loghorizon @ ウィキ
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2024-03-18T08:11:47+09:00
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戦闘系ギルド(人物)
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*・アキバの街
**■[[〈D.D.D〉>>戦闘系ギルド#D.D.D]]
◆[[“狂戦士”クラスティ>>クラスティ]]&aname(クラスティ){}
声-櫻井孝宏
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈狂戦士〉
〈D.D.D〉のギルドマスター。〈D.D.D〉を率いて[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]11ギルドマスターとなり、対外的には〈円卓会議〉議長をも務めている。
戦闘系ギルドの目的の一つである[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]では通常の戦闘とは比べものにならないほどの強敵を相手にするために、その前衛のプレッシャーは非常に大きい。周囲からの信頼無くしては勤まらないポジションのために、戦闘系ギルドでは[[〈守護戦士〉>>〈守護戦士〉]]がギルドマスターを務める率が他の事例よりも高いが、彼はその中でも特異なスタイルを持っている。
普段の姿は眼鏡をかけた白皙の美青年だが、二つ名でもありサブ職業でもある〈狂戦士〉が示すとおり、バトルアックスで戦いを楽しむ姿は悪魔のようだと言われる。
長剣+盾という一般的な〈守護戦士〉のスタイルに反して、両手斧による攻撃重視という一風変わった戦闘スタイルで戦う。装備している武器、幻想級両手斧〈鮮血の魔人斧〉《鮮血のデモンアックス》は現在確認されている装備の中でも最大級の威力とHP吸収能力を備えている。
11~12月頃東北へ遠征中、オウウの山中で異常動作を起こした高山三佐の鎌〈カラミティ・ハーツ〉に巻き込まれ鎌と共に行方不明となる。念話が通じないことから、ヤマト以外のサーバーもしくは念話機能が制限されたゾーンに飛ばされた可能性が高い。2月時点でもまだ見つかっていない。(アニメ版では中国サーバーに飛ばされカナミと合流していることが確認された。余談だが同じく飛ばされた高山三佐の腕と思われる包みも持っている。)
[[口伝>>口伝]]・[[〈空を征く瞳〉>>〈空を征く瞳〉]]《ヒュペリオーン・アイ》と[[〈追憶の断裁〉>>〈追憶の断裁〉]]《ムネモシュネ・タブー》を持つ。
作者曰く名前の由来は、たまたまモニターのところに『ザ・シンプソンズ』のクラスティの人形があったから。
本名は鴻池晴秋(こうのいけはるあき)でイエール大卒。現実世界では一人暮らしで猫を飼っている。義妹がたまに掃除に来る。
◆[[高山三佐(たかやまみさ/さんさ)>>高山三佐]]&aname(高山三佐){}
声-名塚佳織
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈剣聖〉
黒髪ショートの[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の女性。身長168cm。軍服風の皮装備を愛用、手持ちの武器は軍用両手鎌。
同ギルド所属のリーゼ、現在は脱退した女性〈冒険者〉などとともに〈Drei-Klauen〉《三羽烏》と呼ばれていた、ギルド運営補佐のプロフェッショナル。本人は兵站担当なのだが、ギルド運営補佐としてクラスティの秘書的な活動を担うことが多い。
身長168cmと女性にしては比較的長身で、つやのある黒髪ショートに揃えている。整った容貌なのだが目付きが異常に鋭く威圧感があることと謹厳さを要求する軍人的な言動から、ギルド内(の特に男性メンバー)からは恐れられている。化粧っ気が無く、男勝りな部分が目立つため怖がられている自覚がある。瞳は黒に少し青みが入っていて、褒められると嬉しいお気に入りのポイント。
11~12月頃、「災厄」の名を持つ武器〈カラミティ・ハーツ〉が原因で右腕を欠損し、1ヶ月間ほど活動不能状態となっていた。何故か回復魔法が効かないため右腕は欠損したまま。現在は〈RADIOマーケット〉と〈ロデリック商会〉の共同研究で作られた義手を装着している。
現実世界では保育士であり、実は性格もさほど変わらない。園児たちから圧倒的な尊敬を集める軍曹的なカリスマ保母さんである。
[[口伝>>口伝]]・[[〈伝令神の網〉>>〈伝令神の網〉]]《ヘルメス・リンク》を持つ。
◆[[リーゼ>>リーゼ]]&aname(リーゼ){}
声-村川梨衣
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職業|〈軍師〉
〈Drei-Klauen〉《三羽烏》のひとりにして[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]のモデル系美女。168cm。レベル92(12月時点)。
引っ込んでいるところは引っ込んでいるが、出ていてもいいところも引っ込んでいる。スラリと長い手足。外国のファッションショーに出てくるようなほっそりモデルさんタイプ。
入団初心者などに大規模戦闘の基本的な戦術や連携を教えるための教導部隊のとりまとめ役を務める。規律正しく生真面目で、記憶力に優れるため教導部隊まとめ役には適任なのだが、その性格からか、同僚の男性にはからかわれたりすることも多い。もちろんからかわれるのも愛情の裏返しで、ギルド内にはファンも多い。クラスティに好意を抱いている。
[[口伝>>口伝]]・[[〈賢者の石版〉>>〈賢者の石版〉]]《ケイローン・タブレット》を持つ。
現実世界では池袋のお嬢様学校に通うお金持ちの女子高生。本人は一般家庭出身だと自称しているが、他者から見れば十分裕福な家庭の部類に入る。高校三年生。表向きは礼儀正しい生徒を演じているが、内面は背伸びして強がりしちゃうお年頃。
web版ではマイハマの会議に同行していたが、書籍版ではその役は高山三佐になっている。
12月の殺人鬼討伐に参加。作戦立案・指揮を務めた。
◆&aname(リチョウ){リチョウ}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》|サブ職業|〈狂戦士〉
〈D.D.D〉所属の男性[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]。ギルドの資材管理部代表。黄と黒のカラーリング+巨体から猫というよりは虎のような見た目の青年。幻想級の格闘武具、〈阿陽の手甲〉がトレードマーク。
戦闘スタイルは、機動力と投げ技、吹き飛ばし技などを活かした、クラウドコントロール型のタンク。彼我の位置取りを操作して敵の力を削ぎ、味方の連携を最大限に活かす戦い方をとる。
ギルドでも古参メンバーの一人で、ゲーム経験も人生経験も豊富な兄貴分的存在。普段は面倒くさそうに若手に仕事を任せるが、いざというときのフォローは欠かさない。酒と辛いものをこよなく愛する男。
昔は自称「ヤマト有数のレイドリーダー」だったが、クラスティと出会い、彼の圧倒的な力量と指揮能力を前にしてその自負は木っ端みじんに砕け散り、一人のレイダーとして彼のギルドへと加わった。
虎だけに、というわけではないが、酒癖は悪い。笑い上戸。吼えるように笑うためにご近所迷惑だと評判がよろしくない。やらかしすぎると、宴の翌朝ギルドホールで正座をして、高山三佐やリーゼのお説教を受ける彼の姿が見られるとかなんとか。
理性喪失と引き換えに自らに高い戦闘能力を付与する口伝、〈月女神の熱狂(アルテミス・フィーバー)〉の習得者であるが、連携が重要なレイドと相性が悪いため、ほとんどその口伝が使われることはない。
[[〈七つ滝城塞〉>>ヤマトの設定#七つ滝城塞]]の遠征では斥候班の一人。
[[口伝>>口伝]]・[[〈月女神の熱狂〉>>〈月女神の熱狂〉]]《アルテミス・フィーバー》を持つ。
◆&aname(ユミカ){ユミカ}
〈D.D.D〉所属の女性〈冒険者〉。教導部隊の情報係。
◆&aname(ユズコ){ユズコ}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈見習い徒弟〉《アプレンティス》
〈D.D.D〉所属の女性〈冒険者〉。資材管理部の通信係。ゆったりとしたローブと大きな帽子がトレードマークの童顔少女。レベル91(12月時点)。
敵に合わせて様々な召喚術を使い分け、味方の顔ぶれに合わせて攻撃、回復、盾役をどこでもこなすオールラウンダー。専門家と比べれば見劣りするが、誰とでも柔軟にパーティを組めるのが彼女の長所だ。短期間で著しい上達を見せる成長株として、ギルドでも一目置かれている。
性格もまた戦闘スタイルと同様、誰とでも仲良くなろうとする物怖じしないもの。周囲に対して素直に敬意を示し、協力と教えを請う姿勢から味方は多い。豊富な人脈は、現実と化したこの世界では大きな財産となっているようだ。
特に高山三佐、リーゼ、櫛八玉の三名を先達として慕っており、「三羽烏候補生」などとからかわれることもある。今はまだ冗談めいた呼び名だが、それに見合う実力を得られるよう、彼女は日々精進を続けている。
かっこいいお兄さんと、かわいらしいお兄さんが仲睦まじく過ごす小説や漫画が大好き。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
◆&aname(ユタ){ユタ}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈D.D.D〉所属の男性〈冒険者〉。容姿は赤髪にそばかす。腰には2本の刀を提げており、戦闘時は目元に仮面のようなものを装備する。武者鎧に身を包んだ赤毛の青年。子どもっぽいそばかすを気にしており、戦闘中はそれを隠すために仮面型の頭部防具を装備している。
多種多様な刀を〈居合の構え〉によって使い分ける、多刀流の使い手。修理の関係と刀好きのよしみで、〈アメノマ〉の多々良とは親交がある。
根っからのお人よしで、現実世界でも親交のあった教導部隊長リーゼに対し、文句を言いながらも細々と世話を焼いている。集中力はあるが思い詰めやすいリーゼと、歳の割に冷めた視点で物事を眺める彼は、コンビで行動するとバランスがとれるようだ。お祭り好きのメンバーの悪のりをいさめるツッコミ役でもある。
〈大災害〉後は、アキバでも最強の〈武士〉であるソウジロウをライバル視している。機会を見つけては手合せを挑んでいるが、結果は六戦六敗。ライバルの背中は遠い。
ひそかな趣味は裁縫。彼の手縫いのマフラーや手袋、セーターなどは、冷え性の女性陣に重宝がられているようだ。
◆&aname(狐猿){狐猿}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈追跡者〉
〈D.D.D〉所属の男性〈冒険者〉。ゴザル口調。資材管理部の施設係。威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人でもあり、仲間からはあだ名である「ゴザル」の方で呼ばれることが多い。
小柄のずんぐり体型を隠密重視の地味な装備で固めた、太眉がトレードマークの青年。
戦闘スタイルは、神出鬼没に隠密を駆使して敵を翻弄する一撃離脱型のダメージディーラー。体型に似合わぬ俊敏な動きで戦場を忍者めいて縦横無尽に駆け抜ける。
頑張るおにゃのこ大好き、気怠いのも至高、いやまてどっちにもなれない普通っぽさもまた尊い……と、あらゆる女性の属性をストライクと言い切る節操ナシで、〈D.D.D〉お祭り好きダメ人間軍団の代表格。ゴザル口調のロールがトレードマーク。非モテ系デキる男業界の師匠としてカラシンを密かに尊敬しつつ、ああはならぬよう日々(無駄な)努力をしている。
同じギルドのユタは、親友であり、おもちゃであり、他山の石であり、尊敬も心配もしている、複雑な相手。
バトルスタイルやロールプレイのコンセプトが似ていることから、「殺人鬼事件」で稽古をつけた相手である、アカツキのことも気にかけているようだ。
◆&aname(クーゲル){クーゲル}
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈D.D.D〉所属の男性〈法儀族〉。
[[〈七つ滝城塞〉>>ヤマトの設定#七つ滝城塞]]の遠征では斥候班の一人。〈七つ滝城塞〉の遠征では斥候班の一人。威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人でもあり、仲間からはあだ名である「中二(厨二)」の方で呼ばれることが多い。
針金のように細い手足の、線の細い銀髪の美青年。
戦闘能力は高く、苦境に立たされても友や無辜の民を見捨てない、〈冒険者〉の鑑ともいえる男だが、どこまでも詩的な独特のセンスに基づく言い回し、すなわち中二病的言動が玉に瑕だ。「口を閉じれば神秘的なイケメンなのに……」と評されること数知れず。
打たれ弱い〈妖術師〉でありながら、HPが低いほどに威力を増す、〈ペイン系〉という特殊な攻撃魔法を好み、敢えてその威力を上げるために毒を飲んだり、敢えて避けられる攻撃を受けたりといった、前のめりな戦法を得意とする。〈大災害〉後、このスタイルを貫く者はまれだ。理由は単純。ダメージ受けると実際に痛みを伴うようになったからである。
ちなみに、彼はたまに噂されるドM説を否定している。この系統の魔法を使うのは、血を吐きながら魔力を振り絞るのが美しいから、らしい。
美にこだわるわりに抜けているところがあり、「なんかかっこいいキャラネームはないか」と友人に相談して、冗談でつけられた「クーゲルシュライバー(ドイツ語でボールペンのこと)」の響きに魅せられ、語源を知らずに自キャラに命名してしまうほど。また、いじり耐性が低く、名前についてからかわれると思わず素の口調で反論してしまうこともある。
耽美系ゴシックバンドめいた独特のファッションセンスを好む。最近のお気に入りは変人窟の服飾ギルド〈魔装院ヴティクリウム鳳凰〉の”紅昏(かわたれ)のアヌンナキに祈る愚者”シリーズと、”蒼空破却(ブルースカイ・カタストロフィ)”シリーズ。
近頃、美学や芸風が少し似ているのでは、と、〈記録の地平線〉のルンデルハウス=コードを気にしており、友人になれないかと様子を伺っているとかいないとか。
◆&aname(アラクスミ){アラクスミ}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
〈D.D.D〉所属の〈冒険者〉。〈D.D.D〉の威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人。仲間からはあだ名である「MAJIDE」の方で呼ばれることが多い。
エキゾチックな容姿の小柄な美女。薄衣や露出の多い服など、踊り子を思わせる装備を好む。均整がとれた肉体を誇示しているようにも見えるが、〈大災害〉後の今は、単に暑がりなだけという話もある。
戦闘時のスタイルはスピード重視のダガー二刀流で、リキャストタイムをパズルのように組み合わせたコンボの連結は一級品。他職のスキルや戦術にも造詣が深く、PvPの腕は〈D.D.D〉でも上位。
無口で冷静な職人肌の美女戦士だが、プレイヤーは男性。たまに口を開くと、良く響く渋い低音ボイスが見た目とのギャップ全開で炸裂する。特に、驚いたときの口癖「MAJIDE!?」は、あまりのインパクトから、そのまま彼のあだ名になっているほど。〈大災害〉後もなお、自分と違う性の身体のままでいるのには、何か理由があるらしい。
その容貌と声のギャップ、そして実力から、アキバでもそこそこ知られた有名人。美女の姿のまま男性用武器を使いこなしていた、日が沈んだ(一説によれば水をかぶった)とたんに青年の姿に変身したなど、彼に関する怪しい噂は数多い。
◆&aname(セバス・チャン){セバス・チャン}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈D.D.D〉の威力偵察集団、通称「らいとすたっふ」の一人。仲間からはあだ名である「俺会議」の方で呼ばれることが多い。
ぴっちりとしたスーツに眼鏡、無精ひげ。紳士のようで紳士でない、でもちょっと紳士っぽい姿の中肉中背な青年。普段装備しているレア装備は、先輩のリチョウから譲りうけたという〈吽陰の小手〉のみ。それ以外はあまり派手な装備は身につけない。装備よりもむしろ消耗品に資金をつぎ込み、戦闘ごとに出し惜しみしないタイプ。
戦闘時のスタイルはスタンダードな回避盾。攻撃やコンボよりも、いかに生き延び続けて敵を引きつけ続けるかという、〈守護戦士〉に近い立ち回りを好む。一芸特化が多い「らいとすたっふ」の中では珍しく、いたってスタンダードな戦いぶりで連携の要となる、縁の下の力持ちタイプ。
「俺の脳内会議には百人分の議席がある」と豪語し、脳内議員の合議制で最適の行動を判断して行動するという(自称)。結果として常識的な行動をとることが多いが、「俺会議的には問題なし」などの言動から、結果として周りからは変人扱いされる。普段は軽口ばかりだが、根っこは真面目でちょっと繊細な勤め人。
◆&aname(小豆子){小豆子}
|メイン職業|〈付与術士〉《エンチャンター》
〈D.D.D〉に所属する腕利きのレイダー。シルクハットに燕尾服を洒脱に着こなす、〈狼牙族〉の男装の麗人。レベル91(12月時点)。レイネシアの部屋のお茶会に訪れる〈冒険者〉の一人。〈大災害〉前から大規模戦闘(レイド)の経験がある。
味方の強化支援に特化したバッファーで、特に瞬間的なDPS支援を得意とする。弱点を短時間しか晒さないような敵を相手にするときなど、一定時間に最大火力を叩きこむ際に、彼女の多重火力強化は真価を発揮するだろう。相棒である〈暗殺者〉飛羽とのコンボ、通称「あずとわスペシャル」は、ギルドの単発最大ダメージ記録を更新したこともある(すぐに、クラスティと高山三佐の連携に記録を破られたが)。
宝塚マニアのロールプレイヤーで、言動は「芝居がかった毒舌紳士」。
年上の女性は支えるべき、年下の女性は守るべき、同年代の女性は共に立つべき、というモットーで、皮肉まじりながら、見定めた相手を主人として盛り立てるという紳士ロールを貫いている。男性は割とどうでもいいが、クラスティの紳士的テクスチャには学ぶところがあり、一定の敬意を持っているという。
同じギルドのセバスとは紳士性の違いにより、天敵であるらしい。
12月の殺人鬼討伐に参加した。
◆&aname(飛羽){飛羽}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈D.D.D〉に所属する腕利きのレイダー。褐色に日焼けした肌と、鍛え上げられた筋肉がトレードマークの女性。レベル91(12月時点)。
片手で扱える狙撃用スコープ搭載のクロスボウが主武器。麻痺毒、即効毒、腐食毒など、各種の毒を併用しながら、確実に相手のHPと能力を削いでいく立ち回りを得意とする。
がさつな口調から乱暴者と勘違いされがちだが、本人はおおらかで人懐っこい性格の女性。同じギルドの小豆子とは親友同士でコンビでのプレイ歴も長く、息の合った連携を見せる。
〈大災害〉後は、様々な毒を調合、精製してオリジナルの毒薬を作ることに凝っており、試し撃ちをした毒矢が思わぬ効果を発揮して、トラブルを引き起こすこともしばしば。それでも彼女は、懲りずに毒の新たな可能性を模索し続けている。
12月の殺人鬼討伐に参加した。(アニメ版)
◆&aname(セガール){セガール}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈D.D.D〉の若手六人で構成された斥候部隊『ハリウッド組』隊長。真面目で礼儀正しい。
◆&aname(エアロ=スミス){エアロ=スミス}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》
斥候部隊『ハリウッド組』の一人。熱血漢なギタリスト。
◆&aname(クリストファー){クリストファー}
|メイン職業|〈付与術師〉《エンチャンター》
斥候部隊『ハリウッド組』の一人。紳士的な中二病気質。
◆&aname(ミフネ){ミフネ}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
斥候部隊『ハリウッド組』の一人。男勝りで勝気な女侍。
◆&aname(リプリー){リプリー}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
斥候部隊『ハリウッド組』の一人。マイペースな弓使い。
◆&aname(ベル){ベル}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》
斥候部隊『ハリウッド組』の一人。内気だが芯のしっかりしている少女。
**■[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]]
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◆[[“剣聖”ソウジロウ=セタ>>ソウジロウ=セタ]]&aname(ソウジロウ=セタ){}
声-下野紘
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈剣聖〉
〈西風の旅団〉のハーレム系ギルドマスター。五大戦闘系ギルドの一つ〈西風の旅団〉を率いて、[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]11ギルドマスターの1人となる。レベル93(12月時点)。
一般的に、[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]などの限界状況における守備能力は[[〈守護戦士〉>>〈守護戦士〉]]に劣るとされる[[〈武士〉>>〈武士〉]]だが、その職業を持ちながら一線に身を置く珍しい冒険者。打刀の達人であり、“剣聖”の二つ名を持つ。普段は温厚だが、身内に手を出す者や明確な敵に対しては冷淡無情になる。
[[〈放蕩者の茶会〉>>〈放蕩者の茶会〉]]出身者でもあり、[[シロエ>>シロエ]]の後輩に当たる。シロエのことを「シロ先輩」と慕う素直で純粋な性格なのだが、その性格ゆえか、ハーレム体質でいつでも身の回りには複数の美少女が居るらしい。本来であれば主人公的な性格なのだろうが出番は少ない。
普段の戦闘スタイルは、舞のように華麗な優雅さの中に自分の斬撃を隠し、敵の攻撃は流すか躱すといった特殊なもの。
防御のための[[口伝>>口伝]]・[[〈天眼通〉>>〈天眼通〉]]を持つ。
外伝漫画『西風の旅団』では、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]から数日で「死からの復活」を経験し、PK行為が蔓延する原因を作ってしまった。
第2期アニメ第7話の食事シーンで左手に箸を持っていた事から、左利きと思われる。
◆[[ナズナ>>ナズナ]]&aname(ナズナ){}
声-名塚佳織
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈賭博師〉
〈西風の旅団〉所属で[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の腕利きヒーラー。167cmとやや長身でスタイルも良い。レベル92(12月時点)。
ギルド〈西風の旅団〉創立時からの最古参で、実質的にサブギルドマスターを勤めている。ソウジロウとは[[〈放蕩者の茶会〉>>〈放蕩者の茶会〉]]以前からつきあいのある歴戦のプレイヤーで、腕利きのヒーラー。
紫がかった髪を長く伸ばした気怠げな表情の美女。167センチとやや長身でスタイルも良く、狐尾族なのに大型の猫のような印象を与える。
手に打刀、帷子の上から和服という巫女ともくノ一とも見える装備を着け、前線でヒールワークを行いながら白兵戦、時に全体指揮も行う。
平時は怠惰で酒好きで博打打ちのダメ人間だが、ギルド内ではソウジロウに説教できる数少ない人物で、いざという時には仲間を暖かく支える姉御旗の様な存在と言える。その余裕と魅力からギルド内外にファンも多い。
12月の殺人鬼討伐レイドに参加。障壁を足場として空中に配置し移動を補助する口伝〈天足通〉を駆使してアカツキを援護した。
地球世界では20代後半の歯科医助手
◆&aname(イサミ){イサミ}
声-笹本菜津枝
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|[[〈会計士〉>>〈会計士〉]]
〈西風の旅団〉に所属する比較的常識人な少女。水色系統の羽織・袴を着ている。レベル92(4月時点)。身長約154cm。表情豊かな大きな瞳とポニーテールがトレードマーク。〈武士〉ではあるが水色の羽織を着た新選組スタイル。
〈西風の旅団〉の多くの少女たちと同様に、ソウジロウに思慕を寄せており、「局長」と呼んでいる。 性格はといえば、何処にでもいる普通の女子高生と変わらない。強気な性格でも無ければ弱気な性格でもない、真面目で少し泣き虫で幼気な少女。乙女回路が搭載されており、ソウジロウの思わせぶりな態度(無自覚)に頬を染めて素直になれず湯気を立てることもしばしば。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
現実世界では女子高生だが、クラスメイトからのいじめが原因で不登校気味。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(カワラ){カワラ}
声-井澤詩織
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
ハーレム系大規模戦闘ギルド〈西風の旅団〉の一番槍担当。
くるくると変わる表情で喜怒哀楽をストレートに示す、快活な〈武闘家〉少女。ギルドのムードメーカーの一人でもある。レベル91(12月時点)。身長約157~8cm。
ソウジロウのファンが多い〈西風の旅団〉の中では珍しく、純粋に彼を目指すべき「お師匠」として慕う。そもそも彼との出会いも「強い奴と戦いたい」という理由で挑んだPvPであり、一瞬で敗北したことでソウジロウを気に入ったから。今でも彼を追い抜くことを目標として修行に励んでおり、たびたび戦いを挑んでいる。
女性はみんな守るべきもの、が信条のソウジロウだが、カワラとの戦いでは容赦なく技を振るう。訓練でソウジロウに本気を出させることができる(そして彼の尖った戦意に気押されない)のは、団の中でも彼女くらいのものだ。
人前では悩みなどないかのように明るく振舞う彼女だが、地球世界での家族のことを思い出して涙を流す寂しがりやの一面もある。
大災害歴1年8月の初心者強化合宿の引率や、同年12月の〈水楓の乙女〉レイドに参加するなど、大きな事件に幾度も立ち会っている。最近では〈ホネスティ〉のシゲルとも仲良くなった。
難しいことを考えるのはにがて。暗いふいんき(本人談)もにがて。
◆&aname(キョウコ){キョウコ}
声-諏訪彩花
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
女性メインの戦闘系ギルド〈西風の旅団〉二番隊隊長であり、主に遠征班を務める〈守護戦士〉の少女。身長157cm、体育会系。レベル91(12月時点)。
明るめのブラウンカラーのミディアムヘアーにいつも明るい表情を浮かべており、全身は鈍い鋼色のプレートアーマーで覆い、片手剣と盾というオースドックスな〈守護戦士〉スタイル。装備ががケバケバしいのは嫌だけど、首元にスカーフを巻くくらいはね、というスタイルは十二気筒乙女エンジン搭載なりに性能と見た目を天秤にかけた精いっぱいのオシャレである。
きびきびした動きと快活な性格、体育会系の前向きな思考回路などからギルドでは小隊長やグループのまとめ役や補佐などを務めることが多い。
〈西風の旅団〉の多くの少女たちと同様にソウジロウに思慕を寄せているが、思いを募らせ行動に移すものの根が健全思考のため肉食女子というところまでは踏み込めないタイプ。
息苦しいので兜は被らないし戦闘時以外はラフな私服でいることが多い。その際にはスカートよりもズボンやハーフパンツ着用で、ゆったりしたものより体にフィットする服装が好みのようだ。
[[アキバの殺人鬼>>大地人(人物)#エンバート=ネルレス]]の最初の犠牲者であり、その傷跡は未だ完全に癒えてはいないが、アキバレイド以降盾役として次は自分の命も他のモノも守れるようになりたいと訓練に励んでいる。
地球世界での名前は「恭子」。運動部所属の女子高生なのだが、なぜか何の運動部に所属していたのかは教えてくれない。格闘技系のではないのは確かなのだが。
12月の殺人鬼討伐に参加。
◆&aname(ドルチェ){ドルチェ}
声-山本祥太
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》
ハーレム系大規模戦闘ギルド〈西風の旅団〉には珍しい男性プレイヤー。ナズナ、オリーヴと並ぶ年長者の一人で、〈西風の旅団〉のまとめ役。ギルドの事務と家事は彼女が大黒柱となっていると言っても過言ではない。屈強な体格でオネエ言葉で話す漢女(おとめ)。レベル91(12月時点)。身長2m以上で、武器はマラカス。ひっくり返したブラシのような特徴的な髪型と筋骨隆々とした体躯、少し濃いめのメイクとオネエ言葉がトレードマーク。
屈強なドルチェボディはギルドに寄りつく悪い虫を追い払い、圧倒的な包容力と気配りを誇るドルチェハートは多くの乙女の悩みに共感する。入団当初は周囲を戸惑わせた彼……女も今やギルドにはなくてはならない頼れるおに……おねえさまだ。
体格で〈武闘家〉と勘違いされがちだが、メイン職業は〈吟遊詩人〉。マラカスを両手に全身をくねらせながら支援楽曲を奏でる姿はインパクト大。もちろんただの出オチ芸ではなく、レイドギルド〈西風の旅団〉の一員であるドルチェの支援能力は一流である。
特技は料理。特にお菓子に自信ありで、〈新妻のエドレスドレス〉を身に着けながら鼻歌混じりで作るスイーツはギルド内でも評判。ただし、サブ職業〈料理人〉に転職する気はない。
温厚でロマンチストな漢女心(おとめごころ)の持ち主、ドルチェだが、怒らせたら怖い人ランキングギルド内2位の要注意人物でもある(1位はソウジロウ)。「よほどのこと」がない限りドルチェが怒りで我を忘れることはないだろうが、その逆鱗に触れてしまったときには、相応の覚悟をすべきだろう。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(フレグラント・オリーブ){フレグラント・オリーブ}
声-鷄冠井美智子
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈筆写師〉
ハーレム系大規模戦闘ギルド〈西風の旅団〉に所属する〈エルフ〉の女性で、年長者の一人。レベル90(12月時点)。身長約183cm。基本的にはお嬢様口調なのだが、興奮すると汚い言葉も連発する。
立てばシャクヤク座ればボタン、歩く姿はユリの花。美男美女の多い〈冒険者〉の中にあっても美人オーラを漂わせる。ただし、全ては落ち着いて黙っていられればの話。
完全無欠な大人女子的見た目に反してスイーツなラブに恋する乙女妄想たくましい彼女は、大好きなギルドマスターソウジロウのことを想うと途端にボルテージが第二宇宙速度を突破、成層圏を超えたテンションは赤くほとばしる飛沫となって世界を染め上げ盛大に鼻血を吹きだす。テンションマックス回転しながら鼻血を吹く姿はもはやギルドの日常の光景の一部ともなっている。
「口を開くと自堕落姉さん」ナズナ、「口を開くとセクハラおやじ」くりのんと並ぶ、「西風三大黙ってれば美女」の一角。
妄想たくましい彼女は一方で、「イエスソウきゅんノータッチ」の淑女協定を徹底する委員長気質の持ち主でもあり、ギルドの風紀の乱れを正す、〈西風の旅団〉の良心でもある。ソウジロウを中心とした微妙なバランスで成立しているこのギルドの存続に、彼女の存在は大きく貢献しているといえるだろう。
装備は性能もさることながら森妖精のイメージを保ちつつ親しみやすさを兼ね備えたエルカジ(エルフカジュアル)コーディネートがこだわり。
ギルド参加前はフリーでレイド助っ人をしており、「女性ばかりでレイドを攻略するギルドがあるらしい」という噂で〈西風の旅団〉に興味を持って、レイドで共闘。そこでソウジロウにハートを撃ち抜かれ、現在に至る。
ソウジロウ命の妄想モードの印象が強いが、茨道であるフリーのレイダーでかつて鳴らした腕は健在。いざ戦いとなればスイッチが切り替わったように戦闘のための最適解を判断し、行動する思考を持つ。基本的に回復を主に得意とするが、それを上回るかのように魔法攻撃もかなり強い。得意魔法は主に風・電撃系で、彼女が得意技として使用する〈コールストーム〉は敵に強力な大ダメージを与える。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
外伝漫画『西風の旅団』で本格登場(本編046で名前が出ている)。
◆&aname(くりのん){くりのん}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈戦司祭〉《ウォー・プリースト》
ハーレム系ギルド〈西風の旅団〉に所属する〈施療神官〉の少女。レベル92(4月時点)。〈西風の旅団〉における「西風三大黙ってれば美女」の一人。口を開くとエロ親父。女の子大好き。ライクというよりラブ的な意味で。
普段は極端な面倒くさがりやでレイドにもあまり積極的ではなく、ギルドハウスでごろごろしている。しかし、むふふな雰囲気を嗅ぎつけるととたんに活性化、溢れる煩悩を隠しもせず無駄な行動力をフルスロットルで発揮する。
〈西風の旅団〉のメンバーとしては珍しくソウジロウのファンではなく、むしろ彼に罵詈雑言を叩きつけるほど悪感情を剥き出しにしている。これは彼個人を嫌っているというより、男性全般への態度であるようだ。それでもこのギルドに所属しているのは、ソウジロウを取り囲む女の子たち目当てだからだろう。
単純なレイドヒーラーとしての能力は〈西風の旅団〉でもトップクラスで、ギルドNo2のヒーラーと目されるフレグラント=オリーブに「真面目にやれば、あの子がNo2かもしれませんわね」と言わせるほど。だが同時に、彼女がかわいい女の子に気を取られず戦うことはまずない(男ばかりの戦場なら注意力散漫にはならないだろうが、そもそもそんなむさ苦しい戦いにくりのんは参加しないだろう)ので、まあ、世の中そううまくはいかないものである。たまにエロ妄想が発散された状態(きれいなくりのんモード)では、凄まじい頭の回転の速さを見せることもある。
他のギルドであれば問題児として追い出されかねない彼女ではあるが、〈西風の旅団〉においては「ソウ様に興味ないならむしろ安全」「仲良くなれば、面倒見はいい娘」として、それなりにメンバーからは受け入れられている。彼女にとっては、天国のような環境に巡りあえたといえるだろう。
ちなみに重度のおっぱい星人。たゆんは世界を救い、ぺたんは罪を赦すらしい。だが北の某おっぱいマエストロとは相いれない。貴様が男でなかったらよいライバルになれただろうに的な関係らしいが要は結局どっちもダメ人間ということだ。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(ひさこ){ひさこ}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈裁縫師〉
いつも眠たげな表情している〈西風の旅団〉所属の〈召喚術師〉の少女。語尾がいつも「…」。肩にかかるくらいの髪を後頭部でまとめている。しゃべっているときには語尾が「…」で途切れがちだが、おしゃべりやコミュニケーションが苦手というわけではない。レベル80(12月時点)。身長約157~8cm。[[〈召喚術師〉>>〈召喚術師〉]]として、同時召喚できる生物の数は6体。
服装はローブ類を好んで着用している。白や白に近い淡い色あいのものが好みのようだ。ローブ以外でも基本的にゆったりしたサイズや露出の少ないデザインのものを着ることが多いのだが、これは首元や鎖骨まわりなどをさらすのは恥かしい……、という乙女心の表れ。同時に、実は〈西風の旅団〉でも上位にランクインするバストサイズを隠すにも一役買っている。
戦闘スタイルは召喚した従者との連携攻撃に加え、罠や種々のアイテムなども駆使する戦い方を得意とするトリッキーなもの。よく召喚するのは戦闘や力仕事などで活躍する〈巨石兵士〉やフィールドでアイテムなど探し出すサポートタイプの犬型召喚獣〈ハッケン隊〉。ハッケン隊は犬型の召喚獣が5匹セットで呼び出されるため、癒しを求めて平時でも頻繁に召喚している。
ギルド〈西風の旅団〉では生活班を受け持っており、備蓄食料や資材のチェック等を担う倉庫番。ギルドで雇用している〈エルダー家政婦〉の大地人のサラとは仕事内容が近いこともあって仲が良い。
くりのんによるセクハラ被害ではオリーブに次ぐトップランカーではあるが、顔に出さないだけで女子っぽい話などにも興味津々なお年頃。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
現実世界では女子中学校生と思われる。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(サンディ){サンディ}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈西風の旅団〉所属の[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の女性。レベル80(12月時点)。165cm。
〈西風の旅団〉所属の〈法儀族〉の女性。〈施療神官〉。
身長165cm。褐色の肌に稲穂のような金色の髪で目元を隠している。タヌキ耳フード付の神官ローブにルーズソックスという特徴的な服装で、キャンディーを加えていることが多い。服装はギャル的だが性格は物静かで、発言するとき語尾は「~ッス」となる。本人的には目上への敬意は忘れていない、ということらしい。
外見は濃いがキャラが強烈な娘ばかりの〈西風の旅団〉においては比較的常識人枠に入る。最も本人が周囲に対して説教をするという姿勢が皆無のために、その常識人の力は彼女のひとりごとによるツッコミにのみ限って発揮されているようだ。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
◆&aname(チカ){チカ}
声-種田梨沙
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》 |サブ職業|〈海賊〉
〈西風の旅団〉に所属する少女。
ツインテールをぴょこぴょこと揺らしながら小さな体で大きく動き回る元気少女。小さな体に大きな斧の二刀流がトレードマーク。
基本的にハイテンションで無邪気っ子な、ギルドのマスコット。おなかがすけば機嫌が悪く、眠たければしょんぼりする、とてもわかりやすい素直な性格。
いざ戦闘になると、「デバフをかけて物理で殴る」を地で行く、意外と乱暴な戦術で敵を突破する。適当に斧を振り回す戦いに見えて、なぜか被ダメージが低いのは、〈西風の旅団〉七不思議のひとつ。
必殺技は左右の斧をぶん投げる〈トマホークブーメラン〉。技名を叫ぶときには、熱血魂を込めて母音部分を伸ばすのがポイントらしい。
周囲からの呼び名は「チカちゃん」「チカリン」「Smallチカ」など。
得意武器はダブルトマホーク。レベル80(12月時点)。143cm。
12月の殺人鬼討伐に参加。(アニメ版)
◆&aname(紫陽花){紫陽花}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈西風の旅団〉に所属する女性。ギルドとは別行動を取っている。
◆&aname(鈴蘭){鈴蘭}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈怪盗〉
〈西風の旅団〉に所属する女性。チャイナドレスを着用したセクシーダイナマイツ。
◆&aname(レセラ){レセラ}
|メイン職業|〈付与術師〉《エンチャンター》|サブ職業|〈毒使い〉
〈西風の旅団〉に所属する女性。小柄な幼児体型にフリフリのゴスロリ服を着ているドS少女。
◆&aname(ミツ){ミツ}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈エルダーメイド〉
〈西風の旅団〉に所属する女性。常にメイド服を着用し、言動から所作まで徹底的にメイドとして振る舞う。
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**■[[〈黒剣騎士団〉>>戦闘系ギルド#黒剣騎士団]]
◆[[“黒剣”のアイザック>>アイザック]]&aname(アイザック){}
声-日野聡
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈剣闘士〉《グラディエーター》
〈黒剣騎士団〉の総団長、日本サーバー有数の高レベルプレイヤーにして歴戦の勇者。幾多の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]において、常に先陣を駆けてきた生粋のゲーマー。[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]11ギルドマスターの1人となる。
二つ名の“黒剣”は、大規模戦闘「ラダマンテュスの王座」において、世界で最も早く手に入れた幻想級武器〈苦鳴を紡ぐもの〉《ソード・オブ・ペインブラック》に由来する。
性格は明快かつ率直で、大きい態度に荒い口調。強くなることを一番に考えている。といっても、〈EXPポット〉の入手方法に後ろ暗い思いを抱いたり、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]直後の状況でPKのような卑劣な行為をしている輩には容赦しない等、自分に正直すぎるだけで悪人ではない。
本名は荒城隆史(あらきたかふみ)。現実世界では大工で、宮城県の建設会社で創業社長を助けている。好きな料理は生姜焼き(生姜強め)と焼き魚とだし巻き卵。好きなバイクメーカーはSUZUKI。好きな女性のタイプは胸・お尻の大きい娘、らしい。
◆&aname(レザリック){レザリック}
声-斎藤寛仁
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈会計士〉
〈黒剣騎士団〉の所属の男性〈施療神官〉。〈黒剣騎士団〉の倉庫管理人であり、資産帳簿や運営管理面を担っている――という設定なのだが、ガサツで大雑把な人間の多い〈黒剣騎士団〉において「戦闘以外全部」を担当している疑惑の有る苦労人である。身長177cm。
暗色のフードをもつチュニックを用いており、十字軍司祭のような武装をしている。眉間にあるシワで怖く思われがちだが面倒見は良い。
戦闘では支援・回復寄りの構成になっている、縁の下の力持ち的存在。
〈黒剣騎士団〉の実務を一心に背負うスタッフであり、ギルド内部に対する影響力は非常に強い。〈大地人〉による応援組織「BSサポートクラブ」が生まれて少し負担は軽減したようだ。
本人は自分のことを「地味でキャラが薄い」と語っているが、それはイケイケな〈黒剣騎士団〉の中ではということであって、実はそうでもないことに気がついていない。マイハマのメイドと一緒になってアイザックをからかっていたりすることから、度胸や図太さという意味では同ギルドのなかでも有数の持ち主だと考えられている。
あまりにも面倒見が良いので、ギルド内部では、「あいつがサブマスでいいんじゃないかな」「いや、アイザックとギルマスを交代してもいいんじゃないかな?」というコメントが絶えない。
8月の初心者プレイヤー強化合宿に引率メンバーとして同行した。
◆&aname(ドン・マスディ){ドン・マスディ}
〈黒剣騎士団〉の副総長。厳格な親父気質だが、指導力は今一つレザリックに及ばない。
◆&aname(フリード){フリード}
〈黒剣騎士団〉の特攻隊長を務める〈狼牙族〉の〈守護戦士〉。〈調教師〉の派生上級職の〈竜使い〉という珍しいサブ職業の持ち主。その能力で得た愛騎の角竜セントロサウルス(「旭光号」と命名)に騎乗し、長大な槍を手に突撃し戦場を蹂躙する戦いぶりから「黒剣の雷神」の異名を持つ。〈黒剣騎士団〉入団前からコンビを組んでいた相棒のパウルスとともに黒剣の風神雷神コンビとして知られる存在。
口数少なく、態度もぶっきらぼうで、ドスのきいた低い声にヤンキーめいた喋り口調から粗暴で怖い印象を受ける。一見他者や物事に無関心な人物にも見えるが、仲間意識は強く、案外と後輩の面倒見も良いため、団員からは慕われている。というか陰でツンデレ呼ばわりされていたりもする。
ウッドストックが〈黒剣騎士団〉に所属していた時代には、同じ竜使いとして交流を持っていたが、強さを追い求めるスタイルである彼はウッドストックの思想には賛同せず、後に袂を分かつこととなった。その際に、ウッドストックや彼に賛同したメンバーが辞めていくのを特に引き止めなかったばかりか、「オレたち黒剣にハンパなヤツはいらねぇ、軟弱者はさっさと辞めちまえ」と積極的に追い出しにかかっていたので、二人の仲は完全に決裂したと見られている。しかし、実はその後も戦力的についていけなくなった団員をウッドストックの〈グランデール〉に斡旋して世話するなど、密かに交流を持っていた。思想の違いこそあったものの、団や団員を想う気持ちにおいては二人の思惑は一致していたようである。
◆&aname(パウルス){パウルス}
〈黒剣騎士団〉の遊撃隊長を務める〈狼牙族〉の〈暗殺者〉。サブ職業はアイザックと同じ〈剣闘士〉で、〈黒剣騎士団〉への入団経緯も〈闘技場〉でのPvPを通じてアイザックと意気投合したことがきっかけである。長剣と弓矢の双方を状況に応じて使い分ける遠近両用の戦闘スタイルで、戦場を縦横無尽に駆け巡り敵を殲滅する戦いぶりから「黒剣の風神」の異名を持つ。〈黒剣騎士団〉入団前からコンビを組んでいた相棒のフリードとともに黒剣の風神雷神コンビとして知られる存在。
一見温厚で社交的で人当たりが良い人物に見える。口調も柔らかく、相手のことは「アイザックくん」「レザリックくん」などとくん付けで呼ぶ。コワモテの荒くれ男ばかりの〈黒剣騎士団〉の中では異例の紳士に見えるが、根は脳筋の戦闘民族であり、キレると人格が変わるタイプ。喧嘩の仲裁を頼まれて割って入ったはいいが真っ先に彼がキレて両方を叩きのめしたなどの逸話も事欠かず、パッと見の印象とは異なりレザリックの胃痛の種となる問題児の一人。
黒剣メンバーとしては珍しく外部交流に積極的で、黒剣のレイドが無い日は〈闘技場〉に出向いてPvPを楽しんだり、野良募集のレイドに参加したりしており、顔が広い。時折出向いた先で気に入った人物をスカウトしてくることもあるのだが、彼が好む人物はキリンちゃんなど一風変わった人物が多く、彼が率いる遊撃チームは荒くれヤンキー集団〈黒剣騎士団〉の中で一際異彩を放っている。
◆&aname(キリンちゃん){キリンちゃん}
〈黒剣騎士団〉に所属するエリート〈召喚術士〉。〈黒剣騎士団〉の遊撃隊長補佐。
キリンの頭部に似た被り物を常につけており一見お笑いキャラに見える少女だが、その実態は高度な戦闘能力を活かして高速なお笑いを繰り出す機動芸人。
口癖は「キリンは時速60kmで走れるんだよ!?」。寸胴少女体型と足の短さを指摘すると、キレてキリンの頭部で頭突きを繰り出してくる。
◆&aname(ユーミル){ユーミル}
〈黒剣騎士団〉の特別攻撃手。現実世界ではアイドル。
◆&aname(亜倶弐){亜倶弐}
〈黒剣騎士団〉において特別遊撃手を務める女性〈妖術師〉。野趣あふれる赤毛のショートヘアに勝気な表情が勇ましさを感じさせる、野生の虎のような美女。
アグニの名はインド神話の火天からとったもので、その特技構成も名前に違わぬ火炎属性に特化した魔道砲台型になっている。「バトルは火力が命」という信条のもと、〈秘伝級〉まで育てた特技は全て火炎属性の攻撃魔法、およびそのブースト特技で占められており、戦闘となれば属性魔法の威力を上げる霊符を惜しげもなく消費しながら、高火力の魔法を連続で叩き込む。常に火力を上げることのみを考えるその姿勢に、ギルド内では「火術脳」「魔法系ゴリラ」などのあだ名がとひそかに定着している。
火炎以外の属性をすっぱり切り捨てているため汎用性は低く、敵モンスターの属性耐性によって戦力評価が極端に変わってしまうのが玉に瑕だが、相性のよい敵相手には無類の強さを発揮する(なお、おいたをしたギルメンをシメる際にもこれらの火炎魔法が活用されている)。
一人称は「あたし」。さっぱりした鉄火肌で周囲からは「姉御」と呼ばれている。黒剣騎士団では数少ない女性団員だが気配りや細やかさとは無縁で、周囲の男性団員からも漢として認識されている。その事を誇らしく思う反面、乙女心はそれなりに傷ついており、女性らしさの欠如を茶化された時などは得意の火炎魔法による制裁が炸裂することになる。それ以外にも「部屋にあるぬいぐるみには全部名前がついている」「学生時代には乙女ゲーにハマっていた」などの(主に酒の席でうっかり自白した)あれこれで茶化されては制裁を加え、その後レザリックに叱られる、というのが黒剣のギルドホールでの日常風景のひとつとなっている。
戦闘時の汎用性の低さについては本人も自覚しており、〈エルダー・テイル〉ならまだしも、この〈セルデシア〉で生きていく上でも個人的なこだわりを押し通し続けていいものか? と密かに悩んでいるようだ。
◆&aname(ゼッカ=イーグル){ゼッカ=イーグル}
〈黒剣騎士団〉の親衛隊長。熱血漢でアイザックに心酔している。
◆&aname(昨日のわんこ){昨日のわんこ}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈黒剣騎士団〉に所属する[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]の和装武士。〈黒剣騎士団〉の教導隊長。
アニメで登場。強化合宿に派遣メンバーとして同行。
◆&aname(アトラス){アトラス}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈黒剣騎士団〉の切り込み隊長。好戦的で荒っぽい性格。カルマとは大親友。
◆&aname(カルマ){カルマ}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
〈黒剣騎士団〉の隊員。熱血漢で自信家な性格。アトラスとは大親友。
◆&aname(ヨシヒロ){ヨシヒロ}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈黒剣騎士団〉の隊員。マイペースな武士。
◆&aname(ヨウケン){ヨウケン}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈黒剣騎士団〉の隊員。冷静沈着な参謀格。少々、毒舌家。
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**■[[〈ホネスティ〉>>戦闘系ギルド#ホネスティ]]
◆[["先生"アインス>>アインス]]&aname(アインス){}
声-西田雅一
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈学者〉
〈ホネスティ〉のギルドマスター。戦闘系ギルドでは、アキバの街二位の人数750名を誇る〈ホネスティ〉を率いて、〈円卓会議〉11ギルドマスターの1人となる。
ライムグリーンの長髪と神経質と言われるような容貌を持つ。和装のような風変わりな衣服をまとい、つねに考え込むような表情をしている。
戦闘中は障壁系呪文を中心とした支援を行う。もっとも現在はギルドマスター業務に忙殺されているため、実践の場に出る機会は激減している。
堅実なギルド運営で知られていて、第一回〈円卓会議〉においても声を荒げることなく、建設的な態度をとっていた。平和主義者であり平等主義者でもある。その優しさが祟り、他のギルドからは反感を買われている。
ゲーム時代は、〈新皇の帰還祭〉や〈ヘイロースの九大監獄〉などの攻略方法をいち早く図解してサイトに公開するなど、サーバー全体の活性化に大きな貢献を果たした。一方で知識の共有を掲げて、トップギルドと衝突することも多かった。
◆&aname(シゲル){シゲル}
声-梶川翔平
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈筆写師〉
〈ホネスティ〉所属の男性。ギルドの中では副官的存在。アインスとは親友同士。
足装備はプレートブーツで、上は羽織。銀髪と褐色の肌が特徴的で、脱ぐとミチタカ並みの筋肉質なマッスルボディがお見えになる。
現実世界では文化人類学を専門とする大学教授で、フィールドワークを生業にしていた。現在も〈大地人〉少数民族の研究を続けている。実年齢が実年齢だけに言葉の言い回しが少々古風。シロエとはゲーム時代からの知人で、サブ職業が同じ〈筆写師〉な為か、信頼されている。事務関係や〈妖精の輪〉の調査での仕事が忙しく、あまり交友関係を結ぶ事の少ないアインスの代わりに多くの〈冒険者〉達との交流を築いている。
〈ホネスティ〉の中では数少ない人格者の一人で、常に中立の立場を取っている。
武力に欠しいギルドメンバーの中では戦闘能力に突出した存在で、レイドリーダーを兼任するくらいまで頼りにされているが、本人はあまり戦闘に積極的ではない。誠実なプレースタイルで、隙の無い攻撃と防御能力で敵を薙ぎ倒す、安定性と破壊力に優れている正統派アタッカー。
アニメ第9話で登場、アインスの側近の一人として〈円卓会議〉に参列した。初心者プレイヤー強化合宿にも引率メンバーとして同行。
◆&aname(菜穂美){菜穂美}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈占い師〉
〈ホネスティ〉所属の女性。アインスの側近のひとりとしてギルド運営や〈円卓会議〉との折衝などにも関わる人物。
頭髪はバラの花のように大きく盛られ、同じく花弁をモチーフにした、西洋の宮廷服のような服装で全体的に絢爛豪華な見た目。いつもけだるげな表情を浮かべ、優雅な所作もあいまっていつの間にやらギルド内外で「マダム」と呼ばれるようになっていた。低めの声で誤解されがちだがプレイヤーも女性。
戦闘では〈剣の乙女〉を中心に、光輝属性メインの召喚術を操り、攻撃から回復までマルチにこなす万能型。手にした扇〈天光の舞扇〉も光輝属性の魔法を大きく増幅する秘法級アイテムである。
趣味は占いで、ひとりの時間にはもくもくとカードをめくり、思索にふけっている様子が見られる。その技能を活かして多くのギルドの女性メンバーの相談に乗ることも多々あり、その優雅さとあいまって女性ファンが多い。高山三佐とも仲が良く、自身が開くお茶会に招待する事もある。
現実世界では、イギリス出身の帰国子女である女子大生。裕福な家でお嬢様として蝶よ花よと育てられ、大人しく可憐な美女に成長した。しかし、それが祟ったのか、敷地外についての事情にはあまり詳しくなく、やや内気でコミュ障な性格になってしまい、周囲から浮いてしまう。しかし、知人に紹介された〈エルダー・テイル〉を紹介され始めた事により、その交流関係が徐々に広まっていった。
アニメ第9話で登場、アインスの側近の一人として〈円卓会議〉に参列した。
◆&aname(TOSHI){TOSHI}
声-山本翔太
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
〈ホネスティ〉所属の男性。アインスの側近の一人。皮肉屋で厳格な性格。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。
◆&aname(はるはる){はるはる}
声-鷄冠井美智子
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈ホネスティ〉所属の女性[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。アインスの側近の一人。毒舌で合理的な面が多い。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。
◆&aname(吉介){吉介}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈ホネスティ〉所属の男性[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。
◆&aname(クールジェット){クールジェット}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈ホネスティ〉所属の男性〈エルフ〉。殺人鬼にやられた捕縛巡視隊の一人。
アニメ2期第5話で登場。
◆&aname(部長){部長}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》
〈ホネスティ〉所属の男性。モンスターの容態を研究している。
◆&aname(セーシリア){セーシリア}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈ホネスティ〉所属の女性[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]。主にギルド内での会計を担当。金髪の美女。
◆&aname(シモン){シモン}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》
〈ホネスティ〉所属の男性[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]。喧しい性格で、若者に嫌われがち。
◆&aname(那須){那須}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈ホネスティ〉所属の男性。研究者風の男。
◆&aname(究理){究理}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈ホネスティ〉所属の女性。研究者風の女。
◆&aname(レッドバトラー){レッドバトラー}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈ホネスティ〉所属の少年[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]。赤毛色の髪と尻尾が特徴。
◆&aname(十条=シロガネ){十条=シロガネ}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈ホネスティ〉所属の男性。執事の衣装を身に纏った紳士的な性格をしているが、実はむっつりスケベ。
◆&aname(葉桜){葉桜}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
〈ホネスティ〉所属の女性。ナイスバディな肝っ玉母さん。
◆&aname(セシル){セシル}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
〈ホネスティ〉所属の男性。真面目な戦闘員。
◆&aname(ローズ・リーフ){ローズ・リーフ}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》
〈ホネスティ〉所属の女性。冷静沈着な戦闘員。
◆&aname(ケイタ){ケイタ}
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈ホネスティ〉所属の少年。真面目かつ融通の利かない委員長気質。
◆&aname(フェラク=グンドゥ){フェラク=グンドゥ}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》
〈ホネスティ〉所属の少年。《妖精の輪》の探索班の一人。無口で無愛想だが、アインスに対しては過保護気味。
◆&aname(ベンヤミン・D・イズラエリ){ベンヤミン・D・イズラエリ}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈ホネスティ〉所属の少年。マイペースで掴み所の無い性格。
◆&aname(ロマノフ){ロマノフ}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
〈ホネスティ〉所属の少年。アインスの護衛。毒舌で人間嫌いな一面を見せる。
◆&aname(ゆな子){ゆな子}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》
〈ホネスティ〉所属の少女。中堅クラスの〈冒険者〉。極度の泣き虫で弱気な性格。
◆&aname(モノノフ23号){モノノフ23号}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈ホネスティ〉所属の男性。考古学者志望の大学生。
◆&aname(土方歳三){土方歳三}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
〈ホネスティ〉所属の下級幹部の男性。
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*・ススキノの街
**■[[〈シルバーソード〉>>戦闘系ギルド#シルバーソード]]
◆[[“ミスリル・アイズ”ウィリアム=マサチューセッツ>>ウィリアム=マサチューセッツ]]&aname(ウィリアム=マサチューセッツ){}
声-中村悠一
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈狩人〉
〈シルバーソード〉のギルドマスター。若き野戦司令官、“ミスリルアイズ”の二つ名を持つ[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の狙撃手。身長185cm、レベル95。エルフ族特有の尖った耳とアッシュブロンドの総髪を持つ若君風のハンサム。細身で長髪のためややもすれば女性的に思えるかもしれないが、野性的な表情のせいでそうは見えない。
エルフ族特有の尖った耳と総髪の銀髪を持つ若君風のハンサムだが、相当短気で喧嘩早い。常時鋭い表情をしているが、不機嫌というわけではなく、その表情からは想像できないほどギルドメンバーや周囲のことを考えている。
[[〈暗殺者〉>>〈暗殺者〉]]の中でも[[アカツキ>>アカツキ]]などの戦闘スタイルとは対極的な、弓術を極めた〈狩人〉。得意の遠距離射撃の攻撃力は、近接暗殺術に長けたアカツキなどに一歩も引けをとらない。得意技は〈ラピッドショット〉による抜き打ちで、機動戦闘もこなす。
性格は短気で喧嘩早いところもあるが、それは自分の大事な仲間を守りたいという防衛思考から発するもので、内面はギルドメンバーや周囲に対する思いやりが大きい。常時鋭い表情をしているが、不機嫌というわけではなく、どちらかと言うと自分に対する劣等感をごまかすための虚勢という部分が大きい。ススキノでの様々な事件を経て、仲間の前では柔らかい表情を見せるようになってきた。
[[アキバ]]の街の五大戦闘ギルドのひとつ〈シルバーソード〉代表として[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]に招待を受けたが、これを切り捨てて会議中に席を立ったため、〈円卓会議〉11ギルドマスターにはならなかった。その後、[[ススキノ>>ススキノ]]に拠点を移し、その際に[[デミクァス>>デミクァス]]を圧倒的な実力差で潰した。
11・12月の[[〈奈落の参道〉>>〈奈落の参道〉]]の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]](レイド)にはメンバー19人を率い参加し、攻略部隊の総指揮を務める。ある出来事を経て、仲間たちとの絆はより深く確かなものへとなり、ギルドの仲間を始めデミクァス、[[シロエ>>シロエ]]らと共にレイドを攻略。シロエがススキノを去る際には、彼らしく遠まわしに「何かあったら連絡しろ」という意味の言葉を告げた。
ススキノの街での〈大地人〉人気は相当なもので、どこかのエルフ王国の流浪の王子なのではないか? と噂されている(もちろん事実ではないが)。
現実世界では、口下手で友人を作れなかった高校生(16歳)。[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]を始めて2年だが、周りがドン引きするほど〈エルダー・テイル〉に熱を入れ、新進気鋭のギルド〈シルバーソード〉を築き上げる。[[〈放蕩者の茶会〉>>〈放蕩者の茶会〉]]とそのメンバーに憧れと尊敬の念を抱いていた。
◆&aname(ディンクロン){ディンクロン}
声-梶川翔平
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈騎士〉
〈シルバーソード〉の専任防御役、ギルド内でも有数の優男。レベル94の[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。身長190cm。[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の専任防御役。職業は〈守護戦士〉かつ〈騎士〉であり、作中に登場するハイエンドレベルの綺羅星のような前衛タンクであるクラスティ、アイザック、直継などと比べても何ら引けをとらない実力の持ち主。
幻想級の重鎧〈不壊なるもの〉《アンブレイカブル》と盾〈白夜の虹壁〉に身を包み、絶対の防御力をもって仲間を守りぬく〈シルバーソード〉の守護神。武器は幻想級の長剣〈ユウェールブルーム〉、得意技は〈ステディブルワーク〉。
