名称:凝魔鍛術《マナ・ブリーダー》
分類:口伝
使用者:
ゼルデュスなど
口伝の一つ。使い手は複数いるが開発者は
〈Plant Hwyaden〉所属の
〈法儀族〉であるゼルデュス。もともと〈法儀族〉は刺青を媒介として他者へ魔力を供給する生来の能力があるが、〈凝魔鍛術〉はそれを拡張した口伝である。刺青に手を加えることにより、多人数を直列に配置した〈法儀族〉から莫大な量の魔力を吸い出したり供給したり魔力操作を扱う技術である。
古代遺跡などに見られる魔法装置の中には、個人の魔力規模ではなく、地脈や巨大魔触媒などの魔力供給装置がなければ動かないものも少なくない。そういった装置は供給が絶たれた場合、ガラクタ同然となるわけだが〈凝魔鍛術〉はそういった状況に変化を与えるものであった。
〈都市間転送装置〉の再起動にも使われたこの技術は、
〈大災害〉以降生まれた一連の技術革新の中でも重要なものの一つである。
ジェレド=ガンによって大規模実用化した凝魔炉は、
斎宮家に伝わる久爾永の古代技術を応用した魔導技術によって、ゲーム時代には存在しなかった装甲車両を開発可能。また、
〈大地人〉の身体能力を向上させる〈白き聖騎士の鎧〉という金属鎧も作り出せる。
最終更新:2016年11月22日 21:04