週間ファミ通2008/3/21号より

―『モンスターハンター』って、ユーザーからの要望もたくさんあると思うんです。
それを整理して新要素を入れながら、バランスを取っていくのはかなり大変なのでは?

藤岡 どんな発想を入れるときでも、自分たちはプロでいなくちゃいけないとは思ってます。
ユーザー目線の発想って何でも生まれるんですよ。
いい意味で、何でも出てくる可能性があるけど、悪い意味では確率されたものを生み出せない。
ユーザーの方は、自分の感覚で受け取って、その発想をどんどん放出していいと思うんです。
それで楽しんでもらえれば。
でも、僕らは一線を引いておく。
さっきの話じゃないですけど、ユーザーの方たちが言ってることを多面的に見て、
どんな要素を入れるのか判断するべきだと思っています。
判断基準は、『モンスターハンター』の世界観やゲーム性を確立していくうえでいいと思うもの。
ときには、ユーザーはああ言ってるけどこう処理した方がいい、というものをねじ込むこともあります。
ユーザーの方の意見を含みつつ、自分たちの発想、つぎの新しい感覚といったものを入れていく。
そういうアプローチを自分たちで生んでいかないと、閉鎖しちゃいますから。

―うーん。冷静だなぁ・・・・・・。

藤岡 そこは僕がいちばん冷静じゃないといけないと思うんです。
現場とディスカッションをすると、ひとつひとつのディテールを深めるじゃないですか。
それはとても大事なことなんですけど、どこかのタイミングで冷静に見る瞬間を作って、
客観的に判断しないと。
それは、ディレクションをするうえでいちばん気をつけていることではありますね。

^^;

  • いいこと言ってると思うよ。バランス感覚がかなり必要だから、そのやり方で上手くできるかは能力次第だとも思うけど -- 名無しさん (2011-02-10 17:05:02)
  • 言ってる事とやってる事が違うという… -- 名無しさん (2011-04-05 00:09:10)
  • 判断基準が曖昧だから軸がブレる -- 名無しさん (2011-09-14 16:01:35)
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最終更新:2011年09月14日 16:01