見かけは身長190cm、ブロンドの爽やかな容姿を持つ優男の〈エルフ〉であり、〈大地人〉のあいだでは「花冠の騎士」と呼ばれることもある。
[[〈奈落の参道〉>>〈奈落の参道〉]]の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]に参加、第一パーティの先頭を務める。
性格は(戦闘時以外はとくに)穏やかで紳士的であり、微笑みを絶やさず声を荒げることはめったにない。ギルド内では立ち上げの古参メンバーでも有ることから、頼りがいの有る青年代表といった立ち位置である。
もっとも浮世には内面を見透かされていて「遠慮しぃなちょっとトロい田舎のお兄ちゃん」だと言われている。ディンクロン自身もそれは否定できないと思っている。
アニメ第9話にも登場、ウィリアムの側近の一人として[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]に参列した。
web版では途中から、「ブロンズブロック」から「ディンクロン」へ名前が変更。
◆&aname(浮世){浮世}
声-佐藤奏美
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈メイド〉
〈シルバーソード〉のメインヒーラー二枚看板の一人。レベル95の女性[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。遠目にも目立つメイド服に身を包み、藍色の長い髪と切れ長な瞳とあいまって凛々しい美女。、毅然とした印象を感じさせるが職業は盾役のみならず戦場全体を含めた様々な回復呪文を操る〈施療神官〉。〈シルバーソード〉のヒロイン役(?)。
武器は幻想級短杖(見た目は金棒)の〈温羅の小枝〉、装備はホワイトブリム、短いスカート、サイハイブーツ。戦闘スタイルは広域防御・回復特化型で、〈セイクリッドウォール〉といった範囲系防御魔法を強化している。
高飛車な言動をする反面意外なほどに面倒見がよく、ギルド内に限らず[[ススキノ>>ススキノ]]の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]にも人気がある。戦闘においてもその気配りスキルは遺憾なく発揮され、手ごわい戦闘ほどそのヒールワークが輝く。高慢気味な言動をするが面倒見がよく、ギルド内では「みんなのお姉さん」ポジションとなっている。メイドだから、家事や料理をするわけではないので「みんなのお母さん」ポジションではない。そもそも、『メイド』と言う職業柄自体、あまり理解していないらしく、メイドとしての役割は完全に死んでおり、ほぼコスプレに近くなっている。
その性格や立ち位置上、〈シルバーソード〉のほぼ全員の弱みを握り上から目線で接することが出来るのだが、唯一苦手なのはウィリアムであり、純真な輝きに照らされて自分の醜さを認識してしまうのだとか。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。
現実世界ではウェイトレスのバイトをしながら活動している人気絶頂中のコスプレイヤー。
◆&aname(東湖){東湖}
声-村田太志
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈符術師〉
気鋭の戦闘系ギルド、〈シルバーソード〉のメインヒーラー二枚看板の一人。〈エルフ〉の〈神祇官〉で、戦闘時も日常生活も和装にこだわる。眼鏡と着流しが粋な若旦那といった風情。レベル94。
穏やかな笑顔を絶やさない青年で、その思慮深さから、ギルドメンバーからの信頼も厚い。
戦闘では相手の動きを先読みし、ダメージ遮断魔法を展開する見極めに抜群のセンスを見せる。その堅実なヒールワークから、レイドではメインタンクのディンクロンを直接支える重要な役回りを務める。
〈シルバーソード〉でも古参の一人で、「年長組」の代表格。実年齢はさほど高くないはずなのだが、その振舞いや雰囲気から、いつの間にか皆の相談役のような立ち位置に収まっている。
高校生以下の「年少組」ギルドメンバーに「年長組」が基礎教養を教える「銀剣塾」を発案し、彼自身は歴史を担当している。
異世界で元の世界の歴史なんて何の意味があるんだよー、と(主に羅睺丸やポロロッカから)の抗議もあるが、「ヤマトの歴史は日本の歴史をベースにしている部分もあります。何より、歴史は人間の行動パターンの集積。それを学べば、未来を知る手がかりになったりするのですよ」とのこと。
好物はダシの効いたお味噌汁。〈冒険者〉になっても、現実世界同様に冷え性に悩んでいる。天敵にして最強の好敵手はこたつ。
〈大地人〉相手に低レベルの符を販売したことから、ススキノでは「若先生」と呼びかけられることも。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。
◆&aname(アザレア){アザレア}
声-室元気
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈裁縫師〉
大規模戦闘ギルド〈シルバーソード〉に所属する〈シルバーソード〉所属の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]。跳ねがちな藤色の癖っ毛と中性的な顔立ちが特徴の〈召喚術師〉で、戦闘ではなく偵察などにも用いる広範な召喚術を操る、男性の[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]。武器はロッド。腰から腕にかけて収納スペースが多い。レベル94。
腰から腕にかけて、収納スペースの多い、たっぷりとしたローブをまとう。収納の中には、おかしや裁縫道具、道端に落ちていた木の実にメモ帳と、さまざまなものが雑然と詰め込まれており、仲間たちからは「アザレアポケット」と呼ばれている。
アラクネや、ゴーレムといった、回復、防御に強い従者を駆使してメインタンクを支えるような、持久戦を得意とする。そのため、レイドではメインタンクパーティに配置されることが多い。また〈ファンタズマルヒール〉という魔法職には珍しい回復呪文を熟練した補助ヒーラーでもある。
サブ職業だけでなく、実際にも裁縫が得意で、手縫いの衣装を従者に着せていることも(断られることも多いのだが)。
性格はマイペースなのんびり屋。しかし、ときどき周りが驚くような深い知識を披露することもあり、経歴の知れないミステリアスな青年として、ギルドでも独特の存在感を放っている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。
◆&aname(ハイランドスカイ){ハイランドスカイ}
声-斎藤寛仁
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》|サブ職業|〈カースブレイド〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94の男性[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]。武器は戦斧、腰にはクナイを下げている。得意技は〈スウェルバックラー〉。至って地味な武装で、〈シルバーソード〉のファンが多いススキノの〈大地人〉の中でも、残念ながら知名度は低い。
シールドビルドの〈盗剣士〉で、普段はアタッカーとして行動しつつ、メインタンクであるディンクロンが倒れたときには、盾を駆使してサブタンクパーティがフォローに入るまでの時間稼ぎを担当する。
目立つ出番は多くないが、いざその役目を果たすとまず短時間で死亡するという損な役回りだ。だが、彼の稼いだ数秒で、メインヒーラーがディンクロンを蘇生する、あるいは、サブタンクがヘイトを引きつけるなどして、ギルドメンバーは戦いを続けることができるのである。
彼の真価が発揮されるのは敵が予想外の行動をとったときであり、いかなるときも淡々とマイペースに役目をこなす仕事ぶりに、仲間からの信頼は厚い。地味な武装も、前面に立つ機会の少なさからコストパフォーマンスを優先した選択である。
結果として、外からは「何をしているのかよくわからない地味なメンバー」として見られがちだが、彼はそれを気にする様子もない。曰く「戦況は俺が活躍しないのが一番っすからね」だそうである。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。
◆&aname(えんかーたんと){えんかーたんと}
声-佐々健太
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈錬金術師〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94の男性[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]。大太鼓を背負い、大きなバチを持っている。灰色に黒のぶちが入った毛並みの〈猫人族〉で、大きな太鼓を背負っている。ふくよかな体躯とコミカルな表情から、仲間からは着ぐるみのような外見、と称される。見た目どおりの大らかな性格で、動作もしゃべりもゆったりしているが、ときおりその口調のままドキリとする鋭い一言を放つことがある。得意技は〈慈母のアンセム〉。
戦闘でも〈慈母のアンセム〉をはじめとした治癒・補助系の援護歌を軸に、パーティのヒールワークをがっちりと支えている。ギルドメンバーでも一部しか知らないことであるが、のんびりした言動はロールプレイの一環であり、その裏で冷徹に現状を分析し的確な行動をとることができる。〈ブリガンディア〉によって荒れ果てたススキノに到着したとき「いま、この街に必要なのは希望なんだよ」とつぶやき、〈吟遊詩人〉を集めて即興のライヴを行った彼の姿は、多くの者たちに安息を与える希望の灯となったことだろう。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第一パーティのメンバー。
◆&aname(ヴォイネン){ヴォイネン}
声-拝真之介
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈バイキング〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の古参プレイヤーにして最年長。人懐っこい顔の男性[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]でレベル94。武器は大斧。得意技は〈ハーニングバイト〉。
豊かな髭を蓄えたドワーフ男性。屈強な体躯と、親しみやすいつぶらな瞳がトレードマーク。
斧を用いた武器攻撃と、脈動回復魔法を使った支援で攻防に活躍するオールラウンド型のレイダー。
めったに声を荒げることのない温和な性格で〈奈落の参道〉の大規模戦闘では、その性格を買われ、デミクァスとシロエという一触即発の火種を抱えたメンバーの緩衝材になるべく、彼らと同じパーティに配置された。掃除洗濯はかなり得意。
[[〈奈落の参道〉>>〈奈落の参道〉]]の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]では、[[シロエ>>シロエ]]達と同じ第二パーティのメンバー。
web版では「ルギウス」だったが、書籍では「ヴォイネン」に名前が変更。
◆&aname(フェデリコ){フェデリコ}
声-佐々健太
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》|サブ職業|〈料理人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉古参プレイヤーの男性[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]でレベル95。髭を蓄えた〈狐尾族〉の青年で、一見ぶっきらぼうな印象。だが、話してみれば付き合いのよい好青年。
レイドでは、ボスを取り巻く雑魚の掃討と、バッドステータスによるボスの弱体化を担当する。ハイランドスカイと並んで、地味ながら堅実なプレイで味方をサポートする縁の下の力持ち。
〈大災害〉前は戦闘系のサブ職業だったが、〈円卓会議〉設立後、ススキノ遠征に先立って、同じギルドの〈料理人〉であるボロネーゼ親方一人に全ての調理を行わせるのは大変だからと、〈料理人〉に転職した。
地球世界では一人暮らしの新米料理人で、修行時代からの特訓も重ねてから、料理には凝っているようだ。現在は、好き嫌いの激しいポロロッカやウィリアムの栄養バランスを考え、様々な苦手克服料理を考案するのが楽しくなっているとか。
「レイドはリソース配分の計算。効率の問題」等々の言動で、ギルド女性陣から「理系脳」の称号を賜っている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘では、シロエ達と同じ第二パーティのメンバー。
◆&aname(順三){順三}
声-山本翔太
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈決闘者〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]。レベル95の男性[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]。武器は両刃の薙刀。得意技は〈火車の太刀〉。
一見強面の〈狼牙族〉で、いかめしい表情をしていることが多い。持ち手の両端に刃のついた異形の薙刀を振るい、戦場では咆哮で敵を引き寄せながら、竜巻のように周囲の敵を切り刻む。
普段は口数少ない落ち着いた壮年の男性だが、甘味に目がなく、菓子や果物が絡むととたんに饒舌かつ挙動不審になる。ついたあだ名は「スイーツ侍」。アキバからススキノへの過酷な旅の中で、彼の甘味への嗅覚と発見は、一行をずいぶんと和ませたとか。
甘いものが絡まなければいたって思慮深い大人であり、東湖、プロメシュースらとともに、複雑な〈大災害〉後の政治的状況の中、ギルドの先行きについて検討するブレインの一人でもある。
[[〈奈落の参道〉>>〈奈落の参道〉]]の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]に参加、第三パーティのメンバー。
◆&aname(オーディソ){オーディソ}
声-室元気
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈ルーンナイト〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94の[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]。武器は細いロッド。得意技は〈コールストーム〉。茶色の髪の毛を編み込んで背中に長くたらし、ゆったりとした装束をまとった姿はネイティブアメリカンのシャーマンを思わせる。つかみどころのないマイペースな性格で、何も考えていないように見える裏で深謀遠慮を巡らせているようにも見えるがその実あまり考えていない。
種族を法儀族にしたのもサブ職業がルーンナイトなのも、なんとなくかっこよかったから、というのが本人の弁。戦闘となれば手にしたロッドから魔法を次々と撃ちだす攻撃よりの〈森呪使い〉となるが、「ほーい」「そーれー」と気の抜けた掛け声のために周囲をイライラさせることも。やる気がないと誤解されることもあるが、目標達成への執着は人一倍強く、何度失敗しようとも諦めない粘り強さを備えている。熾烈なレイドにおいて、彼の見せる驚異的な粘りが勝利への突破口になったことは一度や二度ではなく、ウィリアムからも「オーディソが俺より先に倒れるわけがねえ」と直属パーティのヒーラーに指名されるほど信頼を得ている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。
◆&aname(ボロネーゼ親方){ボロネーゼ親方}
声-中田譲治
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈料理人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の〈冒険者〉。レベル95の男性[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]。武器は肉断ち包丁。得意技は〈ヴェノムストライク〉。白地に茶の入った毛並みの〈猫人族〉男性で、小柄な体躯から子供と勘違いされやすいがれっきとした大人である。
戦時は〈暗殺者〉として(彼の体格からすれば)巨大な肉断ち包丁を振るい、平時においてはギルドの胃袋を支える〈料理人〉として腕をふるう。料理に関しては妥協を許さない性格で気難しい面もあるが、食べて喜んでくれる人の顔を見ながら料理についてのうんちくを語るのがなにより好き。〈奈落の参道〉における過酷な連戦にもかかわらずメンバーの士気が保てたのは、彼の作るおいしい料理によるところも大きい。〈大地人〉の子供たちからは、同じく〈猫人族〉のえんたーかんとと区別するため「猫のおじちゃんの小さいほう」と呼ばれて親しまれている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。
◆&aname(細雪){細雪}
声-拝真之介
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈祈り手〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル95で[[〈人間〉>>〈人間〉]]の男性。武器は杖。得意技は〈従者召喚:カーバンクル〉。
屈強な体格と長身、への字口に眉間の皺、しかめ面で、あまり社交的ではない見た目の男性。
レイドでは〈召喚術師〉としての活躍だけでなく、持前の時間感覚を生かし、敵の攻撃間隔を測るカウント役をこなす。朗々と数え上げられる彼のカウントは、時間を知らせるだけでなく、ギルド全体を落ち着かせる効果もあるようだ。
特に召喚従者であるカーバンクルに愛着があるが、現実世界でペットを飼ったことがないために扱いがわからず、いつも首のあたりを猫掴みしては、仲間たちから「動物虐待禁止!」と怒られている。
しかしカーバンクルを始め召喚獣者たちはちゃんと主人を理解してなついているようだ。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。
◆&aname(ピアニシッシモ){ピアニシッシモ}
声-村川梨衣
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈鍛冶屋〉
大規模戦闘ギルド〈シルバーソード〉に所属する〈冒険者〉。レベル94で[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の少女。武器は弓矢。得意技は〈レゾナンスビート〉。
小柄で童顔のエルフ少女。弓で後方から攻撃を行いながら、戦場を見渡して〈吟遊詩人〉の特技で支援を重ねるバッファー。また、サブ職業を活かし、苛烈なレイドで酷使される仲間の武器のメンテナンスを行うのも彼女の役目だ。
普段は引っ込み思案で控えめな性格だが、一度覚悟を決めると周りも驚くほどの芯の強さを見せる。中居河太郎、羅睺丸、ポロロッカといった、同じギルドの年下のメンバーに対しては、世話焼きな一面が顔を覗かせることも。
現在はススキノの巨人から人々を守る〈シルバーソード〉のマスコット的存在として、エッゾの〈大地人〉(特に高齢者)から、孫のようにかわいがられている。
〈供贄の黄金レイド〉以降、ギルドマスターにちょっぴりときめくことが増えたのはまだだれにも内緒だ。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第三パーティのメンバー。
◆&aname(羅喉丸){羅喉丸}
声-斎藤寛仁
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職業|〈復讐者〉
〈シルバーソード〉所属の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]。眼帯をした[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の少年で、身の丈ほどもある大太刀を振り回す。レベル95。得意技は〈木霊返し〉。
〈狼牙族〉のモットーは、「骨を斬らせてぶっ倒す」。〈木霊返し〉など、ダメージ覚悟のカウンターを重視しており、アグレッシブな戦い方を得意とする。
性格は猪突猛進で竹を割ったような性格。判断が一瞬で大雑把。ギルドではバカ扱いされていて、本人も知能を放棄したような部分が大きく、お笑いキャラとして定着している。
大人しい河太郎を「ガタ」、皮肉屋のポロロッカを「ポロ」と呼び、特にギルドメンバーの中でも気に入ってつるんでいる。
ギルド入団の理由は、「ウィリアムにPvPで負けたから」。ギルドマスターとして尊敬はしつつも、いつかは逆転勝利すべく、腕を磨いている。
似たような境遇のデミクァスに先輩風を吹かせたがり、そのせいでよく小競り合いが起きる。デミクァスの嫁であるところのウパシと、〈シルバーソード〉の物理的ツッコミ担当の浮世に強制的に止められるまでが様式美(おやくそく)となっている。
外から見ると考えなしのバカキャラと思われがちだが、いかなるときもシンプルな前向きさを忘れない、ギルドのムードメーカーでもある。
[[〈奈落の参道〉>>〈奈落の参道〉]]の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]に参加、第四パーティのメンバー。
◆&aname(中居河太郎){中居河太郎}
声-村田太志
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈木工職人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94で[[〈人間〉>>〈人間〉]]の男性。武器は弓矢。得意技は〈勾玉の神呪〉。まだ幼さの残る顔立ちの小柄な少年。切りそろえられた髪と真っ直ぐな姿勢から、礼儀正しい印象。戦闘時も平時も、和装を好む。これは〈神祇官〉というクラス特性によるところもあるが、慕っている東湖の影響もあるようだ。
かつては刀を使ったビルドだったが、ウィリアムと出会ってから、その影響で弓ビルドに変更。遠距離からの攻撃と、ダメージ遮断魔法による支援で味方の攻防を底上げする。
親友の羅睺丸いわく「ガタガタ言い訳するガタ郎」。物事を良識に照らし、理論的に考えようと努めているが、若さゆえか割り切れないことも多い悩める若人。〈シルバーソード〉の良心担当の第一に上げられることも多く、まだ十代半ばにして苦労人気質の萌芽が見て取れる。
一方で彼の「いい子気質」には、自分をまず犠牲としてしまう危うさが見え隠れしており、同じく「ギルドの良心組」の東湖やピアニシッシモは、そうした彼を心配しつつも温かく見守っている様子。苦労もするだろうし、うざがられることも有るかもしれないが〈シルバーソード〉が今のように〈大地人〉に愛されるようになった背景のひとつに彼の活躍があったことは間違いがない。
同じギルドの羅睺丸とポロロッカとは、凸凹トリオながら妙に気が合うらしく、よく行動を共にしているようだ。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。
◆&aname(ポロロッカ){ポロロッカ}
声-山下大輝
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職業|〈鎧職人〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル94。皮肉気な笑みを貼り付けた、エルフの美青年。武器は長杖。得意技は〈ライトニングチャンバー〉。
戦闘では広範囲攻撃魔法を得意とする瞬間火力役(ヌーカー/Nuker)で、主にレイドボスの取り巻きの数を減らす役割。ヌーカーとは、瞬間的に大ダメージをたたき出して適切な瞬間に敵を一掃させる役割を指す。継続的なダメージ出力を目指す一般的な火力役よりは総合的な火力は低くなるかもしれないが、敵に回復や防御の隙を与えないという意味で独特の有用性を持つ役割だ。いざという時のためにヘイトを稼がないように、普段は攻撃を控えるといった判断力が必要となる。
皮肉屋の天邪鬼で、かつてはその態度が災いして様々なギルドを転々としていた。しかし、レイドでの役割はきちんとこなす彼なりの真面目さと、プレイヤーの腕前に対しては素直に評価するゲーマー気質から、〈シルバーソード〉は彼を受け入れた。彼自身も居場所を見出したようだ。
〈大災害〉後は、偏食や虫嫌い、なんだかんだで仲間を見捨てられない性格などの面が次々と露呈し、周りから「悪ぶっている子」として微笑ましく扱われているようだ。
声や容姿は大人であるものの、言動や野菜や苦いものが嫌いな好き嫌いから、実はプレイヤーは背伸びをしたがりの子供なのではないかという噂もある。ギルドマスターのウィリアムと並んで、彼の偏食をいかに克服させるかが、〈シルバーソード〉料理班の腕の見せ所だとか。
上から目線で粋がった口調を言ってしまうという欠点があるのだがそれは弱気の裏返しであったりすることも多く「女の子だったらツンデレさんなんですけどねえ」などと言われている。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。
◆&aname(エルテンディスカ){エルテンディスカ}
声-諏訪彩花
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈調剤師〉
大規模戦闘に特化したギルド〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。
レベル95の女性[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。真っ直ぐ切りそろえられたぱっつん前髪と、口元を覆うマフラーがトレードマークのエルフ女性。
一見して地味な装いながら、たとえばマフラーは、本来は頭巾やベールのように使う幻想級頭部防具〈真夜中のクローシェ〉であるなど、多くのレイド産の強力なアイテムに身を包んでいる。ナイフなどの軽量片手武器を愛用し、不意打ちによる一撃必殺を得意とする。レイドでは、ギルドマスターらがボスに専念できるよう、取り巻きの雑魚を速やかに排除する役回りをとることが多い。
眠たげな瞳に、やや断片的な発言。マイペースなところが目立つ。口をマフラーで隠しているのは、自分の感情が表情からばれるのが恥ずかしいからだとか。
ギルドでは〈調剤師〉のサブ職業を活かして、ポーションなど資材の供給に貢献するほか、〈料理人〉たちとともに仲間の健康をも気遣う。
アキバで活躍している頃、アカツキから「なんで同じ忍なのに背丈がこんなに違うのだ……」と嘆かれたとか。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。
◆&aname(プロメシュース){プロメシュース}
声-梶川翔平
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職業|〈斥候〉
気鋭の戦闘系ギルド〈シルバーソード〉の〈冒険者〉。レベル95。幻想級ローブ〈メイザースのレオタード〉、裾の広いマントのような装備、色の薄い長髪を後ろで一つに結んでいる。身長192cm。武器は幻想級長杖の〈輪詩の杖〉、魔法の指輪を装備。ギルド最古参のメンバーで、ギルドマスターであるウィリアムを支える、事実上の副官とみられている。
幻想級ローブ〈メイザースのレオタード〉に身を包み、マントを翻す様はインパクト大。本人はいつも機嫌が良さそうにリズムをとったり流行歌を口ずさんだりしている。自分の内心をはぐらかすことが多いがウィリアムをからかうときは目を輝かせる。
レイドでは作戦の立案と、広域攻撃魔法による面制圧を担当する。
〈シルバーソード〉のギルドの方針決定は合議で行うが、その中でも彼とウィリアム、ディンクロン、浮世の四人は最初期からのメンバーとして特に強い影響を持っている。ギルドを車にたとえるならば、ウィリアムがアクセルを踏み、プロメシュースがハンドリングをし、浮世がブレーキを踏み、ディンクロンがいざ衝突が起きたときのバンパーになる……というのが、彼らの主な役割分担だ。
ウィリアムが〈円卓会議〉を蹴り、アキバを出ると決めたとき、真っ先にススキノ行きを提言したのはプロメシュースだった。レイドに向いた地方としては他にも西側に幾つか候補があったが、いち早くウェストランデのキナ臭い情勢を嗅ぎ取り、〈冒険者〉同士の政治の影響を受けにくい北をギルドマスターに勧めたといわれる。ウィリアムの真っ直ぐな熱意が〈シルバーソード〉をけん引しているのは事実だが、その影には、プロメシュースの細かな配慮が大きな役割を持っていると言えるだろう。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。
アニメ第9話にも登場、ウィリアムの側近の一人として[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]に参列した。
◆&aname(軟体系@アキバ){軟体系@アキバ}
声-山本翔太
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈筆写師〉
気鋭の戦闘系ギルド、〈シルバーソード〉所属の〈冒険者〉。レベル95の男性[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]。音楽室に飾ってありそうな中世音楽家めいたカツラに服装という、極めて独特のセンスの恰好をしている恰幅のよい男性。
名前も見た目もイロモノでありながら、その実力は超一流。優秀なプレイヤーの多いギルドの中でも彼の貢献はさらに大きく、絶妙なタイミングの支援は事実上、攻撃職二人分のダメージを叩きだしているとまで言われるほど。
独自の美学に基づく紳士的かつマイペースな言動が特徴で、音楽とおっぱいが大好き。どちらも、人を根源的に幸せにし、揺れて柔らかい、癒しの存在であるからだとかなんとか。ただし、そこそこ発言のTPOは弁えるし、覗き見ようとしたり、同意もなく触れたりしようとはしない。イエスおっぱいノータッチ。
〈奈落の参道〉では、”おぱんつ騎士”直継と、嗜好の垣根を超えたオープンすけべ同盟を結成、大いに盛り上がっては浮世に教育的制裁を受けていた。
現実世界では作曲家であったらしく、たまにすごく本格的に名曲を作る。動画勢でもあるが実際に指揮をおこなってしまう玄人。
最近の本人快心の出来は、〈D.D.D〉から直々に作曲依頼があったという、「ミサおねえさんのテーマ」。ノリノリで作ったが、ミサおねえさんが誰なのか彼は知らない。
〈奈落の参道〉の大規模戦闘に参加、第四パーティのメンバー。武器は西洋剣。
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*・海外
**■[[〈楽浪狼騎兵〉>>戦闘系ギルド#楽浪狼騎兵]]
◆&aname(朱桓){朱桓(ジュホワン)}
〈楽浪狼騎兵〉のギルドマスター。
◆&aname(春翠){春翠(チュンルウ)}
声-加隈亜衣
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈楽浪狼騎兵〉に所属する巡廻師の女性[[〈施療神官〉>>〈施療神官〉]]。[[〈灰斑犬鬼〉>>〈灰斑犬鬼〉]]に襲われて全滅したキャラバンの生き残り。
護衛対象のジュウハと[[カナミ>>その他(人物)#カナミ]]達とともに、〈馬乳の都〉(シーマァナイクィ)へと向かうこととなった。
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2024-03-18T08:11:47+09:00
1710717107
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その他(人物)
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/32.html
#contents_line()
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*■[[〈放蕩者の茶会〉《デボーチェリ・ティーパーティー》>>その他(組織)#放蕩者の茶会]]
◆[[シロエ>>シロエ]]
◆[[直継>>直継]]
◆[[にゃん太>>にゃん太]]
◆[[ソウジロウ=セタ>>ソウジロウ=セタ]]
◆[[ナズナ>>ナズナ]]
◆[[インティクス(秧鶏)>>ミナミPlant Hwyaden#秧鶏]]
◆[[カズ彦>>ミナミPlant Hwyaden#カズ彦]]
◆[[KR>>KR]]
以上の人物についてはリンク先参照。
◆[[カナミ/KANAMI>>カナミ]]&aname(カナミ){}
声-井上麻里奈
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》|サブ職|〈料理人〉
〈放蕩者の茶会〉の元リーダー。腕にはガントレット、服はショートタンクトップにホットパンツという露出度の高い装備。髪は太い三つ編みでひとまとめにしており身長は170cm。
一時期[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]から離れていたが、西欧サーバで新キャラ・KANAMIを作成してゲームに復帰していた。その性格は傍若無人。KRにも〈放蕩者の茶会〉は率いていたのではなくひっかきまわしていたのだと言われている。
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]も[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も区別しない優しさと、自分の感じた思いを躊躇無く口に出せる芯の強さを持つ。何事においても真剣かつ全力で、いつの間にか周囲を巻き込んでしまう陽気なカリスマのある女性。
[[口伝>>口伝]]・[[〈コンプレッションコンボ〉>>〈コンプレッションコンボ〉]]は、スキルを手動で発動させ、さらに数種類のスキル及び動作を圧縮短縮し組み合わせる戦闘技術。ゲーム時代ではありえないコンボを駆使して戦い、その結果戦闘において驚異的なダメージを叩き出す。
〈茶会〉当時はメイン職業[[〈盗剣士〉>>〈盗剣士〉]]《スワッシュバックラー》/サブ職業〈七陸走破〉。身長168cm、カンフーっぽい上着、太腿部分が太いズボン、ゲートル、長槍、三度笠、チャイナ三つ編みという容姿だった。
現実世界でもびっくりするぐらい美人だが、それを台無しにするほど残念な女性。現実世界のオフ会でも全く変わらぬノリで茶会の面々を振り回していたらしい。
実は既婚者で、三年前に結婚していた。夫はドイツ人で、世界的にも有名な医師だが、カナミ曰く『かなりハンサムだがすね毛が濃いのとテンションが高すぎるのが難点』らしい。彼との間に三歳になる娘がいる。
大災害時ログインしていなかったメンバーのゲーム時代の容姿(ままれアンソロより)
◆&aname(忍冬){忍冬《すいかずら》}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職|〈生還者〉
胸が大きい[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の女性。装備は赤系統の金属鎧+方天画戟。通称『スイカ姉さん』。168cm。
所属ギルドは〈ラッキースター〉。
現実世界では主婦の女性。〈茶会〉のオフ会に参加しているためおそらく東京在住。
◆&aname(五郎八郎){五郎八郎《ごろうはちろう》}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》|サブ職|〈浪人〉
金髪総髪ちょんまげの男性[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。装備は南蛮鉄の大鎧一式に野太刀と脇差、歌舞伎のような大きな傘。忍冬とはリアル夫婦で、尻に敷かれている。173cm。
(アニメ第5話のシロエのフレンドリストには、所属ギルド〈プレビオス〉の五郎八朗がいるが同一人物かは不明)
◆&aname(隼人){隼人《はやと》}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》|サブ職|〈水兵〉
がっしり体型でオールバックの男性[[〈ヒューマン〉>>〈人間〉]]。迷彩パンツに黒のランニングシャツ、大きなガントレットを装備。忍冬の舎弟を自認。160cm。
◆&aname(ぬるかん){ぬるかん}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》|サブ職|〈醸造職人〉
黒豹頭の[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]。装備はロングのチャイナカンフー着と2mの棒。202cm。
◆&aname(アイヒェ){アイヒェ}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職|〈毒使い〉
パイナップルヘアーの[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]の男性。革製のアーマーとショートボウを装備、腰周りに荷物が多い。169cm。
◆&aname(トゥリ){トゥリ}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職|〈砲撃士〉
[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]のショタっ子。装備は皮鎧と超弩級ボウガン、大きな首輪を付けている。145cm。
◆&aname(菘){菘《すずな》}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職|〈歌姫〉
トランジスタグラマーな[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の女性。着物袴+エプロン=和メイド。ソウジロウLOVE。157cm。
◆&aname(ウィスラー){ウィスラー}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職|〈太公望〉
中肉中背の男性[[〈ヒューマン〉>>〈人間〉]]。羽飾りのついた赤いつば広帽子、皮鎧、ケープマント、腰にはレイピア。三銃士風のイメージ。173cm。
◆&aname(沙姫){沙姫《さき》}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職|〈細工師〉
太眉&金髪ツインのチビロリ[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]のお嬢様。装備はサイズオーバーのプレートアーマーに巨大斧。117cm。
ナズナ、ソウジロウとともに、[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]]を立ち上げた初期メンバー。ソウジロウLOVE。
〈茶会〉時代は〈GANG2O〉というギルドに所属していた。
◆&aname(ストールボーン){ストールボーン}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職|〈坑夫〉
角刈りの男性〈ドワーフ〉。装備は、黒い鬣の飾りがついた赤銅色の兜、丸っこいラインのどっしりした全身鎧、円い盾、大きなメイス。138cm。
◆&aname(カーム・H・デール){カーム・H・デール}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職|〈学者〉
乳白色の長髪をリボンで編み込んでいる[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の男性。装備はアオザイ風味衣装に、腕や脛の辺りは黒い革ベルトでぐるぐる巻き。武器は鞭。162cm。
◆&aname(ぎんがみ){ぎんがみ}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職|不明
銀髪オールバックの[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の男性。モミアゲが凄い。インディアンの民族衣装めいた軽装で、仰々しい装飾がいっぱいついたスタッフが武器。167cm。
◆&aname(月音){月音《つきね》}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職|〈占い師〉
肩口までの白髪と三毛猫耳[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]。弓道着と一本歯の下駄を装備、武器は和弓。143cm。
◆&aname(★鞍馬☆){★鞍馬☆《くらま》}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職|〈符術師〉
一見女に見えるナルシスト。[[〈ヒューマン〉>>〈人間〉]]の男性。平安貴族風のフィクション陰陽師装束、左手には魔法具の扇。167cm。
◆&aname(ゆーこ){ゆーこ}
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》|サブ職|〈幼子〉
三つ編み一つ結びの女性[[〈ヒューマン〉>>〈人間〉]]。体型はぺったんこ委員長。装備は、ベージュのブラウスに茶色のケープ、宝石のついた高級そうな杖。142cm。
◆&aname(詠){詠《よみ》}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職|〈死霊使い〉
スレンダー体型な女性。ロングの赤髪で目元がばっさり隠れている。黒のみのドレスにガラスの靴、武器は骨で出来た大鎌。ソウジロウLOVE。172cm。
所属ギルドは[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]]。
◆&aname(タイガー丸){タイガー丸}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職|〈料理人〉
トトロ体型な[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の男性。虎を模した装飾がついたローブに大きなリュックサック、短いロッドを装備。210cm。
所属ギルドは〈ポンポンペインズ〉。
◆&aname(ラムマトン){ラムマトン}
|メイン職業|〈付与術師〉〈エンチャンター〉|サブ職|〈薬剤師〉
中肉の男性〈法儀族〉。装備はつばの広いとんがり帽子、くるぶしまでのだぶっとしたローブ、ぼこぼことした樫の杖。198cm。
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*■無所属・所属不明
◆&aname(ラーニャ){ラーニャ}
[[レイネシア>>レイネシア]]の部屋のお茶会に訪れる女性〈冒険者〉の一人。
◆&aname(マグス){マグス}
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
ギルド未所属の眼鏡をかけた青年。戦闘系ギルド、悪徳ギルド、PKギルド間での〈EXPポット〉の橋渡し役。また死からの復活を広め、PK行為を促した張本人でもある。
対人恐怖症であり、他人と直接関わることのないゲームの世界に逃げ込んでいたが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]によって[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]の世界が現実と変わらない状況になり絶望する。そんな中、その状況をゲームを買ってもらった子供のように喜ぶ[[ソウジロウ>>ソウジロウ=セタ]]を見て、〈大災害〉後の世界もゲームであると思い込むようにした。ソウジロウの側で彼を楽しませることで、不安を感じずにいられるため[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]]とソウジロウに執着する。最終的に[[〈ハーメルン〉>>中小ギルド(組織)#ハーメルン]]には見限られ、ソウジロウ自身からこの世界は現実だと突きつけられる。
「仲間」の関係を恐れていたが、パッシータやコーザのような自身を仲間だと思ってくれる人が存在することに気づいた。
キャラクターの性別は男性だが、実は現実世界のプレイヤー本人は女性。後日、〈外観再決定ポーション〉で性別を女性にした。男性時との違いは髪の長さぐらいで、他はほとんど変化なし。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(パッシータ){パッシータ}
元〈ハーメルン〉所属の男性。マグスと手を組んで〈EXPポット〉を他ギルドへ提供していた。
〈大災害〉後しばらくは、ストレスや欲求を弱い者や気にくわない相手に向けていたが、〈ハーメルン〉脱退後はそのこと関して自責の念を抱く。
マグスに駒扱いされていたということ知っても、彼のことは仲間だと思っている。そのためマグスを平気で使い捨てるようなギルドに嫌気がさし、コーザと共に〈ハーメルン〉を脱退する。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(コーザ){コーザ}
元〈ハーメルン〉所属の男性。童貞。
主にマグスやパッシータと行動していたが、ギルドがマグスを見限り、それに伴いパッシータが脱退したため用済みになったらしい。パッシータと共に〈ハーメルン〉から脱退した。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
◆&aname(虹幻ダイバー){虹幻ダイバー}《にじげんダイバー》
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈木工職人〉
[[〈変人窟〉>>その他(組織)#変人窟]]に拠点を構える生産系ギルドに所属する[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]の男性。生産職の能力を活かして模型生産に挑む職人。最近のヒット作は「姫様フィギュア(木製)」。
◆&aname(アザリン){アザリン}
|メイン職業|〈付与術士〉《エンチャンター》|サブ職業|〈メイド〉
[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]の密偵で情報収集を担当する[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の女性。普段は各地を転々としているが[[〈アキバ冒険者斡旋所〉>>その他(組織)#アキバ冒険者斡旋所]]窓口に立つことも。
◆&aname(ウーツ=K){ウーツ=K}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈武具職人〉
困難なレシピほどやる気が上がる生粋の武器製作マニアで[[〈剣山刀樹〉>>その他(組織)#剣山刀樹]]の職人。いつも上半身裸で槌を振るっている。
◆&aname(一平太){一平太}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職業|〈木工職人〉
[[アキバ>>ヤマトの設定#アキバの街]]でも珍しい器物召喚を得意とする[[〈召喚術師〉>>〈召喚術師〉]]、〈剣山刀樹〉の職人。魔法の杖や弓、槍などのレシピ収集に余念がない。
◆&aname(フェーブラ){フェーブラ}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》|サブ職業|〈鎧職人〉
職人の手で〈幻想級〉を超える防具を作り出すことを目指す男性、[[〈256〉>>その他(組織)#256]]の職人。目を離すと、すべての生活費を素材や研究費などに費やしてしまうために、目の下に隈を作っていることも多い。
◆&aname(ミホシ){ミホシ}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈裁縫師〉
フェーブラのロマンに共感して弟子入りした[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]の女性。経済感覚の乏しい店主に代わって〈256〉の切り盛りを一手に引き受ける。
◆&aname(灰羽紫苑){“眠り猫耳”灰羽紫苑}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈細工師〉
猫耳のついたフードやカチューシャを愛用するマイペースな[[〈神祇官〉>>〈神祇官〉]]。[[〈寝寝子屋〉>>その他(組織)#寝寝子屋]]《キャットナップ》の店主。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前より「寝落ち」の常習犯だった。
◆&aname(デリカ){“鉄扇の”デリカ}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》|サブ職業|〈交易商人〉
素材収集担当の[[〈武闘家〉>>〈武闘家〉]]。[[〈アキバ大博物館〉>>その他(組織)#アキバ大博物館]]所属の女性[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]。
大地人との取引から自力での素材調達までこなすパワフルな女性。機嫌を損ねると鉄扇が飛んでくるので要注意。
◆&aname(あんどー){あんどー}
|メイン職業|〈付与術師〉《エンチャンター》|サブ職業|〈修理屋〉
元[[〈海洋機構〉>>生産系ギルド#海洋機構]]所属で現[[〈Undo〉>>その他(組織)#Undo]]の店主。[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の男性。壊れたものを修理することに無上の喜びを感じる。修理をする時のかけ声は「こんとろーる、ずぇぇっ!」である。
◆&aname(キリヤ){キリヤ}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
元[[〈シルバーソード〉>>戦闘系ギルド#シルバーソード]]の男性。
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*■海外
◆[[“ミュータント・ニンジャ・パープル”レオナルド>>レオナルド]]&aname(レオナルド){}
声-阪口周平
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職|〈配達屋〉
赤いアイマスクに忍者刀を背負い、マフラーをたなびかせた紅毛の青年[[〈暗殺者〉>>〈暗殺者〉]]。ゲーム歴5年で北米サーバーでは割と知られたキャラクターだが、その知名度は本人の強さ以上に彼の奇異な外見によるものが大きい。変装用のかぶり物シリーズである緑色のフルフェイススキン、深紅のアイマスク、緑色でコーディネートされた皮鎧などは、彼の好きな或る“ヒーロー”を表している。体躯はその“ヒーロー”(元ネタ)に忠実に設定した身長157cm・体重80kgで、アメコミヒーローらしく筋骨隆々。背の高さには自信がない。
双刀を用いた近接戦闘では全国ランキングでも上位に入る腕利き。ゲーム時代は、容姿を侮蔑したり嘲笑するような無礼者やPK達を撃退してきた。
幻想級の暗殺者専用双刀《ツインブレイド》の〈ニンジャツインフレイム〉や幻想級アクセサリ〈シオロの闇歩きベルト〉といった廃人仕様の装備。9月時点ではギルド未所属。
ビッグアップルに在住していたが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降荒廃したホームタウンに失望し[[〈妖精の輪〉>>〈妖精の輪〉]]に逃げこんだ。ところが遥か彼方中国サーバーのアオルソイまで跳ばされ、[[〈テケリの廃街〉>>テケリの廃街]]の[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]イベントにひっかかる。一人成す術もなくなったところを[[カナミ>>カナミ]]、[[エリアス>>エリアス=ハックブレード]]、[[コッペリア>>コッペリア]]らのパーティに発見され以降日本サーバー管区への旅に同行することとなる。共に旅をし行動する内に、コッペリアのことを気にかけるようになる。カナミ一行の中では常識人の部類であり、それゆえにカナミの言動に振り回されてしまっている。簡単にいえばツッコミ役。
カナミの戦闘スタイルからヒントを見い出し、〈デッドリー・ダンス〉を基盤にした独自の[[口伝>>口伝]]・[[〈パラレル・プロット〉>>〈パラレル・プロット〉]]を作り出す。
現実世界ではアベニューABCに生息する生粋のニューヨーカー。本職はエンジニア。ミッドタウンのアパートに籠ってサーバーやECサイトのメンテナンスを請け負うITワーカーのギーク。毎週マディソンスクエアパークで『Shake Shack』のバーガーを嗜むハイアー・ギークとして、[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]に熱意の全てを捧げていた。好物は寿司。
◆[[“壊れた人形(ボット)”コッペリア>>コッペリア]]&aname(コッペリア){}
声-五十嵐裕美
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職|〈戦司祭〉《ウォープリースト》
身体をヴィクトリアンメイド服に包んだ、少女姿の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]。髪型は藍色のショートカット。ターコイズを磨いたような暗群青の瞳を持つが目元は常に隠れている。 身長140cm。
回復職の中でも比較的重装備が可能な[[〈施療神官〉>>〈施療神官〉]]であるため、対霊防御性能を備えた金属製のメイド服〈ワーキングスーツ〉を普段から着用している。戦闘スタイルは防御に特化したツインシールディック。利き手には防御力上昇、逆手には回復力上昇の効果がある魔法の盾を構えている。[[カナミ>>カナミ]]の殲滅力・機動力を活かす戦闘方法が定番。
その正体は、某RMT業者が使用していたBOTアカウントの内一体。人気MMOの例に漏れず、[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]も、過去にRMTとBOTの跳梁を許してきた歴史があり、運営側の取り締まりは業界屈指の精度と厳しさであったものの、やはり完全に駆逐することはできていなかった。
人間と同じ視覚機能は持っておらず、データストリームとタグ、魂の色合いで周囲を認識している。たどたどしい話しぶりや機械的な対応は「人形めいている」という印象をあたえることもあるが、元BOTとはなかなかわからないほど人間らしくなっている。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後、西欧サーバーのレアモンスターがPOPする界隈で一切言葉を発することも無く黙々と機械的な動作で敵を殴り、ドロップを回収する、を繰り返していた。
その後、現実世界のパリに相当する都市ヴィア・デ・フルールでカナミに拾われ、以降行動をともにする。エリアス同様、カナミとの出会いは大きな転機だった。カナミのことを「マスター」と呼び、カナミにだけはまるで本物のメイドであるかのように恭しい態度で接する。
元ネタは、バレエ作品『コッペリア、あるいは琺瑯質の目をもつ乙女』(Coppélia, ou la Fille aux yeux d'émail)に登場する「コッペリア」。
◆&aname(ラピス・ストーン){“蒼星大侠”ラピス・ストーン}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》|サブ職|〈武侠〉
カザフの空を思わせるかのような蒼の装束を身に纏い、白馬に乗った男装の麗人。ある事件から失意と悲しみを抱き、仲間の元を離れて旅の相棒である白馬とともに、一人世界を旅して回っている。出身は北欧サーバーだが、そこから東欧→中国と流れて[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後は台湾に。〈大災害〉後に外部から[[〈フォルモサ島〉>>〈フォルモサ島〉]]に来た最初の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]。
“一指震江南”華輝に師事し〈南海派〉の絶技を極めた達人。秘伝級にまで高めた《内功》や《軽功》により超人的な身体能力を有する。接近戦では南海派の中でもその武技を認められた者のみに所持が許される門派の固有武器〈鰐嘴剪〉を、距離を置いての戦いでは〈流星鎚〉で2つの急所を同時攻撃する必殺の奥義《双星相輝》を用いて戦う。
その強さに反し、時には敵にさえ哀れみや悲しみを抱くほどに優しすぎる気性の持ち主。困っている人や弱者が虐げられる様を見過ごせない彼女は、行く先々で力無き人々に代わって戦っている。いつしか江湖では、見返りを求めることなく名を告げることもなく去っていく謎の侠客の存在が、英雄“蒼星大侠”の伝説として語られはじめているという。
◆&aname(姜小子){“太公钓魚”姜小子}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職|〈太公望〉(釣り人)
[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]の老人。高レベルプレイヤーながら、現在はほとんどの時間をどこかのフィールドで釣りをすることに費やしている。そこに何か意味や目的があるのか、ただの趣味なのかは判然としないが、問われても含蓄のある言葉で煙にまくばかりである。世間の動きには我関せずを決め込んでいるが、〈ユーシャンの大礼拝〉以来「空の魚を釣り上げ、もとい釣り下げる」ことに興味を示しだしたらしい。
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#tag_cloud(sort=num)
2024-02-16T12:42:17+09:00
1708054937
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ヤマトの設定
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/14.html
#contents
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*■日本での〈エルダー・テイル〉価格展開
[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]オールインワンパック:基本セット及び、拡張パックの全てが同梱の商品。価格は7800円。
拡張パック:値段は現在までの所、5400円~6200円。
月額料金:1600円
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*■一回の拡張パックで追加されるもの
&sizex(5){◆数百のゾーン}
部屋の一室が[[ゾーン>>ゾーン]]であることもあるため、この数はそこまで膨大ではない。これは10程度のダンジョン、もしくはフィールドダンジョンを含む。
&sizex(5){◆数百のNPC}
追加NPC。これはランダム配置の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]が流用されることもある。
&sizex(5){◆約二百のクエスト}
新しく設定されたNPCから受けることが出来る[[クエスト>>クエスト]]。
&sizex(5){◆数百のモンスター}
新ゾーンに配置される新[[モンスター>>モンスター]]。これらの中には多くの場合、数十種類の新しいモデリング、モーションを持ったモンスターが含まれる。
&sizex(5){◆数百のアイテム}
クエストやモンスターから得られる新しい[[アイテム>>アイテムについて]]。
&sizex(5){◆数個のレイドコンテンツ}
多くの場合、3~5個のフル[[レイド>>大規模戦闘]]コンテンツと、1~2個のレギオンレイドコンテンツが追加される。
&sizex(5){◆追加の特技}
レベル上限が拡張される場合は、拡張されたレベルに応じた追加の[[特技>>特技]]がデザインされる。
その他、拡張パックは、それぞれのテーマをもち、多くの場合大規模なシステムの拡大をもたらす。騎乗生物や、空中での旅、艦隊戦や、ギルドキャッスルの追加、AIアイテムの追加などが過去に行なわれた。
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*■日本サーバの五文化圏
[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]日本サーバ管理区域ではゲーム的なバラエティを重視した結果、1/2サイズの日本列島〈弧状列島ヤマト〉に五つの文化圏が設定されることとなった。
現実世界で云う北海道は[[〈エッゾ帝国〉>ヤマトの設定#エッゾ帝国]]、四国は[[〈フォーランド公爵領〉>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]、九州は[[〈ナインテイル自治領〉>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]。そのほかに本州の東半分を[[〈自由都市同盟イースタル〉>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]、西部を[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]が支配している。
&sizex(5){◆&aname(エッゾ帝国){〈エッゾ帝国〉}}
現実世界の北海道および青森に相当する範囲の地方名称。
北方の巨人族と絶え間ない戦いにさらされる、北の軍事帝国。人間の征服帝アル=ラーディルが拓いた若い国家でレトロな機械帝国といったイメージ。強力な機械化兵士団を擁していたが、その大半を巨人族に対抗するために辺境へ配置しており、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後まもなく首都は悪質な[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]によってその軍事力を発揮することなく制圧された。
広大な原野には無数のフィールドと手ごわいダンジョンが数多くあり、冒険の舞台としては人気だったが、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の生活の場としてはなかなかに厳しい場所である。
〈大災害〉当初、首都ススキノは武装化した〈冒険者〉の集団に制圧され実質的には無法者〈冒険者〉の支配する帝国と成り果て、多くの〈大地人〉たちはその下で労働を余儀なくされていた。しかし[[アキバ>>アキバ]]を離れた[[〈シルバーソード〉>>戦闘系ギルド#シルバーソード]]によって環境が随分改善された。
&sizex(5){◆&aname(自由都市同盟イースタル){〈自由都市同盟イースタル〉}}
現実世界の東日本に相当する範囲の地方名称。
(東京都(アキバ、マイハマの都、シブヤ)、神奈川県(ヨコハマ)、埼玉県(ヒロセの神殿街、ナロウマウント王国)、千葉県(シラハマ)、茨城県(魔法都市ツクバ)、新潟県(カシワザキ雷鳴街、サドの海洋街)、宮城県(タイハク外城、タイハク雲城)、長野県(スワの湖畔市)、福島県(コオリマの街)、群馬県(ソノハラ水門市)、栃木県(ウツルギの神前街)、岩手県(ラワロールの街)、山形県(イワフネの街、城塞都市モガミ)、秋田県(オウウの町)、山梨県(パイドパイパーリア))
本州、東日本を領土とする共同体。都市国家を統べる24人の領主たちの会議(自由都市領主会議)という形で統治を行なっている。筆頭領主は、マイハマの都を治める[[セルジアッド公爵>>セルジアッド公爵]]。年に数回、[[〈エターナルアイスの古宮廷〉>ヤマトの設定#エターナルアイスの古宮廷]]で会議を開き、大きな問題の解決に当たるが、それ以外の点では領主が自らの領地を自由に治めるという独立主義を取っている。
〈神聖皇国ウェストランデ〉とはその出自から、険悪ではないものの緊張感を持った政治的関係にある。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]において[[アキバ>>アキバ]]には[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]が設立され、領主会議はこの〈円卓会議〉と条約を結ぶことになり、〈自由都市同盟イースタル〉には新しい時代が訪れた。
&sizex(5){◆&aname(神聖皇国ウェストランデ){〈神聖皇国ウェストランデ〉}}
現実世界の西日本に相当する範囲の地方名称。
