アドラー

この身体は調子が良い…まったく転生とは大したものだ



概要

元秘密結社「ゲゼルシャフト」武装親衛隊長。エレクトロゾルダートのオリギナール(オリジナル)にあたる人物。
前作で転生の法を会得しており、今作では自身のクローンであるゾルダートに転生した。
そのためか金髪になったが、何故か眼は赤いまま。
冷酷な野心家であり、今作でも自身の野望のために行動する。

前作同様、その性能は癖が強い立ち回り型バランスキャラといった所。
ただ技性能やシステム面などによる強化点が非常に多く、その性能は前作アドラーとはほぼ別キャラと考えるべき。

とにかく各行動の高いリターンと、凄まじいゲージ回収能力から来る特別攻撃の乱発による爆発力が持ち味。
若干弱めの立ち回りも得られるリターンの大きさから結局釣り合ってしまうという本作屈指のごり押し暴力キャラ。
守りもノーゲージの無敵技こそ持たないものの、割り込み・反撃用の特攻フラクトリット、
甘い連係への拒否として優秀な特攻ブリッツクーゲル、そして切り札のブリッツガイストと総合的に非常に優秀。

非常に高いポテンシャルを持つキャラだが、状況限定の高火力コンボや優秀なゲージ技を使いこなす事で初めてその真価を発揮する事が出来る。
その為、ある程度のゲージ管理能力や状況判断力がプレイヤーに要求される難易度の高いキャラと言えるが、それだけにやりがいもあるキャラである。

<長所>
  • 性能の良い打撃技と飛び道具を軸にした立ち回り。
    • 攻めは長い牽制技2Bとヒュープシュラウバ(6B)での強引な接近、ヒット時のリターンが凄まじいAフラクトリット(真上に飛ぶため、地対空にも有用)。
    • 守りは置く飛び道具Cブリッツクーゲル、使い勝手の良い対空技アルヒバルト(4B)、判定が強いJCの空対空。
    • 意外に機動力が高く、通常技の差し合いも得意な方。
  • 火力が非常に高い。立ち喰らい限定のAフラクトリットコンボ、3ゲージ使用のブリッツガイストコンボなど、画面位置・状況を問わない爆発力の高さ。
  • 本作最高のゲージ溜め能力を持つ。コンボを「ブリッツボンベ」で締めることで物凄い量のゲージを回収可能。
    • よって完全世界発動による次ラウンドのデメリットが少ない。
  • 攻めから守りに掛けて優秀な特別攻撃が揃うため、ゲージの使い道にも困らない。
    • 特に作中の技の中でも最強の呼び声高い最終特別攻撃「ブリッツガイスト」は、
      発動しただけで容易に試合を引っくり返す爆発力を持つ。

<短所>
  • 防御力がやや低め。
  • ノーゲージで使える無敵技がバックステップしかない。
    • ただし、防御能力自体は「特攻フラクトリット(切り返し・確定反撃)」「特攻ブリッツクーゲル(攻めの拒否)」
      「ブリッツガイスト」と強力なものが揃うためトップクラス。
  • 中段の特殊技こそあるものの、崩し能力は並程度。
    • 但し、強引にガードクラッシュを狙う能力や、自分に有利な状況を作り出して投げに行く能力は相当高い。
  • 攻めのパターンが少なく、またリスクリターンの面で有利に運び辛いキャラが相手だと途端に攻め辛くなる。
  • すぐ溜まるとは言え、ゲージ技を乱用して初めてキャラ性能の真価が発揮される為、ゲージ依存がやや高め。
  • 立ち喰らい確認、カウンターヒット確認、受身確認、位置によるコンボの使い分けなどプレイヤーへの負担が大きい。

