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創発トーナメント第一回戦 4

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匿名ユーザー

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創発トーナメント第一回戦 その4


第十三戦



はつあん「美しい◆gPASwT/fooさんも敗れ、ゲーム系は自分のみ」

はつあん「なんとしても勝ち上がって、ゲーム創作の輪を広げなければ!」

ガチャリ

係員「はつあんしゃさん、そろそろお時間です」

はつあん「わかりました! 大会とかは初めてですけど、がんばります!」

係員「はい、頑張ってくださいね」

はつあん(初心者だけど、基本を押さえればいける、大丈夫……)

はつあん(相手を見失わないで、基本、基本、基本)

はつあん(目標をセンターに入れて…スイッチ、目標をセンターに入れて…スイッチ、
  目標をセンターに入れて…スイッチ)


つかさ「そろそろ出番ね、唯人」

ユイ「そうだね」

つかさ「がんばってね、姉ちゃん応援してるわ」

ユイ「なんでこんな事に……」

つかさ「楽しそうだったから、その格好だと知り合いにばれないからいいでしょ?」

ユイ「姉ちゃんが本名で応募してるんだけど……」

ガチャリ

係員「唯人さん、そろそろ出番です」

ユイ「あ、はい。わかりました」

スクリ

係員「あ、ちょっと待ってください。ステッキは置いてもらえますか?」

ユイ「え?」

係員「本大会では武器の使用は禁止ですので」

ユイ(え? 困ったな、これがないと魔法が……)
  「姉ちゃん?」

つかさ「さあ? がんばってね、姉ちゃん応援してるわ♪」

ユイ「………姉ちゃん」


実況「第13試合! なかなかの試合!」

ワーワー

実況「西の方角! はつあんしゃ!」

はつあん「未熟だけど、やってやるぜ!」

ワーワー

実況「西の方角! 椎名唯人!」

ユイ(とりあえず地の魔法で身体を強化したけど、大丈夫かなぁ……)

ワーワー

錬金(おお! 魔法少女! 良い、良いぞ!)
  「魔法少女はロリ界のホームラン王でぶしゅばぁっ!」

クロ「オジチャンドシタノー」
博士「おじちゃんはね、壊れちゃったんだよ」
シロ「……はぁ」
博士「さ、俺たちはあっちへいこうか」

実況「それでは試合開始です!」

はつあんしゃ   VS   椎名唯人


ユイ「!?」

バッ

実況「はつあんしゃ! いきなりしゃがんだ!」

シュバババババババ!

実況「そして小刻みにパンチを連打している!」

はつあん(基本…基本…基本)

ユイ(……なんだ?)

実況「そのまま動かないーーーーーッッッ!!!」

ユイ「くっ!」

ダッ

実況「唯人、飛びかかるーーーーッッ!」

つかさ「ありゃ、飛び込んじゃうか」
錬金「いけません! おぜうさん!」


はつあん「サマソ!」

ガッ!

ユイ「わっ!」

実況「はつあんしゃ、サマーソルトキックで迎撃ーーーーッッッ」

シュバババババババ!

実況「そしてまたパンチ連打ーーーーーーッッッ!!!」

はつあん(戦いの基本、基本……隙を見せない…)

ユイ「なにそれ? 待ちって奴? ずっりーーーーーー!」

シュバババババババ!

ユイ(まいったなぁ……飛び道具撃てればいいけど、今はステッキ無いし……)

実況「唯人、 攻めあぐねているか。回って隙をうかがうーーーッッッ!!!」

―――10分経過

観客「おい何やってんだ!」
観客「さっさと攻めろ!」

ユイ(くっ、そんな事言ったって!)

ブーブー! ブーブー!

実況「両者、お見合い! 膠着状態だぁ!」

つかさ「何やってんだか、あの子……」

実況「一応、本大会は30分一本勝負となっております。決着がつかなかった場合
  判定となります」

観客「俺たちゃこんなもん見にきたんじゃねー!」
観客「格闘ってレベルじゃねーぞ!」

ブーブー! ブーブー!

ユイ(う~ん、そうはいってもどうすれば……あ!)

ピコーン!