(大阪府(ミナミ)、愛知県、兵庫県、静岡県、広島県、京都府、岐阜県、岡山県、三重県、奈良県、滋賀県、石川県、富山県、和歌山県、福井県、島根県、鳥取県 )
かつてヤマト(ゲーム内での日本列島の呼称)を統治していた〈ウェストランデ皇王朝〉の血を引く斎宮家、および執政公爵家が統治を行っている。東日本に比べると中央集権的で、古代の貴族政治が色濃くその姿を止めている。[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の政治中枢は[[キョウ>ヤマトの設定#キョウの都]]であり、内裏から地方に管理を派遣し治めていた。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]をきっかけにあらわれた[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]][[濡羽>>濡羽]]の提案を受け、〈冒険者〉の凶猛な武力を押さえ込むべく大幅な融和政策に方針を転換する。〈神聖皇国ウェストランデ〉の統治機構は[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]の操り人形と化している、との噂もまことしやかに囁かれている。
現在では斎宮家の率いる神宮派、執政公爵家の率いる元老院派、そして〈Plant hwyaden〉執行部を中心とした皇剣軍派のバランスによって運営されている。
&sizex(5){◆&aname(フォーランド公爵領){〈フォーランド公爵領〉}}
現実世界での四国に相当する範囲の地方名称。
もともとは〈ウェストランデ皇王朝〉公爵家の一つ、フォーランド公爵が治めていた領地。〈フォーランド公爵領〉と呼ばれ、豊かな自然の恵みのもとに多くの人びとが暮らしていた。しかし、〈第一の森羅変転〉とその後の騒乱のなかで善の種族はほとんど放逐されてしまった。300年前の群発騒乱により、フォーランド公爵家は滅亡、つづいて〈ウェストランデ皇王朝〉自体も滅んでしまったために、現在は支配者の居ないある種の無法地帯となっている。つまり実態に対して正確に表記するならば“元”フォーランド公爵領となる。ただし、現在は〈ウェストランデ皇王朝〉の後継を自認したい〈神聖皇国ウェストランデ〉の政治的思惑により、名称が保たれて、政治的空白地帯として続いてしまっている。
島全体が荒廃しており、かつて人間が生活していた痕跡は多少の遺跡を残すのみとなっている。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の拠点も存在しないため、この地で活動する〈冒険者〉は多くない。 僅かに残った遺跡の中でも、規模の大きな[[〈ロストブリッジ〉>ヤマトの設定#ロストブリッジ]]は比較的よく知られているが、他にもフォーランド北東部の港湾施設はほぼその形を保っているため、〈冒険者〉の手で安全を確保し、再整備することで港として機能するのではないかと期待されている。
島に生息するモンスターは、みないわゆる日本の「妖怪」に似た風貌が設定されており、各エリア毎に異なる種族が勢力を伸ばしている。フォーランド島はその大半が山野に占められているが、北部を中心に幾つかの平野部があり、[[〈シアヌの廃墟〉>ヤマトの設定#シアヌの廃墟]]をはじめとしてかつて善の種族が生活していた遺跡が多数残っている。これらの領域は[[〈黒狸族〉>>〈黒狸族〉]]《ブラックラクーン》と呼ばれる人型モンスターが支配する領域となっており、いくつかの遺跡などは再利用すらされているようである。一方でそれ以外の険しい山々は、東部は「天狗」、西部は「牛頭」と称されるモンスターの領域となっていた。しかし[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降、突如島に現れた火山とともに、今までのどの種族とも異なる爬虫類や恐竜と称しても差し支えない外見のモンスターが生息範囲を急激に拡大している。フォーランド島の勢力図は急激に変化しつつあるが、大型モンスターの跋扈する魔境と化しており領内の詳細な情報を得る手段はほとんどない。
しかしこうした空白地帯であるからこそ、この地には様々な噂が絶えない。曰く、かつて巡礼の徒が歩いたとされる四十八聖地をすべて踏破することで得られる秘宝がある。曰く、全く法則性もなく多様なモンスターが湧き続ける謎の地下迷宮が存在し奥には邪神が封じられている。曰く、この地自体が巨大な幻獣の甲羅であり特定の条件下でそれと召喚契約が結べる、等々。
〈大災害〉以降、世界について、特にフォーランド島に関する情報収集は一段と困難になってしまったが、[[〈ノウアスフィアの開墾〉>>〈ノウアスフィアの開墾〉]]においてフォーランド島に関する要素が追加されたのではないかと、危険な島での情報収集に挑む〈冒険者〉たちも僅かながら存在するという。
&sizex(5){◆&aname(ナインテイル自治領){〈ナインテイル自治領〉}}
現実世界の九州および山口県先端部に相当する範囲の地方名称。
広いフィールドは自然が豊かで北部を中心に古代国家が栄えていた。そのために魔法遺跡も多く、[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]中期の名作拡張パック〈炎の贈り物〉では各種ダンジョンを巡り、オーク族との激しい攻防戦が繰り広げられた地域でもある。
〈ナインテイル自治領〉は、ナインテイル伯爵の血を引く九つの商家により自治をされている地域だが、その統治は海上輸送や大陸との貿易に比重を置いていた。政治的には[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の影響が強い。
長く海上輸送や大陸との貿易によって栄えた背景から、新しい物事を積極的に取り入れる気風がある。このため[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]が積極的に[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に働きかけ、契約して護衛や顧問として囲い込むという他地域にはない動きが見られた。
〈大災害〉後はしばらくのあいだ暗中模索の日々を送っていたが、プレイヤータウンである[[ナカスの街>ヤマトの設定#ナカスの街]]は、近頃、電撃的に現われた[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]により統一を宣言され、事実上の制圧を受けている。このためナカスの人口は激減、多くの〈冒険者〉は〈Plant hwyaden〉に組み込まれミナミに移住することとなった。
だが九大商家との利害が一致した一部の〈冒険者〉たちは、監視の眼を逃れて付近に潜伏中だと言われる。ナカスを支配する〈Plant hwyaden〉に対し、〈ナインテイル自治領〉は面従腹背の姿勢をとっている。
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*■&aname(五大都市){五大都市}
[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]日本サーバのサービスが開始された時、プレイヤーがゲームのスタート地点として選べる場所は「アキバの街」だけであった。これは現実の日本で云うと東京の秋葉原の位置に存在する。
しかし度重なる拡張とユーザー人口増加に伴い、このスタート地点は増加し、ゲーム開始時点で選べるようになった。
ゲーム開始地点には「大聖堂」「大神殿」が存在し、死んでしまったプレイヤーキャラクターは一定の時間後、経験値にロスをうけてここで復活をすることになる。
「大聖堂」「大神殿」が存在するのは、スタート地点として選択が出来る都市だけであり、これは現在日本サーバに5つ存在する。
これらは「五大都市」と呼称される。五大都市は以下の通り。
&sizex(5){◆&aname(アキバの街){アキバの街}}
最初のプレイヤー都市にして最大のプレイヤー都市。秋葉原の位置に存在し、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後もプレイヤー人口1万5千人を保っている。
〈大災害〉直後の混乱は大きかったが、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]による自治機構[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]の設立以降は治安も迅速に回復し、商業的な拠点として花開いた。
[[〈神代〉>>〈神代〉]]の遺跡を利用した施設が林立する街並みに、現在1万5千人もの〈冒険者〉と彼らを商売相手とする多数の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]が活動しているため、イースタルで最も活気のある場所といっても過言ではない。しかし経済的な活性化は行動力のある〈冒険者〉とそうでない者の間で格差を生むことにもなっている。
発明ラッシュで生まれた富を今後どのようにコントロールするか、〈円卓会議〉にはまた新しい課題が課せられた。
現在では〈円卓会議〉が自治にあたっている。
&sizex(5){◆&aname(ミナミの街){ミナミの街}}
第二のプレイヤー都市。[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]に存在する商業と伝統を色濃く残す都市。現実世界での位置は大阪に相当する。
現在、ミナミに住む[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]は全員が単一のギルド[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]に所属している。〈Plant hwyaden〉は「〈冒険者〉全員の平等」「現実帰還のためすべての力を結集する」といった目標を掲げ、多数のギルドをひとつにまとめ上げた。また、〈Plant hwyaden〉は〈神聖皇国ウェストランデ〉の上層と強いつながりを持っており同盟関係にある。
街の方向性は〈Plant hwyaden〉の幹部〈冒険者〉と有力な[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]で構成される[[〈十席会議〉>>〈十席会議〉]]という会議によって決定されている。治安と秩序は整然と保たれているが、街は活気に乏しく水面下の問題があることを窺わせる。最近は〈大地人〉の軍隊とも協調し盛んに勢力を広げている。
街は厳格な情報統制がなされており、他の都市からはミナミ内部の情報をほとんど窺い知ることはできない状況にある。
&sizex(5){◆&aname(ススキノの街){ススキノの街}}
第三のプレイヤー都市。エッゾ西部、イスカル地方に築かれた[[〈エッゾ帝国〉>ヤマトの設定#エッゾ帝国]]の首都。〈エッゾ帝国〉は〈エッゾの帝都〉に存在する。
エッゾにおける[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の拠点であり、同時に〈巨人族〉の侵攻を食い止めるための防衛基地としての性格も持つ城塞都市。また[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]統治の中心として周囲の開拓村を取りまとめる政治機能も有していたが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]の直後は無法者と化した〈冒険者〉集団によって一時的な制圧状態にあった。その後、アキバからススキノへと本拠を移した大型戦闘系ギルド[[〈シルバーソード〉>>戦闘系ギルド#シルバーソード]]による鎮圧、そして治安維持活動が行われ、現在は平穏を取り戻しつつある。
現地民のあいだで以前から食されているエッゾ芋は〈冒険者〉にも人気があり、バター焼き、味噌汁などさまざまなメニューが生まれている。
現実対応で云えば札幌の位置に存在。
&sizex(5){◆&aname(ナカスの街){ナカスの街}}
第四のプレイヤー都市。[[〈ナインテイル自治領〉>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]に存在する都市。現実対応で云えば福岡の位置に存在する。
[[アキバ>ヤマトの設定#アキバの街]]や[[ミナミ>ヤマトの設定#ミナミの街]]のように自治を牽引する巨大ギルドも存在せず、またススキノの様に際立った治安悪化もなかったナカスの[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]たちは、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後の混乱を長く引きずった。そんな混乱を狙うように、ミナミの単一巨大ギルド[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]のメンバーが介入、ナカスの〈冒険者〉に対する勧誘活動を強力に推し進めたことで、街の〈冒険者〉はほとんどが〈Plant hwyaden〉に所属することになった。
現在のナカスはミナミ同様〈Plant hwyaden〉の支配下。多くのナカスの〈冒険者〉はミナミへと移住、現在のナカスはミナミから派遣された〈Plant hwyaden〉メンバーが自治を行っている。
しかし一部の〈冒険者〉は〈Plant hwyaden〉の強引な併合のやり方をよしとせず、ナカスの街を奪還すべく付近に潜伏しているという。レジスタンスを組織して抵抗活動を行っているが、これまで目立った成果を上げることはできていない。
&sizex(5){◆&aname(シブヤの街){シブヤの街}}
第五のプレイヤー都市。この都市成立の経緯は多少複雑であり、第二から第四の都市に比べ[[アキバの街>ヤマトの設定#アキバの街]]に集中しすぎた人口を緩和するためにデザインされた。そのためにアキバの街からほど近い、現実対応で云えば渋谷の位置に設置されている。
もともとポータル都市としてデザインされており、人が集中しやすい[[ギルド会館>>アキバギルド会館]]、[[銀行>>銀行]]、解放市場《マーケット》を敢えて設置せず、その代わりに[[〈都市間転送装置〉>>都市間ゲート]]を多数設置して、他の四つのプレイヤー都市([[アキバ>ヤマトの設定#アキバの街]]、[[ミナミ>ヤマトの設定#ミナミの街]]、[[ススキノ>ヤマトの設定#ススキノの街]]、[[ナカス>ヤマトの設定#ナカスの街]])へ常時接続することで、都市機能を賄っていた。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後は過疎化が進んでおりあえて留まっている[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]は、アキバの賑やかな雰囲気を苦手とするソロプレイヤー、大規模ギルドと距離をとりたい者など、何らかの事情を持つ者が大半。また〈冒険者〉によれば、[[〈神代〉>>〈神代〉]]のシブヤはヤマトで最先端の文化発信地であったとのことであり、それにちなんで新たな技術や娯楽開発の試みなどを行うギルドがこの街に集う傾向もある。
[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]が設立したアキバの街がごく近くに存在するためシブヤには独自の統治機構は存在しない。街の主だった顔役が〈円卓会議〉と連携しつつ緩やかな寄り合いで街全体に関わることを決定している。
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*■人口
日本サーバー 約100万人(うち3万が冒険者)
冒険者の男女比は男性が七割、女性が三割([[シロエ>>シロエ]]談)
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*■日本サーバーの居住ゾーン
&sizex(3){&bold(){(現実世界の対象位置(未確定)は名称や位置等から予想できる場所)}}
&sizex(5){◆&aname(アキヅキの街){アキヅキの街}}
〈ナインテイル九商家〉クォーツ家が統治する街。プレイヤータウンに近いこともあり、この街での依頼を起点とするクエストやイベントは多い。[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の街だが、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]と密接な関係にある街でもある。また、年若い女性領主を個人的に慕う〈冒険者〉も少なからずいるらしい。
現実世界の秋月城跡(福岡県朝倉市秋月野鳥)。
&sizex(5){◆&aname(アサクサ){アサクサ}}
[[アキバ>>アキバ]]に程近い場所にある[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]居住区の一つ。古くからの寺院群と、その周囲に作られた商店街が特徴。また飲食店も数多くあり、新しい調理法が普及してからは研究熱心な〈大地人〉達による味の追求が日夜行われている。
現実世界の東京都浅草駅付近。
&sizex(5){◆&aname(イーグレット城下町){イーグレット城下町}}
名城と名高いキャッスル・イーグレットの周囲に広がる城下町。革細工や絹が名産で、[[シクシエーレの港>ヤマトの設定#麗港シクシエーレ]]を通して全国に輸出されている。
現実世界の兵庫県姫路市。
&sizex(5){◆&aname(イガの隠れ里){イガの隠れ里}}
ヤマトには、一族や集落単位で権力者に仕え、様々な裏の仕事をこなす集団が存在する。彼らはシノビやニンジャと称され、歴史の闇の中で暗躍してきた。欺きの能力に長けた[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]がしばしば密偵や間者として重宝される。シノビの間でも〈狐尾族〉の評判は高く、著名なシノビには〈狐尾族〉のものも多い。
[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の険しい山中にあるというイガの隠れ里は、斎宮家に次ぐ名門貴族、執政家お抱えの〈狐尾族〉シノビ衆である。伝承によると、理不尽な迫害を受け根絶やしにされそうになった〈狐尾族〉の集落が、執政家に救ってもらった見返りとして、代々仕えるという契約を結んだのだそうだ。
里の人口は決して多くはないが、全員がシノビとしての過酷な訓練を積んでおり、上位のシノビともなると体術だけなら[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に匹敵し、さらに〈変わり身の一尾〉によって取得した技や術に磨きをかけた達人も存在する。その役目は単なる諜報にとどまらず、各地に存在する危険な魔法の品々を回収し、封印・管理するという重大な任務を任されているところに、彼らに対する執政家の絶大な信頼を見て取ることができるだろう。
また、鍛え抜かれた身体能力と隠密の技を持つ彼らは毒の扱いの達人でもある。イガのシノビには、心身様々な部分に作用する、即効・遅効の毒が伝えられており、[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の歴史を動かした少なくない事件が、こうした毒や呪薬によって引き起こされたという。
かつて、外部の人間が幾度となくその毒の調合簿〈イガの蠱毒帳〉を求めて里に忍び込み、あるいは攻め入ったが、ことごとくそれを見つけることもなく、撃退されている。このため、〈イガの蠱毒帳〉など存在せず、口伝えで代々伝承されている薬物知識の総体をそのように呼称しているのではないか、あるいは、イガの長の血脈にしか解けない封印を施されているのだ、など、様々な憶測が飛び交っている。
これまではウェストランデ内部の派閥間抗争のため、ウェストランデの貴族に向けられることの多かったイガの技であるが、〈大災害〉後は[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]がウェストランデ内の各派閥を束ねたことで、外なる敵へと向けられようとしている。その新たなる標的とは、[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の前身である〈ウェストランデ皇王朝〉から、〈亜人間〉襲来の混乱にかこつけて許可なく独立した東国の貴族たち、即ち[[〈自由都市同盟イースタル〉>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]である。執政派の新たな指令を受け、イガのシノビは〈自由都市同盟イースタル〉とアキバの[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]の関係に楔を入れるべく、両者の連携役と目されるコーウェン公爵家の人間を狙っているという。
シノビの名門としてヤマトの影に名をとどろかしてきたイガの隠れ里であるが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]によってその地位は揺らぎつつある。巨大ギルド[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]による[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]集団の統一と、神聖皇国の政務への介入は、政治的なパワーバランスの急速な変化をもたらし、執政家といえど〈冒険者〉の取り込みに躍起にならざるを得なかった。驚天動地の剣技や魔法を軽々とふるい、たとえ死しても蘇る〈冒険者〉の前には、シノビの能力も霞んでしまう。自らの存在意義を危ぶんだ若いシノビからは、状況を打破する策として封印されたアイテムの解放を求める声も出はじめており、里長たちは苦境に立たされているようだ。
現実世界の三重県伊賀市。
&sizex(5){◆&aname(イコマ){イコマ}}
貴族達の豪奢な屋敷が立ち並ぶ、山中に築かれた宮廷都市。[[ミナミ>>ミナミ]]から東へ半日ほどの道中を越えた先にある。
[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の政治的中心地であり、かつてヤマトを統一していた国家、ウェストランデ皇王朝皇家の末裔である斎宮家の直轄領でもある。元々は中枢都市キョウへと参内するために用意された別邸であったが、〈ウェストランデ皇王朝〉が〈神聖皇国ウェストランデ〉へと移り変わる中で、別邸としての存在意義を失いこちらが斎宮家および公爵家の本拠地となっている。
古式ゆかしき街並みが美しいこの街は、あらゆる凶邪を祓うとされる霊地、霊峰イコマの参拝客が集う門前街にして、表向きは多くの大地人で賑わう観光地としても知られている。ウェストランデの多くの庶民にとって、イコマ参りは一生に一度はしたい贅沢の一つに挙げられるほどだ。特に、イコマ山の参詣は厄祓い、呪い落としに効果があるとされ、各地から悩める人々が詰め掛ける。
〈イコマ山岳神殿〉を中心にして大通りが東西に走っており、東は[[キョウ>ヤマトの設定#キョウの都]]へ、西はミナミへと続いている。山中に存在するにも関わらず、こうした道路整備や生活用水などのインフラも整っており、ここに住まう貴族やその従者、時折訪れる[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にとっては過ごしやすい街であるといえる。
だが、その代償は[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]全体が背負っているといえる。税の一環としてイコマでの労役を課され、一生生まれ故郷に帰れない〈大地人〉はけっして少なくない。また、この街は[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降一般には知られていない裏の顔を持っている。それは、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の収容場としての側面である。
〈神聖皇国ウェストランデ〉と協力関係を結んだ巨大な冒険者ギルド[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]からの水面下の依頼により、ヤマトの〈法儀族〉はイコマに移動しつつある。この動きはここ半年くらいの間、秘密裏にではあるが全く新たな技術体系を開発するためのプロジェクトの一環として進行しているのだ。
対象となる〈法儀族〉には多額の報酬が支払われているというが、同意のない者を拉致同然の強引な形で連れて来る場合もあるなど、イコマの闇は暗く深い。
サブ職業([[〈吸血鬼〉>>〈吸血鬼〉]]のみ?)の離職[[クエスト>>クエスト]]を受けられる。
現実世界の奈良県生駒市。
&sizex(5){◆&aname(イケブクロ){イケブクロ}}
イケブクロは、[[アキバ>>アキバ]]周辺の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]居留地の中でも最大級のもので、[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]たちの共同体があることでも知られている。
彼らは〈陽光の塔〉と呼ばれる打ち捨てられた巨大高層ビルの遺跡を中心に住みつき、発掘や研究をしながらひっそりと暮らしており、自分たちを[発掘者]と呼んでいる。やや閉鎖的で、発掘した品物を売りにくる時と必需品の買出し以外には街の〈大地人〉を含む他者と関わろうとしないが、〈ハーフアルヴ〉への偏見が薄い(もしくは無い)[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に対しては、遺跡発掘の護衛や戦力として頼りになることもあり、友好的な者が多い。
〈荊の禁書館〉と名付けられた古代図書館のダンジョンが存在し、禁断の知識を求める魔術師などが訪れることも。
現実世界の東京都池袋駅付近。
&bold(){※&aname(陽光の塔){〈陽光の塔〉}}
イケブクロの中心部にそびえたつ60階層にも達する[[〈神代〉>>〈神代〉]]の巨大高層ビルの遺跡である。ここに住んでいる[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]たちは魔物が一切出ない楽園の塔だと言い張っているが、もちろんそんなことはなく、安全と言えるのは地下と8階までのわずかな部分だけである。
地下にはキノコの栽培場、1階は畑になっており、ある程度の食糧を自給できるようになっている。2~3階は[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の活躍でモンスターがほぼ完全に駆逐されており、魔法の物品の発掘が盛んなエリア。4~7階はすでに「枯れた」遺跡であり、2000人ほどの〈大地人〉たちがここに住んでいる。8階は〈陽光の砦〉と言われる防衛拠点で、ここで「高層の魔物」の侵入を防いでいる。9階より上のフロアは魔物が跋扈しており、危険なため〈大地人〉は立ち入らない。ただし、上の階層ほど強力な魔法のアイテムや財宝が見つかると言われており、〈冒険者〉にとっては狙い目のダンジョンである。
しかし〈陽光の塔〉に住む〈大地人〉は外界との関わりを避ける傾向があるために、この塔での冒険は様々な困難がまちうけている。そのためまずは、何らかの手段で彼らの信頼を得る必要がある。〈陽光の砦〉の兵士たちに混じって魔物と戦ったり、不足しがちな物資を寄付するなどは良いアイデアである。遺跡から出ずに暮らす彼らの奇妙な価値観や風習を理解するのも仲良くなる近道である。
現実世界のサンシャイン60ビル。
&sizex(5){◆&aname(イズ){イズ}}
〈シュゼン城〉や〈イズ海底火山〉といった中高レベルのダンジョンへの起点として[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にもお馴染みの街。騎乗動物がいれば[[アキバ>>アキバ]]からも日帰りできることと、乱立する温泉イベント施設により多くの〈冒険者〉が訪れる地だったが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降は過疎化傾向にある。
現実世界の静岡県伊豆市。
&sizex(5){◆&aname(イズモの街){イズモの街}}
ヤマトの守護者[[〈イズモ騎士団〉>>〈イズモ騎士団〉]]の本拠地とされる社と、その周辺に広まった門前町。しかし騎士団の社の入口は固く封印され、何人も侵入不可能となっている。[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]たちは不安に怯えながらも、騎士団が帰還する日を待ち続けている。
現実世界の島根県出雲市。
&sizex(5){◆&aname(ウィストリア集落){ウィストリア集落}}
(書籍版第8巻p078;Web版066序盤)
&sizex(5){◆&aname(ウツルギの神前街){ウツルギの神前街}}
いにしえの聖王の霊廟の南に位置する神前町。古[[〈アルヴ〉>>〈アルヴ〉]]王国時代の街並みがそのまま残っている珍しい街であり、古風かつ厳粛な雰囲気を漂わせている。精強な神官戦士団を擁しており守りは堅い。
現実世界における栃木県にあたる。[[クレンディット男爵>>大地人(人物)#クレンディット男爵]]の領地。
現実世界の栃木県宇都宮市。
&sizex(5){◆&aname(ウルミヤの城下街){ウルミヤの城下街}}
8月のゴブリン遠征において襲撃の危険があった街。城塞都市。
&sizex(5){◆&aname(エイスオの街){エイスオの街}}
ナインテイル九大商家のひとつであるカルファーニャ家が治める街。カルファーニャ家は古くから続く[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の名家として知られ、街の住人もほとんどが〈エルフ〉。火の山として知られるエイスオ山を臨み、そこに住む熊の祖霊の加護を受けていると伝わる。
彼らは〈エルフ〉としては例外的に他種族の技術や文化の吸収に熱心であり、中心にそびえたつ〈銀杏城〉(キャッスル・シルヴェリア)は、[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]や[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]の技師たちによって築き上げられた壮麗かつ堅固な城である。
特産品は野菜と薬草。ここで栽培されている薬草の中には、一般的には栽培法がすでに失われてしまったものも多く、カルファーニャ家はそれらを秘伝とすることで権益を保っている。
現実世界の熊本県熊本市。
&sizex(5){◆&aname(エターナルアイスの古宮廷){エターナルアイスの古宮廷}}
古[[〈アルヴ〉>>〈アルヴ〉]]族の造った宮廷で、主人の居ない巨大な建築物(城)。
[[〈自由都市同盟イースタル〉>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]の領主達が年に1~2度、様々な政治上の会議等を行うために集まる。貴族として息子や娘のお披露目をしたり、馬上試合を行なったりもする。
現実世界の浜離宮周辺。
&sizex(5){◆&aname(オウウの街){オウウの街}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]も北限に近いところに位置する町。南部の諸領に比して町の規模は小さいが、周辺の厳しい脅威に耐えるよう作り上げられた堅牢な防壁を持っている。主に酪農業が盛んである。
[[レスター候>>大地人(人物)#レスター侯]]の領地。
現実世界の秋田県秋田市。
&sizex(5){◆&aname(オウジ村){オウジ村}}
[[アキバ>>アキバ]]からほど近い、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の集落。村の中心には巨木がそびえており村のシンボルでもある。
この村は[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]が住民の大半を占めており、彼らが多数派として大手を振って暮らす珍しい村である。村には古の〈狐尾族〉の祖霊を祀った社があり、小さい村ながら、オウジの社は〈狐尾族〉の聖地としてヤマト中で知られている。古の〈狐尾族〉は年に一度このオウジの地に集い、巨木の下で互いの幻術や話術などを比べあって、その階位を決めたとも言われている。
この伝統にちなみ、新年を迎えるオウジ村の祭は賑やかで、各地の〈狐尾族〉がこの村に集結してくる。普段は尾と耳を隠して暮らす人々も、ここでは己を偽ることなく、和やかに笑いあうのである。
この「狐の年取り」の期間中は、華やかな幻術や狐火を使った演舞が競われ、それ目当ての旅人も多い。このとき、オウジ村を訪れる他種族の民は狐の面をかぶる、または身につけるのが慣わしとされている。もしもこれをうっかり忘れると、はめを外した〈狐尾族〉たちに「化かされる」ので注意が必要である。もっとも、たわいない悪戯に合うだけで、深刻な被害を受けるわけではないようだ。
この村の代表は社の祭祀も兼ねており、〈狐尾族〉の中でも一目置かれる存在である。ただ、長年この要職を勤めていた老女が寿命を迎え、現在は成人したばかりの少年がその立場を継いでいる。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の〈狐尾族〉との接触も増えた中で彼の苦労は絶えないようだ。
現実世界の東京都北区周辺。
&sizex(5){◆&aname(オーディアの街){オーディアの街}}
[[〈ニオの水海〉>ヤマトの設定#ニオの水海]]の水運基地として栄える商人の街。領主の商業免税政策により売買にかかる税が安く、商人たちが数多く集まる。
[[キョウ>ヤマトの設定#キョウの都]]が[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の政の中心なら、オーディアは商いの中心地といえる。また独自色の強さが保守派貴族たちの反感を買ってもいるらしい。
&sizex(5){◆&aname(カシワザキ雷鳴街){カシワザキ雷鳴街}}
[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]の遺跡を利用した三層構造の地下都市。近辺は天候が荒れやすく雷雨が多いことと、この遺跡を建てた〈ドワーフ〉の棟梁が雷のごとき大声だったという伝承の二つから、『雷鳴街』の名が付けられた。
現実世界の新潟県柏崎市。
&sizex(5){◆&aname(窯の街ガルドクロウ){窯の街ガルドクロウ}}
焼き物を中心とした職人街として有名。街のそこかしこに工房や窯が設置されており、火の絶える日はないとされる。陶器職人のほか刀鍛冶なども集まっており、名品を求める[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も訪れる。
現実世界の岡山県備前市。
&sizex(5){◆&aname(カルベの村){カルベの村}}
(書籍版第8巻p076;Web版066序盤)
&sizex(5){◆&aname(関門都市ボクスルト){関門都市ボクスルト}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]と[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]を結ぶ街道上に設けられた城塞都市。堅牢な関所が設けられており、有事の際は守りの要となる。
温泉地としても有名であり、イースタル各地の領主がお忍びで訪れることも。
現実世界の神奈川県箱根町。
&sizex(5){◆&aname(キョウの都){キョウの都}}
[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の首都。斎宮家および執政公爵家が住まい、〈神聖皇国ウェストランデ〉を中央集権的に統治している。
基盤の目状をした街並みは都市防衛のための大掛かりな魔法陣を形成しているらしい。東西南北に門を有するが、[[〈ヘイアンの呪禁都〉>ヤマトの設定#ヘイアンの呪禁都]]に通じるため封鎖されている。
現実世界の京都府京都市。
&sizex(5){◆&aname(キヨスの街・廃都オオス){キヨスの街・廃都オオス}}
邪悪な巨人族の侵攻で滅んだ〈廃都オオス〉にかわり、オワリ地方の人間勢力の砦となっているのがこのキヨスの街である。堅牢な城壁を持ち、高い戦闘力を持つ[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も積極的に受け入れている。[[〈竜の聖域〉>ヤマトの設定#竜の聖域]]にほど近い土地柄から、竜神信仰が盛んな土地でもある。
現実世界の愛知県清須市。
&sizex(5){◆&aname(クォーレ軍港){クォーレ軍港}}
セトの海に面した入江に設けられた港町。軍港としての役割が強く、[[ナインテイル>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]、[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]に睨みを利かせる[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の防御の要。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の技術を用いた最新鋭の軍艦が建造されているという噂もある。
現実世界の広島県呉市。
&sizex(5){◆&aname(クマノ大社){クマノ大社}}
キシュウ地方南部の鬱蒼たる〈クマノ古森林〉の中に立つ、ヤマト最古とされる神社の一つ。一説にはヤマト建国神話の時代よりここにあると伝えられる。祭神は熊とも烏とも水神とも言われており、その詳細は失われてしまっている。
現実世界の和歌山県熊野本宮大社。
&sizex(5){◆&aname(クレイサップの廃墟){クレイサップの廃墟}}
[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]南部の中心都市であったようだが現在は完全に廃墟となっている。フォーランドにはこういった廃墟が少なからず存在しており、修復がなされれば冒険の拠点として利用することも可能だろう。廃棄された[[〈妖精の輪〉>>〈妖精の輪〉]]を見た、という情報もある。
&sizex(5){◆&aname(コオリマの街){コオリマの街}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]北部と東部をつなぐ、険しい山に囲まれた城塞都市である。イースタル北部には、[[〈七つ滝城塞〉>ヤマトの設定#七つ滝城塞]]をはじめとする亜人たちの拠点が点在し、また[[〈ビャッコの墓標〉>ヤマトの設定#ビャッコの墓標]]などの危険なダンジョンも多いため、このコオリマの街は、初心者を脱してさらに上を目指す[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にとって、それらのダンジョンに挑むときに拠点となる馴染み深い街であった。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]直後は寂れていたが、[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]と〈自由都市同盟イースタル〉との交流が始まり、各種クエストが発布されるようになってきたため、往年の賑わいが徐々に戻ってきている。
住人は[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]が半数以上を占めている。これは古くからこの地に〈ドワーフ〉族が住んでいたこと、また、武具を初めとする鍛冶の仕事が多いからである。
〈ドワーフ〉たちのタフネスさが、自然と怪物の脅威にさらされるこの土地での居住を可能にしたともいえる。そのためか、他の種族であっても、この街の人々は頑固であったり、大酒飲みな者が多い。
街の建造物は、古〈ドワーフ〉の手による質素ながら堅実で堅牢な建物が多い。石造りの古めかしい町並みは、神代の建物が多いアキバとは趣の違う風景を見せてくれる。同じ〈ドワーフ〉の手による建造物が多いカシワザキ雷鳴街とは、兄弟都市ではないかと考察する歴史学者もいる。
モンスターがあふれる危険な土地ながらもこうした古い建物が今も残っているのは、分厚い城壁と、それ以上に堅牢な[[〈黒曜の大盾〉>>大地人(組織)#黒曜の大盾]]戦士団がこの街を守り続けているおかげ。〈ドワーフ〉製の黒く分厚い鎧を纏い、己の身体よりも重く大きな黒き盾を構える彼らは、この街の、ひいてはイースタル北部の門番と称えられている。街の周囲に目を光らせる歩哨たちの重量感あふれる姿は、コオリマの街の名物のひとつといえるだろう。
最近は、戦いで殺伐となりがちな街の雰囲気を変えるために、音楽をもっと奨励しようという活動が始まっている。そのため、高名な[[〈吟遊詩人〉>>〈吟遊詩人〉]]や[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]を招いているようだ。
また、ゲーム時代よりこの地方は積雪の多さで知られ、冬になればスキーなどを楽しむ〈冒険者〉の姿が見られるようになるかもしれない。
現実世界の福島県郡山市。
&sizex(5){◆&aname(古都ヨシノ){古都ヨシノ}}
[[キョウ>ヤマトの設定#キョウの都]]に遷都が行われるまで[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の首都であった場所。中心部にある寺院には巨大な神像が座しており、国難の際には動き出して民を救うと伝えられている。桜の名所でもあり、グラフィックの美麗さはゲーム時代からヤマト随一との声が高かった。
現実世界の奈良県吉野市。
&sizex(5){◆&aname(米どころランバス){米どころランバス}}
米の名産地として名高いイーサ盆地の中心に位置する街で、周辺には一面の田園風景が広がっている。また近郊の金山では高品質の鉱石が掘れるため、米を買い付けに来た商人だけでなく、素材を求める[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の姿も多く見られる。
&sizex(5){◆&aname(コユルギの町){コユルギの町}}
[[ボクスルト>ヤマトの設定#関門都市ボクスルト]]の東側に位置する町。
2月下旬、[[〈記録の地平線〉>>中小ギルド(組織)#記録の地平線]]年少組が立ち寄った。その直前に[[ロエ2>>ロエ2]]と合流。
(書籍版第8巻p112;Web版067中盤)
現実世界の神奈川県鎌倉市にある小動岬周辺。
&sizex(5){◆&aname(サイキョウの街){サイキョウの街}}
[[ナインテイル>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]唯一の本州側勢力地であり、有事の際には[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]への防衛線としての役割を果たすべく、諸侯のもとから精強な兵が派遣されてきていた。だが、連合部隊ゆえに縄張り意識が強く、ミナミの侵攻の際には連携の不備を突かれた。
&sizex(5){◆&aname(桜の街ヒロサキ){桜の街ヒロサキ}}
[[エッゾ>ヤマトの設定#エッゾ帝国]]と[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]の国境をにらむ位置に築かれた〈血桜城〉《キャッスル・ブラッサム》よりアオモリ港にかけて拓かれた城下町。エッゾ行きの船が出ているため人の行き来はそれなりに多く、護衛に[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が募られることも。
現実世界の青森県弘前市。
&sizex(5){◆&aname(サザンの街){サザンの街}}
陸海の交易と漁業により成長した、付近では比較的大きな[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]拠点。
現実世界の神奈川県茅ヶ崎市。
&sizex(5){◆&aname(サドの海洋街){サドの海洋街}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]最大の島であるサドの島に築かれた街。[[マイハマ>ヤマトの設定#マイハマの都]]からは遠い辺境の地だが、人と物と財が集まる豊かな街である。
サドは近海に優良な漁場をもち海産物の恵みが豊富。巨大な獲物を求めて大海原に挑む漁師も少なくない。また、この街はイースタルの北側の海を通る航路の中継地点であり、東西の商人たちが交わる土地に存在する。そのため辺境とは思えないほどの交易収入と情報の交流点となっている。
さらにこの島はヤマト最大規模の金山をはじめとする、様々な鉱山資源にも恵まれている。一攫千金を求めるものや、貴重な金属を求めるものが集まる街でもある。街のあちこちで、屈強な[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]鉱夫たちや、強かな[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]たちを大勢見かけることができる。
この土地の特別な風習として、タヌキの尻尾を模した装飾品をぶら下げるというものがある。それはひとつの伝承に由来する。
『伝説の時代、サドで大きな地震がおこり、地割れから怪物が沸いてきた。村々を襲う怪物たちの前に、一人の〈ドワーフ〉と一匹のタヌキが突如あらわれる。彼らは戦いの末、怪物たちを地中深くに封印した。その後、怪物が出てきた地割れからは金銀財宝が沸いてくるようになり、島は豊かになったという。』
この伝承にあやかり、サドの島ではタヌキを魔払いと商売繁盛のシンボルとしてあがめる風習がある。〈ドワーフ〉の中では「タヌキ」はその体型とあいまってむしろほめ言葉とされているくらいだ。もっともそのせいか、[[〈フォーランド公爵領〉>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]の亜人類[[〈黒狸族〉>>〈黒狸族〉]]とはライバル関係にある。
だが不穏な伝承もある。この地割れから取れる貴金属は封じられた怪物が生み出しているのではないか、と考える魔法学者もいる。事実、坑道にモンスターが沸くことも少なくない。それでも、屈強な〈ドワーフ〉たちはそのような噂など豪快に笑い飛ばし(あるいはビールで洗い流し)、今日も元気につるはしを振るっている。
現実世界の新潟県佐渡市。
&sizex(5){◆&aname(サナル){サナル}}
(書籍版第8巻p344;Web版073終盤)
&sizex(5){◆&aname(サフィールの街){サフィールの街}}
〈西への街道〉沿いでは比較的栄えた[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の街。[[〈霊峰フジ〉>ヤマトの設定#霊峰フジ]]の南側に位置する。基幹産業は漁業と街道交易。
3月、[[〈記録の地平線〉>>中小ギルド(組織)#記録の地平線]]年少組が滞在中に、〈赤き夜〉作戦の影響で街の北側が戦場となった。
現実世界の静岡県富士市。
&sizex(5){◆&aname(自由都市イワフネ){自由都市イワフネ}}
サドを経て[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]へと向かう海洋交易路に通じる街。領主は商業を盛んにするため、特に開放的な政策を取っていることで知られており、他のヤマトにおいては山中に住んでいることの多い少数派の種族の者たちも大勢従来している。非常にオリエンタルな外観をしており、観光地として人気が高い。
[[スガナ男爵>>大地人(人物)#スガナ男爵]]の領地。
現実世界の新潟県岩船郡。
&sizex(5){◆&aname(シュパロの防壁){シュパロの防壁}}
北から侵攻してくる〈巨人族〉に対応するべく、石造りの堅牢な砦と長大な防壁を備える。強力な巨人の攻撃により幾度も破壊され、その度に再建を繰り返してきた。
現実世界の北海道札幌市。
&sizex(5){◆&aname(シュリ紅宮){シュリ紅宮}}
リュウキュウ地方は鬱蒼としたジャングルで覆われた熱帯となっており、首都であるシュリの街やそこに住む[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]も風土に合わせた開放的な建物や衣装を好む。また独特の食文化が発達しており、ヤマト本土では扱われない食材も数多く見られる。
現実世界の沖縄県那覇市。
&sizex(5){◆&aname(城塞都市モガミ){城塞都市モガミ}}
シズカミの大河を見下ろす高台に広がる城塞化された都市。元々は小さな街に過ぎなかったが、大河の流通を起点に領主が勢力を拡大するにつれてより大きな城塞へと拡大。今では水系のほとんどを治める領主の居城となっている。人口は8000人ほど。
[[ダルテ候>>大地人(人物)#ダルテ侯]]の領地。
現実世界の山形県最上町。
&sizex(5){◆&aname(シラハマ){シラハマ}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]で最も南に位置し、暖かな気候を活かした畜産と漁業で栄える街。
また美しく広がる砂浜があり、そちらを目的に訪れる旅人や[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も少なくない。
現実世界の千葉県白浜町。
&sizex(5){◆&aname(スノーウォッチの漁港){スノーウォッチの漁港}}
ノト地方の海は良漁場で水産業が盛んだが、〈ノト岩窟洞〉を根城にする〈魚竜人〉《イクチオス》集団による被害が後を絶たず、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]への護衛クエストが多数発注される。特にスノーウォッチ漁港は〈魚竜人〉の被害が大きく、長期契約の〈冒険者〉を求めている。
現実世界の富山県氷見市。
&sizex(5){◆&aname(スワの湖畔市){スワの湖畔市}}
〈スワ大社〉の参道を中心に広がる大規模な行商市。〈スワ大社〉の仕切りで定期的に周辺の行商人が集まり市を開く。
[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も同様に行商に訪れる風景が一般化してきたが、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]とのマナーの違いなどの確執も表面化しつつある。
現実世界の長野県諏訪形。
&sizex(5){◆&aname(聖宮イセ){聖宮イセ}}
二柱の大神を祭った神宮を中心とした門前町。〈ウェストランデ皇王朝〉より分かたれた[[〈斎宮家〉>>斎宮家]]が住まう場所でもある。街中のいたるところに神宮の分社が建てられており、祈りを捧げる[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の姿が見られる。
現実世界の三重県伊勢市。
&sizex(5){◆&aname(精霊域トライファング){精霊域:トライファング}}
チチブの山奥深くに拓かれた聖域および、その門前町を指す。トライファングに至る門は威容を誇り、その名をあらわすように三頭の狼が牙をむいているかのような印象を与える。これが名前の由来となった。
トライファングの歴史は古く、その始まりは〈第二の森羅変転〉以前にまでさかのぼるものの、亜人との戦いの中衰退し、長らく人の訪れぬ廃墟と化していた。トライファングが聖域として復興したのは、今から200年ほど昔にある[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の〈神祇官〉が訪れたことによる。以来トライファングは[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]に生きる〈狼牙族〉の精神的支柱として広く知られるようになった。そうした経緯から、トライファングでは〈狼牙族〉の修行者や巡礼者の姿が多く見られる。
門前町は規模が小さいながらも活気に溢れている。それはイースタル各地から集まる巡礼者の逗留地というだけでなく、〈狼牙族〉の傭兵団の補給基地としての機能も果たしているからだ。また、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]もクエストのために[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前からこの地を訪れていたため、〈冒険者〉向けの施設も充実している。
現実世界の埼玉県秩父市三峰。
&sizex(5){◆&aname(精霊の降りる街イルドフ){精霊の降りる街イルドフ}}
[[〈精霊山〉>ヤマトの設定#精霊山]]の麓に位置する街。[[〈召喚術師〉>>〈召喚術師〉]]《サモナー》関係のクエストが多く存在する。[[〈竜の聖域〉>ヤマトの設定#竜の聖域]]に近い場所だが精霊の力に守られているためドラゴン襲来などはめったにない。
土地柄からか、周辺には[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の集落が多く存在している。森を荒らすと彼らの攻撃対象になることもあるので注意。
&sizex(5){◆&aname(千年雪の街バスケタ){千年雪の街バスケタ}}
〈ナインテイル九商家〉オイドゥオン家の統治する街。活火山である[[〈サクヤ媛岳〉>ヤマトの設定#サクヤ媛岳]]の灰で積雪のように白くなった街並みが特徴。ゲーム時代と異なり、火山灰を放置すれば周囲を埋め尽くしてしまうため、火山灰掃除のクエストが頻繁に発注されるようになった。
現実世界の鹿児島県鹿児島市。
&sizex(5){◆&aname(ソノハラ水門市){ソノハラ水門市}}
ザントリーフ大河上流にある[[〈神代〉>>〈神代〉]]の遺物〈ソノハラ大水門〉と、その周辺遺跡をもとに築かれた[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の街。
近郊には温泉も湧いており、遺跡の探索で疲れた体を休めることができる。
現実世界の群馬県薗原ダム付近。
&sizex(5){◆&aname(タイハク雲城・外城){タイハク雲城・外城}}
タイハク地方領主の居城および城下町。〈タイハク雲城〉は実戦を想定した堅牢な山城だが、「一体何と戦うつもりなのか」「時勢にそぐわぬ」と揶揄されることも。
〈タイハク外城〉も城下町ながらその名に違わぬ堅牢な城塞となっている。
現実世界の宮城県仙台市太白区。
&sizex(5){◆&aname(チョウシの街){チョウシの街}}
ザントリーフ大河の河口に位置し、漁業で栄える港街。用水路と平行して走る港があり、河畔の巨大な倉庫群では魚が売られている。商店が5~6はある。
領主をおかず、また城塞化もされていないためモンスター被害に悩まされていたが、最近は気軽なキャンプ地として常駐する[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が増加して、サファギン鰹節といった新しい名物も生まれている。
現実世界の千葉県銚子市。
&sizex(5){◆&aname(テンプルサイドの街){テンプルサイドの街}}
『[[ログ・ホライズン外伝 櫛八玉、がんばる!>>書籍一覧2#ログ・ホライズン 外伝 櫛八玉、がんばる!]]』(原題:『[[辺境の街にて>>http://ncode.syosetu.com/n3210u/]]』)の主な舞台。
現実世界のJR吉祥寺駅周辺地域。
&sizex(5){◆&aname(トゥルーガ港){トゥルーガ港}}
[[サドの海洋街>ヤマトの設定#サドの海洋街]]への船便が出ており、[[キョウ>ヤマトの設定#キョウの都]]や[[オーディア>ヤマトの設定#オーディアの街]]とつながる流通の要として栄える港街。商機を求める数多くの商人たちの姿に混じって、クエストや素材を求めて旅をする[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の姿も多く見ることができる。
現実世界の福井県敦賀港。
&sizex(5){◆&aname(閉ざされた窓ベイウィンド){閉ざされた窓ベイウィンド}}
遠くユーレッド西部との交易の窓口として作られた貿易港。異国の領事館が多数置かれているが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]による混乱で本国との連絡が途絶したため孤立してしまっている。内部では、閉鎖中の門を開きヤマトの民に助けを求めるかどうかで意見が分かれている。
&sizex(5){◆&aname(トリシルティス国){トリシルティス国}}
[[アキバ>>アキバ]]から海岸沿いに馬で数日南下したところにある[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の国家。
かの国はトゥリビーチェ半島一帯を治めており、半島各地に住む海エルフの氏族と、森エルフの氏族が定期的に長老会議を開き、合議によって国家としての意思決定を行っている。
自然との共存を重んじる〈エルフ〉によって統治されているため、領内は[[〈ヒューマン〉>>〈ヒューマン〉]]のそれと比べ、人工的な田畑や建造物が少ない。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]や他種族の感覚からすれば、ただの森や海岸線に見えるような土地が広がっている。
こうした環境によるものか、トリシルティス国は、精霊や幻獣が多く棲息している。それらの多くは友好的であり、[[〈森呪遣い〉>>〈森呪遣い〉]]や[[〈召喚術師〉>>〈召喚術師〉]]が従者と契約を結ぶにもうってつけの場所である。ゲーム時代には、こうしたクエストを受けるため、多くの冒険者がこの地を訪れていた。
この地には、古の〈エルフ〉と大精霊との悲恋を描いた伝承が残されている。かつて荒ぶる陽の精霊に捧げられた人身御供の〈エルフ〉がかの精霊の怒りを慰め、この地に穏やかな気候と清浄な太陽の恵みをもたらしたというのである。彼女が精霊に捧げた杜鵑草(ホトトギス)にちなみ、この国はトリシルティスと呼ばれるようになったとされている。
一説には、この国のどこかに、陽の精霊を封じた廟が隠されているという。
〈エルフ〉国家の例に漏れず、閉鎖的なところのあるトリシルティス国であるが、現在は氏族〈動きし同胞ら〉の長、[[ユーミア>>大地人(人物)#ユーミア]]が〈冒険者〉と長老衆の仲立ちに努め、友好的な関係が結ばれつつある。
現実世界の神奈川県逗子市。
&sizex(5){◆&aname(ナラシノ廃港){ナラシノ廃港}}
ザントリーフ戦役時の、[[クラスティ>>クラスティ]]率いる先遣隊の上陸地点。
現実世界の千葉県千葉市。(書籍版第4巻巻末付録地図p345)
&sizex(5){◆&aname(ナロウマウント王国){ナロウマウント王国}}
[[アキバ>>アキバ]]の北西、馬で数日の距離にあるナロウマウントに存在するヤマト東部最大の[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]王国。丘陵地帯に生い茂った森や、清浄な湖として著名なスフィアレイクなど、風光明媚な自然に半ば埋もれるように都市が築かれており、典型的な〈エルフ〉の居留地と言える。
〈エルフ〉の常として[[〈ヒューマン〉>>〈ヒューマン〉]]とは距離を置く傾向にあり、[[〈自由都市同盟イースタル〉>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]から再三の参加要請があったにも関わらず、現在も中立を保ち続けている。これは無用な戦乱に巻き込まれるのを避けるための方針であるが、それは決して彼らが臆病であったり、戦う能力に欠けていることを意味するものではない。ユニコーンやペガサスといった幻獣を友とするナロウマウントの[森林衛士](ウッドレンジャー)たちは、自らの領域を侵す外敵に対する情け容赦のない戦いぶりで知られている。
閉鎖的と言われるナロウマウントの〈エルフ〉たちだが、勇気と名誉を重んじる気質が強く、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]や他種族であっても勇気ある振る舞いや武勲を示した者は〈拓きし者〉《ディ・ストラーダ》と呼ばれ、「名誉ある余所者」として尊敬される。
また[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]を経て〈冒険者〉の料理技術が流入し、この地に根付く〈エルフ〉の伝統料理と融合して新たな名物料理も生まれている。特に天蓋焼きと呼ばれる菓子は地元産の栗の実がふんだんに使われ、ここでしか食べることができない逸品。
現実世界の埼玉県狭山市。
&sizex(5){◆&aname(パンナイルの街){パンナイルの街}}
ヤマトでも珍しい[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]の領主が治める[[〈ナインテイル自治領〉>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]の西側にある街である。領主の一族であるリーフトゥルク家は、交易商人から始まり、〈ナインテイル九商家〉のひとつまで登りつめたたたき上げの一族である。そのため、商売に精を出すことを推奨している。〈猫人族〉の領主であること、実力主義であることが合わさり、ナインテイルでも特に〈猫人族〉が多い街となっている。
田園風景の広がる平野の中に築かれた街は、縦横に水路が張り巡らされ、領主の城も広い堀に囲まれているだけの平坦なもので、街壁や城壁に相当するものは存在しない。沼沢地を灌漑することで開いた土地ゆえの特徴である。
長雨による水害が街をたびたび悩ませるが、その豊かな水量はナインテイル有数の米どころであるこの街を支えており、経済の基盤を担っている。もうひとつ目立つのは、[[鍛冶師>>〈鍛冶屋〉]]やからくり師の工房が多いことだろう。これは、好奇心旺盛な領主の一族が、代々職人たちを街に招いてきたからである。そのため、珍しい細工物や、からくり仕掛けを学ぶものならば一度は訪ねたい街とされている。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にとっても、特定のサブ職業において重要なクエストを受けられる街として知られ、領主の気前よさからか報酬も豪華であると評判である。
今代の領主はさらに焼き物に興味があるらしく、西のユーレッド大陸から職人を招き、皿などを焼かせているらしい。独特の艶やかな模様が描かれた絵皿は、その派手さから商人たちに人気を博している。
現実世界の佐賀県佐賀市。
&sizex(5){◆&aname(パリモフ大寺院){パリモフ大寺院}}
[[キョウの都>ヤマトの設定#キョウの都]]からはるか西にある、古びた石造りの寺院。かつて、古王朝の帝をたぶらかしウェストランデを危機に陥れた狐の幻獣(ユーレッドから渡ってきた、など様々な説がある)を石と化してこの地に封じ、鎮めの寺院を建てたという伝説がある。めったに人が訪れることなく、神官たちは世捨て人同然にひっそりと暮している。
寺院の神官たちは黙しているが、幻獣は完全に滅びたわけではなく、石になった今も周囲に呪いと瘴気をまき散らす機会をうかがっている。鎮めの巫女と呼ばれる[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の女性が儀式を行い、呪いをその身に移して浄化することで、外の世界に災いが及ばないようにしている。呪いの石があること、および浄化の儀式はともに門外不出の秘密であり、彼らが外界と関わろうとしないのも秘密が漏れるのを恐れての事である。
鎮めの巫女は、器として呪いをその身に受けねばならないため、純真無垢な〈狐尾族〉の少女が代々選ばれる。過酷な儀式ゆえか、彼女らは短命な傾向にあり、災いを漏らさないために幼い少女を犠牲にせねばらないことに忸怩たる思いを抱える神官もおり、他の方法で呪いを浄化する研究が続けられている。
&sizex(5){◆&aname(ヒタチの街){ヒタチの街}}
近隣の山々からの豊富な木材・鉱物資源により、冶金・造船といった産業で発展した街。
街の周辺では廃棄坑道が複雑に絡み合った広大なダンジョンの入口が方々に口を開けており、うっかり迷い込むと大変危険である。
現実世界の茨城県日立市。
&sizex(5){◆&aname(ヒロセの神殿街){ヒロセの神殿街}}
幸運を司る星神を祀る神殿街。街全体を巨大な儀式魔法陣とすることで強大な〈炎の魔神〉を封じている。
夏の時期には封印が弱まるため、魔法陣の維持に必要な触媒を調達する依頼が[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に出される。
現実世界の埼玉県狭山市廣瀬神社周辺地域。
&sizex(5){◆&aname(フォーブリッジの街){フォーブリッジの街}}