前作からの変更点

  • 前ダッシュが地上判定になり、ジャンプしなくなった。
  • 空中投げ後、距離が離れるようになった。
  • 5Bの遠近の概念が無くなり、距離に関係無く「前進しながら近5Bを出す」技になった。
  • 遠5Bが特殊技の「アルヒバルト」になった。
  • 近5C削除。5Cは距離に関係無く遠5Cが出るようになった。また、威力が増加した。
  • 遠5C及び2Cからの派生技の入力が長押しから追加入力(完全煉鎖)に変更。また、2C二段目の威力が半減。
  • ヒュープシュラウバのガード時の隙が減少。ヒット時4F不利な点は変わっていない。
  • 空中Cブリッツクーゲルの着地硬直が増加、代わりに滞空時間が伸びた。
  • 特攻ブリッツクーゲルがヒット時浮くようになった、また、発生が非常に早くなった。
  • 特攻フラクトリットの範囲が広がりカス当たりしにくくなった。
  • 特攻ブリッツボンベの威力が減少。
  • ブリッツガイストの性能が変化。攻撃判定が常に存在するようになり、
    消滅する条件に「10ヒットorガード」が加わった。また、一段毎の威力が増加。


通常技

()内の数値はスコアから計測したダメージ

立ちA(500)

ジャブ。至って普通の小パン。
暴れや固め、コンボの始動に。
咄嗟の対空としても機能するが、あまり信用は出来ないので注意。
しゃがみが低姿勢の相手には当たらない事がある。

立ちB(1000)

前進しつつボディブロー。
前進するのでリーチは意外にも長め。ガード時の隙も比較的小さい。
完全煉鎖の派生で一気に距離を詰められる為、今作はここからAフラクトリットへ繋ぐ連続技が非常に強力。
A攻撃からキャンセルで繋ぐ他、リターン重視の差し込み牽制や相手を端に追いやった時の固めなどに使える。
また、今作で消滅した近5Cに代わり最大反撃時の始動としてもお世話になる。

立ちC(1200)

ミドルキック。ヒット時はダウンさせる。
発生はやや遅めだが、リーチが長く判定も強い。
近距離でガードされると一部のキャラに確定反撃を貰うので、使うなら先端当てを意識すると良い。
一方飛ばれるなどして外すと大きな隙を晒すことになるので、最低でもガードさせたい。
なお、B攻撃から連続ヒットするが連続ガードにはならないので、
安易に牽制などから入れ込んでいると攻性で割り込まれやすいため注意。

しゃがみA(400)

しゃがんでジャブ。
5Aと同じく暴れや固め、コンボの始動、拾いなどに。

しゃがみB(800)

屈んでローキック。下段判定。
リーチが長いので地上での牽制に向く。
今作では6Bのガード時の隙が減少したため、リターンの底上げと距離詰めが比較的やりやすくなった。、
また、完全煉鎖のおかげでC攻撃に派生可能になったので、フラクに繋がずともダウンを奪うことが出来るようになった。
総じて攻めの要として使いやすくなっている。

しゃがみC(1000)

回転足払い。下段判定。ヒット時にダウンを奪う。
リーチが長い。今回は完全煉鎖のおかげで使い勝手がかなり向上した。
発生が早いので5Cと違いB攻撃から連続ガードになる。威力が高めなのでガードゲージをそこそこ削れる。
二段目が暴れ潰しや確反の回避にかなり有効になったが、それでもガード時に距離が近すぎると反確になるので注意。

ジャンプA(500)

膝蹴り。
発生の早さを生かした空対空や、起き攻めでめくりを仕掛ける時に使う。

ジャンプB(1000)

横方向に長い前蹴り。
空対空で当てた後はJCに繋いでダウンを取ったり、
着地から上り空投げでダブルアップを狙う事も可能。
JCよりも発生が早く横のリーチも長いため、適度に使い分けよう。

ジャンプC(1500)

拳を大きく振り下ろす。
空中ヒット時は相手を地面に叩き付ける。
判定が非常に強く、発生も優秀な頼れる技。上手く先端を当てるようにすればまず負けない。
空中戦で競り勝った際はボンベでのダウン追撃が強力で、特にカウンターヒット時は受け身が取れないので確定で入る。
相手からすれば立ち回りからの纏まったダメージとして決められるとかなりのプレッシャーになるので、逃さないように。
22を仕込んでおけば受身の確認も簡単になる。


