〈緑小鬼の祟り使い〉

名称:緑小鬼の祟り使い(ゴブリン・カースメイカー)

◆解説

犬の頭骨を被り、獣の骨でおどろおどろしく飾りたてた杖を携えた〈緑小鬼の祟り使い〉は、闇の祭祀たる呪術師たちの中でも生粋の祟り屋である。その全身には紫色の紋様が現れているが、これは刺青やボディペイントではなく生来のアザのようなもの。〈緑小鬼〉の社会では、この紋様を持って産まれた者は先祖霊の祟りの代行者と見なされ、呪術師に預けられ特別に育てられる。その教育の成果なのか、執念深く恨みがましい性格で、どんなに追い詰められようと敵を祟り続け、死ぬ瞬間さえも自分を倒した敵に呪いをかけて倒れる。部族内では、掟に背いた者に祟りを用いて罰を下す役割を担っていることも多く、〈緑小鬼〉たちの間でも畏れられている。


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最終更新:2015年01月05日 19:49
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