山間の盆地に築かれた城塞都市で、[[アキバ>>アキバ]]から[[カシワザキ>ヤマトの設定#カシワザキ雷鳴街]]方面へ抜けるルートの中継点に当たる。近隣の〈ハルナの森〉にはサワープラムの木が多く、その実を使った果実酒やピクルスが特産品として有名。サワープラムは花も美しく、開花シーズンには多くの人が訪れる。
8月のゴブリン遠征において襲撃の危険があった街。
現実世界の群馬県前橋市。
&sizex(5){◆&aname(ボグポート){ボグポート}}
[[ボクスルト>ヤマトの設定#関門都市ボクスルト]]と[[サフィール>ヤマトの設定#サフィールの街]]の間の街道沿いに位置する街。
(書籍版第8巻p138)
[[ルンデルハウス=コード>>ルンデルハウス=コード]]が故郷を離れ[[アキバ>>アキバ]]へ来る際にも通過している(本人談)。
(書籍版第8巻p054;Web版065中盤)
現実世界の静岡県沼津市。
&sizex(5){◆&aname(マイハマの都){マイハマの都}}
[[〈自由都市同盟イースタル〉>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]最大の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]居留地。繊細な鋼細工による巨大高架歩道や空中庭園、そしてヤマトで最も美しいと評される白亜の宮殿〈灰姫城〉《キャッスルシンデレラ》など、[[〈神代〉>>〈神代〉]]の遺跡を再利用した印象的な建造物がいくつも存在する。マイハマの周辺にもこのような「生きた」遺跡が多く、ゲーム時代から中級[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]用のクエストが多数存在した。
都市内だけで約三万、支配権を確立している周辺の村落を含めるとその人口は約八万に達する。海に面した都であることから漁業や海運業などが活発であり、特に海運で得られる利権は、都市および公爵家の力の背景となっている。
当代の支配者は[[セルジアッド=コーウェン公爵>>セルジアッド公爵]]。コーウェン公爵家は〈ウェストランデ皇王朝〉から続く名家として、この地に君臨している。
[[アキバ>>アキバ]]からは馬で二日ほどの距離にあり、〈冒険者〉と最も距離の近い〈大地人〉都市のひとつである。またこの街の地下には大規模な遺跡が存在しており、ゲーム時代にはクエストの舞台にもなっていた。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降は未探索地域の存在も明らかになり、ここを訪れる〈冒険者〉の数は増加傾向にある。商業設備も整っており〈冒険者〉には馴染み深い街である。
アキバから近い〈大地人〉都市として、アキバに比べればその速度は多少緩やかではあるが、〈大地人〉の歴史の中ではありえぬほど急速な発展と転回の時期にある。コーウェン家は〈自由都市同盟イースタル〉の筆頭領主としてこの歴史的大波を乗り越える重責を感じていて、その為に最善を尽くしているが、大小様々なトラブルがこの領地を襲っている。
それらトラブルから民を守るのがマイハマを守り続ける近衛騎士団[[グラスグリーヴス>>大地人(組織)#グラスグリーヴス]]である。魔物が跳梁跋扈するこの世界で、イースタル屈強の騎士団と称えられ、コーウェン家に絶対の忠誠を誓うグラスグリーヴスの存在は、マイハマの人々に安らぎを与えている。
現在ではアキバの街との間に〈輸送船ネレイデス〉が就航し物資の運搬を行っている。それに伴い港の拡張工事なども実施され多数の技術者が募集されている。
現実世界の千葉県舞浜駅付近。
&sizex(5){◆&aname(マサキの廃墟){マサキの廃墟}}
ボロボロに朽ちた廃城。誰も住んでいないはずだが、夜になるとあちこちに鬼火が灯って見えるという。また、この城の近辺には飛行能力を持つモンスターが大量に生息しており、これらが海を越えて[[ナインテイル>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]の市街まで飛来することもある。
現実世界の丸岡城跡(愛媛県西宇和郡伊方町中浦)。
&sizex(5){◆&aname(マツドの村){マツドの村}}
[[マイハマ>ヤマトの設定#マイハマの都]]に程近い[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の村。数多くのポーションの材料となる薬草の栽培が盛んなほか、[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]の鍛冶工房が置かれており、村の規模に比して戦略上の重要度は高い。
現実世界の千葉県松戸市。
&sizex(5){◆&aname(マヴァル廃港){マヴァル廃港}}
セトの群島地帯を渡って[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]へ至るルートの玄関口であったと思われるが、すでに廃墟と化している港。今では〈海竜〉をはじめとするモンスターの巣窟となっており、船などで近づこうものならあっという間に海の藻屑となる。
現実世界の愛媛県今治市。
&sizex(5){◆&aname(魔法都市ツクバ){魔法都市ツクバ}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]東部に位置する街。学問ギルドの勢力が強く、魔術と学問の街としてイースタルのみならずヤマト全体に知られている。[[〈神代〉>>〈神代〉]]より残る建造物の跡地をそのまま利用した、区画整備による整然とした街並みが印象的。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前は魔術に関わるクエストやアイテムが豊富に用意されていたため、魔法職の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にはなじみが深い都市でもあった。また、〈鷲獅子〉《グリフォン》に騎乗した衛兵団が常駐していることでも有名。
都市中央部には「学院」と呼ばれる大小40ほどの塔が連なった大規模な研究施設が存在する。これらの塔も〈神代〉の遺跡を利用したものであり、それぞれが学院内で部門わけされた学術ユニオン、およびその下部にあたる無数のユニオン群によって管理されている。ここに属する研究者たちは〈大災害〉以前よりクエストを介して〈冒険者〉と有形無形の関わりがあり、最近では〈冒険者〉の持つ技術の研究や相互に技術を供与し合うようなケースも増えつつあるらしい。また、公的には存在を否定されているものの、闇の魔術組織も少なからず存在し、非合法な技術研究などを行なっていることは「学院」内では暗黙の事実とされている。
知恵と知識を重んずる気風の強いことから、他所のような差別を受けることが少ないとされるツクバには[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]も数多く暮らしている。種族的な魔法装置への親和性が魔術の研究に適していること、そしてツクバの中心機関たる「学院」において、その教授職の少なくない席を〈ハーフアルヴ〉が占めていることも、〈ハーフアルヴ〉への偏見を持つ者が少ないことの証左といえる。
[[キリヴァ侯>>大地人(人物)#キリヴァ侯爵]]の領地。
現実世界の茨城県つくば市。
&sizex(5){◆&aname(ユフインの温泉街){ユフインの温泉街}}
[[ナインテイル>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]有数の温泉街として有名な町。[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]から時折飛来するモンスターに手を焼いているため、飛び道具や魔法の使用できる[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]は歓迎される傾向がある。需要の高さから〈弓職人〉も多く、掘り出し物が見つかることもある。
現実世界の大分県由布市。
&sizex(5){◆&aname(〈宵待つもの〉たちの村){〈宵待つもの〉たちの村}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]のどこかにあるという名も知れぬ[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]の隠れ里。獣も通わぬ山奥にあるとも、船を寄せ付けぬ岩礁に囲まれた無人島にあるとも言われている。村人たちは友好的で、迷い込んだ旅人などにも親切にしてくれるため、この集落が持つ裏の顔に気付く者は少ない。
彼らは、「宵闇の姫」なる忘れられた[[〈アルヴ〉>>〈アルヴ〉]]の姫君の末裔として、自らを〈宵待つもの〉(エノテラン)と呼び、彼女を半ば神格視して崇めている。姫がいつか復活し、迫害されている〈ハーフアルヴ〉たちを救済してくれるのだと信じているのである。
〈宵待つもの〉たちの信じる救済は「〈アルヴ〉を滅ぼした人間に復讐し、〈アルヴ〉の血を引く〈ハーフアルヴ〉だけの楽園を築く」という過激なもので、それゆえ村人たちは自らこの秘密を語ることはない。あなたの泊まった村の人々が、深夜に何やら奇妙な集会を行うのを見てしまったならば、そっと立ち去ることを強く勧める。秘密を知られた彼らが、邪魔するものを排除すべく強硬手段に出ない保証はないのだから。(ある旅行記に記された真偽不明の情報。著者はその後行方不明になった)
&sizex(5){◆&aname(陽光の街ヒュウガ){陽光の街ヒュウガ}}
[[〈不死鳥〉>>〈不死鳥〉]]の加護があると伝承にある[[ナインテイル>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]南部の街。ヒュウガ近辺は天候が安定しており晴れの日が非常に多い。絶え間無い陽光を受けて一面に咲き誇る〈ヒムカの花畑〉の美しさは[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前から名所と名高い。
現実世界の宮崎県日向市。
&sizex(5){◆&aname(ヨコハマ){ヨコハマ}}
[[イースタル>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]でも随一の貿易港として栄える港湾都市。同じく海運が盛んな[[マイハマ>ヤマトの設定#マイハマの都]]とは長年のライバル関係にあり、時に争い、時に協力して、イースタルの繁栄を支えてきた。伝統的に商人たちが作る組合の発言力が強く、領主たる貴族といえど、彼らを無視することはできない。特に、組合の信任を得て任命され、港の管理を行う港湾長(ハーバーマスター)は巨大な権限を有 しており、この街の影の領主とも言われている。
ヨコハマは、イースタルの中でも特に[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]が多い都市でもある。人と物が流れる中継地点であるこの街は、好奇心旺盛で気ままな〈猫人族〉にとって居心地のよい場所なのだろう。
この街の港には[[〈ナインテイル自治領〉>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]、[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]、[[〈エッゾ帝国〉>ヤマトの設定#エッゾ帝国]]など、各地からの貿易船が寄港する。各国の商人たちの拠点となる商館も数多く、街並みの様子は様々な文化がモザイクのようにちりばめられており、区画を一つ移動するだけで、全く異なる情緒を見せる。特に、ユーレッド大陸東部からの移民が暮らすエリアである〈ミッドフラワーブロック〉のオリエンタルな風情は、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にも人気の観光地。移民たちの多くは気さくで親切だが、中には大陸で罪を犯して逃げてきたおたずね者や、麻薬や禁制品の密貿易に手を染める闇商人などもおり、取り締まりにあたる港湾長の手を焼かせているようだ。
また、この街には、〈猫人族〉による運送屋の互助組織[[〈猫の手組合〉>>大地人(組織)#猫の手組合]]《キャッツ・ハンド》の本拠地が存在している。〈猫の手組合〉に加盟した貿易商人は、ヤマト各地で専用倉庫の利用や一部宿泊施設での便宜を受けることができる。このため、加盟手続きのためにヨコハマを訪れる〈猫人族〉の商人は引きもきらない。加盟には様々な試験が課されることが多く、ヨコハマでは〈冒険者〉たちが試験突破の手助けを求められることも多い。
この街には、ヤマト各地から多様な人と物が集まってくる。珍しい(そして刺激的な)出会いを求めるならばうってつけの街だといえるだろう。
現実世界の神奈川県横浜市。
&sizex(5){◆&aname(ラワロールの街){ラワロールの街}}
タカミ川に接する都市。イースタル東北部を南北に貫く大河に沿っているため、内陸部と南部との流通の重要な中継点として発達した水運と商業の街である。
[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]のみならず、バリエーションに富んだ[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の商人達を見かけることのできる街である。
現実世界の岩手県花巻市。
&sizex(5){◆&aname(麗港シクシエーレ){麗港シクシエーレ}}
プレイヤータウンとして[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が数多く過ごす[[ミナミ>>ミナミ]]と違い、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]で構成された大型都市。美しい港町でもあり、[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]貴族の別荘も多い。
現実世界の兵庫県神戸市。
&sizex(5){◆&aname(ロマトリスの黄金書府){ロマトリスの黄金書府}}
とある神官が発見した遺跡建築の上に築かれ、古今東西のあらゆる書物が集まると言われるカガ地方の文化街。〈黄金書府〉とはその知識財産の価値を評しての呼び名とされる。都市の下にあるという大書庫遺跡には未発掘の知識が大量に眠っている。
現実世界の石川県金沢市。
&sizex(5){◆&aname(ロンガのオアシス){ロンガのオアシス}}
広大な[[〈ロンガ砂漠〉>ヤマトの設定#ロンガ砂漠]]に点在するオアシス。そこを渡り歩くキャラバントレーダーが砂丘での活動拠点になる。時折オアシス自体が移動してしまうこともある。
&sizex(5){◆&aname(ロングケイプ軍港){ロングケイプ軍港}}
ヤマトの西の守りとして置かれた軍港都市。沖合には古[[アルヴ>>〈アルヴ〉]]王国時代の遺跡が残る島が多数存在し、遺物を回収して一山当てようと企む山師や[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]で賑わっている。[[ミナミ>>ミナミ]]の[[ナカス>>ナカス]]侵攻以降は、[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の動向にも目を光らせているらしい。
現実世界の長崎県佐世保市。
&sizex(5){◆&aname(ワラビの村){ワラビの村}}
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の暮らす村の一つ。特産品は〈乙女のベリー〉と呼ばれる果実。
付近には怪物が跋扈する森があり、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に退治の依頼が頻繁に回ってくる。
現実世界の埼玉県蕨市。
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*■日本サーバーのダンジョン
&sizex(5){◆&aname(天戦船){〈天戦船(あまのいくさぶね)〉}}
半ば水没した巨大な古代の戦艦が島のようになっている場所。貴重な古代遺物を発掘するため甲板部分には居住区も設けられたが、戦艦内部から湧き出た機械系モンスターによりダンジョン化してしまった。伝承によればこの船はまだ動くらしいが…。
&sizex(5){◆&aname(イツクシマ海上神殿){〈イツクシマ海上神殿〉}}
古の神具が収められているというダンジョン。周囲には異様な数のモンスターが発生するる浅瀬が広がっており、辿り着くまで一苦労。入念に準備をしてもなお「並みのレイドよりもよほど難しい」というのが一般的な[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の評価である。
現実世界の広島県厳島神社。
&sizex(5){◆&aname(隠神の城){〈隠神(いぬがみ)の城〉}}
廃墟となった城に犬系のモンスターが多数住み着いている地上ダンジョンゾーン。天守閣に巣くうとされるボスモンスター[[〈隠神刑部〉>>〈隠神刑部〉]]には未だ詳細情報がない。一説にはこの城だけでなく、[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]全てのモンスターをまとめるボス的な存在とも言われている。
現実世界の愛媛県松山城。
&sizex(5){◆&aname(イヌシマ水城){〈イヌシマ水城〉}}
[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]に名を轟かせた海賊が根城にしていた要塞。現在は[[〈サファギン族〉>>〈水棲緑鬼〉]]を中心としたモンスターの出現するダンジョンとなっている。時折海賊の宝らしきアイテムが発見されるため、トレジャーハンティングスポットとしても有名で、一攫千金を狙う[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も少なくない。
現実世界の因島水軍城(広島県尾道市因島中庄町)。
&sizex(5){◆&aname(ウエノ盗賊城址){〈ウエノ盗賊城址〉}}《ウエノローグキャッスル》
[[アキバ>>アキバ]]の北側に位置する[[〈神代〉>>〈神代〉]]の遺構が集合している地域。
朽ちた遺構が整然と並び、荘厳な神殿を思わせる空間だが、夜になれば[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]のならず者や亜人が集まる危険地域と化す。
この場所を拠点とした盗賊団の夜盗行為はアキバを目指す行商を度々襲撃しており、周囲の治安の悪化にもつながっていることから、[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]自警団の重点的な巡回地域ともなっている。
現実世界の東京都台東区上野。
&sizex(5){◆&aname(ウペペサンケ){〈ウペペサンケ〉}}
ダイセツ山脈の一角に広がるフィールド型ダンジョン。吹雪の中、〈巨人族〉のほか[[〈氷妖精〉>>〈氷妖精〉]]や[[〈雪女〉>>〈雪女〉]]、[[〈雪狼〉>>〈雪狼〉]]といった北方系エネミーが多数出現する難関。
現実世界の北海道ウペペサンケ山。
&sizex(5){◆&aname(ウマの曲輪跡){〈ウマの曲輪跡〉}}
&sizex(5){◆&aname(英雄陵){〈英雄陵〉}}
〈新皇の帰還祭〉の舞台となる、古の英雄が祀られた墓所。ダンジョンボスはヤマト最強の怨霊の一角。祟り神として畏れられながらもイースタル方面の守り神として篤く信仰される一面もある。
現実世界の東京都千代田区将門塚。
&sizex(5){◆&aname(王城貫路){〈王城貫路〉}}
旧東京を貫くトンネル状の巨大な地下通路。[[〈ウエノ盗賊城址〉>ヤマトの設定#ウエノ盗賊城址]][[〈書庫塔の林〉>ヤマトの設定#書庫塔の林]]〈王城〉〈ヨヨギが原〉の地下を貫いている。うまく利用すると様々な場所への近道となるため、危険を承知で護衛をつけ、この道を選択する[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の行商人もいる。
地中幻獣ワームの巣をあちこちに抱え、最深部は中堅の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]をいともたやすく殲滅する難易度を持っている。
現実世界の東京地下鉄千代田線。
&sizex(5){◆&aname(オキノ島){〈オキノ島〉}}
通称〈妖怪島〉。島ひとつがフィールド型ダンジョンとなっているこの島は、いわゆる「妖怪」をモチーフにした独特のモンスターが多数出現する。入口付近には[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]相手のショップもあるのだが、なんと店員も妖怪であり、ダンジョンというよりアトラクション施設のような趣すら感じられる。
現実世界の隠岐諸島。
&sizex(5){◆&aname(落人の密林砦){〈落人の密林砦〉}}
現実世界の高知県天狗森。
&sizex(5){◆&aname(悔恨の修道院){〈悔恨の修道院〉}}
リョービ高原のカルスト台地を超えてさらに山地に分け入ると、引退した[[〈暗殺者〉>>〈暗殺者〉]]が懺悔に訪れるという修道院がある。修道院はダンジョンとなっており、最奥部まで到達できれば奥義を得るための[[クエスト>>クエスト]]を受けることができるらしい。
&sizex(5){◆&aname(海底トンネル){〈海底トンネル〉}}
本州とエッゾ本島を結ぶ海底トンネル遺跡。ダンジョン扱いのためモンスターも出現する。構造は単純だがそれゆえに逃げ場も少なく、十分な実力がなければ突破は難しいとされる。
[[〈ライポート海峡〉>ヤマトの設定#ライポート海峡]]の地下トンネル。40レベルもあればソロでも通り抜けられる。
(書籍版第7巻巻末付録p358)
※原作小説本文中の[[〈Z五三九〉>ヤマトの設定#Z五三九]]に相当すると思われる。
現実世界の青函トンネル。
&sizex(5){◆&aname(火雷天神宮){〈火雷天神宮〉}}
雷を操るヤマト最強の怨霊が守る神殿様のダンジョン。〈神皇の帰還祭〉の舞台の一つ。恐るべき怨霊であると同時に、学芸や弓術など様々な分野に秀で、その守護神としても地元の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]たちに崇められている。「願掛け」と称して全滅前提でボスに挑む[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]もいたとか。
現実世界の大宰府天満宮。
&sizex(5){◆&aname(火竜のすり鉢){〈火竜のすり鉢〉}}
火山起源の巨大なカルデラ地形が口を開けており、その中央火口周辺がフィールド型ダンジョンとなっている。火山だけに、炎と関係するモンスターが多数出現し、火口の中には山の主とも言われる[[〈溶岩竜タツノミコト〉>>〈溶岩竜タツノミコト〉]]が待ち受けている。生半可な装備では一瞬で消し炭にされてしまう。
現実世界の熊本県阿蘇五岳。
&sizex(5){◆&aname(カンダ用水路・アキバ下水道){〈カンダ用水路〉・〈アキバ下水道〉}}
[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]最初期に実装されてから何度かの拡張を経て、現在は[[アキバ>>アキバ]]の地下部分からカンダ方面に広がる地下水道ダンジョン。難易度的には初心者用に分類される。
都市伝説から抜け出してきたような様々なモンスターが出現し、その中でも最大のものは白く巨大な[[〈下水白鰐〉>>〈下水白鰐〉]]《ホワイト・アリゲーター》である。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後はその足場と視界、何より環境の悪さから攻略難易度は跳ね上がっている。自分の生身で好き好んでここに入ろうという[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]は激減。ただし街の地下という立地から、用水路経由で様々な紛失物がこのダンジョンに落ちてしまうことが多く、探し物の依頼は絶えない。また廃墟の床が壊れて[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]や〈冒険者〉が意図せずこの迷宮に迷い込むこともあり、様々なトラブルの元となっている。
現実世界の丸の内線。
&sizex(5){◆&aname(キムンカムイの牙城){〈キムンカムイの牙城〉}}
超大型エッゾヒグマ[[〈キムンカムイ〉>>〈キムンカムイ〉]]をリーダーとする凶悪な熊型モンスターの群れが徘徊するフィールドダンジョン。みだりに踏み込めば命はない。
さすがの〈巨人族〉もエッゾに住む熊には手を焼いているらしく、各地で二者が戦っている姿が目撃されている。
現実世界の北海道カムイヌプリ。
&sizex(5){◆&aname(巨神工廠){〈巨神工廠〉}}
古[[アルヴ>>〈アルヴ〉]]文明時代の戦争で用いられたという巨大ゴーレム生産工廠の廃墟。施設のほとんどは機能停止しているが、未だに地中奥深くから機械の駆動音が聞こえてくるという噂が絶えない。最奥部には「白い巨神」が眠り続けると伝えられているが…。
&sizex(5){◆&aname(巨人の都){〈巨人の都〉}}
川をせき止めて湖を作り、そのそばに街を築いたという伝承が残る〈巨人族〉の街。街ではあるがそこに住むのは皆〈巨人族〉であり、人類が入り込めば即座に囲まれ棍棒で叩かれることになる。
&sizex(5){◆&aname(砕かれた天塔){〈砕かれた天塔〉}}
かつて天に至るべく築き上げられた塔の残骸。先史文明のものと思しき用途不明の機械部品の残骸が採れる。古代に製造されたであろう機械系のモンスターが塔の残骸を守るかのように多数徘徊しており、戻ることのない主の帰還を今も待ち続けている。
現実世界の種子島宇宙センター。
&sizex(5){◆&aname(クラマ山){〈クラマ山〉}}
[[キョウ>ヤマトの設定#キョウの都]]の鬼門に位置する山々に無数の鳥居が立ち並ぶ、和風テイスト溢れる巨大ダンジョン。〈天狗族〉による謎かけが随所に設置されており、力任せではクリアできない構成となっている。最奥に鎮座する[[〈大天狗〉>>〈大天狗〉]]の試練をクリアできれば天狗ゆかりの[[アイテム>>アイテムについて]]を入手出来る。
現実世界の京都府鞍馬山。
&sizex(5){◆&aname(光輪洞){〈光輪洞〉《クリスタルケイブ》}}
いたるところに鍾乳石がぶら下がり、静謐な空気が満ちる鍾乳洞穴。中心部にそびえる巨大な鍾乳石柱は名所としても有名。その昔、光の剣士がこの洞窟で瞑想し心の曇りを払って奥義を開眼した、という伝承がある。洞窟内部には、その際に切り倒されたという巨大な鍾乳石柱もある。
現実世界の山口県秋芳洞。
&sizex(5){◆&aname(クンパールの社跡){〈クンパールの社跡〉}}
現実世界の金刀比羅宮。
&sizex(5){◆&aname(サマイクルの砦){〈サマイクルの砦〉}}
[[カムイの森>ヤマトの設定#カムイの森]]の中心にあるとされ、未だたどり着いた者がいないとされる〈サマイクル〉の砦。
『サマイクル』とは[[〈古来種〉>>〈古来種〉]]の英雄とも精霊とも言われているが詳細は明らかではない。
&sizex(5){◆&aname(シアヌの廃墟){〈シアヌの廃墟〉}}
&sizex(5){◆&aname(シンジュク駅ビル廃墟){〈シンジュク駅ビル廃墟〉}}
(書籍版第1巻p037;Web版002序盤)
&sizex(5){◆&aname(シンジュク地下道){〈シンジュク地下道〉}}
シンジュクの地下に張り巡らされたダンジョンゾーン。出現する敵は弱く、地下道として利用されることが多かった。
現在は〈ベヒーモス〉襲撃により壊滅したシンジュク地上部分から逃げ延びた[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]が、ところどころでキャンプを張っている様子が見られる。
&sizex(5){◆&aname(スワの古神殿){〈スワの古神殿〉}}
湖に半ば沈むようにして建つ、既にその名を忘れられた古の神の祭壇。地上部分は浸水し既に廃墟と化しているが、隠し通路から進入できる地下部分には半人半蛇の亜人[[〈ナギ族〉>>〈ナギ族〉]]が神殿を築いており、彼らが崇拝する大蛇が目覚める時を今も待ち続けている。
現実世界の長野県諏訪湖。
&sizex(5){◆&aname(セイラーの死廃街){〈セイラーの死廃街〉}}
大量のゾンビが出現するダンジョン。
レベル20~30相当の狩り場と[[ハーフレイド>>大規模戦闘#ハーフレイド]]ゾーンから成る。
現実世界の『琵琶湖クルージングモール ピエリ守山』(滋賀県守山市今浜町)。
&sizex(5){◆&aname(七つ滝城塞){〈七つ滝城塞〉}《セブンスフォール》}
オウウ地方に横たわる深い〈闇の森〉《ブラック・フォレスト》の最深部に存在する、[[〈緑小鬼〉>>〈緑小鬼〉]]《ゴブリン》族の城塞。大量の〈緑小鬼〉が出現する場所で、雑魚と侮ればその圧倒的な数の暴力の前にすりつぶされることとなる。
現実世界の秋田県七滝。
&sizex(5){◆&aname(Z五三九){〈Z五三九〉}}
[[〈ライポート海峡〉>ヤマトの設定#ライポート海峡]]の地下トンネル。40レベルもあればソロでも通り抜けられる。
(書籍版第7巻p116;Web版058序盤)
※書籍版第7巻巻末付録の[[〈海底トンネル〉>ヤマトの設定#海底トンネル]]に相当すると思われる。
現実世界の青函トンネル。
&sizex(5){◆&aname(ダイシロード){〈ダイシロード〉}}
[[フォーランド島>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]は[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]が住んでおらず、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にしても[[〈妖精の輪〉>>〈妖精の輪〉]]で目的のダンジョンやエリアに向かうだけだったために、特に注目されることの無いエリアだった。結果として容易にアクセスできなくなった現在では、設定やフィールドについて未確認になったままの噂が大量に残されたままになっている。
その多くは[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前から[[クエスト>>クエスト]]や[[アイテム>>アイテムについて]]のメッセージにわずかな設定や関係がほのめかされており、[[〈クンパールの社跡〉>ヤマトの設定#クンパールの社跡]]の最深部に眠る秘密と強大な天狗にまつわる[[大規模戦闘>>大規模戦闘]]や、[[〈剣鋒タローグ〉>ヤマトの設定#剣鋒タローグ]]のいずこかに存在する隠れ里から始まるクエストといった大規模なイベントがいつか発生すると期待されているのである。
そんな噂話の中でも特に有名なものと言えばこの〈ダイシロード〉があげられる。かつて[[〈神代〉>>〈神代〉]]の時代、フォーランドに作られたとされる巨大な魔法技術の遺構である88か所のパワースポットを巡るためのルートとされており、〈冒険者〉の間ではこの88か所のパワースポット全てを巡ると絶大な力を得ることができるという噂が存在している。
さらには「本当に効果を得るためには何度も回る必要がある」や、「逆順に行けばさらに強い効果を得られる」といったオマケも含めると関連する噂は無数に存在している。
もっとも、現在のフォーランドは秘境ともいえる濃密な山林の合間をわずかに街道の名残が通っている程度で、その街道では妖怪をはじめとする強力なエネミーが跋扈しているため〈ダイシロード〉巡りを完走するのは超高難度である。そもそも、88か所存在するというパワースポットの正確な位置についても何か確固たる情報が得られているわけではない。さらには〈大災害〉以降、フォーランドではモンスターの分布が大きく変化しているらしいという噂もあり、最終的に〈ダイシロード〉を完走した場合にどんな報酬が得られるのか、そもそも〈ダイシロード〉というクエストは存在するのか、全てが伝説の分厚いベールに覆われたままとなっている。
現実世界での四国遍路。
&sizex(5){◆&aname(テルクミの城塞){〈テルクミの城塞〉}}
武者型の亡霊が闊歩する古代城塞。政争に破れ落ち延びてきた剣士セゴードが築いたとされ、彼はこの城塞で追ってを返り討ちにした後、[[ナインテイル>ヤマトの設定#ナインテイル自治領]]に戻り政敵をも討ち果たしたという。彼の子孫が後のオイドゥオン家を興すこととなった。
現実世界の奄美群島。
&sizex(5){◆&aname(ドゥヴァーチャーのバードランド){〈ドゥヴァーチャーのバードランド〉}}
[[アキバ>>アキバ]]から馬で40分ほどの場所にあるフィールドダンジョン。
80レベル台のモンスターが出現するパーティー用のゾーン。
12月、[[〈口伝〉>>口伝]]を求める[[アカツキ>>アカツキ]]が[[〈黒剣騎士団〉>>戦闘系ギルド#黒剣騎士団]]の訓練を、物陰から観察していた場所。
(書籍版第6巻p019;Web版046中盤)
&sizex(5){◆&aname(時が眠る島){〈時が眠る島〉}}
ヤマト最南端に位置する孤島がそのままダンジョンとなっている。ジャングルに覆われたこの島は、[[〈トリケラトプス〉>>〈トリケラトプス〉]]などの恐竜型モンスターが多数出現する秘境だが、それだけに行き来に手間がかかりすぎ、好んで訪れる[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]はめったにいない。
現実世界の西表島。
&sizex(5){◆&aname(ドーンピークの廃鉱山){〈ドーンピークの廃鉱山〉}}
現実世界の明延《あけのべ》鉱山(兵庫県養父市大屋町明延)。
&sizex(5){◆&aname(ナカノモール){〈ナカノモール〉}}
[[〈神代〉>>〈神代〉]]の大型建築物の廃墟。内部は通路と小部屋が規則的に並ぶ構造で、小部屋一つ一つが玄室となっている。
出現するモンスターは弱く、初心者向けの稼ぎダンジョンとして利用されるが、迷いやすい構造のためマッピングを怠ると後々後悔することになる。
[[シロエ>>シロエ]]が[[〈三日月同盟〉>>中小ギルド(組織)#三日月同盟]]の若い子と一緒に行ったというダンジョンゾーン。
現実世界の中野駅近く。
&sizex(5){◆&aname(パイドパイパーリア){〈パイドパイパーリア〉}}
道化師[[〈メイザース・パイドパイパー〉>>〈メイザース・パイドパイパー〉]]が支配する都市。地上ダンジョン扱いだが、同時に[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]やモンスターがショップなどの施設を開いており実際に利用できる。それ以外のモンスターは襲ってくるし、〈大地人〉の反応も何処か不自然。何もかもちぐはぐで、底知れない不気味さを感じさせる。
現実世界の山梨県笛吹市。
&sizex(5){◆&aname(化け猫屋敷){〈化け猫屋敷〉}}
[[パンナイルの街>ヤマトの設定#パンナイルの街]]の北側にたたずむ寂れた屋敷。街の住人ならば知らぬもののない有名ダンジョン。
古い屋敷は内部がダンジョン化しており、多数の猫型のモンスターのほか、アンデッドまでもが徘徊している。屋敷内部は狭い通路と小部屋で動きにくく、さらには奥へ行くほどに強力な敵が出現するため、退き時を見誤って全滅する[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]は少なくない。また屋敷各所には怨念から生み出された呪いのトラップ群が仕掛けられており、危険度をさらに跳ね上げている。
逆に言えば、入り口付近に留まっていれば、ほぼ無害な猫型モンスターと戯れられる。このため[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前より癒しを求める〈冒険者〉が屋敷の庭などに入り浸る姿が見られていた。
ボスは巨大な化け猫である。かつて領主に仕えていた[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]が濡れ衣で処刑された時、その妻が夫の無念をはらすため化け猫に成り果てた。噂では、未だに「パンナイルの領主」を呪い続けているのだという。その噂の虚実は不明だが、現領主であるリーフトゥルク家の人々も、そしてパンナイルの街の住人たちも、この件については硬く口を閉ざしている。
&sizex(5){◆&aname(パルムの深き場所){〈パルムの深き場所〉}}
[[〈自由都市同盟イースタル〉>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]最北の街[[オウウ>ヤマトの設定#オウウの街]]からさらに北に進んだ[[〈ティアストーン山地〉>ヤマトの設定#ティアストーン山地]]の地下に存在する、古代の坑道とトンネルの巨大な複合体ダンジョン。
上層部はレベル40前後で疫病を持つ亜人種[[〈鼠人間〉>>〈鼠人間〉]]《ラットマン》の巣窟となった長大な地下通路。無策で進めば熟練の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]でも消耗は避けがたい。中層部から下層部にかけては地下水脈と繋がっており、朽ちて脆くなった足場を踏み外すと水底へと真っ逆さまに落ちることになる。最下層部は、12番目の拡張パック[[〈ノウアスフィアの開墾〉>>〈ノウアスフィアの開墾〉]]で実装されたレイドゾーン[[〈奈落の参道〉>>〈奈落の参道〉]]《アビサルシャフト》となっている。
このダンジョンは[[アキバ>>アキバ]]と[[ススキノ>>ススキノ]]を結ぶ交通の要衝であり、治安が悪化したススキノからアキバ、[[シブヤ>>シブヤ]]へと避難する者達にとって大きな難所となっている。
モデルは白神山地。
&sizex(5){◆&aname(火蜥蜴の洞窟){〈火蜥蜴の洞窟〉}}
秘法級アイテム「“灰鋼”のローブ」を入手することができる。
&sizex(5){◆&aname(ビャッコの墓標){〈ビャッコの墓標〉}}
悲劇的な最期を遂げたと伝わる若武者の亡霊が彷徨う廃城。亡霊たちは未だ落城を知らず城を護り続けており、踏み込んだものに容赦ない攻撃を加える。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降、最深部に辿り着き彼らの戦いを終わらせることができた[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]はまだ現れていない。
現実世界の福島県白虎隊士の墓。
&sizex(5){◆&aname(不死の街トヨタ){〈不死の街トヨタ〉}}
かつてこの地を治めていた領主が己の不老不死の研究のために滅ぼした街が丸ごとダンジョンとなったゾーン。自らをアンデッド化し[[〈不死王〉>>〈不死王〉]]となった領主の下、強力なアンデッドがひしめく不浄の地。[[レイド>>大規模戦闘]]コンテンツ[[〈天地冥動〉>>〈天地冥動〉]]の舞台としても有名。
現実世界の愛知県豊田市。
&sizex(5){◆&aname(ヘイアンの呪禁都){〈ヘイアンの呪禁都〉}}
数年に一度封印が解かれる〈スザクモン〉より進入できるダンジョン。内部には無数の落とし穴が掘られ、地獄より溢れ出した強力な〈鬼族〉が徘徊する、文字通り鬼のような難易度を誇る。クリア報告もごく僅かである。
現実世界の京都府平安神宮。
&sizex(5){◆&aname(マイハマ地下道){〈マイハマ地下道〉}}
[[マイハマの都>ヤマトの設定#マイハマの都]]の地下に存在する謎の通路。かなり複雑な構造となっているが、構造を把握できればマイハマ各所にすばやく移動できるらしい。
&sizex(5){◆&aname(魔皇殿){〈魔皇殿〉}}
〈神皇の帰還祭〉の舞台としてヤマトの各地に配置されたダンジョンの一つで、最奥にはヤマト最強の怨霊の一角が待ち受ける。ダンジョンそのものの難易度も然ることながら、そこに辿り着くまでの道のりが困難を極める。
現実世界の崇徳天皇白峯陵(香川県坂出市青海町)。
&sizex(5){◆&aname(ミドラウント馬術庭園){〈ミドラウント馬術庭園〉}}
巨大なコロシアムに似た外観を持つ馬術庭園。周辺には野生動物以外の凶悪なモンスターが出現しない。
[[マイハマ>ヤマトの設定#マイハマの都]]の北方5km程度の位置。8月の遠征で、駐屯地が築かれた。
現実世界の千葉県中山競馬場。
&sizex(5){◆&aname(ミューラス海上要塞){〈ミューラス海上要塞〉}}
現実世界の沖の島(高知県宿毛市)。
&sizex(5){◆&aname(幽幻の深層){〈幽幻の深層〉}}
海上にランダムに出現する蜃気楼から入ることができる海中ダンジョン。通路や部屋の配置は毎回変化し、壁や床も朧げで水中を歩くような感覚におちいる。出現する海洋系モンスターはどれも食材としての価値が高く、上級回復薬の素材となる〈深層の幽水〉も採取できる。
現実世界の富山県富山湾。
&sizex(5){◆&aname(妖蚕の魔穴){〈妖蚕の魔穴〉}}
海岸沿いに開いた風穴郡に芋虫系モンスターが多数住み着く。奥深くには〈女王〉と呼ばれる存在がいるとも噂される。なお、これらの芋虫類が吐き出す糸は丈夫な上に魔力との相性がよく、布素材としては最高級のものとなる。
&sizex(5){◆&aname(ラグランダの杜){〈ラグランダの杜〉}}
ザントリーフ中央部、[[チョウシの街>ヤマトの設定#チョウシの街]]の西部に位置するパーティ向けダンジョン。
[[〈燃え盛る悪霊〉>〈燃えさかる悪霊〉]]《バーニングデッド》をボスとする自然洞窟と、[[〈邪悪な神像〉>>〈邪悪な神像〉]]《イビルアイドル》をボスとする地下神殿に分岐しており、地下神殿のほうが難易度が高い。
遠近の攻撃手段を持つアンデッドエネミーが数多く徘徊しており、力押しでの攻略は難しい。パーティ連携の練度が戦果に端的に現れる、訓練に適した「初心者向けダンジョン」とされている。2つのエリアはそれぞれ別のレベル帯に対応しており、自然洞窟エリアをクリアできる頃には、地下神殿にも行ける実力になっている。
[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]が新人強化合宿の場所としたのを契機に知名度が上がり、様々なギルドが訓練場所として利用している。
現実世界の千葉県成田山新勝寺。
&sizex(5){◆&aname(ワシュウ空中庭園){〈ワシュウ空中庭園〉}}
半島に突き出した山の上空に浮かぶ[[アルヴ>>〈アルヴ〉]]の魔法遺跡。[[〈ロストブリッジ〉>ヤマトの設定#ロストブリッジ]]そして[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]を見張る要塞であったとも、遊戯施設であったとも言われている。ゾーン内の移動に使われる魔法のトロッコがスリル満点すぎるため、高所が苦手な[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]は立ち入らないのが賢明。
現実世界の岡山県鷲羽山ハイランド。
&sizex(5){◆&aname(ワタツミの龍王宮){〈ワタツミの龍王宮〉}}
海中神殿をイメージしたダンジョンで、龍の浜の近くにひっそりと立つ古びた社が入口となっている。社周辺や龍の浜は[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]に住み着くドラゴン種が頻繁に飛来する危険地帯。もちろん神殿内部のも水棲モンスターや〈海竜〉類が多数出現する。
現実世界の高知県海津見神社。
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*■日本サーバーのフィールド
&sizex(5){◆&aname(アーブ高地){〈アーブ高地〉}}
現実世界の福島県相馬市。
&sizex(5){◆&aname(遺跡島ジャクセア){〈遺跡島ジャクセア〉}}
[[〈神代〉>>〈神代〉]]の壊れてもう動かない遺物がたくさん残されている。
現実世界の種子島。
&sizex(5){◆&aname(イブリ内海){〈イブリ内海〉}}
現実世界の内浦湾付近。
&sizex(5){◆&aname(大風岬){〈大風岬〉}}
現実世界の高知県室戸岬。
&sizex(5){◆&aname(オクタヴィア島){〈オクタヴィア島〉}}
現実世界の八丈島。
&sizex(5){◆&aname(オクタマ山林){〈オクタマ山林〉}}
自然由来の様々な素材や、食材になりうるモンスターが出没する地域。自然豊かで、ここでしか取れない珍味もあるため、一日過ごせば一人くらいは[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]を見かける。
[[〈離枝イノシシ〉>>〈離枝イノシシ〉]]《リーシーボア》や[[〈走り松茸〉>>〈走り松茸〉]]《マツタコニド》が出現する。
現実世界の東京都奥多摩。
&sizex(5){◆&aname(オソの霊山){〈オソの霊山〉}}
現実世界の青森県恐山。
&sizex(5){◆&aname(カミナス用水){〈カミナス用水〉}}
夏季合宿で、PTを組んでの屋外戦闘訓練が行われた。
現実世界の茨城県神栖市。
&sizex(5){◆&aname(カムイの森){〈カムイの森〉}}
現実世界の北海道神居。
&sizex(5){◆&aname(キイノ海峡){〈キイノ海峡〉}}
現実世界の紀伊水道。
&sizex(5){◆&aname(巨鳥の営巣地リッチル){〈巨鳥の営巣地リッチル〉}}
現実世界の兵庫県豊岡市(コウノトリの郷)。
&sizex(5){◆&aname(クシャロー湖){〈クシャロー湖〉}}
現実世界の北海道屈斜路湖。
&sizex(5){◆&aname(クマノ古森林){〈クマノ古森林〉}}
&sizex(5){◆&aname(狗狸の滝){〈狗狸の滝〉}}
現実世界の高知県大樽の滝。
&sizex(5){◆&aname(剣鋒タローグ){〈剣鋒タローグ〉}}
現実世界の徳島県剣山。
&sizex(5){◆&aname(サカワ地方){〈サカワ地方〉}}
水が豊かな農業を中心とした地帯である。[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の小さな集落が点在して主に米や麦を作っている。
エネミーの種別は自然(ネイチャー)系が中心で、森や山間部に生息する野犬や猪、植物モンスターが多い。
現実世界の神奈川県小田原市酒匂。
&sizex(5){◆&aname(サキタカ地方){〈サキタカ地方〉}}
[[アキバ>>アキバ]]からみて北西に馬で数日、[[〈フォーブリッジの街〉>ヤマトの設定#フォーブリッジの街]]の西部に広がる広大な山林の、さらに奥地にあるのが「秘境」とも呼ばれる〈サキタカ地方〉。周辺に広がるうっそうとした深い森の中には、下生えに隠された泥沼がいくつもあり、気づかずに泥沼にはまりこみ、そのまま帰らぬ人になる狩人が後を絶たない。
文明から隔絶された環境ゆえに獣や植物は豊富であり、とくに湿地帯では珍しいキノコ類が多数採集できる。森を抜けた奥地には険しい岩山もあり、鳥系の大型モンスターが生息しているほか、森林地帯全域で自走する植物モンスターの姿が見られる。
現実世界の群馬県高崎市。
&sizex(5){◆&aname(サクヤ媛岳){〈サクヤ媛岳〉}}
現実世界の鹿児島県桜島。
&sizex(5){◆&aname(サンド川){〈サンド川〉}}
現実世界の吉野川。
&sizex(5){◆&aname(サンノウ群島){〈サンノウ群島〉}}
現実世界の香川県佐柳島。
&sizex(5){◆&aname(シーマーシュの祭壇跡){〈シーマーシュの祭壇跡〉}}
[[ナロウマウント>ヤマトの設定#ナロウマウント王国]]の北東に位置する広域開放型[[ゾーン>>ゾーン]]。
現在の祭壇跡は湿地帯の中に、朽ちた柱や祭殿、参道跡が残るのみ。エネミーが闊歩する危険地帯となっている。
かつてこの祭壇には水と火の大精霊が合祀され、付近一帯の地に豊穣を約束していた。人々は精霊へ供物を捧げ、祭を行って敬意を示し、その恩恵を受けていた。
この関係が破綻したのは、人の側の欲が原因だった。ある[[〈召喚術師〉>>〈召喚術師〉]]《サモナー》が、精霊を古[[アルヴ>>〈アルヴ〉]]の生み出した禁忌の術式によって隷属させ、今以上の恩恵を得んとしたのだ。
この企みを止めたのは、人柱として精霊に捧げられた少女だった。彼女は祭壇から持ち出した、契約の楔である笛を吹いて隷属術式から精霊を解放し、精霊とともに姿を消したのである。これにより精霊と人との決定的な対立は免れたが、この地から精霊の加護は失われ、肥沃だった地は荒れ果てた。それ以降、この地は大精霊の統率を失って暴走した精霊が彷徨し、瘴気を含んだ水が溢れだして湿地となった。
このゾーンは精霊系のエネミーが多く出現するため、契約条件を満たすために〈召喚術師〉が訪れることの多い場所であった。また、この地で精霊系エネミーを倒すと、ごく稀に〈シーマーシュの横笛〉というアイテムを入手できる。かつて人柱の少女が大精霊を呪から解放した笛の写し身されるこの消耗品アイテムは、使用すると一度だけ、水と火の大精霊を召喚できる。召喚者は、大精霊に力を示すか供物を捧げるかを選択でき、レイドエネミーである大精霊を打倒するか、彼らが求める多様な供物を制限期間内に捧げることで、希少なアイテムを得ることができる。このため、この[[クエスト>>クエスト]]を目当てにシーマーシュを訪れる[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も多かった。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後は、高い知性を持ち、長く人の営みを見てきたとされるこの地の大精霊から、貴重な伝承を聞けるのではとも期待されている。
現実世界の埼玉県川口市からさいたま市にわたる見沼。
&sizex(5){◆&aname(シマム川){〈シマム川〉}}
現実世界の四万十川。
&sizex(5){◆&aname(シュマリナイの巨人湖){〈シュマリナイの巨人湖〉}}
現実世界の北海道朱鞠内湖。
&sizex(5){◆&aname(書庫塔の林){〈書庫塔の林〉}}
[[アキバ>>アキバ]]からゲートで移動できる隣接ゾーン。[[〈神代〉>>〈神代〉]]の廃墟を包むように木々が立ち並んでおり、比較的小型のモンスターが徘徊する。
古い書店や図書館、研究所の跡地などが散在し、幾つかのダンジョンゾーンにも繋がっている。また、敵が弱く魔法書や秘術書をドロップすることが多いので、駆け出しの[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]には美味しい稼ぎ場所として有名。
これらの廃墟で入手できる「本」は[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以降中身を読み取ることが可能となったため、意外な発見の契機になることもある。[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の学者を連れた[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]の調査団が編成されることもあり、そうした際には護衛として少なくない〈冒険者〉の手が必要となる。
現実世界の神田神保町の古書店街。
&sizex(5){◆&aname(シンジュク御苑の森){〈シンジュク御苑の森〉}}
モンスターにより滅びた都市シンジュクにある森林。かつては人々の憩いの広場であったとされるが、現在は中~大型モンスターが闊歩する危険な地となっている。
[[アキバ>>アキバ]]や[[シブヤ>>シブヤ]]から程近い割に強力なモンスター([[ポイゾナス・トレント>>〈ポイゾナス・トレント〉]]や[[オウルベア>>〈フクロウ熊〉]]など。どちらもレベル74)が多いため、熟練の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の腕試しに使われることが多い。
現実世界の東京都新宿御苑。
&sizex(5){◆&aname(神代樹の森){〈神代樹の森〉}}
現実世界の鹿児島県屋久島。
&sizex(5){◆&aname(ズーランドの草原){〈ズーランドの草原〉}}
1メートル程伸びた草が生える草原と荒れ地の混合地形。
&sizex(5){◆&aname(ストレイソウルの大樹海){〈ストレイソウルの大樹海〉}}
&sizex(5){◆&aname(スモールストーンの薬草園){〈スモールストーンの薬草園〉}}
[[アキバ>>アキバ]]北西部に広がる荒廃した庭園。
時の賢王が疫病に苦しむ民のため、己の別荘の庭園で各種の薬草を育てさせたのが始まりとされる。現在は荒廃し、植物系モンスターが多く徘徊する場所となっている。中には無害な植物に擬態したモンスターもおり、油断は禁物。
貴重な薬草系アイテムが入手できることから、[[〈調剤師〉>>〈調剤師〉]]や[[〈薬師〉>>〈薬師〉]]の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]がよく足を運んでいる。大手生産系ギルドや[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]医師から、この地に自生する植物の採取が依頼されることも多い。
小規模なゾーンではあるが古代の遊戯施設を含むため、周辺の廃墟とは違い地形が変化に富んでいて戦闘が難しい。
現実世界の小石川薬草園。
&sizex(5){◆&aname(精霊山){〈精霊山〉}}
現実世界の白山。
&sizex(5){◆&aname(セキガハラ){〈セキガハラ〉}}
現実世界の岐阜県関ケ原町。
&sizex(5){◆&aname(ソードオブフォーランド){〈ソードオブフォーランド〉}}
&sizex(5){◆&aname(ダイセツ山脈){〈ダイセツ山脈〉}}
現実世界の北海道大雪山。
&sizex(5){◆&aname(鎚峰シャクマ){〈鎚峰シャクマ〉}}
現実世界の石鎚山。
&sizex(5){◆&aname(ティアストーン山地){〈ティアストーン山地〉}}
現実世界の岩手県雫石町。
&sizex(5){◆&aname(テンヴィクトリ平原){〈テンヴィクトリ平原〉}}
現実世界の北海道十勝平野。
&sizex(5){◆&aname(テンプルサイドの森){〈テンプルサイドの森〉}}
[[〈テンプルサイドの街〉>ヤマトの設定#テンプルサイドの街]]の西側に広がる[[ゾーン>>ゾーン]]。
〈堕ちた天空の寺院〉《フォーリンテンプル》を中心に東西南北の4つのゾーンに分かれる。
北:街に最も近く、広葉樹の生い茂るゾーン。(レベル20台のモンスター)
モンスター:〈魔狂貉〉《マッド・ダイア・ラクーン》、〈ミミズク熊〉《ホーンド・オウルベア》
東:〈スカファの水源地〉(現実世界の 井の頭池周辺)(レベル30台前半のモンスター)
モンスター:〈赤醜豚鬼〉《レッドオーク》
西:(現実世界の 井の頭自然文化園)
南:〈胞子の海〉巨大な粘菌のような植物が生い茂るゾーン。
レベル30弱の巨大な蟲系モンスターが徘徊する。
(現実世界の 井の頭恩賜公園)
『[[ログ・ホライズン外伝 櫛八玉、がんばる!>>書籍一覧2#ログ・ホライズン 外伝 櫛八玉、がんばる!]]』(原題:『[[辺境の街にて>>http://ncode.syosetu.com/n3210u/]]』)に登場。
&sizex(5){◆&aname(ニオの水海){〈ニオの水海〉}}
現実世界の滋賀県琵琶湖。
&sizex(5){◆&aname(ニニギノ男岳){〈ニニギノ男岳〉}}
現実世界の霧島連峰。
&sizex(5){◆&aname(ノト岩窟洞){〈ノト岩窟洞〉}}
&sizex(5){◆&aname(八の運河のハイコースト){〈八の運河のハイコースト〉}}
[[アキバ>>アキバ]]から騎馬で二時間ほどの[[ゾーン>>ゾーン]]。
野生の[[モンスター>>モンスター]]が多く、低レベルの[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]にとって格好の修行場所。
現実世界の多摩川河口部(京浜港)。
&sizex(5){◆&aname(パリドピークの墓所){〈パリドピークの墓所〉}}
[[シブヤ>>シブヤ]]の西部に広がる古の墓所。亜人間や魔獣との戦いで命を落とした兵たちが弔われる無銘の墓標が並ぶ。
墓所内は月齢によって出現するモンスターが変化し、満月の夜には活性化した〈墓所漁り〉や[[〈屍食鬼〉>>〈屍食鬼〉]]《グール》などが闊歩する危険な地域と化す。定期クエストのボスは[[〈墓場漁り〉>>〈墓場漁り〉]]《ドゥームスカベンジャー》。
このため月に一度、溢れ出したモンスターが周囲に被害を及ぼさないよう、[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]から討伐を依頼された[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が定期的に派遣されている。
&sizex(5){◆&aname(ビッグブリッジ){〈ビッグブリッジ〉}}
現実世界の関門橋。
&sizex(5){◆&aname(フジ樹海){〈フジ樹海〉}}
凶悪なモンスターが出現する広大なフィールドゾーン。
&sizex(5){◆&aname(フリント海){〈フリント海〉}}
現実世界の燧灘。
&sizex(5){◆&aname(ペルシド・ガーデン){〈ペルシド・ガーデン〉}}
[[アキバ>>アキバ]]と[[マイハマ>ヤマトの設定#マイハマの都]]をつなぐ街道沿いに存在する鬱蒼とした森林地帯。
かつては[[〈アルヴ〉>>〈アルヴ〉]]の魔導士が実験場として築いた庭園だったが、事故で魔法が暴走する。その結果、様々な草木が植生を無視して繁茂し、木々が生い茂る内部には魔法で改造された植物型エネミーが闊歩する緑の魔境と化している。また、庭園入口エリア周辺には仮眠状態の[[〈歩行樹〉>>〈歩行樹〉]]《トレント》が多数生息しており、春になると薄桃色の花を咲かせるため観光目的で訪れる[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も多い。
現実世界の東京都江東区清澄公園。
&sizex(5){◆&aname(ボース山地){〈ボース山地〉}}
現実世界の千葉県房総丘陵。
&sizex(5){◆&aname(ボダレルの原野){〈ボダレルの原野〉}}
[[アキバ>>アキバ]]の東方に位置する。〈巨人族〉が支配していたが、突如出現した[[疫病のシスラウ>>疫病のシスラウ]]が〈巨人族〉を毒で洗脳・改造し配下にしていた。
現実世界の東京都墨田区両国周辺。
&sizex(5){◆&aname(メイニオン海岸){〈メイニオン海岸〉}}
ザントリーフ半島でも有数の美しい白砂の海岸線。夏季合宿で低レベル[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の戦闘訓練が行われた。
現実世界の千葉県九十九里浜。
&sizex(5){◆&aname(冥門海峡){〈冥門海峡〉}}
現実世界の鳴門海峡。
&sizex(5){◆&aname(メトロポル環状陸上橋){〈メトロポル環状陸上橋〉}}
[[アキバ>>アキバ]]を中心として円を描くようにそびえ立つ、陸上に存在する橋。[[〈神代〉>>〈神代〉]]の遺構であり、橋の上は精緻に舗装されている。所々朽ちてはいるが未だ通行に支障はない。
この地では朽ちかけた〈神代〉の機械が見つかることもあり、魔導機械系エネミーも出没することから、[[〈機工師〉>>〈機工師〉]]たちが再利用可能な素材や部品を求めて訪れることもある。
また一部の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]はこの場所を「シュトコウ」と呼び、速度を追い求める者の聖地として崇めている。[[〈黒剣騎士団〉>>戦闘系ギルド#黒剣騎士団]]や[[〈グランデール〉>>中小ギルド(組織)#グランデール]]などは定期的にこの場所で愛用の乗騎を駆り、互いの技術と勇気そして速度を競い合っているらしい。
&sizex(5){◆&aname(ライポート海峡){〈ライポート海峡〉}}
現実世界の津軽海峡。
&sizex(5){◆&aname(リトラブレ諸島){〈リトラブレ諸島〉}}
現実世界の小笠原諸島。
&sizex(5){◆&aname(竜の聖域){〈竜の聖域〉}}
&sizex(5){◆&aname(龍の浜){〈龍の浜〉}}
&sizex(5){◆&aname(リョービ高原){〈リョービ高原〉}}
&sizex(5){◆&aname(霊峰フジ){〈霊峰フジ〉}}
現実世界の富士山。
&sizex(5){◆&aname(レッドストーン山地){〈レッドストーン山地〉}}
2~3月の[[〈記録の地平線〉>>中小ギルド(組織)#記録の地平線]]年少組の旅の、当初の目的地。
現実世界の赤石岳周辺地域。
&sizex(5){◆&aname(ロストブリッジ){〈ロストブリッジ〉}}
現実世界において、四国と本州とをつなぐ橋のひとつである瀬戸大橋は、[[〈セルデシア〉>>〈セルデシア〉]]世界においては〈ロストブリッジ〉と呼ばれる旧世界の遺跡となって存在している。橋自体は崩壊した状態であり、移動経路として使用することは不可能。よって[[ウェストランデ>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]と[[フォーランド>ヤマトの設定#フォーランド公爵領]]の間を徒歩によって内海を渡って移動することはできない。
〈大災害〉以前は、[[〈妖精の輪〉>>〈妖精の輪〉]]を用いたテレポート移動でフォーランドへ移動することができたため、このような物理的な断絶は冒険者にとっては何の問題にもなっていなかった。しかし〈妖精の輪〉の使用が難しくなった現在においては、フォーランドへのアクセスは難しいものとなっている。もちろん、遺跡となった橋沿いに船や何らかの飛行生物などの移動手段を持っているならば、戦闘などの危険をくぐり抜けさえすればフォーランドへと向かう事は可能である。
また、〈ロストブリッジ〉周辺の内海は[[〈サンノウ群島〉>ヤマトの設定#サンノウ群島]]と呼ばれ、ある程度慣れた[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が慎重にコースを選んで移動する分にはそこまでの危険はない。そのため内海を探索するグループも存在している。彼らは情報を求めて郡島内にわずかに残る漁村や多くの島々を巡り、時としてこれまで未発見だったダンジョンや宝を見つけることもあるようだ。
一方で、[[モンスター>>モンスター]]の巣窟であると見なされているフォーランドまで向かう者ともなると現在でも非常に珍しい。それでもフォーランドにまつわるあらゆる噂の真偽を確かめるため、あるいは環境が急速に変化しつつあるという島の情報を集めるため、この危険な島へと乗り込む〈冒険者〉もわずかながら存在しているようだ。
なお、崩壊した橋の再建については、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前に運営より「将来〈ロストブリッジ〉の再建に関わるイベントが実装される予定」という内容のアナウンスがなされていた。しかし具体的な情報が出てくる前に〈大災害〉が起き、詳細は明かされないままとなってしまっている。
現実世界の瀬戸大橋。
&sizex(5){◆&aname(ロンガ砂漠){〈ロンガ砂漠〉}}
現実世界の鳥取県鳥取砂丘。
&sizex(5){◆&aname(ワサの旧漁港){〈ワサの旧漁港〉}}
現実世界の徳島県日和佐港。
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2024-01-28T10:00:15+09:00
1706403615
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職業、スキル、行動に関する質問
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/36.html
**職業、スキル、行動に関する質問
注)この『Q&A』ページの内容は、『[[ログ・ホライズン質問所>>https://docs.google.com/document/d/1mDASQkELtchTGwiom5PRAfncRhWVoSeAb_OTreQ5zYs/edit?authkey=CJjusPgH&hl=en#]]』(GoogleDoc内)で回答済みのものを転載することになっておりますので、質問のみを直接書き込むのは御遠慮ください。
『[[GoogleDoc資料リンク>>http://www26.atwiki.jp/loghorizon/pages/40.html]]』を御参照ください。
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*◆メイン職業、サブ職業に関する質問
Q.日本サーバーのプレイヤー間での、12職業の人口比率を、大雑把で良いので教えてください。
A.