ユイ「わかったぞ! 英語で言うなら I got it! I got it! I―――」

つかさ「気づいたようね、唯人」

ユイ「ハッ!」

実況「唯人! 再び飛び込む!」

はつあん「サマソ!」

ユイ「あまい!」

ガシッ!

実況「空中ブロッキング成功!」

アジョ中「おお!」

ユイ「もらった! ていってぃっ! 疾風~迅雷脚!」

実況「そこから空中で蹴り! 更に蹴り! そしてスパコンにつなげる~~~ッッッ!!!」

バシーーーン!!!

はつあん「ぐはっ!」

実況「ダウン! はつあんしゃ、ダウ~~~~ン!!!」

ユイ「やったぜ!」

はつあん「体力ゲージ、赤。ボスモードへ移行」

ユイ「い?」

はつあん「烈風拳! 烈風拳! カイザ~ウェイブ! ジェノサイド、カタッ!」

実況「はつあんしゃ! 先ほどとは打って変わって激しい猛攻!」

串子「基本だね」
倉刀「基本ですな」

ユイ「ちょ、ちょっと……」

シャッ!

ユイ「わっ!」

パカーーーーン!

実況「ダッシュで掴みあげて壁に! ゴッドプレスが決まったーーーーーッッッ!」

ユイ(ぐっ、いった~~~。魔法で身体を強化してなかったらやばかったな)

実況「唯人、すぐに立ち上がる! 見かけに似合わず凄いタフネス!」

錬金「と、いうことはあんな事やこんな事もOKということですね、フフフ…」

クロ「ママー、ヘンナオジチャンー」
助手「しっ! 見ちゃいけません!」

ユイ(生半可な打撃じゃ通じないか…ならば!)

ユイ「通じるまで畳み掛ける!」

ダッ!

実況「唯人、ダッシュで近づく!」

はつあん「烈風拳!」

バシン!

ユイ「何の!」

実況「唯人、怯まない! ものともせず突っ込んだーーーーッッッ!」

アジョ中「おお! ハイパーアーマーとは、やるな!」

ガシッ!

実況「そして掴んだーーーーッッッ!」

ユイ(離れて戦うとこっちが不利だ……このまま、叩きつける!)

バシィン!

実況「リバースアームクラッチスラムで叩きつける!」

ユイ「まだまだ!」

バシィン!

実況「そしてバックドロップ!」

バシィン!

実況「ジャーマンスープレックス!」

バシィン!

実況「パワーボム!」

ユイ「こいつで、決める!」

グルングルングルン―――

実況「そしてジャイアントスイング! まわすまわすーーーーッッッ!」

バシイィィンッッッ!!!

実況「放り投げて壁に叩きつけたーーーーーーッッッ!!!」

ユイ「はぁっ、はぁっ……どうだ!?」



はつあん「が……は……」

ずるっ……ばたん

実況「ダウン! 起き上がれなーーーーいッッッ!」

観客「オオオーーーーーーーーッッッ!!!」

実況「勝者! 椎名唯人!」

ワーワーワー

ユイ「はぁっ、はぁっ……」
  (魔法で防御力を上げてなかったらやばかった……次はどうなるんだろ……)


第13戦目
はつあんしゃ   VS   椎名唯人

決まり手・ワンダフルメキシカンコンボ 椎名唯人 勝利



第十四戦



―――控え室

姉「弟よ~♪な~ぜ顔隠すか~♪」

姉「お姉ちゃん見えないの~♪あそこにハルトがいるよ怖いよ~♪」

姉「姉者ー! 弟よー!」

姉「ワンツー、ワンツー、ワンツーワンツー、ハイ!」

姉「フンフンフーン♪フフフンフーン♪」

姉「今日もセットがバッチリだよ!」

ガチャリ

係員「姉者さん、そろそろ出番です」

姉「はい、わっかりましたー」

係員「それでは失礼します」

バタン

姉「風に飛ばされて、何だかよくわかんないけどここまできちゃった……」

姉「おとうと、どうしてるかなぁ……」

姉「まぁいいか! 楽しそうだし!」

姉「そのうちなんとかなるよ!」


―――控え室

アジョ中「霧崎さんよ、そろそろ出番だな」

霧崎「うむ、決勝で会おう、と言いたい所だが正直難しいな」

アジョ中「おいおい、アンタともあろう御方が、ずいぶんと弱気だな」

霧崎「この大会は一癖も二癖もある連中ばっかりだ、私だって弱音ぐらい吐くさ」

アジョ中「おいおい、何言ってるんだ?」

ビッ

アジョ中「アンタも、その中の一人なんだぜ?」

霧崎「貴様……」

にやり

パアン!

