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一回戦 第八試合 ダイヤモンドダスト VS 直りん

作者 ◆J5EHpeCWNE

アンテナ「続きましては第8試合、『ダイヤモンドダスト @にっしょくたん』VS『直りん @創発発のキャラクター総合』です。準

備が整うまで今しばらくお待ちください……」

ダイヤモンドダスト「……緊張してきました」

いかづち「俺の分まで頑張ってくれよな!」

ダイヤ「いかづち……貴女、その……大丈夫なのですか?」

いかづち「やめろ思い出させるな」

にっしょく「しょうじきだいやがかてるとはおもえません」

ダイヤ「……今からって時にそういうこと言わないでくださいよ」

にっしょく「じぶんでそういってたじゃありませんか」

ダイヤ「だとしてもです」

いかづち「大丈夫だって! 俺が負けたプリン妖精だってお前なら勝ててただろう! 凍らせてさ」

ダイヤ「それ相性の問題ですよね?」

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直りん(今回は負けるわけには行かない……)

大会スタッフ「あの、直りんさん……」

直りん「……何」

大会スタッフ「まだ開始までしばらく時間があるので、ここにいなくても大丈夫ですよ?」

直りん「いい」

大会スタッフ「はぁ……そうですか」

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アンテナ「さて、いよいよ始まります第8試合、『ダイヤモンドダスト @にっしょくたん』VS『直りん @創発発のキャラクター総

合』! 柏木さん、この試合、どんな展開が予想されるでしょうか!」

柏木「そうですね。直りんさんは前大会での実績がありますからかなり期待が持てます」

アンテナ「では、初出場……といっても第2回大会ですが、になりますダイヤモンドダストさんは?」

柏木「根本的問題として戦えるんでしょうか」

アンテナ「え」

柏木「冗談です。 何せ先ほどのいかづちさんと同じところ出身ですし…… 相当のポテンシャルがあるのではないかと」

アンテナ「なるほど。 ……それでは、両選手入場です!」



直りん「悪いけど、全力で行かせてもらうわよ。負けたくないし」

ダイヤ「……前回大会の映像を見させていただきました。なんだか角が取れてますね?」

直りん「そうかもね。 今、あなたを殺す気ないし」

ダイヤ「……」

アンテナ「それでは、試合開始です!」

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直りん「一瞬で決めてあげるわ。時間をかけていられないから……『文字通り』」

ダイヤ「……どうぞ、やって御覧なさい?」
                ザ・ワールド
直りん「……ふん。 ……『www.』! 止まれい、時よ!」



直りん「……あっけないけど、遊んでる暇はないの……『いつの間にか』負けてなさい」

直りん「……って……これは……?」



アンテナ「あれ、いつの間にか直りんさんが移動してます……」

柏木「早速能力を使ったらしいな」

アンテナ「能力?」

直りん「……あなた……何をしたの?」

ダイヤ「超低温は『静止の世界』…… 低温世界で動ける物質はなにもなくなる 全てをとめられる!」

ダイヤ「そう……『時間が止まっていても』例外ではない。 時間をとめたって私には近付けません」

直りん「……一筋縄ではいかない、ってこと?」

アンテナ「えーと……柏木さん、何が起こっているのでしょう」

柏木「直りんさんがダイヤさんに近づこうとした。しかしダイヤさんは自分の周りの空気を冷やし絶対零度まで下げていた

ため直りんさんは近付けなかった。 そういうことです」

アンテナ「あの……一ついいですか」

柏木「はい?」

アンテナ「なぜわかったし」



直りん「正直……見くびっていたわ。 やるわね」

直りん(ただ強いだけじゃあない……しっかり『学習して』いる)

直りん「でも」

アンテナ「おっと、直りんさんの両手から炎が!」

柏木「『何処か』と『つなげた』ようですね」

直りん「私には勝てない」

アンテナ「なんと、闘技場が炎で囲まれてしまいました!」

直りん「これであなたが能力を発揮できない……とは思ってないわ。 でも制限はされるわよね」

ダイヤ「ええ。ですがあなたも、その炎を残したままでは『止める』ことは出来ない。 ……私に一発入れる程度までには」

直りん「……どこまで把握してるの、あなたは。 反吐が出るわ」

ダイヤ「女の子がそういうこと言ってわいけません……よっ!」

アンテナ「ダイヤ! ここで大吹雪を出した! 直りんの炎の勢いが弱まっている!」

直りん「……制限、ですって?」

ダイヤ「そりゃあ。普段はこんなものじゃあ」

直りん「……本気出す」

ダイヤ「あ、やばいかも。目がマジだ」

直りん「さあて……どことつなげてあげましょうか」

ダイヤ「……なんか怖いので先手を打っておきましょうか」

柏木「……えーと、アンテナさんが口を利けないようなので私が。 ダイヤさんがとんでもない規模の吹雪を発生させました。実況席にいても寒いです。
アンテナさんに至っては歯をがちがち鳴らしています。どうして直りんさんはこれをまともに受けていながら立っていられるのでしょうか?」