守護戦士:9.67% 4位
武士:8.36% 7位
武闘家:6.15% 10位
暗殺者:12.09% 1位
盗剣士:8.87% 5位
吟遊詩人:5.64% 11位
施療神官:11.29% 2位
森呪遣い:6.84% 9位
神祗官:7.76% 8位
妖術師:8.63% 6位
召喚術師:10.48% 3位
付与術士:4.83% 最下位
なおこの数字は「過去1年間にログインしたことのあるキャラクターの数的統計」であり、レベル帯によっては割合が変わることになります。
Q.前述の質問に関連して、日本サーバーのプレイヤー間での12職業の一般的な評価を、大雑把で良いので教えて下さい。作中では、付与術師がプレイヤー間で評価の低い不人気職と明言されていますが、その他の職業についてはどうなのか、という主旨の質問です。
A.
クラス性能評価の形成:
あるレベル/クラスの〈冒険者〉であるからといって、そのすべてが同じ能力を持つわけではありません。装備の違いによる能力差もありますが、最も大きいのはプレイヤーのスキルの差です。上手い90レベル〈守護戦士〉もいれば下手な〈守護戦士〉もいます。
あるクラスが強いかどうかを考えるとき、なにをもって強いと判断するのか?その基準はさまざまですがヤマトサーバーでは「下手なプレイヤーが使用した場合の強さ」を基準に判断する傾向があります。
それはなぜかというと、野良パーティーを結成する場合、広域チャットにてメンバー募集を行い、その場限りの関係を作る=誰が参加するかわからない=下手なプレイヤーが参加する可能性があるからです。
つまり安全と安心をも求める心理が、噂の中核を形成しているのです。
「上手い人が使えばすごく強いけれど、難易度が高すぎて普通の人は使いこなせない」職業などは、一般的な評価が低くなります。
◆守護戦士
前衛盾キャラの鉄壁定番。防御能力と、ヘイト(敵意)集中能力に優れる。任せて不安なし。野良でパーティーを組む場合、守護戦士以外の盾だと嫌な顔をするプレイヤーもいる始末。人気面では戦士中最高。一方で戦士職は装備依存度が高く、洞窟などで先頭を歩く関係上、マップの把握なども期待される。ストレスが貯まる職業だという声も多い。
◆武士
攻撃型の盾。防御能力とHPでは劣るが、飛び道具の受け流し性能は高い。守護戦士よりもヘイト管理に難がある(他者のヘイトを自分に転送できるバフあり)ため、他の仲間次第の面があり、その点が評価を辛くする。リキャストの長い必殺技を多数覚えるためプレイ感覚は戦士職の中では爽快感があり、愛好家は思い入れが強い。
◆武闘家
HPでは最大を誇る回避型の壁役。被弾率は低いが防御力も低いため、一撃をもらった場合のダメージが大きい。この点がヒーラーには不評で評価が低い。限定された自己治癒能力があるうえに、細かい攻撃スキルを矢継ぎ早に繰り出すスタイルで、戦士職の中ではダメージ出力も高い。そのために、単独行動や、ソロ活動などに適性がある。
◆暗殺者
物理攻撃の最高峰。おおざっぱに近接型のビルドと遠隔型の弓ビルドがあり、人口的には2:3で遠隔型のほうが多い。熟練者はもちろん凄まじいダメージを叩き出すが初心者がプレイしても安定したダメージを出し、ソロ能力もさほど低くないため人気は高い。一方で、ゲーム熟練者からは「弓アサはアイコンポチポチしてるだけのアホのやる職業」などという批判の声も。
◆盗剣士
片手を開ける、二刀流、盾装備とビルドが豊富な軽戦士。ダメージ出力も低くはないが、本領はデバフとトリッキーな範囲攻撃。スキルの種類が豊富でプレイ難度が高いことと、暗殺者の名声のせいで、人気が低くなっている。スキルの多い職業にありがちな、アップーデートのたびに処遇が変わるタイプのクラス。
◆吟遊詩人
支援スキルの充実した攻撃職。やはり近接型と遠距離型にわかれる。大規模戦闘などでは心強いが、ソロではその能力の半分も活かせないために人気は低い。女性キャラの場合、専用グラフィックの装備が多いために低レベルで作るだけ作る人もいる。支援職は、多くの場合固定の仲間や大規模戦闘系ギルドに所属する傾向があるために、野良で仲間を募集すると、クラス別人口以上に少なく感じる。
◆施療神官
金属鎧を装備可能なために、下手な武士なみの防御能力を有する。近接戦闘で殴りながら自己回復ができるためにソロ性能もけっして低くない(戦闘は長引いてだるいが)。また、総合回復能力はNo1という触れ込みのおかげで、パーティーでもレイドでも募集されることが多く、その方面でも大人気。守護戦士とともに「様付け職」とよばれる一面も。
◆森呪遣い
攻撃魔法を持つ魔法型の回復職。実は召喚術師に継ぐ召喚キャラでもあり、その意味では愛好者も多い。脈動回復はHPの回復が目に見えて効果が上がるため海外では人気が高いが、日本では他の回復系2職におされがち。回復職のなかでは人気面で施療神官に劣るが、野良などでの募集人気においては、そもそも回復職全般の需要が大きいため、仲間に苦労することは少ない。
◆神祗官
バリアを用いる支援型の回復職。プレイ感覚が独特なこと、HPを回復する能力自体は低く、ピンチからの切り返しが難しいという点があり、評価は低い。最も女性キャラは巫女装備があるため、マニアが愛好することも。ダメージ遮断はプレイヤーによって効率が随分違うタイプの呪文なので、いわゆる「地雷プレイヤー」にあたった場合の被害が大きいと、野良では敬遠されることも。もちろん一般的な腕のプレイヤーであれば、ヒーラーの役割を問題なくこなせる。
◆妖術師
魔法攻撃の最高峰。なにも考えず巨大魔法をつかっているだけで、かなりのダメージを叩き出せるために初心者からは評価が高い。一方でその広範囲大規模ダメージは盾のヘイト管理能力を試してしまうために、パーティーでの評価は暗殺者より一段落ちる。相手が多数の雑魚で構成されるタイプの敵であるならば、暗殺者よりも高い合計ダメージを叩き出すことが可能。ロマンあふれる性能にプレイヤーは多いが、パーティー全滅時に盾に続いて責任追及をされやすい職でもある。
◆召喚術師
さまざまな召喚獣をつかい応用力が高い魔術系キャラ。魔術師の宿命である本人の防御力の低さとHPの低さを、戦士型の召喚獣でクリアできるために、ソロ人気は非常に高い。召喚獣は選べば愛らしかったり美しいものが存在することも人気の一端。一方、パーティーではその総合的な攻撃能力の低さや中途半端さから嫌われている。大規模戦闘でも便利屋の扱い。
◆付与術士
支援呪文の充実した魔法職。他者の能力をピンポイントで増強する強力なバフと、モンスターの行動を制限する各種コントロール呪文をそなえる癖が強い職。レイドでないと居場所がないほどソロが弱く、パーティーでは持て余すために、人気は低い。特にダメージ出力を求めるパーティーでは敬遠される。
ここに書かれているのは、あくまでヤマトサーバーのプレイヤーによる噂や評価です。
たとえば回復職の実際ゲーム中に使用する回復呪文の量などをlogから計測すると、3職どれもさして変わりがないという報告が出ていますが、数値上の最強が施療神官であるため情報が独り歩きし、その人気には大きな開きが出ています。ここにある評価は実際のキャラ性能とは関係ありません。
Q.醸造という工程の必要なチーズやシェリー酒も料理人に作れるのでしょうか? それとも醸造職人だけが作れるのでしょうか?
A.酒類、および調味料は醸造職人。チーズは酪農家ですね。しかし、境界は曖昧で研究が進んでいる最中です。
Q.農家や漁師って大地人特有のサブ職業になるの? それともただ生業にしてるだけ?
A.特有ではないサブ職業です。 同じサブ職業であっても、そもそも〈大地人〉と〈冒険者〉ではスキル使用時間、および再使用時間が異なるようです。たとえば、アイテムメニューによるアイテム作成は〈冒険者〉の場合10秒ですが、〈大地人〉の場合120秒です。
Q.蒸気機関にサラマンダーを使ったとありますが
召還生物って普段の生活に耐えうるほど長時間召還が出来てしまうのですか? 強すぎません?
A.召喚可能時間は、召喚生物ごと(正確には召喚生物を指定する特技ごと)に設定されているようです。中には、攻撃魔法のように一瞬現われて敵にブレスを吐きかけ消えてしまうだけの召喚生物も居ますし、従者のように長時間連続召喚可能な生物も居ます。
強すぎないか? と言う問いは抽象的なので、返答が難しいですが、たとえば蒸気機関にサラマンダーを使用することは、〈大災害〉以前はありませんでした。〈エルダー・テイル〉において、〈召喚術士〉は芸は多いが決め手に欠ける器用貧乏な職業とされていました。
Q.召喚術士は何匹まで同時召喚できるんですか?
A.召喚の種類によりますが、「従者召喚」と呼ばれる中心的な召喚は、一度に一体だけの召喚生物を召喚できます。「従者召喚」は長時間(帰還させない限り永続)の召喚をする種類の召喚魔術です。しかし、これ以外にも、短時間召喚や、方術召喚、儀式召喚などと云った区分があり、こだわらなければ、一時的な召喚の数に上限はありません。
もっとも、召喚生物によっては(特に強力なものは)召喚中、術者から常にMPを吸収したり、術者のMP上限が低下するものもあります。このあたりは、術者の実力と天秤にかけながらと言う話になると思われます。
Q. 〈召喚術師〉は「召喚生物は一度に16種までしか登録できない」ということですが、基本的に召喚生物と召喚の種類は分割できないという解釈でしょうか?
イメージとしては以下のどちらか?ということで。
ゴーレムと契約、《従者召喚》を取得 → メニューで従者召喚+ゴーレム => ゴーレムが出てくるスキルとして発動(組み合わせ用の生物が16種まで登録でき、召喚方式と組み合わせて使用する。)
ゴーレムには従者召喚形式のスキルしかない。(カテゴリ:召喚のスキルを16個まで取得できる)
A.
1)召喚系呪文には様々な種別があり、種別ごとにその内側で様々な特技が存在する。
2)システム的に「契約」という概念は存在しない。それはクエスト側に存在する概念である。
3)例で云えば〈従者召喚:サラマンダー〉、〈戦技召喚:バジリスク〉等の特技が存在する。〈XXX召喚:XXXX〉と言う特技は、合計で16種類までしか、登録できない。
4)低レベルの特殊な特技に「召喚術忘却」があり、この特技を使用することで、習得済みの〈XXX召喚:XXXX〉を未習得状態にして、かつ「追加習得リスト」に戻すことが出来る。
5)仮に〈従者召喚:サラマンダー〉と〈戦技召喚:サラマンダー〉が存在していたとしても、それらは別々の特技であり召喚生物だとして扱う。
*◆スキルに関する質問
Q.敵のデータを識別するスキルや魔法、サブ職の有無なども、あれば教えて下さい。
A.ありません。一部のサブ職業やクエストにおいて「敵のデータが記載された書物」などを入手することは出来ますが、それはきわめて例外的な部分にとどまります。敵の詳しいデータ(見た目や名称やレベル以上のもの)を知るためには、戦闘と解析が必要です。
Q.メイン職で共通して会得可能な特技(コモン特技)はありますか?(応急手当とか)
A.戦士系職共通特技や、回復系職共通特技などは存在します。
Q.スキルやペットなどの待機時間(召喚時間)ですが、12倍になってるのでしょうか?
例えば暗殺者のデッドリーポイズンがゲーム時代待機時間5秒だとしたら、今は1分(60秒になっている)など。
A.戦闘については、その殆どの現象に12倍ルールが適用されていないようです。しかし、日常系スキルにまたがるいくつかの特技においては曖昧な部分があり、〈冒険者〉はそれぞれに対処をしている最中です。
Q.世界にいる〈冒険者〉へ
大陸間を跨ぐような特殊なクエストで得られるような特殊スキルがあったりするのでしょうか?
1)大陸間を跨ぐような特殊なクエストが存在するか?
A.存在します。が、相当にマイナーです。アタルヴァ社主導で作られる種類のものでしょう。
2)上記クエストで得られる特殊スキルがあるか?
A.存在しえます。アタルヴァ社主導で作られる種類のものでしょう。
Q.大災害以前のゲームシステムとしての呪文や特技の習得はレベル上昇や召喚の契約の他に何かあるのでしょうか。また、スキルの熟練度を上げるには何が必要なのでしょうか。
A.こちらの回答は、長くなったので[[特技システム]]の詳しい説明の項目に移項しました。
Q.アキバにいる〈冒険者〉へ
〈施療神官〉の使う回復呪文、特に「反応起動型回復呪文」の使用した時の感覚や、一般的なイメージについて教えてください。
(例えば、会得で5回、秘伝で10回まで反応起動するのかどうかや、〈アサシネイト〉や大型モンスターの一撃で大ダメージを受けた場合に1回分しか回復しないのか、それとも全快するまで何回分かが自動的に反応してくれるのかどうか。またパーティ全体に使えるのかどうかなどの使い勝手などなど)
A.施療神官男「そうですね。会得で3回。秘伝で12回程度の反応起動は得られます。反応起動回復呪文は、一回のダメージに対して起動する種類のものです。ですから、小ダメージでも大ダメージでも、一回は一回です。小さすぎるダメージに起動させられれば、無駄遣いですし、大きすぎるダメージには回復量が足りません」
施療神官娘「回復量そのものは、呪文の習得レベルや、能力値に影響を受けるんだよねー。あとはー。装備とか? 回復量が上がる装備は回復職用のマジックアイテムで、比較的見かけるけれど、反応回数上昇は相当レアだねー。お姉さんはもってないなー」
施療神官男「それから、反応起動回復呪文と一口に言っても、これは呪文ジャンルですね。単純に個人にかけるものや、パーティー全体にかけて、反応回数を共有するものなど、種類があります」
施療神官娘「そうそう。詠唱時間は短いけど、一日一回しか使えない、緊急時用呪文とかね」
施療神官男「反応回数が時間でゆっくりと回復していく、個人用の支援呪文もありますね。この呪文は、仲間の戦士などにかけておくと、1分に1回までの割合で反応回復がかかり続けることになります。気休めですけど、不意打ちには対抗の意味があります」
施療神官娘「まぁ、私ら反応起動型回復呪文だけじゃなくて、ごく普通の回復呪文も性能がいいから。〈神祇官〉よりはね。反応起動型回復呪文だけに頼らないで、ピンチのときは取り混ぜて回復するのが、玄人ってものよね!」
Q.アキバにいる〈冒険者〉へ
〈召喚術師〉の《従者召喚》で呼び出すことのできる召喚生物は自我を持っていますか?
A.そのように見えること(もしくは対象)はありますが、〈エルダー・テイル〉の世界にせよ、〈大災害〉後の世界にせよ、現代の地球にせよ、自我を定義して観測する技術は知られていません。
Q.アキバにいる〈冒険者〉へ
〈召喚術師〉の《従者召喚》で呼び出すことのできる召喚生物の見た目は誰が召喚しても全く変わらないのでしょうか?
それとも術者によって体の細かい部分が違ったり等の特徴が出るようなことがあるのでしょうか?
A.召喚する対象によって異なりますが、多少のランダム性があるようです。たとえば、哺乳類型の召喚生物の場合、毛皮や尻尾、耳の形に細かい個性がある、程度の意味です。
これらランダム性は〈エルダー・テイル〉時代から見られましたが、〈大災害〉後はよりはっきりと確認されました。
もっとも、興味のない(〈召喚術師〉ではない)〈冒険者〉から見ると、同じ物にしか見えない事例の方が圧倒的多数なのでしょうが。
Q.アキバにいる〈冒険者〉へ
〈召喚術師〉の《従者召喚》で呼び出すことのできる召喚生物には戦闘行動以外のこと(荷物持ち等のスキルを使用しないような簡単な雑務とか)を指示することはできるのでしょうか?
A.〈エルダー・テイル〉時代、その指示は単純なものに限定されていました。「あそこまで行け」「もどってこい」「そこで待機」「ついてこい」「周辺警戒」「攻撃開始」「攻撃停止」「MP温存」「全力許可」その程度の物です。
〈大災害〉以降は、召喚生物の知能や言語理解能力、その他の要因(〈召喚術士〉の魅力や、その召喚呪文の熟練度など)に応じて、ぐっと対応のバリエーションがあがっています。
*◆行動に関する質問
Q.アキバにいる〈冒険者〉の皆様に質問です。
衛兵システムについてですが、どこまでの範囲が「攻撃」とみなされてシステムにひっかかるのでしょうか?
また、ひっかかる場合、捕縛されるのはどの人物になるのでしょうか?
なお、以下のケースは全てアキバの街中でのこととします。
ケース1偶発事故による間接的な傷害
1ーA
〈武闘家〉Kさんが八当たりで廃ビルを蹴ったところ、〈暗殺者〉Lさんの頭部にガレキが降ってきて
負傷させてしまいました。
A.ケースバイケースです。KさんとLさんの間の相対距離やタイムラグが問題となります。ある一定よりもそれが離れていれば「攻撃」とは見なされません。一般的に言って、20m以内/数秒以内であれば「攻撃」とみなされるでしょう。
1-B
〈暗殺者〉Aさんが〈守護戦士〉Nさんに跳び蹴りを見舞ったところ、Nさんは無傷でしたが、
のけぞったNさんにぶつかって〈付与術師〉Sさんが負傷してしまいました。
A.1-Aに準じます(Nさんはビルの瓦礫役です)。Aさん→Sさんが「攻撃」とはみなされなくても、ダメージの発生いかんでは、NさんがSさんに「攻撃」したと見なされる可能性はあります。
1-C
〈神祇官〉Mさんが黒い虫に石を投げたところ、路面にバウンドして〈付与術師〉Sさんに
当たって負傷させてしまいました。
A.1-Aに準じます。つまり、距離とタイムラグの問題です。が、この場合投石なので距離的にもタイムラグ的にも「攻撃」と見なされる可能性は高いでしょう。あとは「十分な被害を与えたか」の問題になります。
ケース2薬物による傷害
Aさんが手製の菓子を〈付与術師〉Sさんに贈ったところ、作成時に適用されたのは
〈料理人〉スキルではなく〈暗殺者〉の〈毒物作成〉スキルだったらしく、Sさんは大神殿送りになってしまいました。
A.これは事故です。「攻撃」とはみなされません。
Q.アキバにいる〈冒険者〉へ
アキバには、〈大地人〉に対する情報の規制(リアルでの進んだ技術や社会制度についてはあまり話してはいけない、〈大地人〉やセルデリアが元々ゲームの中だけの存在であることをあまり吹聴しないなど)などはありますか?
A.ありません。仮にその種の規制があったとしても情報を統制することは難しいというのが円卓会議の判断です。しかし、それとは別に、〈冒険者〉のあいだでは、強い自粛ムードがあるのも事実です。
Q1:アキバにいる〈冒険者〉へ
Q:アキバにいる〈冒険者〉へ
冒険者が確認できるステータスはどうなっているのでしょうか?
A.
〈冒険者〉→〈冒険者〉
〈冒険者〉から確認できる他の〈冒険者〉の情報は、名前、メイン職業、メイン職業のレベル、残HPのおおざっぱな割合、所属ギルドです。加えて、装備の外見および名前はわかるので、(知識があれば)それによって他の推測もたつと思われます。
〈冒険者〉→〈大地人〉
〈冒険者〉から確認できる〈大地人〉の情報は、氏名、メイン職業、メイン職業のレベル、残HPのおおざっぱな割合、加えて、装備の外見および名前です。
〈冒険者〉→モンスター
〈冒険者〉が確認できるモンスターの情報は、モンスター名称、レベル、ランク、残HPのおおざっぱな割合です。
Q.世界にいる〈冒険者〉へ
「異世界」における〈冒険者〉の使える魔法の「詠唱」とはどのようなものですか?
「特技」の場合は、行動を選択すると勝手に体が動くようですが、知らない言葉を突然口走ったりするようなものなのでしょうか?
A.Yes。そうです。
魔法アイコンを脳裏でクリック→からだと口が勝手に動いて詠唱開始→それにつれて輝く魔法陣出現→魔法発動です。
Q.世界にいる〈冒険者〉へ
ポーション等の消費アイテムはメニューから使用すれば直接手に持って使う必要はないのですか?
また、メニューから使用できなくなったアイテムはありますか?
A.Yes。手にもつ必要はありません。
ただし、メニューを操作するためには、とりあえずの所「バッグに手を入れる」ことは必要です(これを不必要にするために、ポーションフォルダーなどの補助アイテムはあり得ます)。
メニューから使用できないアイテムも登場しました。メニューで作っていないアイテムは、メニューで使用できません。
Q.世界にいる〈大地人〉へ、医療の実態について質問です。
大体の地域に当てはまる答えで良いので、お答えください。
医者と、呪い師および回復系魔法職の違いとは、使う技術だけですか?
A.使う技術にも差異があります。
サブクラス、医者は病人、怪我人の診察や診療などを行ないます。外科処置をしたりしますが、HPの回復は基本的に行えません(原因除去、継続ダメージ除去)。薬師は様々な薬を作成できます。このふたつに共通するのは、技術使用に当たってMP使用がないことです。
回復系魔法職は、12職のうちヒーラー系3職を指します。呪い師の用いる技術は、ある種の魔法であり、回復系魔法職とは違った種類の魔法を使用できます。呪い師の用いる魔法は、〈冒険者〉の使うそれより効果が弱い事が多いようです(そのかわりMP消費が小さく〈大地人〉術者も多いです)。
Q.世界にいる〈冒険者〉に質問です。
(1)鑑定されていないアイテムについては、どこまで分かるものなのですか?
A.見て判ることは判ります。つまり、色とか形とかだいたいの重さとか。入手経路が確定できれば(どこそこのダンジョンで得た、あるモンスターが落とした、等)、経験のある〈冒険者〉はその素性を高い確率で推測することが出来ます。また、仮の名前(とは云っても正体不明の籠手、レベル)も〈エルダー・テイル〉時代は表記として判りました。今は名称表記としては判りません。素材に関して言えば、名称が判らない以上、アイテム作成メニューで素材指定できないために、素材としての利用は出来ません。
(2)アイテムの鑑定によって分かることはどんなことですか?
A.名称やアイテムレベル、おおよその性能、使用方法、正式名称(あれば)来歴や由来、関連する伝承が判明します。
(3)アイテムを鑑定するために必要な条件とは何ですか? 特定のサブ職業などが必要なのですか?また、〈大地人〉に鑑定して貰うことは可能ですか?
A.これに付いては、複数の手段があります。
まず、アイテム鑑定には以下のような制限があります。
アイテム鑑定手法には位階があります(確認されているもので1~10)。あるアイテム鑑定手法によって鑑定できるアイテムのレベルは(位階×10)以下のものに限られます。
代表的なアイテム鑑定手法は魔法のアイテムによるものです。「物品鑑定の巻物:1~10」によって、アイテムのレベルが制限以下であれば鑑定は100%の確率で成功します。「物品鑑定の巻物:1~10」「物品鑑定の巻物:1~10」はNPCが販売するアイテムです。値段は(同レベルのほかアイテムと比べれば)格安ですので、〈冒険者〉はそこそこの枚数を持っています。〈大地人〉が直接鑑定するサービスは〈エルダー・テイル〉時代存在しませんでしたが、これらの巻物が販売されていました。
幾つかのサブ職業で与えられる「アイテム鑑定能力」にも同じように位階があり、成長に従って習得してゆきます。こちらは、前述の巻物のように購入費用が掛からないというメリットに加え、熟練した場合(つまり、該当スキルが奥伝や秘伝段階にある場合)、鑑定時に「さらなる能力が追加される可能性」がメリットとしてはあります。幻想級アイテムへの能力追加はありませんが、店売り価格も高くなるために、知り合いに鑑定を頼むというのは、比較的多く見られる行為でした。
Q.素材アイテム(野菜や魚など)は大地人の農家や漁師が「メニューから」取得や収穫するのでしょうか?
A.そのような収穫も可能です。しかし、いま現在では、スキルを持った人物が手作業でひとつづつ収穫することも可能であり、より高品質なアイテムが取得可能です。
Q.モンスターから皮などのアイテムを剥ぎ取ったりするのは自動的な作業なのでしょうか?
A.
1)基本的にドロップアイテムは、モンスターの死体近くに自動的に実体化します。
2)一部のサブ職業(たとえば直継の持つ〈辺境巡視〉など)は、死骸にスキルを使用することにより(現在では手作業でも)、追加アイテムを得ることが出来ます。
Q.アキバにいる〈冒険者〉へ病気や怪我について質問です。
(1)風邪、急性アルコール中毒、水俣病、脚気など〈大災害〉以降、(肉体的な)病気にかかった〈冒険者〉はいますか?
A. そのようなバッドステータスにかかった〈冒険者〉は沢山います。
(2)1の答えがYESの場合、それらは〈冒険者〉の魔法で治療出来たのでしょうか?
A. 適切なバッドステータス解除呪文で治癒できます。
(3)手足の切断、骨折などの怪我は、〈冒険者〉の魔法や自然回復で対処出来ますか?
A. 一般的に言って手足の切断、骨折など「〈冒険者〉の肉体破損」は、〈冒険者〉が死亡した後に見受けられるようです。
(4)大量に出血したり、残りHP1の状態では、〈冒険者〉が行動するには支障はありますか?
A. 「痛み」という要素を無視すれば、支障はありません。ただし「出血」がバッドステータスで表現された場合、バッドステータスにより制限を受けることがあります。
Q.世界にいる〈冒険者〉へ
〈大災害〉後、ある特定のモンスターに与えたダメージはプレイヤーの敗北後も継続されるのでしょうか(ここでのモンスターは、呪文やアイテムの使用等、回復スキルを持たない・回復行動を取るだけの知性がないものとします)。たとえば、あるダイアウルフの片足を切断した状態で〈冒険者〉が敗北し戦闘が終了した場合、戦闘終了後も「片足を切断されたダイアウルフ」がどこかに存在するのでしょうか。それとも、何らかの作用で傷のない状態のモンスターがリポップし、「片足を切断されたダイアウルフ」はどこかに消滅するのでしょうか。
A.まずHPについては徐々に回復してゆきます。モンスターであっても、1日あれば全快するでしょう。
そして「片足がない」はHPダメージではなく、バッドステータスです。バッドステータスの要素として「時間経過により除去」があれば、指定された時間経過後、バッドステータスが解除されます。と、同時に足が生えてくるはずです。「時間経過により除去」がなければ、永続バッドステータスとして、バッドステータス解除呪文なり、解除ポーションなり飲まない限り、そのバッドステータスは続きます。つまり足はないままです。
〈大災害〉以前、そんな高度で強力なバッドステータスは存在しませんでした。しかし、現在は「新しいバッドステータス」が存在することが、〈円卓会議〉によって確認されています。こういった新種のバッドステータスを受けたまま生きながらえているモンスターも、どこかにはいるかもしれないでしょう。
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2023-11-17T12:56:07+09:00
1700193367
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〈神祇官〉
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/65.html
#contents
*◆特性
戦場での役割:中衛or後衛支援or後方攻撃
HP:普通
MP:普通
装備可能な鎧:布鎧、和風専用装備
装備可能な白兵武器:杖、薙刀、刀、魔法具
装備可能な射撃武器:和弓
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*◆解説
霊と言葉を交わす〈神祇官〉は、[[日本サーバー>>ヤマトの設定]]独自の職業である。北米サーバにおいては〈霊媒師〉(メディウム)というクラスが〈神祇官〉に相当し、スキルなどの演出が異なっている。刀や巫女装束など、和風の装備を使用できることもあって日本サーバでの需要は高く、男性キャラは「神主」、女性キャラは「巫女」と呼ばれて親しまれている。
〈神祇官〉のスキルには武器攻撃と魔法攻撃がバランスよく存在し、錫杖のほかに刀や弓も装備できるため、近接戦闘を行う「殴り〈神祇官〉」も、見た目の華やかさもあって人気がある。しかし、なんといっても〈神祇官〉を特徴づけるのは、〈禊ぎの障壁〉をはじめとする「ダメージ遮断魔法」である。
「ダメージ遮断魔法」は〈ヒール〉のようにダメージによって減ったHPを回復するのではなく、キャラクターの代わりに一定量のダメージを肩代わりする障壁を張る魔法だ。障壁のぶんだけHPが増えたと見ることもでき、障壁が健在な限りダメージに付随する毒などの効果も受けず、回復によってHPが「あふれる」ことがないため、HPが全快の仲間に使うこともできる。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以後は、「ダメージ遮断魔法」によって攻撃を無効化すれば痛みを感じないという現象も発見された。
良いことばかりのように思える「ダメージ遮断魔法」だが、HP効率にすれば、回復魔法の中で最も悪い。ダメージを遮断するよりも一度ダメージを受けてから回復する方がはるかにたやすいため、〈神祇官〉のMP消費は早く余裕はない。また障壁を張ったり更新するタイミングをつかむのは難しく、他の回復系職業以上に仲間の状態に気を配る必要がある。また〈神祇官〉は、HPを「回復する」能力は回復系職業の中で最低であり、ダメージを受けていない間はよいが、一度ピンチになってからの立て直しはやや苦手。
見た目につられて〈神祇官〉を選んでしまった初心者が使いこなせずに泣きを見ることも多く、「初心者殺し」と称されることもある。
以上のように、難しい、とっつきづらいという印象のある〈神祇官〉だが、その分、熟練してスキルを使いこなし、活躍できたときの喜びは大きい。〈神祇官〉こそ、自分が「上手くなった」ことをもっとも実感できる回復系職業である。
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*◆ビルド
**■祈祷師/祈り巫女:結界防御型
〈神祇官〉のうち、回復や支援魔法を重視して構築されたビルドは「祈祷師」と呼ばれる。仲間が倒れるのを防ぐ、という回復系職業の基本に忠実に、「ダメージ遮断魔法」と回復魔法を駆使して、後方から支援を行うプレイスタイル。
主軸となるスキルは、やはり〈神祇官〉の売りである「ダメージ遮断魔法」である。〈禊ぎの障壁〉が綻んだと見るや〈鈴音の障壁〉で修復を行い、それでも間に合わないようなら〈四方拝〉〈護法の障壁〉のような強力な魔法で凌ぎ切る。熟練した「祈祷師」は、低難度のクエストならば戦闘の初めから終わりまで障壁を絶やさないことすら可能であり、自分のHPが減らない、という他の回復系職業と一線を画する安心感を仲間に与えることができる。
「ダメージ遮断魔法」は、張ってしまえばあとは消滅するまでダメージを吸収してくれるため、障壁が健在な間の「祈祷師」は〈物忌み〉などの補助魔法で仲間の支援を行うほか、時には攻撃魔法で敵を打ち倒すこともある。防御的なビルドのため、単純に威力の高い魔法よりは〈鏡の神呪〉のように補助的に回復効果を併せ持つ魔法がよく用いられる。
魔力を高める錫杖と簡素な布製の装束、といった装備が定番で、近接戦闘はあまり得意ではない。「ダメージ遮断魔法」を駆使して前衛の耐久力を強化し、自身を含む後衛に敵の攻撃が及ぶのを防ぐのが「祈祷師」のスタイル。いつ、誰に障壁を張れば有効かを素早く判断せねばならず、パーティ全体の戦況を俯瞰して把握する能力が求められる。
作中では[[ミノリ>>ミノリ]]が典型的な「祈祷師」型の〈神祇官〉。最初は基本中の基本たる〈禊ぎの障壁〉すら使いこなせていなかった彼女も、[[〈ラグランダの社〉>>ヤマトの設定#ラグランダの杜]]での戦闘訓練を経て大いに成長し、「祈祷師」に必要な戦況判断の資質を開花させつつある。
**■戦巫女:武器攻撃型
「戦巫女」は、近接武器を携えて戦場を駆ける〈神祇官〉のビルドのひとつ。薙刀や刀といった得物と和装の組み合わせは見た目にも華やかで、男女問わず人気のあるビルドである。
鎖帷子程度の鎧しか身に着けられず、HPも決して多くはない〈神祇官〉が前線に出るのは相応のリスクを伴うが、「ダメージ遮断魔法」は自分にも使えるため、〈禊ぎの障壁〉を張ってから〈天足法の秘儀〉によって強化された移動力で一撃離脱を繰り返すことで、比較的安全に攻撃を行うことができる。
〈凶祓い〉の名を冠した〈神祇官〉の武器攻撃特技は、回復系職業にしては威力が高めに設定されており、リスクを冒す価値は十分にある。攻撃を行いつつ自分に障壁を張る〈白蛇の凶祓い〉、命中させた敵が状態異常を発動していると威力が増す〈犬神の凶祓い〉を主軸にするキャラクターが多いようだ。危険な状況を脱するための〈飛び梅の術〉のような移動魔法が豊富に存在するのも、「戦巫女」のスタイルに適合している。
祈祷師は〈神祇官〉の主流ビルドではあるしPTやレイドなどで求められる回復性能を備えているが、その一方でソロ行動時に攻撃力不足でストレスが溜まる。
だが武器攻撃を行うということはその分仲間に回す「ダメージ遮断魔法」が少なくなるという事と同義のため、「やられる前にやる」前のめりな戦い方になりがち。「戦巫女」には、鉄壁の防御で被害ゼロを目指すのではなく、ある程度の被害は必要な代償と割り切り、敵を素早く倒すことに注力できる思い切りの良いプレイヤーが多い。
作中では[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]]の[[ナズナ>>ナズナ]]が「戦巫女」スタイルの〈神祇官〉である。くノ一を自称する彼女の動きは「戦巫女」の十八番たる一撃離脱の粋を極めており、高速移動で戦場を飛び回りつつ攻撃と回復を繰り返す華麗なものであるが、勘と経験で成り立っているため本人にも解説できないようだ。
**■弓巫女:遠隔武器・魔法型
同じ武器攻撃型〈神祇官〉でも、近接攻撃寄りの「戦巫女」に対して、和弓を装備して後列から攻撃を加えるビルドは「弓巫女」と呼ばれる。
〈凶祓い〉系の武器攻撃特技は弓にも対応しており、安全な後方から攻撃できることから、「戦巫女」より安定した戦い方ができる。また、敵の体勢を崩して仲間の攻撃を有利にする〈露払い〉や、〈剣の神呪〉に代表される遠隔攻撃魔法を織り交ぜることで、状況や相手に応じた柔軟な対応ができるのも強み。
遠距離攻撃を行えるため、移動魔法はあまり重視されない。その代わりに「ダメージ遮断魔法」や〈石凝の鏡〉のように仲間の防御を固める魔法が好まれる。タイプはそれぞれ異なるものの、援護に長けた「祈祷師」と攻撃寄りの「戦巫女」の中間に位置するビルドといえる。
ただし多くの弓はモンスターとの近接状態ではオートアタックが停止する。近すぎる敵には攻撃が出来ないのである。弓巫女は回復と攻撃力を高レベルで手に入れた代償にソロ能力を大きく失っている。
[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]十二ギルドマスターのひとり、[[アインス>>アインス]]がこの弓〈神祇官〉である。[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]のゲーム時代、装備した武器は戦闘が開始されターゲットさえ指定されて入れば、武器に設定された時間ごとにMP消費のない「通常攻撃オートアタック」を繰り出していた。遠隔武器使用の最大のメリットは、MP温存のために攻撃呪文を控えている場合でも、装備武器によるオートアタックでダメージに貢献できることである。遠隔武器が高位の幻想級であれば、MP吸収やそのほかの付帯効果も期待できる。ちなみにアインスは「弓巫女」という称号にお冠である。性差別反対。男だって〈神祇官〉をしたいのだそうだ。
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*◆代表的な特技
たおやかなイメージとは裏腹に、魔法および武器の攻撃特技が充実している一方、「ダメージ遮断魔法」をはじめとする防御・回復特技を備え、自身や味方を強化する援護魔法のバリエーションも回復系職業で随一を誇る。全体として粒揃いの印象を受ける〈神祇官〉の特技だが、反面、良くも悪くも尖った性能の特技が多いため、使用する相手やタイミングを間違えるとコストに見合った効果が得られないこともままある。使いこなすには熟練を要するが、それゆえ〈神祇官〉は奥が深くやりがいのある職業なのである。
**■〈禊ぎの障壁〉
防御魔法・ダメージ遮断:〈神祇官〉の固有回復魔法であるダメージ遮断魔法のひとつ。水色の鏡のような障壁を張る。障壁は一定の耐久力を持ち、敵から攻撃を受けるとHPの代わりに障壁の耐久力にダメージが適用され、対象を保護する。ダメージによって耐久力が尽きた時点で障壁は砕け散り効果を失う。戦いを先読みして使用しなければならないことから、回復三職の固有回復能力の中でも最も運用が難しいとされる。だが、[[〈施療神官〉>>〈施療神官〉]]の反応起動回復や[[〈森呪遣い〉>>〈森呪遣い〉]]の脈動回復がダメージを受けた後で回復するのに対して、〈神祇官〉のダメージ遮断は攻撃のダメージとそれに付随する効果そのものを無効化することから、ダメージと状態異常を同時に与えてくるような攻撃に強いという利点もある。また、直接自分の生身で戦わなければならなくなった[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後の戦闘では、ダメージに応じた「痛み」を受けるようになったが、ダメージ遮断魔法はこの「痛み」を軽減・無効化することができるため、〈大災害〉後の世界において〈神祇官〉の評価と需要が高まっている。また、障壁のエフェクトにも若干のアレンジが効くようになり、模様や絵を表示する〈神祇官〉も居る。
**■〈護法の障壁〉
防御魔法・ダメージ遮断:広範囲を対象として複数の味方にまとめてダメージ遮断魔法をかける上位魔法。範囲内の仲間に対して〈禊ぎの障壁〉と同様のエフェクトが発生する。強力な効果に相応しくMP消費は大きく、再使用規制時間も長い。特技の習熟段階を上昇させることで短縮が可能だが、レベル上昇にしたがってより高位の障壁魔法を習得することになるため、低レベルのうちから習熟段階を上昇させるメリットは薄いとされる。大規模戦闘などでドラゴンのブレスを防ぐなど活躍のチャンスは多いが、高性能ゆえに〈熟練の巻物〉の相場も高く、奥伝の書ともなれば価格は天井知らずとなっている。
**■〈治癒の祈祷〉《ヒール》
回復魔法:全ての回復職が初期取得している最も基本的なHP回復魔法。HP回復量そのものは多いが、詠唱時間が長くMP消費も大きいため再生、障壁、反応起動とくらべ、あまり効率は良くない。回復量の多さから初心者ほどこの魔法に頼りがちな傾向から、多用するヒーラーは二流三流のヒーラーと評されやすい。だからといって全く使わないヒーラーもまた論外であり、的確な使い所を見極められるかどうかがヒーラーの技量の目安となる。使用時には自分の周囲にうっすらと暖かい光が浮かび、それが光の粒子となって対象に降り注ぐ。
**■〈物忌み〉《パシフィケーション》
ヘイト操作魔法:自分、もしくは味方1人のヘイトを減少させ、敵の標的から外れ易くする。ヘイトの上昇を任意に抑制できるため有効度は高い。しかしながら、ただでさえ戦闘中は忙しい回復職がその合間にヘイト調整まで行なうのはかなりの負担になることは明白なため、効果的な運用は難易度が高い。ヘイトを低下させる時に青白い光が蒸発するようなエフェクトが発生する。
**■〈勾玉の神呪〉
攻撃魔法:敵1体の足元に勾玉を模した陣が浮かび、そこから立ち上る闇が敵を襲う。通常の魔法ダメージに加えて、追加効果として対象に一定時間、継続ダメージを与え続ける効果を持つ。この継続ダメージは、この魔法が複数回命中した場合に累積し、ダメージ量が増加していく。「1体の敵に連続使用すると有効」「時間ごとの継続ダメージが有効となるのは長期戦」といった性質から、単体の強敵に対して使用するのが最も効果的。頑丈な敵や対ボス戦用の魔法として定評がある。
**■〈鏡の神呪〉
攻撃魔法・回復魔法:術者の眼前に輝く鏡があらわれ、放たれた光線が敵を撃つ。この魔法で敵にダメージを与えると、同時に「パーティ内で最もヘイトが高い仲間」1人のHPが回復する。主に盾役が回復対象になるため、攻撃と回復を同時に兼ねる利便性から広く愛用されている魔法である。角度によっては〈神祇官〉の顔から光線が出ているようにも見えるため、「神々しい」「ありがたや」と拝む信者もいるという。
**■〈剣の神呪〉
攻撃魔法:虚空から無数の剣が降り注ぎ敵を切り裂く範囲攻撃魔法。〈神祇官〉の攻撃魔法としては威力が高く、範囲攻撃ができることから優秀なダメージソースとなる。さらに、自分よりレベルの低い敵を一定確率で即死させる効果も持ち、魔法攻撃型〈神祇官〉の主力となる魔法。一方で、範囲攻撃魔法の例に漏れずヘイト上昇率と消費MPが高く、また詠唱時間も他の神呪と比べてやや長いため、むやみやたらに連発する呪文ではない。
**■〈三方御饌の神呪〉
攻撃魔法・防御魔法・ダメージ遮断・必殺魔法:敵1体に大ダメージを与えると同時に、パーティ全員に強力な障壁を付与する〈神祇官〉屈指の必殺魔法で、24時間に1度しか使えない。付与される障壁の強度は敵のレベルとランクに依存するため、弱い敵に使うよりレイドボスなどの強敵に使うほうが効果が高いが、一般的な攻撃魔法に比べて射程が短く設定されており、接近して使わねばならないリスクを伴う。使用すると敵の足元から供犠台のエフェクトがせり上がり、生命力が抜けるかのように青白い光が敵の身体から抜けて天に昇ってゆく。大いなる凶事を司る「厄災の星」の力を借りる魔法と設定されており、いずれこの「厄災の星」に絡む[[日本サーバー>>ヤマトの設定]]オリジナルのクエストが実装されるのではないか、とプレイヤー間で噂されていた。
**■〈雲雀の凶祓い〉
攻撃技・移動補助技:凶祓いの名を持つ〈神祇官〉用の武器攻撃技のひとつ。使用すると同時に使用者の足元から翼が吹き上がるエフェクトが発生する。この特技最大の特徴は武器攻撃後の硬直が発生せず、即座に移動が可能な点である。かつてはこの特性を利用し、弓を装備した〈神祇官〉による逃げ撃ち戦術がPVPで最強を誇っていた。現在は数度にわたるバランス調整により弱体化(威力低下・移動距離の減少・再使用時間の延長など)しているが、それでもなお強力な特技の一つであることに変わりはない。
**■〈白蛇の凶祓い〉
攻撃技・防御技・ダメージ遮断:凶祓いの名を持つ〈神祇官〉用の武器攻撃技のひとつ。使用すると術者の周囲に、蛇の鱗を思わせる半透明のダメージ遮断障壁が発生する。攻撃性能は平凡だが、自分へのダメージ遮断障壁を更新しつつ攻撃できる特性から、前衛に立つ殴り〈神祇官〉に人気の高い特技。また、ソロで戦う場合には、回復(ダメージ遮断)と攻撃を、1手順で行えるために、有力な選択肢になり得る。使用頻度が高い割に特技名が言いにくいため、「スネーク」の愛称で呼ぶ〈冒険者〉が多い。
**■〈犬神の凶祓い〉
攻撃技:凶祓いの名を持つ〈神祇官〉用の武器攻撃技のひとつ。武器に獰猛な犬を模したエフェクトが重なる。〈神祇官〉の特技としては高い基礎威力を持ち、さらに「攻撃対象が状態異常を受けている時に威力が増す」という特性も持つため、他の特技や仲間との連携で効果的に使うことで大ダメージを与えることも可能。攻撃重視の殴り〈神祇官〉の主力特技。
**■〈露払い〉《アシストアタック》
攻撃技・行動阻害:装備している武器で牽制攻撃を行う。直接敵にダメージを与える能力には乏しいものの、敵の体勢を崩して隙を作る効果があり、続く味方の攻撃を有利にする。武器攻撃職などの専門職に比べればつたない攻撃だが、援護としては優秀な特技である。
**■〈燈明招来〉《バグスライト》
その他・補助魔法・召喚:全ての回復職が共通で習得できる照明魔法。蛍の幻獣〈バグスライト〉を召喚し、周囲を明るく照らす。幻獣を召喚するとはあるが効果はごくごく単純で、光量調節なども効かない。
**■〈天足法の秘儀〉
移動補助魔法:一定時間、術者または味方の移動速度を上昇させる補助魔法。使用時にはくるぶし付近に翼が生えるようなエフェクトが現れる。他の移動速度上昇特技と効果が重複するため、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の超人的な身体能力も相まって「100m9秒の壁」を突破した例も報告されているという。
**■〈大祓えの祝詞〉
回復魔法・防御補助魔法:輝く水色の輪が術者の周りを八の字に回転するエフェクトが発生し、術者を中心とした広範囲の味方の呪詛系および精霊系の状態異常を回復、さらに一定時間、同様の状態異常の予防効果も持つ。状態異常を受けた後で使っても問題はないが、敵の状態異常攻撃を見切ってあらかじめ使用しておくことで戦闘は格段に有利になるため、〈神祇官〉の技量と知識が問われるテクニカルな特殊回復魔法。
[[再使用規制時間>>再使用規制時間]]は20秒。
**■〈石凝の鏡〉
防御魔法:「いしこりどめのかがみ」。味方単体の防御能力を高め、一定時間対象が受けるあらゆるダメージを軽減する。性質の違いからダメージ遮断魔法と併用が可能なため、ダメージ遮断魔法だけでは凌げないような強敵を相手にする際に真価を発揮する。使用時には対象の前に二枚の銅鏡が回転しながら現れるエフェクトが表示される。明るく表示される鏡と暗く表示される鏡の二枚で、残像とコントラストで陰陽巴のように見える。
**■〈神楽舞〉
その他・補助技:この特技使用後4秒間に使用する魔法の詠唱時間が1回だけほぼゼロになり、2つの魔法を同時(に近い速度で)使用することが可能となる。もちろんMPはそれぞれに必要となるし、大技の連打はヘイトを稼いでしまうので、使い所を見極める必要がある。また、この際「沈黙や窒息といった状態異常中でも魔法を使用できる」という効果もあるため、状態異常中の緊急回避としても用途がある。神楽舞の名前のとおり、特技使用時に簡易的な舞のようなモーションを行なう。
**■〈四方拝〉
防御魔法・ダメージ遮断・必殺魔法:使用者およびその周囲の仲間を〈禊ぎの障壁〉に似た白黒赤青の四枚のダメージ遮断障壁が四角柱状に覆う、強力なダメージ遮断魔法。遮断量も多く、詠唱時間がほぼゼロ、しかも沈黙や窒息状態でも使用可能と非常に高性能。一方、再使用規制時間は24時間と極めて長く、一発きりの緊急回避技として使用タイミングの難しい特技でもある。
**■〈鈴音の障壁〉
防御魔法・ダメージ遮断:〈禊ぎの障壁〉などの通常のダメージ遮断魔法を重ねがけをした場合は、最も耐久力が高いものに上書きされるが、これに対して〈鈴音の障壁〉は、すでに効果を発揮しているダメージ遮断障壁の耐久力を増加させる効果を持つ。この効果を駆使すれば、一度張った障壁を維持し続けることも理論上は可能である。もっとも〈鈴音の障壁〉の障壁量はすくなく、敵から与えられるダメージ=障壁の弱体化の方がペースが速い事がほとんどである。障壁を破壊されるたびに使用しなおすより、この特技を使用した方がヘイトや消費MPの点で効率はよいが、通常のダメージ遮断魔法と比べて射程が短いため、使用するには前に出る必要がある。そのため効果的に運用する難易度は高い。使用時には「シャリーン、シャリーン」と澄んだ鈴の音が響き、かざした武器から小さく波紋状の白いエフェクトが浮かぶ。
**■〈快癒の祈祷〉
回復魔法:〈神祇官〉の固有回復魔法。回復量は低いが詠唱時間・再使用時間ともに短いため、〈ヒール〉などとの併用で素早い回復行動を行なえる。エフェクトは小さな瑠璃色の勾玉が対象の周囲に現れ、小さく鈴の音が聞こえる。〈小回復〉とよばれることもあり、手軽なため通りすがりの〈神祇官〉が激励代わりにかけてくれることも。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後の[[アキバ>>アキバ]]では、この鈴の音が「無事な帰りを願う神祇官の挨拶、祈り」として広まりはじめた。
**■〈討伐の加護〉
攻撃補助魔法:使用直後8秒間の自分の攻撃ダメージを大きく増やす。刀や弓で戦う玄人向けビルドである「戦巫女」御用達の特技。習熟度を上げることで再使用時間が短縮されるため、カンストした打撃系神祇官にはこの魔法を極めようと血道を上げるものも少なくない。
**■〈防人の加護〉
防御補助魔法・回復補助魔法:使用直後8秒間に使う「ダメージ遮断魔法および回復魔法」の効果を大きく増やす。攻撃型でないと意味がない〈討伐の加護〉と比較して、より人気の高い特技。こちらも習熟度を上げることで再使用時間が短縮されるが、人気が高い分「奥伝の巻物」の市場価格は暴騰している。
**■〈飛び梅の術〉
移動魔法:自分専用の転移魔法。その場に梅の花びらが散るエフェクトを残し、指定した位置に瞬間移動する。こう書くと非常に強力な術のように思われるが、自分を中心に八方向距離固定6mで転移するだけであり、ゲーム中この呪文をつかうシチュエーションは少なかった。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後には転移位置を術者の意思である程度制御できるらしく、使いこなすための練習に励む〈神祇官〉もいるらしい。また、使用時に梅の香りも発生することが判明し、芳香剤代わりにも使われている。
**■〈神馬駆けの術〉
移動魔法・召喚:馬型の式神を呼び出して移動手段にする。効果時間は5分と短く、自分専用のため長距離の旅の役には立たないが、戦闘中でも使用可能なため馬上戦闘が可能になる。ゲーム時代は折り紙の馬のようなエフェクトが表示されて単純に移動速度が上昇しただけであったが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後は実際に紙の馬が現れて騎乗するようになった。この点については賛否両論である。
**■〈見鬼の術〉
攻撃補助魔法:近接攻撃の命中率がわずかに上昇する。霊体型のモンスターは、物理的な攻撃を数十%の確率で無効化する能力を持っていることがあるが、この術の効果中はそれを無視できるようになる。もちろん、命中判定そのものは必要なため〈見鬼の術〉を使っているからといって必ず命中させられるわけではない。実装当時は「〈見鬼の術〉を使っているのに霊体に攻撃があたらない!あたりにくい!」というメールが運営に数多く寄せられたという。そのため、数度のバランス調整が繰り返された。目が薄青く輝くエフェクトがかかるので、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後はいきなりやると非常に怖い。
**■〈式神遣い〉
その他・補助魔法・召喚:式神を呼び出し、自己の行動を補助させる。使用するとさまざまな姿の式神が使用者の周囲に現れ、5分ほどの間使用者のステータスが僅かに上昇する。ゲーム時代はおまけ程度の扱いで実用魔法ではないとされていた〈式神遣い〉だが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後には式神が使用者と感覚を共有していることが判明し、偵察などに高い効果を発揮するようになった。もちろん純粋にマスコットとして式神を愛でるプレイヤーも少なくない。
**■〈神降ろしの儀〉
その他・補助魔法・必殺魔法:効果時間中は、直後に使用した特技の熟練度が1段階上昇したかのようにあつかわれる(初伝であれば中伝というように)。神祇官の強力な切り札。拡張パック『炎の贈り物』で秘伝書システムの実装とともに導入された追加特技。使用すると、術者に個人ごとに異なる姿の神霊の姿(おおよそ30種前後といわれる)が重なるエフェクトが現れるのだが、エフェクトの種類は〈冒険者〉のPC氏名から計算で決定される。美しい女性や勇ましい武士の姿をした神霊が人気な一方で、巨大ナマズや筋骨隆々たる巨漢の姿をした神霊は一部の愛好家をのぞき「ハズレ」扱いされているため、望んだエフェクトを求めてキャラクターの作り直しをするプレイヤーまで現れた。
*◆資料集未記載の特技
**■〈魂呼びの祈り〉
〈神祇官〉の固有蘇生魔法。死亡者は術者の足元に転移されて蘇生する。安全距離までの退避と復活を同時に行える便利な呪文。
**■〈厄おとしの祝詞〉
**■〈反魂の祈り〉
**■〈正鵠の加護〉《ホーリーヒット》
**■〈方違え〉
味方を吉兆の方向へ導き、より理想的な位置へと移動させる特技。
**■〈禹歩〉
特殊な歩法で味方に降りかかった不調や災難を祓う特技。
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2023-11-17T12:44:40+09:00
1700192680
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クラスシステム
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/16.html
#contents
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*12職業の設定
レベル+職業《クラス》制をもつ[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]において、メイン職業は戦闘に関わるキャラクターの個性のもっとも中心となる特性。
キャラクターが戦闘中どのような特徴を発揮できるかは、能力値や装備したアイテム、習得した特技などにより決定されるが、これらの要素はどれもメイン職業の影響を受けている。メイン職業は全12種類。
それぞれに独特の特徴を備え、同じ戦士系でも三つの職業の戦闘スタイルは大きく変わる。また、職業によっては武器の選択や、選択式特技の習得状況によりカスタマイズが可能であり、戦闘スタイルのバリエーションはかなりの幅があることになる。
・[[最大HP・MPと職業・レベルの関係>https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0As8xi8Qa_S6edFdadTV3SlI3RHdpQzF3cjZQa2N3bXc#gid=0]](外部ページ)
(詳細は各リンク先)
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**戦士系職業
***◆[[〈守護戦士〉《ガーディアン》>>〈守護戦士〉]]
戦士系職業の一つ。12職中最高の防御性能と、敵固定性能を持つと云われ、前衛の中心的な存在。ほとんど全ての盾と鎧、武器を使いこなすが、キャラクターの特性を考え合わせて、重装甲金属鎧、盾、片手用の武器(剣やメイス)などを使用する[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が多い。
前線を支え、敵を引きつける多くの特技をもち、特に一定時間ダメージ無効化や、盾を使用した範囲固定などは性能が高い。盾を利用する特技を多数持つ唯一の職業でもある。
一方で、直接的にダメージを与える性能は決して高くはない。また役目を果たすためには、それなりの品質の装備を必要とするといった短所も存在する。
戦場での役割:前衛防衛
HP:高い
MP:少ない
装備可能な鎧:金属鎧、鎖帷子、皮鎧、布鎧、大型盾
装備可能な白兵武器:ほとんど全て
装備可能な射撃武器:ショートボウ、ロングボウ
***◆[[〈武士〉《サムライ》>>〈武士〉]]
戦士系職業の一つ。和風の装備(大鎧や、刀、太刀など)を使用できる。鎧の防御性能は[[〈守護戦士〉>>〈守護戦士〉]]に匹敵するが、盾を装備出来ないために、総合的な防御能力では劣ると云われている。
一方で、再使用規制時間の長い特技――いわゆる「奥の手」が多く、短時間で大技を連発する戦いでは、攻撃、防御共に高い性能を発揮する。使いこなすには難しい職業だが、日本サーバーでは人気もある。
短所としては、「奥の手」を使い切ってしまうととっさの対応手段が無くなってしまうと云う点がある。計画的に戦闘を組み立てる洞察力が必要とされる職業。
北米サーバーで相当するクラスは〈海賊〉《パイレーツ》。
戦場での役割:前衛防衛
HP:高い
MP:普通
装備可能な鎧:金属鎧、鎖帷子、皮鎧、布鎧
装備可能な白兵武器:ほとんど全て
装備可能な射撃武器:和弓
***◆[[〈武闘家〉《モンク》>>〈武闘家〉]]
戦士系職業の一つ。軽装の鎧しか着けられず、盾も持たないために防御力は武器攻撃職にも劣ることがある。しかし、その身の軽さを活かした高い回避率や、特殊な攻撃に対する抵抗力は12職業中随一であり、回避系の前衛として活動することが可能。
[[〈武士〉>>〈武士〉]]とは対照的に再使用規制時間の短い特技を多く習得するために、間断のない攻撃を繰り出すことが可能となっている。幾つかの攻撃的特技を一定順序で命中させることにより現われる「コンボ」効果は、戦士系職業の中では高い攻撃力をもたらしているために、パーティーを組まないソロの戦闘においても使い勝手がよいとされる職業。
戦場での役割:前衛防衛or遊撃
HP:非常に高い
MP:非常に低い
装備可能な鎧:布鎧
装備可能な白兵武器:素手、もしくは専用武術武器
装備可能な射撃武器:投擲武器
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**武器攻撃系職業
