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恐怖の なんとかファイト…‥

1 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 14:14:08 ID:jOaAo2zx
★☆上木彩矢スレ vol.21☆★
381:06/20(水) 13:11 NEETupXW0 [sage]
上木はいろいろやっちゃって〜〜。

2 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 14:22:44 ID:w/25Vqjy
ゲシュタルト崩壊
家に姿見のような大きめの鏡がある方は一度試して貰いたい
鏡に映った自分を見ながら 『 主はいかな者ぞ 』 と言ってみてください
いえ、お化けとか幽霊だとかそういう類のモノでは無いんです
鏡に映った自分の眼を見ながら 『 主はいかな者ぞ 』 と言ってみてください
何か不安感というか、ハートフルチャーミングな感覚に囚われるかと思います
大戦中 教授がおっさんに行なった実験に人格をコントロールするという名目で一日数回 被験者を鏡の前に立たせて、鏡の向こうの自分に話し掛けさせ
(例えば『主はいかな者ぞ』とか言わせ)精神の変化を観察記録していったそうな。
実験開始後、365日間経過したころには異変がみられ始めた。
判断力が鈍り、ヒマワリの種の数正確に把握できなくなり、
そして30年経った頃にはすっかり自我崩壊し「おっさんが何やつか分からなく」なって 狂ってしまった。
..というのを以前ダム板で見たんですが
当事、好奇心旺盛だった友人の伊藤MAXと我は
「ウソくせー 試しにやってみようずら」という事になった

その日、自宅の姿見の自分に向かって「主は〜  とやってみた
夜中、閉めきった独り部屋だったのでむなしい極まりないのですが
テレビで江頭2:50が出てたので怖くは無かったです
しかしすぐに 気分が悪くなり うんこを催し(我の顔が便座ぽかったからでは無いです)
これはヤバいな(腹が)と思って我はトイレへハシッタ。
次の日伊藤MAXに 怖くてちょっとしか出来なかった旨を言うと
「うわ、くっせ お前にわかに臭うよ」と子馬鹿にされました。
そして二人の間でこの話題はここで終わったのです。しばらく経って鏡の話など忘れてしまった頃、MAXがしばしば配送を休むようになった。
配送している時に 何かあったのかと聞いてみたが
「ん.. 何もでない」と、どこか上の空のような感じでした
それから数日後、夜中 急にMAXからテレパシーがかかってきた。そして受信するや否やいきなりMAXが
『俺って 僕だよな? 私って、伊藤マスオ(MAXの本名) だよな?』 と変な事を聞いてきた
『な?な?』って 今にも漏らしそうな声で聞いてきた
僕が「何おかしな事言ってんだよ、貴様は伊藤パンツだろ」と答えてやると
『そっか..そうだよな』と
MAXは少し落ち着いた様子でこう続けた
『実はさ、あの後も 何度か鏡に向かってやってたんだ。いや、別にナルフラワーなわけじゃないんだけども鏡の自分に話し掛けてると不思議と気分がパステルカラーな気持ちだったんだ』
『何かどんどん自分が自分じゃ無くなっていく感覚が非常に牧歌的です』

おいおいヤバいだろそれは.. 私はすぐに止めるようにMAXに言ったのですが、
『いいんだ、 いや、大丈夫だから、これでいいんだ 俺は妖精ピクシーなんだ、そうだ 俺は妖精ピクシーだっピ』と
壊れかけのレディオみたいに繰り返し、私が「おいなりさん!」と言った瞬間テレパシーを切ってしまった。
心配になってもう一度テレパシーをかけてみたがなかなか出ない。
112回テレパコールしたところでやっと出たMAXは一言こう言った。
  『 主.. いかな者ぞ? 』
すぐに断線し それから二度とテレパは繋がらなかった。
そしてWAXは全く学校に姿を見せなくなった
後日、全く連絡のつかないのを不安に思ったWAXの親がMAXの下宿先に行ったんだが
Maxの奴 すっかり頭が狂ってて、アルパカの顔も認識できなくなってて
唖然とするアルパカを尻目にヘラヘラ笑いながら洗面所の鏡に向かってずっと話し掛けてたそうな。勿論、鏡に映った自分とである。
その後MAXは実家に連れ戻され地方の病院に入院したので詳しいことは分かりませんが
人づてに聞いた話によると 今では精神状態も大分良くなったそうな
ただ、MAXの病室には自分が映る鏡や鏡面の金属製の物は一切置いてないのだと

我もまさか、短時間であんなにおかしくなるのとは思わなかったんですが
件の鏡の実験には続きがあってある被験者を普通の鏡だけでなく合わせ鏡で行なったところ、
通常の倍の速度で精神に変調が見られたそうだ。
そう、MAXの洗面所の鏡は三面鏡だったんです
家に姿見のような大きめの鏡がある方は一度試して貰いたい
鏡に映った自分の眼を見ながら 『 主はいかな者ぞ 』 と言ってみてください
何か不安感というか、奇妙なハートフルチャーミングに囚われるかと思います。
暗示にかかりやすい人は お手軽かつ、簡単に狂うことができるので
絶対に継続してやらないで下さいね。
最近顔を洗って鏡を見たら知らない侍が映ってて驚いたが、

3 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 16:27:26 ID:C1ZmV7dz
どうしてこんなスレタイになった……

4 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 17:06:55 ID:w/25Vqjy
【謎】

これは1番始めにえがかれたファイトである…


224:創る名無しに見る名無し[sage] 09/11/19(木) 18:38:46 ID:JpVqydOp(17)
ガキィーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャンギャンッ!!!!!!!!!!!!!ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズゥーー…ン… ドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴォ… バガァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビッ ギィーッ カァッ!!!!!!!!!!!!! トンッ… ヒュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババババッ!!!!!!!! ガインッ!!!!!!!!!!!!!!
ゴガガガガガァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「うおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッッキィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ ズザザアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゥムッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「く」
「これで終わりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッ
ジイィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュウゥゥゥゥ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バゥウゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズ……!!!!!!!!!!!!!!
「終わったか
また宇宙が始まるぞ……」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





これは一体どういう意味があるのだろうか…
全く分からん… なんだこれは……

5 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 18:23:00 ID:w/25Vqjy
【あの人は今 あの人のあの時】

気になるあの子は今どうしているだろうか…
あの人は昔どんな人だったのだろうか…
そんな知りたがりボーイのためのコーナーである…

まずは大魔女フーリャン

今はとても丸くなり慈善的となった彼女
はじめて出てきたころの彼女は一体どんな感じだったのだろうか…?

6 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 18:47:13 ID:w/25Vqjy
ダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死に役1「ひィーひィー…」
死に役2「はやくしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
死に役1「だめだもう走れねえヒフー…」
死に役2「はやくしないとやつにおいつかれ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うわぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
死に役1「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

フワフワ… スタンッ!!!!!
大魔女「わたしから逃げられるとでも?」
死に役1「わわわぁー
パッと見10代くらいのまさに“魔女”って感じの格好をした女が空を飛んできてそして俺達の目の前に着地したよおっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
死に役2「ひィー魔女め」
ヒュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピタァッ!!!!!!!!!

大魔女「無駄よ」
死に役2「うわぁ〜
投げ付けた石が空中で停止したよおっ!!!!!!!
きっとこの魔女の魔法だあっ!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「説明ありがとう さぁ死にましょうか」
ヒュルルルルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

死に役1「いやだぁーーーーーーーーーーーーーーーー」
死に役2「逃げろー」
ダダダーッ
大魔女「…うふふ… 逃がさないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボソボソ
大魔女「フンガーガ ボルド メコレ」

ブウォオッ…
ドッカァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブチブチッ!!!!!ズッシャアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボトボトボトッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

死に役2「う、うわぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モルオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あんたもよ
チョッピリーノ グッチャラス メコレ」
メリメリメリメリメリ…
死に役2「ほ ほごごォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
く くく首ゃぎゃああああああああああああぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メリメギッ…ブッチィィィーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!
ブシャアァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜… ガクガク ドサッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ふぅこんなものね」

わたしの名前はフーリャンよ
今をときめく大魔女
わたしの目的は世界征服なの
くだらないかしら?
別にいいのよ
だってこんなの 私の長い人生の中の暇つぶしの一つにすぎないのだから

大魔女「今日は調子がいいわ
久々に町を一つ二つほど滅ぼしちゃいましょうか」
ザッザッ

7 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 19:08:02 ID:w/25Vqjy
これは一年前である とてもヤンチャだったようだ…
しかし彼女も20になり成人し完全なる大人へと成長
今では人を思いやれる女になったようです

次は無意味ちんこ… ボケ妹チロリーンの兄の勇者ペロスケ
すぐ死んだこいつのはじめてとは一体…?

8 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 19:55:26 ID:w/25Vqjy
大魔女「揺れるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カタキン野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「むむっ
その声はフーリャンだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見つけたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…む?」

無意味「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やはりフーリャンかァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あぁ…無意味ちんこじゃない」

無意味「誰が無意味ちんこじゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺はお前を倒すために生まれてきた勇者ペロスケでい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私を倒すために生まれてきた……? あははは
あんたなんて私にフられたのを逆恨みしてるだけのただのみじめでEDの無意味ちんこじゃないの」

無意味「無意味ちんこはやめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「本当にしつこい男ねアンタも」

無意味「うっせー糞魔女!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見たところこの町をこんなんにしたのはお前だろうッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
許すまじ…!!!!!!!!!!! 罪なき人々の命を奪う貴様はマジ許すマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジ許すマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「『マジ許すマジ』を気に入ってんじゃないわよ」

無意味「今日こそお前を討る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…が、今ここで
『許して下さいペロスケ様。貴方様にはもう絶対服従ですわ』っつって腹でも見せたら許さん事もないが…」

大魔女「お断りよ」

無意味「交渉決裂!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジ許すマジ!!!!!!!!!!覚悟せいやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

9 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 20:22:11 ID:w/25Vqjy
このあとすぐ死んだのだ…


続いてはトレポ…
こいつは何やつだ…? 分かるはずがない…
それも仕方ないのだ… このトレポは某なぞの場所でほんの短い間だけ出たただのマスコットかぶれなのだ…

それではトレポのはじめてを見てみよう…

10 名前:トレポのはじめて:2010/10/24(日) 21:36:41 ID:w/25Vqjy
ヒューストン
大魔女「とりあえず降りてみたわ
…ふむむ なんかこの辺りが怪しいのよね」
ドクッ… ブルルルンッ ブルルルンッ!!

大魔女「んくふふふッ?! くすぐったい!
謎の破片大暴れよ! これは何かあるに違いないわ!」
ガサガサ
大魔女「むむっ!」

ガサガサガササァーーッ!
キラ… キラキラキラ…

大魔女「あった!私が拾ったのと似た感じの破片だわ!」

ペッカァーッ!

大魔女「!!?」

ズバワァーッ!!
フワフワフワ…

大魔女「服から破片が勝手に… 2つの破片が互いに引き合っている…?」

フワフワフワフワフワフワ… ピカァァァ----------‥
ススススス--‥‥ ガッチィィーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!

大魔女「!? 合体して一つに‥ これは……一体…?」

??「スゴイや! もう2つ目を見つけるなんて!
やっぱりあなたは僕の見込み通りだね!!」

大魔女「ッ 誰だッ!!?」

ガサッ ピョーーーンッ!
??「やっほ!!!」
ばばーーんっっ!!!!!

大魔女「………」
あんぐり
プルプルプル…

大魔女「草むらから体長約30cm程の丸くてプニプニしてそうな脱力系でありながらあまりにも派手すぎるタトゥーを背中に彫ったパッと見
腐った豆大福の妖精の様な謎の物体が私の前に現れ私に『やっほ』と言ったわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!

11 名前:トレポのはじめて:2010/10/24(日) 21:38:37 ID:w/25Vqjy
大魔女「んなッ… なッ! …なななッ…… んなァァァ……ッ」
プルプルプル…

トレポ「テヘっ! ごめんネ☆
驚かせちゃったかなー?」

大魔女「ドリャアァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベッコォオオォオオオォォオォオォーーーーーンッッ!!!!!!!!!

トレポ「ポチョおォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシャアーーーーーーッ!!!

ヨロヨロ…
トレポ「あ…あなた!いたいけなプニプニちゃんをイキナリ蹴飛ばすとは何事なのれふかーーっっ!!!!!!!!」

大魔女「魔女空手チョツプ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベコッッッッ!!!!!!!!!!!!!!

トレポ「コンぶッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシューッ!!
レプル「ぐは……… 容赦ないれふすねこのヒ」

大魔女「魔女クラッチ!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィィィーーーーーーッッ!!!!!!!!

トレポ「こボボぉおぉおぉぉぉぉおぉぉおおお………」
ギリギリギリギリ……

大魔女「魔女回転ドリル!!!!」
ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅるぎゅらァーーーーーーッッ!!!!!

トレポ「おぐぶるるるるるるるるるるるるーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!
ぼ ぼぶぼからばばこぶれぢゃぶでぶるるるるるるるるるるるるゥーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――――…


大魔女「…いやー まさか
人語を話す未確認生物がいたとはね
侮った 私は時代遅れを侮っていた」

ガクガクガク…
トレポ「み 未確認生物ではないのれふす……」

大魔女「まだ息があったか! 魔女ヒッププレスッ!!!!」
グオッ

トレポ「!!!! くわァーーーーっっ もう嫌れふーっ!!」
ピカッ!!!

バシィーーッッ!!!!!!
しゅうぅぅ…

大魔女「!! なっ… 弾かれた!!?」

トレポ「もう痛いのは勘弁れふーっ! 僕は未確認生物じゃないれふ!!!
僕はあなたに力を貸して欲しいだけなのれふす!!!」

大魔女「…はぁ?」

12 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 21:54:03 ID:w/25Vqjy
このトレポ フーリャンにはぞんざいに扱われ魔獣リリスには虐められていた幸薄マスコットであった…
しかしその正体は異次元獣ルレスト・レプル
ルレスト・レプルは数多くの平行世界が星のようにただよう宇宙のような場所『超次元』でわるい相方と一緒にくらしているぞ
某なぞの場所のそれは途中で終わったのだが このルレスト・レプルの再登場は果たしてあるのだろうか…?!

さて…そろそろ面倒くさくなってきたので予定を大幅に変更し次で最後としよう…
最後はセルライターX…
元テレビアナウンサーだったがある出来事をきっかけに本性を現した女だ…
それではセルライターXの変貌の軌跡を追っていこう…

13 名前:セルライターX:2010/10/24(日) 23:00:49 ID:w/25Vqjy
《それはフーリャンがひょんなことからテレビに出演することになった時の出来事…》

―――…

ジャラァーーーーンッ ジャンッ パァラァパァーラァーッ パンッ ボエ゙〜…じゃんっ
司会「テレビの前のみなさんこんばんナーゴ」
ぺこり

アシスタント「こんばんナーゴ」
ぺこ

司会「司会のヅラオです」

アシスタント「アシスタントのセルライターXです」

《番組が始まった時点ではごく普通の地味な女子アナであった》


ヅラオ「Xさん」

X「はい」

ヅラオ「かわいいねぇ〜」

X「なんでやねん」
バシッ

\どっ/

《オヤジのジョークを冷静に対処するセルライターX》


==テレビの前(ねこ うさぎ)==

「………」

「………」

しーん
==テレビの前(サナバー)==

「………」

しーん


14 名前:セルライターX:2010/10/24(日) 23:31:55 ID:w/25Vqjy
―――…

X「えー 一部グロテスクな部分がありました
大変申し訳ありませんでした」

《放送禁止レベルの事故(親父共の殴り合い)があっても冷静なセルライターX
と ここでフーリャンが登場》

ヅラオ「ハァハァ… さて… へへっ
そろそろご登場いただきましょう…
世紀の大魔女…フーリャン様です!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《フーリャンはド派手な演出で登場
その後なんやかんやのやり取りやフーリャンに対する質問コーナーがあった
その間のセルライターXはとても大人しかったのだが…》


―――…

ヅラオ「はいー えーフーリャン様ありがとうございました
なんやかんやと聞いてきましたが そこから色々と膨らまして行きましょうかね
えぇっとまず… 20歳!若いですねー」

X「――――…ぷ…」
《↑フーリャンの歳を聞いて吹き出すセルライター》

大魔女「おいそこ 今笑ったわね?
何よ 20でこんな姿してるのがそんなにおかしいかしら?
こう見えても全年齢対応の服なのよ 文句あんのかコラ」

※Xに杖を突き付ける大魔女

ヅラオ「い いや! Xさんは今おならをしたんですよね!
まったくもーフリーダムですなぁ!!」

X「…はい…」

大魔女「まぁいいわ… 次」

《ヅラオのナイスハゲフォローによりその場はなんとか事なきを得る》

15 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 00:15:35 ID:flddFJ8t
《が しかし》

―――…

ヅラオ「な るほど…
では趣味の素潜りです が… 意外ですね という事はたまに海へ?」

大魔女「そんな煩わしい事しないわよ
ドボム バクサーレ メコレとシーオブ ウォズス メコレを使えば海なんて簡単に作れるもの
……今は魔力OFFにしてるから身構えなくとも大丈夫よ」

ヅラオ「ッ……なるほどそうなんですか いやはやスケールが違いますな…」

X「えっと 私が気になるのはフーリャン様を表す一文字の漢字なんですが…
『無』というのは…分かります なるほど」
※と 大魔女の胸に視線をやるX
大魔女「あなた死にたいの?
これは無限、無敵、無双の“無”よ!」

X「はぁ… そうなんですかァ」

大魔女「てめーXこら なんかニヤついてない? ねぇ」

《またしてもセルライターXによる妙な横槍 場の雰囲気が張り詰める…》

ヅラオ「エ Xさんっ……!!! し 失礼しましたぁぁぁーーー!!!!
え え えぇーはいっ! 最近買った1番高いモノ…ていうのはスルーするとしまして…
ここに“ねこをいびる”とありますが ねこを飼ってらっしゃるですか」

大魔女「えぇ 最近はうさぎも飼い始めたわ」

ヅラオ「ほっほー! 動物好きなんですかね?」

大魔女「いや 特には まぁストレス解消にね」

ヅラオ「ははは 動物を飼っていると癒されますからね
あ まさかフーリャン様は動物は案外甘かったり異常に過保護にしちゃうタイプだったり?」

大魔女「いやいや 基本的にはムチをふるう育て方だわ
甘やかすと連中はすぐ図に乗るからね
間違った事したら拷問 正しい事しても拷問
バランス大事よね」

==テレビの前(サナバー)==
サナバー「それ全然バランス取れてないぞ」
====

《ヅラオのフォローと頭が光る!
持ち直した!!》

16 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 00:20:41 ID:flddFJ8t
《と 安心したのも束の間》

――――…

ヅラオ「はいはい では…好きな異性 はスルーしまして…
今欲しい物 一瞬口ごもりましたが…?」

X「分かります」
※またもや大魔女の胸に視線をやるX ヅラオ青ざめる

大魔女「どうやらあなたは自殺願望があるようね?」

ヅラオ「エエ Xさんんーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!
誰かこの人下げてぇえええええええーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」


《何故だかフーリャンに突っ掛かるセルライターXはついにスタジオから追い出された
これで平和が訪れた かにみえた》

17 名前:セルライターX:2010/10/25(月) 00:45:50 ID:flddFJ8t
《脅威は去った…
これで心労によるヅラオの抜け毛も減ったであろう…
しかしまた新たな騒動の火種が燃え上がる…!》

―――…

ヅラオ「さ さァーーー来ました!!
先程までただただ踏ん反り返っているだけだったパネラー陣共にもついに出番が!!
乱闘必至?!! 『朝まで生論争』のコーナーだああああああああああああああああああ!!!!!!!!
しかしこの番組は21時までだああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
《安心しきってテンションの高いヅラオ》

パネラー『うるせー!』
BOO!

ヅラオ「黙れ乳首テメーまだいたのかコラアアアアアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いいからさっさとしなさいよ」

ヅラオ「ハっ ハイっ………!!!!!
では!パネラー陣の皆様の中でフーリャン様と是非論争したいという野郎はいませんか?!」

しーーーーーーん……

ヅラオ「手ェ上げろやーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!
コーナー成立しねーだろ… 乳首こらテメーはどうだよッ!!?」

乳首教授「じゃあ恒例の乳頭の色合いなんかを…」

ヅラオ「聞けるかバカヤローーーーーーー!!!!!!!!!!!
てめぇ帰れよもう帰れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
山へ帰れ!!!!!!!! ほ…他はッ?!!」

スッ…

ヅラオ「おっ! 来た…… !
こ これはいきなり乱闘の予感!!」

大魔女「?」

ヅラオ「世界魔術反対委員会第3理事のマーシャルさんっ!!
死なない程度に論争どぞっ!!!!!」

マーシャル「はい」
キラリ

18 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 13:08:26 ID:flddFJ8t
《世界魔術反対委員会 通称“魔反会”とは…
世界から魔術とそれを扱う魔法使い達の排除を目的とした集団
裏では暗殺者を使い魔法使い達を暗殺している
フーリャンやサナバー その他の魔法使い達皆この魔反会を嫌っている》

―――…

大魔女「あらあら 居心地悪い奴がいたのね 気付かなかったわ」

マーシャル「最近は大人しくなったと思いましたが 相変わらずですね大魔女フーリャン」

大魔女「あんたらもまだあの陰気な集まりをしてんのかしら?」

マーシャル「私達“世界魔術反対委員会”はあなた達魔法使いが魔法を放棄するまでなくなりはしませんよ」

大魔女「野蛮な集団ね〜
ヅラ 知ってる? こいつら魔法使いを秘密裏に暗殺したりしてんのよ
今そいつが言った様な“魔法を放棄した魔法使い”であってもね
とんだ極悪偽善集団だわね」

ヅラオ「は はぁ…」

ざわざわ

《セルライターXがいなくなってせっかくいい雰囲気になったのにマーシャルの登場でぶち壊し
この時―――…ヅラオの毛がまた1本 抜け落ちたのだった…―――》

―――…

19 名前:セルライターX:2010/10/25(月) 13:16:07 ID:flddFJ8t
《それから フーリャンとマーシャルによる激しい舌戦が繰り広げられるのだった
そして》

―――…

マーシャル「ちょうどいい機会だっ 世界中の人達が見ているこの番組の中で 謝罪をッッ!!!!!
ハイパー土下座謝罪を炸裂させなさいッ!!!!!
そうすれば私もあなたを多少見直すかもしれませんよッ?!!!」

スタジオ裏

プロデューサ「うォーーーーーキタキタッ大確変だぁっ!! 視聴者100%ヒョオオォオォオォォォッ!!!!
あと一時間こいつを維持すっぞラ゙アァァァァァッッ!!!!!!」

スタジオ表

大魔女「……」

マーシャル「さぁ早くっ!!
土・下・座! 土・下・座! 土・下・座!!」
パンパンッ!

※沸き起こる土下座コール

大魔女「私はそんな事しないわよ!!」

マーシャル「ほはァーーーーーーッ 聞きましたか!!
こんな過去の残虐な罪を全く反省もしない人が許されてモwiiのでしょォーーーーーーかァァァッッ!!!!!!
むしろ処刑されるに等しい大犯罪人ですよォーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
魔法使いってゆーのは皆こーなんですよォーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

《うるさいマーシャル》

大魔女「もうあんた…黙りなさいよッ!!!」
ゴゴゴゴ…

ざわっ…
ヅラオ「フーリャン様ッ… お 抑えて……」

マーシャル「ぎゃーーーーーー!!!!!!! 殺されるゥーーーーーーーーーー!!!!!!!!
ハハ皆さん見ていて下さいッ!? これが彼女の本性…そして魔法使いの恐ろしさーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」

《うるさいマーシャル》

大魔女「………」
ゴゴォッ!!!!!!

ドゴゴゴゴゴゴゴォォォォ〜〜〜〜…

ヅラオ「う うわぁー!スタジオが テレビ局がッ 揺れているーー!
私のヅラも飛んでったーーーーー!!!」


《テレビ局崩壊の危機! そしてヅラオのヅラの行方はッ!!?》

20 名前:セルライターX:2010/10/25(月) 13:22:46 ID:flddFJ8t
《スーパー放送事故の予感!
しかしその時!!》

==テレビの前(サナバー)==

サナバー「こうしちゃいられん…!
リンリン ケータイ メコラ!!」

====

《サナバーはフーリャンにテレパスし素直に土下座するように説得した
そうすればマーシャルは引き下がるし鼻をあかせると
そして…プライドの高いフーリャンはついに決断した》

大魔女「…………」
シュウゥゥゥーン…

ズズズーーーー…

ヅラオ「なん…だ? スタジオの揺れが止まりました…?」

マーシャル「………ッ?」

大魔女「……」
スッ…

※突如姿勢を低くし床に伏せる大魔女

ヅラオ「!!!!」

マーシャル「!!!!!?」

パネラー陣『!!!!!!!!?』

※!?

==テレビの前(ねこ うさぎ)==

うさぎ「!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「はいやッ……?!!!!!!!!!!」

==テレビの前(サナバー)==

サナバー「…よくやった」

====

ババーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!

※見事な土下座を披露する大魔女


《これが伝説の “シャイニング土下座である!!!!”》

21 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:08:11 ID:flddFJ8t
《スタジオに衝撃走る!!》

―――…

==テレビの前(ねこ うさぎ)==

ねこ「あのプライドの高いフーリャンちゃんが土下座なんてっ……!!」

====

し〜ん

ヅラオ「こ これは…ッ?!」

マーシャル「なんのつもりです!?」


大魔女「………
見てわかるでしょう…
土下座 しているのよ……」

ヅラオ「土下座… という事はフーリャン様ッ!
“謝罪”をッ……!!?」

大魔女「そうね…… よく思い出して見たら 私にも思うところがあったのよ…
こんな謝罪で償いきれるとは思ってはいないけど… 今の私にはこうする事しかできないしか出来ないの…」

きらきらきら…

※大魔女 姿勢を変えず言う
その声色は涙混じりの様にも聞こえる

ざわざわざわ
パネラー1「な なんて見事な土下座だらう… 輝いて見える…」
パネラー2「まさかこれが 伝説の『シャイニング土下座』なのか…」
パネラー3「こんな土下座の前では全てを許してしまいそうだッ!!!」
パネラー4「 無 罪 」

※感動しているパネラー陣

マーシャル「だ 騙されないで!
あなた達は今大魔女の姑息な魔法の術中にいるのです!!」

X「そーよそーよ!
こんな奴を許しちゃダメよ!!」

《どさくさに紛れて セルライターX
  大  復  活  !  !  !  》

22 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:20:50 ID:flddFJ8t
【シャイニング土下座】
[名]

その昔 ヨーロッパっぽい辺りで生まれた最大級の謝罪方
それを編み出したのは貴婦人シャイニング
貴婦人シャイニングはある日 義父の耳を掻いていると思わずクシャミをしてしまった
クシャミをしたせいで耳かきが義父の耳の奥深くまでズブリ
それが原因で義父の片耳は音を失ってしまう
それにより貴婦人シャイニングは責め立てられ ついには離婚寸前にまで発展する
その時 貴婦人シャイニングは大きく泣きじゃくりながら床に伏し土下座して謝罪した
それは混じり気のない純粋なる謝罪 義父その他達は責め立てる口を止めた
貴婦人シャイニングの涙が光の粒となり彼女を包み込んだ
それはまるで神が彼女を慰めているようであった
その光景に義父その他は感激し貴婦人シャイニングを許すこととなったのだ

そうして生まれたのがこの土下座
そして名付けられたのが 貴婦人シャイニングの名前を取った『シャイニング土下座』なのである


         ※糞社発行 『糞辞書』より一部抜粋

23 名前:セルライターX:2010/10/25(月) 21:33:01 ID:flddFJ8t
マーシャル「何がシャイニング土下座ですか!
この見てくればかりの土下座からは誠意を感じませんわ!」

X「そーだー! 本気で許して欲しかったらマフラー&靴下装着式全裸で焼き土下座でもかましやがれってんだ!!!」

※必死なマーシャルと無茶を言うセルライターX

《堰が切れたようにフーリャンに口撃しだすセルライターX
このあたりからしだいに本性が現れだしている》

ざわざわざわ…
パネラー5「ひどいぞあのマーシャル…」
パネラー6「いくら魔法使いが嫌いだからって謝っている人にイチャモン飛ばすなんて」
パネラー7「セルライターXに至ってはでしゃばる意味がわからん」
パネラー8「帰れ帰れー!」
乳首教授「乳首ピアスは認めんぞーー!!」

※マーシャルとセルライターXに対して非難轟々のパネラー陣
《どさくさに紛れてどうでもいい主張をしているの乳首教授である》

マーシャル「くっ… 小娘に甘いエロジジイ共め…」

セルライターX「最悪な流れですぜ 姐やん」

《そして何故かマーシャル側になっていた》

24 名前:セルライターX:2010/10/25(月) 21:41:34 ID:flddFJ8t
パネラー達『帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ! 帰れ!』

ドドドドドドドドドドッ!!!!!!

マーシャル「くぐっ… この屈辱…忘れませんわ大魔女フーリャン!!」
ダッ

※逃げるように退散するマーシャル

大魔女「………フッ」
ボソボソニヤリッ

《マーシャルは退散しフーリャンは不敵に笑う!
この論争 フーリャンが見事に引いて勝ったのである!》

―――…

ヅラオ「はいはい では情報です
なんと 先程からフーリャン様に対する同情のお手紙が続々と届いている様ですぞ〜!
やはりシャイニング土下座が視聴者様の心をうったのでしょうね!」

《それだけでなく 先程のシャイニング土下座で視聴者のフーリャンに対する好感度もうなぎ登りだ!
それに納得行かぬはあいつ!》

X「ちぃっ…いけ好かねぇ」

《不満げに舌打ちするセルライターX》

パネラー達A『セルライターXてめーもいつまで居るんだ帰れー!』
パネラー達B『むしろ還れーーーーーッ!!!!!!』

X「けっ!! 黙れ加齢臭の申し子共め!!!
もう怒った! こうなったら私にも考えがありますから!!!!
覚えてなさいよ魔女! 私はセルライターX!! セルライターXなんだからァ〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!」
ダダダーッ


《セルライターXも暴言を吐きながら逃げるように退散
結局その目的は分からずじまいであった……》

25 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 22:32:28 ID:flddFJ8t
…お分かりいただけただろうか…
これがセルライターXである… その考えや真意は全く不明だ…
いや…何も考えていないのかもしれない… ノリでやっている可能性もまた否定出来ないないのだ…
しかしノリであろうがなんであろうが…
あんな捨て台詞を吐いた以上 今後何かしでかすかもしれない…
もしかしたらもうすでに フーリャンの命を取ろうと背後に迫っているのかもしれないぞ…
今後の動向が注目される…
セルライターX…! とてもどうでもいいやつである……



http://imepita.jp/20101024/849510

26 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 05:18:21 ID:X1qpszqK
これまでのあらすじ

ゴキブリがロボットに乗ってビーム撃ちまくって来たから床に出来た穴に逃げ込んだらなんか思い付いた
そんな感じだった気がする



ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ワリムツ「なかなかしぶといであるな…
マザー… あのくぼみの中に身を隠しているな…
それならばこちらから…」
ズゥン… ズゥン…

ゴオオオオオ…

バッ!
ワリムツ「バァッ!!
マザーよ! 隠れても無ダム…ッ …!!?」


ドンッ!!!!!
ふわふわ…


《そこには大きな岩があった(さっき落ちてきたやつ)
そしてその岩はフワフワと浮かんでいた…》

ワリムツ「これは…いかな物ぞ…?」


大魔女「くらいなさい」


ワリムツ「!?」


大魔女「大パンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!

ビュンッッ!!!!!!!

ドガガーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ワリムツ「チュゥアアアアアアアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォーーーーーーン!!!!


《浮いた岩がバベルドンに猛烈な勢いでブチ当たった!!!!!!!!!
フーリャンが岩を魔法で操っているのだ!!》


大魔女「フワルロ コントーロー メコレ」
バンッ

27 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 05:34:40 ID:X1qpszqK
バチュアァァッ!!!!
ドーンッ!!!!!!!!

《バベルドンに当たった岩は練乳を吹き出して床に落ちた》

大魔女「やっぱり あのロボに当たると魔力が練乳になるからコントーローも解除されちゃうわね」

ワリムツ「こ…小癪な真似をするではないかッ!!!
しかし所詮 一度かぎりのビックリパンチにすぎんッ!!!!!!
バベルドンの魔力練乳化ボディーの前ではなッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオオッ!!!!

大魔女「魔法が解除されても またかけなおせばいい!!」
ピッ

ふわ… ゴガーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!

ワリムツ「ぐわただおサンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドシィーーーーーンッ!!!!!!!

《また岩が浮き上がり バベルドンの顎っぽいあたりに当たった!!!》

ピッ!
大魔女「ド頭ァーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」

ガシーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!
ワリムツ「んブーーーーーーーーッ!!!!!!!」

ピッ
大魔女「股間ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

コカァーーーーンッ!!!!!!!!
ワリムツ「やられてるのはロボットなのになんか痛い!!!!!!!!!!!!!」

ピッ
大魔女「足の小指ィィーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」

ズムッ!!!!!
ワリムツ「陰湿ーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」

28 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 16:10:02 ID:X1qpszqK
大魔女「ハアアアアアアーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」
ピッ ピッ ピッ ピッ!!!!!!!!!!

ズドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!

ワリムツ「ボッッ バッ ボッチュアアアアアアッ!!!!!!!!!!」

大魔女「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピーッ

ワリムツ「小賢しいわァッッ!!!!!!!!!!」
グウンッ

ガシィーーッ!!!!
《岩をキャッチするバベルドン》

ワリムツ「こんなものは…こうである!!!!」
グッ グググ…

バキィンッ!!!!!!!
《バベルドンのメカ筋肉で岩粉砕ッ!!!!!!》

大魔女「…!」

ワリムツ「ふぁあははははは!!
万策尽きたな!!!!!!!」

大魔女「バクサーレン メコレ」

ボッゴオオオオオーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バラバラバラバラバラバラァーーーーーーーッ!!!!!!!!!!
《岩いっぱい落ちてくる》

ワリムツ「なぬっ!!!!!!!」


ニヤリ
大魔女「尽きたって…何が?
あんたの気力かしら?」

ワリムツ「…そなためッ…!!!!」
ギリッ

29 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 17:40:16 ID:X1qpszqK
スウーーーー…
大魔女「覚悟なさいよゴキブリ!!!!!!
フワルロ ミナマ コントーロー メコレ」
ピピィッ

ふわわわぁ〜ん


ワリムツ(これだけの数の岩をいっぺんに?!)

大魔女「インパクトラッシュ!!!!!!!!!」
ピンッ


バゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワリムツ「ぬごーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ピー ピー ピー
バベルドン「マジヤベ マジヤベ マジヤベ」

ワリムツ「警告音!!!!!
まずいであるこの攻撃…! バベルドンの耐久限度を超えつつある!!!!!!!!
くそっ!!!」
カチカチカチッ

ワリムツ「防御せよ!!!!!!!!
“天然ネンネン粘”!!!!!!!!!!」

バベルドン「モンモーシャッ!!!!!!!!」
ブシュアッ

《バベルドンの人間味あふれるケツから糸が
最悪だ》

30 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 18:23:32 ID:X1qpszqK
パサァーッ
グイーーーーーン… ドォンッ!!!!!

《糸は岩を弾いた》

ワリムツ「ふぁあははははっ どうであるか!!!!
柔は剛を制すとはまさにこのこと!!!!!!!」

大魔女「…だから?」
ピッ…

大魔女「チョーコク マッサツラ メコレ」

スピピピピピピーーーーーーンッ!!!!!!!!!
ギラッ!!!!

ワリムツ「なにーーーーーーーーー!!!!!!!!?」

《岩は削られて鋭いトゲのような形状になった》

大魔女「…突き破っちゃいなさい!!!!!!!」
ピシィッッ

ヒュヒュヒュヒュヒュッ!!!!!!!
ズバサッッ ズバササァァァァッッッ!!!!!!!!!!

《トゲ岩は糸を簡単に引き裂いた!》

ワリムツ「くっそおおおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザクザクザクザクザクザクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワリムツ「かッ… かッ……!
ば…バベルドン……!!!」

バベルドン「ゲキヤバ… ゲキヤバ…」

ワリムツ「なんという…攻撃だ…
もはや金属疲労などそんなものとうに超越した……」

大魔女「サークル バッケイ メコレ」

ボゴォッッ!!!
ズズッッ…… ズゴゴーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

《フーリャンの爆発魔法で崩された天井がバベルドンに向かって落ちはる》

大魔女「潰れろ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズドォッッ!!!!!!!
ドッゴゴーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!


オオオオォォ…

大魔女「…死んだかしら」

31 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 18:55:27 ID:X1qpszqK
しゅううううううううう…


大魔女「完全に押し潰されているわね
これで生きていたら私頭からズッコケてやるわ」

ワリムツ「そうか…それは見物だな…」

大魔女「!!!?
(そんなまさか 回避したはずはないのにッ)」
キョロキョロ


ワリムツ「こ ち ら だ …」

グイイイィ〜ン…

大魔女「!!?」

グイ グゥイィィィ〜〜〜〜ィイン…
《落ちた天井と床の微かな隙間からなんかが出てくる…》

大魔女「何!!?」

スウゥ〜〜… ゆらり…
ワリムツ「ワららだ」

ペラーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《それは紙のようにペラッペラになったバベルドンとゴキブリだった!!》

大魔女「ぐほーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッシャアァッ

《フーリャンは頭から倒れた》

ガバッ
大魔女「どこの漫画よあんたらはーーーーー!!!!!」
カーッ!

32 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 22:53:08 ID:X1qpszqK
ペラペラペラ…
ワリムツ「ふぁあははは…」

大魔女「ギャっ ギャグだからってなんでも許されると思ってんじゃないわよーーーーー!!!!!!!!!!」

ワリムツ「ギャグではない…これもバベルドンが持つ数多の超真虫の特性の一つである」

大魔女「と…特性? …なんの?」

ワリムツ「そなたも見たことあろう…
ごくごく僅かな隙間にコキブリが入り込んでいく光景を…
…アレだ」

大魔女「はぁ!!? 特性って…アレが!?」

ワリムツ「そうだ…アレだ…
アレをバベルドンも見事に再現したのである…」

大魔女「ロボットに無茶させるわね…
ていうかよく再現出来たわね…」
ズーン…

ワリムツ「問題ない 超真虫の科学力をもってすればな
しかし難点はだな」
ペランペラン…

ワリムツ「こうペラペラだと何も出来ん…」
ペラーン…

大魔女「大・問題じゃない!!!!!!!!!」

33 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/27(水) 14:55:50 ID:piq+SLGG
大魔女「あんたバカ? それで助かっても全く意味ないじゃない!」

ワリムツ「う…うるさい
“あの場所”へ… “あの場所”へ行きさえすれば…」
ヨロペラリ… ヨロペラリ…

大魔女「逃がさないわよ!」
ダッ!

ワリムツ「全速力だッ バベルドン!!!!」

ヨロペラリ… ヨロペラリ…


大魔女「大魔女パーーーーーーーンチ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュオッ!!!!!!!

ヒュッ… ふわり

ワリムツ「おおっ これは愉快」

《バベルドンはフーリャンのパンチの風圧で飛んだ!》

ヒューーーーーン
ワリムツ「ふぁあっははははは!
速い これは速いではないか!」

大魔女「あっ こ…こいつ!!
待てコラーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ダッ

ワリムツ「ふん ワらはなんとしてもあの場所へ行く…!
マザーの足止めは頼んだ いでよ!!!!!!!!!!」
ギュポッ!!

《バベルドンはしっぽからなんかだした》


大魔女「!?」

34 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/27(水) 17:45:37 ID:piq+SLGG
ドチャアッ…
よろよろ…


大魔女「!! …あんたは…ッ」

ワリムツ「頼んだぞよ… …おかず!!」


おかず「おまかせください 王よ」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんた……むし違いの…!
死んだはずでは!!!?」


ワリムツ「ふあははは…
おかずはこの帝国でもただ一体の“人造超真虫”なのである!!
そのおかずもソレである(ワらの手製)」

おかず「王よ ここは私にまかせてあの聖域へ」

ワリムツ「うむ」
ヒュララ〜…

大魔女「まちなさっ…」
ダッ!

ビュッ ジュアァァッッ!!!

大魔女「!!!」

おかず「ここは通さん」

大魔女「……」

おかず「わしらおかず…肉体は違えど精神は共同体…
真実の部屋での屈辱…ここで晴らそう!!!!!!」
ギラッ

おかず「あの時見せられなかったわしの真の力を受けるがいいーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!





http://imepita.jp/20101027/631530






35 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/27(水) 18:06:01 ID:isdKbUrX
もはや何にどこからどうつっこんだらいいのかわからんwwww

36 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/27(水) 21:02:23 ID:piq+SLGG
しゅううううう…

大魔女「こんな加工食品と遊んでる場合じゃないわ
あのゴキブリを追わないと…」
タタッ

おかず「食べ物を粗末に……するな………」
ガクッ


―――…


大魔女「あいつ確か この通路に逃げ込んだわよね」
タッタッタッタ

大魔女「…これまでの所以上にジメジメしてるわね… なんか妙なにおいがする」



かさかさ…


大魔女「…むっ!?」


かさかさかさ…
ガサガサガサガサガサガサガサッ!!!!!!!!!!


キキーッ
大魔女「…なにかいる!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
わっしゃわっしゃわっしゃ


大魔女「…?」

《闇の中にうごめくナニか
フーリャンが目を凝らして見てみると…》


ドーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《それは10mほどの巨大なゴキブリだった!!!!》


大魔女「ぐわーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!

37 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/27(水) 22:18:44 ID:piq+SLGG
どーん


大魔女「…に… 人形?」


遠くからワリムツ「ふぁあはははははっ!!
人形ではない!!!!!!」


大魔女「…ゴキ王!」
キョロッ


遠くからワリムツ「そやつは超真虫ではない普通の昆虫のゴキブリ!!
しかしただのゴキブリではない!
改良に改良を重ね超巨大化させそして更に凶暴化とツヤに磨きがかかったスーパーゴキブリぞ!!!!!!!
まさに生物兵器!!!!!!!
その名もイシザワマモル!!!!!!!!!」
カッ!!!


マモル「ガサガサガサ…」
ドンッ!!
【なまゴキブリ兵器 イシザワマモル】


大魔女「なんでそんな名前」


遠くからワリムツ「おかず!!!
マモルをちゃんと操るのだぞ!!!!!!」


スッ
おかず「はっ」

大魔女「また出た!!!!!!!!!!!」

38 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/27(水) 23:15:39 ID:piq+SLGG
おかず「ふふふ また会ったな」

大魔女「あんたキモいわよ」

おかず「なんとでも言え
さぁてマザー さすがのお主ももはやこれまで
何度目かの正直 次は絶対に絶対だ!」

大魔女「……」

おかず「マモル!!」

マモル「わしゃわしゃ…」

おかず「どうだ外の空気は
主は生まれてから今日まで培養液の中で暮らしておったからな
だがそれも終わり…さぁ存分に暴れるのだ
主は今はただの昆虫だが マザーと交わる事で進化を果たし超真虫へと変貌するであろう
その時こそ主は完全無欠の存在となるはずだ
戦え!! そして完璧へと進化するのだ!!!!!!
マモルァッッッ!!!!!!!!!!!」

マモル「カサカサカサ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ

39 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 02:34:24 ID:S10lSQuJ
マモル「わしゃあ…」
グゴゴゴ…

ドシィンッッ!!!!!!!!


ビリビリッ…!
大魔女「…ッッ!!」





しぃ〜〜ん…


大魔女「……?」

おかず「?」


しーん…


おかず「……マモル?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……


おかず「マモ…… …ハッ!!!!!!!!!!!」

ズズズズ…

おかず「し…死んでる…」

ドーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!


大魔女「はぁ!!!!!!!!!?」



《マモルはその自重に耐え切れず死んだ
一歩足を踏み出した時には既に生き絶えていたのだ…
享年10日
生まれてすぐにカプセルの中に閉じ込められ培養液の中を漂っていたマモル
そして今日やっとそこから解放された… 本当の人生が始まるはずだった…
しかし結局…始めの一歩を踏む事すら出来ずにマモルの命の灯は燃え尽きたのだ…
あまりにも儚き人生… 生涯の9割5分を液体の中で過ごした彼の心中など だれが理解できるであろうか…
……ヒトが命を作りだすなど あまりにもおこがましい行いだ
それが分からない限り 第二第三のマモルは生まれ続けるのだろう…悲劇が繰り返されるのだろう…》



おかず「マモルァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「なんだか重いテーマみたいにまとめなくてもいいわよウインドウ嬢」

40 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 03:33:44 ID:S10lSQuJ


http://imepita.jp/20101027/631530



―――…

タタタタッ
大魔女「くっ 茶番に付き合っている間に随分と距離をとられたわ…
どこまで行ったのかしら」


かさかさかさかさかさかさ


大魔女「…なに? また?」

かさかさかさかさッ!!
ザザザザザザザザザザザザアァーーーーーーーッ!!!!!!!!!

大魔女「ぐっうッ?! ゴ…ゴキブリ(超真虫ではない昆虫の)の大群!!!!!?」

ガササササササササササッ!!!!
ブブウゥーーーーーーーンッッ!!!!!!!

大魔女「寄るんじゃないわよ!!!!!!!!!
サッチュー メコレ!!!」

プシューッ!!!!
ボトボトボトッ

ブブーーーンッ!!!!

大魔女「か…数が多すぎる!」

ぶわっしゃあぁ〜〜〜〜!!!

《ゴキブリの大群に纏わり付かれるフーリャン
地獄絵図である》

大魔女「……ッ ッッ………」
よろよろ

大魔女「……サッチュー… オーラ メコレ!!!!!!!」
ボアアアッ!!!!!!

《フーリャンは殺虫オーラを全身から醸し出した》

ボトボトボトボトボトボトッ!!


大魔女「ただの虫ごときがァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私とやりあおうなんて1兆世代早いのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴォッ!!!!!!!!!


《フーリャンとゴキブリの戦いは10分ばかり続いた》

41 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 10:52:26 ID:S10lSQuJ
大魔女「はぁ…はぁ…はぁ…」
ボタボタ… ビチャビチャ…

ばーーーーん…

《ゴキブリの死骸の山の上に立つフーリャン》

大魔女「…私を誰だと思ってんのよ…
羽虫ごときが私に敵うわけないでしょッ」


バッ
おかず「く」

http://imepita.jp/20101028/385150


―――…


ザザザザァ…

ワリムツ「……来たか…」

大魔女「来てやったわよ
まったく 下らない足止めで手間かけさせんじゃないわよ」

ワリムツ「あぁすまなかったな
しかしもう足止めも終わりである
再度ワらと このバベルドンがマザーの相手をしよう…」

大魔女「相手って…あんた…
ペラッペラのままじゃない!!!!!!!」

ペラーーーーーンッ!!!!!!!

ワリムツ「よく分かったな…」

大魔女「一目で分かるわよ!!!!!
この2Dがッ!!!!!!!!!」

大魔女「なんか“あの場所”だとか“聖域”だとかいってたけど
何もないただの部屋じゃない!!!!!
自分から袋小路に逃げ込んだだけよあんた」

ワリムツ「袋小路か…それは…そなたのな…!」


ガターンッ!!!!

大魔女「!」


《例によって入ってきた扉が閉じられた》

42 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 21:02:35 ID:S10lSQuJ
ワリムツ「これで密閉空間…
舞台は整った!!」

大魔女「あぁ…!?」


パリパリパリ…

《部屋中に電気みたいなものが走る音が響いた》


大魔女「これは…」

ワリムツ「この部屋にはな…特殊な電磁波が流れているのである
『ヌンパ272-X(独唱)』という名だ
この電波はマーカライズエレキッドCをアクティブにブリしている
このマーカライズエレキッドCはバベルドン内部の内蔵スペシャル機能体『ゴーゴーエンジンそして節電へ…』にポコチャン干渉し
はにゃほにゃあ効果を引き起こしアレしてアレする…」

ワリムツ「つまり…この電磁波を受ける事でバベルドンは最強パワーアップするのである!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!


大魔女「あんた適当にいってんでしょ」


ワリムツ「適当ではない …見ろ」
ペラペラン…


ギュギュギュギュギュオオオン…

ぷくーー


大魔女「なッ!!!!!!」


ポンッ!!!!!!!
《なんと バベルドンの体が膨らんで元に戻った》


ワリムツ「こういうことだ…
それだけではない…バベルドンの機能は引き上げられ これまでとは比べものにならんぞよ…!
だからこそこの部屋は聖域なのだ… バベルドンにとってのな…」

大魔女「…!!」

ワリムツ「そして…」


バリバリ…ボォンッ!!!

大魔女「!?」

43 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 21:25:06 ID:S10lSQuJ
《ピーガー ピガピガガーーッ》


大魔女「ウインドウ嬢!!!!!?」


《大好き///》


‥‥‥‥‥


大魔女「…は?」


《大好き… マリモ大好き///
あの集合体の中に埋もれて私は死にたい////
ハァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!》


大魔女「ウインドウ嬢!!!!!
一体どうしたのよ!!!!!!!!!」

《黙れ ゴンザレス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

大魔女「!?」

《ゴンっ ゴっ ゴゴっ ゴーーーーンザレスっ!
大股開きのあなたのたくましすぎるフトモモ に生える 毛の 中の 枝毛ェーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

《奥さん枝毛を見たことあって?wwwwwwwwww
まじ枝毛で糞笑ったwwwwwwwwwwwwwwww
なんでwwwwwwwwwwwww毛がwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
枝分かれするわけwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
つーか 始めて枝毛見つけた奴どんだけ暇だったんだwwwwwwwwwwよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww》


大魔女「ウインドウ嬢ーーーーーー!!!!!!!!!」

44 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 23:07:08 ID:S10lSQuJ
《毎月最低でも3個のマリモを栽培せよ!!!!!!
今すぐこの法案を国会に提出するべきだ》

大魔女「ウ…ウインドウ嬢がおかしいわ…」

ワリムツ「ヌンパ272-X(独唱)の影響が出ているようであるな…」

大魔女「影響ですって…?!」

ワリムツ「ヌンパ272-X(独唱)はバベルドンに対しては最良な影響を齎す電磁波だ
しかしそれ以外の機械的なものには悪影響にしかならぬ…
その四角いそれも その悪影響を受けたのであろう…」


大魔女「ウインドウ嬢… あんた機械的なやつだったの……」


《ピーーッ ピピーッ ピッ… ピガァーーーー》

ザザザザ…

《10年後…》

大魔女「ならないわよ!!!!!
何勝手に時間進めてんのよ!!!!!!!!」

《フーリャンは………
ついに漏らした…………》

大魔女「誰が漏らすかーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついにって何よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「“虫の波動 リニューアル”!!!」
ギュオッ

大魔女「ッ!!!!!!」


ドグアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

45 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/28(木) 23:57:29 ID:S10lSQuJ
ドゴゴオオオオオンッ…!!!!


《フーリャンは死んだ…》

大魔女「死んでなーーーーーーーーーーーーいッ!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「そんな四角にかまけてる場合かッ!!!!!」
ぐおッ!!!!

大魔女「!!!」


バキーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!

大魔女「ぐうああああッ!!!!!!!!」
ズゴンーーーーッ!!!!!!!!

《フーリャンは枝毛を見つけてしまったショックで吹き飛んだ…》


パラパラッ…

大魔女「え…枝毛なんてないわよッ…!!
く…そッ 確かにパワーアップしているわ…あのロボ…!」


ワリムツ「ふふふふ
そうであろう!!!!!!」
グンッ!!!!

ワリムツ「“虫の波動 サービスカバー”!!!!!!!!!!!!」
ブブンッ

《バベルドンは懐の拳銃に手をかけた
ヒヤリとした感覚に思わず全身が震える
これは紛れも無い―― 人の命を刈り取る道具―――
俺には一生縁のない夢の道具だと思っていた
しかし今 俺はその道具を手にしている
何故だ 何故なんだ と そんな言葉を頭の中で反芻させながら懐から銃を抜き
あいつの頭を撃ち抜いた
これがおもちゃならどれだけよかっただろうか
しかし現実はいつまでも子供のままでは許してくれないのだ》


ワリムツ「“虫の波動 サービスカバー”は波動を拳に纏う技だからな」

46 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 00:23:14 ID:n2nJFEBK
ギュゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《うるさい音をバベルドンの腕が鳴らす
 んゴオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!
 こんな音》

ワリムツ「くらうがよいわーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」

大魔女「くっ アバリア メコレ!」
ガシィンッ!!!!!!

《フーリャンは魔法の盾を出した
 ルネッサンス風の盾だ
 チェーンのようなものが垂れている それが擦れ合う音は
 ンゴオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!》

ワリムツ「魔法でバベルドンの攻撃を防げるとでも思っておるのか!!!!!!!!」

大魔女「ッ」

ビュッチャアアアアアアアアーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!

《れんにゅう…れんにゅう!!!!!!!
れんにゅう!!!!!!!!!!!!!!!!


ブオォッ
大魔女「うっ!!!!
(直撃してないのに波動で…!!)
ああああぁッ!!!!!!!!!!」
ズザドォーーーーーーンッ!!!!!!!

ワリムツ「ふあぁっはははははは!!!!!!!」

《いまの一撃で気を良くしたゴキブリは笑う
 ンゴオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!
 こんな笑い声》


ワリムツ(うるさいなぁ…)

47 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 04:11:50 ID:n2nJFEBK
《ハッピーマンデー♪ ハッピーマンデー♪
今日は大魔女フーリャンお買い得だよーー♪ お買い得だよーーー♪》


ワリムツ「もう一発行くぞよ!!」
ダッ

大魔女「…ったく!」
ガララッ

《ワリムツの旦那! フーリャン5つお買い上げあざーーーッス!!!!!!》

ワリムツ「虫の波動 サービスカバー!!」
ブンッ

大魔女「ハイド アムド シールド メコレ」
ズゴゴゴッ

《フーリャンは脱いだ》


ワリムツ「こんどは漆黒の盾かっ!!!!
バカめが 無駄だとッ!!!!!!!!」
ドオッ!!!!!!


バチュビャアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《れんにゅう…たん!!!! れんにゅうたん愛おしいよぉッ!!!!!!!!!》


ババッ
大魔女「はーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」

《藤田

……あ フーリャンはジャンプしたって意味でっせwwwwwwwwwwwwwwwwwww》


ワリムツ「なんだと!!!!!」

大魔女「アジラム アムガン メコレ」
キィンッ ガシンガシンッ

《マティスっ子》


ワリムツ「マザーの手に石やら砂やらが集まって岩石の拳に!!」

48 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 08:36:37 ID:QgfgTb6h
ゴキが解説せなんだら
何が起きてんのかさっぱりわかんねぇw

49 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 15:51:56 ID:n2nJFEBK
大魔女「ハーーーーードッ パンチッ!!!!!!!!!!」
バギギーーッ!!!!!

ワリムツ「むぅッ!!!!!!!!!!」

パキパキ… バキンッッ!!!!

大魔女「!!!!!!!!」

《うんこ》

大魔女「くっ…割れた!!!!!
手応えの一つも感じなかったわ…!!!!」

ワリムツ「ふぁっはっはっは!!!!!!
パワーアップしたバベルドンの前にそんな攻撃などあまりにも無力!!!!!!
ハーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」
ズダダァンッ!!!!!

《うんこ》

大魔女「ぐはーーーーーッ!!!!!」
ズザーッ

《うんこ》

ぐぐぐぐ…
大魔女「…やっぱり…ダメか…!」

ワリムツ「どうであるか 戦意喪失してくれたか?」

大魔女「別に…… 予想していた分ショックは少ないわ」
スック…

ワリムツ「それは残念だ…」


《ふと思ったんだけど
自分長年ウインドウやってたけど
どーーも自分の解説はキリンさんに優しくないと思うのよね
それでだ 次からキリン語でウインドウしようと思うんだ
キリン語しらないけどwwクェwww》

50 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 20:43:27 ID:n2nJFEBK
《クェ〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!
クェックェックェックェックエックエェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!》

大魔女「攻めあるのみよ!!!!!!!!」
ダッ

《クェエエエエエエッ!!!!!!!!》

ワリムツ「懲りんやつだ!!!!!!!!!!」
ドドドッ

《クエ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
クエェクック…クエックッエエエエエエエェェェェェェッ!!!!!!!!!!
クーエンクエッッ クエァッ!!!!!!!》


大魔女「うりゃーーーーーーッ!!!!!!!!」

ニャギイィィッ ボォンッ!!!!!!!!!!!!
バオッッ ヌ゙ルッ!!!!!!!!