特殊技

ヒュープシュラウバ 6+B(1000)

軽く飛び上がってローリングソバットを繰り出す。上段判定。
今回はガード時の隙が非常に小さくなったおかげで、煉鎖の隙消し兼距離詰めに使える。
相変わらず判定も強いので中間距離の牽制にも。
ただしヒット時に4F不利なのは変わっていないため、
鼎などの発生が早い技を持つキャラにめり込んで当たってしまうと却って反確になる。
2B>Cフラクや5Cが当たらない時はとりあえずこちら。
完全に入れ込んでも良いが、上記に該当するキャラが相手の時は距離に気を付けよう。
発生は少し遅めなので、中央で2Bの先端をヒットさせると繋がらない事が多い。

アルヒバルト 4+B(900)

振り上げるような蹴りを繰り出す。前作の遠5B。
通常技や煉鎖からは出せないので注意しよう。
通常技は6Bと4C、2Cにのみキャンセルが利く。必殺技キャンセルは普通に可能。
前作同様に対空として使うのがメインで、足先で相手を蹴り上げるように使えば地対空として非常に頼れる。
攻性で取られても自動反撃がすかりやすい。

ズィヒェル 4+C(1400)

足を大きく振り上げカカト落としを繰り出す。C煉鎖2段目の単体版。中段判定。
発生は遅めだがリーチがかなり長い。
ヒット時は地面に叩き付けるので相手からすれば非常に受身しづらい技。
ダウン確認してきっちりボンベで追い打ちを入れたい。
当然ながら相手の受身を確認しないと多大な隙を晒す事になるので注意。


完全煉鎖

A-1→A-2→A-3→A-4(A-2から順に300)

A-2は5Aと同じモーションだが、少し前進する。
A-3は5Bモーションのボディブロー、5Bほどではないがこちらも前進する。
基本的にA煉鎖を出し切る時にしか見ない技。威力もA攻撃未満と心なしか優しい腹パンである。
A-4は短射程のブリッツクーゲルを放つ。打撃判定。形状は前作のゾルダートのものと同じ。
キャンセル不可のダウン技。
地上で当てると相手が浮くので、そのまま拾ってコンボに行ける。主に相手がしゃがみ状態の時に使う事になる。
ガードされても隙が小さい。
出し切る必要性があまり無いA煉鎖最終段が多い中、まともな使い道がある上に高性能という非常に珍しい技。

2A-1→2A-2→2A-3→A-4(2A-2から順に200、200、300)

2A-2は威力が低いこと以外は2Aと同性能。A-2と異なり前進しない。
2A-3はモーションこそ2Aと同じだが、扱いはA-3と同じ。
A-4は同上。

B-1→B-2→B-3(B-2から順に300)

B-2は前進しながらアッパーを繰り出す。前作の近5Cのモーション。
B-3、5C、2C、6B、4C、必殺技などでキャンセル可能。
やたらと前進するのでコンボ用として非常に有用。ヒット確認も容易なのでAフラクのコンボに繋ぎやすい。
Cボンベや6Bが連続ガードになるので固めの中継にも使える。
また、元が対空性能の高い技だったためか結構上の方まで判定がある。
ただしヒット・ガード問わずここで止めると反確なので、必ず何かに繋ぐこと。
B-3は相手の頭上に拳を振り下ろす。前作の近5C長押し追加技のモーション。前作と違い上段判定。
キャンセル不可の非ダウン技。
当てても不利でガードされると反確。基本的には使わない。
なお、空中の相手に当てた時に限り叩き付けダウン属性に変わるという謎の性質がある。

2B→B-3(300)

B-3は同上。
2Bを出すときにボタンを連打すると暴発するので注意。

C-1→C-2(800)