霧崎「ふざけた事を……。私が勝ったら、甘いものでも振舞ってもらおうか」

アジョ中「ああ、ホワイトロリータでも何でもおごってやるぜ!」


実況「第14戦目! この戦いも注目です!」

ワーワーワー

実況「西の方角! 姉者!」

姉「イェイ!」

唯人「いったい、誰の姉なんだろう?」
つかさ「私じゃないってことはたしかね」

ワーワーワー

実況「東の方角! バンディット霧崎!」

ジュラルミン青木「ロリババァとは!」
タイガー大久保「ひとつ、無敵なり!」
ホッチャンプロッツ門脇「ふたつ、決して老いたりせず!」
ラミネート青木「みっつ、決して死ぬことはない!」
コックローチ五木田「よっつ、幼女の可愛さと熟女の知識を兼ね備え、しかもその能力を上回る!」
ジャスティス小此木「そして、その姿はギリシアの彫刻のように美しさを基本形とする!」
ボンバー田辺「したがって、バンディット霧崎様は常勝不敗なり!」

ウオォォォォンン!!!

小ネタ(こいつら……正しい!)

実況「どちらも、その姿からは実力をうかがう事はできません!」

実況「それでは試合開始です!」

姉者 VS  バンディット霧崎


霧崎(まずは様子見……)

バッ

霧崎「いでよ! 土爪(トレマーズ)!」

ズガガガガッッッ

実況「おお! 霧崎の手から地中を伝って、魔獣が襲いかかるーーーーーッッッ!!!」

ひらりっ

姉「マトリクス!」

実況「姉者! これをなんなくかわすーーーーーーッッッ!」

霧崎「しぃっ!」
  (動きを止めなければ駄目か…)

バッ

霧崎「いでよ! 縛妖蜘蛛(スパイダーパニック)!」

実況「おおっ! 今度は大蜘蛛が覆い被さろうとするーーーーーーッッッ!!!」

姉「リローデッド!」

実況「今度もかわす! 素早い身のこなしだーーーーッッッ!!!」

アジョ中(もしかして……かわしてるんじゃなくて、風圧で避けてるのか!?)

姉「シャオシャオフラーーーッシュ!!!」

バッ

霧崎「くっ!」

実況「今度は姉者が反撃! 息もつかせぬ連続攻撃だーーーーッッッ!!!」

ガッ ガッ ガッ バババババッ!

霧崎「は、早・・・」

姉者「ジョン・ウー!」

ガシーーーーンッッ!!!

霧崎「ちぃっ!」

実況「空中からの連続蹴り! 霧崎これを受け流す!」

姉者「バレットモンク!!!」

ガガガガガガガガガガガ!!!

実況「連続エネルギー弾ーーーーーーーーーッッッ!!! 砂煙が舞い上がるーーーーッッッ」

唯人「ホントに人間なのかな……」
つかさ「アンタ、あの姿に疑問は抱かないの?」

もくもくもくもく……

姉「相手が見えなくなったよ……まあいいか!」

もくもくもく……

実況「すさまじい砂埃! 実況席からは何も見えません!」

もくもく……

霧崎(もらった!)

霧崎「火爍甲虫(スネークフライト)!」

バババババッッ!!

姉「わぁお!」

実況「霧崎うまい! 砂埃を利用して背後に回っていた! 姉者吹っ飛ぶーーーー!!!」

霧崎「どうだ!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

姉「やられ……ちゃった……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

姉「まあいいか!」

霧崎「!?」

実況「姉者! ピンピンしているーーーーッッッ!!!」

霧崎「ばかな……まともに受けたはずだぞ……」

姉「戦いの舞い! 荒ぶる鷹のポーズ!」

ビシッ!