***◆[[〈暗殺者〉《アサシン》>>〈暗殺者〉]]
武器攻撃職のひとつ。多様な武器の扱いに熟練した生粋の攻撃職。近接攻撃の武器を始め、遠距離攻撃武器の特技も習得するため、弓使いとして後方支援を選択する[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]も存在する。
敵の弱点に向かって放つ一撃は、12職中でも最も高い物理ダメージをたたき出す。また、武器に毒を塗ったり、再使用規制時間は長いものの、巨大なダメージを一瞬で与えて絶命させるなど、攻撃的な特技を中心に習得してゆく。
戦場での役割:前衛攻撃or後衛射撃
HP:普通
MP:普通
装備可能な鎧:皮鎧、布鎧
装備可能な白兵武器:ほとんど全て
装備可能な射撃武器:ほとんど全て
***◆[[〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》>>〈盗剣士〉]]
武器攻撃職のひとつ。両手に武器を装備する二刀流タイプの、前衛的な攻撃職。戦士職に比べれば低いが、物理攻撃職の中では比較的HPと防御力もあり、遊撃手的で自由なポジションで活躍できる。
一撃のダメージは[[〈暗殺者〉>>〈暗殺者〉]]に比べて小さいが、二刀流を活かした連続攻撃や、敵集団中で見せる回転攻撃などを始め「多数の敵に数多い攻撃を加える」というコンセプトの特技を習得し、特に対多数戦闘などでは〈暗殺者〉にも匹敵する合計ダメージをたたき出す。
戦場での役割:前衛攻撃or遊撃
HP:普通より少し高い
MP:普通より少し少ない
装備可能な鎧:鎖帷子、皮鎧、布鎧、小型盾
装備可能な白兵武器:ほとんど全ての片手武器、一部の両手武器
装備可能な射撃武器:投擲武器
***◆[[〈吟遊詩人〉《バード》>>〈吟遊詩人〉]]
武器攻撃職のひとつ。装備は皮鎧までに、リーチの長い槍や、細い剣か弓という軽いモノだが、〈吟遊詩人〉特有の歌唱魔法により、仲間達の戦闘能力を劇的に高めることが出来る。特に〈吟遊詩人〉が用いる持続型援護歌は、〈吟遊詩人〉が解除しない限り効果を発揮し続ける能力増強特技であり、種類も豊富で、大きな威力を持っている。
本人の戦闘能力はかなり控えめなので、縁の下の力持ち的存在であり、選択するプレイヤーの数はさほど多くはない。
戦場での役割:前衛攻撃or後衛射撃or支援
HP:普通
MP:普通
装備可能な鎧:皮鎧、布鎧
装備可能な白兵武器:片手武器、楽器武器、一部の両手武器
装備可能な射撃武器:ショートボウ、ロングボウ
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**回復系職業
***◆[[〈施療神官〉《クレリック》>>〈施療神官〉]]
回復系職業の一つ。神殿に仕える聖職者で、12職業中、最大の回復性能を誇ると云われている。回復のスペシャリストに相応しく、様々な手法の回復呪文を持つが、敵の攻撃に反応して起動する「反応起動型回復呪文」の威力は大きい。通常の敵の攻撃5~10回をほとんど無効化することが可能だと云われている。
一方で、攻撃力や防御力は自前の体術に頼る傾向がある。金属鎧と盾を装備出来るために、回復系職業の中での防御能力は高い。
戦場での役割:前衛支援or後衛支援
HP:普通より少し高い
MP:普通より少し低い
装備可能な鎧:金属鎧、鎖帷子、皮鎧、布鎧、小型盾
装備可能な白兵武器:杖、剣、斧、打撃武器、魔法具
装備可能な射撃武器:ショートボウ、ロングボウ
***◆[[〈森呪遣い〉《ドルイド》>>〈森呪遣い〉]]
回復系職業の一つ。自然や精霊を供とする、魔法型の回復職業。「持続型回復呪文」を得意としており、様々な回復呪文を多重に組み合わせることにより「単位時間当たりのHP回復性能」では12職中、最高を誇る。また、攻撃魔法や援護系魔法などでも見るべきものがあり、回復系職業の中では一番のオールラウンドプレイヤーと云える。
弱点は、全ての行動を魔法的に行う事から発生する、MP的な燃費の悪さ。長時間戦闘などでは細心の注意を要する。
戦場での役割:中衛or後衛支援or後方攻撃
HP:普通
MP:普通
装備可能な鎧:皮鎧、布鎧
装備可能な白兵武器:杖、槍、鞭、斧、打撃武器、魔法具
装備可能な射撃武器:なし
***◆[[〈神祇官〉《カンナギ》>>〈神祇官〉]]
回復系職業の一つ。古代神や霊と言葉を交わす霊媒。刀や巫女装束など和風の装備を使用できるために日本サーバでの人気は高く、男性の〈神祇官〉を「神主」「禰宜」、女性の〈神祇官〉を「巫女」と呼んで親しまれている。固有回復スタイルは「ダメージ遮断」。一定量までのダメージを完全に無効化する魔法のバリアを対象の上に作り出す。一般的な回復とは違い「ダメージを受けないようにする」特性を持つために、どちらかと言うと〈付与術師〉や〈吟遊詩人〉と同じ支援職に近い。それ故に、普通の回復職と比べてプレイ感覚は大きく異なる。
弱点は特性が異質なために、熟練を要すると云うこと。また、一般的な意味での「HP回復能力」は回復職の中でも最低であり、窮地からの立て直しは苦手。
日本サーバー独自職業だが、北米サーバーの〈霊媒師〉(メディウム)など、スキル演出は異なるが相当する職業はある。
戦場での役割:中衛or後衛支援or後方攻撃
HP:普通
MP:普通
装備可能な鎧:鎖帷子、布鎧、和風専用装備
装備可能な白兵武器:杖、薙刀、刀、鞭、魔法具
装備可能な射撃武器:和弓
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**魔法攻撃系職業
***◆[[〈妖術師〉《ソーサラー》>>〈妖術師〉]]
魔法攻撃職の一つ。魔力を元素の力に変換して直接的に叩きつける荒々しい魔法を得意としており、「魔力によりダメージを与える」事に特化した攻撃型の魔術師。その魔法攻撃量は12職中最大であり、〈暗殺者〉の物理攻撃と双璧をなす。魔法攻撃は属性も様々であり、武器攻撃職と比べて広範囲にダメージを与える呪文バリエーションにも富んでいるために、「苦手な敵」が少ないことも特徴の一つ。
一方でMPを湯水のように消費する燃費の悪い職業でもあり、防御力はまさに紙のごとしであるために、敵からの攻撃にサラされると数秒で死ぬ可能性もあるという弱点も持っている。
戦場での役割:後方攻撃
HP:少ない
MP:多い
装備可能な鎧:布鎧
装備可能な白兵武器:杖、短剣、魔道書、魔法具
装備可能な射撃武器:なし
***◆[[〈召喚術師〉《サモナー》>>〈召喚術師〉]]
魔法攻撃職の一つ。魔力を用いて召喚した幻獣や精霊を使役して戦闘を行なう魔術師。呼び出すことが可能なしもべの数は100種以上にも上るが、[[アタルヴァ社>>アタルヴァ社]]のバランス調整により一度に登録できる召喚生物の個数に制限があり、万能な職業とはならないようになっている。
召喚生物には様々な種類があるために、状況対応能力が高く、魔術師系職業の弱点である防御性能の低さをカバーできるため、特にソロプレイヤーの間で人気が高い。その一方で、高位の召喚生物との契約には特定のクエストが必要な場合もあり、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]泣かせな職業でもある。
戦場での役割:後方攻撃or召喚生物操作
HP:少ない
MP:多い
装備可能な鎧:布鎧
装備可能な白兵武器:杖、短剣、鞭、魔道書、魔法具
装備可能な射撃武器:なし
***◆[[〈付与術師〉《エンチャンター》>>〈付与術師〉]]
魔法攻撃職の一つ。魔力そのものの扱いに特化した支援型の魔術師。パーティーメンバーの戦闘能力を上昇させる様々な特技を習得し、状況対応能力が高いが、本人の戦闘能力は低く、ソロでの活動性能は目を覆うばかり。そのために、12職中人気は最低。
特徴は本人のMP消費の少なさと支援能力による継続戦闘能力の高さと、使い道の狭そうな癖のある多数の特技。また、対象の行動を封じ込める行動阻害系の呪文レパートリィが豊富なことも長所だと云える。
一方で直接的な攻撃能力や、防御能力は非常に低いために、戦闘を終結させる能力には劣る。
戦場での役割:後方攻撃or戦場制御
HP:少ない
MP:多い
装備可能な鎧:布鎧
装備可能な白兵武器:杖、短剣、魔道書、魔法具
装備可能な射撃武器:なし
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*サブ職業
詳細は[[こちら>>サブ職業]]。
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*その他
**大地人の職業
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]にはノンプレイヤーキャラクターとしての特性を表現するために上記12職とは異なる専用メイン職業が設定されている。
[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]と違い、〈大地人〉にとってメイン職業が変更されることは珍しくない(例:開拓民の子→開拓民)。
魔法を使える職業もいくつか確認されている。冒険者のメイン職業・サブ職業と同名の職業でも仕様が異なる部分もある。
例としては下記のようなものがある。
-〈尊き血族〉《ブルーブラッド》 : ほとんど現存はしていない。謎のメイン職業。
-〈一級市民〉 :貴族や裕福な商人、由緒正しい学者などの[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]専用メイン職業。
-〈二級市民〉 :通常の〈大地人〉は全てこの専用メイン職業に位置している。
-〈法外民〉 : ある種のアウトロウ。
-〈呪い師〉(ウィッチドクター) : 回復系魔法職とは違った種類の魔法を使用する。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の使う魔法より効果は低いがMP消費が小さく〈大地人〉術者も多い。〈大地人〉専用メイン職業
-〈垣根魔術師〉《ヘッジマジシャン》 : 攻撃系魔法職とは違った種類の魔法を使用する。〈冒険者〉の使う魔法より効果は低いがMP消費が小さく〈大地人〉術者も多い。
-〈邪術士〉《ウォーロック》 : 悪の〈大地人〉専用のメイン職業。 有名な者としては『歌姫エリザ』でシロエが倒したイリルガールナ等がいる。
-〈開拓民〉
それ以外の職業
-あ行
--〈大魔導士〉《アークメイジ》、〈油絞り職人〉、〈見習い徒弟〉《アプレンティス》
--〈石切り〉、〈石工〉、〈医者〉、〈祈り手〉、〈鋳物師〉
--〈戦司祭〉《ウォープリースト》、〈戦将軍〉《ウォーロード》、〈乳母〉、〈占い師〉、〈売り子〉
--〈衛士〉、〈エルダー家政婦〉、〈エルダーメイド〉、〈煙突掃除人〉
--〈追剥〉、〈王族〉
-か行
--〈街娼〉、〈海賊〉、〈画家〉、〈楽師〉、〈学者〉、〈家具職人〉、〈家宰〉、〈家政婦〉、〈楽器職人〉、〈かつら職人〉、〈家庭教師〉、〈ガラス職人〉、〈狩人〉、〈軽業師〉、〈革細工職人〉、〈贋作師〉、〈看守〉、〈金細工師〉
--〈貴金属商〉、〈木こり〉、〈騎士〉、〈貴族〉、〈給仕〉、〈行商人〉、〈御者〉、〈ギルド職員〉、〈記録官〉、〈吟遊詩人〉
--〈薬師〉、〈靴職人〉、〈剣闘士〉《グラディエーター》、〈軍師〉
--〈芸人〉、〈毛織物職人〉、〈決闘士〉、〈建築士〉
--〈交易商人〉、〈航海士〉、〈工学者〉、〈公示人〉、〈交渉人〉、〈鉱夫〉、〈粉引き職人〉、〈子守り〉
-さ行
--〈細工師〉、〈採掘師〉、〈採取人〉、〈裁縫師〉、〈魚屋〉、〈左官〉、〈伝承者〉《サクセサー》、〈座長〉(市場の責任者)、〈山賊〉
--〈指揮官〉、〈死刑執行人〉、〈刺繍屋〉、〈司書〉、〈刻印術師〉《シジルマンサー》、〈仕立て屋〉、〈市長〉、〈車軸職人〉、〈従者〉、〈主人〉(宿や酒場の主人)、〈娼姫〉、〈将軍〉、〈小説家〉、〈醸造職人〉、〈娼婦〉、〈尋問官〉
--〈数学者〉、〈炭焼き職人〉
--〈製糸職人〉、〈製材職人〉、〈製鉄職人〉、〈設計士〉、〈斥候〉、〈染色職人〉、〈洗濯婦〉、〈船長〉
--〈葬儀人〉、〈掃除婦〉、〈操舵手〉、〈村長〉
-た行
--〈代官〉、〈代筆屋〉、〈探検家〉、〈探偵〉
--〈チーズ職人〉、〈地図屋〉、〈チャンピオン〉、〈調教師〉、〈彫刻家〉、〈徴税吏〉、〈長老〉
--〈追跡者〉、〈通信術士〉
--〈提督〉、〈丁稚〉、〈天文学者〉、〈伝令士〉
--〈陶工〉、〈刀匠〉、〈盗賊〉、〈賭博師〉、〈奴隷〉
-な行
--〈なめし皮職人〉
--〈肉屋〉、〈荷運び〉、〈庭師〉
--〈年代記作家〉
--〈農家〉、〈野伏〉
-は行
--〈配達屋〉、〈博物学者〉、〈発掘者〉、〈馬丁〉、〈パン焼き職人〉
--〈美術商〉、〈筆写師〉
--〈武器商〉、〈武侠〉、〈符術師〉、〈船乗り〉、〈薔薇園の姫君〉《プリンセス・ローズガーデン》、〈風呂屋〉
--〈兵士〉、〈辺境巡視〉
--〈宝珠技師〉、〈宝石商〉、〈宝石職人〉、〈法務官〉、〈牧童〉、〈星詠み〉
-ま行
--〈魔具工匠〉、〈魔道技術士〉、〈魔法学者〉
--〈水先案内人〉、〈密偵〉
--〈メイド〉、〈綿織物職人〉
--〈木工職人〉、〈紋章官〉、〈文書士〉
-や行
--〈香具師〉、〈山師〉
--〈遊牧民〉
--〈傭兵〉、〈養蜂家〉、〈世捨て人〉
-ら行
--〈理髪師〉、〈漁師〉、〈料理人〉
--〈ルーンナイト〉
--〈歴史学者〉、〈錬金術師〉
--〈ロウソク職人〉、〈魔法学者〉《ローアマスター》、〈ロープ職人〉
-わ行
--〈ワイン商〉、〈罠師〉
**古来種専用
-[[〈刀剣術師〉《ブレイドマンサー》>>〈刀剣術師〉]]
-[[〈古来種〉>>〈古来種〉]] (サブ職業)
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**典災専用
-[[〈典災〉《ジーニアス》>>〈典災〉]] (サブ職業)
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#tag_cloud(sort=num)
2023-11-17T12:40:57+09:00
1700192457
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生産系ギルド
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/25.html
#contents_line()
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*アキバの生産系ギルド
**■&aname(海洋機構){〈海洋機構〉}
アキバ三大生産系ギルドの一つにしてアキバ最大を誇る生産系ギルド。ギルドマスターは[[“豪腕”ミチタカ>>生産系ギルド(人物)#ミチタカ]]。〈円卓会議〉には生産系ギルドの代表として参加した。
5月時点での構成人数は2547名。現在の構成メンバーは5000人を超え、その規模はメーカー企業と大差無い規模に達している。あらゆる生産および施行を可能とするために高度な組織化が行われている。
現在では単なるアイテム生産にとどまらず、土木工事や建設に関わる技術の開発なども手掛けており、その活動領域はどんどん広がりを見せている。
職人の種別ごとにいくつかの部門を置き、部門ごとに廃墟ビルを所有しギルドタワーとして利用している。
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**■&aname(ロデリック商会){〈ロデリック商会〉}
アキバ三大生産系ギルドの一つ。アキバの街二位の規模を誇り、構成人員1881名(5月時点)。ギルドマスターは[[“妖精薬師”ロデリック>>生産系ギルド(人物)#ロデリック]]。〈円卓会議〉には生産系ギルドの代表として参加した。
〈海洋機構〉に比べて密なギルド構成を目指している。そのシステムの中心は徒弟制であり、より中世のギルドに近い形態を持っている。ゲーム時代に「レシピの図書館」を目指して作られたギルドで、〈大災害〉後は研究や開発に重心を置く。そのため研究開発が好きな〈冒険者〉が多く集っている。現実では高校生から大学生くらいだった〈冒険者〉にとっては研究所じみたギルドの雰囲気は居心地がよく、〈ロデリック商会〉を〈ロデリック研究所〉、省略して〈ロデ研〉と呼ぶことが多い。
ギルドタワーはアキバの街北側にある7階建てのビル。
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**■&aname(第8商店街){〈第8商店街〉}
アキバ三大生産系ギルドの一つ。生産系ギルドとしてはアキバの街三位の構成人数669名を誇る(5月時点)。ギルドマスターは[[カラシン>>生産系ギルド(人物)#カラシン]]。
元々おしゃべり好き(チャッター)の集まりで、厳密に言えば生産ギルドではなくチャットギルド。ギルド名の由来は「〈エルダー・テイル〉のもっとも騒がしい時間は、夕食を終えた午後8時から真夜中あたりまで。」からきていると考えられる。そのため、生産ギルドの中では販売にもっとも力を入れている。実際に自分ではアイテムを作り出さずに販売を受け持つギルドメンバーも多く抱えている。
〈円卓会議〉には生産系ギルドの代表として参加した。
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**■&aname(アメノマ){〈アメノマ〉}
”刀匠”[[多々良>>生産系ギルド(人物)#多々良]]がギルドマスターを務める刀鍛冶専門の生産系ギルド。もっぱら刀特化となっており、ソウジロウの持っている刀の幾振りかはここの作品。大災害以降、手作業による”本当の刀”作成にも手を出している。
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**■&aname(RP.jr){〈RP.jr〉《レイパーカー》}
アキバの冒険者なら知らぬものはない、とまで言われる人気メニュー〈明太子ホットサンド〉。その火付け役として、小規模ながらも有名な料理ギルド。アキバ駅構内にある販売用店舗は、今でもランチタイムには行列ができる人気店である。小規模ギルドながら多大な利益を上げる。
〈変人窟〉にあるのはギルド厨房なのだが、こちらでも同様のメニューを、しかもできたてで買うことが可能なため、アキバ通はこちらに足を伸ばすという。
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**■&aname(キッチン・ぶう){〈キッチン・ぶう〉}
ちょっとした御馳走「とんかつ」を提供するアキバのギルド。
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**■&aname(ココアブラウン){〈ココアブラウン〉}
小規模の服飾系生産ギルド、ネックレスやイヤリングなど趣味の良いアクセサリーを作る。
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**■&aname(ダンステリア){〈ダンステリア〉}
天秤祭りにおいてケーキバイキングを主宰。ギルドマスターは加奈子。ハーレム男子及びハーレム女子はお断り。
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**■&aname(涼風茶房){〈涼風茶房〉}
アイス、かき氷等の氷菓子を主に扱い、店を構えるのではなく既製品の委託販売を行っている。
寒くなってきて売上が落ちてきたため、新製品の開発に勤しんでいる。
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**■&aname(アトリエ・あるまじろ){〈アトリエ・あるまじろ〉}
アキバ唯一の〈画家〉ギルド。
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**■&aname(和服屋小町){〈和服屋小町〉}
〈エルダー・テイル〉の世界では少ない着物や振袖など日本風の衣類を自作している。
アキバの生産ギルド街にホームを構えている。
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**■&aname(ANTIQUE){〈ANTIQUE〉}
アキバの〈細工師〉ギルド。
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**■&aname(デ・ラ・マンチャ){〈デ・ラ・マンチャ〉}
モンスターのドロップアイテムを安く買って高く売る店。
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**■&aname(ミリオン・レイダース){〈ミリオン・レイダース〉}
黄檀鋼シリーズを扱う店。(第5巻 巻末付録 p356)
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**■&aname(このツボはいいツボだ){〈このツボはいいツボだ〉}
古美術専門ギルド。
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**■&aname(桃色賽子){〈桃色賽子〉《ラッキーダイス》}
12月の殺人鬼捕縛作戦に協力したギルド。
〈桃色賽子〉所属の姉妹は、[[アカツキ>>ログ・ホライズン#アカツキ]]に〈明星掴み〉〈墨羽の装束〉といった新防具の大半を提供した。
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**■&aname(銀杏工房){〈銀杏工房〉}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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&bold(){太字}は[[Doc>GoogleDoc資料リンク]]の記述(非公式)。
**■&aname(古書店ひよこ堂){〈古書店ひよこ堂〉}
アキバの〈変人窟〉に拠点を構える生産職ギルド。ギルドマスターは“ソリティアーナ”比翼子。魔道書、魔法の巻物、地図などの〈筆写師〉が生産可能なアイテムの販売と、その素材となるアイテムの買取を行っている古書店。&bold(){〈大災害〉後のアキバ=娯楽の無い世界(具体的には成人女性向けの漫画やアニメやゲーム、および二次創作活動の場や発表の場の無い世界)での生活に欲求不満をこじらせた結果、「〈筆写師〉のスキルを活かした同人活動」を思い立ち、有志を募り活動を開始。今イチオシのカップリングは「今夜は俺とお前でダブル腹黒鬼畜眼鏡」な「クラ×シロ(リバありNTRあり)」。}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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**■&aname(F・F){〈F・F〉}
&bold(){〈機工師〉のノルン率いる生産系ギルド。現実世界で工学を修めたメンバーで技術革新を目論む…が授業態度がマズかったのか大体爆発オチ。当面の大目標はロケットを開発し、宇宙に行けるか試すこと。一方で過度の技術革新が社会に悪影響を及ぼさないか等の心配もしている模様。}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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**■&aname(エターナルメモリー){〈エターナルメモリー〉}
&bold(){日記用のノートや自伝執筆の手伝い、果ては代筆までやってくれる〈冒険者〉の記憶保存屋ギルド。&br()依頼する〈冒険者〉の中には、偽の記憶を記録してもらってわざと記憶を消そうとする者までいるとかいないとか。}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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**■&aname(ローヴズ&フィッシュ){〈ローヴズ&フィッシュ〉}
&bold(){アキバの〈料理人〉と少数の〈醸造職人〉からなる生産者ギルドであり、〈大地人〉と組んでサンドイッチ専門店を経営している。海産物とパンの組み合わせに気付いたのは〈RP. jp〉《レイパーカー》より先だ、と主張することもあるが、この店のメニューにあるのはフィレオフィッシュ、サーディンサンド、サーモンサンド等であり明太子のような魚卵を使ったサンドイッチは提供していない。〈吟遊詩人〉によるどことなく宗教的な厳かな音楽演奏が流されている店内はレストランにもなっていて、買ったサンドイッチをそのまま食べることもできる。}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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**■&aname(止まり木){〈止まり木〉}
&bold(){〈醸造師〉の青年ピノ(〈人間〉の〈召喚術師〉)が運営している生産系零細ギルド。〈大災害〉後にバーを開店。秘密の相談から人生相談にいたるまでさまざまな状況で 利用される。なお店主当人は情報の売り買いは一切しないし、店内の会話は他言無用としている。未成年と思しきプレイヤーに関しては時間帯に応じて入場制限有。最近は酒を冷やす冷蔵庫や製氷機、炭酸水製造装置の代替品が手に入らないか、生産・技術系のギルドと交渉している。}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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**■&aname(十三番基地・最前線){〈十三番基地・最前線〉}
&bold(){ダンジョンでの販売を行う度胸のあるギルド。便利だが価格はかなり高い。&br()PK被害は低レベル向け販売と価格への上乗せで補っているが、そもそも結構メンバーも強いためそうそうPKには遭わない。}
アキバ市民住民票記入ガイドの「その他アキバの代表的なギルド」に記載。
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**■&aname(パワードショップ){〈パワードショップ〉}
営業時間が一定せず、早朝から開いているときもあれば、夕方から看板を出す日もある生産系ギルドショップ。アイテム改造、魔力付与を専門に扱う。魔力付与によるマジックアイテム作成は、その手軽さから需要も高く、〈変人窟〉に集まる雑多なギルドのなかでは店舗規模も大きく、所属する職人の数も多い。とはいえそこは〈変人窟〉、同じアイテムを同じように強化したのに、担当した職人によって外見がまったく違ってしまうようなことも日常茶飯事。
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#tag_cloud(sort=num)
2023-11-05T20:19:42+09:00
1699183182
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年表
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/201.html
【ゲーム内の時期(現実世界の時期)】で表記。「ゲーム世界の一日=現実世界の二時間」として換算。
上部がゲーム内の内容、下部が現実世界の内容として表記。
外伝コミックの年表は[[こちら>年表(外伝コミック)]]。
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#contents
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*遥か昔
・[[〈神代〉>>〈神代〉]]と呼ばれた時代。
*約350年前(約29年前)
・[[〈ヒューマン〉>>〈ヒューマン〉]]、[[〈アルヴ〉>>〈アルヴ〉]]、[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]、[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]の4種族が暮らす。
・〈アルヴ〉族の滅亡。
*約300年前(約25年前)
・〈アルヴ〉族の[[〈六傾姫〉>>〈六傾姫〉]](ルークィンジェ)による反撃と〈第一の森羅変転〉(ワールド・フラクション)。
・[[〈緑小鬼〉>>〈緑小鬼〉]](ゴブリン)、[[〈小牙竜鬼〉>>〈小牙竜鬼〉]](コボルド)、[[〈醜豚鬼〉>>〈醜豚鬼〉]](オーク)、オーガ、トログロダイト、[[〈灰斑犬鬼〉>>〈灰斑犬鬼〉]](ノール)、[[〈水棲緑鬼〉>>〈水棲緑鬼〉]](サファギン)、[[〈蜥蜴人〉>>〈蜥蜴人〉]](リザードマン)といった亜人間の発生。
・ノーストリリア計画 による[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]、[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]、[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の三獣族と、[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の誕生。
・ユーレッドから新大陸「ウェンの大地(アメリカ大陸)」への移住。
・[[〈古来種〉>>〈古来種〉]]の誕生。
*約240年前(約20年前)
・〈第二の森羅変転〉。
・[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の出現。
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・[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]発売、〈冒険者〉のレベル上限は50。オープンβ開始。
・追加レイドコンテンツ『竜の探索』『最後の幻想』。
*約216年前(約18年前)
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・1番目の拡張パック〈黎明の偵察者〉発売。
・追加レイドコンテンツ『ヘリオットの幽霊屋敷』『コボルト王の憂鬱』。
*約204年前(約17年前)
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・日本語版サービス開始、[[アキバ>>アキバ]]追加。
*約192年前(約16年前)
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・2番目の拡張パック〈決闘者の栄誉〉発売。騎乗システム追加、戦闘システムの大幅改訂パッチ、[[ミナミ>>ミナミ]]追加。
・追加レイドコンテンツ『騎士王の試練』、『ゴブリン王の戴冠』、『スザクモンの鬼祭り』。
*約180年前(約15年前)
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・3番目の拡張パック〈銀のオデッセイ〉発売。ボイスチャットへ移行、船舶の追加、近海航路(船便)の追加。
・追加レイドコンテンツ『サファギンの魔手』、『航海王子の遺産』、『海賊王の財宝』、『偽りの地下王宮』。
*約156年前(約13年前)
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・4番目の拡張パック〈Maze War〉発売。上限レベル60へ、ペットシステムの追加改訂、飛行騎乗生物の追加、PvPコンテンツ『悪しきものの迷宮』、[[ススキノ>>ススキノ]]追加。
・追加レイドコンテンツ『善きものの迷宮』、『紫苑の迷宮市』、『あの空に虹を』、『消えた無敵艦隊』、『天空の竜騎士』、特殊レイドコンテンツ『ハンドメイドメイズ』。
*約132年前(約11年前)
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・5番目の拡張パック〈ムーンクレスタの宝珠〉発売。生産システムの大幅改訂パッチ、ギルドシステム改訂、武器強化システム搭載
・追加レイドコンテンツ『狂戦士の魂』、『レケシュの古代工場』、『暁の帝国』、『ザナドゥ』、『悪竜の嘶き』。
*約120年前(約10年前)
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・6番目の拡張パック〈覇王の野望〉発売。上限レベル70へ、ギルドハウス購入システム搭載、[[ナカス>>ナカス]]追加、レイド対決コンテンツ『Overlord』搭載
・追加レイドコンテンツ『ハヤトの鬼武者』、『オワリ夏の陣』、『キソ冬の陣』、『トライネルの合戦場』、『十二色の反乱』。
*98年前(8年2ヶ月前)
・[[シロエ>>シロエ]]が歴史にはじめて現れる。
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・[[城鐘恵>>城鐘恵]]、〈エルダー・テイル〉を始める。
*約96年前(約8年前)
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・7番目の拡張パック〈炎の贈り物〉発売。秘伝書システム導入、戦闘外行動の大規模見直しパッチ。
・追加レイドコンテンツ『仄暗き御簾の奥より』、『永劫氷河軍の襲撃』、『魔導王の継承者』、『神託の天塔』。
*約72年前(約6年前)
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・8番目の拡張パック〈永遠のリンドレッド〉発売。上限レベル80へ、[[シブヤ>>シブヤ]]追加。
・追加レイドコンテンツ『夜鴉は哭く』、『偶像の支配者』、『リンドレッド大神殿』。
*約48年前(約4年前)
・シロエ、[[〈放蕩者の茶会〉(デボーチェリ・ティーパーティー)>>〈放蕩者の茶会〉]]のメンバーとして活動。
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・9番目の拡張パック〈サンドリヨンの遺産〉発売。翻訳システムの稼働、AIアイテムの追加。
・追加レイドコンテンツ『南海の巫女』、『パイパーズ・リザレクション』、『死霊が原(ハデスズプレス)』、『穢れた魂を救うもの』、『マイハマ地下遺跡』。
*約36年前(約3年前)
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・10番目の拡張パック〈夢幻の心臓〉発売。上限レベル90へ、NPCのAIの大幅改訂パッチ、楽器演奏、歌唱パッチフィールドレイドモンスターの大量配置。
・追加レイドコンテンツ『新皇の帰還祭』、『ラダマンテュスの王座』、『[[ヘイロースの九大監獄>>〈ヘイロースの九大監獄〉]]』、『トゥオネラの白鳥』、『悪夢の迷宮』、『[[朽ちた勲>>〈朽ちた勲〉]]』。
*約24年前(約2年前)
・〈放蕩者の茶会〉活動無期限休止。
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・11番目の拡張パック〈錬金術師の孤独〉発売。争奪アイテム追加、生産アイテム追加。
・追加レイドコンテンツ『人造天使計画』、『歌姫エリザ』、『美姫の紅玉酒』。
&bold(){作中の時系列}
*1年目
**5月
・[[〈大災害〉>>〈大災害〉]](〈第三の森羅変転〉、〈革命〉、〈五月革命〉)。
・[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]10倍に増加。
・〈古来種〉の集団[[〈全界十三騎士団〉>>〈全界十三騎士団〉]]消滅。
【アキバの街】
・シロエ、〈大災害〉直前まで[[トウヤ>>トウヤ]]と[[ミノリ>>ミノリ]]と共に狩りの練習。
・〈大災害〉後、シロエと[[直継>>直継]]が合流・再会、その後[[〈三日月同盟〉>>中小ギルド(組織)#三日月同盟]]と情報交換。
・5日目、[[アカツキ>>アカツキ]]がシロエから〈外観再決定ポーション〉を譲り受ける。シロエ、直継、アカツキのチーム結成。
・8日目、シロエ達3人は初心者ゾーンで調査をしながら実地訓練。さらに1週間経つ頃には、50レベルほどの敵と戦えるほどに。
・数日後の夜、訓練帰りにPKギルド[[〈ドレッド・パック〉>>中小ギルド(組織)#ドレッド・パック]]の奇襲、シロエ達にとって初めてのPK戦。シロエ達が勝利。
・PK戦後、アキバの街に戻って〈三日月同盟〉のギルドホールへ。マリエールの話で、〈三日月同盟〉メンバーの[[セララ>>セララ]]が置かれている状況を知る。
・シロエ、マリエール達の代わりにセララを救出に行くことを決意。翌日早朝、シロエ達がアキバの街出発。
・アキバ出発から3日目、シロエ達は[[〈ティアストーン山地〉>>ヤマトの設定#ティアストーン山地]]に到着。
・5日目ススキノに到着。[[にゃん太>>にゃん太]]、セララと合流。
・vs[[〈ブリガンティア〉>>中小ギルド(組織)#ブリガンティア]]。シロエ&にゃん太の連携で[[デミクァス>>デミクァス]]を撃破。ススキノから脱出。
・脱出した日の夜、野営でにゃん太が「手料理」を振る舞う。
【ミナミの街】
・[[〈Plant hwyaden〉>>Plant Hwyaden]]ギルドマスターの[[濡羽>>濡羽]]、〈大災害〉後の状況改変のため貴族と[[斎宮家>>斎宮家]]に近づき取り入る。
・濡羽が[[〈オーバースキル〉>>口伝]]を手に入れ、ミナミの衛兵機構を掌握。
・シロエたちがススキノへ赴いていた頃、ミナミの街の〈衛兵〉が全て濡羽の私兵となる。
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・2018年5月4日金曜日午前0時、12番目の拡張パック[[〈ノウアスフィアの開墾〉>>〈ノウアスフィアの開墾〉]]導入。〈冒険者〉のレベル上限が100になる。
・追加レイドコンテンツ『[[奈落の参道>>〈奈落の参道〉]]』(アビサルシャフト)
**6月
【アキバの街】
・6月の初め、シロエ達がアキバに帰還。〈三日月同盟〉のギルドホールでセララ救出祝いのパーティを行う。
・パーティ後、[[マリエール>>マリエール]]がシロエに悪徳ギルド[[〈ハーメルン〉>>中小ギルド(組織)#〈ハーメルン〉]]の存在、アキバの現状を話す。
・シロエ、ギルド結成を決意。ミノリと念話によるコンタクトを開始。
・シロエ、[[〈記録の地平線〉(ログ・ホライズン)>>中小ギルド(組織)#記録の地平線]]ギルドマスターとして〈三日月同盟〉に協力要請する。
・〈三日月同盟〉への協力要請から5日後、[[〈軽食販売クレセントムーン〉>>その他(組織)#軽食販売クレセントムーン]]開店。
・マリエールと[[ヘンリエッタ>>ヘンリエッタ]]が[[〈第8商店街〉>>生産系ギルド#第8商店街]]、[[〈海洋機構〉>>生産系ギルド#海洋機構]]、[[〈ロデリック商会〉>>生産系ギルド#ロデリック商会]]と交渉し契約成立。
・シロエとにゃん太、[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]]ギルドマスター[[ソウジロウ=セタ>>ソウジロウ=セタ]]と再会、〈西風の旅団〉に協力を要請。
・〈軽食販売クレセントムーン〉開店から10日後、アキバの街を代表する12のギルドが集い会議を開く。会議開始の数時間前にシロエがギルド会館を購入。
・同時刻、〈ハーメルン〉初心者救出作戦開始。
・12のギルドの内、[[〈シルバーソード〉>>戦闘系ギルド#シルバーソード]]が会議から退席。
・〈ロデリック商会〉、〈第8商店街〉協力の元、〈海洋機構〉が蒸気機関の開発に成功。
・アキバの11のギルドからなる機関、[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]結成。日没頃には〈円卓会議〉の方向性が固まり、施行される法について詰めの段階に入る。
・〈円卓会議〉が結成した日の夜には早くも「手料理」の食べ歩きが生まれ、翌日の午後に行われた演説を機にアキバの街に活気がもたらされる。
・〈ハーメルン〉解散。〈ハーメルン〉に所属していた初心者プレイヤーの内約半数が〈三日月同盟〉に加入。〈三日月同盟〉が新しいギルドホール購入を検討。
・約1週間後、シロエ達は新しい家探しを始める。リノベーションが可能と判明、とある廃墟をギルドホームに決める。
・物件探しから数日後、シロエ達が新しいギルドホームに引越し。その夜、〈記録の地平線〉にトウヤとミノリが加入する。
【ミナミの街】
・濡羽、〈大地人〉貴族と執政家との交渉で巨額の富を手に入れ、その財力で大神殿ゾーンを購入。
・〈Plant hwyaden〉がミナミを完全掌握。
【ビッグアップル】
・6.01食料暴動と公開リンチが起こる。
**7月
【アキバの街】
・7月下旬、[[〈自由都市同盟イースタル〉>>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]の領主連盟による書状が〈円卓会議〉宛に届く。
・クエスト〈ゴブリン王の帰還〉発動。
・マリエールを責任者とする夏季合宿が行われることが決定。(→【夏季合宿サイド】へ)
・議論の末、〈円卓会議〉は〈自由都市同盟イースタル〉へ参加することを決定。選抜メンバーが決められる。(→【〈円卓会議〉代表サイド】へ)
・遠征軍帰還後の猶予期間中、〈円卓会議〉が〈自由都市同盟イースタル〉との条約調印により基本条約、相互通行通商条約、平和条約の三種の条約を締結する。
**8月
【夏季合宿サイド】
・8月6日、[[チョウシの街>>ヤマトの設定#チョウシの街]]付近での新人プレイヤー57人と講師となる10人の高レベルプレイヤーによる夏季合宿が行われる。廃校舎をベースキャンプとして、レベル帯毎に別々のカリキュラムを行う。レベル20以下のプレイヤーは巨大ガニとの戦闘でレベルを上げ、レベル21~35のプレイヤーはパーティーを組んで戦闘訓練、レベル36以上のプレイヤーは少人数の為に高レベルプレイヤーと訓練を行う。
・ベースキャンプ到着の翌日、ミノリ、トウヤ、セララ、[[五十鈴>>五十鈴]]、[[ルンデルハウス=コード>>ルンデルハウス=コード]]達レベル下位パーティが[[〈ラグランダの杜〉>>ヤマトの設定#ラグランダの杜]]に挑む。
・攻略開始1日目、ミノリ班は開始1時間で撤退。2日目3日目も苦戦を強いられ3時間も経たない内に撤退。
・4日目ミノリ班、攻略には行かず丸一日使ってベースキャンプでお互いのことについて話し合い・能力確認を行う。
・5日目ミノリ班、〈ラグランダの杜〉最奥部まで到着し[[〈燃えさかる悪霊〉>>〈燃えさかる悪霊〉]](バーニングデッド)撃破。
・7日目夜、五十鈴がルンデルハウスが〈大地人〉であることを知る。
・8日目朝、メイニオン海岸に大量の〈水棲緑鬼〉が襲来。直継達廃校舎キャンプへ戻る。
・夕方、チョウシの街へ進行中の〈緑小鬼〉軍の略奪用中規模分隊を発見。夏季合宿参加者全員、警告するためチョウシの街へ移動開始。
・夜、先駆けたミノリ班による浸透打撃作戦開始。ミノリ班による奇襲、その他夏季合宿組による防衛の結果、無事チョウシの街を〈緑小鬼〉から守りきる。
・9日目昼過ぎ、ミノリ班がチョウシの街に到着。
・10日目朝、ザントリーフ大河河口部でマリエール達〈冒険者〉60人が1000体以上の〈水棲緑鬼〉侵攻軍と戦闘開始。
・昼過ぎ、〈緑小鬼〉がチョウシの町の畑に再侵入、ミノリ班が戦闘に向かう。夕方までに約30体の〈緑小鬼〉撃破。
・夕方ミノリ班が巡回中、チョウシの町大通りに〈魔狂狼〉2体をつれた〈緑小鬼〉小隊が侵入、戦闘開始。
・戦闘に勝利するもルンデルハウスが致命傷を負い死亡(意識不明)。蘇生呪文は無効、ミノリがシロエに助けを求める。
・ミノリ達の元へ駆け付けたシロエ、〈黄泉返りの冥香〉でルンデルハウスを3分間のみ復活させる。
・ルンデルハウスが契約書にサインし再び死亡。〈契約術式〉の効果により、〈大地人〉から〈冒険者〉へ転生しアキバの大神殿で復活。
・大神殿で復活したルンデルハウス、〈帰還呪文〉を用いてアキバに戻った五十鈴からお説教を受ける。
・夜、〈オキュペテー〉からの援軍もあり〈水棲緑鬼〉の軍勢を駆逐。
【〈円卓会議〉代表サイド】
・8月6日、〈円卓会議〉の代表団が[[〈エターナルアイスの古宮廷〉>>ヤマトの設定#エターナルアイスの古宮廷]]へ赴く。夜に開かれた舞踏会に参加。
・舞踏会翌日(2日目)の正午過ぎ、[[クラスティ>>クラスティ]]と[[レイネシア>>レイネシア]]が初対面、四阿でお茶。
・4日目の夜中、中庭にいたシロエとアカツキの前に[[リ=ガン>>リ=ガン]]が現れる。
・シロエとアカツキ、宮廷奥の書斎でリ=ガンから魔法の等級、[[〈森羅変転〉>>〈森羅変転〉]]の歴史、[[〈魂魄理論〉>>〈魂魄理論〉]](スピリットセオリー)について聞かされる。
・7日目夜、〈自由都市同盟イースタル〉の領主のみによる領主会議が開かれる。
・8日目朝~昼、遠隔中継の〈円卓会議〉が開催。亜人間の襲撃の原因を〈ゴブリン王の帰還〉と推測。〈西風の旅団〉に援軍要請。
・夕方、ソウジロウが〈エターナルアイスの古宮廷〉に到着。
・夜、〈自由都市同盟〉と〈円卓会議〉が参加する事前協議が開かれる。
・レイネシア、アキバの街へ義勇兵を募りに行くことを決意。クラスティにアキバまでの御供を仰ぐ。クラスティ、レイネシア、シロエ、アカツキがアキバの街へ。
・会議終了後、[[ミチタカ>>ミチタカ]]、ヘンリエッタ、[[セルジアッド=コーウェン公爵>>セルジアッド公爵]]が〈自由都市同盟〉と〈円卓会議〉の今後の関係について話し合う。
・9日目明朝アキバの中央広場、レイネシアがアキバの〈冒険者〉達に義勇軍嘆願演説を行う。総指揮クラスティ、参謀シロエによる総数1200人以上の遠征軍が結成・出陣。
・昼過ぎ、約130人の〈冒険者〉を乗せた蒸気船〈オキュペテー〉がマイハマに到着。その後ナラシノの廃港へ。
・10日目明け方、クラスティ率いる先行打撃大隊96名が戦闘開始。
・夕暮れ時レイネシア、打撃部隊の休憩地にいるクラスティと合流。
・夕暮れ時、[[〈ミドラウント馬術庭園〉>>ヤマトの設定#ミドラウント馬術庭園]]を拠点とするシロエの元にミノリから念話。
・シロエ、アカツキと共に〈鷲獅子〉でミノリ達の元へ。〈鷲獅子〉の背中で[[〈契約術式〉>>〈契約術式〉]]の契約書を書く。
・夜、打撃大隊が〈緑小鬼〉軍と二度目の戦闘。クラスティが[[〈緑小鬼の将軍〉>>〈緑小鬼の将軍〉]](ゴブリン・ジェネラル)を撃破。
・〈緑小鬼の将軍〉(ゴブリン・ジェネラル)討伐から約1週間、成功裏のうち遠征軍はアキバに帰還。
【ミナミの街】
・クエスト〈スザクモンの鬼祭り〉発動。
**9月
【マイハマ】
・9月15日、ザントリーフ包囲戦から1ヶ月が経ち、マイハマで条約締結を祝う祭典が開かれる。
・〈灰姫城〉(キャッスル・シンデレラ)の大広間では大舞踏会が開かれる。
【アオルソイ】
・[[〈テケリの廃街〉>>テケリの廃街]]に引っかかった[[レオナルド>>レオナルド]]が[[カナミ>>カナミ]]、[[コッペリア>>コッペリア]]、[[エリアス=ハックブレード>>エリアス=ハックブレード]]達一行と出会う。
・〈幻獣憑依〉《ソウルポゼッション》で〈白澤〉になっている[[KR>>KR]]がカナミの下に現れる。4人と1匹で〈テケリの廃街〉突破、ヤマト(日本サーバー)へ向けた旅が開始。
・数日間大河に沿って南下し、小村・セケックに到着。
・疫鬼《イィグィ》に侵され〈灰斑犬鬼〉の性質を持った〈大地人〉の少年がカナミに襲いかかる。レオナルドとエリアスが制圧、コッペリアの治療呪文で少年を正常状態に回復。
・夜、村外れの大岩でレオナルドが〈デッドリー・ダンス〉の修練をする。
・同夜、[[〈楽浪狼騎兵〉>>戦闘系ギルド#〈楽浪狼騎兵〉]]の偵察部隊が〈列柱遺跡トーンズグレイブ〉で黒竜に襲われる。
・村に滞在を始め4日目の朝、セケックに旅商人ジュウハと〈楽浪狼騎兵〉の巡廻師[[春翠《チュンルウ》>>戦闘系ギルド(人物)#春翠]]が訪れる。ジュウハの護衛としてカナミ達一行が春翠と共に旅を開始。
・その2日後、〈楽浪狼騎兵〉ギルドマスター朱桓《ジュホワン》率いるレギオンレイド部隊が〈列柱遺跡トーンズグレイブ〉で〈灰斑犬鬼〉討伐開始。しかし黒竜により数時間で全滅。
・夕暮れ時、春翠にレギオンレイドが全滅したという知らせが入る。
・夜、セケック方向へ向かう〈灰斑犬鬼〉の軍勢を北東の峡谷でKRが発見。
・〈灰斑犬鬼〉討伐へ向かうのに反対のレオナルドに対し、カナミ・エリアス・コッペリアの3人は峡谷に行き、春翠とジュウハはセケックへ知らせに行く。
・夜明け、レオナルドも自分の意思に従い助けに行くことを決心。KRが〈入れ替え転移〉《キャスリング》を行い人間の姿に戻る。
・KRの召喚した[[紅竜>>ミナミPlant Hwyaden#紅竜]]が2人を乗せ〈列柱遺跡トーンズグレイブ〉へ向けて飛び立つ。
・レオナルド達の前に、[[ラスフィア>>その他(人物)#ラスフィア]]と[[パプス>>その他(人物)#パプス]]を乗せた黒竜が現れる。レオナルド、ラスフィアとパプスに体当たりし共に地上へ落下。
・KR、紅竜と〈契約〉解除。[[〈ガーネット・ドラゴン〉>>ミナミPlant Hwyaden#〈ガーネット・ドラゴン〉]]の力を取り戻した紅竜と共に黒竜と戦闘開始。
・レオナルド、落下中にパプスを取り逃がすが、地上でラスフィアと戦闘開始。カナミ達がパプスを発見し戦闘開始。
・レオナルド、習得した口伝[[〈パラレル・プロット〉>>〈パラレル・プロット〉]]を使いラスフィア撃破。カナミ達もパプスに勝利し、KR除く4人が再集結。
【ミナミの街】
・イコマの〈Plant hwyaden〉本拠地に[[〈夜啼精霊〉>>〈夜啼精霊〉]]《バンシー》に〈幻獣憑依〉したKRが訪れる。
・KR、[[カズ彦>>ミナミPlant Hwyaden#カズ彦]]と[[秧鶏>>ミナミPlant Hwyaden#秧鶏]]と再会。
・KRが〈Plant hwyaden〉に加入する。
**10月
・[[〈生産系ギルド連絡会〉>>その他(組織)#〈生産系ギルド連絡会〉]]主催の『天秤祭』(秋祭り)開催。
・『天秤祭』1日目夕暮れ時、シロエがアカツキ・ミノリと共に[[〈ダンステリア〉>>中小ギルド(組織)#ダンステリア]]主催のケーキバイキングに参加。
・〈ダンステリア〉の粋な計らい(サービス)で、シロエ達3人には12個のホールケーキが提供される。結果、完食出来ず12ホール分の代金をシロエが支払う。
・20時頃、ギルドホームのテラスでくつろぐシロエとアカツキ。その光景を見たミノリが、シロエに対するアカツキの想いと自身の恋心に気付く。
・2日目早朝、ミノリが〈生産系ギルド連絡会〉のカラシンを訪ね、手伝いを申し出る。
・白銀の広間で冬物衣料展示即売会が開かれる。〈三日月同盟〉も参加。
・シロエ、即売会や各地で多発するトラブルから〈神聖皇国ウェストランデ〉の〈大地人〉貴族による処理飽和攻撃に気付く。
・シロエが提案した、ソウジロウとソウジロウ親衛隊による巡回警備(という名のグループデート)が功を成し、各地でのトラブルが大幅減少。
・夕餐会、[[〈水楓の館〉>>大地人(組織)#水楓の館]]に[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]の海運貴族[[マルヴェス卿>>大地人(人物)#マルヴェス卿]]が到着。レイネシア側の不手際で、マルヴェス卿の積荷受け入れ不可能というトラブル発生。
・積載量500トンの商船の積荷全てを〈海洋機構〉の倉庫が受け入れることでトラブル解決。マルヴェス卿機嫌を損ね辞去。
・夕餐会は中央広場まで開かれ、宴として〈冒険者〉〈大地人〉共に盛況のうちに終わる。
・夕餐会中、空中歩道でシロエとミノリが話をする。会話を盗み聞いてしまったアカツキが自身の無力さに気付き打ちのめされる。
・3日目(『天秤祭』最終日)昼間、シロエ達〈記録の地平線〉全員で「のみの市」見物。
・〈円卓会議〉主催の後夜祭(酒宴)で『天秤祭』は成功のうちに終わる。
・夜、シロエが〈神聖皇国ウェストランデ〉の情報を探っていた[[大嶋>>その他(人物)#大嶋]]との待ち合わせ場所へ行く。
・大嶋は居らず、濡羽がシロエと対面。濡羽が〈Plant hwyaden〉にシロエを勧誘、自身の『作り話』を話す。
・『作り話』を聞いたシロエ、濡羽の敵でいるため勧誘を断る。
**11月
【アキバの街】
・クラスティ率いる5レギオンが東北に遠征。
【アカツキサイド】
・アカツキ、シロエからレイネシアを守るよう頼まれる。警備内容は、〈水楓の館〉にあるレイネシアの客室でお茶を飲む程度のもの。
・〈三日月同盟〉や〈ロデリック商会〉の女性メンバー、[[〈D.D.D〉>>戦闘系ギルド#D.D.D]]の[[リーゼ>>リーゼ]]等がお茶会に同席するようになる。
【シロエサイド】
・シロエと直継がアキバから一旦離れ、リ=ガンを連れティアストーン山地へ。
・ティアストーン到着後、シロエ、直継、リ=ガンがティアストーンの雪山にあるロッジを拠点にする。
・シロエ、菫星と交渉するも交渉不成立。[[菫星>>大地人(人物)#菫星]]が大規模戦闘(レイド)予告。
・会談の後、シロエ達一行は〈パルムの深き場所〉最奥部へ調査に赴く。
・シロエ、ススキノで〈シルバーソード〉を訪ね大規模戦闘の協力を要請。ウィリアムが承諾、〈シルバーソード〉からは20人が参加することに。
・同時刻、メンバー集めをする直継とリ=ガンが[[てとら>>てとら]]と出会う。直継、てとらをメンバーに勧誘。
・シロエが詳しい話を説明中、〈シルバーソード〉のギルドホールにデミクァスが乱入。デミクァス、シロエに再戦を申し込む。
・デミクァスの再戦申し込みをウィリアムが阻み緊迫した雰囲気になった時、てとらを連れた直継達がギルドホールに到着。
・ウィリアム、人数合わせにデミクァスをメンバーに加えることを提案。〈パルムの深き場所〉レイドのメンバーが揃う。
・翌日、ススキノ出発。ライポート海峡の地下トンネル[[〈Z五三九〉>>ヤマトの設定#Z五三九]]を通り〈パルムの深き場所〉目指して進む。
【ミナミの街】
・[[十席会議>>十席会議]]が開かれる。
**12月
【遠征軍サイド】
・遠征開始から1ヶ月、クラスティと[[高山三佐>>高山三佐]]が〈緑小鬼〉の集落周辺を探索。
・得た情報を報告するため集落へ戻ろうとした時、高山三佐の武器〈カラミティ・ハーツ〉が異常動作を起こす。
・〈カラミティ・ハーツ〉が赤く輝き、その光の渦にクラスティが飲み込まれる。
【アカツキサイド】
・アキバの街に殺人鬼が出現。〈西風の旅団〉の[[キョウコ>>戦闘系ギルド(人物)#キョウコ]]を含め3人の犠牲者がでる。
・2日目1人、3日目5人の犠牲者、6日目に[[〈ホネスティ〉>>戦闘系ギルド#ホネスティ]]の捕縛巡視隊が全滅したことで、〈円卓会議〉が注意喚起する。
・〈西風の旅団〉の精鋭達24人(6人×4パーティ)による市中警邏開始。
・レイネシアの元に[[供贄一族>大地人(組織)#供贄一族]]の菫星が訪ねる。レイネシア、〈動力甲冑〉《ムーバブル・アーマー》が盗まれたと聞かされる。
・アカツキ、レイネシアと菫星の会話を聞き殺人鬼を一人で捉えることを決意し出撃。
・同日夕方、ソウジロウが殺人鬼[[エンバート=ネルレス>>大地人(人物)#エンバート=ネルレス]]と戦闘。ソウジロウがやや劣勢。
・アカツキ、ソウジロウとエンバートの戦闘に乱入。アカツキ&ソウジロウvsエンバート、アカツキとソウジロウが敗北し死亡。
・アカツキ、〈Mare Tranquillitatis〉でシロエに会う。シロエと共に〈Mare Tranquillitatis〉に記憶を捧げる。
・翌日午前〈水楓の館〉、レイネシアがリーゼに自身の決意を告げる。レイネシアとリーゼが友だちになる。
・[[〈ロデ研〉>>生産系ギルド#ロデリック商会]]の午後の会議で、〈大災害〉は終わっていないとロデリックが報告。
・昼過ぎ、アカツキが〈大神殿〉で目を覚ます。リーゼや[[ナズナ>>ナズナ]]達に協力を求める。
・水楓の乙女たちの討伐隊が結成、リーゼの指揮で大晦日にエンバートを仕留めることに。準備期間中、〈口伝〉の修練や連携訓練を行う。