C-2は足を大きく振り上げかかと落としを繰り出す。中段判定。
前作では長押し追加技だったが、今作ではボタンを押すだけで出る。5Cが当たっていなくても出せる。
キャンセル不可のダウン技。受身可能。
5Cがヒットした際の追撃に使う。
また、5Cを外してしまった時や確反を持つキャラにガードされた時の悪あがきにも一応使える。
ただし前作同様飛ばれるとどうしようもない。

2C-1→2C-2(400)

2C-2はゾルダートの2Cのようにもう一度足払い。下段判定。
前作の長押し追加技だが、C-2同様ボタンを押すだけで出る。2Cが当たっていなくても出せる。
キャンセル不可のダウン技。
今作では2Cが当たった際もきっちりヒットするようになった。
安易な出し切りは危険だが、ワンパターンにさえならなければ相手に下段を意識させ、
ガード後の動きを封じやすい。

左から右へ、上から下へ煉鎖可能。
各行の右端に来たらその行と同じ行以下の〆パーツに煉鎖。
1 2 3 4
(2)A[1] (2)A[2] (2)A[3] A[4]
B[1] B[2] B[3]
2B
(2)C[1] (2)C[2]
4B 6B
4C


システム技

地上投げ(2000)

吐け! 吐くんだ!
相手を掴み、4回殴った後蹴り飛ばす。特徴的すぎる台詞が有名。
前歩きの速さもあってそこそこ狙い易い。
相手は前方に向かって吹き飛ぶので、この後は詐欺跳びやクーゲル置きなどの起き攻めに移行可能。

空中投げ(2000)

相手を抱えて落下し、着地と同時に地面に叩き付ける。受身不能。
前作より距離が離れるようになった為、ボンベでの追い打ちは画面端限定に。

ダッシュ攻撃(1000)

B煉鎖3段目のモーションで殴り飛ばす。前進距離がやたら長い。
主に画面端特攻クーゲルからの拾いに使用。
当てれば一気に端まで運び距離を詰められるので横押しの選択肢の一つとして使えるが、
めりこんでガードされると反確なので振る際は細心の注意を払おう。

立ち攻性防禦(800)

膝蹴りで反撃する。
ゾルダート同様反撃のリーチは意外と長い。
中央では距離が近ければAフラクで追撃するのが基本。間合いが怪しければBorディレイCフラクが安定。
壁端なら端コンボのレシピでそのまま追撃出来る。

しゃがみ攻性防禦(600)

2Bのモーションで反撃。
立ち攻性とほとんど同じ。

空中攻性防禦(700)

ヒュープシュラウバのモーションで反撃。
性能は非常に良く、特に横方向へのリーチが長い。
余程リーチの長いジャンプ攻撃の先端当てでなければ、スカってしまうことはまず無い。
前進するので着地後の追撃も決めやすい。
ただし多くの空中攻性反撃と同じく下方向の判定は薄め。


必殺技

ブリッツクーゲル 236攻撃(空中可)(A1000/800、B1100/900、C1200/1000)

丸い電撃弾を放つ。
ボタンによりかなり性質が変わるのが特徴。どのボタンでも射程は有限。
A~Cの順に威力が上がり、発生が遅くなる代わりに硬直が短くなる。
A版は弾速が速く射程が長いが、弾が小さい。
C版は弾速が遅く射程が短いが、弾が大きい。
B版はその中間だがどちらかといえばC版寄りの性能。
主にA版を通常の飛び道具として、B・C版を設置技として用いる。
特にC版は固めや立ち回りでの壁としての使い方が強いアドラーの代名詞的存在。
空中でも撃てるが、アカツキの電光弾と違い水平に撃つ。また、ダメージが一律200下がる。
空中版は発射時に少し後ろに下がるので、低空でA版を出すと空中から来る相手を迎撃しやすい…かも。
何故か空中でC版を放つとやたら長い時間滞空するようになった(4~5秒?)。
だが着地硬直も異様に長いため使い辛い。

フラクトリット 214攻撃(A800×2、B900×2、C1000×2)

飛び上がりながら蹴り上げた後、斜め下に急降下蹴りを繰り出す変則的な突進技。
A~Cの順に威力が上がり、初段及び二段目の角度が急になる。
総じて無敵は無く、判定も弱め。基本的に連続技に使う。