霧崎(くっでたらめな……ならば!)

ゴォウ!

霧崎「直接打撃でけりをつける!」

ダッ

霧崎「火猿猴爪(モータルコンバット)!!!」

実況「霧崎、腕に闘気をまとって踏み込むーーーーーーッッッ!!!」

姉「わーお」

霧崎「止めだ!」

バシィィィンン!!!

姉「余裕!」
霧崎「なにぃ!」

アジョ中「霧崎!」
観客「オオオオーーーーーッッッ!!!」

実況「これは! 攻撃があたったと思ったが! 姉者、逆に霧崎の身体に
  螺旋状に絡みついて防いだーーーー!!!」

姉「とう!!」

バン! バン!

実況「そして! 巻きついたまま闘技場の壁面を上がる!」

霧崎(ぐっ……ほどけん!)

姉「昔取った杵柄! 48の殺人技のひとつ!」

バッ!

実況「大きく飛んだ~~~~~~ッッッ!!!」

アジョ中「まずい! 霧崎、その技はまずい! なんとか逃げろ!」

姉「魔技! デビルトムボーイ!」

実況「そのまま跳ねながら駆け落ちてくるーーーーーーッッッ!!!

ダン! ダン! ダン! ダン!

ダァァァン!!!

霧崎「げほっ!!!」

実況「叩きつけ着地ーーーーッッッ!!!」

しゅるり

ズ……ズン!

霧崎「…………」

姉「バネバネしたよ。do-dai」

アジョ中「バンディット! 立て! おい、霧崎ーーーーッッッ!!!」

実況「動けません、霧崎動けません! 勝者は、姉者だーーーーーーッッッ!!!」

ワアァァァァァァァァッッッ!!!

ジュラルミン青木・タイガー大久保・ホッチャンプロッツ門脇・ラミネート青木
コックローチ五木田・ジャスティス小此木・ボンバー田辺
「な、なんだってーーーーーーーーーー!!!!!」



14戦目
姉者 VS  バンディット霧崎

バンディット霧崎、筋繊維断裂重傷 姉者 勝利



第十五戦



―――控え室

小ネタ「ついに来たか……この時が」

小ネタ「この数時間、何度と無く夢に見たぞ……ロリババァとの、戦い!」

小ネタ「黒髪和服ロリババァと合間見えるのだ! だがそれは夢ではない!」

小ネタ「まずは寝技に持ち込み、相手の肌の感触を味わい、それから勝利するのだ!」

小ネタ「では行こう! 真実の理想郷へ!」

係員「………」

小ネタ「あ、こんにちは」

係員「あの、病院は逆方向になりますよ?」

小ネタ「HAHAHA、あなたは誤解されている」

にやり

小ネタ「年上なのにロリ! それがいいんじゃないですか!ロリだけどロリじゃない!
  つまり全くの合法、漢の浪漫がそこにある!」

係員「は、はぁ……」
  (駄目だコイツ……はやく何とかしないと……)


コツコツコツ…… ピタ

緑川「学園長、お休みのところ失礼します。すでにお気づきでしょうが、次戦の時間が
  近づいて来た事を御報告申し上げます。それと……バンディット霧崎が敗退しました」

…………

学園長「バンディットは……わしと同じ、長命の者だった。何故負けたと思う?
  ……入れ、緑川」

ギィ…バタン

学園長「バンディッドは優れた人物だった……そしてゲームの達人だった……
  スリルあるスレを求めて創発板中を旅し、レスをしては、自分の生きがいこそ
  GGG団にあると思っていた……しかし、このわしに対して一度として
  『おい、学園長、いっちょGGG団に入ってみる気はないかね?』
  と……言ってきた事はなかった……」

学園長「なぜだと、思うね?」

緑川「………」

学園長「私のコレクションしていた黒枠スレイマンの壺72枚をバンディットが間違って
  燃えるゴミの日に出してしまった事があった……10歳年上のバンディットを
  しこたまぶちのめしてやった! そのときもあやつは、『わたしがわるかった』と
  いったきり……なぜだと、思う?」