・大晦日夜、〈冒険者〉24人による大規模戦闘開始。アカツキがエンバートと接触。
・同刻、レイネシアの決断によりアキバを守る都市防御用魔法陣の魔力経路を遮断。
・アカツキ、エンバートの捨て身の攻撃で刀を失い、さらに残りHPが5%未満という危機に陥る。
・[[カワラ>>戦闘系ギルド(人物)#カワラ]]が遊撃を務める間に、[[〈アメノマ〉>>生産系ギルド#アメノマ]]の[[多々良>>多々良]]が[[〈喰鉄虫・多々良〉>>〈喰鉄虫・多々良〉]]をアカツキに譲り渡す。
・アカツキ、エンバートと再接触。誘導作戦が成功、リーゼの魔法でエンバートの動きを封じる。
・〈霰刀・白魔丸〉破壊及びエンバートを打ち倒し、アカツキ達が勝利。
・レイネシアの客間と執務室を占拠し、昼過ぎまでパジャマパーティ。
【シロエサイド】
・ススキノ出発から三週間経過時点で、ボス2体撃破、幻想級装備7つ入手。予定より攻略が長引く。
・〈奈落の参道〉《アビサルシャフト》の小部屋の一つで休憩後、[[〈七なる庭園のルセアート〉>>〈七なる庭園のルセアート〉]]と戦闘開始。
・ルセアートと戦闘中、別フィールドのボス[[〈三なる庭園のイブラ・ハブラ〉>>〈三なる庭園のイブラ・ハブラ〉]]と[[〈四なる庭園のタルタウルガー〉>>〈四なる庭園のタルタウルガー〉]]が出現。圧倒的な戦力差によりレイド攻略部隊24名全滅。
・死から復活までの間、シロエは現実世界の夢を見る。夢の中、生まれ育った街を歩き思い出のベンチへ。
・自身の性格が招き起こした失敗・支え協力してくれた人達の存在を思い返し、再びやり直すことを決意。
・現実世界の夢の後、14番目のサーバーのゾーン〈Mare Tranquillitatis〉にいることに気付く。「死」に関して知り得た情報を咀嚼するも新しい推論は得られず。
・シロエ、〈Mare Tranquillitatis〉でアカツキに会う。アカツキと共に〈Mare Tranquillitatis〉に記憶を捧げる。
・ウィリアム達、〈奈落の参道〉侵入口まで引き戻され蘇生。多くのメンバー達が絶望し意気消沈する。
・ギルドマスターとして、ウィリアムが自身の想いを叫び仲間たちの心に再び火をつける。
・シロエ、目を醒まし今後の展開について検討、ある作戦を思いつく。
・1週間の準備を経てルセアートと再戦。ルセアートは撃破せず、隙をついてイブラ・ハブラのいるエリアへ。
・イブラ・ハブラのエリアに到着、戦闘開始。
・てとら、自身が〈記録の地平線〉に加入することを直継に報告。
・イブラ・ハブラのエリアにタルタウルガーが出現。厳しい戦況の中で勝利の可能性を見出すも、ルセアートが生み出した影の戦士が出現。
・デミクァス、シロエを掴み援護を受けながら影の戦士をカイティング。
・シロエとデミクァスが初めて向き合い対話する。シロエをゾーン最深部の扉の前に残しデミクァスは再び影の戦士の元へ。
・最深部・九なる庭園にたどり着いたシロエ、菫星と再び交渉。
・ウィリアム達がイブラ・ハブラとタルタウルガー及び影の戦士達に勝利、その後シロエが交渉を成功させたことによってゾーン攻略完了。戦利品を分かち合う。
・レイド攻略部隊、ススキノへ帰還。帰還後、シロエ・直継・てとらの3人は〈シルバーソード〉と別れを済ましススキノを去る。
・ウィリアム達と別れて4日、シロエ達がアキバに帰還。
**2月
【年少組サイド】
・二月末、トウヤ、ミノリ、五十鈴、ルンデルハウス、セララが〈魔法の鞄〉の素材を入手するためにアキバを離れる。
・アキバ出発から6時間(午後4時頃)、〈ライマンの双子馬笛〉の制限時間が切れたため野営する。
・3日目、[[サザンの街>>ヤマトの設定#サザンの街]]に着く。酒場で演奏披露し宿屋に一晩泊まる。
・翌日、[[サカワ地方>>ヤマトの設定#サカワ地方]]で〈人食い鬼〉《オーガ》と[[〈闇精霊の従僕〉>>〈闇精霊の従僕〉]]《ナイトシェイド・サーバント》の群れと戦闘。[[ロエ2>>ロエ2]]が現れミノリ達を援護、モンスターとの戦闘に勝利。
・ミノリ達が大地人達の護衛を引き受け、夕方頃に[[コユルギの町>>ヤマトの設定#コユルギの町]]に到着。食堂で食事をとる。
・年少組に「お姉さん」呼びされたことで気を良くしたロエ2がミノリ達の旅に同行することに。
【ミナミサイド】
・[[霊峰フジ>>ヤマトの設定#霊峰フジ]]の山中で〈赤き夜〉作戦が開始、濡羽が閲兵する。同日夜、濡羽が姿を消す。
【マイハマサイド】
・〈黒剣騎士団〉、シロエの依頼で公爵領騎士団〈グラス・グリーヴス〉の教練を開始する。
**3月
【年少組サイド】
・ミノリたちが[[ボクスルト>>ヤマトの設定#関門都市ボクスルト]]の山道を進行中、車軸が折れた商隊馬車と遭遇。馬車に乗っていた〈大地人〉の物書き[[ダリエラ>>ミナミPlant Hwyaden#ダリエラ]]の提案でボクスルトの砦まで積荷を運ぶ。
・ダリエラと共に峠で遅めの昼食。ミノリ達の側を、〈北風の移動神殿〉を担いだ〈Plant hwyaden〉の一団が通り過ぎる。峠の広場で野営。
・翌日、ダリエラも馬車に乗せ[[サフィールの街>>ヤマトの設定#サフィールの街]]へ向けて出発。道中の海岸で野営。
・ボクスルト出発から3日目夜、サフィールの街の酒場〈気高き山のスノウドロップ〉で五十鈴達がライブを行い大盛況。ライブ後五十鈴、セルデシアに存在する音楽が42しかないことをルンデルハウスから聞く。
・4日目昼前、霊峰フジ方面から大量の〈鋼尾翼竜〉《ワイヴァーン》がサフィールの街に向かってくる。町外れで〈オデュッセイア騎士団〉が〈鋼尾翼竜〉と戦闘開始。
・〈オデュッセイア騎士団〉の後方でトウヤ、セララは防衛。五十鈴とルンデルハウスは街中で避難の手助け後戦闘。ミノリ、ロエ2に正体を問う。
・〈闇精霊の従僕〉が出現し、〈北風の移動神殿〉の一つを破壊しだす。戦況維持できなくなった騎士団が戦場を市街地に移し始める。
・正体を明かしたロエ2、ミノリの望みを聞き入れる。トウヤ、現実を否定する〈オデュッセイア騎士団〉を説得するべく立ち塞ぐ。五十鈴、音楽が少ないという理不尽さに立ち向かうことを決意。
・五十鈴が作った歌が43番目の詩としてセルデシアに承認される。
・翌朝、ロエ2とダリエラはミノリ達に別れを告げイコマのある西へ旅立つ。午後、ミノリ達はアキバへ帰るためサフィールの街を出る。
【ミナミサイド】
・三昼夜かけて[[ロレイル=ドーン>>ミナミPlant Hwyaden#ロレイル=ドーン]]が濡羽を捜索するが発見できず。その頃、[[〈情報偽装〉>>〈情報偽装〉]]した濡羽がダリエラとしてミノリ達と出会う。
・4~5日後、〈赤き夜〉の先行部隊がフェヴァーウェル川上流に行き当たる。[[ミズファ=トゥルーデ>>ミナミPlant Hwyaden#ミズファ=トゥルーデ]]の指示のもと〈鋼尾翼竜〉を追い散らす。
・ロレイル、サフィールの街で濡羽を発見。トウヤ達のために濡羽が少しだけ助力、ロレイルに〈鋼尾翼竜〉と〈闇精霊の従僕〉の殲滅を命令。
・ミズファやカズ彦が乗る鋼鉄車両の進行方向ににゃん太が出現、護衛の〈闇精霊の従僕〉を切り捨てる。にゃん太、ロンダークと対峙。
・にゃん太がロンダークを説得中、ミズファが現れロンダークを殺す。にゃん太vsミズファの最中、カズ彦が二人の間に割って入る。
・濡羽が下した作戦中断の命令によりカズ彦達撤退。
**4月
【マイハマサイド】
・アイザック、[[イセルス>>イセルス]]に懐かれる。
・アイザック、セルジアッド公爵から、イセルスを後継者として指名することを明かされる。そして、イセルスを教え導いて欲しいと頼まれる。アイザック、〈黒剣騎士団〉を厚遇してくれた公爵家への恩義に報いるため、できる限り力になることを約束する。
・アイザック、イセルスに誕生祝いを兼ねて、〈黒剣騎士団〉の短剣を手渡す。
・イセルスの誕生祝いの最中、暗殺者がイセルスに近づくも、アイザックが事前に察知、〈黒剣騎士団〉の活躍で事なきを得る。アイザック、イセルスに成人するまで友達をやってやると語る。
・〈常蛾〉がマイハマに襲来する。〈黒剣騎士団〉と〈グラス・グリーヴス〉が共同で撃退に当たる。カラシン、レベル30以下対応の在庫を放出する。その後カラシン、セルジアッド公爵と会見し、冗談めかしながらも、ぐうたら姫様とか(円卓会議に)売ってくれませんか?と提案する。
【アキバサイド】
・シロエ、ミノリに託されたロエ2の手紙を読み、〈航界種〉《トラベラー》の存在を知る。
・シロエ、アカツキと共に〈西風の旅団〉を訪問。〈典災〉《ジーニアス》の情報を得る。
・〈円卓会議〉席上、アインスが〈冒険者〉間の格差是正を目的とした『情報公開と再分配』案を持ち出すが、他の出席者の賛同を得られず、各ギルドに持ち帰って検討するに留まる。アインス、無力感に苛まれる。
・にゃん太、セララとの会話の中で彼女なりの目標を知る。3月にロンダークと対峙して以降、寂寞たる思いを持ち続けていたにゃん太、セララの言葉に救いを感じ、改めて彼女を応援すると語る。
・シロエ、ギルドの年長会議を開き、ロエ2の手紙の内容を明かす。シロエとアカツキ、12月の月での体験を思い出す。ロエ2の勧めに従い、月との交信を模索し始める。
・年長会議中、別室でトウヤがルンデルハウスに、元の世界への帰還を果たした後、今度は望んでこの世界に来ると語る。ルンデルハウス、トウヤに協力したいと強く思う。
・シロエ、アカツキと共にロデリックを訪問、月との交信について相談するが、現状では難しいと回答される。
・リ=ガン、〈記録の地平線〉《ログ・ホライズン》のギルドハウスに来訪、〈都市間転送装置〉等に関するレポートをシロエに手渡す。月との交信の話題になり、リ=ガンがシブヤの放送局遺跡が未だ生きていることを告げる。
・未知のモンスター〈常蛾〉が月から飛来、MPを吸い取られて昏睡状態に陥る者が続出する。
・偵察に出ていたソウジロウ、〈常蛾〉の巣がシブヤにある事を発見、シロエに報告する。シブヤの放送局遺跡がレイドゾーン〈呼び声の砦〉と化す。
・シロエ、〈記録の地平線〉《ログ・ホライズン》のメンバーを中心に、〈常蛾〉のMP吸収攻撃に耐性のある者でレイド部隊を編成、シブヤへ向かう。
・レイド部隊、シブヤ市街地で戦闘開始。リーゼ、〈記録の地平線〉《ログ・ホライズン》年少組の期待以上の活躍を高評価する一方で、シロエの果断さを欠く指揮に不満を漏らす。
・レイド部隊、〈呼び声の砦〉に侵入するが、シロエの躊躇いもあり攻略に手間取る。建物の中庭で中途休憩中にモンスターの急襲を受け戦線は崩壊、ゾーン入り口まで撤退を余儀なくされる。
・シロエ、ヘンリエッタに平手打ちされ叱咤される。ミノリが『この世界に残れます』と発言し、トウヤや五十鈴も同意する。シロエ、自分の間違いに気付き、新たな決意と共に作戦を練り直す。
・レイド攻略再開。シロエ、自らが囮になって雑魚を掃討する作戦を決行。一方、ソウジロウ率いる別動隊は、レイドボス[[〈召喚のタリクタン〉>>召喚のタリクタン]]と遭遇、足止め作戦を実行する。
・シロエ達がソウジロウ達と合流。敵のモンスター召喚に関わる電波塔から離れるため、建物の屋上広場から飛び降りるという〈敵の引き回し〉《カイティング》を敢行する。
・シロエ、タリクタンの範囲攻撃の対象がヘイトリスト上位5人であることを看破。リーゼ、シロエの〈全力管制戦闘〉《フルコントロールエンカウント》を目の当たりにし、シロエに対する評価を改める。
・タリクタン、〈共感子〉《エンパシオム》と引き替えに帰還が果たされると繰り返すが、シロエ達は断固拒否する。最終局面、シロエの〈ソーンバインド・ホステージ〉にアカツキが反応、〈希求の一閃〉《アサシネイト》でタリクタンに止めをさす。
・レイド終了後、リ=ガンが調査していた通信装置が起動、偶然にも中国サーバーの通信装置と繋がり、先方のカナミとシロエの間で会話になる(カナミが一児の母であることが明らかとなる)。
・カナミの、娘にセルデシアを見せてあげたい、という意表を突く発言にシロエ、痛快な気分になる。そして、『地球とセルデシアのふたつを行き来できるようにする』という新たな目標を口にする。
・カナミ、クラスティが中国サーバーに居ることを告げるが、その直後装置が不調になり通信が途絶する。
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2023-11-05T20:18:14+09:00
1699183094
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三日月同盟
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*■[[〈三日月同盟〉>>中小ギルド(組織)#三日月同盟]]
**◆[[“アキバのひまわり”マリエール>>マリエール]]&aname(マリエール){}
声-原由実
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》|サブ職業|〈木工職人〉
三日月同盟〉のギルドマスターを務める妙齢の女性〈施療神官〉。大阪出身で大阪弁で喋り、一人称は「うち」。姉御的な性格で[[シロエ>>シロエ]]との友好関係も長い。身長約168cm。レベル91(12月時点)。
緑色の長い髪と明るいハシバミ色の瞳が特徴。太目の眉と笑みをたたえたちょっと大きめの口を配した親しみやすくて温かい顔立ちをしている。面倒見がよく宴会好きのため交友関係が広く事情通として知られる。あまりにもオープンな性格のため男女の別なく慕われているが、無意識にスキンシップ過剰で誤解を与える事も多い。
シモネタ対応度も高く、本人は「色気がない何でも話せる性別を感じさせない人間」だと思っているが、抜群のスタイルと相まって男性からは「交際したい女性」ランキング常連者である。いままで恋愛関係を持たなかったのは、本人の天然な性格によるバリヤーと、何より親友ヘンリエッタによる「ダメな男性を近づけてはいけない」という努力の成果。
しかし現在は〈記録の地平線〉の直継との交際がゆっくりと進行中のようである。21時に念話で話すことが日課となっているようで、周辺には砂糖を吐かせているようだ。
12月の殺人鬼討伐に参加した。
大阪出身で大阪弁で喋り、一人称は「うち」。現実世界では容姿は整っているが28歳の家事手伝い(という名のニート)。本名は坂本鞠絵(さかもとまりえ)。
本編(書籍)と外伝漫画『HoneyMoonLogs』で服装が大きく異なる。
**◆[[ヘンリエッタ>>ヘンリエッタ]]&aname(ヘンリエッタ){}
声-高垣彩陽
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》|サブ職業|〈会計士〉
〈三日月同盟〉の幹部として会計を預かる、名実共にマリエールのベストパートナー。
マリエールに比べてボリュームに乏しいがスレンダーな体型の美女でもある。インテリ風眼鏡を着用し、蜂蜜色のロングヘアーをシニヨンにまとめている事が多い。本人は狂的な少女趣味愛好家で、レースやフリルのついた衣装を常に着用している。女子高、大学と現実世界でもマリエールとは親友のような関係で、天然気味で実務能力には乏しいマリエールを、会計・管理能力の高いヘンリエッタが補佐をするというスタイルは鉄板。 身長約170cm。
語尾に「~ですわ」とつくお嬢様言葉を話す。梅子という本名に対してコンプレックスがあるらしく呼ばれると怒り出す。少女趣味の持ち主だが、自分の長身では似合わないと考え、似合いそうな女の子を見つけると狂喜して飾りつけようとする趣味があるようだ。特にアカツキはお気に入り。
ややファザコン気味でシロエに父の面影を重ね「まっくろクロエ様」と慕ってはいるものの、恋愛に関しては枯れていると自己判断し、アカツキやミノリの恋愛を応援するスタンスをとっている。今後どうなるかわからないとは作者の談。
戦闘においては(アーチェリーのような)機械式弓を利用する、後衛型の〈吟遊詩人〉。〈呼び声の砦攻略戦〉において大規模作戦も経験した。
現実世界では経営学の修士をとって会計事務の仕事に就いており、証券マンの父親から教えを受けていた。28歳、マリエールとは同級生だった。「梅子」は作者の祖母と同じ名前。
**◆[[セララ>>セララ]]&aname(セララ){}
声-久野美咲
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈家政婦〉
初心者でありながら〈三日月同盟〉で低レベルのメンバーの中心的な世話役を任されている。[[〈ハーメルン〉>>中小ギルド(組織)#ハーメルン]]から逃げてきた新人達の世話を親身に焼き、くるくるとよく働くため、周りからの信頼は厚い。身長155cm。レベルは58(3月時点)。本人は少女らしく体重を気にしている。
美人と言うにはやや地味だが、穏やかな雰囲気の可愛らしい少女。女性らしい体型で、髪をひとつにまとめている。やや気がやや気が弱く慎重な性質だが、一旦覚悟を決めた後の思い切りのよさは特筆に価する。 初心者でありながら〈三日月同盟〉で低レベルのメンバーの世話役を任されており、〈ハーメルン〉出身の新人たちの面倒をみている。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]当時遠征に出ていて、[[ススキノ>>ススキノ]]の街に取り残された。治安の悪化したススキノで[[デミクァス>>中小ギルド(人物)#デミクァス]]に奴隷にされかけた所を[[にゃん太>>にゃん太]]に匿われる。マリエールから話を聞いたシロエ達が救出に向かい、にゃん太と共に[[アキバ>>アキバ]]に帰還した。〈記録の地平線〉のにゃん太には年齢を超えた思いを抱いており、台所デートや買い出しデートなどを行っている模様だ。
剣をもって中衛をこなせる〈森呪遣い〉なのだがセララは杖装備の完全後衛スタイルだ。〈ハートビート・ヒーリング〉を中心とした継続型のHP回復魔法と、動物や植物を中心とした召喚魔法を使い、仲間を支える。
召喚獣〈グレイウルフ〉の相棒「ウルフちゃん」と一緒にほんわか雰囲気で仲間を陰から支援する彼女はムードメーカーでもある。
8月の強化合宿から、戦闘などでは[[ミノリ>>ミノリ]]達[[〈記録の地平線〉>>〈記録の地平線〉]]の年少組と組むことが常。〈三日月同盟〉の新人たちの面倒を見る役目を担っており、セララを頼りにしている仲間のため〈記録の地平線〉には移籍しないでいる。
年少組パーティの中では年長側であるため、戦闘以外にも料理から家事まで幅広いサポートでパーティーを支えている。召喚獣〈グレイウルフ〉の相棒「ウルフちゃん」と一緒にほんわか雰囲気で仲間を陰から支援する彼女はムードメーカーでもある。
現実世界では高校二年生、友達に誘われて[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]を始めた。友達からは「せらちゃん」と呼ばれている。
**◆[[小竜>>小竜]]&aname(小竜){}
声-逢坂良太
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》|サブ職|〈武侠〉
アキバの中規模互助系ギルド〈三日月同盟〉の戦闘班長として戦闘方面を預かる。身長は160cmと小柄。[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]として牙と強力な脚力、髪に隠れた耳を持っているが、それらは目立たない。
ギルドでも有数の戦力である〈狼牙族〉の〈盗剣士〉。直剣二刀流を操り、ギルドの前線を支える。
京劇の武侠を思わせる装備と姿勢の良さから、若き武芸者といった雰囲気を漂わせる青年。性格もまた、そのイメージ通り、弱きを助け悪しきを憎む正義漢だ。
若くしてギルドの大役を預かる責任からか、はたまた生真面目な性格ゆえか、〈大災害〉直後は何かと悩むことが多かった。だが、おおらかなギルドマスターの性格と、アットホームな〈三日月同盟〉の雰囲気に支えられながら、〈冒険者〉として、人間として、目覚ましい成長を見せている。同じく、ギルドを陰ひなたに守る大人の男性(と小竜には見えている)である直継を尊敬している。
文武両道で果断な彼ではあるが、恋愛関係についてだけはひどく奥手だ。〈大災害〉以前から彼の想い人はギルドマスターのマリエールだったが、彼女からはもっぱらかわいい弟扱い。想いを告げることができず、結局現在に至る。
他へ目を向ければ、性格もよく腕も立つ彼には、多くのチャンスがあるはずなのだが……。まあ、恋愛は本人の自由なので好きなだけ悩むがいいだろう。
ちなみに本人はあずかり知らぬことだが、悪徳ギルド〈ハーメルン〉から助け出された〈冒険者〉には、彼を慕う隠れファンも多い。まったくもって、もったいない話である。
現実世界では、高校二年生。
**◆&aname(飛燕){飛燕(ひえん)}
声-梶川翔平
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》|サブ職業|〈盗賊〉《ローグ》
レベル90の[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の少年で、アキバの中規模互助系ギルド〈三日月同盟〉の戦闘班長(表向きには小竜が班長なのだが、「別に小竜の部下とかじゃねーし」らしい)。巨大なボウガンを主な武器とし、その他投擲武器(苦無など)を使い分ける、遠距離攻撃を得意とする〈暗殺者〉。武器が重いため、その他の装備は基本的に軽装。巧みに位置取りをしながら強烈な狙撃を行う。
地道な努力家である小竜とは対照的に、何でもすぐに上達する才能の持ち主。だが同時に飽きっぽくもあり、最高レベルまで成長させたサブ職業〈砲撃士〉を「つまんなくなったから」とあっさり〈盗賊〉に変えてしまうほど。
自由奔放、勝手気ままな気分屋で、同ギルドの小竜や明日架からの小言、言い争いが絶えない。
しかし、その自分勝手な態度はポーズの部分もあるようで、いざギルドや知人、弱い立場の相手が危険に陥ったときには、文句を言いながらもしっかりとフォローに回る。「ツンデレ」は禁句。
小竜とはオフで出会ったこともある仲。飛燕の前では、小竜も砕けた口調になる。喧嘩ばかりの関係に見えるが、それだけ二人が気を許し合っている証拠、あるいは、互いをライバルとして認めているせいでもあるのだろう。
とある事件でなつかれた〈大地人〉の少女、ナナミと屋台を冷やかすのが、最近の日課。
本名は円(まどか)、有名私立高校に通う一年生。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(アイゼル){アイゼル}
声-村田太志
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈三日月同盟〉の買い出し&雑用係班長。[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]の青年で、小竜・飛燕と合わせ3人で〈三日月同盟〉の男子三人衆といった微妙な結束をもつ。比較的物静かな性格で、男子三人の中では小竜と飛燕が活発なこともあって、保護者的なポジションであることが多い。身長高め(182~185cmのイメージ)。レベル88(12月時点)。
マリエールとヘンリエッタからの信頼もあつく、自分たちが不在の時は〈三日月同盟〉の取りまとめを頼まれているほどである。
〈妖術師〉ではあるが一般的な杖ではなく〈制作級〉の手袋を魔法具として利用している。
本名は圭一郎、19歳の大学生。
書籍版では青い髪、外伝漫画『HoneyMoonLogs』では前髪の一部がメッシュで、アニメ版でもそれを踏襲。
**◆&aname(明日架){明日架(あすか)}
声-高橋未奈美
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》|サブ職業|〈小説家〉
中規模互助系ギルド〈三日月同盟〉に所属する少女。レベル46(4月時点)→レベル51(12月時点)。
〈ヒューマン〉の〈神祇官〉で、巫女服がトレードマーク。委員長気質のしっかりもので、自由奔放なギルドメンバー、飛燕の気ままな行動を注意しては、よく衝突している。
ギルドの女性陣の中では(マリエールとヘンリエッタを除いては)年長であり、自然とまとめ役になっている。特に〈ハーメルン〉騒動から新たに〈三日月同盟〉に入った女性メンバーからは頼りがいのある先輩として慕われているようだ。
幼いころから趣味で小説を書いており、その実力はなかなかのもの。〈大災害〉後は書店ギルド〈古書店ひよこ堂〉のギルドマスター比翼子にその実力を見込まれて、アキバの定期刊行物〈えんたーなう!〉に小説連載を開始。同じ小説家仲間である〈第八商店街〉の円東あきばも交え、定期的に文章談義に花を咲かせているという。ジャンルは恋愛もので、評判は上々だとか。
12月の殺人鬼討伐に参加した(アニメ版)。
本名は飛鳥、女子高に通う高校二年生。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(リリアナ){リリアナ}
声-雨宮天
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》|サブ職業|〈裁縫師〉
アキバの中規模互助系ギルド〈三日月同盟〉に所属する〈森呪遣い〉の少女。レベル43(4月時点)→レベル48(12月時点)。
腰にまで届くストレートロングの黒髪から飛び出したやや垂れ気味のエルフ耳と、眉の上で切り揃えられた前髪の下、大きな黒瞳が浮かべる多彩な表情が魅力的。普通の女の子らしい優しい性格で、セララの大親友。
武器は持たず、戦闘では回復や支援を中心としたスタイルをとるが、そもそも生産系のプレイヤーであり、性格的にも向いていないため戦闘そのものが苦手。フリルやリボンをあしらった落ち着いた色合いのローブやケープといった、性能や動きやすさよりも外見や着心地を重視した衣服を身に着けている事が多い。
押しが弱く気も弱い性格をしており、突発事態や危険に対しては身がすくんで動けなくなる事もしばしば。年齢やレベル帯の近い明日架やメイファと一緒にいることが多く、涙目になっては慰められている姿がよく見られる。恋バナには目がなく、デート前に勝負服の相談を持ちかけられる事が常態と化している。
〈三日月同盟〉に6人いる班長の一人で、生産系のメンバーを統括する生産班の長を務めている。ヘンリエッタの少女趣味を始め、〈軽食販売クレセント・ムーン〉の制服や〈天秤祭〉におけるファッションショー〈アキバオータムコレクション〉では彼女のデザイン力が遺憾無く発揮された。
エリッサの相談を受けたマリエールがレイネシア姫の普段着として寄贈したことで〈水楓の館〉のクローゼットには彼女の作品が大量に並ぶことになり、〈大地人〉の間にも服飾デザイナーとして彼女の名が知られ始めている。
現実世界ではセララと同級生の高校二年生。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(メイファ){メイファ}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈三日月同盟〉所属の少女、三つ編みでチャイナ服。レベル41(4月時点)→レベル66(12月時点)。ギルドの戦闘班で唯一の女性班員。面倒見が良く、少しおっちょこちょいな性格。義仲に好意を抱いている。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
***※&aname(ココリコ){ココリコ}
〈三日月同盟〉メンバーがロック鳥の卵を採りに行った際に、ちょうど孵ったロック鳥の雛。レベル2、唯一持っている特技は〈居竦みの咆哮〉。
最初にメイファを見た為、メイファを母親と認識しておりメイファの召喚獣となった。まだ子供だが非常に大食らい。
フランス語のにわとりの鳴き声から「ココリコ」とヘンリエッタが命名、飛燕からは「ピヨ助」と呼ばれている。ココリコから見た〈三日月同盟〉は、メイファ=ママ、義仲=パパ、マリエール=ママのママ、飛燕=きつね。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(義仲){義仲}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈三日月同盟〉所属の[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の青年。レベル74(4月時点)→レベル85(12月時点)。20歳。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(ギーロフ=ファースト){ギーロフ}
声-村田太志
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職|〈料理人〉
〈三日月同盟〉に所属する[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の男性。レベル46。ギルド内の男性では最年長の22歳。
白のコックコートに丈長ソムリエエプロン、コック帽と典型的コックスタイル。戦闘時にはコックフォークスピアやフライ返しワンド、フライパンクラブなど性能のより見た目のネタ装備で統一するコダワリ派である。
とはいえ〈エルダー・テイル〉自体、戦闘より料理を主とした生産関連で遊んでいたため、戦闘は得意ではなく、〈大災害〉後は戦場に行くこともまれになった。メイン召喚獣はサラマンダーとソードプリンセス。最近ソードプリンセスにウェイトレス衣装になってもらうお願いをするべきか悩んだりもしている。
ギルドの食事班班長でギルド内での男性では最年長の22歳(男女混合での最年長を話題にしない賢さを持つ、賢者なので)。現実世界では社会人であったこともありギルド内(主に男性)では相談事を受けたり精神的に頼られてはいる。
現実世界では実家がレストラン経営。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(ニンジン=セコンド){ニンジン}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》|サブ職|〈料理人〉
〈三日月同盟〉に所属する男性、頭にはバンダナを巻いている。ギーロフの弟で19歳。
頭に三角巾のバンダナ、生地の厚い紺のエプロンを装備しており、戦闘時には大刺身包丁と真魚板盾を装備という召喚術師には到底見えない有様。
兄の影響を受けて料理好きであり、地球世界でも〈エルダー・テイル〉でも料理をメインに活動している。地球世界ではまだ19歳で修行中の身である。
〈大災害〉後に他ギルドから兄のギーロフがいる〈三日月同盟〉に移籍した。
はじめは兄のようにオールラウンダーを目指して頑張っていたが最近は板前方面に興味があるらしく海洋モンスターの調理法を考えるのに余念がない。
ゲーム内での呼び名はニンジンとかセコンドとかどっちでもかまわないでいたのだが、〈大災害〉後はニンジンニンジンと連呼され、色々混同されることに疲れたため周囲にはセコンドで呼んで欲しいとお願いしている。
だが最近サラマンダーからメイン召喚獣に切り替わったウンディーネ(ウェイトレス服着用)にはニンジンという呼び名の方が好評らしく、彼女の前ではニンジンと呼ばれても何も言えないでいる。どうやら弱みを握られているらしく、それはいつもの衣装以外のものを着させた事があり、「その服を着て皆の前に出ない」という約束が盾に取られているとか。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(アシュリン){アシュリン}
声-佐藤奏美
|メイン職業|〈付与術師〉《エンチャンター》
〈三日月同盟〉所属の[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の少女。
チュートリアル直後に〈大災害〉に巻き込まれ一人不安に廃ビルにいたところ、偶然出会ったマリエールとヘンリエッタに保護される。〈三日月同盟〉加入後は「ちっちゃい美少女」ということでヘンリエッタの着せ替え人形になっている。
マリエール曰く小竜が3つ4つ上らしいので小学生か中学生くらいと思われる。〈第8商店街〉の[[タロ>>生産系ギルド(人物)#タロ]]のことが気になる様子。
セミショートの明るいブラウンヘアに狼耳と屈託のない笑顔がトレードマーク。空色のワンピースドレスを着ていることが多いが日替わりどころか日に何度も違う衣装を纏っていることもある。これは普段から〈三日月同盟〉のヘンリエッタに「ちっちゃい美少女」とロックオンされて着せ替え人形にされており、ヘンリエッタの趣味と実益とストレス発散の一番の被害者だからだ。
しかし、アシュリン本人はそういう着せ替えは可愛い服を着れることを喜んでいて、ヘンリエッタや他のギルトメンバーとの交流も楽しくてしょうがなく、なんら気にしてはいないというWin-Winの関係である。そのため、他の人がターゲットとなっても悪気なくヘンリエッタに協力する。ある意味ヘンリエッタの小さな下僕もとい協力者である。アカツキはそんなアシュリンをヘンリエッタの次に苦手としている。
戦闘スタイルは〈付与術師〉の基本に沿ったオーソドックスな立ち回りのサポート型。 両手に装備した大型けものハンドから支援魔法を飛ばす姿は真剣なのだが、はたから見ると愛らしさしか感じない。これももちろんヘンリエッタ・プロデュースのひとつである。
自分にできることを一生懸命にやるのだが、どうみてもテンパってる子犬に見えてしまうことも多く、一応同じ〈付与術師〉ということでシロエから教えを受けたこともあるのだが、戦闘方面の才能は今ひとつである。
先日のアキバギルド会館レイドを攻略した際に自分の実力不足に少し凹み、前よりレベルアップや訓練に少し意欲的になった模様。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(ナナミ){ナナミ}
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]のうさみみパーカー幼女。両親のいない〈廃棄児〉であり、「福引チケット」と交換に[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]からもらえるお金やアイテムを街の管理者である[[〈供贄《くにえ》一族〉>>大地人(組織)#供贄一族]]に納品して生計を立てている。ゲーム時代は、アキバの街で福引券を販売していたレアPOPのNPCで、飛燕が以前から利用していた。
[[アキバの街>>ヤマトの設定#アキバの街]]の廃墟で暮らしており、飛燕にクレセントバーガーを貰ったのをきっかけに一冒険繰り広げて仲良くなる。外見上は7、8歳くらいに見え、言動も年相応だが、自分の「お仕事」には責任感を持っているらしく、そこだけは奇妙に大人びた印象を与える。
経緯は不明だが11月頃には〈三日月同盟〉に加入。〈三日月同盟〉にやって来た日、狂喜乱舞したヘンリエッタによって着せ替えの餌食となってしまい、以降それがトラウマでヘンリエッタのことはやや苦手。目に入るもの全てが珍しく見える世間知らずのため、ギルドメンバー達から可愛がられ色々なことをさせてもらっている。メンバーの中では、初めて会った飛燕のことが一番大好きで、彼女にとっては頼りになる兄貴的存在。ギルドマスターであるマリエールやお姉さん的存在な明日架にも懐いている。
飛燕がいないところでは臆病でもじもじしており、その視線はいつも彼の姿を探している。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』2巻描き下ろし回(9.5話)で初登場。
**◆&aname(渡真利){渡真利(トマリ)}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈三日月同盟〉所属の少年。パイロットキャップのような帽子と黒のスカーフを身につけている。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(ブリット){ブリット}
|メイン職業|〈武闘家〉《モンク》
〈三日月同盟〉所属の少年。飛燕の同級生。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(アッシュ){アッシュ}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
〈三日月同盟〉所属の少年。黒髪に金のメッシュをしている。
外伝漫画『HoneyMoonLogs』で登場。
**◆&aname(ヴィオレット){ヴィオレット}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈三日月同盟〉所属の[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の少女。面倒見が良い性格。明日架の友人の一人で、飛燕に対して何かと怒る事が多い。
**◆&aname(シェリー){シェリー}
|メイン職業|〈召喚術師〉《サモナー》
〈三日月同盟〉所属の少女。お転婆な性格。明日架の友人の一人で、飛燕に対して何かと怒る事が多い。
**◆&aname(tate脇){tate脇}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》
〈三日月同盟〉所属の[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の青年。武器はシャムシール。21歳。
〈森呪遣い〉としてもワイルドな装いと、それに比するとおおらかな表情をしている青年。好奇心が強く、エルダー・テイル歴は2年と初心者にしては長いが、〈セルデシア〉においては積極的に屋外に出る素材収集や交易を中心とした生活を送っていたので、レベルを上げる事には興味が無く、本格的な高難易度クエストや〈大規模戦闘〉の経験はなかった。
メイン武器は熊の護拳が特徴的な両手持ちの曲刀〈剛樋熊の咆哮〉。日常的に少人数のパーティーやソロで活動することが多く、〈脈動回復〉などの支援呪文を使った後は自分も積極的に前に出て攻撃に参加するスタイルを得意としている。色々試してみようと白兵戦用のスキルを幅広く取得しており、必要に応じて弱体化効果や属性を変えた攻撃を繰り出すことも可能だ。
ただ、当人は良くも悪くも大雑把であまり研究などはしておらず、自分の引き出しを完全に使いこなせていない状態だった。今回のレイドを経たことで一つ先の段階へと興味が沸いてきている。
アニメで登場。
**◆&aname(目覚ましトメテ){めざましトメテ}
|メイン職業|〈守護戦士〉《ガーディアン》
〈三日月同盟〉所属の[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]の青年。武器はハルバード。20歳。
〈ハーメルン〉から救出された初心者〈冒険者〉の一人。いつもぼんやり眠たげで、会議中でも構わずあくびを繰り返すため、たびたびヘンリエッタから注意されている。
〈大災害〉後、悪徳ギルド〈ハーメルン〉に監禁されていた初心者メンバーの一人であり、救出の恩義と飛燕の気ままさを許容してくれるギルドのおおらかさに惹かれて〈三日月同盟〉に入った。
万事にスロースターターで、日常生活でも戦闘でもぼんやりしていると思われがち。しかし、周囲の状況を注意深く観察しているから体が動かなくなっているだけで、「観察」が一通り完了するような長丁場では、別人のように的確な動きを見せることもある。
こうした彼のクセは〈大規模戦闘〉向きの資質であり、アキバの街で〈失望の典災〉と繰り広げたレイドでは、トウヤをフォローする第二防衛役(セカンドタンク)として、地味ながら堅実な立ち回りを見せた。
名前通り、当然のように朝は弱い。睡眠時間は9時間はとらないと翌日はあくびが三割増しになる。寝具に対してはこだわり派で、最近愛用のまくらは知らないお爺さんからもらった山羊スライム。
アニメで登場。
**◆&aname(†…聖夜…†){†…聖夜…†}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈三日月同盟〉所属の少年。顔の右半分が前髪で隠れている。19歳。
ハーメルンにとらわれていた新人冒険者のひとりで、のちに〈三日月同盟〉へ加入した。顔の右半分を前髪で隠しており、(本人は)クールで冷徹(なつもり)。根は臆病で内気な性格。
独特な形のロングソードを〈罪の刃〉と呼んで振るっているが、特に強力なマジックアイテムというわけではない。まだ中堅レベルなので装備の傾向も固まっておらず、とりあえずかっこよさげな剣を使ってみているというのが実際のところだ。戦闘スタイルも動きが派手な技をメインにした突撃形のビルドで、戦闘中でも如何にかっこいい動きやポーズを取れるかにこだわっている。装備も技もかっこよさ優先のチョイスで固めているため、実際の性能がかみ合ってない部分が多々あるのだが本人は満足げだ。
口癖は「フン」と「フフン」。なのだが、クールに徹しきることはできず、周囲に褒められると自慢顔になってしまう側面も。
好物はハンバーグ(トマトケチャップ派。デミグラスソースは苦い)。
アニメで登場。
**◆&aname(デス・ゲイザー){デス・ゲイザー}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈三日月同盟〉所属の金髪長髪の〈エルフ〉。中性的な容姿をしている。常にフードをかぶっており、中二病気質。常に警戒した態度で接している。19歳。一人称は「私」。
性別不明のミステリアスなエルフ。愛用のフードつきマントは夜闇に紛れるための〈魔法級〉のアイテム。レベル63の〈暗殺者〉で、弓による狙撃を得意とするが、攻撃に集中しすぎてヘイトを稼ぎ、「気づいたら死んでいた」ということも多いのが玉に瑕。
ステータスでは男性となっているが、中性的な声と振る舞いや、表情を隠すフードなどのせいで本当の性別はギルドの仲間たちもわからない。女性だと思っているメンバーもいれば男性だと思っているメンバーも多く、デス・ゲイザー本人もその点については語らないため、ギルド内では「そういうもの」としてあまり気にしないようになっている。(風呂などはいつの間にか一人で済ませているようだ)
口数は少なく、気まぐれだが、可愛いものや山羊スライムに話題には食いつきがいい。時折アキバ近郊で野生化した山羊スライムとのコミュニケーションを取ろうとしている姿が目撃されている。
狙撃の先輩でもある〈三日月同盟〉の戦闘班副班長、飛燕が言い出した「死にゲ」というあだ名を気に入っている。
〈ハーメルン〉から救出された初心者〈冒険者〉の一人。
アニメで登場。
**◆&aname(ゆぴあ){ゆぴあ}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》
〈三日月同盟〉所属の少女。ミニスカ巫女服で武器は鞭。身長約164cmで18歳。
緩いウェーブのかかった緑の黒髪が自慢の巫女服少女。中距離で戦える棘鞭と〈天足通の秘技〉を用いたヒットアンドアウェイを得意とする、攻撃的な〈神祇官〉だ。口調は丁寧だが行動は男勝りなところも多く、すすんで女子のまとめ役を務めることも多い。
〈ハーメルン〉から解放された後、初心者組の中でも積極的に戦闘訓練を繰り返しており、その結果、レベルも同期の中では高めの61となっている。だが芋虫だけは未だに苦手で、目の前にすると身がすくんでしまう。
同じギルドの〈神祇官〉仲間である明日架をセンパイと呼んで慕っている。人形や小物を交換しあうなど、気を張りがちな苦労人同士、親しくしているようだ。
アニメで登場。アニメ第15話では五十鈴のフレンドリストに登録されている。
**◆&aname(ナギ){ナギ}
|メイン職業|〈妖術師〉《ソーサラー》
〈三日月同盟〉所属の〈エルフ〉の少女。武器は魔道書。13歳。
〈ハーメルン〉から救出された初心者〈冒険者〉の一人。礼儀正しく好奇心旺盛で、明るい性格。ゆったりとしたマントに身を包む、小柄な金髪エルフ少女。レベル63の〈妖術師〉で、特に氷や雷の魔法による範囲攻撃を得意とする。〈三日月同盟〉に加入したころは戦闘になると恐怖で体がすくんでしまうことも多かったが、強くなりたいという意志と友人たちの協力の甲斐あって、一人前の術師へと成長しつつある。
素直な性格の持ち主だが、元の世界で一人っ子だった反動で、年下を相手にするとついつい大人ぶってしまうところがある。中でも気にかけているのは、〈三日月同盟〉と交流のある小規模ギルド〈にゃんこ亭〉に所属する女の子、ナギだ。偶然にも同じ名前という共通点もあり、よく二人で出かけている。二人のナギの呼び分け方について、本人は「大ナギ」「小ナギ」と呼んでほしい(自分が「大=お姉さん」なのが重要らしい)ようだが、周りは「〈三日月〉のナギちゃん」「〈にゃんこ〉のナギちゃん」と呼ぶことの方が多い。
本が好きで、武器も魔道書。〈宝石職人〉の技能を活かして、めいっぱいデコったお気に入りの一冊を大事にして
アニメで登場。アニメ第15話では五十鈴のフレンドリストに登録されている。
**◆&aname(ぺこぺこピザ){ぺこぺこピザ}
|メイン職業|〈暗殺者〉《アサシン》
〈三日月同盟〉所属の[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の少女。15歳。
丸顔にもこもことした髪型や尻尾のちびっこ〈暗殺者〉で、名前にもあるようにピザが大好物。ギルドの仲間からは「ぺこちゃん」と呼ばれている。レベルは59。小柄な体格に見合わず、両手持ちの大型斧をメインウェポンにした豪快な高火力ビルドで、単純な打撃力は今回のレイドチームでもトップクラス。だが、火力と引き換えに武器の耐久力がすごい勢いで減少する使い捨て戦法のため、長期戦になると使える武器がなくなってしまい、息切れしてしまうのが欠点だ。
体型やしっぽ、そして丸顔にまんまるお目目という外見のせいか、初対面の人間にはたぬきっぽく見えるらしく、そのたびに「たぬきじゃないよっ!」と訂正するのが口癖になってしまっている。〈大地人〉からは〈黒狸族〉と間違われたこともあるらしい。
アニメで登場。アニメ第15話では五十鈴のフレンドリストに登録されている。
**◆&aname(増田){増田}
|メイン職業|〈吟遊詩人〉《バード》
〈三日月同盟〉所属の眼鏡をかけた〈エルフ〉の少年。武器はタクト。14歳。
くすんだグレーの髪が目立つ、小柄なエルフの眼鏡少年。自己強化の援護歌を使いながら武器攻撃で戦う、中衛寄りのプリマアクター型と呼ばれる戦法を取る〈吟遊詩人〉でレベルは60。スキルで音楽を奏でながら槍を操る姿は、さながら鼓笛隊の指揮者を思わせる。
気弱で繊細な心の持ち主な上、〈ハーメルン〉での経験もあいまって、一人でいるのが苦手。ホームシックにかかることもしばしばだが、おおらかで前向きなメンバーが多い〈三日月同盟〉の友人たちに囲まれ、少しずつたくましさも身に着けつつある。
同じ〈吟遊詩人〉であり、眼鏡仲間でもあるヘンリエッタを慕っている。理由は、地球に残してきた優しい母親に似ているからなのだが、それを公言するのは厳に慎むよう、ヘンリエッタから頼み込まれている。
アニメで登場。
**◆&aname(こもも){こもも}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
〈三日月同盟〉所属の〈猫人族〉の少年。武器は短杖。身長150cmで15歳。
垂れ耳とバンダナが特徴の〈猫人族〉の少年。レベル61の〈施療神官〉で、後方支援に徹する純ヒーラータイプ。明るく軽い言動のお調子者だが、根はまじめのようだ。チョウシでのサファギン大発生におけるマリエールの活躍を見て、「味方の気持ちもHPもサポートする」ヒーラーになりたいとひそかに思っているらしい。誰もが恐怖で縮こまってしまった〈ハーメルン〉時代の反省を生かし、エレイヌスのレイドではムードメーカーとして前向きな言葉で仲間たちを鼓舞し続けた。
スポ根漫画が好きで特訓マニアの一面がある。年の近いミノリを始めとした回復職の知人を集め、ヒーラーの立ち回りの勉強会をしているらしい。また感情に合わせて尻尾がよく動くため、その性格も相まってギルドの仲間からは「むしろ犬っぽい……」と思われているようだ。
アニメで登場。
**◆&aname(空){空(くう)}
|メイン職業|〈施療神官〉《クレリック》
アンダーリムの眼鏡がチャームポイントの〈施療神官〉少女で、レベルは59。大人びた言動をするが、実年齢は若者の多い〈三日月同盟〉の中でも若い部類に属する。15歳。
光を操る攻撃魔法を得意とする、攻撃的なヒーラー。攻守の魔法ともにMP消費が激しいため、戦闘では腰につるした特注の山羊スライム型香炉で、MP回復を強めるお香〈三昧香〉を焚いてフォローしている。しかし〈三昧香〉の回復効果もあくまで補助的なものであり、決して安価な品物でもないため、MP管理は今後も大きな課題となっている。
てきぱきと物事をこなすしっかりもので、年上のメンバーがいい加減なことをしていると、つい小言を口にしてしまう。特にマリエールの部屋が散らかっている時などはヘンリエッタとのダブル口撃を繰り出すため、マリエールに「梅子が二人になったぁ……」と言わしめた。独特の美的センスをもっており、「キモかわいい」ものが好き。趣味でキモかわグッズ集めをするほか、サブ職業を生かして彫刻も作っているようだ。最近のヒットデザインは、「山羊スライム」「しけったせんべい太郎」「デュフフ大明神」。
アニメで登場。
**◆&aname(小太郎){小太郎}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》
〈三日月同盟〉所属の〈狼牙族〉の少年。武器は手斧。身長約165cmで14歳。
オールバックにした金髪と、常に顕在している狼耳が特徴の少年。ギルドの仲間たち(特に女性メンバー)からは「小太郎ちゃん」と呼ばれている。両手に投擲用片手斧を装備した変則型の二刀流スタイルで、ウルフやマイコニドなどの従者の力を借りつつ中距離から(状況に応じて前線に出ることもある)支援と攻撃を行なう、アグレッシブな〈森呪遣い〉だ。動物好きで、様々な従者やモンスターと仲良くなりたいと、日々サブ職業である〈調教師〉の訓練に余念がない。セララとはよく、「うちのウルフちゃんかわいい談義」で盛り上がっているようだ。その面倒見の良さは動物相手に限らず、たびたび手伝いに行っているアキバ保育園では、子供たちから「もふもふの人」「コタ兄ちゃん」と慕われている。
アニメで登場。
**◆&aname(忍ぶ道にゃ){忍ぶ道にゃ}
|メイン職業|〈武士〉《サムライ》
〈ハーメルン〉から救出された初心者〈冒険者〉の一人。天真爛漫なお転婆娘。時代劇マニア。忍者装束風の服、武器は刀。18歳。
〈三日月同盟〉に所属する時代劇マニアの〈武士〉少女で、レベルは61。ギルドの仲間からは専ら「しのみちゃん」と呼ばれている。
刀を主に使用できるという理由から〈武士〉を選択し、その名前が示すように忍者のようなキャラクターを目指している。装備も持ち歩きやすい直刀と、三日月の印章が付いた鉢金を付けた忍者装束風の装備で統一しており、より忍者らしいいでたちと戦い方を模索する日々をすごしている。しかし〈武士〉向けに用意されている胴鎧を使わないため、前衛職としては軽装備になりがち。そのぶん戦闘訓練は熱心に行なっており、武士としては軽快なフットワークを生かして危険な攻撃をいなすスタイルを身に着けつつある。
もさもさっとした髪形の描くシルエットが特徴的な彼女だが、雨の日などはもっさり具合が5割り増しになるらしい。
アニメで登場。
**◆&aname(ミル(17)キー){ミル(17)キー}
|メイン職業|〈盗剣士〉《スワッシュバックラー》
〈三日月同盟〉所属の〈狐尾族〉の少女。武器はレイピア。
常に頭巾のようなケープをかぶった姿がトレードマークの無口な17歳(自称)の〈盗剣士〉。レベルは61。日常生活でもほとんどしゃべらず、簡単な会話や数字などはハンドサインやボディランゲージで済まそうとする。
広刃の片手サーベルを得物としており、打撃力よりも多彩な状態異常技を駆使して火力サポートを行なう戦い方を好む。戦闘中もハンドサインを使うことが多いが、今回のレイドのような激戦の中ではちゃんと声で会話していたようだ。いわく「セルデシアに来てから一番しゃべった気がする」
無口だが性格は案外お茶目なところがあり、背後からほっぺたをつついたりして仲間を驚かすこともある。自称どおりの年齢ではなさそうだと思われており、中の人(?)はもっと年上だろうと推測されている。
本来の性格は明るく気さくな性格で、仲間達に実年齢がバレて以降は、年長者らしく新人組のお色気ムードメーカー的存在となっている。
アニメで登場。アニメ第15話では五十鈴のフレンドリストに登録されている。
**◆&aname(柚子){柚子}
|メイン職業|〈森呪遣い〉《ドルイド》
〈三日月同盟〉所属の〈狼牙族〉の少女。武器は杖(スタッフ)。身長約165cmで17歳。
切りそろえられた前髪と柔和な笑みが印象的な〈森呪遣い〉の少女。レベルは60。右手に魔術触媒にも使える緑白色の占い用ペンデュラム(振り子)を、左腕には占い用の方位陣が描かれた円盾を装備した支援型。〈占い師〉の能力を活用することで回復や各種のバフ、デバフ呪文にボーナスを得られるビルドなのだが、呪文を使う際には対象との位置、方位を細かく変える必要があるため非常にあわただしく、おっとりした性格の彼女にはまだまだ使いこなせているとはいえない。
根っからのお嬢様で、おしとやかな所作やおっとりとした口調に反して、本音を隠さず物を言ううえ、ほんのり毒舌も混ぜてくるタイプ。そのため三日月の男衆(特に飛燕)からは苦手に思われていたりする。逆に同性からは付き合いやすく思われているのか、仲良しも多い。
並々ならぬタイツ好きで、服装もタイツ映え優先で選ぶため大抵スカート丈が短い。また、意外にもアウトドア派で採取クエストなどを受けて遠出したりするようだ。
アニメで登場。アニメ第15話では五十鈴のフレンドリストに登録されている。
**◆&aname(ラディーブ){ラディーブ}
|メイン職業|〈神祇官〉《カンナギ》
〈三日月同盟〉所属の〈狐尾族〉の青年。羽織を着ており武器は錫杖。身長約175cmで19歳。レベル62の〈神祇官〉で、回復とダメージ遮断魔法に特化した守勢特化のビルドである。
おおらかな性格だがかなりの世間知らず。どうやらお坊ちゃま育ちらしく、普段の生活は爺やがサポートしていたために一般的な常識に欠ける。さらに好奇心が強いこともあり、周囲を巻き込んで新しいものに突っ込んでいく、トラブルメーカー的なポジションに収まっている。それでも仲間たちから悪く思われないのは本人の人徳といえるだろうか。
元々は「色々な景色を見たい」という目的で〈エルダー・テイル〉を始めたプレイヤーであり、背景には裕福だがあまり自由に外を出歩けない家庭環境があったようだ。
〈三日月同盟〉のクレセントバーガーを食べて衝撃を受けて以来、グルメ探求にはまっている。特に屋台などで売っているようなちょっとB級な料理が大好き。
アニメで登場。
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2023-10-30T15:59:17+09:00
1698649157
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大地人(人物)
https://w.atwiki.jp/loghorizon/pages/34.html
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*●[[ヤマト>>ヤマト]]
**■[[アキバ>>アキバ]]
***◆[[レイネシア=エルアルテ=コーウェン>>レイネシア]]&aname(レイネシア){}
声-伊瀬茉莉也
|職業|〈貴族〉、〈薔薇園の姫君〉《プリンセス・ローズガーデン》
[[マイハマの街>>ヤマトの設定#マイハマの都]]を治めるコーウェン公爵家のご令嬢で[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]。
長い銀髪に、華奢な首筋。全体的にほっそりとした印象を持つ美少女。特にたれ目の瞳は濃い青灰色で神秘的な愁いをたたえているように見え、[[イースタル>>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]一の美女とうたわれた祖母の面影を色濃く残したその容姿は「イースタルの冬薔薇」と呼ばれる。儚げで瑞々しい美貌を持つ15歳。降嫁した姉と弟とがいる。
本人は自覚していないが天性のカリスマを持ち、幼少の頃から市民の間での人気は非常に高かった。領内の平民、文官、騎士を問わずその人気は絶対的であり、コーウェン家のシンボル的な存在となりつつある。
