〈ヒューマン〉

〈ヒューマン〉

◆ゲーム時代の設定

〈エルダー・テイル〉においてさまざまな意味で平均的、標準的な種族。その特徴はなんといってもその多様性と汎用性、そして人口の多さである。
多くの街や村で大勢のヒューマンたちを見かけることができ、善の種族の中でも繁殖力が高く最多の人口をほこる種族とされている。また特別な背景設定をもたないがゆえに、モブNPCとしてさまざまな場所に配置されていた。見た目の幅広さもあり、3Dモデリングのバリエーションも多い。ユーザーがもっとも馴染み深い種族といえる。
外見面は、現実世界の人間と差異はなく、それゆえにバラエティ豊かである。身長はだいたい150~180cmほどで、体重もそれに見合った55~110kgくらいが多い。髪の色は、黒から金髪、白髪などの色素の薄いものまでさまざま。瞳の色も黒から茶色、青や緑など色素の濃淡でさまざまな色がある。肌の色は、ヤマト地方では黄白色から白色の肌が多いが南方系だと褐色系も見られる。目立った外見的特徴がないからこそ、色合いや体格などの面で個性豊かとも言える。
能力面でも、他の種族に比べて飛びぬけて優れたところはない。だが目立つ欠点もないため、あらゆる職業をこなせる器用さと多様性を持っている。そのため、使いやすさと外見的ななじみやすさもあり、〈エルダー・テイル〉でのユーザー数は最多(全体の約半分)を占めていた。
このように標準的な外観と能力を持ち、同時にもっとも汎用性と可能性を秘めた種族。それがヒューマンである。


◆ヤマトの国での扱い

ヤマト地方での〈ヒューマン〉は、もっとも勢力が大きい種族のため、善の種族の代表として振舞うことが多い。社会性が強く、いわゆる貴族階級というものの大部分は〈ヒューマン〉が占めている。同時に、その人数の多さから農民や職人、商人など様々な職種において彼らの姿を見ることができる。
他の種族に対しては比較的寛容で、同じ街で混ざり合って生活しているところも見かける。だが、その寛容さは多数派であること、つまり強者の余裕からきていることも多い。
社会としては、職能の分業化が進んでおり、さまざま仕事をこなす人々があつまり、都市圏を形成している。また都市ごとの交流も活発で人と物のやりとりは比較的豊かである。現在のヤマトでは集落の中で生産と消費が完結するような原始的な村はほぼ存在していない。つまり、文化レベルはそこそこに高いと言える。
一方で保守的で組織的なためか、危険を避け安定を求める傾向にある。そのため、遠くへ旅に出るものも少なく、交易や商人としては他の種族ほどは向いていない。冒険心が乏しいともいえる。歴史上の英雄はその人口の多さに比べ〈ヒューマン〉はさほど多くない。

代表的な居留地



◆種族特技・特性

■〈エクストラムーブ〉

間合いを読み取り、素早く移動する特技。

■〈エントラステッドホープ〉

苦境にあるほど力を発揮する底力の持ち主。倒れた仲間から託された願いや意思が自身の力を倍増させる。

■〈カスタムウェポン〉

様々な武器を手に馴染むように改造することができる。

■〈ギフト〉

運命を切り開き世界を変える才能を持つ。

■〈スキルプラクティス〉

得意とする一芸を持つ。その分野に限っては他の追随を許さない。

■〈ピキーチョイス〉

直感や目利きにより、財宝の中から高価な掘り出し物を選び取る特技。

■〈ヒューマンの鍛錬〉

〈ヒューマン〉の特性である汎用的な能力を鍛錬によって磨いている。

■〈フェイバリットアーツ〉

目立つ特徴が少ない〈ヒューマン〉に生まれついたからこそ磨き抜いた技や魔法を持つ。


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最終更新:2015年08月12日 20:47
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