《クエェェ…ッ》

ギャギャギャギャッ ジャッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
グチュグチュ モリモリ ブリッ!!!!!!!!!
スポ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!

《クエーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!
クエ…クエクエ…くっくっく…クエ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!》

ワリムツ「ふぁっはっはっはっ!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!

モミモミ パニョ〜〜〜〜ンッ!!!!!!
アァ゙〜〜〜〜〜〜ッ チャッチャチャチャチャッ!!!!!!!!!!
モミモミモミモミモミモミ… プルンッ
メーリメーリメーリ オオオ゙ーーーーーーーボーナッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

《クエンクェッ!!!!!》

ズドドドドっ きらーん メシャッ!!!!!!!!
タタタタタタタタッッ ぼい〜ん
ギチギチ ハァ〜〜〜〜〜…
シャッキィイイイイイイイイイイイイイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペロペロ

《クエクエクエクエクエンクェエエエエエエェェェェェェエエエエエエェェェェェェエエエエエエェェェェェェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
クエックルルルクルルルルルルルルルルルルルルルアアッコーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


大魔女&ワリムツ『うるせぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


《クェwww》

51 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 22:31:54 ID:n2nJFEBK
大魔女「ウインドウ嬢!!!!!!!!
いい加減にしなさいよ!!!!!!!!!!!」

《フーリャン枝毛あるよ》

大魔女「え? やだ うそ どこに?」

ワリムツ「隙ありーーーーーーー!!!!!!!!!」
グオーンッ!!!!!!!

バギャーーーーーーッ!!!!!!!!!

大魔女「どぅへーーーーーーッ!!!!!!!!!」
ギューーンッ

バッゴォーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!

《フーリャンは死んだ》


ガラカラガラ…
大魔女「し…死んでないわよ!!!!!!
く…ゲホッ… ウ…ウインドウ嬢ーーーーーーーー!!!!!!!!!
あんたのせいで…攻撃喰らったわよ!!!!!!!」
カーッ!

《メンゴメンゴww メンゴリラwwwww》

大魔女「仕事しないなら引っ込んでなさいよ!!!!!!!!!!
いい加減ブッ壊すわよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ごめーーーーーん!! 楽しい気分だったんだ
許して…》

大魔女「……」

《フーリャンのその枝毛に免じて許してチョンマゲオwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww》

大魔女「許すかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

52 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 22:44:35 ID:n2nJFEBK
《怒らないでよフーリャン
枝毛なんてないよ ていうか分からないよ あるかないかなんて》

大魔女「……」
つーん

《自分もちょっと調子に乗りすぎたんだ
この電磁波でラリハッピーな気分になったんだ
ごめんね》

大魔女「……」

《そ そうだ 他の仲間の人達が今どうしてるか知りたくない?》

大魔女「………あいつらの?」

《うん 自分ウインドウだから他の人達が今何をしてるか分かるんだ
最近何ヶ月もあってないから久々に会いたいでしょ》

大魔女「何ヶ月って 数日前に会ってるわよアイツらとなんか」

《え? あぁ? そうだっけ》

大魔女「でもまぁ… 聞くだけなら聞いてやろうじゃないのよ
そうね… ねこ… あのバカはどこまで殺虫剤買いに行ってんのよ」

53 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/30(土) 04:47:28 ID:9yhHMuHQ
《ねこは…まぁ帰ってから本人から聞いてよ》

大魔女「なによそれ」

《うさぎは案外ねこの近くにいるかもね》

大魔女「そーいやあいつなんか任務がどうとかって出てったわね…」

《サナバーはチロリーンと一緒にいるな》

大魔女「…あの2人が一緒に…? なんで?」

《さー
前々ファイトのデータ(最後のあたり)が壊れてるから詳しくはわかんないけど
なんかお話してるみたいよ》

大魔女「へー……」

《円ドリルとかいうやつは会社でなんかしてるよ
4コマ漫画書いてる》

大魔女「なにしてんのよあのバカ」

《ワラースとロリコンは》

大魔女「あぁ そいつらはどうでもいいから聞く必要ないわ」

《あぁそう…》

大魔女「私がいないところで色々やってんのね
とりあえずねこは帰ってきたらまずブッアレす」


ワリムツ「そなた ワらを大雑把に無視して四角と話すな」

54 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/30(土) 04:59:03 ID:9yhHMuHQ
ワリムツ「真面目に戦えーーーーーー!!!!!!!!!」
グアァーンッ!!!!!!!!

大魔女「ッ!!
ウインドウガード!!!!!!!」
バッ

《は》

ドゴゴーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!

《うぎゃああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ガクッ

大魔女「ふぅ 危なかった」
ポイ ガシャーンッ

ワリムツ「鬼かそなたは!!」

大魔女「もう壊れてたようなもんなんだからいいじゃない別に
てゆーかゴキ!! さっきから人が話してる最中にばかり襲ってきて…
王のくせにマナーがなってないわよ マナーが!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「いやそれはむしろ戦闘中にくっちゃべってるそなたの方がマナーがなっていない気がするのであるが…」

大魔女「うるさいわね!!!!!」
キキンッ キュイィーーンッ

ワリムツ「また岩石の拳か…
そんなものでワらを攻撃しても無駄だと何故分からぬ!!!!!!」

大魔女「関係ないわよーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドヒュンッ



ガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!
ガィンッ ガィンッ ガィンッ!!!!!!
ポロ… にゃー バキィィィィィッ!!!!!!!!!!!
ピカピーカ!!!!!! にゅるんっ!!!!!!!!!!!!!


――― そして ―――


ドンッッ!!!!!!!!!

大魔女「く……」

ワリムツ「そなたを床に押さえ付けた
これでそなたは何も出来ん ワらの勝ちである…」

55 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/30(土) 15:01:54 ID:9yhHMuHQ
大魔女「くっ…くッ!!」
ギギギギギ

ワリムツ「詰み である…!
もはやどうしようもないだろう」

大魔女「うるさいわね…まだ…!!」

ワリムツ「ふふん その減らず口を黙らせるためにバベルドンのすね毛でそなたの全身をジョリジョリしてやろう」

大魔女「や やめろーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「そしてフィニッシュブローはそなたをバベルドンの尻に」


スッ…


大魔女「!!?」

ワリムツ「むっ お前は…ミリヤ!!」


ばんっ!!!!
ミリヤ「…………」


大魔女(蟻……… まさかこいつが…)


――― おぼろげな回想 ―――

レン「女王蟻さま〜〜〜 大学いも食べたいですたい!!!!!!!」

―――…


大魔女「あんた…女王蟻の…!!!!!」


ミリヤ「……」

ゴオオオオオオオオオオオオ…

56 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/30(土) 16:15:51 ID:9yhHMuHQ
ワリムツ「何しに来たミリヤ?
ここは危ないぞよ もうすぐにコトは終わるがな…」

ミリヤ「………」

大魔女「…あんたが女王蟻ね… …会いたかったわ」

ミリヤ「………」

大魔女「いや 嘘 別に私はあんたなんかどうでもいいけど
会いたがってたのはあんたのかわいいかわいいガキどもよ」

ミリヤ「………」

大魔女「あいつら あんたを助けるために必死よ
あいつらは自分よりもあんたの事を大切に思ってるみたい」

ミリヤ「……」

大魔女「…それでね あんたを助けるために一人の若い蟻が死んだのよ
あんたはそれを どう思う?」

ミリヤ「……」

ワリムツ「どういうつもりかしらぬがミリヤに話し掛けても無駄である
このものはワらの操心の技にに完全に掛かっている故ワら以外の言葉には耳も傾けぬ」

大魔女「でも言葉は耳に届いているはずよ
操られていても死んでいなければ本当の心だってあるはず
目を覚ましなさいよ!! 女王!!!!」

ワリムツ「黙るがよい」
グアァンッ

57 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/30(土) 23:26:01 ID:9yhHMuHQ
ワリムツ「くらえ……
研ぎすね毛ジョリジョ〜リ!!!!!!!!!」
グオオオッ!!!!

大魔女「うぎゃぎゃーーーーッ!!!!!!」

スゥッ…
ミリヤ「………」

ワリムツ「ぬおッ!!!!!」
ピタァッ!!!!!

ミリヤ「………」

ワリムツ「危ないであるぞ!!!!! すね毛ジョリジョ〜リされたいのか!!!?
前を横切るなミリヤ!!!!!!」

ミリヤ「………」

大魔女「女王…」

ワリムツ「ミリヤ 下がれ!!」

ミリヤ「………」

ワリムツ「何故命令を聞かなんだか!!!!!!」

大魔女「…私の言葉 届いたのね」

ワリムツ「バカを言うな!!!! そんなことがあるはずない!!!!!!
操心が弱まったか…!? ならばこうだ!!!! 」
ポチ


ズンチャ♪ ズンチャ♪


大魔女「なに!?」

58 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/30(土) 23:47:01 ID:9yhHMuHQ
ウイ〜ン
バベルドン「singer mode」


大魔女「マイク!!?」



ズンチャ♪ ズンチャ♪

黒曜石にこんにちは
作詞・作曲 キリギリス伯爵

朝… 起きたらみんな黒・曜・石!!!!!!!!!!!
ハロー黒曜石ワールド!!!!!! 無価値!!!!!!!!!!!
単価0円黒曜石ワールドいえーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
河原で見つけた黒曜石 無価値!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
横投げピュッピュ水はじきゲームはーーーじまーーーーるよーーーーーー!!!!!!!!!!!!
無価値な黒曜石おままごとではオニギリか不健康うんこ役確定!!!!!!!!!!!!!!!!
悲劇!!!!!!! 日照りの中に放置の黒曜石 無価値!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピカピカ光った石 黒・曜・石!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒曜石ワールド一番の不幸モノ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢にまで見た黒曜石所詮無価値!!!!!!!! 虚しい価値観 崩壊ですかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イエー!!!!!!!!! 無価値!! 無価値!!!!
鬼は外投げつける 黒・曜・石!!!!!!!!!!!!!!!!!
食べられない!!!!!!! 歳の数ほど食・べ・ら・れ・な・い!!!!!!!!!!
黒曜石元気出して!!!!!!!!!!!
黒曜石ワールドでは君は不運の美少女だけど僕らの世界ではスーパーリッチセレブボインの香り
だから届かない あの世界の僕では絶対に手が出せない つまり結局僕の中では
無価値!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
数奇なジレンマストーリー虚しく終わる無価値の雄叫び 黒・曜・石!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おわり

59 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 00:28:03 ID:0wqTfsTQ
大魔女「何よこの歌は」

ビシシッ!!!!!
ミリヤ「カア……ッ!!!!!!!!!!!」
バターンッ!!

大魔女「!!!!!?」

ミリヤ「…ッ ッッ…… 〜〜〜〜〜〜…ッ!!!!!!!!!!」
バタンバタン

大魔女「一体ぜんたい何がどうしたの!!?」

ワリムツ「今の歌は操心の枷を強める呪文ぞょ
先程はどうも少々ばかし枷が外れかけていたようであるでな
ミリヤよ …下がれ」

ミリヤ「………」
すっ

ワリムツ「ふぁはははは それでよい」

大魔女「くっ…」

ワリムツ「希望も尽きたなマザーよ…
さて すね毛ジョリジョ〜リ再開である〜〜〜〜〜〜〜」
ズゾゾゾゾゾゾゾ

大魔女「うぎゃぎゃーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」



タタタタタタッ!!!!!!!!!!!
??「やぁーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッ


大魔女「!!!!!」

ワリムツ「?」



??「弾ッ丸ッ……!!!!!!!」
カカッ!!!!!!!!

60 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 00:41:17 ID:0wqTfsTQ
??「弾丸ッ スピトルーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッギューーーーーーーン!!!!!!!!!!!

ワリムツ「オンブラーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォーンッ!!!…


大魔女「こ この技は…!!!」

ジャーーーーーーンッ!!!!!!!!!
レン「蟻 参上!!!!!」
ばーん


大魔女「レェーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!」
ダダッ


レン「フーリャンりん!!!! 待たせてごめん!!!!!
一人で戦わせてごめんよ!!!!!!!
でも…ぼく…ぼく!!!!!」


タタタタッ
大魔女「レン… レェンッ…!!!
レン!!!! レンーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
キラキラキラキラ…

レン「フーリャンりん!!」
バッ!









大魔女「なんで生きとんじゃラリアットォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドゴーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レン「ハンぶンウンくォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャギャアァーーン!!!!

61 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 00:56:43 ID:0wqTfsTQ
ぱくぱく…
レン「……み…んな… 女王蟻様………
……シー…ちゃ…ん……… …」
かくっ… ポックリ


《レンは死んだ…》


――――…


大魔女「あの“ぽっくり”はなんだったのよバカヤローーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“ぽっくり”は死んだ音だろーがボケーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボガボガーッ!!!!!!

レン「やめてーーーーー!!!!!!!
今まさにぽっくりしちゃうからーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「はぁッ… はぁッ… ……………」
ふい

大魔女「…………このバカ」

レン「…心配かけてごめんね」


大魔女「それなら心配させる前にちゃんと心肺停止しとけボケーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッゴーーッ!!!!!!!!

レン「クンビラーーーーー!!!!!!!!!!!」

大魔女「はぁはぁ… な…なんで生きてんのよ マジで」

レン「…助けられたんだよ シーちゃんに」

シグ「はぁい」

大魔女「ぶふッ 居たのあんたッ」

62 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 01:16:51 ID:0wqTfsTQ
ワリムツ「ぬぬぬ…っ
シグ・シック………!」



大魔女「あんたが?」

シグ「はぁい」
にこっ

レン「ねー」

大魔女「大魔女目潰し」
ズブシッ

レン「メーダッ!!!!!」

シグ「あれはつい数十分前の事ですぅ」
ほんわほんわほんわ

大魔女「ちょっと勝手に回想すんじゃないわよ」



――― でも回想 ―――

《マザーさんとレンたんが先に行った後 私は暇でした》

シグ「暇ですね?」

《レンたんがくれた糸のおかげで体も楽になってきたので 私は散歩することにしたんですぅ》

シグ「レンたんアッチに行ったっけ?」

《私はお二人が向かった方へ行ってみました
そうしたら》

シグ「きゃあああああーーーーーー!!!!!!!!!!!」

レン「…」
ちーん


《レンたんが死んでたんです… 見事なまでに》

63 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 01:35:34 ID:0wqTfsTQ
シグ「レンたん!!!!! レンたんレンたんレンたんレンたァん!!!!!!!!!!
早すぎるよぉ!!!!!!!!!! 死ぬの早すぎるよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マッハの勢いだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一人にしないって…言ってくれたのに…いやーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レン「……」
ちーん…


シグ「うぅ…レンたん…ドッキリはもうやめてよ… レンたん…」
ゆさゆさ…

シグ「うえぇーーーーーーーーーん!!!!!!!!
起きてよレンたーーーーーーーーん!!!!!」

ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!

《私はその時レンたんを揺さぶっていたのが勢い余って レンたんの頭を何度も何度も床に打ち付けていたんです》


ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!

64 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 01:39:13 ID:R3zqHXpc
あんまりだww

65 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 01:43:56 ID:0wqTfsTQ
ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!!
ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!

ピクピク
レン「……!」

シグ「はっ!!!! レ…レンたん!!!!!!!」

《何十度目かの床打ち付けの時 レンたんが微かに動いたのに私は気づきました
そして レンたんの口から吹き出る泡にも!!!
そうか 床に頭をたたき付けた事でレンたんは蘇生されたんだ!! 私は確信しました
というわけで》

シグ「レンたん今助けてあげるからね!!!!!!!!」

ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!!
ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!
ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!!
ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!
ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!! ガァンッ!!!!

66 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 01:44:31 ID:R3zqHXpc
エスカレートすんのかよwww

67 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 02:00:31 ID:0wqTfsTQ
――― 数分後 ―――

シグ「はぁはぁはぁ…
ど…どうです…?」
ピト…

シグ「きゃ きゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《レンたんの胸に耳を付けた時…私は愕然としました…
なんとレンたんの心臓が完全に止まっていたのです!!!!!》

シグ「そ…そんな… 打ち付け方がいけなかったんです!!?
じゃ… こ…こう?」
ガコォッ!!!!!!

レン「―――」

シグ「うええん…ダメです…
レンたん心臓動かない… 顔色も悪くなって来ました?(元々黒いけど)
こ…このままじゃ二度と… い…いやですぅ!!!!!!
お願い死に神さん…レンたんを連れていかないで!!!!」
グッ…

パアアアア…

《私の強い思いを感じ取ったように 私の羽が光ります》

シグ「羽が…… …ハッ!!!!! そうだ!!!!!!
私にはこの力があるです!!!!!! レンたんが取り戻してくれた私の力…!!」
パアアァ…

《私はありったけの光の鱗紛をレンたんに注ぎました
そして》

シグ「絶対に助けますぅ!!!!! レンたん!!!!!!!!!!!!」

ガコォンッ!!!!! ガコォンッ!!!!! ガコォンッ!!!!! ガコォンッ!!!!! ガコォンッ!!!!! ガコォンッ!!!!!

68 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 02:09:22 ID:R3zqHXpc
マッチポンプでヤバすぎるw

69 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 02:19:19 ID:0wqTfsTQ
《私は懸命にレンたんに鱗紛をかけ そして頭を床に打ち付け続けました
それが数分… そしてついにですぅ!!!》


カッ!!
レン「ふッ… カハァッッ!!!!!!!!」
ガバッ!!!!

シグ「れ…レンたぁーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシーッ!!!!!!!!

レン「シ シーちゃん!!!!!
ぼ…ぼくは一体!!!!?」

シグ「レンたん死んでたんだよっ それはもう見事な死にっぷり!!!!!!!!」

レン「死……!!!?
じゃ…じゃあまさか…シーちゃんがぼくを…?!
あ…頭が痛い」

シグ「う…うっ… 良かったですぅ…良かった…ですぅ…」

レン「シ…シーちゃん!!」


【LoveLove Time】

――― 回想おわり ―――


レン「あの時… シーちゃんがいなかったら…
ぼくは死んでいた…」

シグ「本当によかったですぅ
腕が居たくなるまで床にたたき付け続けてよかった」

レン「アレのおかげだよ///」


大魔女「いやそれは間違っている」

70 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 02:22:07 ID:R3zqHXpc
全くだw

71 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 02:34:50 ID:0wqTfsTQ
レン「こうしてぼくは九死に一生を得てここへ駆け付けたわけさ!!!」

大魔女「こうも連続して九死に一生得た奴も珍しいわね」

レン「本当は危ないからシーちゃんは置いていくつもりだったけど…
今回はどうしてもっていうから連れてきちゃったよ」

シグ「もう心配ですもの
今度何かあったらすぐに治してあげるね レンたん」

レン「ありがと/// シーちゃん////」

シグ「こちらこそ ありがとう////」

レン「え?」

シグ「生き返ってくれて ありがとう////」

レン「////」

シグ「レンたん////」

レン「シーちゃん////」

シグ「レーンたん////」

レン「シーグちゃん////」


キャッキャッキャッ






大魔女「死ねば良かったのに」

ワリムツ「死ねば良かったのに」

《シネバ ヨカタノニ》

おかず「死ねば良かったのに」



http://imepita.jp/20101027/629850




72 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 02:35:53 ID:R3zqHXpc
モザww

73 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 03:51:02 ID:gNLUKbcy
使い回ししつけぇwww

74 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 07:54:44 ID:0wqTfsTQ
ワリムツ「むむむむむむむむむぅ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!
シィグゥ〜…シィッーーーーーーーーーーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「王様」

ワリムツ「そなたはァ… 元十虫でありながら敵に寝返るとは何事であるかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「私の幸せは…ここにあるんですぅ」

ワリムツ「恥知らずがーーーーーー!!!!!!!!! 雄にうつつをぬかしおって!!!!!!!!!!!
やはりそなたはおかずの言う通りのタルタルソースであったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「王様………」


シグ「あの…ごめんなさいですぅ」
キャピィ〜〜ン☆



ドキューンッ!!
ワリムツ「か かわいーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チンカス蝶かわいいーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


レン「やめろーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!


ワリムツ「!!?」


レン「チンカスって言うなーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! 言うなら
シーちゃん蝶かわいいぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
って言えーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!


ワリムツ「う うるッ」


大魔女「うるせぇボケーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボゴーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

レン「ほんブバリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザォーッ!!

75 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 08:45:35 ID:gNLUKbcy
蝶かわいい、というと、蝶サイコーの人を思い出すから困る

76 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 16:22:47 ID:0wqTfsTQ
大魔女「いちいちウザイからもういい加減にしなさいよ …ハァ」

レン「ご…ごべんなばい」

シグ「レンたん!!!!」
タッ ガシッ

ガコォンッ!!!!!!!

レン「くぶりッッ!!!!!!!!!!!」



ワリムツ「ふざけておるのかそなたら…
まぁよい ゴミが増えたところでこのバベルドンにはなんら問題ない
裏切り者もろとも すね毛ジョリジョ〜リ」


大魔女「…レン そろそろ戦闘モードに切り替えるわよ
遊んでる場合じゃないわ」

レン「う うん」

大魔女「あんたはどうすんの?」

シグ「私も戦いますよぉ」

レン「む 無理だよ!!!! シーちゃんにはもう戦闘能力は無いんだから!!!!!!」

シグ「あ そうでしたね?
じゃあ後ろで見てますね」
そそくさ


ズズゥゥンッ…!!!!

バベルドン「ハア〜〜〜〜〜……」


大魔女「レン こいつは強いわよ 今までのどの敵よりもね」

レン「う…うん でもこれまで通り…!
力を合わせて倒すんだ!!」
ジャキッ

77 名前:創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 23:18:32 ID:0wqTfsTQ
ワリムツ「バベルドンに対してはもはや何も出来ぬマザーに更に何も出来ぬ蟻が合わさって何になる!!!!!!!!!」
グゥンッッ!!!!!

ボゴォーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!

レン「うわーーっ いきなりッ… ……!」

バァンッ!!!!!!!

レン「あっ…」


パアアアアア…

ミリヤ「………」
テーーン!!!!!


レン「じょ じょうおう…さま…」
ワナワナワナ

大魔女「今気付いたのあんた」

レン「あ…ああぁ…女王様… 会いたかった…
女王様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タタタッ

大魔女「あっ あんたバカ!!!!!!!」


ワリムツ「練乳ビーム」

ビチャチャチャチャアァァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!


レン「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

78 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/01(月) 04:30:34 ID:6YJcp0j8
ビチャーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!

レン「ブーーーーッ!!!!!!!!!」


大魔女「レンーーーーーー!!!!!!!!!!!!
れ…練乳ビームが復活している!!!!!!!?」


ワリムツ「ふぁあはははは…
股間の練乳管も修復されているのである」

大魔女「くっ 最悪だわ」


よろよろ
レン「うう…女王蟻…様…」


ミリヤ「………」

レン「お お迎えにまいりました…
帰りましょう 上でも兵達が待っております」

ミリヤ「………」


ワリムツ「無駄だ ミリヤはワらの操心の中である
そなたになど見向きもせんわ」

大魔女「そんなことないわ!!!!
レン!!! あんたの声は女王に届いてる!!!!!
もっと呼び掛けるのよ!!!! そうすればきっと…」


レン「じょ…女王蟻様… 女王蟻様ぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「うるさい!!!!!!」
ガオッ

バキーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

ササーッ
レン「女王蟻様ぁーーーー!!!!!!」
ダッ

ワリムツ「練乳ビーム!!!!!!」

ビチャチャアアアアアアア!!!!!!!!!

レン「うわああああああっ!!!!!!!!!」

ワリムツ「ついでにこっちも」

ビュッ バチャーーーーーー!!!!!!!!

大魔女「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

79 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/01(月) 04:44:52 ID:6YJcp0j8
レン「……………!」
よろ…

ワリムツ「!」

レン「うおおおおおお!!!!!!!」
タッ

ワリムツ「ぬっ バベルドン複数系パンチ『パンズ』!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュビュビュビュッ!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!

レン「流し槍スピソーメン!!!!!!!!!!」
さらさらさらさらり……

ドォーーーーーーーン!!!!!!!!!!

ワリムツ「なに!!!!
全ての攻撃を流しただと!!!!!!!」


ダダダダダッ!!!!
レン「も…もうすぐ…もうすぐだ!!!!!!!!!!」


シグ「頑張れ〜」


ワリムツ「させぬ
ならばこうである “虫の波動 改定版”」
ギュギュギュギュ…

ワリムツ「バベルドンの口に波動のパワーが集まっていく」

ギャオオオオオオオオオオオンッ……!!!!!

バッ!!
大魔女「練乳まみれ魔女キックァーーーーー!!!!!!!!!!」

バカーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

ワリムツ「ぬぐおっ!!!!!」

大魔女「いきなさいレン!!!!!!」

80 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/01(月) 05:47:17 ID:6YJcp0j8
レン「女王蟻……」
タァッ…

レン「様ーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
がっし!!!!!

ミリヤ「………」

レン「もう離しません!!!!!
一緒に帰りましょう女王蟻様っ!!!!!!!!」

ミリヤ「………」

ワリムツ「ふん ワらに操られたそやつを連れ帰ってなんになる」

レン「そんなものぼくたちがなんとかしてみせる!!!!」

ワリムツ「精神論でなんとかなるものではないぞや」

レン「そんなことない!!!!!!
愛は偉大さ!!!!!!!!」


大魔女「なんか鼻につくわね」

ワリムツ「ねー」



シグ「レンたん///」
ぽっ

81 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/01(月) 08:25:00 ID:6YJcp0j8
ワリムツ「分からないなら分かりやすく実感させてやろう」
ゴマゴゴゴゴゴゴゴゴ


レン「女王蟻様! こちらへ…」
グッ

ミリヤ「………」
グググッ…


バベルドン「黒・曜・石!!!!!!!!!!!!!!
無価値!!!!!!!! 無価値!!!!!!!!!!!!」


ビククンッ!!!!!!!!
ミリヤ「…くっ……」

レン「女王蟻様!?」


ワリムツ「ミリヤよ 決して動くでないぞよ」


ミリヤ「!……」
ピタッ…


グッグッ
レン「じょ…女王蟻様?」

グググーッ
レン「ふんヌぐオォーーーー!!!!!!!!
女王蟻様動かない…岩みたいに重い!!!!!!
ふ…太りましたか!?」


シグ「レンたん!
オンナノコには冗談でもそんなこと言っちゃメーですよぉ!」


レン「ご…ごめんね!!」


大魔女「水を差すな」

82 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/01(月) 08:59:53 ID:6YJcp0j8
レン「うをおおおおおおおおーーーーーーー!!!!!!!!」
ギュギュオーーーーーッ!!!!!!!!

ミリヤ「………」
ピタ〜

レン「くぉぬオーーーー!!!!!!!!!」
バリバリグググググググググッッ!!!!!!!!!
ズズズズズズズズムムムンンッッ!!!!!!!!!

ミリヤ「………」
ピタ〜

レン「おんどりやぁあああーーーーーーーんッッ!!!!!!!!!!!」
バギューーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュラギュラギュラギュラギュラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガオォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャギミイイリィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミリヤ「………」

レン「どっせい!!!! どっせい!!!!!!!」
ア゙ッオ゙ッア゙ッオ゙ッア゙ッオ゙ッア゙ッオ゙ッア゙ッオ゙ッア゙ッオ゙ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギューーーンッ ギョオオーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャッチェリャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボムッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミリヤ「………」
ピタ〜

レン「だ…ダメだ どんなに引っ張っても全く動かない!!」


大魔女「……」

83 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 12:49:21 ID:eJlliBAm
ワリムツ「ワらがミリヤに『動くな』と言えばミリヤは決してその場を動かぬのである
そして更にはこんな命令も…」
スッ

ワリムツ「ミリヤ… その蟻を殺せ」

レン「!?」

ミリヤ「………」
カッ!

レン「じょ…女王蟻様……」

ミリヤ「………」
ブワァッ!!!!!

ガッ!!!

レン「うっ!!!!」


大魔女「レン!!」


シグ「レンたん首絞められちゃったぁ!」



ギリギリギリッ…
レン「あッ……うぅあッ ……カッ…ハ…!!!!」

ミリヤ「………」

レン「じょ……お…さま………!」
ぼやぼやぼや……


ワリムツ「ふぁっはっはっはっ!!!!
殺せ殺せ!!!!!!!!」


ダダッ
大魔女「大魔女阻止!!!!!!!!!!」
ガガンッ!!


パッ
ミリヤ「! ………」


レン「ハッ……ハッ……」
よろり

大魔女「何やってんのよレン!! もっと抵抗しなさいよ!」

レン「はぁ…はぁ… …………!」

ゴオオオオオオ…

84 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 12:59:52 ID:eJlliBAm
ワリムツ「どうだ分かったか!!!!!!!
操心の技にかかっている限り ミリヤはそなたらの女王ではない!!!!!!
ワらの所有物である!!!!!!!!!」


レン「所有…物…!!?」
ギリッ…

レン「ゆ…許せない…!
女王蟻様は物じゃない…!!!!
ぼくら働き蟻たち全ての誇りであり希望であり…そして母でもる…!!!
それを物だなんて!!!!!!
ゆるさない………ッ!!!!!!!!」
ぐわっ ギギギギギギギギギ…!!

大魔女(…キレてるわね )


シグ(レンたんかっこいい///)


レン「ならワリムツ!!!!!!
ぼくはお前を倒して 女王蟻様を元に戻してやる!!!!!!
もう謝ったってぼくは止まらない!!!!!!!」

ワリムツ「確かにワらを倒せば操心は解かれよう…
しかしこのバベルドンが有る限り ワらは負ける事はない…」

レン「うるせーーーーーーー!!!!!!!!!!!
怒りの100烈パウアーを受けてみろーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッッ!!!!!


ワリムツ「練乳ビーム」

ビュビュッピュアアアアーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!

ベチャッ
レン「あぶンぼーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



‥‥‥


大魔女「おそるべし練乳…」


シグ「レンたんかっこわるいーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

85 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 13:09:46 ID:eJlliBAm
ワリムツ「ふぁーっはっはっはっは!!!!!!!
図に乗ってるやつに練乳をかけてやるのはやはり楽しいであるなぁ!!!!!!
どっかのマザーの時もそうだったが!!!!」


大魔女「くっ 練乳…!
そ それより…レン!!!!!!」


ネッチャ〜…

レン「うっく…こんちくしょう…」
よろ…

ワリムツ「練乳ビーム」

バビューーーッ!!!!!!

ジュビャーーー!!!!!
レン「ぐわてマラーーーー!!!!!!」

ワリムツ「もう一発練乳ビーム」

ドビュラ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!

ジャポムッ!!!!!
レン「グヮバッ…」

ワリムツ「畳み掛ける練乳おビーム」

ブリュルァーーーー!!!!!!!

ドーチャッ!!!!!!!
レン「ッ… ………ッ…」

ワリムツ「最後に固形練乳弾」

ボッ!!!!!

ズチャーーーーンッ!!!!!!!!!

レン「――――‥」


ずっちり…

しーーーーーーん…


《シャバゾウハ シンダ…》



シグ「いやぁーーーーー!!!!!! 悲惨ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

86 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 20:47:56 ID:eJlliBAm
《シャバゾウハシンダ…!!!!
シャバゾウハシンダ!!!!!! シャバゾウハシンダ!!!!!!!
シャシャシャシャシャシャシャシャシシィィシィシィシーーーッシンーーーーーー!!!!!!!!!
シンーダ!!!!!!!!!!! シンーダ!!!!!!!!!!!》


死んだの歌
作詞・作曲:ウインドウ

♪死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
 死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
 死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
 死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ
 死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ死んだ



シグ「いやぁーーーーーーー!!!!!!! レンたん乳圧死だよぉーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「待ちなさい… 今のウインドウ嬢はバグってるからもしかしたら言ってることはデタラメかも…」



??「そのとーーーーーーーーーーーーーーーーり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

87 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 22:43:30 ID:eJlliBAm
ぷるぷるぷるぷるぷる…


大魔女「練乳の固まりが震えているわ」

シグ「死後痙攣ですか?」


ぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるぶるッ!!!!!!!!


大魔女「物凄い震えてる!!!!
まさかっ!!!!!!」


ズボッ!!!!!!!


シグ「キャーーーーーー!!!!!!!!」

大魔女「手が出てきた」


ズズズズズ…

??「ン〜〜〜〜〜〜〜〜………ッ!!!!!!」
ズズズ……ッ


大魔女「練乳が…みるみるうちに減っていく…」


ズッ!!!!
パァーーーーーンッ!!!!!!!!!!

レン「デェェェリィシャーーーーッッッス!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーーーん!!!!!!!!


シグ「レンたん!!!!!!!!!!!」

大魔女「!!?」

ワリムツ「ば…馬鹿な!」


レン「Fuーー…」
シュワー…シュワー…シュワー…


大魔女「レ レン…」

ピッ
レン「ストッピン」

大魔女「!?」

レン「ストッピン フーリャン
オレは“レン”ではない… “スーパーレン”だぜッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

88 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 00:37:10 ID:1yB2CU4y
ドォン…!

超レン「サイコーに清々しい気分だぜ…いや
コーサイにシースガなブンキーだぜ!!!」

大魔女「あんた…頭狂った?」

超レン「何更 オレは元々狂ったクレイジーボーイ 甘狂いの禁断なる果実さ…」

大魔女「ダメだこいつ 狂ってるわね」


しゅわー…しゅわー…


シグ「レ レンたん… 湯気が出てる!!!!!!!」

ばんっ!!!!


超レン「おっと エネルギーが」

大魔女「エネルギー湯気… というよりこれはもう噴出する蒸気…!
これは体内に抑え切れないエネルギーが体外に漏れ出している証拠…!!
こいつ…今どれだけのエネルギーを……!?」

超レン「よく気づいたね マイスイート&フーリャン」

大魔女「一体何の異常事態よこれは…」

超レン「異常事態じゃナッシング
これは覚醒…だぜ!!!!!!!」

大魔女「覚醒?」

超レン「練乳に押し潰されたオレは なんとか脱出しようと練乳を食べて減らしていったんだ
それで 大量の練乳を摂取しているうちにオレに変化が起きた」

大魔女「変化って一体…?」

超レン「これが蟻であるオレの特性か 極上の糖分を大量摂取したオレの細胞とエネルギーが急激に活性化され…
こうなった!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!

大魔女「はぁ!!!!!!?」

超レン「そして更に!!!!!!!」
グググ…

ギュギューーーーーーー…ォォォンッ…
ムクムクムクムクムクムクッ!!!!!!!!


テーーン!!
超レン「八頭身になれる!!!!!!!!!!!」

大魔女「キモーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガーン!!!

89 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 00:38:14 ID:x3m+3eiH
きもーww

90 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 01:09:40 ID:1yB2CU4y
http://imepita.jp/20101103/036940
これが

http://imepita.jp/20101103/037510
こうなった


ん〜… マンダム…



大魔女「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あッ ああッ ああああああああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぎいやああああああああおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いーーーーーーーーーーやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

超レン「どうかしたのかい」

大魔女「邪悪進化ァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜アアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
負けたあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあッ はおあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


シグ「…かっこい///」
ぽっ

91 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 01:12:12 ID:x3m+3eiH
いやかっこよくねぇよww
きめぇよww

92 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 02:09:57 ID:1yB2CU4y
大魔女「破ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
破アァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

超レン「ハァハァハァハァ興奮しすぎだよフーリャン
オレの体に興奮したかい ふん」
ムキッ

大魔女「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやだ ちくしょおおおおおおおおおおーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何故だああああああーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レンを返せーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

超レン「これは奇っ怪な オレがレンだよ」
スッ

大魔女「寄るなああああああーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッ

パシッッ!!
超レン「おっと危ない 左手が寂しいのかな?
ちゅっ!」

《拳にキス》

大魔女「ボンナバッサアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほあああああああああああああああああああああああああぃいぃエェェーーーーーーーーーーーーーーいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
とォーーーーーーーラァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッ

パシッッ
超レン「これは困ったな 右手もかい ちゅっ」

大魔女「ぶぼほァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
助けてくれえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殺せーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

93 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 08:58:26 ID:1CFl/WIh
おまえたいがいにしとけよwww

94 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 18:11:17 ID:1yB2CU4y
大魔女「ハァー…ハァー…ハァー…」
ピタァ〜!

超レン「なんで顔を隠しているのかな?」

大魔女「…あんたを見たくないから」

超レン「Oh...」

超レン「仕方ないね 分かった」スウゥ… ぐっ ペカーーー!
みょいんみょいんみょいんみょいんみょいぃ〜ん…

大魔女「…?」

超レン「目を開けてごらんよ」

大魔女「………… ……」
スッ…

超レン「どうかな」
テーレッテレーー!!!!!
《戻った》

大魔女「レ…レェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!」
ガッシー!!

大魔女「やっぱりあんたはその姿がいいわ!!!!!!!!!!!!
えぇ 絶対こっちがいい!!!!!! おかえりレン!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すりすり

超レン「こらこら マイスイートが嫉妬するじゃないか」


シグ「私もレンたんはかっこいいよりかわいいがいいかもですぅ」


超レン「さてとフーリャン そろそろあの黒油を懲らしめようじゃないか
いつまでも蚊帳の外はかわいそうだ」


ワリムツ「やっとか」


大魔女「…えぇ そうね」

超レン「だが奴と戦うには戦闘モードに移行する必要があるな」

大魔女「戦闘モード? そ…それは」

超レン「なに 大した変化じゃあない」

大魔女「あ あぁそう それならいいけど…」

しゅーーーーーん……

超レン「行くぞ」
http://imepita.jp/20101103/037510

大魔女「くそがァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダーーーン!!

95 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 18:25:46 ID:1yB2CU4y
超レン「なにを」
ムキッ

超レン「そんなに」
ムキキッ

超レン「嫌がっているのかな」
ムキーンッ

大魔女「全て」



大魔女「は…でもそんなこと言ってたらキリがないわ…
キモいけど…受け入れないと…」

超レン「あぁそうだな」
ムキムキッ!

大魔女「無理だ……」

ズズーン…

大魔女「か…覚悟を決めるのよ…!
そうだ…こいつをレンだと思わなければいいよ…
こいつは私の知ってるかわいいレンじゃない…
さっき知り合ったオッサン 肉雄さんだ…!!!!!」

みょみょみょみょみょ…


大魔女「えぇ 肉雄さん 一緒にあのゴキブリをブチアレしましょう」

肉雄「よっしゃ!!」

96 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 19:08:25 ID:x3m+3eiH
肉雄になったwwwww

97 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 19:39:25 ID:1yB2CU4y
ズズンッ!!!!!!

ワリムツ「やっとまとまったか… 待ち侘びたぞ…」

肉雄「ちゃあんと首を洗ってたんだろォーなァ」
パキポキ…

大魔女「肉雄 策はあるの?
あいつは一度破壊寸前にまで追い詰めたけどこの部屋に来て全回復し更にパワーアップしたのよ」

肉雄「ある」

大魔女「…それは?」

肉雄「最高の力でブチのめす!!!!!!!!!!
簡単だろう?」

大魔女「ッ… 簡単に言うけどねぇあいつは耐久力もパワーアップしてるから傷一つ付けることも困難なのよ」

肉雄「フーリャン一人ならな」

大魔女「…!」

肉雄「今は一人じゃない オレがいる!!!!!!
オレとフーリャンの二人の最高の力をぶつけてやれば奴の耐久の壁なんて一越えだ!!」

大魔女「最高の力…」

肉雄「ああ!!!!
フーリャン!! 最初にあいつを追い詰めた攻撃ってのを奴にぶつけてやるんだ!!!!」

大魔女「アレを… …分かったわ」

肉雄「うむ!!!!!!!!!!!!!!
行こう!!!!!!!!!!!!!
シャイニングダブルパワー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!

大魔女「ちょっと触らないでよ」

98 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/03(水) 20:52:48 ID:1yB2CU4y
肉雄「よっと」
チャキンッ

大魔女「? 槍をそんな穂先ギリギリの所でもって大丈夫なの?」

肉雄「あぁよ 今はこの持ち方がいい…
そして…こいつ!」
ジャギィーーンツ!!!!

大魔女「そ その槍は…」

肉雄「見覚えあるさよな
こいつはザィーイドゥヌムデエントスレリィのハルバードだぜ
こいつも使う」

大魔女「二槍流ってやつね…」

肉雄「この体にゃしっくり来るんだよ
こいつを持てば単純計算で攻撃力も倍!!!!!!」

大魔女「ふーん 今までどこに隠してたのよそれ…」

肉雄「さぁ行けるかいフーリャン?」

大魔女「待って
チバクサーラ メコレ」

バゴーーーーンッ!!!!
パラパラッ ガラガラガラッガラガラッ

大魔女「オーケーよ…!」

肉雄「ッしゃあァァァッ!!!!!!
ッッくぜェーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「ぬぐぬぬぅ!!」



シグ「マザーさん肉雄さん頑張れファイトです〜」

99 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 11:03:38 ID:6yT/zcWG
肉雄「ダンスの始まりだ
ゴキブリが舞う苦しみのロンド」
ヂャキッ

ワリムツ「調子に乗るなよ蟻風情が…ッ」

肉雄「それを言うなら貴様はゴキブリ風情さ
行くぜ マッチョアーツ」
グンッ! モリッッ!!!

ゾクッ
大魔女「…!!! ……きもっ!!!!!」

肉雄「クリティカル空気ファイトォーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワリムツ「?? 宙を叩いてなんのつもりであるか?
体が筋肉になってノーミソまで筋肉になったか…
……? !…………!!!?」


肉雄「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギョインギョインギョインギョインギョイン……!


ワリムツ「奴が宙を殴るその回りだけ…“空気が波打っている”…!!?
これは一体……?!!!」


肉雄「ドドおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギョギョギョギョギョイィ〜〜〜〜〜〜ン…!!!!!


ワリムツ「ハッ!!!!!
ま…まさか… そんなッ…!!!!!!! あの“波”は…!!!!!
  . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
 奴が超高速で宙を殴りつける事によって空間に歪みが生じているのかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



大魔女「マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

100 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 15:33:12 ID:6yT/zcWG
大魔女「そんなことが可能なの!!!?
ていうかアリなの!!!!? ねぇアリなの!!!!!!!!?」

肉雄「そう オレは蟻 蟻得ない蟻さ」

大魔女「いやそうじゃなく…」



ワリムツ「ぬぬぅ 空間を歪めるとは…一体何をするつもりであるかッ!!!?」


ドドドドドドドドドドドドドドドドッ
肉雄「いい具合に“掴み所”も出来たぜ
…イケるぜェッ!!!!!!!!!!」
ギラッ

グッ!!!!!!
ググンッッ!!!!!!!!!!!


ワリムツ「なっ バカな!!!! やつはッ!!!!!!!!」


ググゥーーンッ!!!!!
肉雄「くオォーーーーーーーーーーーーーーーッらァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グルンッッッ!!!!!!
ブアォォオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワリムツ「
  . . .. . . . . . .  . . . . .
 空間を掴んでそのまま… 巴投げしただとォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ジャジャーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!

           


大魔女「マジでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

101 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 19:12:41 ID:6yT/zcWG
グオオーーーーーーーー!!!!!!!!


ワリムツ「むむむぅーーーー!!!!!!
投げられた空間がワらに向かってぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドプォップォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

わにわに
ワリムツ「う…動けん!!!!!!!!
空間が絡まって身動きが取れん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「空間が絡まるって何事」

肉雄「フーリャン ボサッとしてる暇はない!!!!!!
この隙に野郎に叩き込むんだ!!!!!!!!!
一撃を!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「え えぇ」

肉雄「終わらせようぜッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ッッッゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンンッ!!!!!!!

大魔女「…よしっ!!!!!」
ダッ


ワリムツ「う…うぐおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わにわに



空間が
 絡んで離れん
   マジウゼー

         ワリムツ心の俳句



ワリムツ 空間ァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんンンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

102 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 20:31:26 ID:6yT/zcWG
ダダダダダダダダッ!!!!
大魔女「ガンロック・ダブルハンドッ!!!!!!!」
ガチチンッ

ドドドドドドドドッ!!!!!!
肉雄「マッチョアーツ・M2-FTE(My Macho Foot The Explosion)ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュギューンッ


シグ「わっ レンたんの足に凄い湯気!!!!」



肉雄&フーリャン「奇跡の!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダブルスーパーノヴァアタアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私は言ってない」



ドオォォーーーーーーーッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「くらえーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュビュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドドガガアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワリムツ「うッおォッッ…!!!!」


肉雄「DFi(Dragon Foot impact)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブンッ!!!!!!!!


バゴメシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

103 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 21:18:18 ID:6yT/zcWG
ワリムツ「ぐおぉ」

みしみし


肉雄「よし もう一発行くぜフーリャン!」

大魔女「一発といわず何度でもやってやるわよ」
ギギン


シグ「やれやれー」


ダダダ
大魔女「ミナ コントーロー メコレ
『サテライト=F』」

ふわふわふわふわ


シグ「わあ 瓦礫いっぱい浮きましたぁ」


肉雄「BE(Bomber Elbow)」
ぶわぉ


シグ「わぁ今度はレンたんの肘に湯気がぁ」


大魔女「百烈ビッグパンチ!」
ズドドドーーン!

ワリムツ「ほっごっ」

カッ!
肉雄「MC(Matchones Charge )!」
バゴーン!

ワリムツ「えばーーーーッ!」

大魔女「二百烈ビッグパンチ!」
ズドドドドドドーーーーン!!

ワリムツ「うぉん虫!」

肉雄「SHS(Super Head Soul)」
ボブゥゴオォーーーン!!

ワリムツ「シィ゙イーーーマ゙ッ!」
がしゃーん

104 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 23:14:39 ID:6yT/zcWG
ガシャアアーーーンッ ズゴゴゴゴゴゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!

ワリムツ「ォゴゴォーーーーッ!!!!!!」


肉雄「やったぜ!!!!!
ロボを青天させてやったぜ!!!!!!!」

大魔女「は…は… しんどいわね…
体力大分使ったわ…」

肉雄「だがそれに見合った結果も…ほら」


パリパリ…バリッ
ワリムツ「ぐオ〜ッ バカな…ッ 強化されたバベルドンにここまでのダメージがあってたまるかァッ…!」


肉雄「ははっ!!!
ザマー見ろだ!! フーリャンハイタッチ!!!!!」

大魔女「いやいい」

肉雄「あぁそう…
…よし じゃああのロボん中のゴキブリを引っ張り出してくっか」
ザッ


ガコンッ ガッガッ

肉雄「ワリムツ 諦めて出てきな」

ワリムツ「……」

肉雄「お前は負けたんだ 王なら潔く負けを認め そして女王蟻様を元に…」

ブツブツ…
ワリムツ「………」

肉雄「?」

ワリムツ「ワらがこの世に生を受けたのは全ての頂点に立つため
ワらは全てにおいて絶対の存在であり全てから崇拝されるべき存在…
それがワらの存在理由… 虐げられ続けたワららが一族の願い…
ワらが…ワらが立たねば… ワらが…ワらが倒れれば全てが消える…
あってはならん…“ユグドルピア計画”は絶対に発動させ…る…」
ブツブツ

肉雄「お…おい!!」

ワリムツ「まだ…負けん…!!!
ワら…は… ワらは!!!!!!!!!!!!」
ギンッ

105 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/04(木) 23:38:57 ID:6yT/zcWG
ワリムツ「ウオオオオオーーーー!!!!!!!」

ドガシャアアアーーーーン!!!!!!


ザッ
肉雄「なっ!!!!
自分で部屋の壁を壊しやがった!!!!!」
しかもなんか壊れた壁の先にもなんかあるっぽい!!!!」

大魔女「まだ…部屋の向こうに部屋があるというの…」


スゥー…
ワリムツ「……来い… この先で決着をつけようではないか…」
フッ…


肉雄「くっ 行っちまった!! 女王蟻様も…」

大魔女「…多分 あのゴキブリの言う通り次の部屋でこの戦いが終わるわ…
覚悟して行きましょう…」

肉雄「負けやしないさ… オレ達2人なら…」

シグ「私も居ますぅ」

肉雄「君も行くのか…マイスイート… しかし…」

シグ「ここまで来て今更私が引き下がる訳無いって レンたんなら分かるよね?」

肉雄「………あぁ… 君はオレの後ろに居てくれ 守り抜くから…」

シグ「ありがとうレンたん///」

肉雄「…行こう……」

大魔女「えぇ」



―――…

カッ

ザッザッザッ…
大魔女「暗いわね…」

肉雄「気をつけて 不意打ちしてくるかも…」


ワリムツ「そんなことはせん…」


2人『!!!!!!!』



パッ……

106 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 00:01:43 ID:V39DmtKr
シグ「明かりが点いた…」

キョロ…
大魔女「なによこの部屋は…」

肉雄「ちょッ…フーリャン見て!!!!
ガ…ガラスの向こうの遠くに…ほら!!!!!!!!」

大魔女「……ッ!!!!!?
な…なによアレは…!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



シグ「樹…!!? 大きな樹があります…!!!?
とても…不気味…!」

大魔女「なんだというの…」


ワリムツ「アレは…“ユグドラシル”…」
ガシャアンッ!!!!!


肉雄「ワ…ワリムツ!!!!」

大魔女「ユグドラシルッ…!? それは何!!?
アレで一体何をするつもりなのよっ!!!!!!!!」


ワリムツ「ふぁははは… せっかくだ…教えてやる…
アレこそ…人間と超真虫の立場を入れ替えるための要…
全ての変革を担った…地下にぞびえる世界樹だ…」

大魔女「世界樹…」

ワリムツ「蟻よ…… 何故ワらがミリヤを側に置いているのか…分かるか…」

肉雄「!?」

107 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 00:23:25 ID:V39DmtKr
肉雄「そ…それは…オレ達蟻を支配下に置くため…」

ワリムツ「そんな事 わざわざミリヤを人質に取らずともやり方は他にもある…」

肉雄「じゃ…じゃあ何故…」

ワリムツ「ワらがミリヤを側に置いていたのは…
こやつの存在が 計画遂行に必要だったからだ…
いや…正しくいえば必要なのは…こやつの特異な能力か…」

肉雄「女王蟻様に…特異な能力だって?!」

ワリムツ「こやつはな… 吸い出した魔力を…塊にして卵のように生み出す力があるのである…
そしてその魔力は特殊な効果を秘めておった…
ワらはその効果を有用に そして確実に利用するため あのユグドラシルを作り出したのである…」

ゴゴゴゴ…

ワリムツ「見よ… あのユグドラシルから伸びる数々の根を…」


シグ「い…いっぱいありますぅ」


ワリムツ「あの根はな…この世界中に伸びているのである…
人間共がアホ面引っ提げて暮らしているその足元には…ユグドラシルの根がところせましと根付いている…!!」


大魔女「マ…マジで!!!?」

108 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 00:44:35 ID:V39DmtKr
ワリムツ「して 世界中に伸びるあの根からワらが何をするのか…知りたかろう?」

大魔女「……」

肉雄「……」

シグ「……」

ワリムツ「先程教えてやったミリヤの魔力卵… それをユグドラシルの根に流し込むのだ…
魔力卵は根を伝い各地に広がり…そして根からガス状になって地上に噴出するのである…
…そこでッ!! ミリヤの魔力卵のチカラが人間共に牙を剥く…!!!!」

大魔女「…!」

ワリムツ「ミリヤの魔力卵は… 人間を昆虫に変える力を持っているのだ!!!!!」
ドンッ!!!!

大魔女「マジで!!!!?」

ワリムツ「…ふふ 簡単に言えば…知能を著しく減退させる効果…!!
地下から噴き出す魔力卵のガスを人間が一度吸えば……一瞬ッ!!!!!!!!
一瞬にして知能は消えうせ 単細胞の生物へと成り下がるのだぁ!!!!!!!!!!
それだけではない!!!!!!!!!
魔力卵の力は昆虫達にとっては逆の効果をもたらす!!!!!!!
そう!!!!! 全ての昆虫を超真虫化させるのである!!!!!!!!!!!」

肉雄「なん…だとっ!! なんて恐ろしい…!!!!!」

ワリムツ「これがだッ!!!!!!
人間と虫の立場を一瞬で一転させるッ 最大の下剋上ッ!!!!!!!!
世界を昆虫達の理想郷に変えるワらが計画!!!!!
“ユグドルピア計画”だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!

《うんこ》

109 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 01:10:56 ID:V39DmtKr
肉雄「お…恐ろしい… なんて恐ろしい事をしようってんだ…!!!!!!」

大魔女「そ…壮大… なんて壮大な物語が私の家の地下から巻き起こってるの……」

ワリムツ「邪魔だてはさせん…
この計画…絶対に実行する!!!!!!!」

肉雄「くだらないことはやめるんだ!!!!!!!」

ワリムツ「愚かなる蟻がッ… 何故貴様は人間に肩入れする…」

肉雄「今までのままでいいからだ!!!!!
これまで狭い世界しか知らなかったオレ達虫が天下を取ったって結果はたかが知れてる!!!!
すぐに滅びるに決まってる!!!!!!」

ワリムツ「ワらが王である限りそれはない!!!!
分かった!!!!! そなたがそこまでワらに盾突くのならば…
計画完了のあかつきにはミリヤを残し 全ての種の蟻を絶滅させてやる!!!!!!!
まずはそなたからだ!!!!!!!!!!」
ゴゴーッ!!!!!!


肉雄「そんな事させねぇ!!!!!!
フーリャン!!! 来るよ!!!!!!」

大魔女「…ったく 私の魔力が私ん家の虫に影響を与えたとこから随分と大変な事態になっちゃったわね…
このままあいつの計画が遂行されたら私の責任ってわけ?
…それは嫌ね 絶対止めてやるわ!!!!!!!!!!」


ワリムツ「ガガァッはははーーー!!!!!!」

110 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 11:00:52 ID:V39DmtKr
ワリムツ「『バベルの塔』」
ビリビリビリッ


肉雄「ロボの全身が黄金色になった!!!」


ワリムツ「天罰テイル!!!!!」
ブオッ

バシィーーーーーンッ!!!!!!!
ドギャアアアアアーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!

肉雄「うわぉアァーーーーーーーーーー!!!!!!!!」

シグ「きゃああああああっ!!!!!!!」

大魔女「な…なんて威力!!!
またパワーアップしてんの!!!!?」


ワリムツ「ユグドラシルの放出する超エネルギーと特殊電磁波『ヌンパ272-X(独唱)』が混ざり合い更に強い電磁波が生まれたのだ…
この電磁波はバベルドンを最々々々々大限まで能力上昇させるがその代償もまた大きい
恐らくこの戦いの後バベルドンは自壊するだろう…
しかしそれでも構わん…そなたらを倒せるならッ!!!!!!!!!!
『天罰スピア』!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!


大魔女「は…激しい!!!!!!!」

《大丈夫? フーリャン》

大魔女「はっ…ウインドウ嬢… あんた…正気に戻ったの?」

《えぇ もバッチリ!! 迷惑かけてスマンね!!!!!
さーて 解説に戻りますか!》
スタスタスタスタ…


大魔女「…………」



大魔女「歩いてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!

111 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 12:58:02 ID:V39DmtKr
大魔女「うごごーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バターン!!

《ちょ どうしたのフーリャン!
ほら大丈夫?》
スッ…

大魔女「て…て…手足が生えているーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何事だぁーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《は? 何をおかしな事言ってんだか 自分はいつも通りだよ》

大魔女「あんた二足歩行じゃないでしょーがァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
宙に浮いてんでしょうがァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《?? 君はたまにおかしなことを言うね》

大魔女(な…何?! この特殊な電磁波がウインドウに更なる変化を齎した!!!!!?)