直りん「……くっ!」

アンテナ「あわ、直りんさんがきゅぶにぎえ……ダイヤざんのぶちろにいどうしていばず! じゃっきと同じら!」

柏木「ちゃんと喋ってください。 あと、これは単純な座標リンクです、最初の『www.』とは違います」

ダイヤ「……やりますね」

直りん「あなたが言うことじゃないわよ……『ふぶき』に改名したら?」

ダイヤ「それでは些か優雅さに欠けると思いませんか?」

直りん「そうね。 ……で、あなたは何故後ろを取られているのにまるで動こうとしないの?」

ダイヤ「……悪い冗談は嫌いですよ。あなたの所為なのに」

直りん「あら、余裕ぶっこいてるわけじゃあないのね」

アンテナ「柏木さん、ダイヤさんは……」

柏木「本人の言うとおり、『動けない』のです。直りんの『次元リンク』によって体の要所要所を別の座標に送られ宙ぶらりんの状態になっている」

アンテナ「これ一回戦ですよね?」


直りん「しょうがないわ、今回は……というかもう二度と使わないつもりだったけど……他に勝つ見込みがないから、ごめんね」

柏木「あれは……まさか」

アンテナ「知っているのか柏木!」

柏木「前大会で助手に使った……クソッ、最悪だ……」

アンテナ「えっと、前回のと同じ……あの技は一体なんなんですか?」

柏木「言っただろ? 『最悪』だ」

ダイヤ「……改心したっていうのは私の勘違いでしたか……?」

直りん「……何、その眼は……?」

ダイヤ「……別に? 何でもありませんわ?」

直りん「気に入らないわね……その憐れむような、蔑むような眼……養豚場の豚でも見るかのような……」

ダイヤ(……そんな眼に、見えますか?)

直りん「喰らいなさい!」

直りん「ブラックアウト!」


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直りん「!?」

柏木「……む?」

アンテナ「これは……どういうことでしょう、仕掛けた直りんのほうが……!」

直りん「あ゙……あ゙あ゙あ゙……」

柏木「一体……?」

アンテナ「直りんの能力も解除されているようです……ダイヤがゆっくりと直りんに向き直る!」

ダイヤ「……どうです?」

ダイヤ「あなたは自分が一番不幸だと思っていましたか?」

ダイヤ「私は創世の頃から世の中を見守ってきました……そのなかの醜悪な部分はあなたの想像の埒外です」


直りん「……ぐ、ぐぐぐ……」

ダイヤ「……タフなんですね。 だったら最初からそんなところに身を堕とさなくても」

直りん「黙れ……」

ダイヤ「……」

アンテナ「おや、ダイヤが直りんに手を差し伸べました……」

直りん「……え……?」

ダイヤ「もう気は済みましたか? 別にずっと強がっている必要なんてないんですよ?」

直りん「あ……」

アンテナ「直りん、その手をとって立ち上がる……」

ダイヤ「そんな意固地にならなくていいんですよ?」

直りん「……ありがとう…………」























直りん「でもこれは一応真剣勝負だからね☆」

ダイヤ「(´・ω・`)」




ダイヤ「わきゃーーーー!」

アンテナ「直りん、ダイヤを吹っ飛ばしたーーーーっ!!!」

直りん「はぁ、はぁ……次にとっとく力がなくなっちゃったじゃない……」

ダイヤ「くっ……」

アンテナ「しかしダイヤ、立ち上がる!直りんを後ろから羽交い絞めにしました!」

直りん「あれ? しぶといなあ。 でも無駄だよ、今の一撃にはあなたの力を封じる分も入ってたからね。対して私は満身創

痍とはいえまだ戦える。 あなたに勝ち目はない。」

ダイヤ「それは……どうかしら?」

直りん「で、その華奢な体でどうするの? 確かに今は動けないけど、次元リンクすれば簡単に抜けられる……」

ダイヤ「こうするんです!」



直りん「ほにゃ?」

アンテナ「へ?」

柏木「……えっと」

オーロラ「うん、眼福だね♪」




アンテナ「えーと……説明します、ダイヤさんが直りんさんの……おっぱいを……」

直りん「ちょ! ちょっと! 何するの!」

ダイヤ「こんの! 結構大きいじゃない!」

直りん「離しなさい! こら!」

ダイヤ「ふふふ、次元リンクで抜け出せばいいじゃないですか!」

直りん「こんな状況でそれができ……あ、そこは……」

柏木「……なんじゃこりゃ」

直りん「あぁ……っん! …………もう、駄目……」

ダイヤ「ふん」

アンテナ「えっと……直りん、その場にへたり込んでしまいました……」

柏木「これは……どうなるんだ?」

アンテナ「えー……立ち上がる気配がないので、この勝負は……」

 第8試合 ダイヤモンドダスト VS 直りん
  戦意喪失(イかされた)により ダイヤモンドダスト 勝利



ダイヤ「彼女も所詮女の子だってことですよ」

にっしょく「さいしょのがちばとるはどこへいったんですか」

ダイヤ「最終的に勝てばよかろうなのです」

アースクエイク「……体はどうなんだ?」

ダイヤ「結構きついですね。 2回戦までに完全に回復するとは思えません」

にじ「まあ、無理しないで頑張ってね」

いかづち「よお、勝ったな! おめでとう!」

ダイヤ「……」

いかづち「おわッ!? なんだ!? こら、揉むな!!」

ダイヤ「いかづちの勝ち」

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直りん(……いいわね、仲間が一杯いて……)

直りん(どうせあの露出狂には負けますよ。ふん)



直りん(あれ? 肩のところに手紙が……ダイアーさんか)



   おる太さんとお幸せに(はぁと)
              ―――ダイヤモンドダスト

直りん「……学習して来すぎ」



直りん(……皆のところに行くか)


支援絵

作者 パチンカスゴミ絵描き ◆bEv7xU6A7Q
http://vippic.mine.nu/up/img/vp25443.jpg

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