A版は2段目がヒットすると軽く浮くため追撃可能。真上に飛ぶため地対空にも有効。
今作では2段目が受身不可になった(何故か確定ダウンのエフェクトは無い)。
ただし1段目が一部キャラ(電光戦車)以外のしゃがみに当たらないのでヒット確認が必要。
今作ではB煉鎖があるので大分やりやすくなった。
B・C版と異なりガードされても隙が小さいのでリターン重視の奇襲にも使えるが、
見てから攻性などに弱いので振り過ぎには注意。相手の牽制をスカすように振ると効果的か。
なお、一部のキャラにガードされると反確になる模様。
C版は初段、2段目共にリーチが長いため、コンボ〆として機能する。
しゃがみにも問題無く当たるので、Aフラクが当たらない場合や運びを重視する際などに使う。
ガードされた際の隙は甚大なので、特攻クーゲルなどでのフォローが必要になる。
移動距離がかなり長いため奇襲にも使えるが、リスクは非常に大きい。
B版は中間性能で、ヒットしても浮かないがしゃがみにも当たる。
ガードされた時の隙は大きいものの、C版より移動距離が短いのでめり込みにくい。
反確が怖いけど奇襲したい贅沢なあなたに。
ただBorCフラクトリットの奇襲はあくまでリターンよりもリスクの方が大きい事を忘れずに。

ブリッツボンベ 22攻撃(A600×2、B600×3、C600×4)

屈んで周囲に放電する。
A~Cの順にヒット数が2、3、4と増え、発生が遅くなる。また、ほんの少しだが範囲が広くなる。
コンボの締めやダウン追い打ちが主用途となる。A版は発生が早いので切り返しにも。
今作ではゲージ回収能力が異常なほど高く、1ゲージを使ってもほぼ取り返せるのは勿論、
ガイストコンボの締めに特攻ボンベを使う計4ゲージ消費コンボという芸当すら可能。
また、ガード時の隙は大きいままだが、B煉鎖2段目から繋げば距離が開くため
位置次第だが反撃を受けにくくなった。これにより削りにも利用できる。

なお、低姿勢かつ上方向の攻撃判定が非常に強い上、多段なので攻性しづらいという点から
出てしまえば対空としても頼れるが、咄嗟に出すのは少々難しい。
露骨にめくりを取ろうとしてくる相手には効果的。


特別攻撃(1ゲージ使用)

特攻ブリッツクーゲル 236B+C or D(600×4)

大きなブリッツクーゲルを目の前に撃ち出す。4ヒット。
前進速度が非常に遅いので強力な壁となる。
壁端に相手を追い詰めている際に撃つ事で強引に固めたり、攻性の揺さ振りや中下段を絡めた択攻めを迫る事が出来る。
今作ではヒット時に相手が浮くのでループコンボは出来なくなったものの、
ダッシュ攻撃を挟めるなどコンボの繋ぎとしても相変わらずの活躍を見せる。
また、今回は何故か発生が非常に早くなり、暗転前に潰されない限りは
弾が出て攻撃を防いでくれるようになったため切り返しの選択肢の一つとして使える。
さすがに完全に重ねられた起き攻めなどには潰される(ゲージ消費してカットインだけ出てくる)ものの、
甘い重ねや連係などに対しては攻性を取られても反撃されない優秀な拒否行動として機能する。
その隙の小ささたるや、密着で全段攻性されてもアドラーのほうが先に動き出せてしまうほど。
ブリッツガイストの影に隠れがちだが、こちらもかなりの出し得技である。

特攻フラクトリット 214B+C or D(800×10)

上昇しながら3回連続で蹴り上げ、最後に急降下蹴りを繰り出す。最終段が当たるとズームがかかる演出がある。
発生が早く無敵があるので割り込み、切り返しに打って付け。
また、リーチと発生の早さから隙の大きな技への確定反撃にも使えるので、まさにアドラーにとっては守りの要というべき技。
威力が高いので中央でのコンボダメージの底上げとしても使いやすい。
特にしゃがみ喰らい時はAフラクコンボが出来ないので的確に使い分けるべきだろう。
今作では範囲が広がりカス当たりしにくくなった。