緑川「……さあ、私には解りかねます」

学園長「それはな、戦いには貴賎があるという事だ。勝てないには勝てないの
  理由があるということじゃ」

緑川「………」

学園長「もっとも、今のわしは、次代を創るのに忙しいがな。ま、たまには
  こういった余興もいいじゃろ?」

緑川「……はい」

学園長「愛い奴じゃ、ちこう寄れ。飴玉を一つやる」

緑川「はっ! ありがたきしあわせ!」


実況「試合もいよいよ第15戦目!」

ワーワーワー

実況「西の方角! 実力未知数!」

実況「小ネタ!」

小ネタ「この小ネタ、容赦せん」

ワーワーワー

実況「東の方角! ハイソサエティ&エレガント!」

実況「高杜学園長!」

学園長「戦いというものをご教授しよう」

ワーワーワー

実況「どちらが勝つか、まるで予想がつきません!」

実況「それでは、試合開始です!」

小ネタ VS  高杜学園長


小ネタ「ふ、ふふ」

小ネタ「ふふ、ふふふふ」

小ネタ「うふふふふふふふふふふふふふ」

学園長「……笑ってるのか、貴様?」

小ネタ「ふ、ふふ、ええ。これが笑わずにいられますか。私の初戦はロリババァ、
  しかも、貴女のような見目麗しい方ときている、これが……」

小ネタ「笑わずに、いられますか?」

学園長「最近の若者は、躾がなっとらんのう、いいか、ひとつだけはっきりと言っておく!
  わしはお前等とは精神的に身分が違うのだ! わしは精神的貴族に位置する。
  したがってわしの侮辱はゆるさん、命令もされないし関わりも持たん」

くっくっく………

小ネタ「きっついなぁ……」

…ピクリ

学園長「貴様!」

ダッ

小ネタ「……おっと、手を出す前に賭けを宣言しよう」

学園長「!?」

小ネタ「高杜学園長の私への第一撃は、まず『左腕』をくり出す。第一攻撃は、
  まず左腕のパンチ。賭けよう(ビット)」

学園長(こいつ?)

実況「おっと! 両者、まずは睨みあいだーーーーッッッ!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

学園長「はぁっ!」

ブォン!

実況「学園長、まずは先手!」

スカッ

実況「小ネタ、右ストレートをかわすーーーーーーッッッ!!!」

観客「おおーーーーーッッッ!!!」

学園長(……ちがう)

ゴゴゴゴゴゴゴ

学園長(こやつ、避けたのではない。避ける前に動いた……あらかじめ、右の
  攻撃を知っていた!)

小ネタ「ふふふふふ、はずしてしまいましたか。賭け事は好きなのですが、どうにも
  弱くて……では、私の番ですね」

ゆら~~り

観客「な、なんだあの動き」
実況「小ネタ! ゆったりとした歩みで間合いをつめる!」

小ネタ「私の攻撃は、捕獲及び痛恨打撃。信じるか、信じないか?」

学園長「…………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ガシッ

学園長「!」

バキャッ!!!

実況「小ネタ、学園長を掴んだ! そしてそのままアッパーカットーーーーッッッ!!!」

学園長「ぐっ!」

小ネタ「ふふふ、まずは一手」

ゆら~り

実況「小ネタ! ゆっくりとした足取りで近づくーーーーーッッッ!」

学園長「気に入らんぞ! その年長者に対する態度がな!」

バッ! バババッ!

学園長「帝王宿命拳!」

ズバッシャァァァァァァ!!!

実況「学園長! 気弾を出して反撃だ!」

フォッ

実況「小ネタ! これをひらりとかわす!」

小ネタ「うふふふふふふふふふふ」

学園長(奇妙なやつじゃ……そして掴めない。奴のトリックを暴かない限り、わしは負けるな……)

小ネタ「どうしました? こないのなら……こちらからいきますよ!」

ダッ

学園長「くっ!」

ガシィッ!

学園長「うぐっ!」

バタン!

