・ちびっこハウス出身
 ・高速増殖炉
 ・ギャラクティカ メルトダウン
「コードネームは赤い数珠」や「バルドソドル」シリーズに登場する「達子」。髪は染めているらしい。よく言われることだがこの人物は昔から顔が変わっていない。

G仮面(じー・かめん)
 ・ちびっこハウス出身
 ・10m先のコケシをヨーヨーで倒せるぞ!!
グレテル。髪は染めているらしい。

ヤン子(やんこ)
 ・ちびっこハウス出身
 ・不動金縛之術が得意だ!
 ・こんな可愛い子が女の子のわけがないぞ!
ヤンデル。さくしゃさんの四コマ漫画などでちょくちょくこの服を着ていることから引用されたものか。男の娘属性が与えられている(?)。

その他1
 ・遠方からの参加者など
名前や能力は不明、ネイティブアメリカン風の少女とアフリカ系風の少女。後者は「マローラモと世界の女達」に登場しているアフリカ(?)の女性の子か。

その他2
 ・コスプレイヤーの皆さん
偽ソワカちゃんたちの一部はコスプレイヤーで水増しされていたらしい。かまどのスモーソワカちゃんから引用されているらしい向かって左の人物のみ本編への登場が確認できる。
作中世界でソワカちゃんはコスプレ対象となるほどの人気を誇っているのだろうか?


次回もソワソワしよう!

ソワカちゃんの福笑いを背景に、偽ソワカちゃんたちのうち名前のあるキャラクターたちが並んでいるイラスト。
作者コメントが「鬼は外 福笑い」で投稿日が節分前日の夜であるが、この辺りの関係は不明。この福笑いの鼻は一体どこからきたものか。




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