大魔女「………ハッ!!!!!!!!」
キョロッ…


大魔女「は…はああああぁッ…」
ワナワナワナ


肉雄「マッチョ大暴れ!!!!!!!!」
ムキニック!!!!!


大魔女「はあぁ…っ」


ワリムツ「いけぇッ バベルドン!!!!」

バベルドン「ガビョーーーン!」

おかず「ファイッファイッ!! 王ファイッ!!!」


大魔女「は…はッ…へあぁぁぁっ……」


《どうしたフーリャン》

http://imepita.jp/20101104/839160


ピキッ…
大魔女「………ッ」


大魔女「変態祭だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

112 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 13:14:31 ID:V39DmtKr
大魔女「変態村の風物詩 変態祭だあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

テンテテンッテテンテテンッテ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ぎゃあああああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


肉雄「どうしたんだよフーリャン!!!!」

ワリムツ「……」
ブンッ


《!!! ッブねェッ!!!!!!》
タタッ


ワリムツ「天罰テイル!!!!!!!!!!!!」

ゴガーーーーーーーーーンッ!!!!!!!


大魔女「うぐはぁッ!!!!!!!!!!」

ザッ
《ハァッ… フーリャンは強烈な尻尾攻撃で吹っ飛んだ!
……ハァハァ… ハードだぜッ!!》


大魔女「くっ… 私としたことが… 心を乱しすぎた…!」
ヨロ…


肉雄「あぶねぇ!!!!!」


大魔女「!?」


グオオッ
ワリムツ「天罰ホーン!!!!!!!」


ギャゴァアアアアアアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

肉雄「ぐっ… 大丈夫か…っ」

大魔女「レ……肉雄っ!!!!!」

タッ!
《肉雄はバベルドンの角を止めた》


肉雄「おぉッ…SH(Strong Hip)!!!!!!!!!!!」

ボガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

113 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 15:02:58 ID:V39DmtKr
ミシミシミシッ…

肉雄「ぐ…ぐあぁっ!!」

ずざぁーっ!!
《肉雄のケツが変な方向に曲がっているうえに割れている!!!!!!!!!!!!!》

肉雄「な……なんて硬度だ…!!
前にも増して…!」

ワリムツ「当たり前であるっ」
グワォンッ!!

肉雄「MS(Matcho ソバット)!!!!!!」
ガンッ!!!!!!!

ビキッ

肉雄「くッがァッ…
…HB(Hardest Blow)!!!!!!!!!」

バオォンッッ!!!!!!
ビッキィッッ!!!!!!!

肉雄「く…くわ…たァッ!!!!!! くっ…
…IMR(インセクト Matcho Rush)!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボボボボッッ!!!!!!!!!

ブシュウッ…

肉雄「う…うおおぉッ… だ…駄目だ堅すぎる…ッ」

大魔女「あんたいつになったら槍を使うのよ」

114 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 15:22:48 ID:1i2T5QZO
おかずはちょっと油断したらすぐ復活してやがんなw

115 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 21:07:09 ID:V39DmtKr
ハッ
肉雄「そ…そうだ! すっかり忘れてた…槍…」

大魔女「このバカは… マジに脳みそまで筋肉になったわね…」

肉雄「よーしそうなりゃいっちょいってやるかッ!!!!
二槍流よぉッ!!!!!!!!」
ガチャッ!!!!

ギュンッ!!

肉雄「うおぉーーーーー!!!!!!!!!!」
ダダダダダダダッ!!!!

《肉雄は突っ込んだ!!》
ダダダダダダダッ!!!!


ワリムツ「迎え撃てバベルドン!!!!!」


ズダァンッ!!!
肉雄「WW(Wonder War)!!!!!!!!!!!!!!!」
グオォーーンッ…
バチバチバチバチバチィッッ!!!!!!!!!!!!!

キュッキュッ
《超絶エネルギーを待とう肉雄の槍!》

ワリムツ「天罰ソリューション!!!!!!!!!」
ブシャアァッ!!!!!!

《凄いエネルギーのゲロ!!》


大魔女「どちらも凄まじいエネルギー…!! ぶつかるわっ!!!!!!!」


ジュゴゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

116 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 21:32:06 ID:V39DmtKr
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!


しゅーー… もぁもぁもぁもぁもぁもぁ……


大魔女「…………ッ ……!?」

キョロキョロ
大魔女「に…肉雄…?」

シグ「レンたんがいない!!!!!」


ワリムツ「天罰ソリューションを受けて消えて無くなったか…」


シグ「う…嘘!!!!!!!」

《待ちな!! アレをッ!!!!》
ビシッ


大魔女「!?」


しゅうううううう……

??「いつつつつ…」

レン「い…いったぁ〜…」

ちまーーーーーーーーーーんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「戻ってる!!!!!!!!!!!!」
どーーん!!


レン「あ…あれぇ!! ぼ…ぼく… 筋肉は!?」
ぺたぺた


大魔女「お…おかえり!!!!!
とりあえずおかえり!!!!!!!!」


レン「い…いい所で戻っちゃったぁーーー!!」

ワリムツ「それは残念だったな…」
ズゴゴゴゴォ…

レン「ぐほほーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
ドキーンッ!!!!

117 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 21:56:25 ID:V39DmtKr
ワリムツ「覚悟は出来ているな?」

レン「あばばばばばばばばばばッ!!!!!!!!」

ワリムツ「ワらはな…そなたらなどといつまでも遊んでいられぬのである…
ユグドルピア計画を早く発動するためにやることはたくさんだ…
だからこんな些細な問題はさっさと終わらせる…
そろそろミリヤも魔力卵を生み出す周期であるからな…」

レン「はっ… 女王蟻様っ…」
バッ

レン(…ワリムツの恐るべき計画を止めるにはやっぱり…女王蟻様を奪還するのが一番だ…!!
女王蟻様は操られているけど…今の状況 首根っこひっ捕まえてでも取り戻すのが何よりも先決!!!!)
ダダッ

ワリムツ「!!!」

ダダダダダダ!!!!!!
レン「女王蟻様ァーーーーーーーーーー!!!!!!!」

ミリヤ「………」

ダダダダダァーーーーッ!!!!
レン「うおおおおーーーーーーーー!!!!!!!!!!
もう少っ……」


ガァンッッ!!!!!!!

《バベルドンのすね毛の濃い足が行く手を阻んだ》
コキコキ

ピタァッ!!!!!
レン「ぐッ!!!!?」

ワリムツ「そなたのやりそうな事など 見え透いたことよ」

グググ… ヒョイッ
《バベルドンはミリヤを尻尾で持ち上げた》

レン「何をするつもりだァァァァッ!!!!!!!!!!」

118 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 22:20:59 ID:V39DmtKr
ワリムツ「ふふ… そなたら蟻の当初のご想像通りに ミリヤを人質として活用させてもらう」
ゴゴゴゴゴ…

バベルドン「いただきマンモス」
ぐぱぁ〜

《嘴を大きく開けるバベルドン》


レン「や…やめろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


パッ…
ヒューーーーーーッ…
バクン!!

ワリムツ「ペンギンイーツ」


レン「女王蟻様アアアアアアアアッ!!!!!!!!!!
お…お前ェェーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「なに…死んではいない バベルドンの腹の中に保護したまでだ
そして…こうする事でバベルドンは大いなる盾を得た
お前は 中にミリヤのいるバベルドンを攻撃出来るか?」

レン「…!!
…う…うおおおおおおお…!!!!」
ギリリッ…!

ワリムツ「そして…念には念を入れて…」
ニヤ…


シグ「きゃあぁっ?!!!!」


レン「!!!!!!!!!!!
シ…シーちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バァァァァァァーーーーーンッ!!!!!!!!!

シグ「は…放して下さい!!!!!!?」

おかず「放すかバァカめ!!!!!
このタルタルソースめがぁ!!!!!!!!!」
ばーん

119 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 22:37:13 ID:V39DmtKr
レン「シーちゃああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「ぬっ!!! あんた…!!」

おかず「王!!!!!!!!
裏切り者シグ・ヘルスを確保いたしましたぞ!!!!!!!!!!」


ワリムツ「よくやったおかずよ
初めて役に立ったな」


おかず「ただいまこいつをバベルドンにイートインさせますぞ!!!!!!!」

ダッ!!
大魔女「させないわよ!!!!!!!!!」

おかず「ふん!!!! マザーめ 顔面殺しはもう喰らわぬ!!!!
とらーーーーーーーー!!!!!!!!」
ブゥンッ!!!!!!

シグ「キャアアッ!!!!」

《おかずはシグ・シックを投げた》

大魔女「あっ!!!」

おかず「必殺自害!」
カクッ
バターンッ!!


ヒョイッ!
おかず「すかさず復活!!!」

《バベルドンの中から新しいおかず登場》

ガシッ!!!!
おかず「キャッチTHEイート!!!!!!!」
パクーン!!!!

シグ「いやあぁ…っ」

《シグ・シックをキャッチしたおかずはバベルドンの口の中に消えていった…》


レン「シーちゃああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

120 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 22:52:23 ID:1i2T5QZO
おかずw
こういう戦略があったかwwwww

121 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 23:40:15 ID:V39DmtKr
レン「う…うわあぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

ワリムツ「軟弱がッ!!!!!!!」
グンッ!!!!

バギャーーッ!!!!!


大魔女「レン!!!!!」
バッ

ガシーッッ!!!!!!

大魔女「しっかりなさい レン!!!!!」

レン「ぐ…うぅぅ… 女王蟻様に…シーちゃんが…」

大魔女「……くっ!」
ギリ!

ワリムツ「ふぁはははははっ!!!!!」
ググーーンッ!!

大魔女「…ダブロック!!!!」
ガチンッッ!!!!!


ワリムツ「攻撃するか!!!? ワららを!!!!!!!!
そなたの攻撃などバベルドンはビクともせぬが内部に伝わる衝撃は計りしれんぞ!!!!!」

大魔女「――…ッ!!」

レン「だ…駄目だ…フーリャンりん…! あいつを攻撃したら…ッ」

大魔女「レン!!!! そうは言っても…!!」

レン「駄目だ…!!!!」
じわぁ…

大魔女「………!」


ワリムツ「ふぁははははは!!!!!!
もはや勝ちは決まりか!!!!!!? 戦わずして死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ!!!!!!!!!!…

122 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/05(金) 23:53:00 ID:V39DmtKr
…――― そのころのねこ


ねこの戦いのあらすじ
《確か ねこはたましいに追い詰められピンチ
その他のさらわれた人達も戻ってきた人攫い部下達に捕まりピンチ
そんな時謎の聞き覚えのある奇声がねこのみみに…》


??「ピョッイィーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バゴォーーーーーーーン!!!!!

円形「ぐわたぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


たましい「!? 何事だ!!」


ドゴォーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!
ダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!

《なんか黒い人達がなだれ込んで来た》


男「な…なんだーーーーーーー!!!!!!!
一体なんなんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

おっさん「使者だ!!!!!!!!!!!!!!!!
ひよこ選別会社からの使者が我々を迎えに来たんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おやじ「ひよこのせんべつなんてワテはせんべーーーーーーっ!!!!!!!!!!」

寒がり「うぎゃああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!」



ねこ「い…今の声は…」

たましい「?」

123 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/06(土) 00:07:56 ID:62JgldcJ
??「ピョンーーーーーー!!!!!!!!!」

ドゴーーンッ!!!!!!

巻き髪「ひでりーーーーー!!!!!!!!!」

??「ピョユゥーーーーーーン!!!!!!!!!」

ズゴゴォンッ!!!!!!!!!

パイナップル「あべおッ!!!!!!!!」


モヒカン「なんだこいつこの上なくつええぇーーーー!!!!!!!!!」

ダブルモヒカン「こいつだけじゃねー 他の黒ずくめ集団も化け物並の強さだ!!!!!!!!!!」

トリプルモヒカン「何者だこいつら!!!!!!!」


??「やいやいやいやい!!!!!!!!!!!!!!!」

人攫い達『!!!!!!!!!!!!!?』

??「やいやいやいやい!!!!!!!!!!!!!!!」

人攫い達『!!!!!!!!!!!!!?』

??「やいやいやいやい!!!!!!!!!!!!!!!」

人攫い達『!!!!!!!!!!!!!?』


??「やいやいやいやい!!!!!!!!!!!!!!!」

人攫い達『!!!!!!!!!!!!!?』


??「やいやいやいやい!!!!!!!!!!!!!!!」

人攫い達『!!!!!!!!!!!!!?』


??「やいやいやいやい!!!!!!!!!!!!!!!」

人攫い達『!!!!!!!!!!!!!?』


黒ずくめ1「…あ はいこれカンニングペーパー」

??「ありがとピョーーン!」


人攫い達『ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!』
どんがらがっちゃ〜!!!!!!

124 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/06(土) 00:30:17 ID:62JgldcJ
??「やいやいやいやい!!!!!!!!
お天道さんの影で悪事を働く人攫いの悪者たちー(棒)!!!!!!!!!!
さんざ人の運命を弄んだおまえたちの命運もまさにここまでだっ(棒)!!!!!!!!!!!!!!!
正義の忍者“うさぎ”とその仲間達が成敗してやるーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!

【大分久しぶりの登場 派遣忍者:うさぎ】


ねこ「う…うさぎーーーーーーーー!!!!!!!!
やっぱりうさぎだーーーーーーーー!!!!!!!!!」

うさぎ「ピョ? ピョオオオ…
! あーーーーーー!!!!!!!!
ネコチャン!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「わぁーーっ やっぱりうさぎだーーーーーーーー!!!!!!!!」
バタバタ


うさぎ「ぴょーーーー! ネコチャンなんだか久しぶりだねぇ…
今バカンスかなにかー?」


ねこ「バカンスに見える!!!!!!? これが!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!


ビーバー「ヨヨ? おいねこヨイ!!!!
なんで非番のおめーがこんな場所にいんだヨイ!!!
ここは大型人攫い集団の本拠地だヨヨイ!!?」


ねこ「そ…それは…」


うかじ「ま…まさか!!!!!!!!!
ネコチャンも…人攫い!!!!!!!!!!!?」


ねこ「ちがーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!」

125 名前:×うかじ ○うさぎ:2010/11/06(土) 00:45:38 ID:62JgldcJ
ねこ「にゃんは殺虫剤のバガヒサンを買いに行った時に捕まっただけーーーーーー!!!!!!!」

ビーバー「なにやってんだヨイおめぇは…」

ねこ「そんな事よりみんながなんでここに!!!!? 総出じゃん!!!!!!」

ビーバー「政府のお偉いから直々の依頼だヨ〜
度がすぎる人攫い集団を壊滅させてくれってヨイ!!!!!!!
それで土竜の忍者全員でこいつらのアジトを見つけだし 攻め込もうとここへやって来たんだ
するとなんだヨイ!! すでにドンパチが始まってやがった!!!!!
そりゃあおめぇの仕業かヨイ?」


ねこ「うん!!! このザマだけど…」


ビーバー「……お前を押さえてるそいつが人攫いのボスだな?」
ビリビリ…ッ


たましい「……お前ら…全員ドラゴンの手下か…」
ギロリ



男「こ…この黒い人達…全員…
ミミズ先生の仲間…!!!!?」

女「多分… みんな凄く強かった…!!」

お調子者「うおぉーーーー!!!!!!
ミミズ増量だぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!

126 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/06(土) 04:39:41 ID:62JgldcJ
みんな『ミミズ!!!!!!!! ミミズ!!!!!!!!!
ミミズ!!!!!!!!!! ミミズ!!!!!!!!!!!!
ミミズ!!!!!!!!!!!!!!! ミミズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ビーバー「ミ ミミズ!?」


ねこ「や やめてーーーーーー!!! 恥ずかしいからやめてーーーーーー!!!!!!!」
カーッ


うさぎ「ネコチャン…ネコチャンでミミズ… かっこいいピョン!!!」



人攫い達『………っ』

たましい「おい なに突っ立ってんだよ!!
これららもまとめて捕まえちな!! これららは全部忍者だ
忍者なんて売ったら高いぜ」


サイドヘアー「…ゴクリ!」

とげとげ「や…やってやっか…!!」

大仏ヘアー「うおーーーーー!!!!!!
全員生け捕りで大金ガッポガポーーーーーーー!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!


ビーバー「来たヨイ! 迎え撃て!!!!!!」

うさぎ「脚が鳴るピョン!!!!!!!!」
ガッ!!



たましい(…ま 敵うわけないわなぁ)

127 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/06(土) 13:38:01 ID:62JgldcJ
うおおおおおおおーーー!

カキンカキィンッ!!


うさぎ「激烈ピョンキーーック!!!!!!!」

ドッガーーーーッ!!!!!!!!

三つ編み「ぼんちゅるアァッ!!!!!」

ビーバー「前歯の術!!」

ガリガリッ!!!!

おだんご「ぼががーーー!!!!!!!」



ギャーギャー!!!!




男「すげぇ… 完全に圧倒してる…!
おみゃーら!!!! 応援を怠る!!!!!!」

おやじ「そや!! ミミズ先生はもう わてらが応援を負う縁や!!! 思いは伝わる!!!!!」

寒がり「台なしぐわぁーーーー!!!!!!」
ガタガタガタガタ

みんな『ミミズ!!! ミミズ!!!!! ミミズ!!!!!!!』


ねこ「ほんとやめてーッ!!!! ミミズはーーーー!!!!」


ビーバー「だからミミズってなんなんだヨイ!!!!」
ゴガァッ!!!


ハゲ「全然歯がたたねーーーーー!!!!!!!」

リーゼント「負けるーーー!!!!!」

128 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/06(土) 19:58:02 ID:62JgldcJ
そして


ロンゲ「ちくせう…」

ミドル「この紐ほどきやがれぇぇッ!!!!」


ビーバー「あらかた片付いたヨイ
後は…」


ドォンッ!!
たましい「なかなか優秀な忍者どもだな
集団でここまで腕のいいのが揃ってるってのはそうないんだぜ
だがここで終いだ」

ギューッ
ねこ「うにゅううぅぅ…」


うさぎ「ネコチャン離せ変態ーーー!!!」
ズダッ!!


ねこ「うさぎだめーーーー!!!!
敵わないよーーー!!!!!」


うさぎ「ピョンキックラッシュ!!!!!!」
ズダダダダダダダダダダッッ!!!!!!!

たましい「おっ? おぉっ?」
ひょいひょいひょいひょいっ

うさぎ「スクリューピョピョンキックーーーーッ!!!!!!!!!!!」
ギュララララララララァァ

バシッ!!!!
たましい「うぉッ!!!!」
バチィッ!!!!!



ビーバー「奴の防御を弾いたヨイ!!!
叩き込めうさぎ!!!!!!!」


うさぎ「霊峰ピョン山脈キーーーーーック!!!!!!!!!!!」
グガァッ!!!!!!

《かかとおとし》

129 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/06(土) 22:38:35 ID:62JgldcJ
男「振り下ろせーーーーー!!!!!!!!」


うさぎ「ピョーーーーーー…たあぁッッ!!!!!!!!」
ぐわァンッ!!!!!

たましい「…はッ!!!」
スッ…

ゴガアァァァーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!

たましい「ッくぉ!!!!!」



便座業者「惜しい!!!! 避けられて脳天じゃなく肩に入ったッ!!!!!!!」

立ちショニスト「だが強烈じゃい!!!!!!!」


ミシミシミシッ…
たましい「……っ ッ………かァ〜〜〜〜!!! いてぇ!!!!
忍者でありながらここまで攻撃に特化したやつは初めてだ…
人体で最も固い(知らんけど)肩で受け止めてなけりゃ軽く粉砕してたぜ…」

うさぎ「ぴょ!!」
ガシッ

たましい「うお!!! マジかい!!!!」

《うさぎはたましいの首に足を引っ掛けた
そしてそのまま反動をつけ勢いよく…!!》

うさぎ「ピョンピョンメリーゴーランド!!!!!!!!」
ぐるるるァァァァーーーーーーーんッ!!!!!!!!!


たましい「うおぁーーー!!!!!!!」

バギャーン!!!!!


《たましいを吹っ飛ばした》

130 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/07(日) 22:36:45 ID:rAkRhsvm
ゴオオオオオオオオオオオ……

シューー…パラパラパラ……


うさぎ「むんっ!」
ビシッ

ねこ「う…うにゃあ…」



男「す…すげーーーーーーー!!!!!!!!!
あの子ちょースゲェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

Pマン「あのキック力…半端じゃねぇ!!!!!!!
王者…王者だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『王者!!!!!!!!!! 王者!!!!!!!!!!!!! 王者!!!!!!!!!!!!!!!』



うさぎ「ネコチャン!! 大丈夫?」

ねこ「う…うん… あ…あの人は……」

うさぎ「大丈夫ぴょん! きっともう死んでる!!!!!」

ねこ「……」



ペタ…ペタ…
貝「もい〜ん… もい〜ん…」


うさぎ「ピョオォ!!!!!! 貝!!!!!!!?
陸貝ぴょ!!!!!!!!!? かわいいっピョイィィ!!!!!!!!」
タタッ

ナデナデ


ねこ「り…陸貝…!? な…なんでこんな………ハッ!!!!」


貝「も 〜 い 〜 ん …」
チリッ…



ねこ「!!!!!!!!!
うっ うさぎィィィィィィィッ!!!!!!!! 逃げてぇぇえぇぇぇぇぇッ!!!!!!!!!!!」


うさぎ「ほぁ?」

131 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/08(月) 10:42:26 ID:t//Q6Bch
うさぎ「え? なんでピョ? この貝かわいいピョ〜」


ねこ「それは貝じゃないよぅ!!!!!!!!!!!!
危ないやつだよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」


うさぎ「ぴょおぉ…?」
つんつんつん

貝「もいっ…もいぃぃ…もぉ〜〜〜いぃぃぃぃぃ〜〜〜〜んっ!!!!!!!」
チリチリチリッ


ねこ「ダメ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」


ヂリヂリヂリヂリッ!!!!!
貝「んモ゙ォ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!」
ボッ!!!

うさぎ「びょ」


ブオッッッガアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「うさぎぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

132 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/08(月) 12:02:34 ID:t//Q6Bch
うさぎ「ぴょっ…おぉ〜…」
くらくらくら… グラッ

ねこ「うさぎっ!!」
ダッ

ガシッ!

うさぎ「ピョ…貝が…」



ビーバー「オイオイヨイッ!!!!
貝が爆発したヨイ!!!! 貝の形をした爆弾だったのかッ!!?
確かに赤くて怪しさ抜群の貝だったが…!!!!」



ねこ「ち…違うよぅ!! 爆弾じゃない…!
今のはたましいがイメージで炎に変質させた気(身体エネルギー)なんだよぅ…!!」


ビーバー「気を変質!!!!?
まさか…気色の術かっ!! あの発禁忍術の…!!!!」



男「ところで今のはサラマン…なんだ?」

女「サラマンガイじゃない?」

男「でも語呂悪いぜ」

おやじ「ちっちっち 甘いでお2人さん
まだオヤギャ力(おやじギャグ力)が足りへん よう見てたんかいな?
ありゃただの貝やなかったで… あの貝は…… ホラ貝や!!
……つまり?」

男&女『あ〜〜… サラマンホラ!!!』

おやじ「そやそや!!!! ガハハ!!!!!!
これからも精進せいや!!!!!!」

ガタガタガタガタ
寒がり「ぐおおおおおお何をだあああああああああああッ!!!!!!!!!」

133 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/08(月) 22:14:00 ID:t//Q6Bch
ビーバー「なんで人攫いのボスごときが忍術を使ってんだヨイ!」


ねこ「この人攫い集団『にゃんこ』のリーダー・たましいは忍者なんですよぅ…!
しかも過去にはにゃん達のボスとコンビを組んでた凄腕…!!」


ビーバー「マ マジかヨッ!!」

ボアァァ〜… ゆらゆらゆら…


ビーバー「!? なんだあの無数の赤い玉はヨイ…!」


ぼら「ぼら〜…」


ビーバー「ぼらだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


うさぎ「か…かわい〜〜…」
そ〜

ねこ「ダメダメダメダメダメだってぇ!!!!!!!
あれもたましいの気色の術!!!!! サラマンボラだよぅ!!!!!!!!」


ビーバー「サ…サラマン…ボラ…
な…なんてセンスだヨイ…!」



どこからかたましい「魚群…ボラリーチ…!」



ピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュイピュインッ!!!!!!!!!!!!!!


ビーバー「うおおッ!!!!! 突っ込んで来た!!!!!!!!!」

134 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/08(月) 23:45:25 ID:t//Q6Bch
ドドドドドドドドドッ!!!
ピュインピュイピュイピュイピュイピュイィィーーーーーーーンッ!!!!!!!!
ビーバー「怯むなヨォイッ!!!!!!!! 打ち落とせ!!!!!!」


どこからかたましい「…出血大サービスのサラマン弾幕…『十二支』!」


ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオーーーーーンッ!!!!!!!!!
ザザァッ
ビーバー「早いとこ減らしていけヨイ!!! 時間がかかるほど不利だ!!!!!
…ん?」

かさかさかさかさかさ…
鼠「ちゅ〜」
【炎鼠・サラマウンスー】

ずしんずしん…
牛「ンモ〜」
【炎牛・サラマンモー】

ザッシュザッシュ
虎「ガオー」
【炎虎・サラマントラ】

ぴょんぴょん
兎「ァオ゙ー」
【炎兎・サラビットマンダー】

グオオオンッ…
龍「コオオオッ」
【炎龍・サラマンドラ】

にゅるにゅる
蛇「龍とかぶってね? 俺龍とかぶってね?」
【炎蛇・サラマンドラーメン】

バカラッ バカラッ
馬「ヒヒーーーン!!!!!」
【炎馬・サラ馬ンドラ】

もっすもっす
羊「メェェェ〜〜」
【炎羊・サラマンウール100%】

バッサバッサ
鳥「ぴよぴよ」
【炎鳥・火よこ】

ペタペタ
猿「ウキー!!!!」
【炎猿・サラモンキー】

タタタッ
犬「ワンッ!!!」
【炎犬・サラワンダー】

ズドドドーーッ
猪「ブルヒヒヒッ!!!!!」
【炎猪・サラマンブー】

135 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 00:40:43 ID:jKNdT9y+
ビーバー「ま…また増えやがったヨイ!!!!!!」


炎兎「ンゴー!!」
ぴょんぴょん


うさぎ「ピョイイイイイイイ!!!!!!!
うさぎしゃんきゃわいい!!!!! きゃわいい!!!!!!!!」

ねこ「伏せて伏せてうさぎ!!!!
大怪我してんのよぅうさぎは!!!!!」


炎猿「うきゃーーー!!!」
ガリガリッ!!!

忍者S「ごべにッ!!!!!!!」
ブシャーッ

ビーバー「こいつらつえーヨイ!!!! 気をつけてろィ!!!!!!!!」


火よこ「ぴよぴよ」
とことこ



おっさん「んーハッ!!!!!!!!!!!!!! アレは!!!!!!!!」

男「どうしたおっさん!!!!!!!!!?」

おっさん「あのひよこ………メスだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

男「マジかよ!!!!!!!」

マニア「すごいぜおっさん!!!!! エアひよこ鑑定で培った成果だね!!!!!!!!」

おっさん「へへっ… これで私も明日から立派なひよこ鑑定士だ…」

女「なるのか 結局」

ミミ美(……………)

136 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 01:17:43 ID:jKNdT9y+
そして…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


ねこ「みんなぁーーーーーーーー!!!!!!!!!」


バァーーンッ!!
《ぼらと十二支との激しい戦いで戦闘可能な忍者達の数はすごく減ってしまった》

忍者G「はぁ…はぁ… 倒しても倒しても次から次へと…キリがねぇ…」

忍者B「これ…一つ一つはただの気だろ!? なんでこんな強いんだよ…!」

ビーバー「それがそのまま たましいって奴の強さを表してんだヨイ…!! 分かりきったことだヨイ…!
しかしこりゃ 本当にラチがあかないヨイ……」

ゴゴゴゴォ…

ビーバー「…こうなったら… この忍術の元である人攫いのボスを直接叩くしかないヨイ…!」

忍者U「そ…そうか!」

ビーバー「んならば皆に頼みたい
皆は炎の獣共を引き付けて道を開けてくれヨイ
俺が人攫いのボスとやる!!」

忍者NG「分かった …よし行くぞッ みんな!!!!
ビーバーに道を作れ!!!!!」


ズダダダダダダダッ
忍者達『ニィーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!ン』


ビーバー「……ふー… “こいつ”を使うか…」
ぐっ!

137 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 01:24:31 ID:jKNdT9y+
ギランッ!!!!!!!
《ビーバーは入れ歯を懐から取り出した
それは巨大で ドリルのようになった入れ歯だった》

ビーバー「…装着!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


…カポ… もごもごもご…
きらんっ!!!!!


ビーバー「ほうしゃふはんひよう!!!!!! ホリフふーふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!

《ドリル前歯がでかすぎてしゃべりづらくなってしまったビーバー》


ドドドドドドドドド…

忍者F「ビーバー!!!!! 行けるぞ!!!!!!!!!!」


ビーバー「わはっは!!!!!!!
ふらはいまひみは!!!!!!!! あほらおへみあんはへろー!!!!!!!!!
へらいひあほほすとほなほひしぇみゃん!!!!!!!!!!!!!
あっほろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


忍者V「あ…あぁ!!!!!!!!(何言ってんだこいつ)」

138 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 10:52:35 ID:jKNdT9y+
ビーバー「ひふそッ!!!!」
ダダダダダダッ!!!!


パラパラ…

ザザッ!!
ビーバー「ほはぁーーー!!!!
…ほほひいひゃはるんはヨイ…」
キョロキョロ

たましい「俺をお探しかい? 出っ歯」

ビーバー「!!!!!!! へへー!!!!!!!!
あふろひろヨイ!!!!!!!!!」
バッ

ギュイイイイイイーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!
《前歯がドリルのように回転した》

ビーバー「ひん・アヘアほひゅふ!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュルルルルルアァァァァァァーーーーーッ!!!!!!!!!!

たましい「マジメにやれよ」
ビュッ

ドゴッ!!!!!!!!!!

ビーバー「くアァッッ!!!!!!!!!!」
ポロッ…

《たましいから腹パン喰らってビーバーの付け前歯が落ちた》

たましい「女の子のが強いってどんだけだよ」
シュババババババババッ!!!!!

ボコココココココココココッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビーバー「うぐおぉぉッ!!!!!!!」


《ビーバー かっこわるい》

139 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 11:27:55 ID:jKNdT9y+
グラァッ…
ビーバー「……カッ…!!!
…ま…まだ…俺の力はこんなもんじゃないヨイ…!!!!」
バッ

たましい「むっ」

ズババァーーーーーンッ!!!!!

ズバッ…
たましい「…ほう」

《ビーバーは懐から刀を出して切り付けた》

ビーバー「ふッ!!!!!」
シュビッシュビッシュビッ!!

ザッザッザッザッ
たましい「いい刀さばきじゃねーのよ」



ねこ「出たァッ ビーバーさん必殺の通信教育でならった刀技!!!!!!!!」



ビーバー「通信教育って言うのは余計だヨイ!!!!!!」
シュビンッ!!!!

ズッバァッ!!!!
たましい「…忍者刀の使い手かい」

ビーバー「うおぉーーーー!!!!!
早業早業ーーーーーー!!!!!!!!!」
ブババババババババッ!!!!!!!

ガギャッ!!!!!

ビーバー「!!」

ギリギリギリギリ…
たましい「だが丁寧さが足らないな
忍者刀は暗殺に使う刀 …派手に振り回すもんじゃねーぜ…」

《忍者刀を足(義足)で止めるたましい》

たましい「ガメブレス!!!!!」
ブワァーーーーー!!!!!!!!

ビーバー「うわっちゃあ!!!! 火ぃ吐きやがった!!!」

たましい「骨打!!!!」
ピッ!!

カコッ!!!!

ビリビリビリビリ!!!!
ビーバー「!!!!? おあああああああッ!!!!!!」

たましい「骨まで染みる打撃の味はいかがかな」

140 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 11:52:36 ID:jKNdT9y+
ねこ「ビーバーさん!!!!!!!!」


ビリビリ…!
ビーバー「…ッぐ…! このヤローヨォイ…!!!
これ以上かわいい後輩の手前で恥じかけるかヨイ…!!!!」
ぐぐっ

ズバッ!!!!

バッ!
たましい「…ほーう 根性あるな まだやれるか
だがこっちゃ いつまでもお前らなんかと遊んでるほどお人よしじゃねー…
ドラゴンの手下ども…纏めて消えろ」
ババッ

たましい「全ての炎よ… 俺の元に戻れ…」


ギュウウウーン!!

忍者C「うおっ!!! なんだ!!!!?」

忍者Z「火が全部人攫いのボスの方に戻っていく」


モヒカン「ヒャッハァーーーーー!!!!
“アレ”だ!!!! “アレ”が来るぞ!!!!!!
お前ら終わったァッ ヒーーハーーーーーー!!!!!!!!!!」

忍者I「…!?」



ボボボボボ…
たましい「戻ったか…全て……
…満たされるぜ……」

ビーバー「てめっ…」
ザァッ!!!!

ボッッ じゅああああぁぁっ!!!!!!

ビーバー「!!!! で…田園(ビーバーの忍者刀の名前)が…溶けた…!!
な…なんて熱…!!!」


たましい「よく見てな… 最強の炎だ…」


ブオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!

141 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 12:02:44 ID:jKNdT9y+
ズズズズズウゥーーーーーーーーーンッ……!
巨人「ヴォオオオオオオオオオオオオォ………」


ビーバー「で…でけぇ!!!!!!!!
炎の大巨人だ!!!!!!!!!! な…なんだこいつは!!!!!!!!!!?」

たましい「こいつは サラマンだ」





・・・・








みんな『……は?』






・・・・





たましい「だから こいつは
サラマン だ」





・・・・・・




ズウゥゥン
巨人「ゴオオォ………」
【炎巨人・サラマン】









みんな『あぁ…』

142 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 12:22:10 ID:jKNdT9y+
たましい「行けサラマン 全員に生き地獄を見せてやれ!!!!!」


サラマン「バゴオオオオオオオオ…」
ズシィン…ズシィン…


ビーバー「うおおおっ き…来た!!!」


サラマン「…………」

ペコペコ
サラマン「あ どーもサラマンです あ すいません」


ビーバー「ええぇーーーーー!!!!!!
腰が低いぞこの巨人!!!!!!!!!!」


サラマン「あ すいません
これからみなさんブッ殺しますので
すいません 骨まで溶けますんで 納骨出来なくてすいません」



ビーバー「こ こえぇーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「み…みんな…!」
ザッ

シュンッ
たましい「お前はこっち 危ないからな
ついでに子うさぎちゃんもな」
ぐいっ

ねこ「やめてぇーーーー!!!!!!」

うさぎ「ぴょいぃーーーー!!!!!!」



サラマン「めっちゃ熱いんで すいません
苦しくてすいません」
ボオオオオ…


ハゲ「ちょっ まッ ボス!!!!!!!!!
これじゃ俺達まで…!!!!!!!!」


たましい「……」


ハゲ「ボスーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


サラマン「発射しますね すいません…」

143 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 13:41:35 ID:jKNdT9y+
サラマン「バアアアアア…」
ボッ ボッ ボボボボボオオオオオオオオッ



ビーバー「う…うおぉぉッ…」



シュッ
ズブンッ!

サラマン「ボ?」


たましい「!!」


サラマン「ボ… ボゴ…オォ?!
ゴッゴッ…」
パリパリパリッッ…

バリャリャーーーーーーー!!!!!!!!!

サラマン「ァーーーーーーーゴオォッ!!!!!!!!!!!」
ズビャアァンッ!!!!!

《サラマンの内部から電撃が炸裂しサラマンは弾けて消えた》


ビーバー「なっ…なにが起きたんだヨイ!!!!!!!」

忍者O「今…手裏剣が飛んできて…あの巨人の中に入って…!!!」



たましい(…まさ…か)





スタンッ!!
ドラゴン「連絡ないから来てみたらこりゃ…何事だ〜?」


忍者達『ボス!!!!!!!!!!!!!』



たましい「ド…ドラゴン…!」
ピクッ

144 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 19:12:17 ID:jKNdT9y+
ドラゴン「えーと… どういう状況だ?」

ビーバー「ボ…ボスーーーーーーーー!!!!!!!!!」

ドラゴン「ようビーバー! 出っ歯の具合はどうだ!!」

ビーバー「抜群ですヨイ
と…とりあえずありがとうございます」

ドラゴン「んーー?」
キョロキョロ

ドラゴン「ほう… 大分やられてんな…
死んだ奴ぁいねーだろうな?」

忍者T「な…なんとか…」

ドラゴン「そりゃあ良かった!」


ねこ「ボ…ボス!!!!!!!」


ドラゴン「ん? その高音で耳に残る声色は………
…ねこか!」
バッ


ねこ「ハイ!!! ねこですよぅーーーー!!!!!」


ドラゴン「うむ…ねこか…
…って!! なんでこんな所にねこがいる!!!!
非番だろお前!!!!!!」


ねこ「カクカクシカジカで色々あったんですよぅ!!!!」


ドラゴン「ふぅん… …ん?
…………あれ? おたくは……」

たましい「……!」


ドラゴン「おたく…… …あれ?」


たましい「サラマントドラァッ!!!!!!」
ブオォッ!!!!

サラマントドラ「ぐおーっ」


ドラゴン「! …この気色は…」

145 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 19:33:57 ID:jKNdT9y+
サラマントドラ「ウオーーーー!!!!」
ズゴゴゴゴッ!!!!!!

ドラゴン「むっ!」


ねこ「ボス危ない!!!!!」


ドラゴン「…雷電!」
バリバリっ

《ドラゴンの体から電撃がほとばしる》

ぐぐぐっ…
ドラゴン「雷電拳!!!!!」
ブオッ

バギャーーーーーーーーン!!!!!!!!!

サラマントドラ「さかなーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅあぁっ
《サラマントドラ消滅》


たましい「気色の術を体に纏うやり方は…やはりドラゴン…!
おぉぉぉ…!!!!」


ドラゴン「………今の…気色の炎… 俺は知っている…
お前……たましいか!!!」


たましい「……」

じーー…
ドラゴン「あーよッ やっぱりたましいだ!!
マジかよ!!!!!! お前…生きていたのか…!!」


たましい「……」
ギリッ!!!

たましい「…生きてるのがそんなに驚きかよ… くくく
そうだよな… お前は俺を見殺したつもりだったんだもんな…!!!」


ドラゴン「見殺し…だと?」


たましい「会いたかったぞドラゴン!!!!!!!!!
俺はずっと お前を…殺したかった!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!

146 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 19:45:58 ID:jKNdT9y+
ドラゴン「…えらい物騒な事を言うなぁ…
せっかく久しぶりに会ったんだ 話を」


ビーバー「ボス!!!!!!!!!
そいつが人攫い集団『にゃんこ』のリーダーヨイ!!!!!!!!!」


ドラゴン「なに!!!!!!!!!!!!?」

ドラゴン「あーそうか… お前昔から猫好きだったもんなー」

ビーバー「そこ!?」

ドラゴン「いやいや… しかしたましい…
何故お前が人攫いなんかやっている…」


たましい「くっくっく…
堕ちたのさ… 俺は今や堕ちに堕ちた…
お前が裏切ったあの日からな…」

ドラゴン「………」

たましい「許さん…お前は絶対に許さん!!」
ダッ!!

ねこ「ダメ!!!!!!!」
ガシッ!!!!

《たましいの腕に飛びつくねこ》

たましい「ど…けぇッ!!!!!!!」

バギャアァーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!

ねこ「おんブーーーーーーッ!!!!!!!!」

《そのまま地面にたたき付けられるねこ》

さぎ「ネコチャン!!!!!!!!」



ドラゴン「!!!!!!!」

147 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 20:40:27 ID:jKNdT9y+
ダダッ
たましい「ドラゴォォォンッ!!!!!!!!」

ドラゴン「……」


ガカァッッ!!!!!!

ギリギリギギギッ…
たましい「殺してやる…!」

ドラゴン「…たましいよ…
本当に堕ちてしまったのか……」

たましい「…あぁ あの日から俺は底をはいずり回る愚者になったのさ
だが一向に構わん 今日ここでお前を殺せるならな!!!!!!!」

ドラゴン「……何がお前を変えたのか俺には分からないが……
お前はやってはならない事をした …俺の仲間を傷つけた!!
…悲しいが 許すわけにはいかん…!」

たましい「仲間など…お前が言うなぁ!!!!!!!」
ガッ

ガギャンッ!!!!!!
ドラゴン「…ぐっ!!!!」

たましい「俺を見捨てておいて… お前の口から“仲間”など…!
ほざいてんじゃねぇぞ!!!!!!!!
サラマンボラァーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」

ぼらぼらぼらぼらぼらぼら

《ボラがいっぱい》


ぼらぴゅぴゅぴゅーーーーッ!!!!!!!


ドラゴン「…手裏剣体術」
ぐっ!

《手裏剣をメリケンサックみたいにして持った》

ドラゴン「龍星乱舞!!!!!!」

ボボボボボボボボボボボボボボボッ!!!!!!!!!!!

ボラ「ぼららーーーーーッ!!!!!!!」

148 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 21:12:07 ID:jKNdT9y+
ドラゴン「ハッ!!!!」
ブオッ

バギャーーーーンッ!!!!!



ビーバー「うおおっ 速攻!!!!!!
ボラを全部軽々と蹴散らしてたましいを攻撃ヨイ!!!!!!!!」


ドラゴン「…いや 当たってない…」

ヂヂヂヂヂ…

たましい「ファイヤガード」

《炎がドラゴンの攻撃を止めていた》


ドラゴン「ハァッ!!!」
シュビビッ

《キック》

たましい「ふん!!」
ガガッ

《を またも義足で止めるたましい》

ドラゴン(! …この感触……)

たましい「ほラァッ!!!」
ビュビュッ

ドラゴン「ぬっ!!!!!」

カカァンッ
《ドラゴンが手に挟んでいた手裏剣が弾き落とされた》

たましい「ダラドラァッァッ!!!!!」
ヒュオンヒュッ!!!!!!!

パシパシィッ!!!!!
ドラゴン「むむッ!!!!!!!」

《たましいねダブルパンチヲ受け止めるドラオン そのまあ組みあっあ》


たましい「んんぐぐぐぐぐゥ〜〜ッ…!!!!!!」
ギリギリギリ…

ドラゴン「オオオオオオオォッ……!!!!!」
ギリギリギリ…

149 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 22:03:30 ID:jKNdT9y+
男「パワー勝負だ!!
どっちも譲らないぜ…!!!」



ギリギリギリギリギリギリッ…!!!

たましい「ふゥゥゥゥゥゥんッ…!!!!」

ドラゴン「ぐぐぐぐぐぐッ…!!
…くっ ふっ…」

たましい「何がおかしい…!」

ドラゴン「…いやぁ…懐かしいな…と…!!
昔はよくこうしてお互いの力比べしあったものだ…!!」

たましい「………」

ドラゴン「…何故こうなった?」

たましい「…シラを切るなぁ!!!!」
ガッ!!

たましい「炎剣!!!!!」
ボォウッ!!!

ドラゴン「…そいつは!!」

たましい「お前はよく知ってるよなぁ!! 俺の気色の最高峰がこの炎剣だと!!!!!
火炎地獄剣!!!!!!!!」
ボボォンッ!!!!!!!

ジリジリッ ザザァッ
ドラゴン「…本気の技だな」

たましい「お前も見せて見ろ!!!!
本気の雷電拳をな!!!!!!」

ドラゴン「…ちっ」
バリリッ


ゴオオオオオッ

150 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 22:12:06 ID:jKNdT9y+
ガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!


《超人と超人の想像を超える激しい戦いが始まった
それはもう言葉に現せないくらいすごい戦いだ
表現力が足りないからとか 面倒臭いからさっさと省略して終わらせたいからとかそういう訳では決してない…
そしてそんな戦いが30分…》

男「めっちゃ省略されたぞ」





ガガッ ゴッ!!!!!!
ミンミンミィ〜〜ン!!!!! ギュンッ!!!!!!!
バキィッ ドンッ!!!!!!!!!
ズゴゴゴゴォーーーーンッ…


ビーバー「す…すげぇヨイ…
なんだ…なんだこの戦いは…
もはや忍者同士の戦いじゃねぇヨイ…
形容しがたい戦いだヨイ…」

《この出っ歯はよく分かっている》

151 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 22:54:40 ID:jKNdT9y+
ドッ!!!!! ガガァッ!!!!!!!!
ガッゴ!!!!!!!! ギャンッッ!!!!!!!!!

たましい「うずまき火炎獄!!!!!!!!!」

ガモォーーーーーーンッ!!!!!!!!

ドラゴン「ちッ!!!!!!!!!!!!!」


《この戦い 完全に互角
2人の力は完全に拮抗していた
しかしそこでリーチの違いが明暗を分けた!!
伸縮自在の炎の剣を持つたましいがわずかばかりアレだった
そしてそれとは別に…》


たましい「炎円連!!!!!!」

ポポゥポウポポポォーーーーウッ!!!!!

ドラゴン「ふんッ」
パパァンッ!!!!

たましい「炎魂!!!!!」

ボゴォオオオオオオッ!!!!!!!!
《大きな火球を繰り出す》

ドラゴン「(デカイ!!)
雷アンハンマー!!!!!」
ブンッッ!!!!

ズボッカァーンッッ!!!!!!!
《ハンマーアームで火球パックリ》

たましい「挙動が大きすぎるぞドラゴン!!!!!!」
ブアアアッ

ドゥアブビィッッ!!!!!!!

ドラゴン「ぐああおッ!!!!!!!」

《炎剣がドラゴンにぐっさり!!!!》


たましい「実力だけじゃねぇ…長年培った俺の憎悪の力…お前じゃ俺には敵わねぇ…」
ギリッ

152 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 23:25:30 ID:jKNdT9y+
ビーバー「ボォォォォォォォォォォォスッ!!!!!!!!!!!!!」


うさぎ「ピョイイィィィィィッ!!!!!!」

ねこ「う………」
ピク…



ドラゴン「ぬ…ぐ…やられたぜ…」

たましい「ハァ…ハァ… これで終わりだ…
昔の相棒だったお前なら…分かるだろう…
俺の炎剣は敵を体の内部から焼き尽くす…!
終わりだ…」

ドラゴン「たましい……」

たましい「……」

ドラゴン「すまん 俺はまだ死ねん」
グオッ

たましい「ッ!!!」

ガチィッ!!!!!!!

たましい「ォおッ…!!!!!」
《頭痛をお見舞いするドラゴン
そのまま炎剣を体から引き抜くが…》

ズビュルッ ボオオッ!!

ドラゴン「ぐッ!!!! 少し焼けたか…」

たましい「に…逃がさん!!!!!」
ボオォーーーー!!!!!!

ドラゴン「ッ!!!」
ザサッ

バヒュッ!!!!!!! ボーーーーー!!!!!!!!!!

ドラゴン「ちっ!!!!!」
パシパシッ
《たましいが伸ばした炎剣をドラゴンは避けた…が 腕に少しかすって燃え上がった》

たましい「オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!」
ズアァァァッ!!!!!

ドゥアブビィッッ!!!!!

ドラゴン「ごッうおぉッ!!!!!」
《また刺された》

ガシッ!!!!
たましい「もう…にがさねぇ…」
《ドラゴンの頭をがっちり固めるたましい》

153 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 23:45:39 ID:jKNdT9y+
たましい「『まだ死ねん』…?
今更命が惜しくなったか…
いや元からか…くくくくっ ハァ…ハァ…!!
だがそうはさせねぇ…」

ズブブッ…

ドラゴン「……ぐっ…く……ッ
……たましいよ…」

たましい「なんだ…?」

ドラゴン「お前の…その足は…義足だな…
これは一体どうしたんだ…?」

たましい「ハッ!! 今頃か
これは“20年前のあの時”負った怪我さ
“あの時”俺はこの足を失い… 信頼も消えた…
そして心も捨てたのさ…」

ドラゴン「そ…そうか… あの時…か……
分かった… たましい…俺は…お前を裏切ってなんか…いない…!
裏切るはずないだろ…! 俺達は仲間だったんだ…!!」

たましい「命ごいか? 今になってそんな言葉に信用…など… …!?」


《たましいは気付いた
ドラゴンの服の袖は燃え上がりなくなっていた
そこから見えるドラゴンの腕は……》

たましい「ぎ…義腕…!?」

ドラゴン「俺も…“あの時”失ったのさ…
この腕と… そして仲間………
俺は守り切れていなかったんだな… すまん…たましい…!」

ガッシャアアアアアーーーーーーーンッ!!!!!!!
《↑たましいの頭の中で何かが割れる音》

たましい「ま…まさ…か…
ドラゴン…お前…!!!!!」

154 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/09(火) 23:56:35 ID:jKNdT9y+
回想ハイルヨ ――――…

ザザー…

昔のドラゴン「そこにいろたましい…」

昔のたましい「ど…どこへ行くんだ…」

昔のドラゴン「すぐに…戻る…!!」
ダッ!!

昔のたましい「ドラゴン!!!!」

ザアァーーーーー…


―――

追っ手A「見つけたぞ」

昔のたましい「う…おおおおおぉ…!!!!!」


あの時の俺は ドラゴンに裏切られた という考えだけで頭がいっぱいだった
だが考えて見れば あの時俺を追ってきた追っ手どもは明らかに“少なすぎた”
そして“すでに疲労していた”
本来なら逃げ切れるはずがない
だが俺は逃げ延びる事が出来た… それは何故か?


それは…何故…?


―――― 回想オワルヨ

たましい「嘘だ…
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だァァァッ」
ズブブブブッ!!!!!

ドラゴン「うぐぬぉぉ…!!!!」

たましい「燃え尽きろ…ドラゴン!!!!!!」
ボゴゴゴッ…!!!!



ねこ「や…やめろぉーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」


ドラゴン「ね…ねこ…!!!」

たましい「…猫娘!!!!!!」
ギリッ

155 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 00:05:55 ID:g6hHzj/3
ドラゴン「ね…ねこ…!!!!!!!」


男「ミミズ先生ェッ!!!!!!!!!!」

その他のさらわれた人ら『ミミズ先生!!!!!!!!!!!!!!!』

ミミ美「ねこさん…!!」


ビーバー「ねこ!!!!!!」


うさぎ「ネ…ネコチャン!!」


たましい「猫…娘…!!!!!!!」



ねこ「ボスは殺させない!!!!!!!!!
絶対に殺させない!!!!!!!!!」
ダッ


うさぎ「ネコチャン!! 怪我してるのに!!!!」


ねこ「あああああああーーーーーーッ!!!!!!!!」
ダダダダダッ


ドラゴン「やめろ…ねこ!!!!」

たましい「馬鹿が!!!!!!!!!
格が違うといっただろう!!!!!!!!
お前が割って入れるレベルじゃないんだよ!!!!!!!!!!!!!!!
特サラマントドラァァッ!!!!!!!!!!!!!!!」

ボフンッ!!!!!!!!
特サラマントドラ「うおらーーー!!!!」

《普通のサラマントドラより更にデカいサラマントドラが出た》


ねこ「にゃん…必殺の…!!」
しゅらんっ

《ねこは どこからかいつの間にか とても巨大な風魔手裏剣を出した》

156 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 00:18:57 ID:g6hHzj/3
ねこ「にゃん必殺の…ラスト手裏剣!!!!!!!!!」
バシュッ!!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

特サラマントドラ「ぐあオーーーーーッ!!」
ぐぱぁ


ヅパァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!

特サラマントドラ「ぐびぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」

《ねこの風魔手裏剣は特サラマントドラをいとも簡単に裂いた!!!!
そして勢いを落とすことなく そのままたましいに一直線!!!!》


たましい「なにっ…!!
くそが… だが―――!!!!!!」
ボボボッ!!!!

たましい「豪炎脚!!!!!!」
ブボォーーーー!!!!!!!


《たましいは燃え上がる足でそれを迎え撃つ!!!!!》


ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドガァァーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

157 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 00:25:12 ID:g6hHzj/3
ドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!


ビーバー「うおおおッ しょ…衝撃波だッ!!!!!」



ビューンッ!!!
地デジ太郎「ぐわたーーーーーーーッ!!!!!!!」
ドーモ「ぐわたーーーーーーーッ!!!!!!!」
パーチュ「ぐわたーーーーーーーッ!!!!!!!」
アーー!!!!「ぐわたーーーーーーーッ!!!!!!!」
ぢ「ぐわたーーーーーーーッ!!!!!!!」

男「テンペスト5ーーーー!!!!!!!!
また飛んだァーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



しゅううううううぅ…

バンッ!!!!!!!!

たましい「ハ…ハ…」

ギギギギギ…
《ラスト手裏剣は止められていた…》

たましい「…ふふふ… 呆気ない“ラスト”だな…」
ニィ…




ねこ「………まだ…!」



たましい「…あ?」



―――― ヒュルルルル…

158 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 00:41:08 ID:g6hHzj/3
ヒュルヒュルヒュル……



男「な…なんだこの音は…」

女「風の音…?」



ヒュヒュヒュヒュ…


ビーバー「どこから…だヨイ…」

ピクン
うさぎ「ぴょ… アレ……
ネコチャンの投げた…手裏剣から………」



ヒュウウウウゥ…

たましい「―――――…!!!!!!」

ブブブブブブッ…!!!!

たましい「手裏剣…が…! 止めたはずの…手裏剣がッ…!!
ま…まさか……まさか!!!!!!!!!!」



ヒュルヒュヒュビュビュビュビューーーーーーーーーーッ…!!!!!!!!!!!!!



たましい「この手裏剣…気色の術かッ!!!!!!!!!!!!!!
イメージで気を風の属性に変質させ…更に!!!!!!!
イメージで手裏剣の“形”に変えたのか!!!!!!!!
見た目はもちろんその質感まで…! イメージだけでここまで手裏剣を再現させただと!!!!!!!!?
イメージにイメージを重ねるなんて… あ…ありえない!!!!!!!!
こ…この女…!!!!!!!」


ビュビュビュビュ…


ねこ「…爆発してっ …暴風!!!!!!!!!」



ビュッッゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


たましい「ッッくガァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

159 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 01:13:31 ID:g6hHzj/3
たましい「ぐあああッ」
ドガーーーーーーーーーン!!!!!!!!!


ブオオッ!!!!!
ドラゴン「うおおッ!!!!」
ヒューーーーンッ!!

ザッ!!
ビーバー「ボス!!!!」
ガシィッ!!!!

ビーバー「だ…大丈夫ですかヨイ!!!」

ドラゴン「あぁ…ありがとう… フゥ……」

ビーバー「良かったですヨイ…
…いやーしかし… とんでもないですね ねこの奴…」

ドラゴン「あぁ …くくっ あいつは天才だよ
一体どこの大魔女の影響なんだかな…」


――――

大魔女「大虐殺ッ!!!!!!!!!!」
ペショーッ

ビクッ!!!!!
レン「!!!?」

大魔女「ズズ… くしゃみよ… 誰かが私の噂をしているわね…」

レン「今のくしゃみ!!!!!!!?」

――――


ねこ「…ハァ… ハァ〜〜〜…」
ドサ

うさぎ「ネコチャン!!!!」

さらわれた人ら『ミミズ先生ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドッ!!!!!!

ねこ「わ゙ーーーーッ!!!!!!」
ブーッ

男「よーし!!! みんなでミミズ先生をワッショイだ!!!!!!!」

ねこ「い…いや…! ちょっ!!!!」

さらわれた人ら『ワッショイ!!!!! ワッショイ!!!!!!! ワッショイ!!!!!!!!』

ねこ「ん…んにゃーーーーーーーッ!!!!!!
ハ…あはははっ!!!!!!!!」

HAHAHAHA...

