Re:安岡孝一「こういう議論の 進め方をしているうちは、まとまるものもまとまらないかなぁ」

害という漢字が嫌なのです、と訴える人たち(白石明彦)http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201004050103_01.html
この読解が、大問題となっている。ってほどでもないかな。

yasuoka (21275)氏によってなされた、最初に示された解釈の方向付け。
「害」という漢字が嫌 yasuoka (21275) http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/504281
その方向性が、その後の議論の進展の経路を、解釈の例示の初期設定モーメンタムが、その後の議論進展をある程度方向付けた。
yasuoka (21275)氏は、白石明彦氏の原文をサーベイできる状況にあった。原文にある、白石明彦によって提示された“障害者自身による声”
「害という漢字が嫌なのです。私たちは確かに妨げになるものをかかえているかもしれませんが、世の害ではありません」(白石明彦氏記述)http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201004050103.html
を読後、傍らに置きつつ書いていたはずである。
yasuoka (21275)氏は、原文のウェブ公開版へのリンクは、執筆時点では、知らなかったのであろうか。

naruse (12596)「白石明彦さんのいう「訴える人たち」」http://slashdot.jp/comments.pl?sid=490892&cid=1743585
naruse (12596)氏は、原文にはアクセスできていなかったであろう。
naruse (12596)氏は、yasuoka (21275)氏の書き記したジャーナルを元に、推論・思索を進めざるを得ない。yasuoka (21275)氏の疑問形な、文の提示に対し、補足追加情報を求めて、探索行動に入った。
そして、「訴える人」の候補に遭遇、仮に特定して、その論を進めた。
この進展経路は、なんのせいなのか。読解力の問題なのか。議論のとばくち、最初に、論点提示者が切り出し、「害」とかぎかっこ付けして演出した、視点誘導的加筆脚色が、その後の議論進展の経路を生む素地をつくったとはいえまいか。
yasuoka (21275)「ただ、それは、本当に常用漢字表の「問題」なのだろうか?」http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/504281
決して、常用漢字表の問題ではないような気がする。

こういう議論の 進め方をしているうちは、まとまるものもまとまらないかなぁ(安岡孝一)http://blog.motoyuki.net/2010/04/post_de13.html#comment-24746263
まったく同感。

yasuoka (21275) 2010 年 04 月 05 日PM 01:52「害」を常用漢字表から削除できるかhttp://slashdot.jp/~yasuoka/journal/504281


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最終更新:2010年04月16日 13:50
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