なお、地上ガードされても急降下蹴りで距離が開くので反撃を受け辛いように見えるが、
実際はちゃんと追いかけて反撃出来るキャラも多いので所詮は分からん殺しの域である。
代表的な反撃技は不律の遠Cで、背面攻撃も乗る事で驚異的なダメージになる。
また、そうでないキャラも暗転に反応して3回攻性を取って反撃可能。

特攻ブリッツボンベ 22B+C or D(550×9)

シュテルベン!
周囲広範囲に放電する。かなり見え辛いが背後には髑髏が浮かんでいる。
適当なコンボの〆として通常ボンベなどからキャンセルで組み込めば良いので、
場所を問わずダメージの底上げとして使いやすい。ただし有利時間は短くなる。
発生前まで無敵があるが、発生が遅いため切り返しの手段としては他の優秀な特別攻撃に比べイマイチ。
一方で発生の遅さや無敵時間から、完全世界発動を暗転返しで潰しやすいという隠れた長所を持つ。
攻性防禦に対する両対応技でもある。


最終特別攻撃(3ゲージ使用)

ブリッツガイスト A+B+C(1000×10)

自分の周囲を回転する黄色い電撃弾を出現させる。
前作では強力なもののクーゲルループの存在からあまり使われない技だったが、
今作では性能が大幅に強化され、ほとんど別物になった。

発動中は特攻ゲージの場所に専用のゲージが表示される。
今作では攻撃判定が常に出続けるようになっており、
一定時間経過か、累計10ヒットorガードするまではのけぞろうがダウンしようが消えない。
発生が非常に早く無敵もある上、攻性防禦で取られてもアドラーが先に動き出せるほどの拘束時間がある。
中央・端問わずヒット後はループコンボで追撃が可能。
コンボ・固めは当然の事ながら、この技が最も光るのは切り返しに使う時。
ほぼリスク無しどころか攻守逆転もありうる絶大なリターンが得られ、無敵付きで判定の消えるロック技
(ENサイコキネシスや八紘一宇など)か、横方向に非常にリーチの長い技(特攻邪視など)で暗転返しされない限り
一方的に攻撃を喰らうことはなく、下手な反撃技では成功してもガイストが刺さってしまう有様。
攻性防禦がある為に絶対の行動が存在しないゲームシステムの中で異彩を放つ、ほぼ出し得とも言えるぶっ壊れ技。
少し引っかかれば3000は簡単に持っていく為、適当に発動して近付くだけでも前作より遥かに強力。
ガイスト発動後さらに完全世界を発動して安全に体力を回復する事も出来る。
使い所を間違えなければ文句無しに最強クラスの性能を持った最終特別攻撃である事は間違いない。


完全神殺

ベルクブレッヒャー (完全世界発動中に)A+B+D(3000+2800)

突進しながら手刀を繰り出し、B煉鎖2段目のアッパーで大きく吹き飛ばす。初段はガイスト発動モーションの一部。
ヒット後は高く浮かせるので追撃可能。高く浮き上がるが基本的には空中攻性反撃後のコンボとそう変わらない。
神殺自体の威力はやや低めだが、ヒット後の追撃をキッチリ叩き込むと総合的な威力は屈指のものとなるため、
全キャラの中でもかなり使いやすく、トップクラスの性能を持つ神殺。
終了後のモーションも小さめで、さすがにガードされると反撃を貰うものの、ダウン追い討ちとして使っても確反は受けない。
この技自体も性能もさることながら、ガイストを併用することで相手は迂闊に近づけなくなる。