160 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 01:27:30 ID:g6hHzj/3
―――――……

ゴオオオオ…


たましい「………」

ドラゴン「たましい 大丈夫か…」

たましい「……あぁ…なんとかな」

ドラゴン「……たましい… すまなかったな…」

たましい「何故謝る ドラゴン…
謝るのは俺の方さ… 今なら認められる… 俺は大きな思い違いをしていたんだ…」

ドラゴン「……」

たましい「…あの時…お前は逃げたんじゃなかった… 戦っていたんだ…
俺達を追い掛けていた数多くの追っ手達と…
足を負傷し…逃げる事もままならなくなった俺を守るために…
その腕も…その時に負った怪我なんだろう…」

ドラゴン「だが守りきれなかった わずかだが…俺は数人の追っ手を逃がしてしまった
後になってお前を置いた場所に戻った時にはもう既にお前の姿は無かった
俺はその時 お前は死んだのだと思った
…本当にすまん もっと探すべきだった」

たましい「やめろ… これ以上謝られたら俺がみじめになるだけだ
いや……長年パートナーだったお前を信頼する事が出来くて…
勝手な思い込みでお前の事を憎んじまってた俺は既にみじめだな……」

ドラゴン「………」

たましい「…完敗だ…
仲間を心から信頼し…仲間に信頼されていたドラゴン… お前の勝ちだよ」

161 名前:×お前の勝ちだよ ○お前達の勝ちだよ:2010/11/10(水) 01:41:05 ID:g6hHzj/3
《そして… なんやかんやあって夜が明けた…(夜だったのか)》



たましい「…すまん 俺のわがままを聞いてくれて」

ドラゴン「いいさ 今のお前なら」

たましい「俺はこれからこいつらと一緒に世界を回る
そして俺達が今まで売ってきた人達を全て助け出すんだ
………これが罪滅ぼしになるとは思っちゃいない…
だが…それが今…俺がやるべき事だと そう思ったんだ…
全てが片付いたら…正式に罪を償うつもりさ」

ねこ「うん…それがいいと思う
たましいさんなら出来るよぅ!!!」

たましい「ありがとよ
だが俺一人じゃない こいつらも手伝ってくれるからな」

元・人さらい達『イエーーーーイ!!!!!!!』

マイト「それより服を返せコラ!!!!」


女「キャーーー!!! やっぱりつるてんぐ!!!!!!!」


たましい「じゃあな 行くぜ」

ドラゴン「おう …たましい!!」

たましい「なんだ?」

ドラゴン「…たまには俺の『土竜の里』にでも顔を出してくれよ!
そん時に飲もう!!! 語らおう!!!!
俺達はまだまだ唯一無二の相棒同士なんだからな!!!!!!!」

たましい「! …………ッ」
くるっ

たましい「あぁ…!」
ポロポロ…




162 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 01:51:47 ID:g6hHzj/3
《戦いはやっと終わった…》


ドラゴン「……とッ さて!!」

ビーバー「これからが大変ですヨイ ボス!
先方にはなんて説明するんです?」

ドラゴン「んーーーー…知るか!!!!!
テキトーにはぐらかしちまえ!!!!!!!」

ビーバー「えーーーーーっ!!!!!!!!」

ドラゴン「ま 多少は信用が落ちるだろうが 構うか構うかそんなもん!!
むしろ 毎回めんどくさい事頼んでくる政府からの依頼が減って万々歳だろ!!!」

ビーバー「いいんすかヨイ!!! そんなこと言って!!!!」

ドラゴン「いいんだヨ!!!!
ははっ よっしゃー! 帰るぞ!!!!!
…あぁそうだ ねこ!!!!!!!!」

ねこ「にゃ?」

ドラゴン「お前一応非番の扱いだから今回の事で給料は出ねーぞー」

ガーン!!!!!
ねこ「えーーーーー!!!!! 一番頑張ったのに!!!!!!!!」

ドラゴン「はっはっはっ!!!!
納得行かないなら後で直談判しに来い!!!!!!
で お前どうする? 一緒に帰るか?」

ねこ「にゃうぅ… 別にいいですけど…お金は…
……あ にゃんはまだ帰りません やる事があるんで…」

ドラゴン「そうか それなら仕方ない
んじゃあ俺達は里に帰るからな!!!
大魔女のやつによろしく言っておけよ!!!!!」

うさぎ「ネコチャーン! またねーー!!」


ねこ「うん!!」

163 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 02:11:56 ID:g6hHzj/3
《遺跡の外》


ザッ…

男「お…おお…ホ…!」

ザリッ ザリッ
男「や…やわらかい土ッ…!!!!!!
やわらかい土だぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!
夢にまでみた土!!!!! 夢の中で裸で現れた土子ちゃんだよォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロッ!!!!!

女「や…やめなよぉ… み…みっともないから…」
ウルウル…

男「泣いてんじゃん!!!!! お前も泣いてんじゃん!!!!!!!
ぐすっ…!! ハハハハハッ!!!!!!」

おっさん「よっしゃーーーーーー!!!!!!!!!
ヒヨコ ヒヨコはどこだーーーーーー!!!!!!!!!!」

ガキ「…邪悪な漆黒の時は過ぎ… 全てを照らす光が…俺達を迎えた…
俺達はエンドを超えた…」

おやじ「んーーいい朝や!!!!!
あんさんもそう思うやろ!!!!
ん? 愚問やったか!!!!? 朝だけに愚問(GOOD MORNING)やったか!!!!!?」

寒がり「下手なシャレはやめなシャレ!!! いい加減にしなさい!!!!
…へっ 自分で言ってて寒くなって来ちゃった」

地デジ太郎「いいんかい? 雑魚の俺らが外出ていいんかい?」
ザッ…

地デジ太郎「…ありがとうございます!!!!
雑魚の俺達を受け入れてくれてありがとうございます大地さん!!!!!!!
あざーっす!!!!!!」

テンペスト5『大地さんあざーーーーーーッす!!!!!!!!』


ねこ「…にゃへへ」

ミミ美「みんな笑顔… ねこさんのおかげですね
……本当にありがとうございます」

ねこ「……///」

164 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 02:27:00 ID:g6hHzj/3
男「あっそーだ!!
ミミズ先生聞いてくれよ!!! ミミ美ちゃん酷いんだぜ!!!!!」

ミミ美「ギクッ」

ねこ「酷い?」

男「ああ!
ミミ美ちゃんよーなんか遺跡の柱抜いて『この遺跡もう崩れるよー』とか言ってたよな!!
アレ実はブラフだったんだと!!!!!」

ねこ「え…つまりハッタリって事!?」

男「そういうこと!
ゴゴゴゴ鳴ってるだけでいつまでも崩れないもんだからミミ美ちゃんを問い詰めてみたら…そうなんだと
ひどいよなー みんなビビってたのに」

ミミ美「て…敵を欺くにはまず味方からって言うじゃないですか…」

男「でも結局最後の方その敵にもバレてたっぽいけど」

ミミ美「うー…」

ねこ「まぁまぁいいじゃん!
こうして助かったんだから 結果オーライ!!!!」

男「んー そうか そうだよなー ハハハ!」


HAHAHAHAHAHAHAHAHA...

165 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 02:39:04 ID:g6hHzj/3
ねこ「……にゃん…そろそろ行こっかなぁ…」

ミミ美「え…」

男「マジで? 行っちゃうの?」

ねこ「うん… 人を待たせてる… っていうか…待たせすぎてるし…!
うぅぅ…!!」
ガタガタッ

女「? そっか…寂しくなるね」

おっさん「君とはもっとヒヨコについて語り合いたかった…」

ねこ「にゃんも仲良くなったみんなと別れるのはつらいけどねー…
…ねぇ みんなは今後どうすんの?」

男「あぁそうだ 俺達はだな…皆と話し合った結果…
ここに村を開拓し皆で一緒に暮らそう思う」

ねこ「え…えぇーーーーーーーー!!!!!!!!
そんなスポーティーなッ!!!!!!!!」

男「長い間あんな狭いとこで一緒に暮らしてたからな
なんか…よくわかんない“絆”が芽生えちまってね
だからせっかくだし――…と思って」

ねこ「せっかくだし…って… 村の開拓なんてそんな簡単な事じゃないでしょ!!!!」

男「だろうな でも今まで牢屋の中で暮らしていた事に比べればそんな事苦しくともなんともないぜ!!!!!!」

ねこ「あ…あやー…
凄まじい超展開だけど… 皆がそれでいいならいいと思うよぅ」

女「うん みんなここに居るから会いに来てくれればいつでも会えるよ! ミミズ先生!」

男「村の名前は『ミミズ村』って決めてるから安心してくれっ!!!!!」

ねこ「い…いやっ それはやめて!!!!!!!」

166 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 02:51:27 ID:g6hHzj/3
《そして別れの時…》


ねこ「な…なんか…大勢に見送られるなんて…恥ずかしいなぁ…」

男「何言ってんだよミミズ先生!!
あんたは恩人! 大手を振って見送るのが当たり前さ!!!!」

ねこ「……」

ミミ美「本当に…また会いに来て下さいね…
私もこの遺跡の調査するため ここにお世話になるつもりですから」

ねこ「うん…」

ミミ美「私 助けられたのにねこさんにまだ何のお礼も出来てません
今は何も出来ませんけど いつか絶対!! この恩をお返ししますから!!!!」

ねこ「い…いいんだよぅ 別に」

虫嫌い「オー!! ミミズ先生あんたバガヒサンを探してるんだったNe!!!!!!
オレッチ バガヒサンフリークでバガヒサンをたくさん余分に持ってっから一つあげっヒョーーーーーーーーー!!!!!!!!」
ポイッ

がしっ
ねこ「え? いいの? ありがとう!!!! 本当にありがとう!!!!!! ありがとう!!!!!!!!!!」

虫嫌い「オー!!! 殺虫剤あげてこんなに感謝されたの初めてだZE!!!!!」

ねこ「うん!! ありがとう!!!!
よーし じゃあこれ持って速くフーリャンちゃんの所に戻らなきゃ!!!!
みんな…バイバイ!!!!!!!」
ダッ

ミミ美「ねこさん…!」

男「ミミズ先生!!!!」

女「ミミズ先生ーー!!」


みんな『ありがとう!!!!!!!!!!!!!』
わっ


ねこ「…ぐすっ だからにゃん嫌なんだよぅ…大勢の人に見送られるの…
泣いちゃうからっ!!!!!!」

167 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 03:05:19 ID:g6hHzj/3
タタタタタタタッ!!!!

ねこ「フーリャンちゃん…待っててね!!!!!
バガヒサンは貰ったから…! これで…これでゴキブリなんて一網打尽に出来るからね!!!
フーリャンちゃーーーーん!!!!!
今帰るよぅーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ダッダッタァーーー!!



朝日に照らされ ねこ走る
向かうは親友が待つ家へ

数奇な激戦の報酬 殺虫剤を手に持ち
朝日に照らされ大地を駆けるねこ一人
ただただ親友フーリャンのため 彼女の笑顔のため
ねこ走る… フーリャンの笑顔を思い浮かべながら…

しかしバカヤローーーー!!!!!!!!!!!!
そのフーリャンの方が今!!!!!! とてつもなく大変な状況なんだぞーーーーー!!!!!!!!!!!
もはや殺虫剤でどうこうなるレベルじゃねーーーーー!!!!!!!!!!!
ロボだぞロボ!!!!!!!!!! ロボvs殺虫剤
その上 世界を破滅させる超兵器まであるんだぞ!!!!!!!!!!! 世界を破滅させる超兵器vs殺虫剤

勝てるかバカヤローーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でももしかしたらなんとかなるかもしれねー!!!!!!!
だから走れ!!!!! 走るんだねこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


やっぱり殺虫剤でなんとかなるかバカヤローーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
クソがアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




【ねこの戦い vs人攫い編】 〜 Fin 〜

168 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 08:22:09 ID:v4ZmK6K9
それ以前にいまフーリャンご一行がいるのは相当奥深いとこじゃないのか?
ねこが辿り着いた頃には間違いなく話は終わっているw

169 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 13:25:33 ID:g6hHzj/3
戻ってフーリャン達…


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!

ワリムツ「ふんんーーーーッ!!!!!!!!」

グオオオンッ!!!!!
ズゴギャアアアアアンッ!!!!!!


大魔女「くっ!!」
ズザァーッ

レン「女王蟻様ぁーーー!!!! シーちゃあああん!!!!!!!」


バッ シュタンッ!!
《フーリャンの戦い そのあらすじをッ 走る解説ことハイパーウインドウが説明しよう!!》
キラーンッ

ダダダダダッ キキーッ!!
《ワリムツの最終兵器バベルドンと激戦を繰り広げるフーリャン!!
一時は追い詰めたものの特殊な電磁波を浴びたバベルドンは第二形態にパワーアップ!!
フーリャン大パンツ!!!!!! いや大ピンチッ!!!!!!!!》
キュッ

シュンッ シュンッ シュッシュッシュッ!!
《うおおおおおッ とそこに!!! 現れたのが死んだと思われたレンことシャバ僧!!!!!!!
愛の力で大復活!!!!!!!
フーリャンとレンのWパワーで強くなったバベルドンに挑む!!!!
しかしバベルドンやっぱり強い!!!!! 全く歯が立たないッ!!!!!!
しかしそこで甘味の力を得たレンが八頭身に進化!!!!!!
その勢いでバベルドン第二形態をまたも追い詰める!!!》
ふりふり

《しかァしッ しつこいしつこいバベルドンはある部屋に逃げ込みまたも第三形態にパワーアップ!!!
更にその部屋で明かされる衝撃の下剋上計画!!!!
これはいよいよもって負けられねぇ!!!!!
絶対に負けられない戦いがそこにある!!!!!!!》
ダッ くるんっ バッ ガリガリ

ガッシ!ガッシ!
《しかし!!!!!! パワーアップした八頭身シャバ僧は三等身に逆戻り!!!!!
その上女王蟻ミリヤとシグ・シックをバベルドンの体内へ人質に捕らえられた!!!!!
これでは手が出せない!!!!!!!
大パンツだァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!》
うおおおおっ (腕立て中)



大魔女「うるさい!!!!!!!!!」

170 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 19:39:00 ID:g6hHzj/3
ワリムツ「ふぁっはっはっはッはッ!!!!!
滑稽!!! 滑稽であるぞ!!!!!!!
そなたらは本当にそのまま何もせずワららにやられるつもりか!!!!?」


大魔女「…そんなつもり…ないわよ…! 私は…ッ
でも…」
チラリンコ

レン「うわああああっ 女王蟻様ッ シーちゃん!!!!!!!!」

大魔女「…ちっ …あんた!!!
ロボの中の奴らを出しなさいよ!!!!!
ゴキブリと言えども王でしょうがアンタッ!!!!!!
正々堂々戦いなさいよ!!!!!!!!」


ワリムツ「これは誇りをかけた戦いではない
ワらが野望を達するための戦いぞよ!!!!!
正々堂々の戦いなど必要ない どんな手を使ってでもワらはそなたらを倒す!!!!!」
ぐおぉっ

ワリムツ「天罰ローリング!!!!!!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロッ!!!!!



《中》

ぐるんぐるんぐるん

シグ「目が回りますぅッ!!!!! 脱水されますぅーーッ!!!!!!!!」

ミリヤ「………」

171 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 20:27:35 ID:g6hHzj/3
ゴロゴロゴロ!!!!!!!


大魔女「そんな猪突猛進な攻撃当たらないわよッ」
ガシッ

レン「うっ」

ササーッ


ワリムツ「逃がさん!!!!」
ギュイーンッ

《フーリャンに避けられるものの華麗にターンをキメ 追撃を続けるバベルドン!》

大魔女「バ バカじゃないの!!!!!!!!」
ダダダダッ

ギュギュギュギュギュギュギュギュギュギュッ!!!!!!!!!!
ワリムツ「くらえ!!!! 天罰轢死!!!!!!!!」

大魔女「あぁぁーーーーッ!!!!!!
ベコマグ メコレ!!」

ペコッ!
《地面から突起が飛び出した》

ワリムツ「ぬっ!!!! むむぅ!!!!!!」

ガッ!!! スポコーーーーーン!!!!!!

《突起に乗り上げそのまま空中にすっ飛ぶバベルドン》


大魔女「あはははははっ バカなやつ!!!!!!」


ワリムツ「んぐぉーーーーー!!!!!!!」

ズドーーーーーーーンッ!!!!!!!
パラパラ…

《そして天井にぶつかってめり込んだ》


《中》

ドゴゴゴゴゴゴゴゴォォッッ!!!!!!!

くるーんくるんっ!!!!!
シグ「きゃーーーーーッ!!!!!!」

メゴッ!!
ミリヤ「………」

172 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 21:06:57 ID:g6hHzj/3
プラーン…


大魔女「落ちて来なくなったわね…」


ワリムツ「くっ 深く突き刺さりすぎて抜け出せん…」


大魔女「…ふっ
バーカバーカ!!!!!!
調子に乗ってんじゃないわよ!!!!!
今の気分はどうかしら!!!!!?」


ワリムツ「……まるで体育館の天井に取り残されたボールの境地…
だがすぐに舞い戻ってやろうぞ…!
どうせそなたらからはこれ以上の攻撃を受ける心配もないのだからな」


大魔女「……」

レン「女王蟻様!!!!! シーちゃん!!!!!!
い…今の衝撃で2人がケガしてないかな!!!!!!」

大魔女「…レン いつまでも心配だけしてても何も始まらないわよ
今この時があいつに攻撃を仕掛ける最大のチャンスなのよ!!!!!」

レン「ダメだよ!!!! 中に2人がいるから絶対ダメ!!!!!!」

大魔女「…どうしろってのよ…」
イライラ

レン「女王蟻様ーーーー!!!! シーちゃん!!!!!!!
女王蟻様ァ…!!!! シーちゃん…!!!!!」



ニュ
おかず「王 勝機ありですな!!!!!」

ワリムツ「うむ むしろもう勝機しか見えん
ワらの目の前には『勝機』の文字が星のごとく無数に煌めいておる
…あっ “流れ勝機”だ!!!!!!!」

おかず「王は多少お疲れのようだ
さっさとあのゴミめらを蹴散らして寝ましょう」

173 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 21:34:27 ID:g6hHzj/3
おかず「しかし 裏切り者であったあの蟻がいいように動いてくれていますな…」

ワリムツ「ふぁはははは… アレは甘すぎる… 愚かなほどに…
そこを突けば簡単に崩せる 他の者も巻き込んでな」

おかず「くくく マザーめはあんな脆弱野郎を仲間にしたことをほとほと後悔していますでしょうな」

ワリムツ「…む? …ふぁはは…そろそろだな」
バキバキ…



レン「女王蟻様!!!!!! シーちゃん!!!!!!」

大魔女「……ッ !」

バキバキバキ…ッ!!!!

大魔女「くっ… せっかくのチャンスが…」


ドドゴォーーーーーーンッ!!!!!!

ヒュルルルルルル…
ズシャアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!

ワリムツ「とことんバカな者共である
棒立ちとはな」

タタッ
レン「返せ!!!! 女王蟻様とシーちゃんを!!!!!!!!」

ワリムツ「うるさい!!!!!!!」
ブンッ

バキィーーーンッ!!!!!

レン「うぅッ!!!!!」

ワリムツ「天罰の波動!!!!!」

ギュギュンッ!!!!!!!!!!!


レン「うああぁっ…!!!」

大魔女「くあッ!!!!」


ドドドーーーーーーン!!!!!!!!!

174 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 22:06:30 ID:g6hHzj/3
ワリムツ「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねッ!!!!!!!!!!
滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺滅殺ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドギュウンッ ドキュウゥゥッ ギュゴゴゴオオオーーーーーーーンッ!!!!!!!!!


大魔女「くううううーーーーーーッ!!!!!!!!」

レン「ッッッ!!!!!!!!!!」


ズズーーーーーーー…ンッ!!!!!!!!!!


―――――…

パラパラパラ…

大魔女「……ぐゥ…ッ もう…ダメ…
もう我慢出来ないわ… このまま何もしないまま一方的にやられるなんて…!
私の大魔女としてのプライドが許さないのよ!!!!!!!!!!」
ビキビキビキ

レン「ダ…ダメーーーーーーーー!!!!!!!」
ガシッ

タッ
《フーリャンの足にしがみつくシャバ僧
俺の足の方が掴み心地がいいから俺のを掴め》
スッ…

大魔女「離しなさいよ!!!!!!」
ブンブンッ

レン「だってでもッ ダメだよやっぱり!!!!!!!!」

ブチッ
大魔女「うるせぇこのふにゃちん野郎ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バギャーッ!!!!!!

レン「あんブーーーーー!!!!!!!!!!」

175 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 22:22:05 ID:g6hHzj/3
大魔女「このままあのゴキ野郎の言う通り何もしないまま負けるつもり!!!!!? あんたは!!!!!!!!!」

レン「でも攻撃したらあのロボの中の女王蟻様とシーちゃんに危険が」

大魔女「聞き飽きたわこのスイーツ脳ありアント野郎ァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バチコーーーーーーーーンッ!!!!!!!!

レン「はんブんうんゴォッ!!!!!!!!!!!」
ズザーッ

大魔女「あんたはあの2人の事を思って何もしないのでしょう
でもそれは間違ってるわ!!!!!!!!!
本当にあいつらの事を思うなら 名前を叫ぶ前に助けようと努力しなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

レン「で…でも攻撃したら」

大魔女「聞き飽きたわこの腐れプリンの黒い部分野郎ァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズビビーッ!!!!!!!

レン「ブブゼラァッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ!

大魔女「まず あのロボの足を攻撃しなさい!!!!!
動きを止めてしまえばあとはなんとかなるわ!!!!!!!!!!!!
多分」

レン「……」

大魔女「やりましょう レン
泣き声まじりで名前を叫ぶより 力強く胸を張って呼んであげる方が2人も安心する
そして…心の奥にまで響くはずよ」

レン「……!」
ぐっ

176 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 22:27:20 ID:5tBL66RX
相変わらず罵りがひでえwww

177 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 23:09:38 ID:g6hHzj/3
ズゥンッ…

バベルドン「……」

《バベルドン 沈・黙!!!》


ワリムツ「…ハッ! しまった…寝ていたである」
ズーン…

ワリムツ「ふぁあははは… 退屈すぎて寝ておったわ… いかんいかん
まぁ別に連中はどうせ何もして来ぬからなんの心配もないのだが」


レン「女王蟻様ッ!!!!!!!!! シーちゃんッ!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「ふぁはは まだ言っておる
まったく 飽きぬな…」


ガッ ゴッ ガガッ!!!!!


ぐらっ…
ワリムツ「!!? なんであるか!!!!?」
ぐぐーッ!!!


レン「うおおおおおーーーー!!!!!
女王蟻様にシーちゃん!!!!!!! 待っていてくれ!!!!!!!!!」
ガガッ ボカッ!!!!!!!


ワリムツ「なにっ こやつ!!!!!!!!!!」

バベルドン「ピーピー
スネ ヲ 集中的ニ 攻撃サレテ マス
マジ 陰湿」

ワリムツ「な…なんだと!!!!!」


大魔女「敵を前にして眠るとはいい度胸ね」


ワリムツ「そ…そなた!! ど…どうやってあの蟻を丸め込んだ…!!!」

大魔女「寝てた奴には教えないわ!!!!!!
ダブロックインステップショック!!!!!!!!!」

ガガガァッ!!!!!!!!


バベルドン「アァンッ!!」

178 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 23:29:36 ID:g6hHzj/3
大魔女「ダブロックインステップショックラッシュ!!!!!!!!!」
ドガガガガガッ!!!!!!

レン「猛突スピタック!!!!!!!!!!!」
ボゴゴォッ!!!!!!


バベルドン「アンっ アァァァーーーーーーっ!!!!!」
ぐらぐら

ワリムツ「あ…足を狙うとは…!!!!!」

ワリムツ(ぐぬぐ…ッ この重い体を支える2つの足はパワーアップの前でも後でも変わらぬバベルドン唯一の弱所ッ!!!!
偶然か まさかこのタイミングで狙われようとは思わなんだ!!!!!!
ワらとした事が油断したである!!!!!!)


ズガガガガガッ ガギュガアアアアッ!!!!!!!!

バベルドン「ホオオウッ!!!!!!!!!!」
ぐらぐら


大魔女「もう一息よ!!!!!!!」

レン「倒れろ!!!!!!!
女王蟻様ッ シーちゃん!!!!!! 今すぐッ!!!!!!!!!!!」

グオオオッ


ワリムツ「天罰波動ネット!!!!!!」
ブバァーーーーーーッ!!!!!!!!

《波動を放射線状に出すバベルドン》
ガッシガッシガッシガッシ! (腕立て中)


大魔女「危ない!!!!!」
ザザザッ

じゅわわわァーーーーーんッ!!!!!!!!

ザッ
大魔女「ちっ もう少しだったのに
でも手応えがあった!! イケるわゃ!!!」

レン「うん!!!!!!
女王蟻様!!!! シーちゃん!!!!! もうすぐだよ!!!!!!!!!!」



ワリムツ「ふん…ッ 簡単にとらせはしない!!!!!!」

179 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/10(水) 23:49:09 ID:g6hHzj/3
ワリムツ「天罰波動イリュージョン!!!!!!」
ボボォーーーーーーーッ!!!!!!!!!


ビリビリビリッ
大魔女「うッッ なんのこれしき…!!!!」


ブン… ブブン… ブゥンッ!!


レン「こ…これは!!!?」


ドドンッ!!!!!

《波動とともにバベルドンの幻影がいくつも現れるフーリャン達を取り囲んだ!!!!》
バッバッバッ!! (反復横飛び中)


ワリムツ「天罰の共鳴波動!!!!!!!!」

ギャギャギャギャギャギャアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビシッ ブシュブシュッ!!!!!!
大魔女「ッ…うぅぅーーーーーーーッ!!!!!!!!」

バシュンッ ピシシッ!!!!!!
レン「皮膚が…割れる…ッ!!!!!!」

ゴゴォーーーーーンッッ…!!!!!!!!!!!!

レン「ぐッ…この…ッ このォッ!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!

大魔女「レン!!!!!」


バベルドン「ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズドドオオオーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!


レン「こんな波動…貫く!!!!
フーリャンりんっ…ぼくの後ろへ…!!!!!」

180 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 00:04:30 ID:o2H7GC1o
ゴゴゴゴゴオッ!!!!!!

レン「超々々突貫スピンドギガデス!!!!!!!!!!」
ギュギュンッ!!!!!!!!!

ババッ
《はぁはぁ シャバ僧は槍を構え そして槍を回転させて突撃した
超回転で空気をも摩擦するレンの槍は 掃除機のように波動の全てを穂先に引き寄せ そして引き裂き 突き進む!!!!!!!》


レン「おおおおおおおおおッ!!!!!!!!!」
ギュララララララララッ!!!!!!!!


ワリムツ「て…天罰の共鳴波動が無効化されている!!!?
バカな… バベルドンッ もっとだッ!!!!!!!!!」


バベルドン「ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャアアアアアアアアアアアァァァーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ギャルギャルギャルギャルギャルッ
ズガガガガガガガガガガァッ!!!!!!!!!!

レン「無…駄だァッ!!!!!!!」

大魔女「…すごいわよレン…やれば出来るじゃない!!
でも…あんた…」

レン「………ッッ」
ビギッ…ビギギッ…

181 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 00:13:45 ID:o2H7GC1o
レン「行けェッ!!!!!!!」

ギュギュギュギュウゥーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワリムツ「さ…させぬ!!!!」
バッ

ザザッ
大魔女「させないッ!!
バクサーレ レンザ メコレ!!!!!!」

バグオーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!


ガラガラガラガラガラガラッ!!!!!!!!
ガガガガガガガガガッッ!!!!!!!!!!!!!

ワリムツ「ぐおっ…くそッ…!!!!!!」

《フーリャン天井を爆破 ガレキがバベルドンに降り注ぐ》


大魔女「今よっ!!!!!」

レン「たーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッギョオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!


ブチィィッ!!!!!!!!!

バベルドン「ギギギーーーーーー!!!!!」



ブシャッ ビキビキビギャギャアアアァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!
レン「うがァァァッ!!!!!!!」

《腕から血の噴水》
キュッ

182 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 00:25:19 ID:o2H7GC1o
バベルドン「ビギーーーーッ ビギーーーーーッ!!!!!」

ズガァァァッ!!!!!

ワリムツ「おおぉッ… バベルドンの足を一本失った…!!!
そのうえ天罰波動の発射口まで破損とは…! 無理が過ぎたかッ…」




ブシューッ!!!!!
レン「ああっ…」

大魔女「レン!!! 右腕…!」

レン「超々々突貫スピンドギガデスは一撃必殺の諸刃の技なんだ…
しかも威力を上げるためにこの槍も使ったから…!!」
カラン…

《それはザインのデカイ槍だった》

大魔女「…ッ ぐっ…これは…!」

ドクドク
レン「ぼくの右腕…多分もう使い物にならない…
でも…まだ…左腕がある…!!!
奴の足もまだもう一本あるし…!!
まだ…まだ…ッ!!!!!」
ギリッ!!!

レン「女王蟻様!!!!!! シーちゃん!!!!!!!!
もうすぐ…もうすぐだぁッ…!!!!!!!」

大魔女「……えぇ…っ」



ワリムツ「く…くそ…彼奴らめ…
狙いを足とさだめてから攻撃のキレが増している…!!
どこまでも厄介な連中であるかぁ…!!!!!」


にゅ…
おやつ(……王…! …わしにおまかせを…!!)

183 名前:×おやつ ○おかず:2010/11/11(木) 00:34:23 ID:o2H7GC1o
ドンッ!!!!!!

ワリムツ「バベルドン…伏動形態に移行である…!」

ぐいぃーん… ガシャンッ!!!!!!

《バベルドンは腹ばいになったぜ》


大魔女「みっともない姿ね
あんだけタカを括って… 追い詰められてそんな格好になるなんて」


ワリムツ「…だがこれ以上悪化もせぬ
蟻よ 先程の一撃…強烈であった!!!!
しかし…二度は出来まい!!!! その壊れた腕では!!!!!!」

レン「一本でも腕があれば十分だよ!!!!!」

大魔女「私達はとことん狙わせてもらうわよ あんたの残ったその最後の足!!
こっから根競べね どっちが精根尽き果てるか…!!!」


ワリムツ「無謀なり その手の勝負に鉄のハートを持っバベルドンが負けるはずがない!!!!!!!」

大魔女「どうかしらッ!!!!!!!
私はしつこいわよ!!!!!!!!!!!」

レン「女王蟻様ッッ!!!!!!!!!!!!
シーちゃんッ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドドドドドドドド…
ドオオオーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!

184 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 01:05:40 ID:9qbNs8zK
おやつwwwww

185 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 01:10:42 ID:1TOXRmqC
>>1
さては小腹が空いてきおったなw

186 名前:うむ:2010/11/11(木) 21:30:44 ID:o2H7GC1o
《バベルドンの中》


ペタ〜
シグ「…あっ また聞こえましたよ ほら!」



  女王蟻様ーー!! シーちゃーーん!!



シグ「レンたんの声が聞こえます!!!
レンたーーーーーーーんッ!!!!!!!!」


しーーーん


シグ「…ダメですぅ… 中から外への防音設備は完璧ですね…
…でも! レンたんの声が聞こえるからもう怖くないですぅ!!!!
ね? 女王蟻様さん!」

ミリヤ「………」

シグ「レンたんはきっと私達を助けてくれますよ
安心して2人で待ちましょうね!」

ミリヤ「………」

シグ「………」


しーーーーーーーん…


シグ「…女王蟻様さん
レンたんならきっと助けてくれるけど 女王蟻様さんが無口なままだとレンたん悲しむ
だから元に戻りましょ?」

ミリヤ「………」



??「傀儡に何を言っておる」


シグ「?」


ニュズズブブブ…ッ
おかず「シグ・ヘルス…!」

ビクッ
シグ「おかずさん…」


ゴゴゴゴゴゴ…
おかず「……」
ニヤリ

187 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 22:25:53 ID:o2H7GC1o
おかず「シグ〜…ヘルスッ!!!!!!!」

シグ「シグ・シックです
おかずさんお久しぶりです? あれ? そうでもないです?」

おかず「ふん 裏切っておいて呑気にあいさつか
貴様は自分の今の状況を全く分かっておらんな」

シグ「あの〜ここ練乳臭いですぅ」

おかず「黙れ
さて いきなりだがシグ・ヘルス… お前には死んでもらう!!!!」
カッ!!

シグ「いきなりすぎですぅ
なんでです? 私も人質なんじゃないです? 人質が死んだら意味ないですよ?」

おかず「…これも王のため
また調子に乗り出したマザーと蟻を絶望の淵に追い込むために貴様を殺し その首をさらしてやるのだ!!!!!」

シグ「そんな…」

おかず「そして何より……」


おかず「十虫でありながら王を裏切った貴様は許せぬ!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様を殺さねばわしの気がおさまらぬわぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキーッッ!!!!

188 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 22:42:15 ID:o2H7GC1o
シグ「その事については ごめんなさいですぅ」
ペコリンコ

おかず「謝ってすむかぁこの健康的ビッ蝶がああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様が裏切りしは我等が王にして世界を統べる存在となられるお方!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それなのに貴様は愛がどうだのスイーツがどうだの…!
破裂してしまえええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「うぅっ」
ビクッ!

おかず「天涯孤独だった貴様に手を差し延べてくださったのは誰だ!!!!!!?
居場所を与えてくださったのは誰だ!!!!!!!!?
王だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんて慈悲深く寛大な王かッ!!!!!!!!!!!!!!!!
それなのに…それなのに貴様ァァァァ……」
ポロポロ…

シグ「でも…王様が求めたのは私そのものではなくて…私が持っていた毒の力でしょう…」


ピクッ
おかず「…………」


おかず「それでもありがてェだろうがァァァァァァァダボがァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチチィィィッッ!!!!!

189 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 23:23:12 ID:o2H7GC1o
おかず「そうだなあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!
貴様には“毒しか”なかった!!!!!!!!!!
それ だけだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それでもだからこそだろう!!!!!!!!!!!? 違うか!!!!!!!!!!!?」
フォカブシャアシュア

シグ「こ 興奮しすぎですよ…? 何言ってるかわかりませんよ…?
落ち着きましょう…?」

おかず「うるさい!!!!!!!!!!!」
ガッ

ゴゴォッ!!!!!

シグ「きゃああっ」
ズザーッ

おかず「んーーーっ…ふーーーっ… んんーーーーーッ…」
ジリッ…

シグ「や…やめて…」

おかず「ハアアアア…抵抗してみろ…
毒の力だけで十虫に成り上がった貴様にもうその毒の力はない…
つまり今の貴様は 無能で無力 非力な蝶
そしてわしは!!!!!! 十虫のリーダー!!!!!!!!!
格が違うのだ!!!!!!!! むしとしての格が!!!!!!!!!!!」

190 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/11(木) 23:46:19 ID:o2H7GC1o
おかず「わしの技をくらえ!!!!!!!
地獄ヘッドバッド!!!!!!」

ガンッ!!!

シグ「くひぃっ!!!」
ズザァァーッ

おかず「どうだわしのパワー!!!!!!!!!
はははははははッ ハァーッ ハァーッ!!!!!」
ガシッ

シグ「ううう…」

ぐいっ
おかず「シグ・ヘルス… 貴様は徹底的に痛め付けてやる!!!!!!!!
お前のそのタルみにタルみきったタルタルボディを…徹底的にだッッ!!!!!!
まずたけのこで攻め しいたけを捩込み ごぼうで縛り付け 銀杏を打ち込み!!!!
わかめをぬりつけ… かまぼこでたたき付け 海老をくねらせ そして鶏肉で潰す!!!!!
最後はわしの熱い汁(茶碗蒸しのだし)をブッかけた後にその首をむしり取る!!!!!!!!!!!!!!
ぐはははははは ハァ…ハァ…!!!!」
…ジュルリッ!

シグ「…!」

191 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/12(金) 00:47:19 ID:v/VmeJsq
美味そうだなァおかずw

192 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/12(金) 04:32:43 ID:or7Xq3Yj
シグ「レンたぁーーーーーーーーん!!!!!!!!!
レンたんッ!!!!!!! レンたんッ!!!!!!!!!! レンたあああああああんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おかず「奴は来んわ バカが!!!!!!!!」

シグ「来ますぅぅッ!!!!!!!!
レンたんは来ます!!!!!!! 私はレンたんに助けられるんですぅ!!!!!!!!!」

おかず「ふん くだらん お姫様気取りか?
だがなー… 貴様はここで終わりだ!!!!! 首を晒せぇッ!!!!!!!!!!!」

ガッ
グギギギッ…

シグ「あぁっ…」

おかず「ぐははははははっ…
死ねっ… 死ねっ……!!」



??「やめよ変態」


おかず「変態!!!!!!?
わしは変態でないプリン体だァ!!!!!!!!!!!」

《意味が違う》


おかず「……ん?」


ギリギリギリ…
シグ「あッ…う…」

おかず「……誰だ? 今のは」


ミリヤ「わたくしだ」
バンッ!!!!!

おかず「ミリヤ!!!!!!!!!?
き…貴様何故!!!!!!!!!!!?」

ミリヤ「まずはその手を離さぬか!!!!!!!!」
ビュッ

ボゴゴォッッ!!!!!!!


おかず「んぢゃアァッッ!!!!!!!!!!!!」

193 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/12(金) 04:51:18 ID:or7Xq3Yj
おかず「もッごォォ…ッ!!!!!」
ドザッ

シグ「うッ…ハァッ!!! …ハ…ハァ…ハァ…」

おかず「…き…貴様…何故だ…
貴様には操心が… 王の操心がかかっていたはず…!!!!」

ミリヤ「………我が子の声と…我が子を愛し信じる乙女の純粋な気持ち…
それを聞いていつまでも黙っていられるものか
わたくしはわたくしの心を封じていた鍵をこじ開けたのじゃ…」


おかず「そんなこと…出来るはずがない…!!
お…お…王〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
王〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」


しーーーーん…


ミリヤ「この中は防音バッチリ…無駄じゃ」

おかず「くそ…ッ」

ミリヤ「わたくし達はここを出る
いつまでも外の者らに心配かけるわけにはいかぬ
そろそろ我が子らの元へ帰るよ」

おかず「逃がすかブァアカめ!!!!!!!
逃がさん!!!!! 逃がさん!!!!!!!
貴様は王の計画を果たすには必要な存在!!!!!!!!!
みすみす手放すわけに行くか!!!!!!!!!!」

ミリヤ「ならば力付くでも押し通るとしよう」

194 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/12(金) 05:06:46 ID:or7Xq3Yj
《外》
ドドドドドドドドドドドドドドドド

ワリムツ「天罰テイル!!!!!」
ビュッ
ズガァゴゴォッッ!!!!!!!!!!

大魔女「ちっ!」

レン「はァっ!!」
ダダダッ

ワリムツ「おかわり天罰テイル!!!!!!!!」
ブンッ!!!!

バッ
レン「たあぁーーーー!!!!!!」
ズザザーッ!

《スライディングして尻尾攻撃をくぐり抜けた ふっ!ふっ!ふっ!》
ガッシガッシガッシ! (腹筋中)

ワリムツ「なんとッ!!!!」

ザザザーッ!
レン「上薙ぎスピリバン!!!!!!!」
ビュビューーーンッ!!!!

ワリムツ「ぬおおおッ!!!!!!
飛べぇバベルドン!!!!!!!!」
ピョイーーンッ!!!!

レン「あっ くそ!!!!」
ブンッ スカー!


ワリムツ「ふぅ…」

バッ!!
大魔女「安心するのは速いんじゃなくて?」
ガチィンッ!!!!!

ワリムツ「ぐッ ぐぬぬぬーーーーー!!!!!
天罰ロール!!!!!!!!!」
ガッシャアアアアアアンッッ!!!!!!!!

《丸まった》

大魔女「!!!!!!!」

ワリムツ「天罰ローリング!!!!!!!!」
ギュルルルルッ!!!!!

バチィッ!!!
大魔女「むぐッ …あぁっ もう!!!!!!!!」


ザザァ
レン「…はぁはぁ…
…女王蟻様!!!!!! シーちゃん!!!!!!」

195 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/12(金) 13:02:22 ID:or7Xq3Yj
《中》

おかず「力付くだと? 力付くというのはつまり このわしを倒してという事か?」

ミリヤ「それは主しだい だな
主が大人しく通してくれれば互いに血を見ずに済むだろう
もし通さないと言うなら… 流れるのは主の血じゃ」

ピクッ
おかず「なんだとォ…?
…くくっ さすが女王… 尊大に大口を叩きおる……
知っておるか? わしは王を守る戦士 十虫のリーダーだぞ!!!」

ミリヤ「…知っておるわ
リーダーという肩書きにその実力が伴っていないこともな」

おかず「な…にゃ…なにゃんだとぅオォッ…!!!」
ビキビキ

ミリヤ「それよりまずその乙女から離れよ
彼女が汚れてしまう」

おかず「……!」
スッ…

シグ「…かはっ… じょ…女王蟻様さん…」

ミリヤ「よろしい
では次はわたくし達を大人しくここから出してもらおうか」

おかず「……それは聞けん…」

ミリヤ「ならば覚悟は出来ておるな?」

おかず「………ンンンッ…
いいだろう… お前のその傲慢な自信を打ち砕いてやるわ
少々痛め付けることになるが 死ななければ問題はないだろう…
どうせすぐに物言わぬ傀儡になり果てるのだからなっ…!
後悔するがいい!!!!!!!!!」

ミリヤ「後悔するのは主じゃ」


ぷるぷる…ブルンッ!!!
おかず「うるせぇわァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前みたいな女は大嫌いなんだよわしァァァァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ

196 名前:>>190 「糸コンニャクの中に埋もらせ」:2010/11/12(金) 23:11:59 ID:or7Xq3Yj
おかず「ッかァ!!!!!」
バッ!!

おかず「銀杏砲!!!!!!」
ポォウッ!!!!!!

ミリヤ「やっ!」
グルヒュヒュンッ!!!

ガコォンッ!!!!

おかず「!!!」

ヒュンヒュンヒュン
ミリヤ「これを扱うのも久々じゃ」


シグ「や…槍…」


おかず「どこに隠しておった?!」

ミリヤ「細かい事はどうでもよい
…主は私を女と甘く見ているが それはとてつもなく心外じゃ
わたくしも元は働き蟻として戦っていた身
この体はまだ戦いの感覚を忘れてはおらぬ」
カッ! くいっ…くいっ…

おかず「ちぃっ…」
じり…

ミリヤ「どうした?
怖じけづいたか 蒸しの者よ」

おかず「ふっ ふざけるな!!!!!!
ロブスト!!!!!!!!」
ブンッ

バチャッ
えび「よっ! 出番か」

《海老が顔を出した》

おかず「ロブスト 本気でやれ…
殺さぬ程度にな…」

えび「あいよ」
ぶらん…

《海老は巨大なハサミを出した》

197 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/12(金) 23:30:30 ID:or7Xq3Yj
ズチュッ…ズジュルル…ズュル…
ベチャッ… チャッ…チャッ…

ロブスト「せっかくダンナん中であったまって赤くなってたのに やれやれだぜ」

《大きさ2mほどの海老がおかずの頭から出てきた》


ミリヤ「どうやってその頭の中に収まってたのじゃ?」

おかず「細かい事はよいだろう
それより覚悟しろよ… このロブストは強い…!
チーカマ湖に住むバトル海老と呼ばれる伝説の種だ…
わしが一本釣りで釣り上げたのだ(餌はティッシュ)」

ロブスト「へへっ 伝説なんてこそばゆいぜ
わいはちぃとばかし大きくて人間語がしゃべるだけのショッペェな海老ぜ」

ミリヤ「…呆れたな 主…人任せ…いや海老任せか」

おかず「ロブストもわしの力の一つだ!!!!!
こいつが出せてればマザーもメではなかったのだ!!!!!!!
行けロブスト!!!!!!!」

ロブスト「あいよ」
ガサッ

ブゥゥンッ

ロブスト「クラブハンマーー!!!!!」
ドズゥーンッ!!!!!!!!

ミリヤ「!」

ロブスト「ショックショッキラス!!!!!」
カチィンカチィンカチィンッ!!!!!!

サッ サッ
ミリヤ「―――」
ヒュッ

ガチィィンッ!!!!!

ロブスト「おっ」

《ミリヤはロブストのハサミに槍を挟ませた》

198 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 00:23:52 ID:XgBTzEm0
ぐぐぐーっ
ロブスト「姐さん わいのハサミは姐さんの槍をへし折っちまうぜ」


ミリヤ「……」

ミリヤ「えいやァッ!!!!!」
くるるんッ!!!

ロブスト「おわァッ!!!!!」
ダダーーンッ

《ミリヤは槍を回転させロブストを仰向けに倒した》

ガサガサガサ
ロブスト「まいったねコリャ」

ミリヤ「…海の者 覚悟!」
ギランッ


シグ「女王蟻様さん危ないですぅ!!」


ミリヤ「!」

ヒュッ!!!!!!
ベチャッ!!!!!!!

ミリヤ「ぬっ なんじゃこれは」

おかず「わか目隠し!!!!
ロブスト!!!! 何をしている!!!!!!」


ロブスト「悪いね」
カサカサカサ


ミリヤ「くだらぬ事を…」
ベリリッ

チャキッ


おかず「まだまだッ 如意たけのこ!!!!!!」
ぐいぐいいーーん!!!!


ミリヤ「!」

バッ
ロブスト「リターンショッキラス!!!!!!」
ヂョキィーーーッ!!!!

ミリヤ「!」



シグ「危ない!! 両側からですぅ!!!」

199 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 15:10:11 ID:XgBTzEm0
ミリヤ「ふッ」
ガッ

おかず「!?」

《ミリヤは伸びてきた如意たけのこを掴んだ》

ミリヤ「はぁッ」
ぐいぃーーーーーーんッ!!!!!!

おかず「ふおおおおおおおおおッ!!!!!!!」
ブオォッ!

《掴んだたけのこを思い切り引っ張りおかずを引き寄せた》


ヂョギュアァーーッ!!!!
ロブスト「あらよ手前一丁ッ!!!!!!!!!」

ミリヤ「せぇーーーーーーいッ!!!!!!!!」
グウゥーーーーーーーンッ!!!!!!!!!

おかず「おわおわおわァアアアアッ!!!!!!!」

《引き寄せられたおかずはロブストのハサミに飛び込んで行く》

ロブスト「チョキチョキーーーーーーッ!!!!!!!!」
ドドドドドドオォォォッ!!!!!!!!

おかず「まっ 待て待て待て待て待てェェーーーーー!!!!!!!!
ロブスト待てぇぇぇーーーーーーー!!!!!!!!!!」

ロブスト「うい?」

ドズッッ!!!!!!!!
ズバヂョキィッッ!!!!!!!!

おかず「おッかアアアアアーーーーーー!!!!!!!!!」

《おかず ロブストのハサミで見事に腹を切られる》

200 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 18:37:50 ID:rusPlj4R
なんか、おかずが思ったより頑張ってる

201 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 18:41:20 ID:rkL/iM3N
今までずっと、フーリャンに瞬殺されてばっかだったからなあw

202 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 22:36:08 ID:XgBTzEm0
おかず「ッッかァッ ァカァァッッ…!!!!!!」
ブシュブシュウゥッ

《おかず 腹から大出汁》

ロブスト「あ…は!!!!!?
ダンナ何やってん?」

おかず「ぬ…抜けッ…抜けェェェ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!」

ズブリッ
ロブスト「ダ…ダンナ!!」

おかず「貴様アァァァァッ!!!!!
攻撃するときは目標をちゃんと見ろといておるだろうが…ァアッ!!!!!」

ロブスト「だって痛そうじゃん 見たくないぜそんなん」

おかず「バカモンがあああ…ッ!!!!!!!」


ヒュッ!!!!!

ドザッッ!!!!!!!
ロブスト「グバっ!!!!!」

おかず「!?」

《ミリヤの槍はロブストの体を貫通した》


ミリヤ「殻剛割り!!」

グカァーーーーーーッ!!!!!!!!

ロブスト「オーーーーノーーーーーー!!!!!!!!」
ぱっくり


《ロブストは半分んこになって死んだ…》

203 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 22:44:56 ID:XgBTzEm0
おかず「ロ…ロブッ」

ミリヤ「覚悟!!!!!」
ビュッ


ザックリッ
おかず「パーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パカーッ!

《おかずは死んだ》


ミリヤ「…なむ…」

シグ「すごい!! おかずさんを倒しちゃうなんて!」

ミリヤ「まだ終わってはおらぬ
悪いが乙女よ 我が子との再会はしばし待たれよ
どうかわたくしについて来るのじゃ」

シグ「はぁいっ!」



《外》

ズズズーーンッッ!!!!!
ゴッゴオオオオーーーーン…!!

ワリムツ「ぬぅっ…ぬぅっ!!
チョコマカとするな!!!!!!
…くっ …おかずよ! そなたも協力するのだ!!
奴らの気を引きバベルドンに攻撃の機会を与えねば」

しーーーん…

ワリムツ「? どうしたおかずよ!
ワらの呼びかけにすぐに応じる事だけがそなたの取り柄であろう!!!!」

しーーーん…

ワリムツ「……来ぬ…
まさか中で何かあったのか…?」

ゴゴゴゴ…

204 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 22:57:50 ID:XgBTzEm0
《バベルドンの中のどこか》


ギュポギュポギュポ…
《謎のパイプから謎の異音が…》

スポーーーーーンッ!
コロコロコロ… グググッ… パァンッ!!
ほかほか…

おかず「…フー…復活完了…!」

ギリッ…
おかず「く…くそッ!!!!
ミリヤめ…! わしをこけにしおって…許さん!!!!
だがわしは人造超真虫!! 倒されても倒されても何度でも復活する!!!
わしが勝つまで 何度負けようとも復活してやる!!!!!」

おかず「…あ そういえばさっき王の声がしたな…
くっ しまったわしとしたことが…!
どういう訳だか『わし製造機』のわし製造スピードが遅かったから返答が間に合わなかった…!!
故障したのか…?」


ミリヤ「やはりここにおったか」

おかず「ミ…ミリヤ!!」

ミリヤ「主の復活能力が非常に面倒臭いこともわたくしは知っておった
だから先手を打たせてもらった」

おかず「!?」

205 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/13(土) 23:15:06 ID:XgBTzEm0
おかず「な…何をした?」
ドキドキ

ミリヤ「なに 調理室でちょっと」

ドキッ!!!!
おかず「調理室って…『わし製造室』か!!!!!
き…貴様!!!!!! わ…わしに何をしたぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「並べられた茶碗蒸しのダシの中に洗剤を入れる悪戯じゃ」

おかず「ぎゃあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「冷蔵庫の中の具材も全部食べさせてもろうたぞ
操られてからあまりものを食べてなかったからな」

おかず「な…何ぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「ごめんなさいですぅおかずさん
機械触ってたら爆発しちゃいましたぁ」

おかず「う…うごおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!
何してんだチンカスァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
き…き…き…貴様らわし製造室をめちゃくちゃにしおったなぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「うむ
主が復活する前に破壊し尽くそうと思ったが一体取り逃がしてしもうた
それが主な訳だが」

おかず「ハァ…ハァ…
と…となると…」

ミリヤ「うむ
主こそが唯一にして最後の“おかず”じゃ
もう死んでも復活は出来ぬ」

おかず「ほあああああああああああああああああああッ……」
ぶくぶくぶく

206 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 00:43:23 ID:Kv1BBrJc
冷蔵庫てwwww

207 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 01:17:47 ID:nkCkWEer
むしろ、洗剤混ざっててもちゃんと動けるのかよwww

208 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 20:04:47 ID:I67mFGAT
おかず「オオオオオオオオオォォォォッ!!!!!!!」
ぷくぷく


シグ「わぁ しゃべる度に口から泡が出てますぅ 綺麗ですねぇ」

ミリヤ「うむ 風流じゃ」


ぬぷっ
ロブスト「ダンナァ
なんだかダンナん中がチャーミーですぜ 何事だい?」

おかず「おおおおおおおおおおおおおおお…!!!!
わし…わしがァアアアアッ!!!!!!!
ミリヤ…貴様…! この人で無し!!!!!! 人で無しがァァァッ!!!!!!!!」


ミリヤ「うむ」


おかず「この非人道的行為は度がすぎるぞ!!!!!
ゆ…許せん…」


ミリヤ「うむ ならば戦おうか」

ヌブッ
ロブスト「また出番ですかぃ」

おかず「ハァ…ハァ…ハァ…」


次…死んだら生き返らない…
次死んだら生き返らない… 次死んだら生き返らない…
次死んだら生き返らない次死んだら生き返らない次死んだら生き返らない次死んだら生き返らない…

おかず「ハァ…ハァ…ハァハァハァ…!」


おかず「ほおお… おおおおおぉ……」
ポロポロ… ぷかぷか

209 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 21:36:47 ID:I67mFGAT
―――…

まず器の底に糸コンニャクを適量敷く
その上に刻んだたけのこ ごぼうを少々…
更に銀杏を一つポイと投げ込み 出来れば百合根も欲しい…
そしてわかめにかまぼこ…

出汁はしいたけと鶏肉を湯にかけ そこに薄口醤油…みりん…砂糖など入れて作ろう…
しいたけと鶏肉も適した大きさ切り 茶碗蒸しに入れる
海老があれば入れてしまおう… たちまち高級茶碗蒸しに早変わり…!

具が入ったら 作った出汁に卵を投入しかきまぜる(泡立たないように注意)…
そうしてそれを具の入った器に流し込もう

そこまで出来たら蓋をして蒸すのだ(あまりむしすぎると爆発するので注意 体で蒸す時間を覚えよう)

これで出来上がり…! 茶碗蒸し…!!


ワリムツ「目覚めたか
ワらはワリムツ すべてを統べる王ぞ…
そなたはわしが作った…
今日からそなたは“おかず” 超真虫のおかずだ…
ワらに仕えよ そしてワらとともに王道をあゆもうぞ―――…」


――― 回想だった ―――…



おかず「王…!! 王……!!!!
王!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ!!!!!!

ミリヤ「!!」


我が忠誠は王がもとに――
我が身は王が為にッ!!!!!!!!!!!!!!!!

210 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 22:55:14 ID:Kv1BBrJc
うむ
明日さっそく作ってみよう

211 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 23:05:52 ID:nkCkWEer
なんか無駄に格好いい死に方だw

212 名前:>>211 殺すなw:2010/11/14(日) 23:40:32 ID:I67mFGAT
おかず「でも死ぬのはやっぱ無理ィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピューッ!!!!!

《逃げた》


シグ「ぽ…ぽかーん…」

ミリヤ「……」


ずーん…


ミリヤ「んむ… …まぁ 戦わずに済むなら何よりじゃ」

シグ「はあ…」

ミリヤ「これでわたくしらの脱出を阻むものはいないか」

シグ「そうですねぇ」



 女王蟻様ーーー!! しーちゃあぁーーーん!!



ミリヤ「ふふ このままでは我が子の声が枯れてしまう
乙女よ 行こうか」

シグ「はいっ!!」

213 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 23:42:37 ID:nkCkWEer
生きてたしwww

214 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/14(日) 23:44:43 ID:Kv1BBrJc
格好よくねぇしwww

215 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/15(月) 01:12:13 ID:ljYirVoB

ミリヤ「そろそろじゃ」

シグ「ドキドキ…」

ミリヤ「…とその前に…
…わたくし達が出ていっても戦いが終わるわけではなかろう
むしろ激化する可能性が高い…
そこでだ乙女よ」

シグ「はい?」

ミリヤ「主にも協力を頼みたいのじゃ
ちょっとよく聞いてくれ…」

ゴゴゴ



《その頃 外では…》

ドドドドドドドドドドド…



大魔女「はぁ…はぁ…」

レン「女王…あ…ハァ…ふー… …ハァハァ…ハァ」


ワリムツ「く…ぐぬぐぬぐぬぅぅぅ……」


《お互いにギリギリだった》



ワリムツ「……くぅっ!」

パラ…パラリ…
《バベルドンの足のすね毛が抜け落ちた》

ワリムツ「腹ばいでの移動はやはり消耗が激しいか… しかし…ッ」

ワリムツ「いい加減にせぬかそなたら!!!!!!」


大魔女「ハァ…ハァ… …ふっ
加減って何よ まだ終わってないわよ」


ワリムツ「…ちっ」

ワリムツ(波動が撃てなくなったのがキツすぎる!!!
かといって練乳では蟻をキモくさせるだけだし…)

ワリムツ「えぇいっ おかずは何をやっておる…」

216 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/15(月) 01:25:29 ID:ljYirVoB
ワリムツ「……仕方がない… これだけは使いたくなかったがな…」


大魔女「?」


ワリムツ「キャンデー摂取」
カタカタ ポチッ

バベルドン「キャンディイーイ キャンディイーィ」
ウイイン… パカ! コロロロ…

《バベルドンの尻から黒い玉が出た!》


レン「なにあれ!!!!」

大魔女「どう見てもうんこ」


ワリムツ「食え! バベルドン!!」

バベルドン「イエェー」
パクッ ゴクリッ


レン「た…食べたよ!!」

大魔女「うんこを!!!!」


ワリムツ「プシュウゥーッ!!」
プシューッ プシュッ プシュッ!!! シュオオオオオオオッ!!!!!!


