「活字棒の衝突」というインシデント

このページは http://slashdot.jp/comments.pl?sid=382172&cid=1477700 に引用されている。
この、「「活字棒の衝突」というインシデント」への対応という条件。

1868年

タイプ-バーの干渉はあった。melodeonの近くの interfere防止。 
少なくとも、特許装置(type-writing machine)が対策すべき課題として認識されていた。
ディスク disk が登場する。http://www.google.com/patents?id=ErkAAAAAEBAJ&q=disk#search_anchor 真ちゅう製推奨のディスク、brass disk?。タイプバスケットの上に蓋をするように載せられる。ディスク(の下側)には放射状の溝が切ってあってタイプバーは溝にガイドされ、あまりぶれずにきちんと印字点へと命中するよう促される、http://www.google.com/patents?id=ErkAAAAAEBAJ&q=guide#search_anchor、guid disk?。中央には印字のためにタイプヘッドが顔を出すための穴か開いている。(この穴 開口部が広くなれば、どんどん進めばやがては リング brass ring http://blog.goo.ne.jp/raycy/e/9738f2b93ec3e5ec145848a24b6c783fということになるかな?)??なんか変だな、、http://www.google.com/patents?id=ErkAAAAAEBAJ図中のe、S、Uってなんだろう、、1868年特許のタイプバー周りの構造

1875年

Jenne 、CLOUGHらの特許では、collisionが前提されていた。衝突の発生を前提に、その衝突からの解放後に無傷ないしダメージほぼゼロ(自称)なための対策がとなえられている。

1878年

http://www6.atpages.jp/~raycy/Y/QWERTY_Quest.htm
タイプバーの衝突干渉は、1878年ごろのアップストライク型タイプバー式タイプライターにおいても、軽減されるのが望ましい点として存在したことが、ショールズ自身の特許申請書からうかがい知れる。
There are some advantages in having the two series of type-bars hung in different planes.
They are thus farther apart, and have more freedom of action, and are less liable to collide in passing one another in their vibrations.
このショールズの特許自体も、タイプバー軸受け部のストレート加工容易性による軌道精度向上まで含めて、「活字棒の衝突を防ぐため」減らすための考案と捉えることもできよう。

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最終更新:2009年08月29日 13:51
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