しかしその中身といえば、ぐんにゃりしていることをこよなく愛する残念な植物系。その内面を容易に見透かす[[クラスティ>>クラスティ]]は天敵。しかし何かと関わりを持ち、信頼している。
8月の領主会議では貴族たちに啖呵を切り、[[アキバ>>アキバ]]へ赴き義勇軍嘆願演説を行う。結果、「個人的に援助を求めたのだから、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]への借りは一人で返すべき」という責任を負わされ、現在はアキバの街で領事見習いを勤めている。アキバの街では[[〈水楓の館〉>>大地人(組織)#水楓の館]]に居住している。
11月から〈水楓の館〉に[[アカツキ>>アカツキ]]や[[マリエール>>マリエール]]といった女性〈冒険者〉が訪れるようになり、エリッサ曰く半月程で表情が随分豊かになったらしい。といっても、〈水楓の館〉に訪れる〈冒険者〉との付き合いはあくまで「仕事」だと割り切っていた。しかし[[リーゼ>>リーゼ]]との会話で、様々なことに気付き考えを改め「友だち」の関係になろうと踏み出し始めた。
殺人鬼事件では、責任から逃げ続け周りへ押し付ける事を止め、重大な責任を伴う決断を初めて行なった。
***◆[[エリッサ>>エリッサ]]&aname(エリッサ){}
声-葉山いくみ
|職業|〈エルダーメイド〉
[[エルフ>>〈エルフ〉]]の[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]でレイネシアの親友であり姫お付きの侍女。没落した下級貴族の出身であり、礼儀作法を心得、有能であるためにこの地位に抜擢された。故郷に妹がいる。身長170cm。
濃いはしばみ色の髪に黒い瞳。体型はスレンダー。本人もなかなかの美女なのだが、レイネシアに側近く仕えているためにまったくその実感がわかないらしい。
レイネシアに仕える侍女の中では筆頭であり古参でもある。そのためレイネシアからの信頼も厚く、公の場でなければ気やすい口調で話している。不安でいっぱいな主人の将来を考えて、胃の痛い毎日を送っている。そのため婚期は見逃しっぱなし。
***◆&aname(菫星){菫星}
声-代永翼
|職業|〈伝承者〉《サクセサー》
[[アキバ>>アキバ]]に住む[[供贄一族>>大地人(組織)#供贄一族]]の若頭領で、スミレ色の瞳に黒髪の青年[[〈ハーフアルヴ〉>>〈ハーフアルヴ〉]]。ポーカーフェイスかつ饒舌で交渉の駆け引きが上手い。レベル50。
***◆&aname(エンバート=ネルレス){エンバート=ネルレス}
声-家中宏
|職業|〈武士〉《サムライ》
12月、[[アキバ>>アキバ]]の夜を跋扈する殺人鬼。藍色じみた暗い色彩の長髪と、目隠しのような仮面、手足を包みこみような金属甲冑を身に纏うレベル94の[[〈武士〉>>〈武士〉]]《サムライ》。
[[供贄一族>>大地人(組織)#供贄一族]]の一人で、[[衛兵>>警備兵]]の一人としてアキバの街を守護してきた。〈動力甲冑〉(ムーバブル・アーマー)を装備しており、強化された能力はレベル100を超え110に近い。武器である〈霰刀・白魔丸〉のフレーバーテキストの侵食により、[[レイド>>大規模戦闘]]モンスター・[[ルグリウス>大地人(人物)#ルグリウス]]の能力を持つ。
戦闘系ギルド[[〈ホネスティ〉>>戦闘系ギルド#ホネスティ]]の捕縛巡視隊を全滅、[[ソウジロウ>>ソウジロウ=セタ]]や[[アカツキ>>アカツキ]]を殺すほどの実力を持つ。
[[レイネシア>>レイネシア]]による〈動力甲冑〉への魔力供給遮断で能力は弱体化し、アカツキを始めとする水楓の乙女やアキバの女性[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]たち25人により討伐される。
***◆&aname(かえで){かえで}
[[〈おにぎり屋えんむすび〉>>大地人(組織)#おにぎり屋えんむすび]]で働く少女。艶のある黒髪が肩の上で切り揃えられ、ころころ変わる表情が可愛らしく、[[〈ロデ研〉>>生産系ギルド#ロデリック商会]]で人気が高い。
***◆&aname(クゥデリャ){クゥデリャ}
〈おにぎり屋えんむすび〉で働く少女。かえでとともに〈ロデ研〉では人気トップを争うほど可愛らしい。
***◆&aname(カーネル少佐){カーネル少佐}
[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]を始める際、[[アキバ>>アキバ]]を開始場所に選んだプレイヤーが受けるチュートリアルの担当NPC。白髪の温厚そうな紳士だが、一旦激高すると何をしでかすかわからないという設定のNPC。
チュートリアルは〈カーネル少佐の戦闘訓練場(チュートリアル・グラウンド)〉という専用[[ゾーン>>ゾーン]]で行い、基本的な操作を実習させる。訓練は1時間ほどで終了する。
***◆&aname(サラ){サラ}
|職業|〈エルダー家政婦〉
以前から雇われていた[[〈西風の旅団〉>>戦闘系ギルド#西風の旅団]][[ギルドホール>>ギルド・ホール]]の清掃係。泣きぼくろが左目下にある。
曰く「取っ組み合いなんてしたら粉々になる」など[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]のことを過剰警戒しがち。[[ソウジロウ>>ソウジロウ=セタ]]のことは「ご主人様」と呼ぶ。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
***◆&aname(スコット){スコット}
|サブ職|〈料理人〉
[[アキバ>>アキバ]]の外れの食堂で働いている見習い料理人。アリーシャの夫。22歳。
[[にゃん太>>ログ・ホライズン#にゃん太]]達の協力の元、手料理法を学びさらにレシピの改良をも行い[[ギルバート卿>大地人(人物)#ギルバート卿]]に認められた。にゃん太のことを「先生」と読んで敬う。
外伝漫画『にゃん太班長・幸せのレシピ』で登場。
***◆&aname(トシミ){トシミ}
[[〈おにぎり屋えんむすび〉>>大地人(組織)#おにぎり屋えんむすび]]の店員の少女。京言葉で話す。
外伝漫画『にゃん太班長・幸せのレシピ』で登場。
***◆&aname(七三){七三}
[[ギルド会館>>アキバギルド会館]]の銀行員の男性。身長168cm。
***◆&aname(ボブ子){ボブ子}
ギルド会館の銀行員の女性。身長160cm。
***◆&aname(プリアンジュ){プリアンジュ}
|職業|〈家政婦〉
[[〈パワードショップ〉>>生産系ギルド#パワードショップ]]の実際的な意味では店長。
二十代に見える真面目系眼鏡[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]の女性。責任感が強くて気遣いも出来るが、帳簿と金庫のお金があわないと発狂する。
***◆&aname(リュクレース){”爆走お嬢様”リュクレース}
|職業|〈機工師〉《マシーナリー》
[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]の有力氏族〈金剛石の金床〉氏族長ヴァーノンの長女で18歳。[[〈ブロンタイド・ホール〉>>大地人(組織)#ブロンタイド・ホール]]のメンバー。
明るく前向きな性格で好奇心が強く、特に新しいものには目がないはねっかえり娘。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]との技術交流を行なうにあたり、半ば家出のような形で強引に[[アキバ>>アキバ]]への交流団へと潜りこんだ。
仮にも氏族の代表者の一人ということで、TPOにあわせて態度や言葉遣いもある程度は取り繕うこともできるが、所詮は付け焼刃のためあっさりボロが出てしまうのはご愛嬌である。
背格好は〈ドワーフ〉としてもややちびっこで、故郷の〈ドワーフ〉たちからも「おチビさん」扱いをされていたらしい。光の加減であかがねのように輝く豊な赤髪は、作業の邪魔にならないよう無造作にまとめられている。アキバで手に入れたツナギが気に入ったらしく、普段着、部屋着に作業用、はては余所行きと、クローゼットに何着も突っ込んである。
アキバの街で見かける〈冒険者〉の技術はなんでも興味津々。特に機械類がいまのお気に入りらしく、少しでも見慣れない装置などを目にすると、途端に周囲の人間への質問攻めが始まってしまう。持ち前の好奇心で初対面の相手にも物怖じせず、グイグイ踏み込んでいくため、〈冒険者〉には煙たがられたり、場合によっては追い払われてしまうこともある。そんな時はちょっと凹むこともあるが、大抵は持ち前のポジティブさであっという間に立ち直り、いつもの笑顔を取り戻している。実際、そんなリュクレースに根負けして、いろいろと教えてくれるようになった〈冒険者〉の職人もいるらしい。
***◆&aname(セルジュ){"銀の右手"セルジュ}
|職業|〈魔具工匠〉
[[〈ブロンタイド・ホール〉>>大地人(組織)#ブロンタイド・ホール]]の長にして、〈銀の糸鋸〉氏族に連なる魔法鍛冶氏族の技師長。36歳。
マジック[[アイテム>>アイテムについて]]製作においては当代一の誉れ高く、他の氏族からも一目置かれる人物である。また[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前からも、いくつかの[[クエスト>>クエスト]]に登場するなど、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]と接点もあった。頑固、実直、寡黙という美点を備えている。ちなみに[[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]であるが酒には弱い。
頭髪はそりあげて丹念に編み上げたシルバーブロンドの髭を豊かに蓄えている。毎朝欠かさず髭の手入れを行なっており、その日の気分やTPOに合わせて編み方も変えている。また髭のセットが決まらない日はたいそう機嫌が悪いと、もっぱらの噂である。
[[アキバ>>アキバ]]の〈冒険者〉たちが開発した、魔法とテクノロジーが融合した産物に並々ならぬ興味と情熱を抱いており、職務の合間を縫ってオキュペテーのドックに足しげく通っている。自ら口を出すことはないが、乞われれば積極的に意見を述べ、時には図面を囲んで〈冒険者〉と激論を交わすこともあるという。
***◆&aname(マヤ=コネクロット){"長靴を履いた猫"マヤ=コネクロット}
|職業|〈密偵〉
新進気鋭の諜報組織[[〈シャノワール〉>>大地人(組織)#シャノワール]]の会長で、特定の国や勢力に属さず、厄介な依頼を次々とこなし、また黒猫のサインによる認知を広めることで裏業界に〈シャノワール〉の名声を広めた若き才媛。
[[〈猫人族〉>>〈猫人族〉]]ながらも異種族すら魅了する洒落者の女性だが、その洒脱なしぐさの中に隠された真意を測るのは、猫の足音を聞き取るより難しいとされる。
現在は[[アキバ>>アキバ]]で旅芸人一座の座長として逗留中。アキバにやってきたのは〈ナインテイル九商家〉からの依頼とも、[[ヤマト>>ヤマト]]の情勢を探ろうとする海外からの依頼だとも、月からの指令だとも言われているが、真相はまったくの謎である。
彼女とうまく接触し、気に入られれば、ちょっとした秘密を教えてもらえるかもしれない。もちろんそれなりの対価は必要になるだろうが。
マヤがこの諜報組織を立ち上げたのは、彼女のかつての心残りに起因する「隠されたものを知ること」へのこだわりゆえだという。そうした背景からか、彼女は時として損得抜きの依頼を受けてしまうこともあり、部下たちは苦労しているらしい。
***◆&aname(ミーミア=エトモール){"アキバの姉"ミーミア=エトモール}
|職業|〈占い師〉
[[〈マギカ・ファクトリー〉>>大地人(組織)#マギカ・ファクトリー]]の女店主。常に三角帽子にマントという、魔女めいた格好に身を包んでいる妙齢の女性[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]だが、本人には特段魔法の適性があるわけではなく、「この格好だとなんとなく魔法のお店っぽいでしょ?」というだけらしい。
呪薬、魔石、巻物、宝珠と、マジック[[アイテム>>アイテムについて]]については豊富な知識を誇るが、中でも霊符への造詣は深く、駆け出しの[[〈符術師〉>>〈符術師〉]]には親身になって協力することが多い。彼女曰く、霊符は〈法儀族〉にとっては兄弟のようなものだから、だそうである。
ゲーム時代のミーミアは、アイテム屋の店主であると同時に、一定料金を払うとランダムに様々な占いメッセージを出力する、占いNPCであった。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後も、彼女は気が向くと、愛用のカードを使って、客相手にタロット占いをしてくれる。恋占いが有名だが、失せもの、忌み事、勝負運と、占いの対象はなんでもござれ。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]たちの中にはこちらを目当てで通い詰める客も多く、占い一本でも暮らしていけるほどの人気である。基本的に占いは有料だが、生来の世話焼き気質もあって、悩み事を持ちかけられるとついついサービスで占ってしまうこともあるらしい。
一介の商人としては不釣合いなほどのマジックアイテムに関する知識の深さから、彼女が、[[〈魔法都市ツクバ〉>>ヤマトの設定#魔法都市ツクバ]]出身の重要人物なのではないか、あるいは[[〈ミラルレイクの賢者〉>>ミラルレイクの賢者]]の関係者なのではないかなどと考えている者もいる。ただ、直接彼女にそのことを尋ねても、謎めいた占いの言葉ではぐらかすのみ。真相は謎のままである。
***◆&aname(ココミ){ココミ}
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の幼い少女。廃棄児で[[〈供贄一族〉>>大地人(組織)#供贄一族]]から仕事をもらい保護を受けている。
[[〈三日月同盟〉>>中小ギルド(組織)#三日月同盟]]の[[ナナミ>>三日月同盟#ナナミ]]や[[〈にゃんこ亭〉>>中小ギルド(組織)#にゃんこ亭]]の[[ナギ>>ナギ]]とは友達。
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&bold(){『[[ログ・ホライズン外伝 櫛八玉、がんばる!>>書籍一覧2#ログ・ホライズン 外伝 櫛八玉、がんばる!]]』(原題:『[[辺境の街にて>>http://ncode.syosetu.com/n3210u/]]』)登場人物}
**■[[テンプルサイドの街>>ヤマトの設定#テンプルサイドの街]]
***◆&aname(バルト){バルト}
|職業|〈執事〉|種族|〈ヒューマン〉
[[櫛八玉>>櫛八玉]]が、テンプルサイドの街で購入した屋敷の管理のため、雇用したナイスミドルな執事。
有能かつ冷静沈着。さらに、街の〈大地人〉コミュニティでは顔役的存在で、櫛八玉の頼れる名執事。
実は、屋敷の前所有者の貴族と妾の間の生まれ(爵位は無い)。
***◆&aname(リーネ){リーネ}
|職業|〈メイド〉|種族|〈ヒューマン〉
櫛八玉の屋敷のメイド。十五歳。
街から馬車で一日ほどの所にある農家の六番目の子ども。
***◆&aname(ユーリ){ユーリ}
|職業|〈メイド〉|種族|〈ヒューマン〉
櫛八玉の屋敷のメイド。リーネより年下。喋りがたどたどしい。
事故で両親を亡くし、バルトの世話でメイドとして働くことになった。
&link_up((ページトップへ))
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**■[[〈自由都市同盟イースタル〉>>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]
***◆[[セルジアッド=アインアルド=コーウェン公爵>>セルジアッド公爵]]&aname(セルジアッド=コーウェン公爵){}
声-辻親八
|職業|〈貴族〉
[[マイハマの都>>ヤマトの設定#マイハマの都]]を治める[[〈自由都市同盟イースタル〉>>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]の筆頭領主であり、事実上東部最大の実力者。コーウェン家は現在[[ヤマト>>ヤマト]]に残った2つの公爵家のひとつ。[[レイネシア>>レイネシア]]の祖父、60歳。
実務に優れた名君のほまれ高く、老朽化したマイハマ港の改修、旧態依然とした税制の改革などによって、マイハマを一大海運都市へと発展させた。若いころは亜人討伐で数々の武勲をたてた武人だが、流石に高齢のため現在は剣を握ることは少なくなった。妻にはすでに先立たれており、その面影を残す孫娘のレイネシアを溺愛している。その一方で、サラリヤやリセルテアの頑固っぷりには手を焼いている。
***◆&aname(サラリヤ=コーウェン){サラリア=ツレウアルテ=コーウェン}
〈自由都市同盟イースタル〉に所属する女性。マイハマ公爵セルジアッドの長女にあたり、レイネシアの母に当たる。夫はフェーネル。
幼い頃から「イースタルの真珠」と呼ばれた名高い美少女で、国民からの人気は絶大なものがあった。非常な才媛としても知られ、早いうちから父セルジアッドの補佐として政務に携わり、救貧院や孤児院の運営から始まり、伝令士の育成など幾つかの成果を出す。その過程で、当時はまだ無名だったフェーネルと出会い、その人柄に恋をして配偶者として向かえるべく暗躍。まんまと婿取りに成功する。結婚後は表に立つことを避けるようになり、公式にはフェーネルの相談役としてのみ国務に携わっている事になっている。
実際にはマイハマ領の密偵/防諜組織の長であり、イースタルだけではなくヤマト全域の情報を貪欲に集めている辣腕家でもある。
現在は36歳なのだが、その容色はいささかも衰えておらず、社交界でも羨望のまなざしを向けられている。娘レイネシアのカリスマ的な人気は、母サラリヤ譲りだと言われているが、サラリヤ自身は娘や息子に対して厳格な教育を施すタイプであり、性格は割りと似ていないようだ。
***◆&aname(フェーネル=コーウェン){フェーネル=ツレウアルド=コーウェン}
声-辻親八
〈自由都市同盟イースタル〉に所属する〈官吏〉の男性。マイハマ領主セルジアッド候の娘、サラリヤの夫であり、レイネシア姫の父親。伯爵位を持つマイハマ貴族の家柄で、婿養子としてコーウェン家の一員となった。若かりし頃はマイハマ騎士団〈グラス・グリーヴス〉の一員であったが、実力が出ず、早々に〈騎士〉の立場を退いた。その後、家督は兄へと任せ、平民でも受験可能なマイハマの官吏登用試験を受験して、財務関係の文官となった。その後、マイハマの社交界でも美貌で知られたサラリヤ姫に見初められ、現在はセルジアッド候の政務の補佐という立場にある。
セルジアッドには男子が居ないため、彼が後見人としてイセルスが次期領主となることが決まっている。
彼の家柄であれば同じマイハマ城に勤めるにしてもより容易な方法もあったはずであり、なぜこのような迂遠な経歴を辿ったのかは明らかになっていない。人に聞かれても、彼がそれを語ることはない。180cmの長身だが、もともとは財務関係の文官である為、戦いは不得手である。40歳。
***◆&aname(ラングリッサ=コーウェン){ラングリッサ=シルアルテ=コーウェン}
セルジアッドの娘(次女)でレイネシアの叔母にあたる。サラリヤ同様、30代になった今でも美しい容貌を兼ね備えており、幼少期の明るい性格から「イースタルの太陽」と呼ばれる程の評判であった。父親似で、母の面影は受け継がなかった。31歳。
若い頃は奔放な美少女として恋の噂の多かった彼女だが、姉サラリアが結婚すると徐々に内向的になり、やがて公爵家としての姿を消し、神殿に籠るようになっていった。
明るく温和な性格で、結婚はしておらず、修道女として日々を祈りの中で過ごしている。人々の悩みを粘り強く聞き、丁寧に答える姿は聖女として名高い。しかし、考え方の違いでサラリヤからは軽蔑されている。
若い頃から結構やんちゃしていたのでアドバイスの切れ味は抜群…であるが、そのアドバイスの内容の多くは「押せ」「もっと押せ」「飲ませろ」「泣き真似しろ」などえげつないのが多い。本人、恋愛はもうしないそうである。
***◆&aname(リセルテア=ジャリス){リセルテア=シルアルテ=ジャリス}
セルジアッドの孫でレイネシアの姉。19歳。セルジアット候の初孫であり、レイネシアにも負けず劣らない美しい容貌を持ち、「イースタルの秋薔薇」と謳われ評判だった。ネガティブ思考な妹のレイネシアとは違い、陽気・天然・ポジティブ・活発的・アウトドア派などと称せるくらい、妹とは全く正反対の性格。優しい笑顔と明るい性格から、周囲の人間さえも笑顔にさせてしまうほどだった。
サラリヤやレイネシア以上にカリスマ性が高く、ゆくゆくは〈自由都市同盟イースタル〉の他領主家へ嫁いで婚姻外交の主役となること、もしくはセルジアッド公爵の跡を継いで初の女性領主になることを期待されていたが、堅苦しい生活や身分にしか目が及んでいない貴族達に嫌気が注したのか、臣下を任された青年騎士と大恋愛の関係に入り出来ちゃった結婚をしてしまい、降嫁する。その青年騎士の家は、悪名高いと噂されている家柄で公爵家とは折り合いが悪く、この結婚を祖父のセルジアッドや両親(特に母親のサラリヤ)に大反対された。この事件はリセルテアとの結婚を望む多くの婚約者が暴動を起こす大騒動に陥ったほど。現在では祖父との関係はある程度は復旧されたものの、両親とは未だに折り合いが悪い。弟妹であるレイネシアとイセルスを溺愛している。不慮な事故ではあるものの、3歳になる息子にも恵まれ、ジャリス家の良き若奥様として好評。現在はジャリス家で街の子供達に勉学を教えている。降嫁しているため継承権は失っており、レイネシアとイセルスにコーウェン家の期待がかかる一因となっている。
***◆[[イセルス=エルアルド=コーウェン>>イセルス]]&aname(イセルス){}
コーウェン家の最年少であり、セルジアッド公爵の孫、レイネシアの弟にあたる。母はサラリヤ、父はフェーネル。
色白で女性と見まごうほどの容姿だが、英雄の伝承や騎士道物語にあこがれる年頃の少年である。 髪の色は母譲りでレイネシアと同じ銀色。育ちのよさそうな要望で、小公子ともよばれる。
最近は〈冒険者〉にも興味津々で、「お姉様と一緒にアキバで暮らしたい」などと我儘を言っては周囲の手を焼かせている。未来のコーウェン家領主でありいまはまだ9歳。
〈大地人〉であるため武力は見るほどでもないが〈冒険者〉のアイザックの指導を受けているため、子供なりに護身術は扱えるようだ。プレゼントでもらった短剣はアキバの〈刀匠〉多々良製。なついているアイザックに最近では「男の道」を習っている。本人は騎士道のようなものだと考えているが、本当のところはよくわからない。
性格は真面目で頑張り屋。周囲の気持ちを察する鋭敏さや、領民を思いやる気高さを持ち合わせており、将来の大器を予感させる。
***◆&aname(クレンディット男爵){クレンディット男爵}
声-喜多田悠
[[ウツルギ神前街>>ヤマトの設定#ウツルギの神前街]]の領主。身長約170cm。
8月の[[〈緑小鬼〉>>〈緑小鬼〉]]《ゴブリン》軍襲来の際、大役を押しつけられた形で[[〈エターナルアイスの古宮廷〉>>ヤマトの設定#エターナルアイスの古宮廷]]での会議を招集した。後頭部に束ねた栗色の髪と、もみあげから繋がる整った髭がチャームポイント。神前街の領主ということもあってか、朝夕の瞑想や規則正しい生活を心がけており、イースタルの領主たちの中ではスリムな体型を維持することに成功している。
性格は小心で貴族としてはよく言えば穏健派、もっと言ってしまえば苦労性なところがあり、〈ゴブリン王の帰還〉イベント発生に伴う〈緑小鬼〉軍団の襲来の際には(防衛の矢面に立つ立地であることもあり)半ば押し付けられるような形で〈エターナルアイスの古宮廷〉での領主会議を招集、司会を務めることになった。
ただでさえ利権や面子、その他もろもろの複雑に絡み合う貴族の会議で、さらに自領がモンスターに蹂躙されつつある状況での会議の取りまとめである。小心な男爵には難易度の高すぎる仕事であり、最終的にはストレスで体調を崩し、そのまま退出することとなる(しばらく胃薬の量が増えたらしい)。
アキバの遠征部隊によってゴブリン王討伐が成され、ひと時の平和が訪れた現在は経済振興に着目しており、〈冒険者〉の誘致もかねた町おこしに尽力している。〈ウツルギ餃子コンテスト〉では自ら審査委員長を務め、名物料理の誕生に一役買った。
***◆&aname(キリヴァ侯爵){キリヴァ侯爵}
声-村田太志
学問ギルドの勢力が強い[[ツクバの街>>ヤマトの設定#魔法都市ツクバ]]の領主。周りからは苦労家と評されている。身長約175cm。
平時の統治は有能で、長い間緊張関係にあった学問ギルドとの関係改善を成し遂げた功績は、イースタルでも有名。一方で、想定外の事態への対応は苦手で、「ゴブリン王の戴冠」への対処を話し合う領主会議では〈冒険者〉に対して自領が脅かされる苛立ちのあまり一方的な発言をし、ミチタカを激怒させた。
その後は〈冒険者〉の知識を求めて関係改善を望む学問ギルドからの要請もあり、正式に〈円卓会議〉に発言に関して謝罪。ツクバにおける〈大地人〉と〈冒険者〉の知識交流の窓口として、日々尽力している。
***◆&aname(ダルテ侯){ダルテ候}
声-斎藤寛仁
[[城塞都市モガミ>>ヤマトの設定#城塞都市モガミ]]の領主。
小柄でドワーフにも似た体格で、砂色のカールした髪と立派なヒゲをもっている。家族には妻ヨハンナ、12歳の長男ユーリ、まだ5歳の長女マヘルカがいる。領主会議には家族で参加をしていたが、マヘルカは乳母に面倒を見てもらう年齢のせいか、会食には出席していなかった。ミチタカと貿易に関する会話を交わす。
当初はキリヴァ侯同様、〈冒険者〉の存在を危険視していたが、ミチタカとの交流を切っ掛けに徐々に軟化していった。最終的には〈冒険者〉に対して良好的な貴族の一人と化した。
モガミ周辺では〈大災害〉後にいち早くグルメ革命が起きており、それはこのダルテ侯の食に対する探究心が大きく影響をしているようだ。
***◆&aname(カシワザキ伯){カシワザキ伯}
声-佐々健太
***◆&aname(タイハク侯){タイハク候}
声-山本祥太
***◆&aname(スワ湖畔長){スワ湖畔長}
声-斎藤寛仁
領主会議において、キリヴァ侯の「[[アキバの街>>アキバ]]は出兵すべき」という主張に靡いていたらしい面々。
***◆&aname(レスター侯){レスター候}
酪農業で有名な[[オウウ>>ヤマトの設定#オウウの街]]の領主。
領主会議に伴ってアプレッタという名の娘を社交界デビューさせた。
***◆&aname(アプレッタ){アプレッタ}
声-大亀あすか
〈自由都市同盟イースタル〉に所属するレスター侯の娘で〈令嬢〉。大災害歴1年目のエターナルアイス領主会議に付属したお披露目で社交界デビューを果たした。年齢は16歳。
身長153cmくらいの栗色の髪の少女で瞳は緑柱石色。タレ目がちでおっとりしているようにも見え、笑い方も「にゅふふふふふふ」という可愛らしいもの。
一方で親友であるフエヴェルよりは色んな意味で踏み込みが深く、少々腹黒い一面も。アキバに訪れた際も一番気に入ったものは「Yes家ラーメン」であり、僅かな訪問期間にメニューを制覇し「味玉野菜マシ2リミテッド」が至高であるという結論に達した。
婚期の早いヤマト貴族令嬢として実はすでに、領地の若手騎士と婚約しており結婚まで秒読み段階。
指輪を交わし、アキバでのデートも楽しんだようだ。婚約者との関係は良好であり、表情豊かに振り回しつつも隙を作り相手から告白させるなどという手管を用いて、幸せラブを満喫中。
レイネシアには「領地の手近なところ(ルビ:したっぱ)で手を打った結果です」などと言っていたが、本人はまんざらでもないようだ。
***◆&aname(スガナ男爵){スガナ男爵}
海洋交易路に通じる[[自由都市イワフネ>>ヤマトの設定#自由都市イワフネ]]の領主。
領主会議に伴ってフエヴェルという名の孫娘を社交界デビューさせた。
***◆&aname(フエヴェル){フエヴェル}
声-村田知沙
〈自由都市同盟イースタル〉に所属するスガナ男爵の孫娘。〈令嬢〉。
身長160cmくらいの、枯れ葉色の髪を持つ16歳の少女。瞳は暗いすみれ色で、つり目。活動的な印象にそぐわず勝ち気な言葉遣いでは有るが、男勝りというよりは貴族的な意味で強気な少女というだけであって、根っこの部分は優しくロマンチスト。
イースタルを代表する美姫であるレイネシアと知己を得て文通をするような仲になれたことを非常に喜んでいて、「レイネシア様は私の親友ですのよ!オーホッホッホッ!」と公言してはばからない。
政治的、あるいは戦略的な才能は皆無なので手紙の内容は日々の暮らしや恋バナなどがメインのようであり、非常にとりとめがないようだ。
婚期の早いヤマト貴族令嬢の例に漏れず、すでに婚約を済ませており相手はスガナ領の領地持ち騎士のようだ。
乙女的なのろけ話を聞かせてレイネシアをしょんぼりさせつつ、本人は愚痴を言った気分でいるという高度な嫌がらせを無意識に行うことがある。
***◆[["ミラルレイクの賢者"リ=ガン>>リ=ガン]]&aname(リ=ガン){}
声-藤原啓治
|職業|〈魔法学者〉《ローアマスター》
若くして“賢き氏族”(ガン)の名乗りを許された[[大地人>>〈大地人〉]]魔法学者の男性[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。現[[〈ミラルレイクの賢者〉>>ミラルレイクの賢者]]であり、師は[[ジェレド=ガン>>ミナミPlant Hwyaden#ジェレド=ガン]]。お酒は飲めない。
〈大地人〉の中でもかなり高い教養と知識を持ち、各種事情にも明るい。[[〈エターナルアイスの古宮廷〉>>ヤマトの設定#エターナルアイスの古宮廷]]を訪れていた[[シロエ>>シロエ]]の前に現れ、[[セルデシア>>〈セルデシア〉]]の歴史や〈魂魄理論〉について語った。それ以降も友誼を結んだシロエとは度々面会しており、11月にはシロエ・[[直継>>直継]]と共に北の大地へと向かい、[[〈パルムの深き場所〉>>ヤマトの設定#パルムの深き場所]]最奥部に施された封印を解いた。シロエ達が[[レイド>>大規模戦闘]]を攻略している間は[[ススキノ>>ススキノ]]で[[都市間トランスポートゲート>>都市間ゲート]]の調査を行っており、レイド攻略後もしばらくススキノに残り研究調査を続けている。
〈エターナルアイスの古宮廷〉地下深くに秘密の書斎を構え、そこで魔導書に埋もれて暮らしながら世界級魔法の研究をしている。現在はススキノにある宿屋に滞在、屋根裏部屋から資料を溢れさせている。
***◆&aname(アリーシャ){アリーシャ}
貴族の女性。[[スコット>大地人(人物)#スコット]]の妻。21歳。
外伝漫画『にゃん太班長・幸せのレシピ』で登場。
***◆&aname(ギルバート卿){ギルバート卿}
アリーシャの父で領主と土地を共有する貴族。
外伝漫画『にゃん太班長・幸せのレシピ』で登場。
***◆&aname(ヒョードル){ヒョードル}
声-佐々健太
[[アーブ高地>>ヤマトの設定#アーブ高地]]の南端辺りにある村に住む世話役の老人。
アニメ第5話で登場。
25話でも一瞬だけ登場する。
***◆&aname(イワン){イワン}
声-山下大輝
ヒョードルの孫息子。
アニメ第5話で登場。
25話でも一瞬だけ登場する。
***◆&aname(ミーシャ){ミーシャ}
声-田村奈央
ヒョードルの孫娘。
アニメ第5話で登場。
25話でも一瞬だけ登場する。
***◆&aname(ロシ){ロシ}
声-山岸治雄
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の猟師。山歩き一筋で30年は過ごしてきた50歳手前の男性。身長170cm。
***◆&aname(イム){イム}
声-室元気
ロシの徒弟で見習い猟師。本格的に鍛え始めてまだ1年程しか経っていない14歳の少年。身長168cm。
***◆&aname(シェイオラ){”変幻の魔女”シェイオラ}
[[〈星のゆりかご〉>>大地人(組織)#星のゆりかご]]の指導者で当代の「星母」。歴代の「星母」たちに比べればいく分若輩ではあるが、抜け目ない政治的手腕と[[ハーフアルヴ>>〈ハーフアルヴ〉]]らしからぬ社交性を備えた「魔女」である。「星母には最高齢の師(メシュトレ)が就く」という慣例を破って彼女が「星母」に選ばれたのは、若く闊達な師の方が外部との交渉に有利だと、会の重鎮たちに見込まれてのこと。
[[ツクバ>>ヤマトの設定#魔法都市ツクバ]]の「学院」における教授(専門は幻覚魔法)でもあり、自らの立場を同胞たちの保護と育成のために最大限利用している。その職分ゆえ、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]以前より[[クエスト>>クエスト]]などで[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]と関わることも多く、種族が〈ハーフアルヴ〉である時のみ表示される特殊会話から、彼女がその美貌の下に何らかの秘密を抱えていることが推測されていた。
***◆&aname(トガリウド){"一の牙"トガリウド}
|職業|〈傭兵〉
[[〈千の牙傭兵団〉>>大地人(組織)#千の牙傭兵団]]のリーダーを務める[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]傭兵。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]でこそないものの、そのレベルは高く、個人でもなかなかの戦闘力を持つ。〈大地人〉であろうと〈冒険者〉であろうと、「剣と酒杯を交えれば同胞」というのが持論であり、荒くれぞろいの傭兵たちを纏め上げる度量と魅力を持った好漢。
***◆&aname(シェノン){”孝”のシェノン}
|職業|〈丙種三級管理官〉
[[〈街道の守り手〉>>大地人(組織)#街道の守り手]]《ホドフィラクス》のうち、[[イースタル>>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]北西部の街道の守り手を束ねる男装の女性。先代から長の証であるシェノンの名を受け継いだばかりの若手だが、配下からの信任は厚い。
[[〈狼牙族〉>>〈狼牙族〉]]としては珍しく、知略と魔法によって事を為すことを得手とする。武勇を尊ぶ男社会である〈狼牙族〉において、彼女のような存在が組織を束ねるのは非常に珍しい例ともいえる。
〈街道の守り手〉としては珍しく、亜人対策における[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]との連携を推し進めようとする立場にある。水面下で[[アキバ>>アキバ]]の[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]と接触を取り、今後のあり方を模索しているらしい。
***◆&aname(アルデュール){”鉄獅子”アルデュール}
[[〈群青獅子団〉>>大地人(組織)#群青獅子団]]を率いる団長で、最古参の[森林衛士](ウッドレンジャー)。百年前の巨人族との戦いを見習い団員として経験してから現在まで、人生の大半を〈群青獅子団〉で過ごし、眠るときですら魔物の襲撃に備えて剣を手放さないと噂される生粋の武人である。
相棒は、森で傷ついていたところを保護した緑竜(グリーン・ドラゴン)。竜が邪悪な獣だとして嫌われる風土において、幾多の敵をその牙と自らの剣にかけることで異論をねじ伏せてきた。
生ける伝説として団員の尊敬を集めているが、自分より若い団員が戦いで命を落とすことに心を痛めており、かつての勇猛さにはやや陰りが見えつつある、と言われている。魔獣討伐などの危険な任務においては、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]の手を借りて被害を減らせないかと考えているものの、余所者である〈冒険者〉へ大っぴらに助力を求めるわけにもいかず、秘密裏に依頼することを計画しているらしい。
***◆&aname(ユーミア){"枯れぬ花"ユーミア}
[[トリシルティス国>>ヤマトの設定#トリシルティス国]]北西部をテリトリーとする海[[エルフ>>〈エルフ〉]]の氏族、〈動きし同胞ら〉の若長。豊富な薬草知識により、長老衆の中でも一目置かれている。
[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に対して友好的な彼女であるが、その契機となったのは、この地を訪れた〈冒険者〉の[[〈料理人〉>>〈料理人〉]]が彼女に手料理を教えたことであるという。この技術を以て彼女はトリシルティスの食に革命を引き起こし、この国において強い影響力を持つこととなった。
トリシルティスの玄関口ともいえる地において、彼女は外からの来訪者、特に〈冒険者〉との折衝役を務めている。穏やかな物腰と若々しい姿とは裏腹に、人を見定める目は冷静であり、すぐさま邪な思いの持ち主を見極めるという。
***◆&aname(オーギュスト){"鋼玉の槌"オーギュスト}
|職業|〈将軍〉
[[コオリマの街>>ヤマトの設定#コオリマの街]]を防衛する戦士団、[[〈黒曜の大盾〉>>大地人(組織)#黒曜の大盾]]《オブシディアンシールダー》を束ねる隻眼の偉丈夫。48歳。建築と土木技術に長けた〈鋼玉の槌〉氏族の筆頭、コリンドン家の現当主でもある。
オーギュストも先祖同様、拠点防衛に重きを置いた用兵を得意とし、彼が指揮を執り始めてから一度として亜人たちにコオリマの地を踏ませた事が無い。それは彼にとって、先祖代々受け継いできた鎧具足と同様に、大いなる名誉であり誇りでもある。
一歩戦場を離れれば、([[〈ドワーフ〉>>〈ドワーフ〉]]としては)陽気な酒豪である。庶民の訪れる安酒場に現われては盛大に呑みかつ食い見ず知らずの酔客と肩を組み杯を掲げて戦歌を大合唱する姿は、コオリマの街ではもはや日常茶飯事。彼曰く、こうして街の中に溶け込むことで、自分たちが何を守り、その背中に何がいるのかを実感することこそが、〈黒曜の大盾〉の強さの秘訣、ということらしい。
***◆&aname(テンコ=ヤビタラズ){”白尾”テンコ=ヤビタラズ}
|職業|〈星詠み〉
[[ヤマト>>ヤマト]]における[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の聖地、[[オウジ村>>ヤマトの設定#オウジ村]]の若き長。祖母の死により役職を継いだばかりであり、周囲の助力を得ながら、様々な祭事を執り行っている。袖の余っただぼだぼの祭礼服に身を包んだ姿は頼りなげだが、自らの力不足を補おうと日々努力する芯の強い少年である。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に対しては単純な憧れと、立場に由来する慎重さが同居した複雑な態度をとる。
彼には星宿の運びを見て吉凶の兆しを読み取る、〈星詠み〉としての才がある。この結果について[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]に相談を持ちかけることも多い。また、[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の〈狐尾族〉の例に漏れず、彼も幼いながら巧みな言葉と世慣れた感覚を持つ。子供だからと侮って交渉にかかれば、痛い目を見る。
本人は真摯な少年だが、彼には一つ妙な噂がある。今は亡き彼の母親が、[[パリモフ大寺院>>ヤマトの設定#パリモフ大寺院]]から逃げ出した鎮めの巫女だったのではないか、というのである。実際、彼は鎮めの巫女の特徴である「純白の尾」の持ち主で、それは母譲りだという。
噂が事実だとすれば、大寺院に封じられた魔石の呪詛の欠片が、子である彼に受け継がれていることとなる。このことを理由に、ことあるごとに彼の退位を迫る長老衆もおり、オウジの火種となっている。
***◆&aname(フォル=オズ=フェインリー){"院長"フォル=オズ=フェインリー}
|職業|〈医者〉
[[〈ロカの施療院〉>>大地人(組織)#ロカの施療院]]の院長。棒を思わせる細身の中年女性で、いつも白装束に身を包んで院内を駆け回っている。気弱になった患者には活を入れ、難病に苦しむ者を温かく励ます姿から、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]からは「お袋さん」との愛称で呼ばれることもある。精力的に動き回る反面、[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の例に漏れず体は弱く、患者の目がないところでは息を切らして休息していることも少なくない。
〈法儀族〉として強い能力を持つ彼女ではあるが、己の力を一方的に利用されることを嫌い、周りに多くを求めない代わりに干渉もさせない、独立独歩の気風を重んじている。施療院の運営についてもその信念は生かされており、特定の貴族や商人がパトロンとして多額な寄付をしようとするたび、彼女はそれを断っている。
[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の中において、その自由を重んじる感覚は〈冒険者〉に近しいものがある。彼女の気風と信念に惹かれて協力を惜しまない〈冒険者〉は多い。
***◆&aname(フラヴィオ){フラヴィオ}
|職業|〈貴族〉
[[フォーブリッジ>>ヤマトの設定#フォーブリッジの街]]を治めるエッカート伯爵の後継息子。
外伝漫画『にゃん太班長・幸せのレシピ』で登場。
***◆&aname(バド){バド}
|職業|〈木工職人〉(もしくは〈木こり〉)
「上質な木を求めて」という[[クエスト>>クエスト]]序盤での護衛対象である[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の男性[[〈エルフ〉>>〈エルフ〉]]。[[ソウジロウ>>ソウジロウ=セタ]]・[[イサミ>>戦闘系ギルド(人物)#イサミ]]・[[カワラ>>戦闘系ギルド(人物)#カワラ]]・[[サンディ>>戦闘系ギルド(人物)#サンディ]]が護衛した。
カワラ達を見て、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後の[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]達が息子や娘のように感じると話した。ゲーム時代には彼が何かを贈るという内容は本来無かったが、ソウジロウ達に木を彫ったお守りを贈る。
外伝漫画『西風の旅団』で登場。
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**■[[〈神聖皇国ウェストランデ〉>>ヤマトの設定#神聖皇国ウェストランデ]]
***◆&aname(マルヴェス卿){マルヴェス卿}
声-青山穣
(Web版では「ルンドスタード卿」だったが書籍版では変更)
商人であると共に〈神聖皇国ウェストランデ〉の貴族院における重鎮。白粘土をこね上げたような醜い容姿。
貴族商人の長とも呼ばれ、海運に大きな力を持つ。「天秤祭」に乗じて、ある思惑と共に[[アキバの街>>アキバ]]へと乗り込んできた。
アニメ第25話で書状に「Malves Yautier」と署名されている。
***◆&aname(マルクェニス){マルクェニス}
|職業|〈貴族〉
執政公爵家の中心人物の一人。白塗りの壮年。自己中心的で、非常に傲慢。
選民思想に凝り固まっている上に、物欲、色欲が非常盛。政治的見識はたいしたことはないが、ある種の動物じみた嗅覚により、保身能力は高い。その保身能力を逆手に取られて、[[濡羽>>濡羽]]に籠絡され台頭を許してしまった。
***◆&aname(ミレニア){"十六夜の"ミレニア}
[[イガの隠れ里>>ヤマトの設定#イガの隠れ里]]において、数十年にひとりの天才と謳われた[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]の女シノビ。特に魔法の品々を扱う術に長けており、〈狐の偽装虎衣〉と、〈変わり身の一尾〉で取得した〈タリスモンガー〉([[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の種族特技)によって、ほぼ全身に強力なマジック[[アイテム>>アイテムについて]]を身につけている。
シノビらしからぬ、あけっぴろげで楽天的な性格の彼女は、もともと伝統や掟に縛られがちな里を窮屈に感じていたのだが、[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]による混乱を好機に、これ幸いと出奔してしまった。その際、餞別と称して里の蔵に厳重に封印されていた〈月雫鈴〉を持ち出しており、里のシノビたちの追跡を受けている。
彼女は追われる身であるためしょっちゅう変装しており、彼女本来の色っぽい〈狐尾族〉の姿を晒すことは少ない。魅力的な容姿を生かし、出会った男性を利用して追っ手から逃げおおせるような真似も平気で行うが、迷惑をかけた相手には必ず、何らかの形で償いをするというのが、彼女なりに自分へ課した掟らしい。[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]が成り行きで悪漢に追われていた少女を助けたが、一晩明けたら少女は痕跡も残さず消えてしまい、代わりに籠いっぱいの果物が置いてあった、というような話の中には、彼女の影が差しているのかもしれない。
***◆&aname(ハフゾ=イワミノカミ){"蟲毒の主”ハフゾ=イワミノカミ}
|職業|〈毒使い〉
[[イガの隠れ里>>ヤマトの設定#イガの隠れ里]]を統べる長にして、イガのシノビの頂点に立つ壮年の男性[[〈狐尾族〉>>〈狐尾族〉]]。かつては非才と言われ、恵まれた身体能力も特殊な体質も発現しなかったものの、後天的な鍛錬のみで力を磨き、イガ随一のシノビとなったとされる。風雨に磨かれた自然石を思わせる四肢はその積み重ねた功の象徴。
特に毒の扱いに長けたシノビであり、イガの保有する毒の知識の全てを継承しただけでなく、新たな調合の開発すら為しえたとされる。[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後は、間諜を通じて[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]から得た知識を取り入れ、さらなる毒の奥義を極めんとしている。
任務のためには私情を殺すが、個人的に〈冒険者〉に対してはよい感情を抱いてはいないらしい。生まれながらにして不死の力と武技・魔法の才能、そして、目覚しい成長力を約束された〈冒険者〉の在り方は、文字通り血を吐くような思いで技と知識を磨きあげた彼にとって、相容れぬものなのである。
最近里が執政家より受けた[[〈自由都市同盟イースタル〉>>ヤマトの設定#自由都市同盟イースタル]]と[[〈円卓会議〉>>円卓会議]]のかく乱は、そういった意味で彼にうってつけの任務であると言える。すでに〈自由都市イースタル〉の主要都市には、彼の手の者たちが忍び込んでいるという。
いざ全ての準備が整ったあかつきには、彼の指示により、風に乗せて、水に混ぜて、食事に含ませ、あるいは刃や唇を伝わせて、あらゆる毒がひそかにイースタルを襲うことになるはずだ。
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**■[[ミナミ>>ミナミ]]
***◆[[ジェレド=ガン>>ミナミPlant Hwyaden#ジェレド=ガン]]
[[ミナミPlant Hwyaden>>ミナミPlant Hwyaden]]参照。
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**■[[ススキノ>>ススキノ]]
***◆&aname(ウパシ){ウパシ}
声-能登麻美子
[[デミクァス>>中小ギルド(人物)#デミクァス]]が召使にしようと思ってさらってきた[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]貴族の女性。デミクァス曰く、色気に乏しく鶏ガラみたいに肉つきの悪い娘。
ギルドハウスの炊事・清掃・洗濯を完璧にこなすよく出来た女性で、ギルドメンバーはメロメロ(らしい)。
「口先だけで主人ぶるならさっさとわたしを殺しなさいよ」が口癖で、デミクァスに対しても物怖じせず高姿勢に接している。
名前の由来はアイヌ語で「雪」を意味する「upas」。
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**■不明(ヤマト内)
***◆&aname(マヨーア){”少佐”マヨーア}
「少佐(マヨーア)」という通称だけが知られるその男は、少数派の[[〈法儀族〉>>〈法儀族〉]]の中でも幻語りとして伝えられる類の、半ば伝説と化した存在。
そもそも〈法儀族〉は、[[〈アルヴ〉>>〈アルヴ〉]]の高い魔法能力を再現するために生み出された人工種族であった。その誕生の過程ではさまざまな実験が繰り返されたが、その中に〈アルヴ〉の魔術そのものを紋様として身体に刻み込むことで、人造アルヴとも呼べる存在を作ろうと試みたものがあった。マヨーアはまさに、この人造アルヴとして生まれた存在。
彼らは、その身に刻まれたアルヴの紋様によって戦術級(一説には戦略級)の魔法を扱うことができるという、[[〈古来種〉>>〈古来種〉]]にも匹敵する一騎当千の大魔法使いである。しかし紋様を刻まれた際の生存率は著しく低く、そのため人造アルヴの研究はわずかな成功例を残して早々に破棄されたらしい。生き残った者の大部分は1つの紋様であり、多い者でも3つが限度であった。そこで彼らは、アドルフ・アイン(1のアドルフ)というように、名前の後に刻んだ紋様の数で呼ばれて管理されていた。
だが人造アルヴたちを率いていたマヨーアだけは例外であった。彼は、ただ一人だけ4つのアルヴ紋様を刻んだ男だったからである。彼は、数で呼ばれることもなく、ただ「少佐」とだけ呼ばれるようになる。
彼に率いられた人造アルヴ部隊は〈アルヴ〉との戦争で多大な戦果を挙げたが、その生まれと力を危険視され、存在を秘匿され続けていた。そして戦争の末期ごろ、マヨーアは部下たちと共に忽然と人々の前から姿を消し、今ではごく少数の〈法儀族〉がその存在をおぼろげに伝えるのみである。
現在、彼らは〈アルヴ〉の残した遺物を人知れず封印、破壊してまわっているとも言われているが、その理由、目的は依然謎のままである。
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*●海外
**■[[〈フォルモサ島〉>>〈フォルモサ島〉]]
***◆&aname(ヒカル){ヒカル}
〈フォルモサ島〉を統治する[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の長である〈フォルモサの四巫女〉の一人にして、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]との窓口の代表者。16歳。
明るく活発で、どこにでも首を突っ込む好奇心旺盛な美しい少女。物怖じせず人懐っこい性格で街中に出て行くことも多く、屋台で買い食いしている姿もしょっちゅう見ることができる。〈ユーシャンの大礼拝〉においては、その草の根活動で冒険者の多くと顔見知りとなっていたことが要請においては強力に働いた。
〈フォルモサの四巫女〉はヒカルの姉妹であり、いずれ劣らぬ美貌を持つ。ヒカルの他には政務全体を取り仕切る才媛の長女、神秘的な雰囲気を持つ引きこもりがちの次女、無邪気でありながら事の本質を見通す四女がいる。
***◆&aname(ファンガン){ファンガン}
好々爺然とした顔つきとふくよかな体格を持ちながら、その厳格な声と言動で〈タイペイ〉の貴族会議の議長を務める[[〈大地人〉>>〈大地人〉]]の中年男性。48歳。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]によって世界が大きく変化したことを感じ取り、〈フォルモサ島〉の現状に危機感を抱くものの、どのような形を目指すべきかは慎重に判断すべきと考えている。〈フォルモサの四巫女〉でありながら、しょっちゅう街中へ出て行ってしまうヒカルの行動が頭痛の種だが、[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]との関係を確立するのに一役買ったことで以前より苦言も言いづらく、額の皺が増えている。
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*●[[〈古来種〉>>〈古来種〉]]
**■[[〈全界十三騎士団〉>>〈全界十三騎士団〉]]
***◆[[エリアス=ハックブレード>>エリアス=ハックブレード]]&aname(エリアス=ハックブレード){}
声-平川大輔
|メイン職業|〈刀剣術師〉《ブレイドマンサー》|サブ職業|〈古来種〉
全界十三騎士団の一つ、北欧サーバーの〈赤枝の騎士団〉に所属する〈エルフ〉の英雄。レベル100の〈古来種〉で、[[〈刀剣術師〉>>〈刀剣術師〉]]《ブレイドマンサー》にして〈尊き血族〉《ブルーブラッド》。孤児として生を受け妖精族に育まれた〈忌み子〉。身長190cm。
栗色の長髪と栗色の瞳を持ち、藍色のアクセントラインが入った純白の装甲コートを纏う。武器は巨大な両手剣〈水晶の清流〉《クリスタルストリーム》で、絶対無敵の剣技〈妖精剣〉《フェアリーアーツ》を操る。気持ちが良いくらいに厨二病的『勇者』である。
妖精族の剣技を伝える無敵の勇者――などと解説サイトには描かれる、世界的に有名な北欧サーバのNPCだった。[[〈エルダー・テイル〉>>〈エルダー・テイル〉]]の公式デモ動画にも ヒーロー然として登場する(そして[[〈冒険者〉>>〈冒険者〉]]に助けられる)ので、ちょっとした有名人である。日本のプレイヤーにも顔は知れ渡っており、日本サーバーに出現したことも何度かある。
[[〈大災害〉>>〈大災害〉]]後、自らを閉じ『夢のない眠り』についていた自分を精神的に救ってくれた[[カナミ>>その他(人物)#カナミ]]に大恩を抱いている。カナミからは「エリエリ」と呼ばれている。
強さは〈冒険者〉の比ではないが、運営側の設定した制約である「モンスターのHPを四分の一以下にできない」という"〈妖精眼〉《フェアリーアイ》の呪い”が適用されているため引き立て役に甘んじる。9月、パプスと対峙した際二度目の「夢のない眠り」に陥りそうになるも、カナミの言葉で再び闘気を取り戻す。再誕した彼は「トドメをさすことが出来ない」という制約が無くなっており、カナミとの共闘によってパプスにトドメを刺した。
***◆&aname(鈴香鳳){鈴香鳳《リン=シャンフェン》}
『白翼姫』。知名度はハーフガイア世界で最も高い模様。武器は巨大なヘビーウォーハンマー。
世界的な知名度はエリアス=ハックブレードと勝るとも劣らない。
***◆&aname(ルグリウス){ルグリウス}
〈全界十三騎士団〉の一つ、ヤマトサーバーの[[〈イズモ騎士団〉>>〈イズモ騎士団〉]]に所属していた氷壁の英雄。[[ススキノ>>ススキノ]]の人々の笑顔を守るために百年にわたり邪悪な巨人を退けたという。“春楡の娘”ストゥイナウの裏切りにより謀殺される。
十番目の拡張パック〈夢幻の心臓〉で実装された〈朽ちた勲〉において、レイド・エネミー兼クエストボス〈死戦士ルグリウス〉として登場。HP大幅上昇、全能力増強、氷を操る範囲攻撃が〈死戦士ルグリウス〉の持つ能力。
愛刀は〈霰刀・白魔丸〉。武器アイテムとしての〈霰刀・白魔丸〉の説明文章(フレーバーテキスト)にはルグリウスの憤怒と怨嗟の想いが書き綴られている。
12月に[[アキバ>>アキバ]]に現れた殺人鬼・[[エンバート=ネルレス>大地人(人物)#エンバート=ネルレス]]が〈霰刀・白魔丸〉の所有者。
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2023-10-30T08:00:42+09:00
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