レン「な…なんか変だよ!」

大魔女「うんこなんて食べるから…」


《中》

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ピク…
ミリヤ「この反応は… まずい 急がねば!」

217 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/15(月) 12:48:58 ID:ljYirVoB
ズッゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!


バベルドン「ギギギィーーーーーーッ…」
ギュウゥゥゥンッ

《バベルドンが黒いオーラをギュンギュン言わせている》



レン「何が起こるの!? フーリャンりん!!!」

大魔女「知らないわよ…」

大魔女(でも…あのロボが出すオーラ…
なんだか私の魔力に似ている気がするわ…
似ているけど…なんか混ざり合っているような感じ…)


ゴゴゴゴゴゴゴゴ…



ワリムツ「今バベルドンが体内に取り入れたものが何か 分かるか?
アレこそがミリヤが生みし“魔力卵”なのである」


レン「ア…アレが!!!」

大魔女「なるほど… どおりで」
レン「それを食べてどうしようってんだよ!!」


ワリムツ「そなたらに…ミリヤの魔力卵の持つ力の一端を見せてやる!!
行けェッ バベルドン!!!!!!!」

バベルドン「ババブァアァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッッ


大魔女「魔力が急激に…!!!
レン!!!!! こっち来なさい!!!!!!!!!」

レン「え」

218 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/15(月) 13:03:11 ID:ljYirVoB
ワリムツ「スーパーデストラクション!!!!!!!!!!!!!!!」


カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブオオッ
レン「わぁっ!!!!!」

ガシッ
大魔女「ぐぐっ!!」

《超突風 フーリャンは咄嗟にレンを抱き込んだ》



…――――――――――ーーーーーーーーーーーー…ィイィィィーーンッ…‥




レン「? ??」
もふ…

レン「何? 何何? 何が起きたの?
フーリャンりん! ちょ…ちょっともう大丈夫だから放してよ」
もっふもふ バタバタ…

大魔女「……」
パッ

レン「プハァッ… はぁーっ …何が起きたの?」
キョロリ

レン「!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんじゃあこりゃあああああああーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドンッッ!!!!!!!!!!
《それはもう限度を超えた破壊の跡!!!!!!!!!!!》


レン「ぼくたちがここまで来た道や部屋をいくつも突き破ってる…!!
ぼくが感じたのは 眩しい閃光とフーリャンりんの温もり そして残響…! たったそれだけだよ…!
なんだこれ!! こんな攻撃… あいつ今何をしたの!!?」

大魔女「今のは…魔法…」

どんっ!!!

219 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/15(月) 21:22:40 ID:ljYirVoB
レン「魔法!!? 今のが魔法だっての!!!!?」

大魔女「えぇ 魔法よ
大魔女の私が言うんだから間違いない」

レン「そんな! なんでロボが魔法なんて!!!?」

大魔女「……さっきのあの魔力うんこが怪しいわね」


ワリムツ「そのとーり ゴキさんである」


レン「!?」


ワリムツ「今のは確かに魔法…のようなものである
アレはバベルドンがミリヤの魔力卵を体内に取り入れる事で発動出来る…
魔力卵一つにつき一度しか使えぬが バベルドン最大にして最強の威力を誇っているのだ!」


大魔女「最強最大…ね
今のは確かにメコレ級以上の威力はありそうだったわね」

レン「よ…よくわからないけど… ヤバいって事!!?」

大魔女「そうね 全裸でスカイダイビングするくらいヤバいかもしれないわ…」

レン「死亡確定じゃないか!!!!!!!!」


220 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/15(月) 22:51:06 ID:ljYirVoB
ザッ



ワリムツ「む?」



大魔女「でもその程度 私には屁でもないわ!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!

レン「なっ」


ワリムツ「なんだと?」


レン「つっ つまりフーリャンりんは全裸でスカイダイビングが出来ると?!!!!!」

大魔女「そう!!!!!!!!!!
って違うわこの生グサ野郎!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!

レン「ひぃーーー!!!!」

大魔女「どんなに凄い威力だろうと 所詮シロートが使う似非魔法よ
この世界が誇る最強にして華麗な大魔女の私が使う本物の魔法の前ではゴミよ!!!!!!!!!!
純金と金鍍金を比べるようなものよ
真の魔法舐めんなバカヤローーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「鍍金か…ふぁはははは…
十分だ似非であろうと本物と同じほどの力を発揮出来ればな」


大魔女「無理よ」


ワリムツ「なればマザーよ 比べてみようか!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポコッ

《また魔力卵をKETUから出した!》
ガッシガッシガッシ!! (懸垂中)

221 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 00:15:43 ID:AW6KYEbJ
バクンッッ!!!!!!

ワリムツ「くらえ!!!!!!!!!」


ボギュギュギュギュギュウウウウウッ……!!!!!!!!!!!!!


大魔女「レンは私の後ろへ」

レン「う…うん」
サッ



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!


大魔女「ほぼ私の魔力とはいえ…
ここまで強大な魔力と対峙するのは初めてかもしれないわわね…
…面白いじゃない」


ワリムツ「面白がっていられるのも今のうちだァ!!!!!!!!!
バベルドン撃て!!!!!!!!!!!
魔力大砲である!!!!!!!!!!!!!!!!」

バベルドン「ボガアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオッッ!!!!!


カッ!!!!!! ―――――――…


レン「ま…まぶしッ…」

大魔女「ハード ガーダー メコレ スト!!!!!!!!!!」ピシィッ!!!!!!!!!!!!!!!



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

222 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 00:28:37 ID:AW6KYEbJ
第3層…


《第3層では蟻さんたちがまだ戦っていた…》

蟻A「とりゃーーーー!!!!!」
ブシャーッ!!!!!!!

ドドドドドドドド…



ズザンッ

蟻M「ぐわたー!!!!!!!!!!!!!!」
ドカッ

蟻B「蟻M!!!!!!!!!!!!!!!
大丈夫かッ!!!!!!!!!!!!! なんで無茶をするんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきからやられ放題だぞ!!!!!!!!!!!」

蟻M「趣味です」
ハァハァ



蟻E「ふー…敵も大分減ったぞ!
終わりも近い!!!!!!」

蟻H「ん〜〜〜〜〜 レンぼうやはどうなったのかしらァん♪」


ズゴゴゴゴ…


蟻T「なんだ?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!

蟻O「オーーーーーーーヮッッ なんだこの地響きはァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズッッッボゴゴアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐらぐらぐら!!!!!!!!!!!!!!!

蟻達『あんチュらぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!』


蟻A「な 何事だ!!!!!!!!!!!!」

蟻G「大変じゃあぁ… 向こうの方で地面が陥没したじょおおお…」

蟻X「なにーーーーーーー!!!!!!!!!!!
そんな事が あり… エーーーーーーーーーーーーーーーーックス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィッ!!

蟻A「…下の第4層で何かが起きている…!?」

223 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 19:09:58 ID:AW6KYEbJ
―――


ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

しゅううううううううう…


ワリムツ「…むっ」



バンッ!!!!!!!

ピキィンッ!!!!!!
大魔女「…ふぅーっ」

レン「バ…バリアだ!! すごい!!!」


ワリムツ「そんな薄い壁でよく防いだな… だが見よ」


ピシシッ!!!
《バリアにはヒビが入っていた》

大魔女「……」
ゾクゾクッ

大魔女「やっぱりソートーな威力ね…面白い
もう一発かましてきなさいよ 次は攻撃魔法で迎えてしてやるわ」
ニィッ

レン「あわわ フーリャンりんやめなよーーー!!!!
なに対抗心燃え上がらせちゃってんのッ!!!!!!!!」
わたわた

大魔女「うるさい
さぁ 来なさい どんどんと!!!!!!」


ワリムツ「…後悔させてやろう」

ブリッ バクンッ!!!!

ギュゴオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
バベルドン「グァバーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジュゴゴゴゴオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「バクサーレ オーブ ババロア クイタシ メコレッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

224 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 21:35:20 ID:AW6KYEbJ
ギュポォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

《大魔女は大きな火炎玉を出した》


レン「わあぁっ すごい!!!!!
でもあっちの方が大きいよ!!!!!!」

大魔女「まずは様子見よ!!」
バッ


バベルドン「ガアアオーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!


ズギャギャアアァァァーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴッッ!!!!!!! ゴゴゴォッ!!!!!!!!!!!!


大魔女「ふゥゥッ!!!!!」
ぐぐぐッ


ズジジジジジジジジジィッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シャアアアア…
《大魔女の火炎玉が押し負けてるぜ…》

レン(この状況でシャワーを浴びている…)


ワリムツ「ふぁっははははは!!!!!! 脆弱な!!!! 脆弱であるな!!!!!!!!」


大魔女「やっぱりメコレじゃ駄目ねッ…
ウルディオラ フャニャ メコレ ギオ」


オニャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガッ!!!!!!!!!!!
ゴガアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワリムツ「ぬぬッ」

225 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 21:57:35 ID:AW6KYEbJ
《大魔女フーニャンの魔法とバベルドンの魔法もどかが今! ぶつかり合うッ!!!!!!!!!!!》


ブゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キュンキュンキュンキュンキュンッッ!!!!!!!!!!
はにゃにゃあああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヌメッ!!!!!!!!!!! ズブリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぴゃああああああああアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むかご!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゃああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みゃつたくぇらーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カープテッポリィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃあこ

226 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/16(火) 23:56:13 ID:AW6KYEbJ
バシュウウウウウッ…


レン「そ…相殺した!!!!!
な…なんて激しいぶつかり合いだ… 帝国中が揺れた!!!!」

大魔女「久しぶりの感覚だわ…」
ゾクゾクっ


ワリムツ「マザーの魔力… やはり強大なり…!!」


大魔女「ほらぁっ ぼーっとしてたらあんたの大事なもんブッ壊しちゃうわよ!!!!!
パン ガナイナ ラオ カシオタ ベーレーバー イイジャ ヌ メコレルロ!!!!!!!」
バオッ!!!!!!!!!!

ワリムツ「!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザパァッ!
《大魔女の放ったフランスパンのようなビームがユグドラシルを狙った!!!!!》


ワリムツ「…無意味!!!!!!」


ドドドドドドッ…
ぼい〜〜〜〜〜〜〜んっ

《なんと!!!!!
ガラスが凄まじい弾力を見せて大魔女のフランスパンビームを弾いた!!》


大魔女「なっ!!!!!!!」



ワリムツ「ふぁははは
あのガラスはスペシャル防御ガラス!!!!!!!
銃弾はモチロンのこと 大砲でもミサイルでも!!!!
そして魔法やおやじの悲しい加齢臭まで!!!!!!!!
圧倒的防御力を誇る最強のガラス!!!!!!!
いくらマザーの魔法でも通らぬ!!!!!!!!!!」

大魔女「ちっ…」

227 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 00:10:23 ID:2nAPrN1H
大魔女「…残念ね」

ワリムツ「そなたらの姑息なマネなどワらは予想しきっておるのである!!!!
さてと 魔力卵をあまり何度もこんな事に使っているわけにはいかぬ…
次で決着をつける!!!!!」
ボチッ

ワリムツ「バベルドン!!!!!!!!
ギャンディー摂取だ!!!!!!!!」

バベルドン「ン〜〜〜…」
モモモモモモ゙… ブリッ!!!!!!!!!
コロコロコロコロ…

ワリムツ「ダブルで!!!!!!!!!!!」

バベルドン「パオオオオォ…」
もんもー… ブブリャアッ!!!!!!!!
ころり…

《バベルドンは2つの魔力卵をケツからひねりだした!!!》


大魔女「なんで股間とか尻とかからそーゆうのを出すのよ
やめなさいよ」

レン「…って… 2つって…!!!!!!」


ワリムツ「ふぁははは…そうだ!!
この魔力卵“2つ”を食べて 次で本当にカタをつけてやる!!!!!!!
倍威力のバベルドン魔法で!!!!!!!!!!!」


大魔女「倍…!」

228 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 07:01:53 ID:2nAPrN1H
バクバクッ!!!!
…ゴックシ…ッ!!!!!!!

バベルドン「ハアアアアアア…ハアアアアアアア〜ッ…!!!!!」
ぐるんぐるんぐるん

《首を高速回転させるバベルドン》

ワリムツ「くらえ!!!!!
魔力卵2つ分の最大級のバベルドンの魔法砲をなぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バベルドン「ボオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!」
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


レン「ヤバいよ!!!!!!!!
フーリャンりんヤバいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あわてんじゃないわよっ!!!!!!!」
ギュウウゥウンッ…


ワリムツ「死ねぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぁあはははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バベルドン「ッ…ゲェエェェェェェ…ッ」
ベチョッ…ベチョッ…

《吐いた ゲロを》


大魔女「!!?」


ワリムツ「バベルドン!!!!!!!!!?」




??「そこまでじゃ」



レン「こッ この声は…!!!!!!」

229 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 10:15:06 ID:2nAPrN1H
ワリムツ「バ…バカな…今の声はッ」

バベルドン「ウゲゲェゲロォオ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!」
ベチョッ…ベチョベチャッ…
コロロッ…

ゴシゴシ
《バベルドンは飲み込んだ魔力卵2つを吐いた
ふー…いい湯だったぜ…》


レン「い…今の…!! 今の声ッ!!!!!!!」


バベルドン「ア゙ッ…がばばァ…ッ!!!!!!!!」
ぐぱぁっ


ひゅーー… スタンッ!!

ミリヤ「待たせてしまったな」

シグ「レンたーん!!!!!!!!」


レン「じょ…女王蟻様ーーーーーー!!!!!!!!!!
シグちゃあぁーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブワッ!!!


ワリムツ「ミ…ミリヤ!!!!!!!!!」

ミリヤ「……破壊がすぎるぞワリムツ」

ワリムツ「何故だッ!!!!!!!!!
何故ワらが操心が解けておるッ!!!!!!!!!!!
おかず…… おかずはどうしたァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「おかずさん逃げちゃいましたよぉ」

ワリムツ「な…何ィッ… あの安物め…!!!!!!」




――― 物陰

コソ…
おかず(お…王!!!!!
わしは我が身かわいさに逃げたのではありません!!!!!!!!!
わしが死んだら誰が… 誰が王を支えるというのです!!!!!!!!!!
わしは遠〜〜〜くから王を見守っておりますのでご安心をッ!!!!!!!!)

230 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 10:43:52 ID:RYVq3JhV
お前が一番タルタルソースじゃねぇかwwwww

231 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 16:30:35 ID:2nAPrN1H
ミリヤ「今まで世話になったなワリムツ
だがそろそろ帰らなければ我が子らに悪い
一人 かわいい我が子が迎えに来てくれてるからな」
にこり


じわ…
レン「女王蟻様…」

大魔女「……」


ミリヤ「マザー ここまで我が子が世話になった ありがとう
我が子の顔が凛々しくなっているのはあなたが共に戦ってくれたからであろう」


大魔女「…別に私は何も」


ワリムツ「ミリヤ…!
何故だ… 何故操心が解けている!!!!!」

ミリヤ「主には分からぬ 愛のパワーじゃ」

ワリムツ「またそれか!!!!!」

ミリヤ「さて… ワリムツよ 主の野望もここいらで終わらせよう」
つかつか…

《ミリヤはガラスに近づいて遠く向こうにあるユグドラシルを見据えた》

ミリヤ「忌まわしき異形なる魔樹ユグドラシル…
あんなもの存在していてはならぬ
それを使って恐るべきな野望を実現させようとする主もまた異形じゃ」

ワリムツ「黙れッ…」

ミリヤ「主と長く共にいたわたくしには分かる
主が野望を実現させようとする目的は…全ての虫のためではない…
あらゆるモノの頂点に立ちたい という己が欲望のためじゃ
そんなくだらぬ事で世界を変えさせるわけにはいかぬ」

ワリムツ「黙れ黙れーーー!!!!!!!!!!」

232 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 16:44:59 ID:2nAPrN1H
ミリヤ「このバランスのままで良いのじゃ
虫と人間 大きさは違えどお互いお互いが知らず知らずに支え合っている
同じ星に暮らす者たちのこれまでの共生関係のままで良いのじゃ」

ワリムツ「黙れ!!!!!!!!!!!
何が共生だ!!!!!!!!!!!!
人間はこれまでワらら昆虫達に酷い仕打ちを繰り返してきたではないか!!!!!!!!!!!!!!!!!
特に…ゴキブリは特にだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワららが何をした!!!!!!!!!!?
“気持ち悪い” “黒すぎト” “甲斐性なし” “脂性”…etc
そんな理由で虐殺されつづけたのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっと隅をカサカサすれば殺虫剤シュー!!!!!! とか!!!!!!!!
洗い場散歩してたら洗剤ビシャーーー!!!!! とか!!!!!!!!
お風呂覗いたら熱湯じゅわぁ!!!!!!! とか!!!!!!!!!
レストランだと思ったら罠!!!!!!!!! とか!!!!!!!!!
ひどいと思わんのかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴキブリに人権を! とは言わん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
せめて蟋蟀並の扱いにしてくれたっていいじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
似てるじゃない蟋蟀!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそッ くそッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
蟋蟀の野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



大魔女「いつの間にか怒りの矛先が蟋蟀に変わっている」

233 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 22:05:24 ID:2nAPrN1H

ゴゴゴゴゴゴゴ…


レン「………
(ワリムツの言ってる事…分からないでもない…
……女王蟻様は一体なんて言葉を返すんだろう…!?)」


ゴゴゴゴゴゴゴ

ミリヤ「………」

ポンポン
ミリヤ「ふぅ〜
久しぶり激しく動いたから肩凝った〜
あとでマッサージしてもらわねばな〜
あ えぇっと…何だったか?」



レン「聞いてないフリしたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーンッ!!!!!!!!!!!!


ミリヤ「なんでもかんでもとりあえず 主の野望あきらめろということだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!


レン「そして話題を終わらせたーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「やるわね」

234 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/17(水) 23:45:26 ID:2nAPrN1H
ぷるぷるぷる…
ワリムツ「ミ…ミリヤ…ッ ワ…ワらをバカにしておるのかッ……!!!」

ミリヤ「何がじゃ?
とにかく ユグドルピアは諦めよ」

ワリムツ「あ…あ…諦めるかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ユグドルピアは必ず成就させるのだァァァァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「強情なやつじゃ」

ワリムツ「ミリヤ!!!!!!!! そのためにはまだそなたの力が必要なのだ…!!!!!!!
まだ魔力卵は足らぬ…!!!!!!! 世界中にガスを振り撒くには圧倒的に足りぬ…!!!!!!!!!!!
大人しくワらが手の中に戻れぇッ!!!!!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「断る もう傀儡は懲り懲りじゃからな」

ワリムツ「ならば力付くでぇッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオオオオッッ!!!!

ミリヤ「!」



大魔女「ヤバい!」

ダダダッ

大魔女「んっ?!」

235 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/18(木) 08:18:36 ID:Ro56qxNh
グオオオオンッ!!!!!!



ダダダダダダダダッ!!!!!!!!!
レン「一陣ッ スピーワンスピダジュー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシュウウウウウウウウウウウウウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ミリヤ「落陽突き!!!!!!」
ビュカカッ!!!!!!!!!!!!!!

バチィィンッ!!!!!!!!

ワリムツ「ぬぬぐ!」


レン「女王蟻様ぁっ!!!!!」
バッ!!!

ガッスィ!!!

ミリヤ「おお…我が子…レン
1番幼かったお前が…本当にたくましくなった…
わたくしは嬉しいぞ」
じわり

レン「ううぅ… 女王蟻様…
この温かさは本当に女王蟻様だぁ… うっ…ぐすっ」
ぐしぐし

レン「…?
あ…あれ? 女王蟻様…シーちゃんはどこ!!!!!?
さっきまで居たのに…!!!!!!!!」

ミリヤ「安心するが良い
乙女は今な……」


大魔女「ちょっと!!!!!!!!
危ないわよ!!!!!!!!!!!」


レン「!!!!!!!!!」


ドドドォォッ!!!!!!!!!!!
ワリムツ「ふぉおおおーーーーーーアッ!!!!!!!!!!!!」


レン「うっ!!!!!!!!!!!!!!!」





…―――― ピッ… ――――…

236 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/18(木) 12:55:56 ID:Ro56qxNh
ワリムツ「お前は潰れろ蟻小僧ーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」
ドドドドドーーーーッ!!!

レン「ほ…ほわぁったーーーーーーーッ!!!!!!!」


ピッ!!!!!!!!


ビクンッ!!!!!
バベルドン「ビギィッ!!!!!!!!!!!」
ピタァッ…

ワリムツ「!!? ど…どうしたバベルドン!!!!?」

バベルドン「ピ…ピ…ピ… プシュウゥーーーーーッ…」
シュフフフゥウウウウッ!!!!!!

《バベルドンの体から蒸気が吹き出した…》
ファアアアアア… ※ドライヤー中

ワリムツ「こ…これは… !
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
な…なんだこれはッ!!!!!!!!!!
この部屋に充満しているはずの特殊電磁波『ヌンパ272-X(独唱)』とユグドラシルの超エネルギーの濃度が急激に減少している!!!!!!!!!!
何が…何が起きた!!!!!!!!!!!!!!」


ヒョイ
シグ「私です」

テッテレーー!!!



レン「シーちゃーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「チ…チンカっスァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

237 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/18(木) 23:49:41 ID:Ro56qxNh
シグ「レンた〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!」
バッ

バサバサバサァーーーッ!!!!!!

《シグ・シックは天井から舞い降りた》


レン「シーちゃん!!!!!!!!」
ガシッ

シグ「レンたん!!!!!!!!」

レン「今の…シーちゃんが!!!!?」

シグ「はぁい うまくいきましたぁ」


ワリムツ「…ぐっ ミリヤ!!!!!!
そなたの差し金か…!!!!!!!」


ミリヤ「そうじゃ
バベルドンから出る前に彼女に教えておいたのじゃ
特殊電磁波とユグドラシルエネルギーを操作する機械の場所と扱い方をな」


ワリムツ「くっ…ワらはそなたに色々見せすぎた…!!
傀儡といって侮った…くそォォッ!!!!!!!!」

プシューッ プシューッ…
バベルドン「POWER DOWN... POWER DOWN...」

ワリムツ「バ…バベルドン…!!!!!!!!!!!
ドーピングの作用が切れてしまったか…!!!!!!!!!」


レン「やった!!!!!!!!!!」

大魔女「…ということは…」


キュッキュッ…ビクッ!!!!!!
《ハアアァァーーーーーンッ!!!!!!!!!!
い…いやあああああああああああああッ!!!!!!!!!!!
手がッ 足がッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うぎゃああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ズッ… ブヂュルッ!!!!! ブチブチィィッ!!!!!!!!!!!
ブチチィーーーーーーーッ!!!!!!! ジュル…グチュッ…ピチャア…


レン「手足が取れた!!」

大魔女「やったあああああああああああああーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」

238 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 01:45:45 ID:O5A6OrJu
レン「…運の尽きだ!!!!!!!
ワリムツーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「ま…負け…負けなど!!!!!!!!!!!!!!!!
負けなどォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰か…ッ スイッチを押せえぇええぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『ヌンパ272-X(独唱)』とユグドラシルエネルギーを再び部屋に充満させてバベルドンをパワーアップさせるのだァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レン「もう誰もいないよ!!」

ワリムツ「…おッ おかずーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
居るだろう!!!!!!!!!!! そなたが行くのだァッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドキッ
おかず「わ…わし!!?
しかしわしは………」
たじたじ


ワリムツ「そなたが行かずに誰が行くのだああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そなたしか…そなたしかおらぬのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それともそなたはワらを見捨てるのかッ!!!!!!!!!!!!!!!?」


おかず「お……王…
み…見捨てるなんて… 王を見捨てるなんて…
う…うおおおおおおおーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ


レン「おかず!!!!!!」

ミリヤ「あんなとこにおったか」


おかず「おおおおおおおおおおおおおおおおおお王おおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わしが今お助けいたしまするーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダッ!!!!!!!

おかず「いくぞロブストォオオオオオオーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ロブスト「あいよォッ ダンナ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビチャンッ!!!!!!!

ドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュッ…

大魔女「あんたらはァ…お呼びじゃ…」

おかず「!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ないのよォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザックリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://imepita.jp/20101119/049460

おかず「ひブブーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

239 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 01:58:38 ID:eDtQBRRF
ようやく使い回しじゃないの来たwwww

240 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 02:08:37 ID:O5A6OrJu
バンッ!!!!!!!!!!
http://imepita.jp/20101119/047590

おかず「おう…王…ぉ…う…おぉ… …お………う……」
がくっ


ワリムツ「おかず!!!!!!!!!!
……貴様はどこまで役立たずなのだ…!!!!!!!!!
おかず もう一度来い!!!!!!!!!!!」

しん…

ミリヤ「あの者はもう復活せぬ
わたくし達が先手をうったからな」

ワリムツ「ぐっ!!!!!!!!!!」
ダンッ!!!!!!!!

ワリムツ「クソッタレめがぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まだだッ まだ終わらん…ッ!!!!!!!!!!」


ダッ!!
大魔女「クソッタレはあんたよ
いい加減…あきらめなさい!!!!!!!!!!」
ガチィンッ!!!!!!

大魔女「…ガンロック・ダブルハンド!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!


ワリムツ「ぎッ…!!!!!!!!!!!!」
ビクッ!!


大魔女「…レン! …行くわよ
この瞬間こそ私達が共に来た道のゴール
最後は2人で…決めましょう」


レン「うん…!!!!」
ザッ

シグ「レンたん…!!!
右腕ブランブランしてるよ…!!!!!!!!」

ミリヤ「心配するな乙女
…あの子はもう 強い戦士なのだから」


ザザンッ!!
大魔女「…最大の攻撃を当ててやりましょう
やれるわね!」

レン「うん!!」


ワリムツ「カカカカカカカッ カカッ カアアアァーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
バタバタバタバタッ

241 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 02:16:21 ID:eDtQBRRF
  +     . . ゜   ...    ;;...     ・     :::....      ::.. .....   ......... ..... ...
             . .゚..  . .   ;;             , ´  ヽ、
;   、   :::                        /      、
  ;....      ::     ・..   ;;.         ヽ、γ○ ⌒ 、  :: +   :: :::
     ::;     +..   ;;.         i`、   丶  ゙i   i       ;;     .
                        ヾ :    i   i  ..。  ..::
   .. 、 .::  .      + .       i 、ヽ- - オ-。、_ゝ、  ::    :: :::
                     ,- ~ ゛           ゙ ^`丶- 、  ..   :;;;..
   :: ...     .....  :      h _ ‐'' ´  ¨~⌒  ̄ ⌒゙ ゛^‐ -ェ 、._ カ
                     ~ i                   i  ..     . . ゜
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::;     ・..   ;;.   ,,;:::   .  丶 | . ヽ二Ξ三三Ξ彡ゝ ゚:   リ  ...   ;;;...
    ;::  ... :: +           . ヽ     , - 、      i   /
                      `、                  ,' ;   ::.........
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  ::;     ・..   ;;.  :;        ,. '   ヽヽ   .〆 , '^ヽ、    ::...
                       :゚     ゚i ヽ、,//´     ゙ 、. .. .. .. .゚... .
        .゚..  . .   .... .  .  ,  :      `ソ , '          i.. :: +  ::
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   .. :..     __  ..                ;;::           ゚
          .|: |   .....  ....  .. ... +..  .....  .  ..... .. ..        ;;::...  .
          .|: |        ....  .  ....  .. .....  ......  ....。. .. ..
       .(二二X二二O     ;;.       :....   .. .      :..     ;
            |: |    ..:+ ..      ;;:     .・      ..::;.     ..   ..
      ∧∧ |: |
      /⌒ヽ),_|; |,_,,    さようなら おかず
_,_,_,_,,〜(,,  );;;;:;:;;;;:::ヽ,、   君のことは 忘れないよ
   "" """""""",, ""/;      たくさんの想い出を ありがとう……
  "" ,,,  """  ""/:;;
  ""   ,,""""" /;;;::;;


242 名前:クソワロタ:2010/11/19(金) 02:30:47 ID:O5A6OrJu
ワリムツ「バベルドン殺せ!!!!!!!!!!!
奴らを殺せ!!!!!!! 叩き殺せ!!!!!!!!!!!
殺せ!!!!!!!!!!!!! 殺せ!!!!!!!!!!!! 殺せェッ!!!!!!!!!!!!!
殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せ殺せッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コロセッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶんぶんぶんぶんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ワリムツはデタラメに攻撃をしている》


ダンッ!!!!!!!
大魔女「吸引魔法…
グレジジ マボス フェフェー ンラララ メコレ」
キュインキュインキュイン… ガキキキキキキキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《フーリャンの腕の岩に大小様々な岩がくっついていき更に巨大化していく…》

大魔女「…ぬぎィッッ…!!!!!!」
ミシミシッ…


レン「…八頭身になったとき 無意識で使ったこの技…エネルギーを一点に集中ッ!!!!!」
キュインッ!!!!!!

《シャバ僧の槍が銀の輝きを放つ》

レン「銀の左腕!!!!!!!!!!
アガートラーム!!!!!!!!!!!!!!!!」


フーリャン&レン『これで終わりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

243 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 02:46:22 ID:O5A6OrJu
           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-       
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {              
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii             
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"        
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"         
         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"     
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,         
      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、        
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i      
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i
                 .i|          .|i
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i  
               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i     
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::




                                                ※画像はイメージです

244 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 02:59:15 ID:O5A6OrJu
バラッ バラッ…

ワリムツ「…あァ… ワららが技術のすいを集めて作り出したバベルドンが… ふぁ…は…
…ふぁはははははははははははひははははははははははははははははははははははははははははははッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドカンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッガガガアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《バベルドンは爆発四散した》



大魔女「やっ…」

レン「やったああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!

レン「やった…よ!!!!!!!!!
ぼくらやったんだぁ!!!!!!!!!!」
ギュウウッ

大魔女「えぇ…!」

シグ「レンたん!!!!!」
バサーッ

レン「シーちゃん!!!」

シグ「ぷぅーーっ」
ぷくー

レン「?」

シグ「おめでとうーーーー!!!!!!!!!!!」
ガバガシーッ!!!!!!!!

大魔女「……」

レン「あ…あはははっ//// ありがとうシーちゃん////
シーちゃんのおかげで勝てたよ/////」

レン「えへっ////
レンたんの声 ロボットさんの中でも聞こえた!!
一生懸命呼んでくれてて嬉しかったですぅ////」

レン「だって〜////」

大魔女「戦いは終わった
しかしなんだ この胸のムカツきは…」



ミリヤ「……」
ザッ…


ボオオオオオオオオ…

245 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 03:11:01 ID:O5A6OrJu
ボオオオオオオ…
《爆発したバベルドンの破片を見つめるミリヤ》

ミリヤ「…ワリムツ… 愚かな男じゃ……
せめて安らかに眠れ………」
スッ

《ミリヤは祈りを捧げた》



ボウウウウ……


ガサッ…





レン「よーし!!!!
ワリムツも倒したし女王蟻様も元に戻った!!!!!!
あとは第3層のみんなの所に戻るだけだ!!!!!!!!」

大魔女「でもあのユグドラシルとかいう樹はどうすんのよ
あのままはちょっとヤバいんじゃない?」

レン「あ…そっか… うーん…
女王蟻様に聞いてみればなんとかなるかも…」



ミリヤ「ぐっ…」



大魔女「!!?」

レン「女王蟻様!!!!!!!!!!!?」
バッ!!!!!



ドドドンッ!!!!!!!!!!!
ワリムツ「ハァ…ハァ… くくくくっ…
捕らえたぞ… ミリヤ…!!!!!!」

ギリギリ…
ミリヤ「あ…うぅぐ…」



レン「あいつ!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あの爆発で生きてんの!?」


ワリムツ「ふぁっははははははッ!!!!!!!!
ゴキブリの生命力を舐めるなよ…!!!!!
ワらの野望は終わらん… 戦いがどう転ぼうと最後は王たるワらが笑うのだァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

246 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 14:01:34 ID:O5A6OrJu
大魔女「しぶとい極(窮)まりな(無)いわね」

レン「ぐるううぅっ 女王蟻様を放せーーーー!!!!!!」

大魔女「ただの悪あがきよ
ロボもなしにあんたに何が出来んの!!!」
ザッ


ワリムツ「近寄るな!!!!!!!!!!!
近寄ればミリヤを殺すぞよ!!!!!!!!!!!」
ぐいっ

ミリヤ「くっ」


大魔女「そんな脅し…ハッタリでしょ?
そいつを殺したらあんたの計画はおじゃんでしょうが」


ワリムツ「くくく…どうかな?
ミリヤが死んでいても体さえあれば魔力卵を作り出すことは可能!!!
多少面倒であるがな
…よってこれは脅しでは決してない!!!!!
下がれ!!!!!!!」

ミリヤ「ぐ…わたくしに構うな…」

ワリムツ「黙れ!!!!!」
ボコマッ!!!!!

ミリヤ「ぐアァッ」


レン「やめろォッ!!!!!!!!
くそぅっ…一体どうすればいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!」

シグ「レ レンたん…」

ちょいちょい

シグ「?」

大魔女「…私の言う事をよく聞いて」
こそ…

247 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 16:12:48 ID:O5A6OrJu
じりじりじり…

ワリムツ「よしそのままだ そのまま動くな!!!!」


レン「女王蟻様っ… 女王蟻様っ…!!!」


ミリヤ「レ…レン…」


ワリムツ(くく このままこの場から逃げ出すぞ
そして別の地で体勢を立て直すのだ!!!!
そしてまたこの地へと戻ろう!!!!
どうせ奴らにユグドラシルをどうにかすることなど不可能だろうからな!!!!!!)


ガク…
レン「じょ…女王蟻様… い…行かっ…行かないで…
ううぅ… うっうぅ…ッ!!!!!!!!」


ワリムツ「蟻小僧にマザー!!!!!!!!
覚えているがいい…!!!!!!
次またこの地に戻ったあかつきにはまず!!!!!!
そなたらを殺してやる!!!!!!!!!! ふぁははははッ…」


大魔女「次? 何言ってんだかよ
あんたに次はない あんがここで死ぬのよ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワリムツ「なァ…にい?」


大魔女「……」
にっ!

シグ「王様」


ワリムツ「?」


シグ「ニコッ!!!!!」
ペカーッ

《いい笑顔》


ワリムツ「!?」


ぶわあああああああっ!!!!!!!!!

レン「わあぁッ!!!!!!」

《シグ・シックは体から超大量の鱗粉を放出させた!》

248 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 23:08:57 ID:O5A6OrJu
ワリムツ「な…ん…だ…!!?」

《それは一瞬だった
フーリャンとレンに対しての警戒を怠らなかったワリムツの注意がシグ・シックに向いたのだ!!
その時フーリャンは光のごとく速さで構えた!》





ゲリ


ゲロ


ワキガ


カレイシュー


イカ


クサヤ


シソーノロ


ナマゴミ


ウンコ


シューティン


コエダ メコレ



ピュイィィンッ!!!!!!!!!!

ピシャッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ワリムツ「ん?」

ぷ〜ん…

ワリムツ「………ッカ…!!!!?」
ぞわぞわぞわ…

ワリムツ「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

249 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 23:14:11 ID:MiQkaNtD
いつもながらひでぇw

250 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/19(金) 23:53:05 ID:O5A6OrJu
ワリムツ「コッッ こぽぉぉぉぉぉ…」
ピューピュー

《ワリムツの体から変な汁が噴き出した》


ダッ!!!

大魔女「大魔女チョッピング!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピシィッ!!!!!

ワリムツ「ちゅあああッ!!!!!!!!!」

ミリヤ「うっ!!!!」
ドザァッ!!

《ワリムツがミリヤから離れた》


レン「フーリャンりん!!!!!!!!!!!!!!!」



ヒュヒュッ…
大魔女「…あんたの敗因は最初に私をアレさなかったことよ
…あの世で存分にトイレに篭ってイ゙ーイ゙ー言ってなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グルルンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワリムツ「クォオオッ……!!!!!!?」
ピュー

大魔女「大魔女大回転ギロチンキィッーーーーーーーーーーーーーーーーーークッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズバッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワリムツ「―――――」




ヒュウウウウウ…

251 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/20(土) 06:13:39 ID:DS+9C0Ce
《大魔女のハイキックが炸裂…》

ヒュウウウウウウウ…


メリッ… グラァッ
ドシャアァーーーーーーーンッ!!!!!!!!!

コロ…

《転がった…… ワリムツの首!!!》
ババンッ!!!!!!!


大魔女「…フーーーー…」
よろ…

大魔女「最強クラスのウンコ メコレで大分魔力を持ってかれたわ…
でもこれで…」


レン「女王蟻様!!!!!!!!!
大丈夫ですかぁ!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「う…む… 迷惑をかけた…」



ゴゴゴゴゴ…
ピクッ!!!!!!!!

ガサガサガサガサガサガサガサガサァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!



シグ「?!! きゃあーーーーーー!!!!!!!!!!
大変ですぅ!!!!!!!!!!!!」


レン「!!!!!?」

ミリヤ「ッ!!?」


大魔女「なに… ………ハァッ!!!!!!!!!!?」


ドドーーーーーーン!!!!!!!!!

ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ワリムツは首なしの体で動き出した!!!!!!!
ワリムツはまだ生きている!!!!!!!!!!!!!!!!!》


レン「し…しつけえぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

252 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/20(土) 22:55:11 ID:DS+9C0Ce
ガサガサガサガサガサッ!!!!!!!!

《床をしゃかり回るワリムツ》


大魔女「気持ち悪いわね…」

レン「女王蟻様 シーちゃん ぼくから離れないでね…!」
チャキッ


ガサガサガサガサガサ…ピタッ!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

《首なしワリムツは姿勢を低くし身構えている》


大魔女「……」

レン「…ッ」


ガサッッ!!!
ダダンッ!!!!!!!

《クラウチングスタートでワリムツは突っ込んで来た!》

ガササササササササササァッ!!!!!!!!!


レン「ね 狙いはぼくたちだぁッ!!!!!!!!!」


ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサッ!!!!!!!!!!
くんっ…


大魔女「!」


ダヒュンッッ!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!


レン「ち…ちがう!!!!!!!
あいつの狙いは…フーリャンりんだぁッ!!!!!!!!!」

253 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/20(土) 23:33:43 ID:DS+9C0Ce
ザザザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!

《凄まじいスピードとキモさでフーリャンに迫る首なしワリムツ!!》


大魔女「私と直接対決でもする気!!?
いい度胸じゃない…!!!!!!!」
バッ


ザザザザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!!
クンッッ!!!!!!!!

《真っ直ぐ突っ込んで来ると思われたワリムツはた方向を急転換させた!!!!!!》

ガガザザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐるるるるるるるるッ!!!!!!!!!!!

《フーリャンの回りを高速で回る首なしワリムツ!》


大魔女「これは…」


レン「ワリムツの『漆黒舞踏』だ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「…最初に戦った時に使ってきた技ね…」


ザザザザザザザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!
ギュギュンッ!!!!!!!!

《首なしワリムツが攻撃を仕掛ける!!!!!》


大魔女「分かってないわね… あんたはッ!!!!!!!」


ダァァァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

首なしワリムツ「―――…ッ!!!!!」
シャカ…シャカ…

《フーリャン渾身の神足聖拳突きをワリムツに叩き付け動きを止めた!》


254 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 00:00:08 ID:YPfNVNtG
―― 付け忘れ ――

大魔女「分かってないわね…あんたはッ!!!!!!!!!!!
私はあの時とは違うのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―― おわり ――



シャカ…シャカ…シャカ…

《手足をシャカシャカさせてもがくワリムツ》

大魔女「…レン!!
今のうちよ あんたが止めを差しなさい!」


レン「わ…分かった!!」
ダッ!


ぐぐぐッ…
レン「気究突スピナルアスピア!!!!!!!!!!!!」

ザクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビクンッ!!!!!!!!
首なしワリムツ「ッッッッッ」

レン「このままお前の中にぼくのエネルギーを注入してやる!!!!!!」
キュウウウウン…

ブクンッッ!!!!!!!
首なしワリムツ「!!!!!!」
バタバタバッ

ギュポギュポギュポギュポギュポギュポ…

《ワリムツに自身のエネルギーを注入していくレン
ワリムツの体はだんだんと風船のように膨れ上がっていく
…そして!!!》


ブクブクブクブク…ブッ!!!!!!!!!
パァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バラバラバラバラ…

《ついにワリムツの体は破裂した!!!!》


大魔女「今度こそ…終わりでしょう!!」

レン「や…やったぁッ!!!!!!!!!
完全勝利だぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババンッ!!!!!!!!

255 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 00:54:33 ID:YPfNVNtG
おかず「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオおおオオオオオオオオオォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーンッ!!!!!!!!


レン「ブッ!!!!!!
な…なんでお前生きてんだよ!!!!!!!!?」


おかず「ハァハァ… わしの中に入った洗剤がクッションになって助かったのだ…!!!!
貴様の嫌がらせが裏目に出たなァミリヤッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


レン「クッションて!!!!!!!!
海老のトゲが顔のど真ん中に刺さってたじゃん!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ちっ… 顔面殺しにしておくべきだったわね…」


おかず「うっ…うおおおおおおおおッッ!!!!!!!!!!!!
ひぐッ…ひぎぃっ…!!!!!!!!!
き…貴様ら…よくも王を…王を殺したなッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許すまじ…!!!!!!
貴様ら許すまじ!!!!!!!!!!
許すまじ!!!!!! 許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ許すまじ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
復讐してやる…復讐してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マザー!!!!!!!!!!!!! 我らが王の敵…いつの日か必ず取る!!!!!!!!!!!!!!!!
覚えているがいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次に会う時はわしは松茸入りだろうッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
赤松はいずこだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダーッ

《逃げた》



レン「あ…逃げちゃったけど…」

大魔女「ほっときましょ」

256 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 01:19:54 ID:xk3J6PI+
生きてたwwwwww

257 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 20:38:29 ID:YPfNVNtG
ゴオオオオオオオ…


レン「…終わり…だよね?
今度こそ“戦いは終わったー”って感じてもいいんだよね?」

大魔女「…いいんじゃないの?」



??「お…かずめ… まだ……ワ…ら…は…死んで…おら…ぬとい…う……の…に…」


大魔女「!!!!!!!!!!!!!?」

レン「ワ…ワリムツの声!!!!!
なんで!!!!!!? なんで!!!!!!!!!!?」



ワリムツの声「そなた…ら…よくも……ワ…らの…体………を…!」
ころり…


シグ「ひっ…!!
きゃあああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

レン「!!!!!!!!!!!!!!!
ぶわたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


コロコロ…

ワリムツ「うる…さい…ぞッ!!!!!!!」

《ワリムツの生首の状態でも生きていた!!!!!!!!!!》


ドドーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「あんたどんだけ面白いのよ!!!!!!!!!!!!!」

258 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 21:48:02 ID:xk3J6PI+
生きてたwwwwww

259 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 21:57:44 ID:YPfNVNtG
ころころころ
ワリムツ「生首で…生きているのが……そんなに珍…しいか…」


レン「珍しいもなにもないしッ!!!!!!!!!」

大魔女「だからいい加減死になさいよ」


ワリムツ「く…く…
言われなく…とも…… この…状態……では…長くはも…たん……
だ……だが… こ…こ…この…ままでは死…ねん…
せめて… ワ……ワらの野望……を… 意志を…世界に…振り撒いて…からッ …だ…ッ」
キッ!!


ゾッ…
ミリヤ「ワリムツ… 何かをしでかすぞッ!!!!!!!!」

大魔女「!!!!
潰れなさい!!!!!!!!」
グオンッ!!!!!!


ワリムツ「もう遅い……
起爆の…スイッ…チは… ワ…らの歯に…仕込んで…あるッ!!!!!!!!!」
ガチンッ!!!!!!!!


大魔女「しまった…!!!!!!!」


ビーーーーーッ ビーーーーーッ ビーーーーーッ!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!


レン「う…うわあぁーーーーーー!!!!!!!!!
こ…これは…まさかっ!!!!!!!」



ワリムツ「この…鼓動…こそ…… 世界変革の…始まりを告げる音………
ユグドルピア計画…始動ッ!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!

260 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 22:58:29 ID:YPfNVNtG
ジュワワワァ〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!
グオンッグオンッグオンッグオンッ…


レン「ユ…ユグドラシルから変な湯気が!!!!!!!」

ミリヤ「こやつめ…ついに悪意を発動させてしまったか…!!!!!」

シグ「大変ですぅ!!!!!」

大魔女「…くっ ……でも待ちなさいよ!
あんた魔力ウンコがまだ足りないとかなんとか言ってたじゃないのよ!!!」


ワリムツ「確…かに足りぬ…
世界…中に…魔力卵の力を…振り撒くに…はな…
だが…それでも……この世界の…半分は包み…込める…
世界の半分の人間は…知恵を失う…のだ…
十分…だッ 後は…それと同時に超真虫となった者たちが…人間を駆逐してくれるはず……だ…!!
人間の天下の終焉も…遠くないであろう…!!!!
超真虫達の時代が…始まる…のだッ…!!!!!!!!!!
そしてワらは…全ての超……真虫から…崇められるだろう…!!!
ワらは…永劫…… 伝説として…生き続けるのだ…!!!!!!!
ふ…ふ…ぁは…ははははは…………は… は」
ぷつんッ…

《ワリムツは本当に死んだ》

261 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 23:23:53 ID:6XCRvfbM
死んだww

262 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/21(日) 23:33:56 ID:YPfNVNtG
オンオンオンオンオンオンオン…

《不気味な怪音を鳴らすユグドラシル》


レン「女王蟻様! どうなるんです!!?」

ミリヤ「…わたくしが作り出した魔力卵はあのユグドラシルにの枝に木のみのようになっている
ユグドラシルはその魔力卵から特殊なエネルギーを抽出しそれを根に流す…
ソレは根の中で様々な邪悪物質やデンプンとお酒などと混ざり合い そして魔力卵のエネルギーの効果増大させるのじゃ
そのあとはワリムツから聞いた通り
根を伝ったエネルギーが世界各地の地面から蒸気のように吹き出すのじゃ…」

レン「そして人間は知能を奪われ…
虫は超真虫と化す…のか…!」

大魔女「想像しただけで悍ましい…!
…………」



―――

思い出ねこ「フーリャンちゃ〜ん」

思い出サナバー「お…お主に言われたくないわいッ!!」

思い出うさぎ「フーぴょん!!!! くんせいにく!!!!!!」

思い出ボケ妹「ぺろ〜ん」

思い出出歯亀「ぺろ〜ん」

思い出ワラース ※抹消されました

※抹消されました

―――


大魔女「……なんとか…ならないの?」

263 名前:思い出りりす「大魔女〜 ジジイが〜」:2010/11/22(月) 02:16:42 ID:4LtvbBeR
ゴゴォン…ゴゴォン…ゴゴォン…ゴゴォン…

ミリヤ「魔樹ユグドラシル… 一度発動すればもう誰にも止められない…」

レン「そんな…」

ミリヤ「だが…わたくしにならもしかしたらどうにかすることが出来るかもしれぬ…」

大魔女「というと?」

ミリヤ「魔力卵はわたくしが生み出した物
もしかしたらわたくしの力で制御出来るやもしれん…」

レン「そ…そうか!! さすが女王蟻様!!!」

大魔女「ここから制御出来んの?」

ミリヤ「…ユグドラシルに近付かねば無理じゃ
……向こうに隠し扉がある そこからわたくしが入ってユグドラシルの側で制御を試みてみる」

レン「そんな!!
危ないですよ!!!」

シグ「臭そうな湯気がシューシューしてますよ?」

ミリヤ「わたくしが行かねば世界が破滅する…」

レン「でも………… なら…
ぼくも一緒に行きます!!!!!」

ミリヤ「やめておけ… 臭い湯気が出ておる…」

レン「臭くてもいいです!!!!!!!
ぼくは働き蟻だから女王蟻様と一緒に行きたいんです!!!!!!
危ない場所に行くのなら尚更!!!!!!!」

ミリヤ「………」



ザッ
??『俺達も!!!!!!!!!!!!!!』


レン「!!!!!!!!!!!!!?」

264 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/22(月) 02:40:24 ID:4LtvbBeR
大魔女「誰!!!!!!!!?」


ズラリンコ!!!!!!!!!!!!!!!!!
蟻達『俺達だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!』

テーレッテー!!!!


レン「みんなッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミリヤ「おぉ…我が子らよ」

ザザッ ペコォ…!
蟻A「女王蟻様っ…!!!!
お会いしたかったです…!!!!!
お迎えが遅くなりました… 我ら不甲斐なく…! 最年少のレンに突き動かされるまで牢の中で全てを諦めておりました…
申し訳ありませんでした…!!!!」
ポロポロ…

ミリヤ「オモテをあげよズンノヤス(蟻Aの名)
良いのじゃ こうして皆に会えたのだから過去の事など」

ズンノヤス「おおう…おうぅ」
ぐすっ…


レン「みんな…よくここまで!」

蟻B「この第4層での激しい戦いで第3層の床が抜け落ちたからそから来たんだべ」

蟻Z「てゆーか このッ レンゼットめ!!!!!
少しみない間に大きくなったじゃゼット!!!!!!!!
体の大きさじゃなく…雰囲気がよ!!!!!!」

バシッ バシッ

レン「あ あはははっ 痛いよーー!! ケガしてるんだよぼく!!」

シグ「うふふ 皆さんレンたんのお友達です?」

蟻I「あんた誰?」

レン「えへ…/// ぼくの“彼女”のシーちゃん!!」

シー「レンたんの彼女ですぅ」
ピターッ

蟻達「てめーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

ボコッ バギャッ ズムッ ドゴゴドギャアァッ!!!!!

レン「い 痛い痛い!!!!!!! 本気で痛い!!!!!!!!!!」

265 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/22(月) 18:31:39 ID:4LtvbBeR
ズンノヤス「女王蟻様!!!!!!
そういう訳で我ら働き蟻皆 女王蟻様と共に行きます!!!!!!!」

レン「みんながいるなら…心強さ100倍だ!!!!」

ミリヤ「…まったく… 親思いの良い子らを働き蟻にもててわたくしは幸せ者じゃ…
ありがとう どうか非力なわたくしを支えてくれ…」

蟻達『モチモチのロンですよ!!!!!!!!!』
わっ


シグ「レンたん… モチのロン私も連れてってくれますよね?」

レン「うん モチローン返済だよ」

シグ「嬉しいですぅ///」

大魔女「んじゃあ当然私もだわよね」

ミリヤ「主はやめた方が良いであろう」

大魔女「なんでよ!」

ミリヤ「ユグドラシルの付近ではもう人間の知能を失わせるガスが充満しておる
そこに入り込んだら主も影響を受けてしまう」

レン「そ それはヤバい!!
やめた方がいいよフーリャンりん!!!!!!」

大魔女「バカヤロウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッギャアァッ!!!!!!!!!!!!

レン「ぶッ!!!!!!!!!」
ズザァッ!!!!!

大魔女「私を誰だと思ってんのよ
大魔女フーリャンなのよ!!!!!!!!
バンピーと一緒にしないでちょうだい!」

266 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/23(火) 09:02:21 ID:fNLUeV8v
レン爆発しろ!

267 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/23(火) 13:01:27 ID:NIIYUIKn
ミリヤ「でもダメじゃ」

大魔女「アンだってぇ?! 私とやろうっての?
ザッ

ガシッ
レン「わァーッ ダメダメやめて!!!!!」

ミリヤ「念のためじゃ わたくしは恩人の主に危険なメにあってほしくない…
だからここで待っていてほしい ただせめてこれを…」
コト…

大魔女「これは?」

ミリヤ「オセロじゃ…」

大魔女「一人でやれっての!!!!!!? え!!!!!!!!!?」

ミリヤ「どうかこれで堪忍してほしい」

大魔女「……
分かったわよ!!!!!! 一人でオセロやってるわよ!!!!!!!!!」

レン「ありがとうフーリャンりん」

大魔女「ちゃんとなんとかして来なさいよ
レン あんたはコトが終わったら私の仲間になるんでしょ?」

レン「う…うん… うーん…でも…」
チラリんこ

ミリヤ「好きにするがいいさレン
わたくしはお前の考えを否定はしない」

レン「………はい」

大魔女「よし じゃあさっさと行きなさいよあんたら」

ミリヤ「うむ… では我が子らよ
戦の前の恒例の歌をを歌おうぞ」

蟻達『はい!!!』

ミリヤ「では…コホン
…あ〜りの〜まま〜のぉ〜 アリアを我ら〜にぃ」

蟻達『アリアリアリアリありあっした〜〜!!!!
ありサンバぽうッ しゅッしゅッ ッヘイ!!!!!!!!!!!!!
メンドウーヤッ シャポォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ミリヤ「はにゃにゃ〜」

蟻達『ふにゃんふにゃん!!!!!!!!!!』

ミリヤ「おわり」


大魔女「さっさといきなさいよ」

268 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/23(火) 13:03:29 ID:WULe8gR1
せめてトランプにしとけよw

269 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/23(火) 21:59:57 ID:fNLUeV8v
戦いの前に死亡フラグとは、フーリャンはなんということを……

270 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/23(火) 22:29:33 ID:NIIYUIKn
そして


ミリヤ「これ以上近づくのは危険じゃ
マザーはそこで」

大魔女「…はいはい はー一人オセロ一人オセロ」
パチ

レン「ガラスの向こうから女王蟻様の活躍を見ててよ!」

大魔女「うるさい 私は楽し〜いオセロで忙しいの」


ミリヤ「では…行こう…我が子ら…プラス乙女」

蟻達『アリッサーッ!!!!!』

シグ「はぁい」



つかつか…
ミリヤ「…ここじゃ」

コンコン ガコッ
ぱっくり

《ガラス壁の一部が開いた》

ミリヤ「突入じゃ!」

ザザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!


ザリッ…
レン「……わぁ… なんだかこの中に入った途端違う世界に来たみたいだ」

シグ「…変な臭いしますぅ…
石鹸をムニエルにしたような…」

ズンノヤス「見ろよ…
この足場…床じゃない…根っこだ…
この広い部屋中全部… なんて樹だ…」

ミリヤ「それが世界の大地に広がっておるのじゃ
…おそらく今はユグドラシルが魔力卵からエネルギーを抽出している段階であろう
ここで絶対に食い止める!!
進むぞ!」


271 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/23(火) 22:41:18 ID:NIIYUIKn
――― ガラス壁の外

大魔女「………」

パチ… パチ…

大魔女「………」

パチ… くるん…

大魔女「……………」

《静かにオセロをするフーリャン》


――― ガラス壁の内

ザッ…ザッ…

《蟻達はユグドラシルに近付いていった》

蟻C「でかい…なんてでかいんだ…
この樹 1000mくらいはありそうだな…」

蟻P「ピー ピピー(どうやって作ったんだろう?)」

蟻W「シラネwwwwwwwww」

ミリヤ「古代の人間が遺した産物をもとに作ったらしい
なんのためにこのようなものを作ったのか見当もつかぬが…」

蟻W「ソッスカwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwッツァアァwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

レン「……ごくりっ」

シグ「レンたん震えてる 寒いの?
くっついてポカポカしよ」
キュッ…

レン「シーちゃん///」

ヒュー パキャアァッ!!!!!