実況「小ネタ、踏み込んで掌打! 学園長、ガードが間に合わずに吹っ飛ぶーーーッッッ!」

観客「オオオーーーーッッッ」

小ネタ「……AAマイナス」

……にやり

小ネタ「だったらイケるぜ!」

学園長「……なんの話だ、なんの」

スック

実況「学園長、立ち上がったーーーーーーッッッ……おや?」

ざわ……ざわ……

実況「これは意外! 学園長、戦いの最中眼を閉じたーーーーーーーッッッ!」

観客「オオオーーーーーーーッッッ!?」

小ネタ「……どういうつもりですか?」

学園長「お前は、目の微妙な動きによって相手の反応を読む。それがわかれば
  怖れるに足りん」

小ネタ「……ほーぉ? では……みさせて頂きましょうか!」

ダッ

実況「小ネタ、突っ込んだーーーーーーーッッッッ!!!!」

小ネタ「うばっしゃぁーーーーーーーーッッッ!!!」

バババババババババババババババ!!!

実況「凄まじい連打!」

ササササササササササササササッ!!!

実況「学園長! これを全てかわすーーーーーーーーッッッ!!!」

観客「おーーーーーーーーーッ!」

小ネタ「ば、ばかな……」

学園長「タネがばれた手品師には、拍手がおくられる事は無い。去れ」

バキィッ!

小ネタ「あぐっ!」

学園長「……あとひとつ。ちょっとは有る、間違えるな」

バキッ! バキッ! バキッ! バキィッ!

小ネタ「あっぐぅあぁっっ!!!」

学園長「アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ
  アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ
  アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ
  アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ
  アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ――――――」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!

学園長「アリーヴェデルチ!(さよならだ)」

小ネタ「ヤッダーバァアァァァァアアアアア」

ズシャァァァァァ

実況「小ネタ、吹っ飛んだーーーーダウン、ダーーーーーウンッッッ!!!」

小ネタ「……ぺ……ど……」

実況「起き上がれない! 起き上がる気配なし! 勝者は高杜学園長だーーーーーッッッ!!!」

観客「ワアァァァァーーーーーーッッッ!!!」

学園長「敗因はたったひとつ、非常にシンプルな答えだ……貴様はわしを怒らせた」


15戦目
小ネタ VS  高杜学園長

小ネタ、全身複雑骨折  高杜学園長 勝利



第十六戦



「ひと思いにロリで頼む……」

 No No No……

「じ……じゃあババアですか?」

 No No No……

「り、両方ですか?」

 Yes Yes Yes……

「もしかしてロリババァですかぁッ!?」

 Yes Yes Yes……GJ!

ガチャリ

係員「◆gRK4xan14w様、失礼します。そろそろお時間です」

……シーーン

係員「◆gRK4xan14w様? ……◆gRK4xan14w様?」

ドドドドドドドドド

係員「い、いない……いったいどこへ……はっ!」

バァン!

係員「こ、これは部屋の中でで倒れている! だ、大丈夫ですか!」

……パチリ

ムクリ

◆gRK「………」

係員「おお、気がつかれましたか! 大丈夫ですか? ここで何があったんですか?」

◆gRK「ここは地球ですか?」

係員「……え?」

◆gRK4「住みやすそうな所ですね……地球は……」

係員「な、なんか! なんかアンタ、微妙におかしいぞっ!」

◆gRK4xan14w
[状態]:健康
[装備]:知らないデッキ各種
[所持品]:なにももたない
[思考] :なにももたない

◆gRK「ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー アノノアイノノォオオオォーヤ ラロラロラロリィラロロー
  ラロラロラロリィラロ ヒィーィジヤロラルリーロロロー」


書き手初心者は自分の父親が今まで何者か知らなかったが
「昔はブイブイいわしたものよ」が口癖の、父親違いの妹ばかりを可愛がる母親と
義父にうんざりした時、彼は家出をした……13歳―――
金もあるわけないしほんの数日で家に戻るつもりだった
今夜の寝床をさがしてブラブラ歩いていると、ネットカフェの看板がみえた
明るい照明と、コーヒーの香り……とてもいいにおいがした

自分にはかなり大きめだけどリクライニングの椅子が心地良くて
気分よく2ちゃんねるを眺めていると、ひとつのキャラスレが目についた
そこのスレ主はこう記載していた
「書き手様歓迎!ギャグ・シリアス何でもおk!」
どうやら小説などを書き込むスレらしい、色々な人がすでに投下もして、にぎわっているみたいだ
13歳の彼はすぐに行動へ移した
「初投稿です」

