ぶったいえっくす

公式

里中千枝天城雪子が林間学校での料理の際に製作した、カレーライスのをした物。
名付け親は花村陽介
材料は、人参、じゃがいも、玉葱、ピーマン、まいたけ、ふきのとう(ふき?)、片栗粉、強力粉、トウガラシ、キムチ、コショウ(白と黒)、チョコ、コーヒー牛乳、ヨーグルト、魚介類、愛情etc...
アニメ版第8話では、上の「魚介」としてナマコが入れられていたことも判明(下記の「ブヨブヨ」成分であると思われる。)

買っている材料がおかしいと気づいた主人公は里中千枝&天城雪子の暴走を止めようとしたが、叶わなかった。
因みに漫画版ではその勇気すらなかった。アニメ版では鳴上は完全に蚊帳の外だった。

……よく見てみると、カレー粉どころかルーすらも入っていない。
ルーに関して言えば小麦粉と食用油脂で作るものなので強力粉から作ろうとしたのではないかと思われる。
(ただし作り方を知っていたとは思えないが)
むしろこの材料でしっかり見た目はカレーにしてしまう千枝と雪子はある意味才能があるのかもしれない。

味の方は上記のレシピからも一目瞭然で、口にした主人公&陽介が噴出し、ダウンするほどの凄まじさ。漫画版では主人公がショックのあまり「NEVER MORE 愛情カレーver」を作詞して消滅しそうになり、アニメ版に至っては、鳴上(主人公)&陽介は噴出する暇すらなく昏倒・白目剥いて失神した。

陽介によると、「クサイ」。おまけに「ジャリジャリ」してて「ドロドロ」してて「ブヨブヨ」のところもあるらしく、主人公に至っては「口に入れた途端、違和感を感じた」らしく、アニメ版の鳴上は「新食感だった……」と評している。

滅多なことでは怒らない陽介が作中で一番キレるシーンがここである。

結局、一口も食べることもできなかった主人公達は空腹(陽介曰く猛烈に腹減っている)のまま夜を過ごすことになった。なお、陽介はこの後テントの中で巽完二のおっとっとを勝手に食べたが空腹が満たされるわけがなかった。
一方、大谷花子は何も食べられなかった主人公達をよそ目にバケツ一杯分のおいしそうなカレーを食べていた。(しかもが陽介が譲ってくれと言った時には「ダイエット中だから自分の分しか作ってない」と言い張った)

ただし、アニメ版では千枝が気を利かせて中村あいかに出前を届けてもらった為、空腹になる事態は避ける事が出来た。また、大谷花子も物体Xを新食感と美味しく評していた。

因みにこのカレーに対する陽介の台詞はシナリオ担当の女性が実際に言われた台詞らしく、なぜそうなったかは本人にも「わからない」とのこと。

その後久保美津雄を捕まえた後の打ち上げにて千枝、雪子、久慈川りせ、そして主人公の4人でオムライス対決となったが、物体Xのような惨事にはならなかったものの主人公のもの以外は引き続き奇抜なものができた。詳細はオムライスを参照。

亜種に「物体X・クリスマスエディション」があり、これは12/25に女性陣(白鐘直斗含む)が作ったケーキに陽介が付けた別名である。詳細は「ケーキ」の項を参照。

P4Gで追加されたバレンタインデーにおいて堂島菜々子が女性陣(直斗含まず)にアドバイスをもらって作ったチョコ?が出てくる。見た目はカラフルなスライム。食べた主人公は一口でダウンした。
チョコ以外のレシピは、コーヒー牛乳、ベーコン、ピーマン、青汁、黒酢、ポン酢、魚肉ソーセージ、イカの塩辛。

P4Uの天城雪子のストーリーのバッドエンエンディングではゴールデンウィークで久々に勢揃いするメンバーの為に弁当を用意したが、紫色の湯気が沸き立っていて無理やり食わされたメンバーは体調不良を起こし散々なゴールデンウィークを過ごしてしまった。

非公式

某動画サイトでは、鍋から立ち上る湯気が紫である事、主人公達を一口でダウンさせた事等から、「ムドオンカレー」と表現された。ここから派生した用語も幾つか確認されている。
因みにこの紫色の湯気はアニメでもしっかり再現されている。

また、「ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス」では物体Xは「クマの顔の形のココアクッキー」になっており、食べた玲は最初は「新食感」と評するもしばらくして倒れ、善は食べてそのまま気絶した。玲は気絶している間、砂を口に流し込まれる幻覚を見たらしい。
陽介曰く「時間差攻撃と幻覚作用まで加わるとは…」

物体X系統のゲテモノ、それも劇中で市販されている食品としては千枝の好物「肉ガム」が存在するが、ニコニコ生放送の「ペルソナ ストーカー倶楽部」の2014年6月19日放送の第5回ではあろうことか、肉ガムを現実に再現したものが登場したことがある。見た目は肉片(ビーフジャーキーか何か)とミントを板ガム型に固めたもの。司会2人とゲストとして呼ばれていた足立透役の声優・真殿光昭氏の3人が食べることとなったのだが、結果、大惨事となった。

「ペルソナ2罪」でもゲテモノメニューは多数存在する。
  • いちごタンメン(初対面時のただしくんが食べていたラーメンしらいしの裏メニュー)
  • あんこ餃子(初対面時のただしくんが注文しようとした。「罰」では赤提灯しらいしのメニューに昇格)
  • バナナチャーシュー(噂を流した直後栄吉が食べさせられた。「罰」では赤提灯しらいしに「特製五目バナナそば」なる姉妹品が存在する)
  • あんこタンメン(伝説のギターケース購入の際に栄吉が食べさせられた。食後「猛毒」のバステになる)
  • クサヤスパゲティー(伝説のハンドガン購入の際に舞耶が食べさせられた。こちらも食後「猛毒」になる。ちなみにその舞耶曰く、食べるのが辛かったのは自分がくさやを苦手にしているからで、この料理自体は決して不味くはないらしいのだが、味以前にフランス料理店でこれを出す点にツッコミ所満載である)
しかし、それらを凌駕するインパクトを有し、関連作品でその症状の凄まじさがレベルアップする点では物体Xに軍配を上げざるを得ない。
料理そのものの凄まじさもだが、それ以上に、そのゲテモノぶりを認識しあくまで試験や罰ゲーム的に供しているP2罪に比べて、味見すらせず平然と他人に食べさせようとするP4女性陣のメンタルに雲泥の差がある。

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最終更新:2019年06月16日 00:04