レン「ぐはぁーっ 誰だと生たまご投げたやつ!!!!!!!」

272 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/24(水) 07:01:32 ID:hWxVVGLm
――― ガラス壁の外

大魔女「…………」

大魔女「……………………」

大魔女「!」

パチンッ! くるくるくるくるくる

大魔女「やった… ふ…ふふふふ…」

しーん


――― ガラスの内

ミリヤ「…着いた ユグドラシルの根本…」


ドォンッ!!!!!


レン「…テッペンが見えない…」

ミリヤ「ここからはわたくしの仕事じゃ…」
そ…

《ミリヤはユグドラシルに触れた》

ミリヤ「んむ……」

ブブブーーーン……ッ

ミリヤ「……ッ
ユグドラシルに…わたくしの気を流し込み…中の魔力卵のエネルギーと同調させる…!!
うまく同調させられればなんとなく収束させてユグドラシルの機能を無効化…出来るかもしれぬ…
繊細な作業ゆえ…神経を使うが…!!」
ズズ…

ズンノヤス「よ…よーし!!
みんなで女王蟻様を応援だ!!!!!!!!
女王蟻様頑張れ頑張れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

蟻達『頑張れ頑張れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ズンノヤス「頑張れ頑張れ頑張れェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

蟻達『頑張れ頑張れ頑張れェェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ズンノヤス「ふんふーんふ〜〜ん(ハミング)」

蟻達『ふんふーんふ〜〜ん(ハミング)』

ズンノヤス「頑ぶぁるるェェェ〜〜〜〜いィ(巻き舌)」

蟻『頑ぶぁるるるるェェェ〜〜〜〜〜〜〜〜(巻き舌)』

ミリヤ「……… ちょっと静かにしていてくれ」
ズズズ…

273 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/24(水) 20:35:37 ID:hWxVVGLm
レン「お…応援やめーーーーッ!!!!!」

ピタッ!!!!
しーーーん……


ズズズ…
ミリヤ「………意識を…ユグドラシルにリンクさせて……
更にその中の魔力卵のエネルギーとわたくしの気を同調させる…」

ズズズズ…

ミリヤ「……ぐ…ッ」

レン「どうしましたかッ!!!!?」

ミリヤ「……ユグドラシル内部で魔力卵エネルギーと邪悪物質やらとの結合が大分進行している…
はやく…ここで止めねば…!!!」
ジジジジ…



――― ガラス壁の外

大魔女「…………」
パチ…

大魔女「………その手があったか…」
パチパチ…

274 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/24(水) 20:53:56 ID:hWxVVGLm
《ユグドラシル内部ではこんな感じでコトが進んでいた…》

邪悪物質「へいカノジョー!!!!
一緒に結合しようぜー!!!!!」

魔力卵エネルギー「えーどうしよっかなぁ
結合なんてぇ あたしぃ」

邪悪物質「怖くない怖くない!! 結合なんて怖くないって!!!!
コンセントを穴にさしたことある? あれが出来れば誰だって簡単に結合出来るよ」

魔力卵エネルギー「でもぉ い…痛そうだしィ…」

邪悪物質「ははっ きみ結合ヴァージン?
大丈夫大丈夫 痛くないから
なー?」

お酒「マジマジ 結合マジ無痛」

デンプン「むしろ気持ちかったよねー」

酒粕「ねー マジキモツーだったし ウケル」

魔力卵エネルギー「5U(UNION)とか…」

お酒「5結同時とか最近だと普通だよねー」

酒粕「フツーフツー 凡結すぎてむしろ刺激タリナス」

魔力卵エネルギー「……」

邪悪物質「いいからいこっぜ!!! みんなやってんぜ!!!!!」

魔力卵エネルギー「…じゃ…じゃあ…」


ピーピーピーッ!!!!!
ミリヤの気「こらーーーー!!!!
そこな不純異物結合やめーーーーー!!!!!!!!!!!」


邪悪物質「やっべ!!!! サツだ!!!!!!!!」



―――――…

ピクッ
ミリヤ「………捉えた…!」

275 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/24(水) 21:00:45 ID:lOJZsfOG
チャラ男じゃねえかw

276 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 00:30:43 ID:+EtWO+rN
ミリヤ「あとはここから…繋げて…ぐッ!!」
よたっ…

レン「女王蟻様!!!!」

ミリヤ「この負荷… 反発しておるわ…!!!!
魔力卵エネルギーよ… そんなにわたくしが嫌か… わたくしが母ぞ…」

しゅおおおおオオおおおお…
ズズズズズズズズズズズズズズズ…

ズズッ!!
ミリヤ「よし!! 繋いだ!!!
このまま魔力卵エネルギーから邪悪物質などを引き離し元の状態に戻して収縮させるのじゃ…!!!!!!」

レン「女王蟻様…!! 頑張って!!!!!!!!!!!」



――― ガラス壁の外


パチン…

ピクッ
大魔女「―――!」

ザザッ!
大魔女「…今の感じ… この向こうから!!
…そんなまさか…今のは… 間違いなく………
……………ヤバいんじゃない…?」


――――


ミリヤ「…もうすぐじゃ… もうすぐ…もうすぐ!!!!!
くッ…はぁッはぁッ… !?」

バチィィィンッ!!!!!!

ミリヤ「くぐぬァッ!!!!!!!!!!」

《ミリヤは突然ユグドラシルから弾き飛ばされた》

レン「女王蟻様!!!!!!!!!!!」

ぐぐぐ…
ミリヤ「……まだこの世に留まっておったのか…
主は本当に…並外れている!!!!!!!!!」

レン「!?」



―――… ふぁあはははは… …―――

277 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 11:39:54 ID:+EtWO+rN
レン「!? い…今の…声…!!」

シグ「レンたんにも聞こえました?
私も……」

ズズズ…
ミリヤ「…ワリムツッ…!!!!!」


ゴゴゴゴ…

―――… これ以上はさせぬ… 止めてやる… …―――


レン「ど…どこからだ!!!!?
なんで生きてんだよ!!!!!!!!」

ミリヤ「ユグドラシルの中からじゃ…
奴の邪悪な魂がユグドラシルに取り付いたのか…」

レン「い…い…いい加減にしろよーーーーーーー!!!!!!!!!」


―――… ユグドルピア計画は絶対に止めさせん… 絶対に発動させる!!!!! …―――

ズズーッ


ババッ
ミリヤ「いや…止める!!!!!!」
ギュウゥゥゥン…

ズズズズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ミリヤ「!? 邪悪物質の力が急に跳ね上がった…!!!
ワリムツッの仕業か…!!!」
ドドドドドド…

278 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 12:09:29 ID:+EtWO+rN
《ユグドラシル内部ではこんな感じ》

ミリヤの気「捕まえたぞ!!!!!
もう結合は諦めろよ!」

邪悪物質「ぐ…」

デンプン「邪っくん!!!」

ミリヤの気「君 早くこちらへ来るんだ
君はこんな社会の闇に居るべきではない…」

魔力卵エネルギー「………」

邪悪物質「…ッ ッせェェェェェェーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャッ

ミリヤの気「!!!!!!」

邪悪物質「俺は…俺は絶対に結合するんだぁ!!!!!!!!!!!!!!!
邪魔するんなら…このベレッタM92FSが火を吹くぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミリヤの気「ち…ちぃぃぃぃぃぃッ」


―――…

ミリヤ「ダ…ダメじゃ…!!
せっかく魔力卵のエネルギーと繋がったのに…
邪悪物質のせいでまた引き離されそうじゃ…!!!!
これでは繋がりが断たれるのも時間の問題じゃ…!!!!!
踏ん張らねば……!!!!」
グググ…

ブオオオオオッ!!!!!

ミリヤ「!!!!! ま…また…体が…!!!!!!!」


ダダダダッ!!!!!

レン「女王蟻様ァーーーー!!!!!!!!」
ガシガシガシガシガシィッ!!!!!!!

ミリヤ「我が子ら…!!!」

レン「支えます!!!!!!
僕たちが女王蟻様を!!!!!!!!!!!!」

279 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 12:32:56 ID:+EtWO+rN
レン「ぼくらが女王蟻様を支えてます!!!!!
これなら女王蟻様は倒れない!!!!!!!」

ミリヤ「…我が子ら……」

レン「ぼく達の力も貸します!!!!!!
どうか使ってください!!!!!!!!!」
コオオオオオ…

《蟻達の気がミリヤへと…》

ミリヤ「…ありがとう
主らのパワー 確かに受け取った
わたくしもそれに答えよう…!!!!」
ズズズズゥゥーーーーンッ…!!!!!!!!


―――… な…何!! …―――



《ユグドラシル内部ではこんな感じ》

邪悪物質「ひひひひひ…」
ガチャリ…

ミリヤの気「…危ないおもちゃだ」

邪悪物質「おもちゃだと? おもちゃかどうかはお前の頭を的にして体感させてや…」
チャッ…

ミリヤの気「おもちゃさ!!!!!!!!!!」
ガチャコンッ!!!!!!

邪悪物質「!!!!!!!!!!!」

ミリヤの気「この“150式100mm対戦車砲”の前ではな」

ドンッ!!!!!!!!


―――…


ミリヤ「邪悪物質の力が弱まった…!!!!!
今じゃ!!!!!!!!!!!!!!!」

280 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 19:33:12 ID:+EtWO+rN
ズズズズズズズズズズズズズズズズッ…

ミリヤ「フウゥゥゥゥッ…!!!!!!!!」

レン「もっと…もっと力を…!!!!!!!」
ゴオオォッ


―――… ふざけるなよ!!! 終わらせてたまるか…
 もっと…邪悪なれ…ワらが魂よ… 光を打ち消せ!! …―――


ミリヤ「!!!!!!!!!」
ガクンッ!!!!!!

レン「女王蟻様…!!!!!!!!」

ミリヤ「……これだけの…我が子らの力を貰い受けても…敵わぬというのか…
邪悪な意志には…!!!!!!!!!!!」


―――… 最後に正義は勝たぬ… それが現実である…
 塗り潰されてしまえ なにもかも!!!!! …―――


グゥーーーーンッ!!!!!!!!!!

ミリヤ「だ…ダメ…じゃ…!!!!!!!!!」



ザッ
大魔女「ふー… まったく まったくよ」


レン「!? フーリャンりん!?」


大魔女「一人オセロはやっぱりつまらないわ」
バンッ!!!!!!!!

281 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 19:46:07 ID:+EtWO+rN
《知能減退ガスの中を悠然と歩くフーリャン》

大魔女「しかし臭いわね」


レン「フーリャンりん!!!!!!!
なんで来たの!!!!!!!!!!」

大魔女「オセロがつまんないからに決まってんじゃないのよ
あとなんか 大変っぽかったし」

シグ「マ…マザーさん 早く出なきゃ危ないないですよ?」

大魔女「うるさいわね せっかく人が手を貸してやろうってのに」

ミリヤ「マ…マザー…」


―――… …マザー… また会ったな …―――


大魔女「ったく
あんたしっかりと成仏しなさいよ 現世に戻るのは盆だけにしときなさい!!!!!!!」


―――… ふん… マザー…
 この状況 もはやそなたでもどうにも出来なかろう
 ユグドラシルとワらの前ではな …―――


大魔女「どうかしら?」


―――… なんだと? …―――


ザッ…
大魔女「よく考えてみなさいよ
あんたらの言う魔力うんこのエネルギーってのは………」
ピト…

282 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 21:46:00 ID:+EtWO+rN
大魔女「大元の大元はこの私の魔力よ!!
つまりこの私に何とか出来ないはずはないでしょう?
違うかしら?」


―――… ……! …―――


レン「フ…フーリャンりん……」

大魔女「そういうわけよ 私も力を貸してあげる
はやく終わらせなきゃ 確かに…長く居すぎるとヤバそうだわ」

ミリヤ「…すまない わたくしがふがいないばかりに主を危険な目に合わせてしまって…
しかし主がいれば100人力じゃ…!!!!!」

大魔女「こんなの私にとっては片手間よ!!!」
コオオオオオオ…


《ユグ内こん感》

邪悪物質「へへへ 接近戦では対戦車砲より銃のが有利!!!!!!
終わったな…死んじまえよ」

ミリヤの気「く……」

邪悪物質「死ね」

ザッ
??「やめたまえ
身の丈に合わぬ兵器は破滅を呼ぶぞ」

邪悪物質「あ!!!!!!!?
あんだぁ邪魔するんじゃあねぇ!!!!!!!!!
邪魔するやつぁブッコロリ…ッ」

大魔女の魔力「どうしてもやめないというならこちらにも考えがある」
キュラキュラキュラキュラ…

邪悪物質「100式超装甲戦車だとォォーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


283 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 22:28:57 ID:+EtWO+rN
大魔女「…邪悪物質とかいうのは押さえてやったわよ」

レン「は…速い…」

ミリヤ「ありがたい そこからははわたくしが魔力卵エネルギーに干渉し操作してみる」
ヴヴヴ…


キュウンキュウン…


ミリヤ「………
…………!!!!!!!」
ピーーーーーンッ!!!!!!!!


しーーーん…


大魔女「……どうしたのよ
動きが止まってるわよ」

ミリヤ「……マザーのおかげで多少余裕が出来て 一つある考えが浮かんだ…」

レン「それは?」

ミリヤ「………全てを0に… 全てをあるべき状態にもどす…
考えられる最善の方法じゃ…」

レン「え!!!!!!!!?」

シグ「最善ってすごいですぅ!!!!!!!!」

大魔女「…詳しく聞きたいわね」

ミリヤ「………」

284 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 22:56:25 ID:+EtWO+rN
ミリヤ「……………」

レン「女王蟻様…?」

大魔女「どうしたの? 何か問題でもあるの?」

ミリヤ「…問題は…ない… しかし…」
チラチンコ

《ちょっとシャバ僧を見るミリヤ》

レン「? ……
女王蟻様 教えてください その最善の方法というのを
そんな方法があるならそれをするべきです!!」

ミリヤ「レン………
……分かった」
キリッ


ミリヤ「このガスをユグドラシルから放出する」

レン「え!!!!!!? そ…そんなことしたら!!!!!!!」

ミリヤ「もちろん世界中にではない… この帝国内部に限って…じゃ
そして“逆転”させてな」

大魔女「逆転?」

ミリヤ「そうじゃ 今…わたくしは魔力卵のエネルギー触れて この力を逆に作用させることも可能と気付いた
作用の逆転… つまり…
この帝国の超真虫の全てを “虫”に戻すのじゃ!!!!!!!」
ドーーーーーーーーン!!!!!!!!


大魔女「!」

レン「!!!!!!!!!!」

シグ「!?」

285 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/25(木) 23:43:49 ID:+EtWO+rN
大魔女「そんな事が可能なの?」

ミリヤ「出来る 間違いない
わたくしの今の感覚… 研ぎ澄まされている…
今ならお米に『鬱憤』と書けそうなほどに…」

ズンノヤス「それはすごい」

ミリヤ「しかしこの方法では…
レンの思いを…退ける事になろう…」

レン「!」

ミリヤ「お前はマザーと共に外の世界へ飛び出したかろう…
わたくしも母として それを送り出したかった…
しかしこれをしてはそれも叶わぬ夢となり消える…」

レン「女王蟻様…
………………………」

大魔女「……」

レン「いいです ぼくに構わずやってください」

シグ「レンたん…」

ミリヤ「レン…」

レン「………フーリャンりん」

大魔女「…?」

レン「ぼくたち…ここまでずっと…一緒に戦った
ぼくたちってもう 絆で結ばれた仲間だよね?」

大魔女「…………私はそう思ってるわ」

レン「…だったらもういいんだ
それでもう十分だよ…… だから…女王蟻様…」

ミリヤ「……すまぬ」
ぐっ

286 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 00:04:54 ID:L+Ew581T
ミリヤ「ならばすぐに実行しよう…
…更にですまぬが…我が子らよ… 今一度わたくしに力を…」

蟻達『よろこんで!!!!!!!』
コオオオオオンッッ!!!!!!!!!!


ギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルギュルッ!!!!!!!!!


―――… やめろ… やめろ!!!!!!!!
 ユグドラシルをそんなことに使うな… ユグドラシルは…一度限りなのだ…!!!!!! …―――


大魔女「亡霊は黙ってなさい
あんたの出る幕はもうないのよ!!!!!」



コココココココココココ………


ミリヤ「来る…ぞ… 放出じゃ…!!!!!!
全てが白に包まれた時 わたくし達超真虫の全てが元に戻る!!!!!」


大魔女「……」

レン「…フーリャンりん……」
ギュッ…

大魔女「…………」
ギュギュ…


コオオオオオオオオオオオオッ
しゅあああああああああッ!!!!!!!!!!


《その瞬間 全てが白に包まれた》

287 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 00:32:51 ID:L+Ew581T
オオオオオオオオオオオオ……

大魔女「…!? これは… ここは……白くて何も見えない……」


レンの声「フーリャンりん…」


大魔女「レン!!」


ぼややあぁぁぁ〜〜…
《白の中からシャバ僧とシグ・シックとミリヤが現れた》

レン「…最後に…フーリャンりんにお別れを言いたくて…」

大魔女「……お別れ…」

レン「ぼくたちはこれでもうただの虫に戻る
そうしたらこうやってお話も出来なくなるからね…」

大魔女「…そうよね…」

レン「でも 思い出は残るよ
ぼくは虫に戻っても…フーリャンりんの事を忘れない
短い生涯だけど… ぼくは死ぬまで ずーっとフーリャンと共に戦ったこの日を忘れるつもりはないよ…」

大魔女「……」

レン「フーリャンりんと出会ったおかげでぼくも みんなも変われた 女王蟻様も助けられたし
彼女も出来た!!」

シグ「うふふ」

大魔女「…ふ」

レン「ね…フーリャンりん… フーリャンりんもぼくのこと…ぼく達の事…忘れないでね」

大魔女「忘れないわよ…」

レン「ありがとう…
…もう時間だ… フーリャンりん…
…お別れは言わないよ… ぼくたちはいつでも…フーリャンりんの側にいるから…」

フォオオオオオ…
《徐々に薄まっていく3人》

大魔女「レン!!!」

レン「…フーリャンりんには…ぼくの………たか…のを……る…」
しゅうううううう…

フッ…
《3人は消えた…》


大魔女「………レン…」


―――――――…‥

288 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 01:15:12 ID:IIhXJ/Xm
シャバ僧……

289 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 01:27:49 ID:IIhXJ/Xm
おかずもただの茶碗蒸しに戻るのかなァ……

290 名前:○さよならは言わないよ:2010/11/26(金) 06:15:07 ID:L+Ew581T
―――――…

ちゅん… ちゅん…

大魔女「ゼットゼットゼット…」

ピク…
大魔女「む… ハッ!!」
ガバッ!!!!!


大魔女「……は………」
キョロ…

大魔女「は…………ぁ…」
キョロキョロ…

大魔女「………私の…家… ベッドの上… いつの間に…?」
ギシッ… スタン

大魔女「………夢… だったの? …あの戦いも… レンも…」
スタスタスタ…


ガコッ ベリベリ

ペタペタ…
大魔女「……ここに…地下帝国に繋がる階段があったのに…
……でも何もない…ただの地面だわ
……………そうか やっぱり夢だったんだわ…
…………!」

《フーリャンは何かを見つけた…》


大魔女「……やっぱり夢なんかじゃない あの出来事は本当にあったんだ
レンはいた 私はあいつと一緒に戦った!!!!!!!!」


《フーリャンが見つけたもの…ソレは…》

291 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 06:37:38 ID:L+Ew581T
――― 回想…

レン「これぼくの宝物なんだーー!
高かったんだよ!!!」

大魔女「なんで蟻がそんなもん持ってんのよ!!」

…回想おわり ―――


大魔女「間違いないわ… これはあいつの…」
キラ…

《それは シャバ僧のプラチナ時計だった》

大魔女「!」

《更にフーリャンは見つけた
それは蟻だった たくさんの蟻が立ち止まりフーリャンを見つめていた
蟻達の先頭に立つのは女王とおぼしき大きな蟻
そしてその一歩前に小さな蟻と… それに寄り添う一匹の蝶…》

大魔女「レン…… レンなのね…」


《小さな蟻は触角を揺らした 「そうだよ」と答えるように》


大魔女「この時計… 私へのプレゼントか何かかしら?」

《小さな蟻は触角を揺らした》

大魔女「ありがとう …もらっておくわ
じゃあお返しに これは私からよ」
スッ

《フーリャンはタイヤキを差し出した
蟻達は歓喜するように触角を震わせ
そして力を合わせてタイヤキをどこかへ運んでどこかへ消えていった
残ったのは小さな蟻と蝶
2匹は数分間フーリャンの顔を見つめた後 仲間を追ってどこかへと消えた…》


大魔女「…また顔を出しなさいよ
私達は仲間なんだから…」




フーリャンの戦い vs超真虫編 おわり

292 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 12:28:00 ID:1fqKmZpc
フーリャンもすっかりいい奴になったなあ

293 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 13:21:59 ID:L+Ew581T
バンッ!!!!!!
ねこ「フーリャンっちゃーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テテーーン!!!!!!!

大魔女「………」

ねこ「フーリャンちゃんっ♪ フーリャンちゃんっ♪
たっだいま〜ヤホ〜 たっだいまーにょにゃーの♪」

大魔女「………」

ねこ「…フーリャンちゃん?
ねこだよぅ〜 ウィーー」
テンケテンケ

大魔女「…… !
…あんた ねこじゃないのよ!!!!!!!!」

ねこ「ズコーーーーーッ!!!!!!!!!!
今ごろですかーーーーーー!!!!!!!!!」

大魔女「…」

ねこ「どーしたのフーリャンちゃん!!!!!!
元気ないじゃなーいのよ〜〜〜〜ぅ!!!!」

大魔女「……」

ねこ「いやーまーいっか それよりそれよりさ!!!!!!
にゃん色んな事あって大変だったんだよーーーーぅ!!!!!!
一から十まで話したいけど 一晩じゃ語りきれないほどの大スペクタクルドラマだから今日のところは省くよぅ!!!!!!!!
それよりそれより!!!! 見てほら」
ガサガサ

ねこ「殺虫剤バガヒサ〜〜〜ン 買ってきた〜よぅ〜〜♪」
テッテレー

大魔女「遅すぎるわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギィーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほんブバリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ

ねこ「だ…だよねー… テンションで誤魔化しても無駄だったよぅ…
ご…ゴメンね でもこれがあれば大丈夫だから!!
バガヒサンがあれば家中の害虫…いや全昆虫をブッコロリだよぅ!!!!!!
んにゃらさてさて」
カチャカチャ

大魔女「…!」


――― レン「ぼくたちはいつでも…フーリャンりんの側にいるから…」 ―――


大魔女「やめろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴゴーッ

ねこ「おんブーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
http://imepita.jp/20101126/473040

294 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 17:05:12 ID:L+Ew581T
ねこ「だ だから本当だって!!!!!!
にゃんバガヒサンを買いに行く道中で人攫いて戦ったりしてそれはもう大変だったのよぅ!!!!!!!!」

大魔女「そんな都合のいい荒唐無稽な話があってたまるかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
こっちはねぇ 私の魔力で虫から進化した超真虫と死闘を繰り広げていたのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「そのほうが荒唐無稽じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!
なに超真虫って!!!!!!!!!!!? 寝てたんじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!?
前みたいに夢みてたんじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「私のオメメはパッチリ爽快よボケェーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガーッ!!!!!!!!!!!!

ねこ「ズーマッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ

大魔女「バカにすんじゃないわよ!!!!!!!!!!
この私をバカにすんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「ううぅ…」

大魔女「バカにするなら… こうよ!!!!!!!」
ズズボォオオ…

ねこ「フーリャンちゃんの手が燃えッ…!!!!?」

フーリャン「ファイヤークロー!!!!!!!!!!!!」
ガシィッ!!!!!!! ギリギリギリ…

ねこ「ぎゃあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!
熱いよぅ 放してぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅううう

パッ
大魔女「これが 魔法が効かない超真虫に対抗するために編み出した魔体術よ
…以後よろしく!!!!!!!!!」

ドサッ…
ねこ「カタカタ…ゾクッ!!」

《またフーリャンちゃんが恐ろしい技を編み出してしまった…
…と戦慄するねこであった 南無》

295 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 20:29:06 ID:IIhXJ/Xm
>>293
こんな酷い使い回しは初めてだwwww


296 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 21:14:32 ID:1fqKmZpc
ねこはやっぱりこういう役回りかw

297 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 22:48:05 ID:L+Ew581T
《超真虫との戦いから数日…》

大魔女「…そろそろね」


ガチャッ
ねこ「おはよぅ!!!!! フーリャンちゃん!
今日も来たよぅ!!!!!!!!!」

大魔女「いらっしゃい!!!!!!!!!!!!」
ニコーッ

ねこ「にゃ にゃん帰るね〜」
そそー

大魔女「待ちなさいよコラ」
ガッ

ねこ「は…離してぇーーーーーーーー!!!!!!!!!
なにその笑顔… こ…怖いよぅ!!!!!!!!!
その顔はにゃんへの新しい虐待法を思いついた顔だよぅーーーーーー!!!!!!!!!」

大魔女「失礼ね… この私が虐待なんてチンケな事を一人考えるわけないじゃない
新しい拷問法なら思いついたけれど」

ねこ「こっ こーーーーーーーーろーーーーーーーーーさーーーーーーーれーーーーーーーるーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタ

大魔女「冗談よ いいから聞きなさいよ」

ねこ「あ…あい…」

大魔女「私はどうやら一つの場所に留まるべきではないようなの」

ねこ「なんで?」

大魔女「私が一つの場所に留まってれば私の魔力の影響でまた超真虫みたいな事が起こってしまうかもしれない…」

ねこ「また… またその話?」

大魔女「あ?」

ねこ「なっ なんでもないです… 続けて」

大魔女「だから私は引っ越ししようと思うのよ」

ねこ「引っ越し?」

298 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 23:11:17 ID:L+Ew581T
ねこ「そういえば… フーリャンちゃんって世界の色んな所に隠れ家持ってたんだっけ…
最近はここにばっか居たから忘れてたよぅ」

大魔女「そ だからそのどれかに引っ越すの
で また定期的に別に引っ越して それをずっと繰り返そうと思ってるわけよ」

ねこ「ふ…ふーん いいんじゃない?
で にゃんにどうしろと?」

大魔女「決まってんじゃない引っ越しのための荷造りよ
そして引っ越し先の掃除と 荷物の配置も」

ねこ「…やっぱり…雑用ぅ…」

大魔女「当たり前じゃない何言ってのよバカが
そうでなきゃあんたなんかを笑顔で迎える訳無いでしょ
そら じゃあさっさとやりなさいよ 私は外で寝てるから」
ガチャリ

ねこ「…はぁい…」

299 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 23:23:56 ID:L+Ew581T
《ねこは一人で荷物をまとめ始めた》

テキパキテキパキ
ねこ「…うにゃー…フーリャンちゃんはやっぱり人使い荒いや…
別にいいけど」

ガサゴソ ギュッギュ パンパン

ねこ「まぁフーリャンちゃん家は物もそう多くないし普段からにゃんが整理してるから荷造り自体は簡単なんだけどねー」
テキパキテキパキ


ガサ…
ねこ「ん? なにゃこれ?」

チャラ…

ねこ「こ…これは…プラチナの時計!!!!!!!!
しかもこのマーク… 世界的な時計ブランド会社『尻踊り』のだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なぁんでフーリャンちゃんがこんなもん持ってんのかなぁ…
まさか…強盗でもして…!!!!!!!!!!?
…なんて…そんな訳ないよね〜… フーリャンちゃんこういうの興味ないし
誰かからのプレゼントとか…?
ん?」

《ねこは視線に気がついた》

ねこ「……あ 蟻だ めっちゃこっち見てるし……」
つかつか…


ねこ「んむーーーー…」
じーー…

ねこ「む…」


《ねこの視界にバガヒサンが入った》

300 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/26(金) 23:46:57 ID:L+Ew581T
《外》

大魔女「んがァ〜〜〜〜もごッ… ゼット…ゼット…ゼットゼット…
ほ…ほもぐぁぁぁぁぁ…ぷひぃーー…ぴぃーー… ひにゃ」

《熟睡中》


《中》

ねこ「…バ……バガヒサン………」
ゴクリ…

ねこ「……フーリャンちゃん…寝てる……
い…家を空ける前に…やっぱりスッキリさせたいよね…うん」
プルプルプル…

蟻「………」

ねこ「………………」

テンテテテンテン テンテンテンテンテェェ〜〜〜ン…
《↑チワワに見つめられているようなBGM》

ねこ「………うそ やらないよぅ
フーリャンちゃんが『やるな』って言うんだから やるわけないじゃん …後が恐いし
ごめんね 怖がらせて」

蟻「………」

ねこ「…なんだか君からはにゃんと同じナニかを感じる…」

蟻「………」


パタパタ


ねこ「あ ちょーちょだ!
…うわ! うそ!! チョウチョが蟻に寄り添ってる!!
すごーーーーい!!!!! かわいい!!!!!!!
カップルさんだねぇ!!!!!!!!!!!」



外から大魔女「うるさいわね!!!!!!!!!!!
一人遊びは寝る前にしなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!
さっさと荷物まとめろこのクソねこがああああああッ!!!!!!!!!!!!」



ねこ「は ははーーーー!!!!!!!
分かってるよぅ!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!


蟻「………///」

蝶「……////」

301 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/27(土) 13:35:12 ID:JwcWGBi0
そして


大魔女「そろそろ終わったでしょうね
終わってなかったらブッアレす」
ガチャリンコ


キラキラキラ〜

ねこ「フーリャンちゃーーーーん!!!!!
もう終わってるよーーーーーぅ!!!!!!!!!」

大魔女「チィッ!!!」

ねこ「今の舌打ちは一体?」

大魔女「なんでもないわよ
あら終わったのね 早いじゃないのよ」

ねこ「えへへ」

大魔女「さすがねこね こういうことしか取り柄がないだけあるわ」

ねこ「………」

大魔女「さぁ運び出しよ
フワラル レーロー メコレ
フワラル ローロー メコレ」

ふわぁ…っ

《フーリャンと荷物が浮き上がった》

ねこ「わぁー フーリャンちゃんはこういうのが出来るから楽だねぇ」

大魔女「さ レッツ新居よ」
バサバサ

ねこ「あれッ にゃんは!!?」

大魔女「あんたは走ってついて来なさいよ」

ねこ「えぇーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!

大魔女「先に行くわよ」

ねこ「ちょっ 無理ィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バサッ バサッ
大魔女「……(留守番は頼むわよ …レン)」

ヒューーンッ!!!!



蟻「………」
フルフル

302 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/27(土) 14:23:13 ID:JwcWGBi0
《数時間後》


大魔女「ここが私の新たな住家ね…」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《オツンポ地方の名山『ミルク山』
その頂上に佇む一軒の家…》

ヒュウウウウウ…

大魔女「ん 悪くないわね」


ガシッ ザッ…ザッ…

ねこ「は…ハハァ…… つ…着い…た………」
ゲッソリ…

大魔女「まさか本当についてくるとはね やるじゃないあんた」

ねこ「ゼー…ハー…ゼー…… …必死でした……」
ズズーン

パンパン
大魔女「さーさーじゃーねこ!
さっさと荷物の運び入れよ!!!!!!!
休んでんじゃないわよ全く!!!!!!!!!」

ねこ「や………休…ましてぇ…
し…死んじゃうよぉ…」

大魔女「あ? 出来ないの?
出来ないときたらもうあんたなんか死んだも同じよ!!!!!!!!!!
勝手に野垂れ死になさいよ!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「…や…やるよぅ… 分かったよぅ…」
ガクッ

大魔女「分かりゃいいのよ」
ニッコリ

303 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/27(土) 21:05:44 ID:BjVl5ZrF
地名相変わらずひっでえwww

304 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/27(土) 22:53:26 ID:JwcWGBi0
《フーリャンの引っ越しも無事終わった…
新天地で心機一転の日常が訪れる…
フーリャンの日常…それは》


大魔女「暇だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《暇だった》


大魔女「どういうことなの… 暇て… ねぇ!!!!!!!!?」

ねこ「し…知らないよぅ…」

大魔女「知れーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ヘェップッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「なんであなたはそうも無知なのよ… 勘弁しなさいよ……」

しゅううう…
ねこ(勘弁してほしいのはこっちだようぅ…)
ズーン…

305 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/27(土) 23:27:20 ID:JwcWGBi0
じゃらら…


ねこ「なにゃこら?」

大魔女「魔獣の召喚リングよ」



《説明しよう!!!!!!!
召喚リングとは… 魔獣を内に宿した指輪である!!!!!!!!!
(類似品:モンスターボール)》


《更に説明しよう!!!!!!!!!!!
魔獣とは… 太古の魔法使い達が作り出した魔法生物
太古の魔法使い達はこの魔獣を使役し なんやかんやしていた
人工生命体である魔獣には性別は基本的にはなく自由自在 つまり両刀である》


ねこ「あー… そっか
で…どうするの?」

大魔女「カクリオ リフル メコレ」


ポンッ!
リリス「呼ばれて飛びでてキラララ〜〜ン!!!」

バンッ!!!!!!!!
【精神攻撃型毒舌魔獣:リリス】


ポンッ!
ディアボロ「んー ムチュムチュ」
http://imepita.jp/20101127/211290

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
【身代わり口吸い魔獣:ディアボロ】


ばーーーーーーーん!

306 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 00:34:32 ID:qRG/P2/M
ねこ「あ リリスだ」

リリス「あ〜 ねこっちぃ〜
おひさ〜」

ディアボロ「んチュッ ムフッ…」

ねこ「うっ… この魔獣は…
チロリーンさんの夢の世界で召喚されてフーリャンちゃんの代わりにああああ君(ボケ妹の夢の登場人物で無意味ちんこにクリソツ)にキッスした魔獣…
久しぶりに見た… アレ以来だね…」

ディアボロ「んー ちゅっちゅ」

大魔女「いらっしゃいリリス ディアボロちゃん」

リリス「大魔女〜 ジジイ居ないの〜?」

大魔女「あ? クソジジイ? いないわよあんなやつ」

リリス「ふ〜ん〜 そっか〜」

ねこ「…フーリャンちゃん この2人まで出して…どうするの?」

大魔女「…この2体だけじゃないのよね」

ねこ「え?」

大魔女「私が持ってる召喚リングは全部で4つ
そのうちの2つがリリスとディアボロなわけだけど
あとの2つは召喚したことないからわかんないのよ
そこで!!!!!!!!」
バンッ

ねこ「?!」

大魔女「この暇を利用して あとの2体も召喚してやるわ!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!

307 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 00:50:36 ID:qRG/P2/M
ねこ「残りの魔獣を…… 召喚ッ…!?」
ゴクリ…

ねこ「すればいいじゃないのよぅ?」

ズッ
大魔女「したけりゃとっくにしてるわよバカが
あんたはそんなことも分からないの?
あんた死になさいよ」

ねこ「し…知らないよぅ…」

大魔女「私はこの2つの召喚リングからはまだ魔獣を呼び出せないのよ」

ねこ「えー…なんでだろ?」

大魔女「なんか条件があるっぽいのよね
それをリリス達に聞こうと思って召喚してみたんだけど」

リリス「あぁ〜な〜る〜
でもあたしわかんな〜い〜」

ディアボロ「チュッチュッチュッチュッチュッ」

リリス「あ〜ディアが知ってるみたい〜
なんかね〜 召喚リングから魔獣を召喚するには〜 その魔獣と契約の儀式しなきゃいけないんだって〜
マジすか〜〜」

大魔女「ほう 契約の儀式?」

ディアボロ「ペロペロ」

リリス「契約の形は〜 魔獣によって変わるから〜 その2つの魔獣とどうやって契約するのかはディアも分からないんだって〜」

大魔女「…ふむ 契約の儀式…」

308 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 12:47:07 ID:qRG/P2/M
大魔女「魔獣によって違う契約の儀式か…これは難解だわね… なんかいい手はないかしら?
難解だけになんつってコレ」

ねこ「…… サナバーさんにでも聞いてみれば?」

大魔女「あぁ?
ダメよあいつなんか あいつの知識なんて都合のいい時にしか発揮されないんだからアテになんないわ!!」



――― その頃…


サナバー「ハッ…ハッ… チェリィイィーーーーーェッ!!!!!!!」
ペショーッ

ボケ妹「!?」

サナバー「ズズ… くしゃみじゃ…
誰かがわしの噂をしておるのかのう…?」

ボケ妹「おい嘘だろ?」


…―――


ガサガサ


大魔女「本棚で何してんのよ」

ねこ「魔獣関連の本がないか探してるの!
フーリャンちゃんも魔法使いなんだからそのテの本くらい持ってるでしょ?」

大魔女「あるわけないじゃない
そこにあんのは世界拷問辞典と漢字の辞書しかないわよ」

ねこ「そうなんだ…」

309 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 12:58:53 ID:qRG/P2/M
ねこ「って じゃあさフーリャンちゃん
この2人の時はどうやって契約したの?」

大魔女「ディアボロは私が遺跡で召喚リング見つけて召喚呪文が分かった時からすぐに召喚出来たわよ」

ディアボロ「もっちゅ チュチュチュ」

ねこ「リリスは?」

大魔女「あー…リリスはね ある暇な日にあまりにも暇だったから召喚リングを一日中見つめてたらいつの間にか召喚出来たわ」

ねこ「えーーーーーーッ
何してんのーーーーーー!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!

大魔女「いつの間にか時間が経っていたのよ」

ねこ「それが契約の儀式だったの!!!!? なんで!!!!!!!?」

リリス「なんかこの人かわいそうだな〜 って」

ねこ(情けで契約!?)

大魔女「まぁ色々やってみればいいのよ
とりあえず今日はこの召喚リング一つに絞って頑張ってみましょ」
バンッ!!

310 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 15:39:21 ID:qRG/P2/M
《フーリャンとねこは 新たな魔獣との契約を果たすためにあらゆる儀式を試みた…
部屋を暗くし呪文を唱えてみたり 髪の毛を捧げてみたり お餅を備えてみたり…
はたまた…》



テーーーーン!!

大魔女「大魔女クッキング!!」

ねこ「は…はーじまるよーぅ…」

大魔女「まずはあらかじめ用意したこの召喚リング1コに 塩をかけます」

ねこ「し…塩を少々〜」
パッパ…

大魔女「それを強火で3分煮ます」


グツグツグツ…


大魔女「灰汁は小まめに取りましょう
3分経ったら素早く湯から上げ 水を切ります
そしてといた卵の中にブチ込み掻き混ぜます」

カシャカシャカシャ

大魔女「焼きます」

ジューーーーー…

大魔女「このまま3時間放置です
その間に別の作業に入ります
まず卵を………」


《数分後》


大魔女「オムライスの完成です! いただきます」


《フーリャンは腹が空いていた》

311 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 15:48:26 ID:qRG/P2/M
《そして》


大魔女「ふー 満足したわ」

ねこ「もー なんか食べたかったんなら素直に居ってよぅ…
ていうかどうすんのこの召喚リング…」

こんがり

ねこ「こんがりだよぅ!!」

大魔女「ふーん… まったくこの指輪は一体どうしてほしいの…
…そうか 分かったわ! 色気よ
色気で攻めるのよ! 色気ときたらディアボロちゃん」

ディアボロ「もん? ハーハー…」
ジュルリ

大魔女「あなたの熱いキッスで召喚リングを目覚めさせるのよ」
ポイ

バシッ
ディアボロ「ンちゅうぅ〜〜〜〜〜////」
ぺろり…


ちゅっちゅ… ベロペロ… べろりッ ンーモ゙ォ〜ン…
ちゅぱちゅぱ ブッチュウウゥ〜〜〜〜… なめなめ べろんッ
パクッ くちゅくちゅ もぐ… ダラ〜〜〜ン… チュピッ…

ディアボロ「ちゅむむ〜ん?」

べっとり…


大魔女「ダメだったか…」

ねこ「にゃんちょっと気分悪くなってきちゃった…」
ズーン…

312 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/28(日) 16:05:27 ID:qRG/P2/M
大魔女「お色気儀式はまだ終わっていないわ…
…ねこ!」

ねこ「あい?」

大魔女「あんたこの召喚リングを胸に挟みなさいよ」

ねこ「!!!!!!!!!!!!!!?
にゃっ にゃんでにょんがっ…!!!!!!!!!!」

大魔女「うるさいわね
私が言うんだから素早くやりなさいよ!!!!!!!!!!
無駄にでかいくせに!!!!!!!!!!!!」
ポイッ

パシッ
ねこ「…………………」

ねこ「こ こう?」

大魔女「そのままこーやってこう!!!!!!」
グイーン グイーン

ねこ「…こうやって …こう…」

大魔女「小刻みに!!」

ねこ「小刻み………」

大魔女「よし じゃあ次は召喚リングを挟んだままうつぶせになって寝なさい」

ねこ「う…うつぶせ…」
どっこいしょーいち

大魔女「そのままーー…」
ピト…

《ねこの背中に拳をつけるフーリャン》

ねこ「な…なになに!!?」

大魔女「ハァーーー…
…大魔女正拳連撃!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打打ァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベキベキ…

スッ…
大魔女「ハァーーーーー…」
ペカーー…

大魔女「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ぐわテまらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッッ

313 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 11:11:21 ID:H2NT64ZD
《そして》


ねこ「ど…どう?」

大魔女「ふむ…」

コンコン…

大魔女「……心なしかちょっと固くなった気がする…」

ねこ「下ネタはやめてよぅーーーー!!!!!!!!!!!」

大魔女「ダメね」

ねこ「恥ずかしいのと痛いのだけで終わったよう…うぅぅ…」
ズーン

大魔女「八方塞がりだわね…」

ねこ「もう諦めたら」

大魔女「ふざけんじゃねーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキーッ!!!!!!!!

ねこ「カンブリッッ!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ!

大魔女「この私は!!!!!!!!!
一旦決めたことは絶対に諦めない やり通す女なのよ!!!!!!!!!
あんた私を馬鹿にしてるわけ!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「ご…ごめんねフーリャンちゃん…」
じーん…


《1時間後》


大魔女「あーもう全然ダメ
飽きたわ もうやめましょ 寝る」

ねこ「えぇーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!

314 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 12:46:10 ID:H2NT64ZD
ねこ「うーん…でうすればいいんだろ…」

リリス「塩漬けにしてみたら〜」

ねこ「無理だと思うけど…」


ゴロリ…
大魔女「はぁ〜…あ 何よあんたらまだやってたの?
飽っきないわね〜〜〜…」

ねこ「……」

大魔女「もうメンドイからいいわよ
そのうちなんとかなるわよ」

ねこ「う…うーん…
…………はっ! そうだ!!」
ガタッ!

ディアボロ「むんチュ?」

ねこ「フーリャンちゃん!!
にゃんこれから町行ってくる!!!」

大魔女「? なんで?」

ねこ「もしかしたら契約の儀式が分かるかもしれない!!!!!!!」

大魔女「へぇ」

ねこ「だからちょっとパパッと行ってくる!!!!!!」
タッ

大魔女「待ちなさいねこ!!!!!!!!」

キキッ
ねこ「な 何!?」

大魔女「出る前に晩飯作りなさいよ」

ズッ
ねこ「は はい」

315 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 13:09:00 ID:H2NT64ZD
《希代の凡町フッツー 凡気屋『凡々』》

カランコロンピギャーーッ!!!!!!

ねこ「こんにちわ!!!!
まだこのベル直してないの?」

ギィ…
店主「いらっしゃい… なんだねこ嬢か…」

バンッ!!!!!!!!
《凡気屋『凡々』店主… 闇ジョージ》


【凡気屋とは… 欲しいものがなんでも売ってる都合のいいお店
裏の商品も扱っており裏の人間からは『闇のショッピングモール』と呼ばれている…
裏の商品を買うときは隠語でやり取りされる…
この店主“闇ジョージ”はかつて超神会事件の際にフーリャン達に協力した人物でもある… ハモに似ている】



闇ジョージ「今日はなんだ?」

ねこ「パラボ一本とステイを一台欲しいのぅ」

闇ジョージ「…裏流か?」

ねこ「うーん まぁ便利なのがいいかな」

闇ジョージ「なるほどね… ヅラ承知
それならいいのあるよ あんたには贔屓にしてもらってるし…
2ベディ負けてやる」

ねこ「ありがとう! 分割でウンコライス!!!」

闇ジョージ「ん 了解 ぬるぽん」

ねこ「歯型!」



一般客(…一体なんの話をしているんだ…)
ズーン…

316 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 15:27:37 ID:H2NT64ZD
《数時間後》


バンッ
ねこ「ハッ…ハッ…ハァッ… …ッぁ…
ただいまぁ…」

大魔女「遅かったわね」

ねこ「フッツーまで行ってたから…ゼェ…」

大魔女「あらあら 随分と遠い方まで行ってたじゃない
で あんたの持ってるそのデカイのは何?」

ねこ「これは…アンテナと…テレビ!」
バンッ!!!!!!

大魔女「テレビ…… …アンテナ?」



―――… 家の屋根

ねこ「アンテナを…屋根に… …この位置かな…
……ここに挿して!」
ズムッ!!!

ねこ「接着剤で固定…と」
ぬりぬり


―――… 家の中

ガココンッ!!

ねこ「で このテレビに線を繋げてっと」

リリス「わ〜 大〜きいテレビだ〜」

ねこ「うにゃ 万能型テレビだよぅ
これ一台でテレビはもちろんラジオ 冷蔵庫 エアコン 鏡 パソコン カラーコピー機 電話 電灯 本棚 椅子 鍋敷きにまでなる便利品!!!!!!」

リリス「すげ〜」

大魔女「どーすんのよこんなの」

ねこ「にゃっひっひ
今からこれで…衛星テレビを見れるようにするよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

317 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 17:04:21 ID:H2NT64ZD
大魔女「はぁ? なによ衛星テレビって!!!!!!!!
なんでテレビなのよ!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「ちょっと待って よいしょよいしょ」

大魔女「なんだ…あんたも結局飽きたのね」

ねこ「ち…違うよぅ!!
このテレビで召喚リングの契約の儀式が分かるかもしれないからだよぅ!!!!!!
衛星テレビってのは色んなチャンネルがあるの!!!!!!!!!
アニメばっかやってるチャンネルとかドラマばっかやってるチャンネルとか!!!!!!!!!!
でね いっぱいあるチャンネルのなかに
『儀式専門チャンネル』ってのがあるの!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なによそのアンダーグラウンド率100%のチャンネルは……
誰が見んのよ………」

ねこ「さ さぁ…
まぁ数あるチャンネルの中でもドマイナーに入る部類だけど……」

大魔女「………ふむ… まぁ見てみる価値はあるかもね…
ハンパない嘘臭さだけど…」

ねこ「でしょ! アンテナも付けてケーブルも繋いだからいつでも見れるよ!!!
じゃあスイッチオン!!!!!!!!!!」
ポチ

318 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 17:47:45 ID:H2NT64ZD
ヴン…


『儀式♪ 儀式♪ 儀式♪
今日も朝から晩まで儀式一色♪
丑三つ時が僕らのベストタイムっ♪
生贄片手に五芒星に夢描く♪ ヤッホーッ いざ召喚だ まだ見ぬ親友ッ♪
オカルティックなぼくらの味方 儀式専門チャン〜〜〜ネ〜〜〜〜〜ル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ♪』
デデーン!!!!!!!!!!!!!!




テッテッテレッ!!!!!!!
テレッ!!!!!!! テッテテ!!!!!!!!!!!!

ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!
【街角1000人に聞いた! 儀式あるある】

・夜にならないと儀式をする気にならない
・一人で儀式をすると落ち着く
・お供え物が基本的に茶色い
・お供え物がショボイと悪魔が冷めた目で見つめてくる
・おもむろに裸で儀式をしたことがある
・丑三つ時の儀式の時は前の日からわくわくが止まらない
・儀式で友達を無くした
・生贄を捧げる儀式には抵抗がある
・でもお父さんなら良い
・身内から生贄を選ぶならお父さんだ
・生贄儀式に馴れると「ドロー!!」と言っちゃう
・儀式と小錦は親戚だと思っていた

319 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 21:43:37 ID:pRif9U+V
> 闇ジョージ「ん 了解 ぬるぽん」

ガッ!

320 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 22:14:13 ID:H2NT64ZD
テーッテッテッテーテーテーッテレッテレッ テンッ!!

【今日も朝まで生儀式!】

ジャジャ〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!
パチパチパチパチパチパチ!!!!!


司会「こんにちニャーゴ!
今夜もやってまいりました『今日も朝まで生儀式』 略して生式です!!
司会はこの私 三度の飯より豊毛儀式が好きなヅラオでございます
さて今夜も各方面からお越しいただいた儀式のプロ達に朝まで儀式について語り合ってもらいますぞ〜〜〜〜〜!!!!」




大魔女「なんか見たことある奴が出てきたわね」




ヅラオ「アシスタントは最近黒魔術儀式にハマって3人ヤっちまったヘルライダーZさんです!!!!」

ヘルライダーZ「オラァッ!!!!!!!!!!!
ぶっ殺されてーのかァッくらァッッ!!!!!!!!!!!
お神酒をよこせってんだよぉーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヅラオ「はっはっは ヘルライダーさんは今日も活発な女の子ですな〜
六道儀式であなたの心を情滅させちゃうぞ〜〜〜〜〜!!!!!!!」

ヘルライダー「お神酒ィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

\どっ/





大魔女「異世界を見ているようだわ…」

321 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 22:15:23 ID:pRif9U+V
これはひどいwww

322 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 23:09:52 ID:H2NT64ZD
ヅラオ「おっと 私とヘルライダーさんとのよた話はここまでにしてパネラーの方々をご紹介しましょう
ヘルライダーさんお願いします」

ヘルライダーZ「ッしゃらァッ!!!!!!!!!
おらァッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ ズンッ


ズンッ!!

パネラー1「……」
ドキドキドキ

ヘルライダー「ひゅうぅ〜♪
てめ〜〜らの目の前にあァるコォップの中は〜〜…
お神酒だァぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!! ゴクゴク

ヘルライダーZ「ブブーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バシャーーーッ!!!!!!!
パネラー1「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

《口に含んだ水をパネラーに噴きかけるヘルライダーZ》

ズンッ

パネラー2「……」
カタカタカタ

ゴクゴク

ヘルライダーZ「ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バシャアーーーッ
パネラー2「うぎょああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズンッ

パネラー3「……」
ブルブルブル

ゴクゴク

ヘルライダー「ッしゃあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バシャーーーー!!!!!!
パネラー3「こぱああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ヅラオ「ヘルライダーさんもういいです」

323 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/29(月) 23:54:45 ID:lrFa1K3C
やりたい放題www

324 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 05:47:15 ID:2P3dKxWd
ヅラオ「はい 字幕でご紹介します この方々が今回のパネラー陣!」


バンッ!!!!!!
【ジャック・カーターさん(55)
世界メンマ大学教授 儀式歴40年
得意な儀式:人の心に関する儀式】

バンッ!!!!!!!
【ジャナー・パッコムさん(50)
東大(東火大学)準教授 儀式歴20年
得意な儀式:祈願系儀式】

バンッ!!!!!!!
【なべゴンザブロウ(49)
灯台守 儀式歴48年 得意な儀式:天候操作系】

バンッ!!!!!!!
【槍珍太さん(28)
儀式研究家 儀式歴8年 得意な儀式:恋に関する儀式】

バンッ!!!!!!!
【トーテムポール山田(28)
儀式研究家 儀式歴10年 得意な儀式:呪術】

バンッ!!!!!!!
【ヤスオ・ヤスナリ(35)
自由業 儀式歴12年 得意な儀式:豊作儀式】

バンッ!!!!!!!
【ぬるぬーるぬるーぬるぬる(38)
闇医者 儀式歴21年 得意な儀式:人体錬成儀式】

バンッ!!!!!!!
【ファービーさん(63)
ボロ大学教授 儀式歴50年 得意な儀式:生命に関する儀式】

バンッ!!!!!!!
【マルルさん(32)
魔法使い 儀式歴12年 得意な儀式:魔術関係】

バンッ!!!!!!!
【ヤーバー(40)
儀式研究室所長 儀式歴18年 得意な儀式:召喚】

バンッ!!!!!!!
【オルガー(60)
個人儀式研究家 儀式歴1年 得意な儀式:三次元儀式】

バンッ!!!!!!!
【あけてくれ…(47)
オカルト記者 儀式歴10年 得意な儀式:女の子をいつの間にか裸にしちゃう儀式(交渉術)】

バンッ!!!!!!!
【乳首御前(59)
乳首大学名誉乳首 乳首歴40年 好きな乳首:ピンク】

ヅラオ「またテメェか乳首親父コラァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
関係ねーだろおがテメェはよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

325 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 13:08:47 ID:2P3dKxWd
――― しばらくお待ちください ―――


ヘルライダーZ「ただいまァッ 非常ォォにお見苦しいィィィィッ 場面を見せちまってェ!!!!!!!!!!
申〜〜〜〜〜しィ訳ェ無かったねェェェェェェェェェッ!!!!!!!!!!?
お神酒で許してくれよォッ?!!!!!!!!!!!」


ヅラオ「ハァ…ハァ…… くそがッ…しつこい乳首だぜ…!!!!!!
さ…では…本題に入りましょう…
今回の議題は『儀式の可能性とこれからの儀式』…です
ヘルライダーさん」

ヘルライダーZ「お神酒かァァァァァッ?!!!!!!!!!!!!!!!」

ヅラオ「あぁいやいいです 私が説明します
えーこの世界的な不況が蔓延する昨今 人々から求められるのはやはり儀式でございます
人は儀式による心の安定 そしてその結果による実益を求めているのです
しかしその肝心の儀式が今ひとつアンダーグラウンド感から抜け出せてはおらず 一般人には手が出しにくいという印象がいまだ付き纏います
儀式が求められるこの時代において どんな人々でも接しやすい儀式とはいかなものか?
今回はそれを議論したいと思います」

乳首御前「そこで乳首ですよ」

ヅラオ「黙っとれェェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
乳首黙っとれェェェェェェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いきなり話の腰おるんじゃねェェェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
呪うぞゴラァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!


ドカッ バキキィッ!!!!!!!!!!!