コンボ



キャラ対策

全キャラ共通 

+ エヌアイン
対エヌアイン
反確
対応技 反撃技 備考
BB 昇竜,3ゲージ 2Cに最速で繋げば3ゲージ避けられるかも
確反
対応技 反撃技 備考
各種昇竜 5B
特攻パイロキネシス 2段目前J攻性JCなど
+ カティ
対カティ
反確
対応技 反撃技 備考
BB 昇竜,3ゲージ
確反
対応技 反撃技 備考
各種昇竜 B
Bモルゲンシュテルン引き寄せ中 A カティ側にはスパキャンの選択肢が一応残る
+ テンペルリッター
対テンペルリッター
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
6B 5B 2Aで最速反撃すると無敵でスカされる。
+ アカツキ
対アカツキ
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
+
対鼎
反確
対応技 反撃技 備考
BB 特攻四方投げ
Aフラク A四方投げ
確反
対応技 反撃技 備考
J2C 2A ボティプレス。着地キャンセルが可能なようなので博打
B-3 2A ドロップキック。同じく博打
+
対塞
反確
対応技 反撃技 備考
確反
対応技 反撃技 備考
CC A
+ マリリン大姐
対マリリン大姐
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
+ 不律
対不律
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
+ アノニム・ガード
対アノニム・ガード
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
+ 大魏
対大魏
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
強化 Cフラクなど 遠距離で
+ エレクトロゾルダート
対エレクトロゾルダート
反確
対応技 反撃技 備考
BB Aフラクなど
確反
対応技 反撃技 備考
フラク 5B
+ アドラー
対アドラー
反確/確反
対応技 反撃技 備考
BB Aフラクなど
+ 電光戦車
対電光戦車
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
+ 完全者
対完全者
反確
対応技 反撃技 備考
BB
確反
対応技 反撃技 備考
+ ムラクモ
対ムラクモ
反確
対応技 反撃技 備考
2B 特攻徹甲斬 近距離ならA徹甲斬や八紘一宇も確定する。6Bをガードさせれば反撃されない。
B煉鎖 A徹甲斬など
確反
対応技 反撃技 備考
B-2 Cor特攻フラク ストレート。近距離のみ。


参考動画

全国大会2位による解説 http://www.nicovideo.jp/watch/sm15982410
特攻クーゲル入門 http://www.nicovideo.jp/watch/sm32107020
アドラー対策 http://www.nicovideo.jp/watch/sm30552347


コメント

情報求む。編集できない人はこちらにお願いします。

  • すごい充実度w 編集乙です! - 名無しさん 2010-07-19 12:17:02
  • アドラーだけ異様な充実www - 名無しさん 2010-09-01 12:34:41
  • 隊長にッ…!エイコウアレェェェ…! - 名無しさん 2010-12-29 14:22:00
  • 戦車のJ6Cかな(空爆するやつ)はガードしてもダッシュ攻撃が確定だそうです - 名無しさん 2011-02-14 11:34:32
  • 時間があったので技とコンボの加筆や修正などをメインに更新させて頂きました。間違っている所があったらご指摘お願いします。 - 名無しさん 2011-02-17 20:42:17
  • Aフラ2段目は空中食らいと地上くらいでひろいにさがでてくるんだよなぁ  - 名無しさん 2011-02-18 03:14:04
  • (続き)ので 2段目単発が空中くらいだとA>6B>B>B>  - 名無しさん 2011-02-18 03:20:03
  • 途中で書き込んでしまった失礼 2段目単発が空中くらいだとA>6B>B>B>Cフラ わりと適当に繋いでるんで最大ではないかと - 名無しさん 2011-02-18 03:22:46
  • 1ゲージ画面端A>B>B>Aフラクト>2A>B>B>Aクーゲル>特攻クーゲル>ダッシュ攻撃>B>B>Cボンベ Cボンベ1段目キャンセルコンが苦手な方に - 名無しさん 2011-05-11 22:09:18
  • ↑立ち喰らい限定です。 あと中央地上喰らいでAフラクト2段目>B>B>6B>B>B>Cフラクト - 名無しさん 2011-05-11 22:16:12

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最終更新:2022年09月19日 16:46
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