1はいきなりキレた
「恥を知りなさいッ! こんな物を偉そうに投下するとは! 小学校をやりなおして
 文法を勉強してからくるのですね!」

なんとスレ主は三点リーダーを連続して使っていないという理由だけで読む価値がないと判断し、
まとめサイトから除外を決定! 他の書き手もそれを承諾しちまったのだ

四ヵ月後、ログから彼の文が発見され、文才が認められた時、
書き手初心者は身も心も―――まっすぐには歩けないほどズタボロになっていた

それ以来書き手初心者はコテハンから隠れるように、無記名投下の人生を歩み始めたのだ


初心者「そして吾輩は今! これまでのわけのわからない人生の意味がはっきりとわかった!
  創作発表板! 無敵なのはこの書き手初心者だ! 創作発表板は何でも可能なのだ!」

初心者「吾輩はこんなところで終わらない! 俺だって幸せになる権利はあるんだッ!」


実況「いよいよ一回戦の試合も最後! トリをつとめるのはこの両名!」

ワーワーワー

実況「西の方角! カードを求めてここまで来た!」

実況「◆gRK4xan14w!」

◆gRK「ブツブツ…早く…リアホック……ブツブツ……俺に…泳ぎを教えてくれ……」

ワーワーワー

実況「東の方角! 新鋭気鋭!」

実況「書き手初心者!」

初心者「吾輩は初心者である、トリップはまだない」

ワーワーワー

実況「一回戦最後の試合は、誰が勝利するのか!」

実況「それでは、試合開始です!」

◆gRK4xan14w  VS  書き手初心者


初心者「吾輩はここで始めて対戦者というものを見た。しかもそれはブレインズウォーカーという
  獰悪な種族を召喚する魔術師であったそうだ。しかし何という考もなかったから別段恐ろしい
  とも思わなかった。ただ彼の掌にカードがひらひらとゆれており、何だか奇妙な感じがあった
  ばかりである」

◆gRK「……俺のターン、沼をセット。タップして―――」

ズズズズズズ……

実況「なんだぁ!? いきなり闘技場に湿地帯が出現したぞぉ!? そしてそこから
  奇妙な生物が現れたーーーーーーッッッ!!!」

◆gRK「カーノファージを召喚……エンド…」
ttp://www6.uploader.jp/user/sousaku/images/sousaku_uljp00790.jpg

観客「おお! アレは何だ!」
観客「天狗じゃ! 天狗の仕業じゃ!」

魔女「へー、人間にもサモナーがいるんだ」
サムライ「魔女さんはできるんですか?」
魔女「魔女はジョブを選ばない」

実況「……えー、みなさん、これは技術です! 召喚術という技術です!  したがって
  このまま試合は続行という運営の見解がでました!」

ワアァァァァァァ!!!

乱立「フン……おもしろい」
主催「中々じゃろ?」

初心者「この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔が
  つるつるしてまるで薬缶だ。猿にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会わした事がない。
  これがカーノファージというものである事はようやくこの頃知った」

ざし

初心者「この闘技場でしばらくはよい心持に眺めておったが、しばらくしてと非常な速力で
  攻撃を試みた」

シャッ

◆gRK「アタック宣言……ファストエフェクト……ブロック宣言…………」

ガシィッ!

実況「◆gRK4xan14w! 魔物を盾にしたーーーーーッッッ!!!」

初心者「魔物が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗に眼が廻る。胸が悪くなる。
  到底助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た」

実況「書き手初心者! 逆に吹っ飛ばされたーーーーーーーッッッ!!!」

バァン!