――― しばらくお待ちください ―――



大魔女「なにやってんのよ…」

326 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 13:46:08 ID:2P3dKxWd
ヅラオ「………ゼェ…ハァ… ヒィ…フゥ…
で…では… この問題について…ど…どう思われますか?
まずジャナーさん 祈願系儀式を得意とされるジャナーさんの元には毎日そういった方々が相談に来られるのでは?」

ジャナー「そうですね 夕方になると暗い顔をしたリーマンが私の所に訪れてこう言うのです
『憎い上司を呪い殺してくれ』と
まぁ呪術は私の領分ではないのでそういったものは断りますが」

ヅラオ「随分と病んでるようですねぇ…」

ジャナー「そういった方々には軽い儀式を施して自信をつけさせてます
出来ることなら自信がない人は一人でも多く私の所に来て貰いたいですね」

ヅラオ「そうですなぁ
しかしやはり一般では“儀式”に暗いイメージがあるのがネックなのでしょうなぁ」

ジャナー「『よりフランクな儀式の開発』
それが今後の課題だと思ってます」

山田「おいおいおいオッサン… 何戯れ事言ってやがる…
儀式ってのはアンダーグラウンドな存在であるべきだ… 一般受けなんてごめんだね」

あけてくれ…「同意
儀式とはは神秘的であり…普通の人は踏み込んではならない領域… そのイメージのままが良い
親しみやすい儀式を目指すのも良いかもしれないが
それでは間違った知識を一般に植え付ける恐れもあるだろう」

ジャナー「…」
むっ…

327 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 15:57:08 ID:2P3dKxWd
珍太「へい 暗いお二人さん 君達のその認識は少しばかり時代遅れだよ
もはや儀式はアンダーな存在では決してナッシング」

ヅラオ「槍珍…太さんですね
そういえばあなたは今若者から絶大な人気を誇るギシカー(儀式者)として有名ですよね
一体どういった儀式を?」

槍珍太「ンー 簡単に言えば恋愛成就や恋人間の絆を深める儀式さ
僕が開発した儀式で 巷では『赤い糸儀式』って呼ばれてるんだけどサ」

ヅラオ「ほう…いかにも若者受けしそうな儀式ですな」

あけてくれ…「若造が…… どうせなんちゃって儀式の類だろ
そんなもんで騙せるのは同じように単細胞な若造だけだろうよ」

山田「言えてる(笑)」

槍珍太「僕の儀式のおかげで幸せになったって人からのお礼の手紙も今までに何万通も来ているよ
まぁあんたらみたいにうたぐり深い人にはどんな儀式も無意味だろうね
こういうタイプはどんなに効果のある儀式も無駄にしてしまう
もっと純粋になろうよ」

あけてくれ…「ッだとォ…!」
ビキビキッ

山田「ハァ…ッ?!!!!!!」

槍珍太「まぁ機会があったら僕の所に来なよ
あんたら独身っぽいしさ 恋愛成就の儀式をしてあげるよ
僕は自分の儀式でこれまで何十もの女の子を食ってきたんだぜ」

あけてくれ…「うるせーーーーーー若造めが!!!!!!!!!!!!!!!!
俺はこれまで何百人もの女の裸を見てきたんだぜ!!!!!!!!!!
この話術でな!!!!!!!!!!!!
まいったか!!!!!!!!!! おっぱい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

山田「怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨……」



ヅラオ「山田さん 槍珍太さんに呪術をかけないでくださいねー」

328 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 19:10:10 ID:2P3dKxWd
マルル「ちょっとやめてくださいまし不潔な事を言うのは
今日は家で私の娘がこの番組を見てますのよ」

ヅラオ「そ そうです マルルさんの言う通りです
議論が白熱するのは良いですが もっと紳士的にやりましょう
そうだマルルさん マルルさんは魔術関連の儀式を得意とされているようですが
それはどういった儀式なんでしょう?」

―――


ねこ「この人魔法使いだって… なんか分かるかも…」


―――

マルル「色々ありますわ 儀式は古代の 魔術が盛んだった時代ではとてもメジャーなスポーツだったんですの」

ヅラオ「ス スポーツですか!!!!!!!?」

マルル「そうですの
私の調べによれば2000年ほど前には『儀式サッカー』『儀式バスケ』『儀式アメフト』などのスポーツが存在してまして全国大会も数多くありましたのよ
私はそれらの儀式スポーツを研究しておりますの」

ヅラオ「奥が深いですなー…」

―――


ねこ「違った…」
ズーン…

329 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 20:17:54 ID:2P3dKxWd
つんつん
あけてくれ…「なぁおいあんた あんたの顔知ってるぜ…
たしか前に『オカルトヤバ医者』って呼ばれて雑誌で話題になった奴だろ…
ひひひ よくも堂々とテレビになんか出られるな」

ぬるぬーるぬるーぬるぬる「……」

あけてくれ…「シカトかよ
…知ってるぜあんたのイカれた噂
あんたんトコに診察にやって来た“ただの骨折”の患者が変死したって…
んでその死体からは内蔵が丸々無くなってたとか…
あんた 患者の臓器を使って何をしてたんだぁ…? あ?」

ぬるぬーるぬるーぬるぬる「………」

あけてくれ…「なんとかイエヤ!!!!!!!!!!!
好き勝手書いちまうぞ!!!!!!!!! おっぱい!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぬるぬーるぬるーぬるぬる「…勝手にしろ…」

あけてくれ「いったなテメ…ッ」

ファービー「やめないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ

ざわざわ

あけてくれ…「なんだジジー」

ファービー「ワシはぬるぬーるぬるーぬるぬる君のマブだ!!!!!!!!!
これ以上ぬるぬーるぬるーぬるぬる君を侮辱するな!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!

330 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 21:01:57 ID:2P3dKxWd
ガタガタガタッ!!!!!
ファービー「ぬるぬーるぬるーぬるぬる君を侮辱するのはやめたまえ!!!!!!!!!!
彼ほど純粋な男はいない…」
ポロポロ…

あけてくれ…「純粋だと? 人の死体をいじくり回すこの異常者のどが純粋だよ」

ファービー「それはただの悪質な噂だ!!!!!!!!
彼は不治の病に苦しむ人々を救うために犠牲の研究をしている男なんだぞ……
かつて…両親と兄弟と恋人を病気で失い 深い心の傷を負い…
それ以降自分と同じ思いをする人を一人でも減らすために…彼は……」
ぐすっ

あけてくれ…「火の無いところに煙は立たねーっていうだろ!!!!!!!!!
…そうか あんたもそいつの悪事に肩入れした同類なんだな!!!!!!!?
外道が… こいつら2人して外道…
外道ダブルバーガーかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《意味の分からない事を言うあけてくれ…》

ヅラオ「あけてくれ…さん落ち着いて…」

あけてくれ…「おいヤバ医者てめー覚えてろ!!!!!!!!!!!!
明日にゃまたてめーの名前が紙面に踊るぜ!!!!!!!!!!!!!!!!
そこのジジーもな!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!

ヤスオ「慎めよ」
ギラリッ

あけてくれ…「なに!!!!!!!!!!!!」

331 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 21:32:01 ID:Od3Cdkim
ヤスオwww

332 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 21:48:25 ID:2P3dKxWd
ヤスオ「儀式に真摯に取り組んでる人を馬鹿にするな…
何故この場にお前のようなやつがいるんだ…」

あけてくれ…「なんだと〜」

ヤスオ「ぬるぬーるぬるーぬるぬる氏は立派な人だ
まだ理解の少ない儀式の力で多くの人を救おうとしている
ワタスは彼を尊敬しゅる」

あけてくれ…「だからよ〜
儀式で幸せとかアッホッかっての!!!!!!
儀式は儀式!!!! 暗いイメージが良いんだよ!!!!!!!!
オカルトなイメージが損なわれるだろ!!!!!!!!!」

ヤスオ「珍太氏も言っていただろう
アンダーグラウンドな儀式など古い!!!!!!
ワタスの地元では私の開発した儀式農業のおかげで大分豊かになった
これこそ儀式のあるべき姿だとワタスは思う」

ヅラオ「おっとこれは興味深いワードが
儀式農業とは一体どういったものなのでしょう?」

ヤスオ「はい 儀式によって特殊なコーティングを施したテント内で作物を育てるのです
そのテントは儀式による力に守られており どんな季節でもその野菜に適した環境を維持できるのです」

あけてくれ…「お前それただのビニールハウスだろ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

333 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 22:04:55 ID:2P3dKxWd
あけてくれ…「てめー ビニールハウスも知らない田舎の奴らを騙して儀式の力とか言って売り込んでるだけだろ!!!!!?
絶対ェーそうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤスオ「ビ ビ ビニールハウス?
なに… なにを言ってるんですか? ヤスオわかんな〜〜〜〜い!!!!!!!」

あけてくれ…「てめーの方がよっぽど儀式を馬鹿にしてるぜ!!!!!!!!!!!!
おっぱい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヅラオ「ま…まあまあまあまあ」

乳首御前「あいつなんでおっぱいおっぱい言ってんの? 頭おかしいんじゃないの?」


ヘルライダーZ「ピンポロパンポロォッ!!!!!!!!!!!!!!!!
オラァッ!!!!!!!!! お神ィ酒ィ〜〜〜ィ タァイムだぁぁ〜〜〜〜〜〜ぜェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?」

ヅラオ「あ はいはいはい
では少々話を進めましょうか
儀式のこれからの可能性についてです
ではみなさん まずこれをご覧ください」
トン…

334 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 23:03:06 ID:2P3dKxWd
《ヅラオは一冊の本を出した》

ガタッ
ジャック「それは……」


ヅラオ「この本は約150年前のギシカー ゲープリ・メルトン氏の著者
『何故私はあの時、萌え萌え猫ミミメイドを召喚しなかったのか』です
みなさんご存知でしょうか?」


ジャック「…当然だ」

ジャナー「その本は我々ギシカーにとってのバイブル」

ファービー「儀式を行う者でその本を読んだことが無い者などいないでしょう」

槍珍太「…儀式に関することなら実質全て記されているからね」


ヅラオ「でしょうね
で 本題でございます
この本にはこのような文章が書かれています…」
ペラ…



―――… 儀式に限界などない
 宇宙が今も無限に広がっているように 儀式の可能性とは人の想像力によってこれからも終わりなく広がっていくのである …―――


ヅラオ「……と」


ジャナー「ええ言葉や…」
じ〜ん…

ヅラオ「しかしどうでしょう
今現在 儀式の可能性とは広がっているのでしょうか
むしろ萎縮しているのでは? とギシカーからの不安の声もチラホラ聞こえています
そこのところ 実際どうなんでしょう?」


しーーーーーーん…


スッ
オルガー「……それはこのオルガーめがお答えしましょう」
ババンッ!!!!!

335 名前:創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 23:48:02 ID:2P3dKxWd
ドンッ!!!!!!!


ヅラオ「オルガーさん!!!!!!
あなたが 儀式の可能性を見せてくださると!!!!!!!」

オルガー「Yes
このオルガー 自信オマンマン!
…これをご覧くだされな」
とん…

ヅラオ「これは…」

オルガー「ウニでござりまする」

ヅラオ「はあ… ウニ……ですね…」

スッ
オルガー「そしてこちらはウニの“写真”」

ヅラオ「は…はあ…………………… で?」

オルガー「何か気づきませぬかな?」

ヅラオ「え…い…いや…」

ヘルライダーZ「そぉかぁ!!!!!!!!!!!!
そのウニィィ〜 お神酒ィ〜だぁ〜〜〜なぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

オルガー「いや違いまする
実はこのウニ…… この写真のウニなんです」

ヅラオ「????
は…はぁ… じゃ…つまり…
その写真は…このウニを撮影した写真…と」

オルガー「違いまする 逆です
このウニは 写真に写っているウニを三次元に投影して作り出したものなんでございまする」

ヅラオ「?? ????
つ…つまり…!!!!!!?」

オルガー「これがこのオルガーめが編み出した儀式なのです
儀式によって 二次元のものを三次元に現すのです
それがこのオルガーの『三次元儀式』!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!

ヅラオ「なんと!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

336 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 12:53:21 ID:YQK21sIu
ヅラオ「…なんということでしょう…!!!!
ではこのウニは写真から飛び出して来たウニだと…!!!!!」

オルガー「そのとーりウニさん」

ヅラオ「素晴らしい!!!!!!!!
これは世紀の発儀式ですよ!!!!!!
じゃあ!!!!! これを利用して私の若かりし日の髪の毛を写真から今の私の頭に投影出来るなんて事は…!?」

オルガー「それは出来ませぬ」

ヅラオ「ああそう…」
シュン…

ヘルライダー「んじゃあァァ〜〜? なぁにぃかぁ〜〜〜〜??
写真のォお神酒ィもォォ出し放題かあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヅラオ「お神酒はともかく これを使えば食料問題なんかはすぐに消えてなくなりそうです
写真からいくらでも出せるならば」

オルガー「…しかしそこに至るには問題が山積みでしてな…
このウニを触ってみて下さい」

ヅラオ「え!!!!!!? ウニを…?!!!!!
し…しかし…… う…う〜〜〜ん……
わ…分かりました このヅラオ トゲトゲウニにソフトタッチチャレンジしてみましょう!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!


そ〜〜〜〜…

ヅラオ「うぅおぉぉぉおおお… チクチクゥゥ〜〜〜〜〜…」

つんっ

ヅラオ「ヅルァァァァァァァァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
いたァーーーーーーーーーーッ………くないッ!!!!!!!?
アレ!!!!!!!!!?」
どーん!

オルガー「さよう」

337 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 13:01:33 ID:YQK21sIu
つんこつんこ
ヅラオ「アレーーーーー!!!!?
痛くなーーーーーい!!!!!!!
触っても握っても全然痛くなーーーーーーい!!!!!!!!!
不思議ーーーーー!!!!!! ちょお不思議ィーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

オルガー「では続いて 色んな角度から眺めて見て下さい」

ヅラオ「えぇー…」
ドキドキ


ジー… くるっ ジー…


ヅラオ「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…このウニ…!!!!!!!!!!!!!!!!
どの角度から見ても“同じ”だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるで花火のように!!!!!!!!!!!! どの位置からみても同じなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オルガー「さよう」

ヅラオ「つまり…どういう事?!」

オルガー「三次元儀式の欠点は…
写真に写った“そのまま”でしか三次元に現す事が出来ないということ…
見た目(ただし写真にうつった面のみ)は再現出来ても 触感や中側の身までは再現出来ぬのですよ…」

ヅラオ「ズコーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
意味ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァッ!!!!!!!!

338 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 13:16:04 ID:YQK21sIu
オルガー「完全なる三次元化 それが今後の課題な訳でございまする」

ヅラオ「は…はあ…」

あけてくれ…「くだらねー!!!!!!!
ただの触れるCGじゃねぇか!!!!!!!!!!!
こんなんが儀式の今後の可能性だってのか!!!!!!!!!!!?
儀式産業終わったな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

しーん…

ヤーバー「じゃ…次ぎは俺っちが…いいかな?」

ヅラオ「あ…は…はい 40歳にして一人称が『俺っち』のヤーバーさん どうぞ」

ヤーバー「くふっふっふ… 悪かったねェい… 俺っちで…」

ヅラオ「あ…あぁいや…
え…えーと… ヤーバーさんは召喚儀式のスペシャリストだそうで…
召喚…とはまた 一般的にもわりとオーソドックスな儀式のイメージですよね」

ヤーバー「でも…近寄りがたい…
数ある儀式の中でも抜群の怪しさ…不可解さ…
そんな印象が…強い… そうだろ…?」

ヅラオ「え…あ…う…うぅーん……」

ヤーバー「何故そんな印象があるか… あんたは分かるか…?」

ヅラオ「え… そうですなぁ
やはり『召喚の儀式には生贄を捧げる必要がある』 なんてイメージがあるからでしょうか…?」

ヤーバー「正解… その通りなんだよ…
そして実際そうなんだ…
召喚にイケニエは付き物だった… 昔はな……
しかし…」

ヅラオ「しかし…?」

ヤーバー「しかし俺っちが作り出した召喚儀式は違う…
イケニエというリスクを最小限に抑えた『低コスト召喚儀式』はな…!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!!!!!

339 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 13:47:05 ID:YQK21sIu
ヅラオ「低コスト召喚儀式…!!!!!
それはまたなんとも主婦が喜びそうな儀式ですな…!!!!!!!!!?
して その概要は…!?」

ヤーバー「…その前に… こいつを見てくれ…」
カチャリ…

ピョンッ!!

マルル「きゃっ!!!!!!
なんですの!!!!! きゃわいいぃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

兎「ミーミー」

ヅラオ「なんともまぁかわいい兎ではないですか!!!!!!!!!!」

ヤーバー「チャッピーだ…」

槍珍太「かわええエエエエエエエ!!!!!!!!
もふもふもふーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マルル「思わずほお擦りしたくなりますわ〜〜〜〜!!!!!」
すりすり

兎「ミュイー」

ヅラオ「ま…まさか!!!!! この兎はその低コスト召喚儀式によって召喚されたものなのですか!!!!!!!!」

ヤーバー「そう… かわいいだろ…
こいつを召喚するにあたって血生臭ぇイケニエを使ったりなんてしちゃいねぇ…
リスク全くなしの供物によってこいつは召喚された…!!!!!!」

ヅラオ「今度こそ…素晴らしい!!!!!!!!!!!
生贄という高すぎるリスクを払わずして生物を召喚する儀式とは!!!!!!!!
まことに素晴らしいではないですか!!!!!!!!!!!!!!!!
で…ではこの子は一体何を供物にして召喚したのでしょう!!!!!!!!!!!!?」

ヤーバー「え…聞きたいか…? そこ…
聞かない方がいいと思うけどなぁ……」

ヅラオ「いや!!!!!! そこは是非!!!!!!!! お聞かせ願いたい!!!!!!!!!
儀式の未来のために!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤーバー「そうか… じゃあ仕方ないな……
このチャッピーを召喚するときに捧げた供物ってのはな……
俺っちの……へへっ… “ウンコ”……なんだよ…」


ピシッ…

一同『………………』

兎「ミューン ミュイィィー」

ヒュオオオオオオオオ…


ヅラオ(…聞かなきゃよかった…)
ズーン…

340 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 22:24:48 ID:YQK21sIu
――― しばらくお待ち下さい ―――


ヅラオ「はい視聴者の皆さん 先程不適切なシーンがありました
申し訳ありませんでした ヤーバーさんには退場してもらったのでご安心してください
では議論を再開しましょう」


しーーーーーーん…


あけてくれ…「ちッ… …議論なんて出来るかよ
人のうんこの化身見せ付けられてよォッ!!!!!!!!
テンションダダ下がりだっつうの……」


みんな『………』


ズーーーーン…


あけてくれ…「…ま これで議論は決したな
儀式はこれからもずっとアンダーグラウンドだ
…くく 何がフランクな儀式… 儀式の一般化だよ…バーカ!!!!
夢見てんじゃねー ギシカーは黙ってインドアでシコッてろッ!!!!!!!!!」

ダーーーーーーーンッ!!!!!!!!
ヤスオ「てめぇ!!!!!!!!!!
本当に慎めよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

あけてくれ…「うるせー詐欺師」

ヤスオ「ぬぁッ ぬぁんだとーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチィィッ!!!!!!!

341 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 23:05:59 ID:YQK21sIu
あけてくれ…「慎むのはテメーらだぜ!!!!!!!!!
儀式なんぞくだんねーもんに情熱注いで虚しくねぇの!!!!!!!!!?
しかもその結果が詐欺に3DCGもどきにウンコときたもんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おまけに猟奇殺人者なぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなもんに儀式の未来なんてありゃしねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

槍珍太「おい!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ

あけてくれ…「放せヤリチン野郎!!!!!!!!!!!
てめぇも女とやりたい不純な動機で儀式やってるだけだろうがァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!!!!!!!!

槍珍太「ほんブばりッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ!!

ジャニー「ならば…君にとっての儀式とは一体なんなんだ…!!!!!?」

あけてくれ…「決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
商売道具だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺はオカルト記者だ!!!!!!!!!!! オカルトに儀式は最高の題材なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめーらにはむしろ俺に感謝して欲しいほどだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本来なら日の当たらねーギシカーに この俺がスポットを当ててやってんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからてめーらは素直に俺のいいなりになってりゃいいんだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァーーーンッ!!!!!!!!!!


??「すき放題言っているな!!!!!!!!!!!
あけてくれ…よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!

342 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/01(水) 23:17:58 ID:YQK21sIu
あけてくれ…「なにやつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


謎の声「あけてくれ…よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かに記者とは日陰者を表に出す商売でもあろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし履き違えるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
記者とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
記す者!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
記すは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人の心!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人の心というものは時として繊細!!!!!!!!!!!!!
それを お前のように精神のネジ曲がった者が書いては 断ッじてッッ ならーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パッ

《突然スタジオが真っ暗に》


マルル「なんですの!!!!!!!!!!!!?」

あけてくれ…「くそが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
知った口を聞きやがって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめぇ誰だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どこのどいつだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ヒューーーーーーー…スタンッ!!!!!!!!!!!

パッ…
《スタジオの電気が復活!!!
そこにいたのは…》


出歯亀「俺だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリル・デヴァーだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーん!!!!!!!!!



―――…

ねこ「ぶーーッッ!!!!!!!!!!
エ…エンデリルさん!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あいつ何やってんのよ…」

343 名前:僕だった:2010/12/01(水) 23:33:46 ID:YQK21sIu
あけてくれ…「な…なにいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前あの“鮫記者”…エンデリルだとォーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

出歯亀「そうだー!!!!!!!!!!!!!!
僕がそのエンデリルだぜーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!


ヅラオ「お…おぉ君は…
一流記者のエンデリルさんではありませんか!!
何故ここに!!!!!!!!!!!!!!!?」

出歯亀「よくぞ聞いてくれた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕がスタジオの外を歩いていたら ここから!!!!!!!!!!!!!!!!!
三流記者の独善臭が匂ってきたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつぁーいけねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そう思った僕は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
排水溝からこのスタジオに潜入を果たしたのさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!

ヅラオ「何故に!!!!!!!!!!!!?
何故に排水溝!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

出歯亀「なんとなくだぜーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

344 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 00:17:12 ID:95eVQ9lk
あけてくれ…「つーかおい!!!!!
てめぇ部外者だろ!!!!!! 帰れよボケ!!!!!!!!
一流だかなんだかしんないが調子に乗るなよ!!!!!!!!!!!」

出歯亀「帰るさ お前の化けの皮を剥いでからな!!!!!」

あけてくれ…「ば…化けの皮だと……」

出歯亀「僕はお前を知っている
それはきっと前にどこかでお前の話を知ったからだ
僕はな 一度聞いた噂 見た記事は二度と忘れない!!!!!!!!
今…僕のアタマの中からお前に関する情報を呼び覚ましてやる……」

あけてくれ…「な なにが化けの皮だ!!!!!!
ふざけんな!!!!!!! やめろよ!!!!!!!!!!!」

ヤスオ「黙って聞けよ なんだか…怪しいなッ!!」

あけてくれ…「チイィッ…」

出歯亀「見つけた!! ……記事… あけてくれ…
本名はモン蔵…」


モン蔵「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクッ

345 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 00:36:51 ID:95eVQ9lk
出歯亀「………へび地方… 右村に生まれた……
母は…泥棒… 父は…変態痴漢…
最悪の両親の間に生まれる……
両親からの愛情を一切受けず… 育ったモン蔵は……
幼少期… ひどいイジメの対象になり… 孤独の日々を過ごした…
中二の夏には……父の水虫がうつり… さらにイボ痔まで患ってしまう…
高校に入ると… 両親が全く働かないため収入のない家を支えるため…アルバイトを始める…
そして高校卒業し…さぁ社会人だ…というその時に…
ついに両親が逮捕… 新聞に名前が載ってしまい… 就職も難しくなってしまった…
やけになったモン蔵は…都会へ出て…ホームレス同然の暮らしで日々を生きていた…
しかし劣悪な環境が…彼の体を蝕み…イボ痔に加え…キレ痔も併発…
水虫も更に悪化… 頭もすっかりとはげ上がる…
絶望に打ちのめされるモン蔵…
しかし…そのモン蔵を…救い出したのは… そう…儀式だった…!!!!!!!!」


ヅラオ「なんと!!!!!!!!!」

ジャック「!!!!!!!!!!」

ジャナー「!!!!!!!!!!」

槍珍太「!!!!!!!!!!」

山田「!!!!!!!!!!」

ヤスオ「!!!!!!!!!!」

ぬるぬーるぬるーぬるぬる「!!!!!!!!!!」

ファービー「!!!!!!!!!!」

オルガー「!!!!!!!!!!」

ヘルライダーZ「つまり… おォ神酒ィィ…だァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ぜぇ〜〜〜〜?!!!!!!!!!!」

346 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 00:51:51 ID:95eVQ9lk
ヅラオ「なッ!!!!!!!!!!!!!!!」

モン蔵「…ぎッ!!!!!!!!!!!」


出歯亀「モン蔵が行った儀式は…幸福を呼び込む儀式…
その儀式をしてから…モン蔵は生まれ変わった…
水虫……痔類は…完全に…治り…… 髪も生えた…
出所した両親は…改心… 真面目に働いた……
そして… 最も大きな……幸福… …キャリーオーバーにキャリーオーバーしまくった…宝くじを…見事に当て…
5億を得る…!!!!!!!!!!!!!!!!!
金の力で…これまでの経歴を消し去り…豪邸を立てた…!!!!!!!!
そして…今の仕事に付き…現在に至る!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それが本当のお前だ!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィーーッ!!!!!!

モン蔵「バカ…な…
どこでそんな情報を!!!!!!!!!?」

ヤスオ「てめーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあお前今の幸福は“儀式”あっての幸福じゃないかァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それなのに他の儀式やギシカーを侮辱するなど!!!!!!!!!!!!!!!!
バカにしやがって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっちまえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドッ!!!!!!!!!

みんな『怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨怨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


モン蔵「うぎゃあああ!!!!!!!!!
ま…待てーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドカッ バキッ ボッキィィ〜〜〜〜!!!!!!!!
ズゴッ ボッッ ブリッ!!!!!!!!!!!!!!!!


347 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 01:27:43 ID:95eVQ9lk
《スタジオ大乱闘》

ヅラオ「……」

出歯亀「落胆したかい」

ヅラオ「エンデリルさん…」

出歯亀「人間… やっぱり病んでるのかな この世の中
だから儀式や…まじないなんてものを求める」

ヅラオ「…そうですな
儀式とはある意味… 人が希望を持つための促進剤のようなものかもしれません
……… …しかし私は やはり私は 人に希望を与えるのは人自身だと思うのです
人は誰しもが 絶望を希望に変える力を持っていると…私は思います
ただ まだ多くの人がその力に気づいていない…
全ての人が…自分の持つ希望の力に気づいてくれたら…
儀式なんてものはもう…必要ないのかもしれません」

出歯亀「…かもしれないな」

ヅラオ「ふふ…私がそんな事を思いはじめたのは…あの時から…
あの…大魔女と共演したあの時から……ですかな
何よりも自分の道を信じ進む彼女に…私は気づかされた」

ポン…

ヅラオ「!」

にこ…
乳首御前「…………」
コクリ

ヅラオ「乳首親父…」

乳首御前「私も君と同意見だ
私もいまだに彼女の乳頭が気になる」

ブチッ!!!!!!!!
ヅラオ「テ・メ・エェェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
綺麗に締めたのに何を台なしにしてくれとんじゃああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ねーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドギャアッ ベコッッ ガキィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワー ワー
ドンガラガッチャアァ〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『怨怨怨怨怨怨怨怨』

モン蔵「お助けーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

マルル「ラルウちゃ〜ん 母さんよ〜 見てる〜?」

ヘルライダーZ「いい加減お神酒をくれよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ドカドカ バキバキィッ メシャッッ!!!!!!!!!!


【今日も朝まで生儀式 おわり】

348 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 12:29:16 ID:95eVQ9lk
大魔女「なんだこれはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「はんぶれらァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザーッ!!!!!!!!!

大魔女「召喚リングの情報 全くもって1mmでなかったじゃないのよーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後まで見たわ!!!!!!!!!!!! どうでもいい話を最後まで見てしまったわ!!!!!!!!!!!!!
時間を還しやがれこのスットコドリラーめがーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズギャーーッ!!!!!!!!!!!

ねこ「スピナァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザーッ

大魔女「ハァ…ハァ…寝る!!!!!!!!」

よろ…
ねこ「フ…フーリャンちゃあん!!」

大魔女「あんたは外で寝ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「えーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「今日はリリスとディアボロがいんのよ!!!!!!!!!
この家は三人用なの!!!!!!!!!!!!!!!
夜風に当たって眠れバカヤローーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「そ…そんなぁ」
ズーン…

349 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 12:39:44 ID:95eVQ9lk
そして

――― 家の外

ヒュウウウウウウウ…

ねこ「うええええええん 寒いよぅーーーー!!!!!!」
ガタガタガタ

――― 家の中

ふかぁ…
大魔女「さぁ寝ましょう」
ぬくぬく

リリス「あたし大魔女と一緒に寝る〜」
ばさっ

大魔女「まったく しょうがないわね
…? ディアボロ? どうしたのよテレビなんて見て」

ディアボロ「んむちゅう… ちゅっちゅっ…むむんちゅ」

リリス「ディア〜 珍しいからしばらくテレビ見てたいんだって〜」

大魔女「…しょうがないわねー…
あんまり夜更かしすんじゃないわよ
目ぇ悪くなるわよ 一つ目なんだから大事にしなさいよ」

ディアボロ「ちゅっ♪」


――― そして 深夜…

――― 外

ねこ「ぐー…ぐー… くしゅっ!!!」
ブルブル…

――― 中

大魔女「んが〜〜〜 ぺひょ〜〜〜 ッヅェっデ〜〜〜〜…」
ゼットゼットゼット…

リリス「スー…スー…」


カチ… カチ…
ディアボロ「ん〜〜むむんチュチュ…」

《暗がりの中 チャンネルを変えながらテレビを見つめるディアボロ…
そのディアボロの目に ある番組が止まった…》

ディアボロ「ちゅちゅ… んもぅ…?
……ムチュ! チュ!! …………♪」
じーーーー…


召喚リング「………」
…カタッ…

350 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 12:47:06 ID:95eVQ9lk



キキルコッコー!



ねこ「うー…くしゅッ へぶしッ ハックショオォーーーーイィッ!!!」


家の中からフーリャン「なんだこりゃーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ

ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ


ガチャアァンッ!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「どうしたのフーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ノックして入れこのノンデリカシークレイジーがーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボガガァッ!!!!!!!!!!!!

ねこ「こッぱァァ!!!!!!!!!
心配したのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザォーーッ!!


―――…

テカテカ… キラキラ…

ねこ「指輪が…光ってる!!!!!!!」

大魔女「朝起きたらこうなってたの…
この光… ディアボロの時もリリスの時もそうだった…」

リリス「うん〜 この光は『受け入れ準備OK』の合図だよ〜」

ねこ「一体いつの間に契約を…?」

大魔女「さぁ…見当もつかないわ
でも…これなら!!」
スッ…

大魔女「カクリオ リフル メコレ!」

ボシュウウウウウウウ…

351 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 12:58:57 ID:95eVQ9lk
しゅううううううううう…

大魔女「出てくるわよ〜…!」


しゅうしゅうふしゅううぅぅぅ…
ザッ… ザッ…


大魔女「ドキドキ」

ねこ「ドキドキ」

リリス「ドキドキ」

ディアボロ「チュムチュム」


ザッ!!!!!!!!!
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
http://imepita.jp/20101127/211770

テッテレーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「ほ ほあああああああああちゃああああああああああアアアアアアアアァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ

大魔女「まぁ なんて逞しい魔獣なの!」

リリス「大きい〜〜〜〜(体が)」

ディアボロ「ハァーチュウゥゥーン!!!!!!!」
キュンッ


魔獣「!!」
ムキッ

《マッスルポーズをキメる魔獣》


大魔女「かっこいいわ!」

ねこ「なんで裸ーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぎゃああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「初めて召喚された魔獣はみんな裸が当たり前よ
まったく何をウブ気取ってんのよ!」

リリス「あたしもそうだったもんね〜」
ぽっ


魔獣「!!」
ムキキッ


ねこ「いいからなんか履かせてーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ

352 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 21:15:29 ID:95eVQ9lk
《とりあえず 家に何故かあったビキニパンツを魔獣に履かせ ねこを落ち着かせたのだった…》

魔獣「!!」
ムキムキーッ

リリス「すごい〜 硬い〜〜(筋肉が)」

ディアボロ「ちゅっちゅ〜(ハァト」

大魔女「強そうな魔獣だわね」

ねこ「う…う〜ん なんなんだろ… このバランス…」
まじまじ…

大魔女「でもマジでなんでこいつ召喚出来たのかしら」

魔獣「!!」
ムキンッ!!!!

ねこ「あっ!!!」

魔獣「!!」
くいっ くいっ ムキムキッ

ねこ「なにかを伝えようとしている… 大袈裟なジェスチャーで!!!!!!!!!」

大魔女「いわゆる『ぼでいランゲージ』ってやつね
どれ」

魔獣「!!」
ピッ ピッ ピッ こっくり…こっくり…

大魔女「なに…?
私… リリス… ディアボロ…? 私達が… 寝てる…
そうかつまり… “夜に”?」

グー!
魔獣「!!」

ねこ「合ってるみたい…」

魔獣「!!」
ピッ ピッ じーー…

大魔女「召喚リング… テレビ… を見つめる…
つまり “召喚リングの中からテレビを見ていた” …と」

魔獣「!!」
ググーッ!!!

ねこ「ダブルグーだ!!!!! 大正解だよフーリャンちゃん!!!!!!!!」

353 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 23:07:11 ID:95eVQ9lk
ねこ「テレビ…って…」

大魔女「ちょっと点けてみなさいよ」


ポチッ ヴン…



♪マッチョオー マッチョオー マッチョメーーン イエア

♪ムッキムッキムッキムッキムッキムッキムッキムッキムッキムッキムッキ イエア

ナレーション「踊る!!!! 踊る!!!! 肉が踊る血が踊る!!!!
鍛え抜かれた男たちの肉体美!!!! 飛び散る汗!!!!
今日も君は目撃する!!!! 男たちの筋肉祭!!!!!
筋肉チャンネル!!!!!!!!!!! 筋肉チャンネル!!!!!!!!!!!!! 筋肉チャンネル!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《テレビに映し出されたのは半裸のマッチョメン達が踊り狂うさながら地獄絵図のような番組だった…》


ねこ「これやーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガーン!!!!!!

ディアボロ「ちゅう〜ん♪」

大魔女「ディアボロが点けっぱなしにしてたこのチャンネルが召喚リングの中の魔獣を刺激したのね…
そしてそれがこの魔獣の契約の儀式だったと…」

ねこ「ズコーーーーー!!!!!!!!!」

354 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 00:15:16 ID:cUPWqPif
大魔女「何はともあれ…契約出来て良かったわ うん」

魔獣「!!」
そっ…

《魔獣は両手合わせてを胸の前でハートの形にした》

リリス「こいつ 大魔女に忠誠を誓うってさ〜 多分〜」

大魔女「えぇよろしくね」

ねこ「ねーねー この子はなんて名前なのかなぁ?」

大魔女「魔獣に名前なんてないわよ 魔獣の名前は私が決めてる」

ねこ「あっ そうなんだ じゃあこの子の名前はどうするの?」

大魔女「…そうね………」


ぽくぽくぽくぽくぽくぽく……… チーーーン!!


大魔女「決めた! 今日からこの子は…アポロよ!!!!!
なんかチ○コがアポロっぽかった」

ねこ「カッコイイ…けど何その理由!!!!!!!!!!!!!!?
アポロっぽいって何!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

アポロ「!!」
ムキィッ!

リリス「喜んでるよぉ〜」

大魔女「よろしくね アポロ!」
ニコッ

ねこ(…………
…フーリャンちゃん… 魔獣に対しては本当に優しいなぁ…)

355 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 01:18:41 ID:LoPGy+Ld
アポロっぽい……
ていうか今更そこ伏せ字にしても意味ないだろw

356 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 01:48:10 ID:cUPWqPif
《大魔女は新たな魔獣 アポロを使役した!!
フーリャンの家は一気に騒がしくなった…》


夕方

ねこ「カレーだよーーーーーぅ!!!!!!!!!!」

リリス「やった〜 カレーだカレーだ〜」

大魔女「ちょっと!!
辛さの比率はちゃんと中辛4:辛口6になってるんでしょうね!!!!!!!?」

アポロ「!!」
ムキッ ムキッ!!!!!

ディアボロ「ちゅちゅーぅ♪ ちゅうちゅうぅ〜♪」

リリス「辛〜〜〜〜い〜〜〜〜〜!!!!!」

タタタッ
ねこ「リリス水水!!!!!!!!!」

大魔女「ねこ!!!!!!!!」

ねこ「なに!?」

大魔女「甘すぎるわーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!

ねこ「ブボンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ

大魔女「この甘さは中辛7:辛口3だわ!!!!!!!!!!!!!!!
勘弁しなさいよこのドグサレ無チンポ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「ぐにゃー!!」

ディアボロ「ちゅッ むちゅる〜〜〜〜〜ン♪
ちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅウゥゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だきっ!

アポロ「!!」
ドキッ!

ディアボロ「ちゅちゅちゅむちゅーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そしてそこ!!!!!!!!!!! うるさい!!!!!!!!!!!!!」

357 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 02:10:24 ID:cUPWqPif
しゅーーーーーー…ん

《うるさいのでディアボロとアポロは召喚リングに戻された》


大魔女「ふう…」

ねこ「あー なんかやっと落ち着いた…ねぇ
昨日と今日と指輪に四苦八苦してたから…」

大魔女「そーね…」

ねこ「あと一つの指輪…どうする?」

大魔女「もう疲れた… またの機会にしましょ
…いつか召喚してあげるからね」

ねこ「……やっぱり… フーリャンちゃんって自分の魔獣には本当やさしいねぇ…」

大魔女「なによ なんか文句あるわけ?」

ねこ「いや…文句だなんてさ…
ただ フーリャンちゃんにとってリリス達ってなんなのかなって」


リリス「ぐー…すー…ぐう…すー………偶数…」


大魔女「さぁ 分からないわ
ただまぁ かわいいとは思ってるけど」

ねこ「ふーん」

大魔女「……………
………なんか…感じるのよね…」

ねこ「え?」

大魔女「リリスに…ディアボロ…アポロも…
なんだか…私に似た感じがするのよ…ね
……きっと… それもあるのかもしれないわ…」

ねこ「…ふぅん…?」


ホー… ホー…

358 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 02:22:00 ID:cUPWqPif
次の日


大魔女「暇だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーン!!!!!!!!!!!

ねこ「またぁ?」

大魔女「まただーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガァァァッ!!!!!!

ねこ「おんブーーーー!!!!!!!!」

大魔女「何故だーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガンッ ゴッ ガッ ゴコッ ガガンッ ゴガガッ!!!!!!!!!!!!

ねこ「ぶぇッ びッ ぐにゃッ ブベッ ぼひぃッ ブバレッ!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「はぁ…はぁ…はぁ…」

よろよろ がくがく
ねこ「フ…フーリャンちゃん… し…し…死ぬ… 洒落にならんて……
フーリャンちゃん…虫との戦い(信じてないけど)でパワーアップ…してんだから…」
ボロロ〜…

大魔女「!
………パワー…アップ……
……………………」

ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく……
おちんこッつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「……ふっ…」

ニッコォォオオ〜〜〜〜〜ン…


ねこ「!?」


大魔女「いい暇つぶし……思〜いつ〜い〜たっ!!」
ギランッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

359 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 02:46:26 ID:cUPWqPif
――― マイムシティ


ボケ妹「おや?」

サナバー「おぉ チロリーンちゃんか」

ボケ妹「あんたまだいたのか…」
ズーン…

サナバー「今回は敬老会が長くてのう」

ボケ妹「会じゃなくてもう旅行だろこれ…」


プルルルルルルル…

サナバー「!? …テレパス… フーリャンじゃ!」
ピッ

サナバー《どうした 久しいのう》

大魔女《ねぇあんた今マイムにいるんですって?》

サナバー《そうじゃが… なんでお主がそれを…》

大魔女《んなこたーどうでもいいのよ
それより 近くにボケ妹はいるかしら?》

サナバー《ん? あぁ…いるが…》

大魔女《そう それならボケ妹に私からのメッセージを伝えておいて!》

サナバー《メッセージ…じゃと》

大魔女《えぇ メッセージってのは……――――――》


サナバー「………!? なにぃ!!!!?」

ボケ妹「!?」

サナバー「おいまて!! なんでいきなりそんな…… ぬっ…切れおった…」

ボケ妹「大魔女のやつ なんだって?」

サナバー「い…いや… 実はな…
フーリャンのやつが…チロリーンちゃんに……」

ボケ妹「うんうん」

サナバー「“決闘”を…申し込むと…!!!!!」

ボケ妹「へぇー 私様と決闘ねー …?
はあッ!!!!!!!!? 決闘!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ドーーーーーーーーーン!!!!!!!!!

360 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 23:28:23 ID:cUPWqPif
ボケ妹「あの野郎… 一体なんのつもりだ!!!!?
このなんの前触れもない微妙な時期に!!!!!!」

サナバー「多分 暇なんじゃろう
あやつは暇になると何をしでかすか分からんからのう」

ボケ妹「暇つぶしかよ!!!!!!!!!!
暇つぶしで決闘って!!!!! 覚悟も何もありゃしねぇ!!!!!!!!
相変わらずふざけてやがるな…」
ビキビキ


バサバサ
鳥「うんこ!!!!!!!! うんこォッ!!!!!!!!!!」


ボケ妹「!!? なんだこの下品な鳴き声の鳥は!!!!!?」

サナバー「これは…魔法鳥!!!」

ボケ妹「魔法鳥?」

サナバー「トリ ヘンス メコレ魔法エネルギーを鳥の姿にする高等魔法じゃ
手紙を持っておる…フーリャンからじゃな」

ボケ妹「手紙? 私様宛か?」
パシッ

魔法鳥「う…ん…こォ!!!!!!!!!!!!!!!!」
プシューッ!!!!!

サナバー「役目を終えて魔法鳥が消え……くさッ!!!!!!!!!!
あやつめウンコ メコレを魔法鳥に変えたな!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「なんて陰湿な嫌がらせだ」

361 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/03(金) 23:43:23 ID:cUPWqPif
サナバー「なんの手紙かのう?」

ぷるぷる…
ボケ妹「こいつは…果たし状だ!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!

サナバー「果たし状!! …とはまた古風な…」

ボケ妹「どれどれ…」
ぺらり



――― 拝啓、ボケ妹

          死ね

             かしこ


ボケ妹「…これだけかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどどーーーん!!!!!

バリバリーッ!!!!!!!
ボケ妹「ガキかよ!!!!!!!!!!!!!!!!
くだらねー真似すんなよ!!!!!!!!!!!
クソがァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


魔法鳥「クルッポー」

サナバー「また来た!!!」

パシッ
ボケ妹「今度はなんだ…!!」
ぺらり…



――― 拝啓、ボケ妹
      この程度の事でキレてんじゃないわよ(笑)
      この骨でもしゃぶってなさい

           かしこ


カラン…


ボケ妹「おい見てんだろ!!!!!? おい見てんだろ!!!!!!!?」
キョロキョロ

362 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/04(土) 00:23:59 ID:lWt4xKrJ
元・うんこが触ってた手紙なんか読むなよw

363 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/04(土) 00:32:38 ID:0oy/q7Im
魔法鳥「カーッ カーッ」
バササァー

サナバー「また来おった!!」

ボケ妹「なんなんだい しつこいな!!!!!!!」
パシッ

ぺらり…



まずは感謝しておくわ
あんたが私に格闘の基礎を教えてくれたおかげで 私は更なる高みへと到達した!!!!
もはや絶対無敵の常勝存在!!!!!!!!
もうあんたごときなんか軽く払いのけられるレベルよ
そのお礼に あんたに私の技をたっぷりと味わわせてあげる
「もういい もうやめて」なんて言葉は聞かない!!! たらふくご馳走したげる!!!!
あんたがあへるまでね!!!!!!!!!!!!!!!!
2日後 そっちへ行くわ その時決着をつけましょう
あんたはそれまで首を次亜塩素酸ナトリウムにでも浸けて待ってなさい!!!!!!!!!!!!!!!
死ね!




ボケ妹「………」

ビリッ…

ビリビリビリビリッ ビリビリーーーー!!!!!!!!!

ボケ妹「… の ぞ む と こ ろ だ よ 大魔女!!!!!!!
もう決めた!!!!!! 泣かしてやる!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつ泣かしてやらァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶっち〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!

364 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/04(土) 00:40:55 ID:0oy/q7Im
そして…




2日後!!




大魔女「行くわよ…マイムへ!!!!!!!!!!」
キュッ!


ドンッッ!!!!!!!!!


《決戦当日!!!!!!!》

365 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/04(土) 06:15:12 ID:0oy/q7Im
マイムシティ



ボケ妹「ふー………ついに来たか…この日が…」

手下「姐さん! ジンジャーエールをどうぞ…!!」

ボケ妹「いやいい… 今は喉を通りそうにない…
……フーーーーーーー…」

サナバー「調子はどうじゃい」

ボケ妹「……滾ってるぜ 今の私様の心…!
ただちょーっと気になることがあってな………」


うさぎ「ピョイィピョイィ ピョイピョイイーン」
ぴょんぴょん

出歯亀「魔女vs勇者かー いい記事が書けそうな予感だぜ!!!!!!!!」

ワラース「ひひひ…うぇへへへへへへへへ… ひーひひひひッ ふひっ ぐふう!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふえっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリモス「いやはや 女の子同士が戦うなんて悲しい事だね
やめたまえよ!!!! 心が怒れるならば私を殴ればいい!!!!!!!!!」

ボケ妹「なんでお前らが居るんだよーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキーッ!!!!!!!!

マリモス「アボイゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ!!!!!!!

366 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/04(土) 12:35:34 ID:0oy/q7Im
うさぎ「フーぴょんに呼ばれたー」

ボケ妹「あいつめ…わざわざと…」

ワラース「ひっひひひひ!!!!!!
『ボケ妹がこてんぱんにやられて廃人になるサマを見せてやるわ』って言ってたなぁ…
楽しみにしてるぜ…? くけけけけけけけけけけけッ!!!!!!!!!!!!!!!」

バキッ!!!!!!!

ワラース「うへへぇッ!!!!」
ズザーッ


ボケ妹「絶対…泣かす!!!!!!!!!
てゆーかここどこだ!? この場所に来いって言われたけどこんな場所がマイムにあったなんて私様知らないよ!!!!!」

出歯亀「ここは『血泥の果たし場』
マイムの地下深くに隠された世界で最も神聖な決闘場だぜ!!!!!!!!!!
あの重厚な扉の向こうに お前とフーリャンが血で血を洗う戦いを繰り広げるリングがある!!!!!!!!!!」


ドォォーーーーー…ン!


ボケ妹「…まだこのマイムに私様も知らない場所があったなんて…」
ゴクリっ

出歯亀「戦いが始まる前に聞いときたいんだが
この戦いは双方が体技のみを使って戦う決闘なのか?」

ボケ妹「あいつはそのつもりらしいが」

ワラース「ひひっ…本気かよ… 魔法もなしにこのメスゴリラを倒せるつもりなのかよ… ふへへへひひッほが!!!!!!!」

バキッ!!!!!!!!

ワラース「ひゃーっハァッ!!!!!!!」
ズザーッ!

ボケ妹「なんにせよ私様は本気で戦るよ!!!!! 容赦はなしだ!!!!!!!!!」
パキポキ

367 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/04(土) 12:49:26 ID:0oy/q7Im
ビーッ ビーッ ビーッ


ボケ妹「…試合が近づいた合図だ そろそろ準備にいかねーと…」
ザッ…

サナバー「本気で殺しあうでないぞ」

ガチャン…
《ボケ妹は控室に入っていった》


マリモス「ところでフーリャンレディにねこレディはどこだい?」

サナバー「フーリャンならもう来てからすぐに控室に篭りきっとる
ねこちゃんと あとリリスもサポーターとして一緒にな」

出歯亀「くそーっ 戦いの前のインタビューをフーリャンにもしておきたかったんだが…
僕もそろそろ時間だ! 行かねば!!」

サナバー「む? エンデリル君 何か用があるのか?」

出歯亀「あぁちょっとな!!!!!
じゃあ『血泥の決闘場』で会おう!!!!!
アデューッ!!!!!!!」
ダダーッ


サナバー「…じゃあわしらは先に決闘場へ入っておこうか」

うさぎ「楽しみ楽しみー」
わくわく

ワラース「うけけけけけけけけけ…」

マリモス「私の愛では止められないのか…やはり!」


ギィィー…

368 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/05(日) 06:16:10 ID:cya+Bnb+
フーリャン 控室

ギュッ ギュッ
大魔女「…よし」
ビシンッッ

ねこ「どう?」

大魔女「体にピッタリ 2日で作ったわりには上出来ね」

ねこ「命削って頑張りました…」

リリス「かっくいぃ〜」

大魔女「ふふ さて行きましょ
ボケ妹がリングに上がってから出るわよ」


――― チロリーン控室

ボケ妹「…………ッし…」
ぐっ!

手下「姐さん 俺達は信じてますからね」

ボケ妹「あォ …絶対に…勝つ!!」
ドンッ!!!!!!!!!

ボケ妹「行くぞ!!!!!!!!!!!!!」
ザッ!!


ギイイィィィィィィィ……
パアアアアアアァ……………



わーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「………は?」



出歯亀『来ましたァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン選手ゥゥッッ 入場ォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客「うおー!!!!!!!!!!」 観客「来たアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!」 観客「チロリーン!!!!!! チロリーン!!!!!!! チロリーン!!!!!!!!!!!!」
観客「やれやれェ!!!!!!!!!!!」 観客「ころしあえぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 観客「脱げーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドォォォォーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ボケ妹「………………」



ボケ妹「満員御礼だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガーーーーーーーン!!!!!!!!!!

369 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/05(日) 14:56:59 ID:cya+Bnb+
ドーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!

ボケ妹「なんで観客が入ってんだよ!!!!!!!!
しかもエンデリル何やってんだ!!!!!!!?」


――― 観客席

サナバー「用というのはこのことか…」
ズーン…



エンデリル『レディース アーン ズェントルメン!!!!!!!!!
どこから聞いて来たんだか!!!!!? この目ざとく耳ざとい血に飢えたバトル狂い達め!!!!!!!!!!!
今宵この地下決闘場で繰り広げられるのは避けられぬ因縁の対決!!!!!!!!!
魔女と勇者 全てを決する最終決戦だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客達『うぉーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!』


出歯亀『まずリングに登場したのは勇者!!!!!!!!!!!
チロリーンだ!!!!!!!!!!!!!!!
勇敢な勇者の精神を受け継ぐラストヒロイン!!!!!!!!!!!
あの勇者衣装は生半可な精神力じゃ着れません!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「ほっとけ!!!!!!!!!」


出歯亀『女だが そのパワーと格闘センスは世界十指に入るであろう実力者!!!!!!!!!!!!!!!!
今回の決闘は魔法なしの肉弾戦とのことだからチロリーンの有利か!!!!!!!!!!!!!!!?』


観客「うおぉーーーーー!!!!!! ガンバレーーーーーーーー!!!!!!!!!」

観客「筋モリ女ァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ボケ妹「誰だ今筋モリ女っつったやつ!!!!!!!!!!」
ブチッ!!!!!

370 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/05(日) 15:12:30 ID:cya+Bnb+
ザアアアアアア…


出歯亀『さあ!!!!!! そして!!!!!!!!!
勇者チロリーンを迎え撃つのは言わずとしれたあの女だァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!』

観客達『ゔお゙お゙おおおおおおぉーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

観客「来たぜェェッ!!!!!!!!!!!!!!!」 観客「フーリャン!!!!!!!! フーリャン!!!!!!!!!!」 観客「マザー死ね!!!!!!!!!!」
観客「フーリャーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 観客「帰れー!!」 観客「破壊を見せてくれーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客達『フーリャン!!!!!!! フーリャン!!!!!!!! フーリャン!!!!!!!! フーリャン!!!!!!!!』
わーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『なんという!!!!!!!!!!!
登場する前から鳴り止まぬ声援!!!!!!!!!!!
一昔前は恐怖の存在として恐れられた彼女も今やこの人気!!!!!!!!!!!!』

ゴオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

出歯亀『フーリャンコールで会場が吹き飛ばされる勢いだぜ!!!!!!!!!!!!
これは早々にご登場願おうとしようか!!!!!!!!!!!!!!!
世界が生んだ最強最悪の魔法使い!!!!!!! そして希代の悪女!!!!!!!!!!
魔法を使えば負けなし確実の彼女が今回は相手の土俵で勝負を挑んだが果してどんな戦法が飛び出すのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
大魔女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ フーリャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


バガガガァーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観客『フーリャン!!!! フーリャン!!!!!!! フーリャン!!!!!!!!!!!! フーリャン!!!!!!!!!!!!!! フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ったく うるさいわね」

ねこ「お…大事や…」
ブルブル

371 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/05(日) 15:14:27 ID:rlqCxdOk
>観客「マザー死ね!!!!!!!!!!」


おいwwww

372 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/05(日) 15:57:42 ID:OYVuoNAF
筋モリwww

373 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/05(日) 22:30:54 ID:cya+Bnb+
ドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

わーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『大魔女フーリャン!!!!!!!!
チロリーンとは逆サイドから堂々と登場ォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーうッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だがなんだあの姿は!!!!!!!!!!!!!!!
今日のフーリャンは僕達が見知ったフーリャンとは別物でーーーーーーーーーーすッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自慢の帽子を脱ぎ捨て 髪型もいつもとは違う雰囲気!!!!!!!!!!!!!!!
額には気合いの入った“アレす”ハチマキが見えます!!!!!!!!!!!!!!!!
服も魔女のコスプレ衣装みたいなものでなく オーダーメードっぽい道着だァァァァッ!!!!!!!!!!!
マジ!!!!!!!! フーリャンのこの戦いに対する“マジ”が垣間見えるぞーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!』


観客「フーリャンッ フーリャン……
…Booーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

観客達『Boo〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Boo〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ブーブー!!!!!!!


出歯亀『なんと!!!!!!!!!?
フーリャンコールからブーイングへ!!!!!!!!!?
この現象は一体………!!!!!!!!?
………はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ピッチィ〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『分かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンは世間では『パンチラ大明神』とも呼ばれ慕われております!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし今宵のフーリャンはミニスカではなく…スパッツ!!!!!!!!!!! スパッツでございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それに対して会場の男共が不満のブーイングゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつら 血に飢えているだけでなく 恥にも餓えていたァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
会場の女性達お気をつけ下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この変態野獣どもが何をしでかすか分からないぞォーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ババーーーンッ!!!!!


ボケ妹「くだらねーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

374 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/06(月) 02:36:38 ID:/0VxUTE7
観客達『Boo〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンチラ!!!!!! パンチラ!!!!!!! パンチラ!!!!!!!! パンチラ!!!!!!!!!』

出歯亀『あーーッと!!!!!!!
パンチラコールです!!!!!!! 大音響で鳴り止まぬパンチラコール!!!!!!!!!!!!
この人達本能で生きてますねぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客「ッだとォ!!!!!!?」

観客「オラァァァッ!!!!!!!!!!」


出歯亀『そしてアチラではパンチラ派とスパッツもいいよ派との場外乱闘ォォォォーーーーーーーーーうッ!!!!!!!!!!!!!!!
試合開始前から場外乱闘とは異様な速さ!!!!!!!!
これは規格外すぎるぞーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女「リリス うるさいから黙らせなさい」

リリス「は〜い〜 幻影投射ァ〜〜〜」
ペカー



観客達『ぐわあああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


出歯亀「ぅあーーーーーーーーーーーーーーッとォ!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンの魔獣 リリスの『幻影投射』によって
騒がしい野郎達の目の前でTバックマッチョがシェイカーを振っている幻が写し出されております!!!!!!!!!!!!!!!
こ〜れはキツイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


観客「おおおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


出歯亀『ぬあーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逆に喜んでいる観客も居るようですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どちらにせよ収拾が付きませーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



サナバー「なんじゃこれ…」
ズーン…

375 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/06(月) 12:55:23 ID:/0VxUTE7
シャカシャカシャカ

観客「ぎゃああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!
マッチョバーテンカクテル一丁パンツ一丁ォォォォォォォォォォォォオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワーキャーワーキャー



出歯亀『もう盛り上がりすぎてワヤクチャな会場をどう静めるべきなのかーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ワカリマセーーーーーーーーーーン!!!!!!!!! 僕にはワカリマセ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客「うおおおーーーーーー!!!!!!!!!!!!」 観客「早く血を見せろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」 観客「司会引っ込めーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


出歯亀『待ちやがれ理性を無くした早漏達!!!!!!!!!!!!!!!!!
では今日 僕と共にこの戦いを実況していただくゲスト解説の方をご紹介しちゃうぜッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つぼ押し名人のゴン太さァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴン太「こんにちは」

出歯亀『こんばんはゴン太さんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今宵は何故このような場にお越しになられたのですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ゴン太「分かりません」

出歯亀「なるほど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

376 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/06(月) 13:11:08 ID:/0VxUTE7
出歯亀『今宵は各界から様々な大物達が観客にお越しになられております!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして今入った情報によりますと 人混みの中におよそ人間とは思えぬ顔が容器になった妖怪もいたとの事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ この戦い 化け物類も注目しているぞーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

出歯亀『じゃあその多種類集まるこの観客達の中から人間類に限定し 今日お越しの有名な方々を紹介しまーーーーーーーーーーーぅす!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まず希代の凡町フッツーで凡木屋『凡々』を営む闇ジョージさんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


わーーッ

闇ジョージ「えれーとこにきちまったな」

出歯亀『この人 超神会騒動の時にフーリャン達に協力したなんて話だがーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正直言うと この人はねこがテレビを買う時のためだけに作られたどーでもいいキャラだーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう出ねーーーーーーーーぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


わーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

377 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/06(月) 13:40:32 ID:/0VxUTE7
出歯亀『つづきまして 元賞金稼ぎチームで 現在は料理屋『パ〜ミヤン』を経営するこいつら(+1)だーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


クッキー「お久しぶりです」

デブート「なんや楽しそうやな」

パカラチンコ「ハァハァ… パンチラ……スパッツ…… どっちでもいい…ジュルッ」

ダニー「誰か俺の愛ダニ1056788号を見なかったか?!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザラザラコフ「このライト ハゲには酷だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

クソ無田「いえーい!!!!!!!!!!」


出歯亀『彼らは現在 結納してくれる女性を随時募集中だァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
さー続いて!!!!!!! テレビ司会者のヅラオさん アナウンサーのヘルライダーZさん 乳首大学名誉乳首の乳首御前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ヅラオ「フーリャンさんファイトーーーーー!!!!!!!!!!」

ヘルライダーZ「お神酒のによいがすゥ〜〜〜〜〜るゥ〜〜〜〜〜ぜェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

乳首御前「このバーテンダーの乳首はなかなかだな」


出歯亀『トリオでの登場だァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
お三方ともフーリャン側を応援するそうだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

378 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/06(月) 23:09:56 ID:/0VxUTE7
出歯亀『次はーーーーー…ッ おーーーーーーーーーーッとこれはレアキャラーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンの元カレ(自称) 勇者ペロスケの仲ーーーーーーーーー間ーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初期に一度登場し死んだペロスケを探していた奴らだーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみにそれぞれ 僧侶のボンノウン 魔法使いのヘソゲリア 格闘家のバルト 生徒会長のグムダラという名前
を今付けてやったぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボンノウマン「ノーおパンチラノーライフ!!!!!!!!!!!!!!!!
ノーおパンチラノーライフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヘソゲリア「くやしいっ でも肝心ちゃう?」

バルト「我々 復活!!!!!!!!! 復活!!!!!!!!!!!!! 復活!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グムダラ「CO2は未来を見据えてるって校長先生いってたじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
高橋センセーに言い付けとくけん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


出歯亀『もう出ねーーーーーーーーーーーーーーぞーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに勿論チロリーンを応援だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「…」

379 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/06(月) 23:27:57 ID:/0VxUTE7
出歯亀『さーてどうでもいい奴らが続いているゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次は誰!!!!!!!!!? 次はそう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらだァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


パッ!

