naruse (12596)さんの、貴記述、
は、その原文中には
とあり、これは、
(文化審議会が見識を示すべき実態として認識しうる、目に入った訴え。)害という漢字が嫌なのです、と訴える人たちのためにも。
にしかありません。
この文言は、試案への意見86件のなかから集約したもののようです。「碍」追加要望で「嫌」の字を含む意見を挙げると、
- 530番 「害」にはいい意味がなく、世の害でもないので「障害」という表記は嫌い。
- 540番 かかわった障害者から「私は、障害者ということばが嫌いです。私は、害のある人なのですか」と言われたことがある。言葉や漢字に差別的なニュアンスのあるものは変えるべきである。
- 566番 障害者自身に「障害者」の「害」は悪い意味ばかりだから嫌だと聞く。「障がい者」はバカにされているに感じる。「碍」には悪いイメージの熟語が一つもない。
著者白石氏は障碍者自身の声としているようですが、障碍者への関与者の声も含まれていることでしょう。
- 「障害者」と書く読むのは嫌だ、「障碍者」と読み書きしたいと訴える人たち。(障碍者本人、その家族、とりまき、その他のひと)
- 「障碍者」概念の表記局面での漢字「害」の使用が嫌なのです。
- 害という漢字が嫌なのです、と訴える人たちのためにも。
誤解を生まないためには、白石氏はなんと表現すればよかっただろうか。
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最終更新:2010年04月08日 00:48