◆gRK「俺のターン、カーノファージ……タップ……ドロー……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

◆gRK「沼をセット……タップして―――」

実況「闘技場の瘴気がさらに濃くなったーーーーー!」

◆gRK「ダウスィーの殺害者を召喚……エンド……」
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実況「更に! 更に魔物の数を増やしたーーーーーーーッッッ!!!」

867 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/01/21(水) 23:35:29 ID:V0Lw0j1g
初心者「ふと気が付いて見ると魔物がいる。はてな何でも容子がおかしいと、のそのそ
  這い出して見ると非常に痛い。吾輩は闘技場で急に複数の敵へと相対したのである。
  吾輩は坐ってどうしたらよかろうと考えて見た。別にこれという分別も出ない。
  そのうち闘技場をさらさらと風が渡って時だけが過ぎる。腹が非常に減って来た。
  泣きたくても声が出ない。仕方がない、何でもよいから視界から外れようと決心をして
  そろりそろりと闘技場をを左りに廻り始めた」

実況「初心者! 相手のから間合いをとって、隙をうかがうーーーーッッッ!!!
  これは、はために見てもやばい状況だーーーーーーーッッッ!!!

ワーワーワー

◆gRK「俺のターン……」
魔物「キシュー!」

バシュ!

観客「なんだ!?」
観客「噛み付かれたぞ!?」

ざわ……ざわ……

実況「これは……どういうことだーーーーッ!? 魔物を呼び出した◆gRK4xan14w!
  自分の呼び出した魔物に噛み付かれたーーーーーーーーッッッ!!!」

ズキュズキュウゥゥゥンッッ!!

◆gRK「ライフを支払い……カーノファージ、アンタップ……ドロー……」

◆gRK「沼を……セット……」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

◆gRK「アタック宣言……」

魔物A・B「キシャーーー!」

ダッ

実況「◆gRKの魔物が! 初心者に襲いかかるーーーーーーッッッ!!!」

初心者「どうも非常に苦しい。そこを我慢して無理やりに這って行くとようやくの事で
  何となく魔物の前へ出た。攻撃されたらどうなると思ってそのうちの一体から、
  押さえつけて懐にもぐり込んだ。縁は不思議なもので、もしこの奇襲が成功していなかったなら、
  吾輩はついに挟撃されて悶死したかも知れんのである」

ガシッ!

実況「一体を防いだーーーー!!! しかしもう一体の魔物が襲いかかるーーーーーッッッ!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

◆gRK「WRYYYYYYYYY!!!」

カッ!

デンデデッデデレデンデデッデデレデンデデッデデレデンデデッデデレ

◆gRK「ファストエフェクト! 暗黒の儀式発動! 黒マナを注ぎ込み、憤怒発動!」
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ヘエーエ エーエエエー エーエエー ウーウォーオオオォー ララララ ラァーアーアーアー

観客「憤怒……?」
観客「ヘイト…レッド…?」

ナァォォォォ オォォォォ サウェェェアァァァァ アァァァァ アァァァァ アァァァァ イェェェェェェェェェゥゥアァ…

◆gRK「この魔法は! 追加コストで己のライフを支払う事により、対象のクリーチャーを
  増強させる事が出来る!」

倉刀「なんだって!」

◆gRK「ライフを限界まで注ぎ込み、ブロックされなかったダウスィーの殺害者に増強修正!」

倉刀「ブロックされなかっただって……そうか! あの時!」

◆gRK「ダウスィーの殺害者! プレイヤーにダイレクトアタック!」

魔物「ギッシャーーーーーーー!!!!」

実況「これは……! 魔物が強大化して、初心者に襲いかかるーーーーーッッッ!!!

ブシュ! ドバッ! ザシャ! ズブブシャズブ!
(都合により画像を差し替えております、Niceboat.)

係員「しょ、勝負あり!」
係員「勝負ありだ!」

実況「勝負あり! 勝負ありです! 勝者は◆gRK4xan14w!」

オオオオォォォォォ

よし子「大変な事になったぞ!」
メリー「ご覧のありさまだよ!」

◆gRK「わぁたしはぁヘイト! サルーイン様のしもべDA・DA・DA!
  電波電波電波電波電波誰にも止められねぇぞぉぉぉ!!!!」

ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー アノノアイノノォオオオォーヤ ラロラロラロリィラロロー
ラロラロラロリィラロ ヒィーィジヤロラルリーロロロー

16戦目
◆gRK4xan14w  VS  書き手初心者

書き手初心者とっくにライフ0により ◆gRK4xan14w 勝利



   to be continued……


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