サナバー「むっ!?」


出歯亀『大魔女フーリャンの仲間達ィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


わ゙ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「わ…わしらかっ!!」


出歯亀『なりきりチェリーにケモノちゃん 笑い野郎とケダモノォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
個性豊かな仲間達だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


パパーン!!!!!!!!

サナバー「チェ…チェリーって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ぴょいぃ?」

ワラース「ぐふっ…」

マリモス「ケダモノに当てはまる人物がいないのでは?」


出歯亀『ちなみにこの僕もチロリーンもフーリャンサポーターのねこもフーリャンの仲間!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな仲良し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


わーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「誰らが仲間よ 下僕でしょ ッバカ」

ねこ「あわわ… ボスに知られたら絶対怒られるよぅ…」


ヒュッ スタァンッ!!!!!!!!!!!!

ねこ「!!!!!!? 矢文!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ペラ…


【見てるよ byドラゴン】


ねこ「来てたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!

380 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 00:14:07 ID:US2Y57BX
なんか懐かしい奴らが出てきてるw

381 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 01:35:25 ID:43xvWWA8
出歯亀『ではーーーーーーーッッ 皆々様ァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
長らくおまたせしましたァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メーンイベントの開幕じゃあああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客達『オ゙ォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


出歯亀『…の前に 開戦セレモニーの“能”をご覧下さい』


観客達『ずこーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドンガラガラガラガラガラガッチャチャチャアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




――― “能”中


イヨー ポンッ イヨーー
アニョソフスモフモフ ソワカ チョッチュ ハメラメ ピーヤ
ポンッ イヨー---




ボケ妹「………」


大魔女「………」



《暗く静まり返った会場で フーリャンとボケ妹は睨み合っていた…!!
戦いは既に始まっているのだ……!!!!!!!!!!!!!!!!》

メラメラメラ…
http://imepita.jp/20101207/051680

382 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 11:44:32 ID:43xvWWA8
出歯亀『………はい 終わりです
能終わりましたよー 起きてくださいよ皆さん

さて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今度こそおっぱじめてもらいましょーかァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
世ッ紀ッのッ対ッ決ッのッ時ッ間ッッだッアァァァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客達『オオオオオオオオオオオオーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


サナバー「ついに来たか…」
ドキドキ



ザッ
ボケ妹「……」

大魔女「……」
ザッ


出歯亀『リングの中央に お互い近づいていくぜーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん視線は外さないッ メンチ勝負ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ズンッ!!!!!!

ボケ妹「………!」
ギロギロギロ

大魔女「………」


出歯亀『あーっと凄い!!!! 眼力がすごいですよチロリーン!!!!!!!!
スポーンって飛び出す勢いだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メンチってレベルじゃねぇぜぇえええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「………」
スッ

ボケ妹「!?」


出歯亀『フーリャン 右手を差し出しました?!!!!!!
これは…… 握手を求めている!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
勝負の前の握手!!!!!!!!!!!!!!! な…なんという!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんというスポーツマンシップにもっこり精神だアアァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの大魔女フーリャンがスポーツマンシップにもっこっているゥゥゥーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これにはフーリャンフリークも思わずもっこりだアアァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


わァアーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

383 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 12:22:54 ID:43xvWWA8
わー わー


大魔女「……」

ボケ妹(意外だな… こいつにこんな所があったなんて…
こいつも今回はふざけてるわけじゃなく本気で真面目に勝負をするつもりなのかな…
へへ……ちょっと見直したよ …大魔女フーリャン)
スッ…

大魔女「にやり」
バッ!!


ボト…


ボケ妹「…………ん?」


出歯亀『!!!!!!!?
フーリャンがチロリーンの手のひらの上に何かを置いた!!!!!!!!!!!?
アレは一体!!!!!!!!!!!!!!?』


ほかほか…

ボケ妹「………!」
プルプル…


ぷ〜〜ん…



出歯亀『う…うんこだァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャン チロリーンの手のうえにうんこを置く先制攻撃ィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アレは犬のうんこでしょうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それを今までずっと懐に忍ばせていたのでしょうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンの嫌がらせに対する執念を感じます!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


プルプル ブッチィィッ!!!!!
ボケ妹(こいつァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

384 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 13:58:42 ID:43xvWWA8
ボケ妹「テ…メ…ェェェェッ……!!!!!!」
ぷるぷるぷる

グシャアアアアアッ!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ちょっと見直した途端にコレかァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


出歯亀『チロリーン いかりのあまりうんこを握り潰したァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


バッ!

ボケ妹「…お前!!!!!!!!!!!!!!!!」

《フーリャンの目の前にうんこの手を突き付けるボケ妹》

大魔女「…くさっ あんたこっちに手向けないでよ」

ボケ妹「うるせーーーーーー!!!!!!!!!!!
この手で!!!!!!!! お前を殴る!!!!!!!!!!!!!!!!」
グアンッ


出歯亀『おァーーーーーーッ ゴングが鳴る前に仕掛けたのはチロリーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うんこ掌打がフーリャンを襲うーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女「ふっ」
ヒュッ

ボケ妹「!!!!!!!!!!!!!!!?」
スカッ


出歯亀『消えた!!!!!!!!!? フーリャンが消えてしまいましたァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンのうんこ掌打は外れたァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「私様が見失うなんて!!!!!!?」
キョロッ


大魔女「ここよ」

ズシンッ
ボケ妹「?!」

385 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 18:56:15 ID:43xvWWA8
ボケ妹「なッ…」
ズシッ…

バーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!

出歯亀『おーーーーーーーーーーーーっと!!!!!!!!!!!
フーリャンがいつの間にかチロリーンの肩の上にィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんて早業ッ 動きが見えませんでしたァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「こ こいつ!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!

ヒュンッ!!!

スタンッ

《フーリャンはボケ妹の肩から飛んでリングに着地した
そのままクラウチングスタートみたいなポーズで構えた》

大魔女「魔体術『爆走』!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!

ドカーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『なんだぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!?
フーリャンの足元が爆発!!!!!!!! それを利用して凄い勢いでチロリーンにと つ げ き〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ギュンッ
大魔女「魔体術『くるぶし爆弾』!!!!!!!!」
ぐるるるッ


ボケ妹(やばッッ 防…ッ御ッッ…!!!!!!!!!!!)
ババッ!!!!!

大魔女「死ねーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュゴォッッ


ドカァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

386 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 20:24:13 ID:43xvWWA8
ズドォーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『すごいキックが腹に決まったァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
蹴った瞬間に爆発したぞ!!!!!!!!!!! チロリーンは壁に吹きとばされ激突〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ゴン太「今の 入ってましたね」

出歯亀「入ってましたか!!!!!!!!!!!!!!


ゴン太「えぇ 今のキックは完全に入りました “中カン”というツボに
胃腸が元気になります」

出歯亀『そうですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不幸中の幸い!!!!!!!!!! チロリーンの胃腸は健康になりましたァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

観客達『うおおおおおおーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!』



しゅうううう…

ボケ妹「な…なんだ…今の蹴りは…足に爆弾でも仕込んでやがったのか…?」
ガラガラ…

ボケ妹「…はっ また大魔女を見失っちまった!!!!!!!!!!!!!!!
くそ…どこだ…!!!!!!!!!?」

大魔女「ここよ」

ボケ妹「!!!!!!!!?」
バッ


ドドーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



出歯亀『何事だーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンが“壁に立って”いるーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
重力を無視しています!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャン 余裕に腕を組んで究極にチロリーンを見下しておりまーーーーーーーーーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「つむじが見えるわ」

ボケ妹「て…てめッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

387 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 21:09:46 ID:43xvWWA8
――― 観客席

マリモス「あれはどういう原理ですかな?」

ワラース「大方魔法だろ…?
うひゃッひぇひぇひぇひぇひぇひぇ!!!!!!!!!! 魔法はなしっつってたのに結局使うのか…
さすがにあの女だな…グヘヘ」

サナバー「いや………アレは 魔法…ではないようじゃ」

うさぎ「ぴょ?」



ボケ妹「降りてこい!!!!!!!
『犯薔薇亜夏繰』!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャズンッッ!!!!!!!!!

ガララァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「む!!」


出歯亀『チロリーン パンチ一発で壁を破壊ーーーーーー!!!!!!!!!!
究極に見下ろしていたフーリャンはパランスを崩して下に落ちるーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「くらえッ!!!!!!!!!!!!!
『判夫低断婦帝』ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『落ちてくる大魔女に迎撃攻撃を仕掛けるチロリーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔面を狙うゥーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ゴン太「顔にもたくさんのつぼが集約してます
顔のつぼを制するという事はつまり健康を制する事となります」

出歯亀『そうですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



ヒュウゥーーーンッ
大魔女「魔体術『水平線チョップ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダォンッッ!!!!!!!!!!!!!

388 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 21:34:58 ID:43xvWWA8
ギュギューーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


出歯亀『チロリーンのパンチとフーリャンのチョップがぶつかるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
当たった瞬間に火花が飛び散りそうな雰囲気だーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴギャアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「ぐうぅぅっ… …!!!!!!?」

ドプォオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ッぷァアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

バシャバシャーーーーッ…



出歯亀『ハっ……』
ぽかーん…

ゴン太「今ぜったい頚咽区と精心区がぶつかってたよね ね
はい健康になったー はい両者共健康になったー」
ブツブツ…


観客達『………!!?』


出歯亀『火花ではなく…… 水が出たァアアーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういう事なんだァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういう法則を経て水が出たのかァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ばーん!!

389 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 22:10:37 ID:43xvWWA8
ボケ妹「ッつぺェッ… …ぺッ…!!!
なん…なんだよッ… …これ!!!!!!!」

大魔女「感謝なさいよ?
あんたのそのクッサイ手を洗ってやったのよ」

ボケ妹「ちげーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!
お前これッ…魔法じゃねぇか!!!!!!!!!!!!
やっぱりそういう事かよッ… くそぅ!!!!!!!!!!!」


出歯亀『魔法ですと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こーれは…さすが大魔女フーリャン!!!!!!! 卑怯です!!!!!!!!!!!!!!!!!
体技だけで戦うとかって思わせておきながら堂々と魔法を使って見せる!!!!!!!!!!!!!!!!
まさにワル!!!!!!!!!!!! 悪女でございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

観客「てめーーーーー!!!!!!!!」 観客「卑怯者!!!!!!!!!」 観客「さすがだ!!!!!!!!!!!!!!!」 観客「帰れーーーー!!!!!!!!!」
観客「ふザケルなッ」 観客「おパンチラ!!」 観客「パンチラ!!!」 観客「パンチラ!!!!!」 観客「パンチラ!!!!!!」
観客達『パーーーーンチラ!!!!!!!!!! パーーーーーーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!』

わーわー


大魔女「ウンコ シューティン メコレ」

ピュインッッ!!!!!!!!!!!!!


パシュッ!!!!!!!

出歯亀『ゴントゥアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガタターンッ

ゴン太「呼んだ?」



大魔女「失敬だわね これは魔法ではない!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔体術よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!

390 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 03:11:40 ID:U2Ov+hfR
《フーリャンは魔体術の特性を5オクターブの音域でみんなに説明してやった》

ざわ…

出歯亀『魔法の力を体に宿す体術…!!!!!!
それが魔体術………?!!!!!!!!!!!!!』


サナバー「…なるほど… わしが使う『マジックウエポン』に似ておる
それを人間の体でやろうとは… あいもかわらずブッ飛んだ才能じゃ」

うさぎ「フーぴょんすごーい」
パチパチパチ

ワラース「ふひひひ…
よく分からんけど…… 魔法使ってるから魔法なんじゃねぇの…? それ…」



ざわ…

観客「そ…そりゃそうだ」 観客「自分に使っても魔法は魔法だ」 観客「たかにし…」
観客「やっぱり卑怯だ!!!!!!」 観客「ちくしょう騙された!!!!!!!」 観客「責任取れ!!!!!!!」
観客「Booーーーーーー!!!!!!!!!!!」 観客「パーンチラ!!!!!!」 観客「パーンチラ!!!!!!!!!!」
観客達『パーンチラ!!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!』


BooBoo!!!!!!


出歯亀『あ〜〜〜〜!!!!! 疑問を感じた観客達からブーイングーーーーーーー!!!!!!!!!!
こいつら油断したらすぐにパンチラを狙って来るぞーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんて諦めの悪いエロリストどもだァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「…」



Booーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Booーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Boo〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



出歯亀『凄まじいブーイング!!!!!!! 加速する〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴン太さん!!!!!!!!!!!!!!! これはどうなんでしょうねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どう思われます!!!!!!!!!!!?』

ゴン太「頭の痛くなる話だ……
頭痛には百会という頭のつぼが良いですね」
ぐっ!

出歯亀『へぇー』
ぐっぐっ


観客達『へ〜〜〜〜〜〜〜〜』
ぐっぐっぐっ

391 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 13:15:37 ID:U2Ov+hfR
観客達『Boo〜〜〜〜〜〜!!!!!! Boo〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!』
グッグッ

観客達『Booーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!』
グッグッ

観客達『パーーンチラッ!!!!! パーーーンチラッ!!!!!! パーーーーンチラッ!!!!!!!パーーーーーンチラッ!!!!!!!! パーーーーーーンチラッ!!!!!!!!!!!』
グッグッ

観客達『Booーーー!!!!!!! Booーーーーーーー!!!!!!!!!!!!』
グッグッ


亀『観客達のブーイングが続いているぅーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
皆頭のつぼを押しているぞぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
グッグッ

ブーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
ブーーーーッ ブゥゥーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


リリス「うるさいなぁ〜」

ねこ「フーリャンちゃんどうすんの…」
グッグッ


大魔女「…………」

カッ!!

大魔女「黙らっしゃアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
遠吠えガラス共がーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!


ビリビリッ
みんな『………ッ!!!!!!!!!!!』


大魔女「この魔体術は魔法では決してない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


亀 『その根拠は?』


大魔女「!? 根拠…… ……………」



大魔女「とにかく 私が魔法じゃないっつったら魔法じゃないのよボケェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



みんな『えぇーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

亀『なんという傍若無人だァーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

392 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 14:21:27 ID:U2Ov+hfR
大魔女「この魔体術はね… 私が超真虫に対抗するために編み出した技なのよ!!!!!!!!!!!!!!!
苦労の結晶なのよ!!!!!!!!!! その苦労がわからないあんたらとやかく言うんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!」



亀『超真虫!!? ………とは?!』


ざわざわ…



ねこ「あ…あの話すんの… ここで…」
カ〜ッ



大魔女「昆虫が私の魔力で進化した存在よ…
巨大化し知能を得たそいつらには私の魔法が通じなかった…
そして私の家は超真虫に占拠され… 超真虫達は私の家の地下に帝国を作り人類滅亡を狙って準備を着々と始めたのよ…
そこで私は超真虫と戦うために私はそこのボケ妹から技を習った
そして習った技に私なりのアレンジを加えた
魔法と体を一体化させる…それが魔体術!!!!!!!!!!
その魔体術は見事超真虫に効いた!!!!!!!!!!!!!!!!
そのおかげで超真虫の野望は寸前にして食い止められたのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私のおかげで再び世界が救われたのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かってんの!!!!!!!!!!? そこんとこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



しーーん…

亀『………ッな…』


亀『なんだその荒唐無稽なお話はーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
B級小説です!!!!!!!!!!!!!!!!!! 大魔女フーリャンの妄想大爆発!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これで一気に中学生のファンが増えたに違いありませんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


Booーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観客「ふざけるなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「作り話も大概にしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「はあ!!!!!!!!!!!!? 超真虫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
観客「ンなもんいるわけねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「いや 超真虫は確かに存在したッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「うわっ 妖怪だ!!!!!!!」
観客「とにかく脱げーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「パーーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

観客達『パーーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! パーーーーーンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

わーわー Booーーー!!!!!

393 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 14:37:36 ID:U2Ov+hfR
観客達『パーーーーンチラ!!!!!!!! パーーーーンチラ!!!!!!!!!!!!!!』

Booーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!


亀『何故かまたパンチラコールだァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
隙あらばパンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あくまでもパンチラ 飽く事なき性欲求大爆発でございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「…こいつらァ…」
メリメリ…



ねこ「フ…フーリャンちゃん…」


――― 観客席

ワラース「うぎゃあッひゃひゃひゃひゃひゃひゃひょほほほほほぇはァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
超真虫!!!!!!!!!! 超真虫って!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつもついに妄想と現実が混同するようになったかァ…!!!!!!?
うひひひひッ おもしれッ おもしれッ…うへへぁへぁへぁへぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「フーぴょん… 血管浮き出てるピョ…」

マリモス「あのフーリャンレディこんな大勢の面前であんな冗談を言うなんて意外だねぇ…
ま…まさか… これが原因で彼女が再度エンジェル化なんて事は…!?」
ゴクリ…

サナバー「それはない どんな発想じゃ」




ブーーーーーー…


大魔女「アレそう よし アレそ
そうねまずあの西側の方からバクサーレで観客を骨まで灰にしてしまいしょう
最後はマリモスね 半殺した後 来世でまたこの世界に生まれ変わらないように宇宙に発射しましょうか」
ブツブツブツ…



ボケ妹「…おい そういう事なら構わないよ」


大魔女「?」

394 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 15:57:36 ID:U2Ov+hfR
ボケ妹「体術に魔法を組み込んだ戦法か… お前らしい技だな
そういう事なら私様は問題ないよ このまま続けても」

大魔女「ボケ妹…」



亀『なんとーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
敵であるチロリーンがフーリャンの魔体術に“OK”の判断を下したァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは素晴らしい勇者判断!!!!!!!!!!! ほとばしる温情!!!!!!!!!!!
まぶしーです!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客「かっこいいぜ!!!!!!!!!」 観客「さすが勇者!!!!!!!!!!!」 観客「さすがメスゴ…勇者!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 観客「応援するぞーーーーー!!!!!!!!!!!」

わァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「…いいのあんた? 不利になるだけよ」

ボケ妹「ほざきな 全力のお前を倒して泣かすことに意味があるんだよ
それに そんな動きで調子のんじゃねー」

大魔女「あぁ?」

ボケ妹「魔体術はさすがだと思うが… お前の体術はお粗末すぎだよ
私様が体術の基礎を教えた時から全く進歩しちゃいねー
お前と私様の格闘経験値の違いを教えてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!

395 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 19:07:18 ID:U2Ov+hfR
大魔女「ふん 経験値? それが何よ
そんなもん私には関係ない
あんたが長年活躍し続けた特急列車なら 私は最新型の超特急新幹線
簡単に追い抜くのよ 結局いつの時代も後発が強いんだから!!!!!!!!」
グギュンッ!!!!!!!!

ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「!!!!」

大魔女「『韋駄天足』!!!!!!!!!!!」
シュンッ!!!!!!!!!


亀『また消えたッ 速い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるで風だァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「…風…かッ」


ヒュンッ

大魔女「大魔女ラリアットォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズボゴオォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ぐぎィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


亀『来たァァァッ ラリアット完璧キまりましたァッ!!!!!!!!!!!!!!』


ズザザーッ
ボケ妹「……ぐっ…ッハァ!!!」
ググンッ!!!!!!


亀『しかしチロリーンは倒れず耐える〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「なめんなよ…ッ」

サンッ
大魔女「後ろ」

ボケ妹「!!!!!」

大魔女「大魔女ピストントゥーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴカァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

396 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/08(水) 22:55:43 ID:NGq1Ta0d
パンチラコールひでえwww

397 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 00:13:07 ID:WvrjGp9n
ボケ妹「くぁぁぁッ…!!!!!!!!!!!!」
メギメギッ


亀『フーリャンのトウキックがチロリーンの背中に突き刺さァーーーーーーーーーる!!!!!!!!!!
コレはいたそーですねーーーーーーーーーゴン太さんッ!!!!!!!!!!!!!!!!』

ゴン太「あそこは…“便豆”…
便秘になるつぼですね」

亀『うあァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜しかも便秘!!!!!!!!!!!
チロリーンは便秘になってしまいましたァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!
これはひどい攻撃だァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!』



ボケ妹「…このッ!!!!!!」
グアァッ!!!!!

大魔女「ふふん」
ヒュンッ!!!!!

ボケ妹「…くそッ!!!!!!!!」
キョロキョロ



ねこ(本当……速い… にゃんの『神足の術』に迫るスピードだよぅ…!!!)



ボケ妹「くッ… 落ち着け私様… 落ち着け…私様ッ!!!!!!」
ぐっ パンッ
《ボケ妹は頬を叩いて気合いを入れた》


サンッ
大魔女「ビビってるわね ボケ妹!」

ボケ妹「!!!!!」

大魔女「大魔女千手パァンチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ぐぐぐーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



亀『連撃ッ 連撃ッッ 連撃ィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
止むことなき連撃がチロリーンを襲うーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン何も出来ませェーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ゴン太「…あぁッ あぁまたッ…!
これ全部便秘になるツボ打たれてますよ」

亀『これはチロリーン 一年くらいは便秘が続きそうだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

398 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 01:18:12 ID:WvrjGp9n
ボボボボボボボボボボボボボボボッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ほーらほら 手も足も出ないの?」

ボケ妹「……!!」



亀『2年…3年…4年!!!!!!!!!!!!
どんどんと便秘ークが高まっていくゥゥーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このままではチロリーンが一生うんこしない夢のアイドル体質になってしまいそうだァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ダーンッ!!!!



ボケ妹「……うおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ

ガシッ!

大魔女「!? ちっ!!!」
パシィッッ!!

ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!



亀『おっとフーリャン チロリーンから離れましたッ 一体どうしたんでしょーか!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「…危なかったわね」



マリモス「惜しいっ 一瞬掴んだんですがな」

サナバー「チロリーンちゃん… 手を打たねばまたやられるぞぃ…」



ボケ妹「……ッッ」
ギリッ

ボケ妹「同じ事が何度も私様に通用すると思うなよ…
『巌厥殴』!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャッ!!!!!!! ボホふぁア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

《床を殴り破壊するボケ妹 砂煙が舞い上がった》

399 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 01:31:45 ID:WvrjGp9n
亀『チロリーンの姿が砂煙に隠れました!!!!!!!!!!!!!』



マリモス「砂煙でフーリャンレディの目を晦ます気ですかな
しかしこの戦法は逆に自分も不利になるデメリットもあるが…」

サナバー「何か狙いがあるのかのう」



もわもわもわ…

ボケ妹「…ゲホッ 目が痛い…やりすぎたかね…
いや…でもこのくらいやらないと意味がない…!!
目を凝らすんだ… 神経を研ぎ澄ます…!」



もわ〜〜〜…

ヒュンッ
大魔女「……出て来ないわね
なんのつもりでこんな事をしたのかしら? ……
まぁいいわ あいつの事だからどうせ考えなしでしょう」
ボォォッ

大魔女「スーパー焼死パンチ… これで決める!!」

もわぁ〜〜… スー…

大魔女「…影が見えたッ あのシルエットはボケ妹よ!!!!!!
死ねーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュダンッ!!!!!!


ぶわァッ!!!!!!
《フーリャンは砂煙の中に突っ込んだ》


ボケ妹「!!!!!!! そこだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ

ガッシィイイイイイイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「!!!? な…なんですってッ!!!!!!!?」

ボケ妹「つ…か…ま…え…たッ ぜェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャァァァァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐんッッ!!!!!!!!

大魔女「うなッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドダダダダァーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《フーリャン ボケ妹に一本背負いされる!!!!!!!》

400 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 01:46:03 ID:WvrjGp9n
ドッタアァァーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀『!!!!!!!!?
砂煙の中から凄い音が響きました!!!!!! 一体なんでしょうか!!!!!!!!!!!!!!!?
砂煙が邪魔で何も見えませ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうなったら緊急措置です!!!!!!!! うちわ部隊投入ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ザッザッザ…
ザッザッザッザッザッザッザッザッザッ!!!!!!!!!

うちわ部隊隊長「うちはうちわ部隊ですわーーーー!!!!!!!!!!!」
ババーーンッ!!!!!!



リリス「なんか来たよぉ〜」



亀『うちわ部隊の皆さん!!!!!!!! 砂煙をうちわではらってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ビシッ
うちわ部隊隊長「うちわ始めーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員A「Cが今日パンナコッタのことバンヌコッターって言いましたー」

うちわ部隊隊員B「バンヌってお前…ヤベーwwwwwwww」

うちわ部隊隊員C「や…やめろよぉ!!!!!!!!!!」

ギャハハハハ…

うちわ部隊隊長「馬鹿者ーーーーー!!!!!!! それは内輪ネタだーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

401 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 02:07:09 ID:WvrjGp9n
バンヌ → http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219852732/412


――――

パタパタパタ…

うちわ部隊隊長「もっと下半身に重心を置き腰を固定させてうちわを振れーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
この調子ではいつまでたっても砂煙は晴れんぞーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員達「内祝い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊長「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
待て!!!!!!!!!!!!!!! D!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだそれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員D「ビクッ」

うちわ部隊隊長「それはなんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員D「すっ すみませんっ せ…扇子です!!!
こっちのほうがカッコイイからと思って…
で…でも似てるし…扇げるし…良いじゃないすか…」

うちわ部隊隊長「お前から文明開化の音がすると思ったらそういう事かーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!

うちわ部隊隊員D「ざんぎりッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊長「我々はうちわを持っているからこそうちわ部隊なんだーーーーーー!!!!!!!!!!!!
扇子は邪道だ!!!!!!!!! 」
ババンッ!!!!!!!!




亀「……あー…効く…効く効く…」
グッグッ…

ゴン太「君内臓悪いね」

402 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 02:17:55 ID:WvrjGp9n
パタパタパタパタ


うちわ部隊隊長「もう少し!!!!!!!! もう少しだ!!!!!!!!!!!
がんばれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員達「うちっわーーーー!!!!!!!」
パタパタ

うちわ部隊隊員D「くッ…くッ!!!!!!!!!!」
ぶんぶんっ

うちわ部隊隊長「…いいぞD!!!!!!!!!!!!
この調子でうちわを振れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員D「はい!! …………
隊長!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊長「なんだ」

うちわ部隊隊員D「さっきは……すいませんっしたァッ!!!!!!!!!!!!
扇子なんて使って…すいま扇ッ子!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊長「いいんだ 分かってくれたなら」

うちわ部隊隊員D「隊長…」

うちわ部隊隊長「…俺の後を継げるのはお前しかいないんだ
もう道を誤ってくれるなよ…D!!!!!!!」

うちわ部隊隊員D「………ッ …はいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…


ブンブンブンッ!!!!!

ぶわァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガバッ!!!!
亀『あ…晴れたッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



うちわ部隊隊長「任務完了…よくやった諸君!!!!!!!!!!
帰って内輪で内祝いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うちわ部隊隊員達『うおおーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客達『わァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

パチパチパチ

403 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 02:32:49 ID:WvrjGp9n
ワァアアアーーーーー!!!!!!!!!!


亀『ありがとう!!! うちわ部隊!!!!!! ありがとう!!!!!!!!!!!
彼らは普段はサンマを扇いだり世間を扇いだりしているそうです
…さて!!!!!!! 戦いの様子は…?』


ゴオオオオオオオオ…

バンッ!!!!!!!!!!


大魔女「……ぐぬぬッ…」

ボケ妹「ハァ…ハァ…」


バーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

観客達『ウオオオオオオオーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

亀『フーリャン 床に仰向けに倒れていまーーーーーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンは一体何をしたのかァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「…ぐ… あんたごとき脳筋にしてやられたわね…
砂煙を充満させたのは…私の来る位置を視覚的に察知するため…!!!!」

ボケ妹「お前が砂煙に突っ込んでくれば その方向の砂煙が大きく揺らぐ…
一瞬でもそれが分かればあんたなんて簡単に捕まえられるよ…!!!!!!
始めから優位に立ったもんだから意識が不用意になりすぎたね…!!!」
ばんっ

404 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 07:54:45 ID:WvrjGp9n
亀『さぁーーーー!!!!! やっとの事フーリャンを捕まえましたーーー!!!!!!!
これからどうするのかーーーー!!!!!!?』


観客「……ね・わ・ざ」
パン…パン…

観客「!?」 観客「…ね・わ・ざッ」
観客「ね・わ・ざ! ね・わ・ざ!!」
パンッ パンッ!

観客「ね・わ・ざッ!!!!!!! ね・わ・ざッ!!!!!!!!!」
観客「ね・わ・ざッ!!!!!!!!!!! ね・わ・ざッ!!!!!!!!!!!!!!」

観客達『ね・わ・ざ!!!!!!!!!!! ね・わ・ざ!!!!!!!!!!! ね・わ・ざ!!!!!!!!!!! ね・わ・ざ!!!!!!!!!!!』


亀『あぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ パンチラコールの次は寝技コールです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつら何が見たいんでしょーかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かりませんッ 僕には分かりまッせ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


観客「寝技だーーー!!!! 寝技いけーーーーーー!!!!!!!!」 観客「おさえろーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」 観客「くんずほぐれつしろーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワーワー!!!!!!



ボケ妹「………へっ じゃあお望み通りだ!!!!!!!」
バッ!!!

大魔女「!!!!!」

ガチィィィンッ!!!!!!!!!!!!

大魔女「は…離しなさいよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチガチィッ

ボケ妹「…いやだね」
ニヤリッ!

405 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 12:51:45 ID:WvrjGp9n
ギリギリギリッ!!!!!!!!!
大魔女「…くッ 離しなさいよ!!!!!!!
…気持ち悪いっ 密着すんじゃないわよッ!!!!!!!!」
ぐうぅーっ

ボケ妹「離すかよ!!!!!!
いいのか大魔女! あんまり暴れると体力無くすよ!!!」

大魔女「……む…」

ボケ妹「まぁ動かなくても 体力はこっちから消費させてやる!!!
発禁体術『舞吽凍栩億彡締』!!!!!!!!!!!!」
ギッ!!!!!!!

大魔女「…ッかッハァ!!!!!!」

ミリメリメリ…


亀『うおおーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!
マウントポジションのままチョークスリーパー!!!!!!!!!!
これはもうで悪役レスラーばりの凶悪技ですーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンは勇者を捨てているのかァーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「綺麗事だけじゃ悪は倒せない
お前を倒すためなら私様は封じられし技だって使う!!!!!!!!!!!」
ギリギリ…

大魔女「う…ぅあぁあぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ッ…」
バタバタッ


亀『フーリャン苦しそうです!!!!!!!!! ヤバイ!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆さん今だかつてこんな追い詰められたフーリャンを見たことがあるでしょおかァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

観客達『なーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!』
わーっ

亀『僕はあるぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ビシーッ

観客達『えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!?』

亀『どうだーすごいだろーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ふんぞりっ



サナバー「なんであんな自慢げなんじゃ」


406 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 13:26:51 ID:WvrjGp9n
メギメギメギメギギギッ…

バタッ… バタッ…
大魔女「カァッは… ッはぁ…!!!!!」



観客「フーリャンの顔が紅潮してる!!!!!!!!」 観客「まるでトマト!!!!!! フーリャントマトだ!!!!!!!!」 観客「死んじまう!!!!!!!」 観客「殺せーーー!!!!!!!!!!」


亀『フーリャン死にそうです!!! しかしチロリーンはその手を緩める気配がありませーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!』


うさぎ「フーぴょん!! フーぴょん!!!」

マリモス「少しやりすぎなのでは?!」

サナバー「チ…チロリーンちゃん!!!!!!!!」



ねこ「チロリーンさんもうやめて!!!!!!」

リリス「離せぇ〜 バカ女ぁ〜〜!!!」



ボケ妹「悪いねねこさん…みんな ここで手を緩める訳にはいかないよ
…こいつと一緒に戦ってきた皆なら 今まで何度も見てきただろ…!!
こいつは 絶対絶命の逆境に立たされても ほんの少しの光明からそれを逆転させる力を持っているんだ!!!!!!!
だから手は抜けない!!!!!!!!! こいつが気絶するまで止めるつもりはないよ!!!!!!」
ギリギリッ…

大魔女「…………ッ!!」
パク… パク…


ねこ「チロリーンさァんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶわわっ


ボケ妹「………くッ…」

大魔女「……ス……ぱ… しょ……し…パン………チッ…」
ボワァッ!!!!!

ボケ妹「!?」

じゅわァ〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!

ボケ妹「ッあッ…熱ッ…!!!!!!!!!」

ギラリッ!!!!!
大魔女「噴火パンチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ぐは!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《フーリャンの昇竜拳があたった》

407 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 14:21:35 ID:WvrjGp9n
ドドオオオオオオオンッ!!!!!!!!!


亀『フ フーリャン復活ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンの顎に強烈な一撃をお見舞いしてチロリーンを引き離しましたァーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女「……フーーーーッ…」


ヒュルルル… ドダァーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!

ガバァッ! ふらりっ…
ボケ妹「…ッく… ごはッ…!!!!!!
く…くそ…大魔女………!!!!!!!!!」

ボケ妹(やっちまった……!!!!!!
ねこさんの涙に動揺して手を緩めてしまった…
甘いな…私様も…!!!!!!!!)


大魔女「ハ… はッ… ボケ妹………」

大魔女「死ぬとこだったじゃないのよこの馬毛コラァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このメカゴリラぐァあああああああーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビリビリビリビリッ
観客達『ヒィーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「加減をしなさいよボケがァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許さない!!!!!!!!!!!!!
今の苦しみの更に100倍の苦しみをあんたの細胞一つ一つに叩き込んでやるァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして最後にはあんたの体を引き裂いてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そう!!!!!! 裂けるチーズのように…!!!!!!!!!!!!! 裂けるチーズのように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!


ボケ妹「……」



サナバー「こ…これは…ヤバイのう… キレたか…」

408 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 14:49:08 ID:WvrjGp9n
大魔女「ハアアアアアアッ…」

ドドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!


大魔女「と キレるのは口だけにしときましょ」
けろっ


観客達『ズコーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガチャアァッ!!!!!!!!



ねこ「あのフーリャンちゃんが怒りを抑えた…!!!」



大魔女「…キレて突っ込んでも闘牛のようにボケ妹に弄ばれるだけよ
あんたは戦いの中では結構冷静だものねぇ」
ニッ

ボケ妹「……ちっ」



サナバー「…伊達に仲間はやっとらんという事じゃな
フーリャンめ よく分かっておる」


ボケ妹「…ふふんっ …手強いねぇ…まったく!!」
ギンッ

409 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 17:19:32 ID:WvrjGp9n
ザッ!!


ザッ!!




亀『お互い構えたぞ!!!!!!!!!』


ボケ妹「……」

大魔女「韋駄天足ッ!!!!!!!!!!!」
ビュンッ

ボケ妹「!!」



サナバー「またあの移動技じゃ!!!!」



亀『フーリャンまた消えました〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
チロリーンは次は一体どんな手を打つのかァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「……」
しーん


亀『!? チロリーン 全く動きません!!!!!!!
こんなんでは狙いの的だぞ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!』


観客「テメーーーー!!!!!!!!! 真面目にやれー!!!!!!!!!!」
観客「また同じシーンを見せる気かーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「金返せー!!!!!!!!!!!!」
観客「お前はノーおパンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客「ノーおパンチラッ!!!!!!!!!! ノーおパンチラッ!!!!!!!!!!!!!」

Boo〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観客達『ノーおパンチラッ!!!!!!!!! ノーおパンチラッ!!!!!!!!!!! ノーおパンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!』
Boo〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀『あ〜〜〜〜〜ッ…チロリーンにはノーおパンチラコールです!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつら最悪ですねーー』


410 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 20:12:22 ID:WvrjGp9n
わーーーーーーッ わーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

観客達『ノーおパンチラ!!!!!!!! ノーおパンチラ!!!!!!!!!』


バルト「だまらッしゃアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


観客達『!!!!!!!!!!!!?』
ざわっ…


ドンッ!!!!!!!!!!



亀『おっとォ!!!!!!!!!!?
非情なノーおパンチラコールを止めたのは… ペロスケの仲間達ィーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まだ出番があったのかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボンノウ「………」
ギロッ

ヘソゲリア「…自重しろよ……」

バルト「………だな…」

グムダラ「……」



亀『怒ってます…! 皆一様に憤怒の表情…!!!!!!!!
やはり かつてのリーダーの妹を侮辱された事に怒っているのか…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴクリ



ボンノウ「……」


ギンッ!!!!!!!!!

ボンノウ「ノーおパンチラコールなんてやってる暇があったらパンチラコールをしろふぬけ共がォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そーれ パーンチラ!!!!!!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!!!」

うおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!
観客達『パーンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!! パーンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!! パーンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

グムダラ「俺シャドボ(シャドーボクシング)してるから見てないし!!!!!!! デュクシッ!!!!!!!!」
チラッ チラッ



亀『ダメだーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらダメだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「…」

411 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 21:42:10 ID:WvrjGp9n
観客達『(ry ッ!!!!!!!! (ry ッ!!!!!!!!!!!!!』

ゴン太「司会のエンデリルさん」

亀『なんです?』

ゴン太「いつになったら落ち着いて戦いを見ることが出来るのですか?」

亀『…… あんたからその突っ込みを受けるとは…』


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

じりッ…
ボケ妹「………」

ババーッ!!!!!!!!
大魔女「大魔女レンスピトルッ!!!!!!!!!!!!」
ビュオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「!!!!!!!!」
バッ

ガカアァッ!!!!!!!!

大魔女「!!?」

《ボケ妹はフーリャンの手刀の突きを止めた》


サナバー「ぬっ!!!!!!!!! 止めたぞ!!!!?
チロリーンちゃんはフーリャンのあの超スピード攻撃を小細工なしで見切ったのかッ?!!!」


大魔女「…!?」

ニヤ…
ボケ妹「神橇撫鹵桜ッ!!!!!!!!!!」
ピュインッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「むッ!!!!!」

ガシィンッ!!!!!!!!!
《チロリーンの神橇撫鹵桜をチョップではらったフーリャン》

ボケ妹「愛行丿駑罰弩ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオンッ!!!!!!!!

大魔女「大魔女エルボー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガコォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「いってぇな…!!!!!!」

大魔女「…この石頭…」
ビリビリッ


亀『チロリーンのヘッドバッドを肘をつっかえ棒にして防御ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょおバトルしてま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜すッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

412 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/09(木) 23:26:05 ID:WvrjGp9n
ガンッ!!!!!!

大魔女「大魔女ローキック!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「它色雨喫駆ッ!!!!!!!!!!」

ガガンッ!!!!!!!!

大魔女「大魔女前転蹴りッ!!!!!!!!!!」
ぐるーーーんッ

ボケ「勇者否姿ッ!!!!!!!!!!!!」

スカザァッッ!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ッ」

ボケ妹「ッ」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀『お互いにお互いの攻撃を攻撃によって相殺しているーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
超高速の撃ち合いだァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女(…魔体術を発動させる隙もないわねッ
しかしこいつ 私の攻撃を的確に対処している… まるでこっちの次の攻撃が分かっているみたい…)

ボケ妹「にやりッ」

大魔女(!? なにこの不敵な笑み…
キモッ …奇妙だわ… 一旦離れるべきかしら…!!?
だとしたら…一撃を受ける覚悟をしなければ…!!)
グッ

ボケ妹「むッ!!!!」

バキィィンッ!!!!!!!!

大魔女「ぐぷぅッ」



亀『フーリャン 押し負けたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ…のか?!!!!!!!!!!!!!!!!
自分から受けたように見えたぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


キュウゥゥンッ
大魔女「…韋駄天足ッ 発動ッ!!!!!!!!」
サンッ!!!!!!

413 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 00:05:07 ID:WW+LHcdO
亀『フーリャン!!!!!! 高速移動術でまた姿を消したァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹(ダメージ一撃を犠牲にして技を発動させたか)

ボケ妹「………」


ザアァッ!!!!!!!
ヒュヒュンッ!!!!!!!
《ボケ妹の目の前にフーリャンが現れた!!!!!!!!!!!!!!!》

サッ!!!!!!!!
《と思ったらまた消えた》



ねこ(フェイントだ!! チロリーンちゃんの後ろに回り込む気だよぅッ!!!!!!!!!!!!
でもチロリーンさんのあの反応…!!!!!!!!!!?)


ババッ!!!!!!!!!!
《ねこの言う通りフーリャンはボケ妹の背後に現れた!!!!!!!》


大魔女「スーパー感電死パンチィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビタンッ!!!!

大魔女「うぅんッ!!!!!?」


ボケ妹「……」

《ボケ妹は前腕を鷲掴んで攻撃を止めた!!!!》


大魔女「なんで…」

ボケ妹「秘素沌搬沈麌ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュビュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!



バッギギギイィィーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

414 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 00:53:43 ID:WW+LHcdO
ドガガガァァッ!!!!!!!!!!!!


亀『チロリーンのパンチで吹っ飛んだフーリャンは床に突っ込んだァァァッ!!!!!!!!!!!!!
床はまるで隕石が落下した後の様だァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これ死んだんじゃねぇ!!!!!!!!?』

ゴン太「いや 腰痛に効くつぼに攻撃を打たれてましたから大丈夫でしょう」

亀『そ それはよかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやーしかし!!!!! チロリーンのこの変わりようは一体なんなんだァッ!!!!!!!!?
全く追えていなかったフーリャンのスピードに順応出来ているぞーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ボケ妹「呼吸を読んだだけだよ あいつのな」


亀『呼吸をよんだだとぅッ!!!!!!!!!!!!!?』
ばーん!


ボケ妹「戦いの時の呼吸ってのは人それぞれ癖みたいなものがあるのさ
その呼吸の癖を見極めれば 相手の攻撃のタイミングをピッタリと予測することが出来るんだ
そして戦いの達人は…一目見ただけでその呼吸の癖を読み取る!!」


亀『じゃあお前はフーリャンの呼吸を読んでいたと!!!!!!!!!』


ボケ妹「そう 一番始めにあいつを捕まえて一本背負いした時に既にね」



うさぎ「…ほえー よくわかんなピョイ」

サナバー「チロリーンちゃんから多少の余裕を感じたのはそのためか…
しかしあの刹那で……」

マリモス「んむんむ 素晴らしい才能…
エンジェルレディでないのが惜しい…」

ゴッ!

415 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 01:20:03 ID:WW+LHcdO
しゅううううううう…


亀『………しかし……
フーリャン反応がないぞー… これ死んだんじゃね? マジで…
そして腰痛のつぼはあんま意味なくね?』

ゴン太「ぐぬぬ…」



ねこ「フーリャンちゃんッ!!!!!!!」
ダッ

バッ
リリス「待って〜ねこっちぃ〜!!」

ねこ「リリス!?」

リリス「……」



――― 観客席

サナバー「なんじゃこのザワつきは…
……デカイのがくるッ!!!!!!!!!!」



ズズズッ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


観客「うわァーーーーーッ なんだーーーーーー!!!!!!!!!」

観客「地震だーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


??「魔体術――――…ボディロック…ゴッデスブレス!!!!!!!!!!!!」

ズガアアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《地中から女神のような形をした岩塊の巨人が姿を表した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



みんな『なんじゃこりゃあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

416 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 01:35:46 ID:WW+LHcdO
亀『なんか床からとてつもないものが姿を現したぞォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よ…よく見たら岩の巨人の胸のあたりにフーリャンが埋まっているーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女「…潰す!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!



観客「す…すげー…」
観客「てゆーか…おい…コレ…」
観客「あァ……パンチラだ…!!」
観客「うおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーッッ パンチラだァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
観客達『パァンチラッ!!!!!!!!!!!! パァンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! パァンチラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わーッ!!!!!!!!!!


亀『観客どもが女神巨人像のパンチラに大興奮だァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやこれパンチラっつーかモロじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てゆーかそれ以前に岩じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんという見境のなさだアアァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「…………」

大魔女「パンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドガガガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観客達『ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



亀『フーリャン ついに観客に攻撃ーーーーー!!!!!!!!!!!!
よっぽどうざかったァーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


※パンチ→パンチラ→パンチガ

417 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 12:35:37 ID:WW+LHcdO
ドドーーーンッ!!!!!!!!!!

大魔女「さぁ再開めましょうか ボケ妹」
ズーンッ…


亀『待て待て待て!!!!!!!! これでやるつもりかお前!!!!!!!!!!!!!!!!!』

大魔女「もちのろんだわよ」
ズズ…

亀『でも…これも魔体術に分類されるのか!!!!!!!?
完全に魔法じゃね!!!!!!!!!!!?』

大魔女「………」




大魔女「魔法じゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以上ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーンッ!!!!!!!!



亀『断言したァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこまで言うのなら魔法じゃないんでしょう!!!!!!!!!!!!!! これ以上突っ込むのはやめておこう』



観客「マジかよっ!!!!!」 観客「筋モリ終わったッ!!!!!!!」



ボケ妹「……おもしろいじゃないか
あんたの考えは分かったよ 私にあの究極体術を使え…と そういう誘いだね」


ざわざわ…

観客「究極体術…?」 観客「無理だろ…」 観客「ノーおパンチラ……」


亀『チロリーンの究極体術…… そうかッ アレだな!!!!!!!!!!!?
観客のみなさんは分かるかな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』


観客達『分かるわけねーだろ!!!!!!!!!!!』


亀『僕は分かってるぜぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いえぇーーいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ふんぞりっ



サナバー「だからなんであんな自慢げなんじゃ」

418 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 13:03:36 ID:WW+LHcdO
ボワワワァッッ!!!!!!!!!!!

ボケ妹「はああああああァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行くよッッッ 究極奥義『覡滅殺蛔欒衙飫吁麼襾鐃頤无魔丶匚黌从』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ブオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エネルギー巨人『グゴゴゴォーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バシュウゥッ!!!!!



観客達『うわあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
観客「川谷さんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


亀『川谷さんではありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アレはチロリーンの気(身体エネルギー)が巨人の姿になったものなのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『覡滅殺蛔欒衙飫吁麼襾鐃頤无魔丶匚黌从』は気の巨人を自由に操るチロリーンの最大必殺技だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
川谷さんってどんな人なんだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



――― 観客席

ワラース「うひゃらひゃらははははははははッ!!!!!!!!!!
プッ…ぐひひッ 怪獣対決じゃねーか…ブフーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
どっちもすでに格闘じゃねぇ…グヘヘフフフフヘフヘッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「…観客避難した方がいいんじゃないかこれ…」

419 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 17:39:56 ID:D9PM7trj
技名なんて読んでるんだよwww

420 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 22:53:04 ID:WW+LHcdO
ズンッッ!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「…巨人の動きを私に合わせる『トレースモード』!!!!!!!!!」
スッ!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!


亀「エネ巨 静かに そして大きな動きで構えました…!!!!!!!!!!!!」


大魔女「手加減…なんて出来ないわよね …お互いにッ!!!!!」
グッ!!!!!


ズドドドドドドドドォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「『烏雲壺』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドギャアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ビッグビッグ・ハードデスッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゥギュルルルルルルルルルルルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズッドオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


観客達『ぎゃああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


亀『ゆ…揺れるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨人と巨人の拳がぶつかりあった瞬間に会場が大きく揺れましたーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いっ 一体どうなってしまうのか 我々は生きて帰れるのかーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

421 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 23:05:45 ID:D9PM7trj
モビルトレースシステムきた!

422 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/10(金) 23:09:19 ID:WW+LHcdO
スゴッッ!!!!!!! ズゴッッ!!!!!!!!! ズゴォッッッ!!!!!!!!!!!

ボケ妹「どぅオラァッ!!!!!!!!!!!!」
グヒュンッ!!!!!!!!!!!!

ゴガァンッ!!!!!!!!!!!!

ドッ ドッッ!!!!
大魔女「女神ジャンピニングニーパッド!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュゴーっ!!!!!!!!

ボケ妹「受け流す!!!!!!!!!!!
『嗚呼〜臚の流之夭弍』ィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」

スンッ


観客達『パーンチラッ!!! パーンチ……はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ヒュオオオオオオッ
ズドゴォオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観客達『ひでりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


亀『チロリーンが受け流したフーリャンの攻撃が観客席に被弾ンンーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
迷惑窮まりなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前らは悪役プロレスラーかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ズゴーンッ バキーッ ドッゴーーーンッ!!!!!
わーきゃーわーきゃー

423 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/11(土) 05:04:37 ID:kew3m36d
――― 地上…マイムシティ ―――


ママ「今日も平和ね
そのおかげでスーパーのモロヘイヤも大安売りだったわ〜」

ガキ「ママ!! さっき買ったニップレス付けていいッ!!!!?」

ママ「だーめ 家に帰ってからつけてあげるからね♪」

ガキ「はーい」


ベキッ!!!!


ママ「? なにかしら?」


ベキッ メリメリメリッ…


ママ「じ 地面に亀裂が…
嫌だわ危ない… でもなんで急に…」


ズジジジジッ!!! ビキビキビキビキビキッ ビギャアァッ


ママ「!?」


ドッカァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
観客達『あべおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ママ「キャアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地面から人がーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何事ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドーーーンッ!!!

424 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/11(土) 05:23:47 ID:kew3m36d
ボケ妹「ドラァーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「せぇぇぇぇぇぇぇぇいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッゴ!!!!!!!! バギャアアァーーッ!!!!!!!!!!
ズザーーッ バゴーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うぎゃああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴッ!!!!!!!! ズドドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!! バゴァッ!!!!!!!!!!!!


亀『大惨事ですッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨人と巨人は会場を破壊しながら熾烈な肉弾戦を繰り広げているーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
観客もほとんどが避難しています!!!!!!!!!!!!!!!!
今残っている観客は度胸試しか何かしらの罰ゲームかマゾの類でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえず危険すぎるぞーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!』




サナバー「やりすぎじゃーーーー!!!!!!!
…うわッ」


ドドドォオオオオオオーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザッ
ボケ妹「ハァ…ハァ…ハァ…
…ったく! くそかてぇ…!!!!!!!」

ズズンッ!!!!!
大魔女「…この巨体でボケ妹の動きをするなんて…面倒だわね…!」

じりッ… じりりッ…

425 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/11(土) 23:20:23 ID:kew3m36d
ガギギギギギギギギッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《組み合う岩巨人と気巨人》


大魔女「折・れ・ろォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!」

ボケ妹「負けるかァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

グギギギッ…!!!!!!!!!



亀『すごい接戦…!!!!!!!!!!!!! 互角だァッ!!!!!!!!!!!!!
2人から意地が見えるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その結果がこの大破壊だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ギギギギギギギギッ…!!!!!!!

大魔女「……!」
きらんっ

大魔女「足ッ!!!!!!!!」
バッ

ボカァッ!!!!!!!!!

ボケ妹「うわッ!!!!!!!!!!!!!!!」
グラッ!!!!!!!!!!!!!!


亀『おーーーーーーッ 岩の巨人 エネ巨の足を引っ掛けてバランスを崩させたァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
エネ巨倒れこーーーーーーーーーーーーーーーーむッ!!!!!!!!!!!!!!!!! 』


大魔女「つまらない倒れ方させてやんないわよッ!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!

ボケ妹「!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「女神パワーボムッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボギャアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




亀『大技炸裂ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
器用なマネをしやがりますねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

426 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/11(土) 23:49:12 ID:kew3m36d
プスプスプス…


大魔女「脳天からイッてやったわよ!!!!!」

ボケ妹「………立て!!!!!!!」


ガラッ ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!!

エネルギー巨人「フォー」



亀『立ったァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エネ巨が立ったァアアアアアァァーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんというタフネス!!!!!!!!! なんというガッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
草食系男子共よ これが漢だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ババァーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「…タフネスとかそういう問題じゃないわね…
そもそも手応えがない… 当然よね
アレは所詮はただの気だし
……ちっ この巨人対決は割に合わないわ
…むぅ…」


ポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポクポク… ちん○

…ニィッ
大魔女「……そうだわ」

427 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/12(日) 00:36:51 ID:iwGK47hB
ズズズ…


ボケ妹「どうした? かかって来ないのか?」
くいっくいっ

大魔女「……」

バッ!!!!!!!!!!
大魔女「あッ!!!!!!!!!! あそこに無意味ちんこの地縛霊がいるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぐわっ
ボケ妹「えッ!!!!!!? マジで!!!!!!!?
ドコドコ!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴゴゴォーーーーーッ!!!!!!!!!


亀『ッとォーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャン 注意を逸らした隙にチロリーン本体に攻撃だァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女「術者が死ねば術も死ぬ!!!!!!!!!!!
これ基本」
ぐおたーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ハッ!
ボケ妹「ッ 卑劣なッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ブッ潰れなさいッ!!!!!!!!!!!!!」
ゴオォーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



亀『ミーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンミンチピンチだーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



ボケ妹「……!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


死んでたまるかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


カッ!!!!!!

428 名前:創る名無しに見る名無し:2010/12/12(日) 06:19:28 ID:iwGK47hB
パンッ!!!!!!!
ボケ妹「死んでたまるかッ!!!!!!!!!!!!!!
スウゥーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」

ギュルルルルルルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀『!!!!?
エネ巨が…チロリーンの中に入っていきますッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



ギューーーーーーーーーーーッ…
ボケ妹「はあぁーーーー……… ……ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボオオォーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀『な…なんだアーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尋常じゃないくらいほとばしるチロリーンのエネルギィイイイイイイイイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』



大魔女「なッ!!!!!!!!!!!!」
グゴォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「『波ー笛躯刀峅忌』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドッ………

ズゴガアアアアアアァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベッゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バラッ バラッ
大魔女「……なにッ!!!!!!!!!!?」



亀『なんとォーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
岩巨人の攻撃をパンチで迎え撃ったチロリーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それはあまりにも無謀!!!!!!!!!! しかし!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーンは岩巨人の右腕をなんと 破壊したーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一体…何事だアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてこの決闘は一体…どォーーーーーーーーーーーーーーーーーなってしまうのかーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブシュッ (鼻血)


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