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仙台講座報告 仙台06.11レポート

1.雲さん11月レポート

2006年11月30日(第16回) 
宮城県民会館 地下和室1号  参加者4人

【0】始めに

 11時00分、はりぃさんの鍼治療が開始する。アトピーが出てい
るとの事で治療を受ける。遊風先生は肌が綺麗になっているので改善
の方向でアトピーが出ていると言う。

 確かに肌が綺麗になり、一部が引っかけ傷みたいに残っている、其
処の場所はアトピーとは感じられない。私もはりぃさんの体は良い方
向に向かっているのだと思いました。

 (後ではりぃさんに聞きました。以前は自分で鍼を刺す事はしなかっ
たが、このごろは鍼を刺しているようだが、刺すようになった理由は?
はりぃさん曰く、簡単なことで、体が刺せる状況になったから)

 昼は5人で一番町に行き、前回同様、牛タンの店(利久)で昼食。
私は「小丼牛タンとパスタのセット」を注文しました。ちなみにまっ
ちゃんと同じメニューです。味はまぁまぁでしたが、量が多く満腹で
す。

 これが午後の講習会に影響しました。睡魔に襲われ一苦労です。教
訓、腹は八分目にするべし。

【1】今回は総復習とビデオ収録

 腰痛について

  楽な寝方から操体。緊急の場合は多くは横向き姿勢になる。上になっ
た足指の4〜5指の水掻きを強く押して、楽な姿勢を見つける。

 これは今まで何回もやってきたが、楽な姿勢になると、押さえた圧
痛点は消える事だと言われたことが大きな収穫である。遊風先生に言
わせると何回も言っているとのことでした。

 姿勢の強調後は二通りに分かれる。

a一つはお腹を凹ませ、背中が丸くなる。
 腰と肩に両手を当て、体が丸くなるようにカワ操法を遣る。この動
 きは膝抱えと 同じ動きになる。遊風先生の実演になるほどと妙に納
 得する。

b次には片手を背中側に倒していく方向である。
 同様にこの操法は膝倒しでる。と言われ、納得納得です。

 ※以上の二点には基本があっての動きと言うことが初めて理解できた。

【2】ビデオ収録準備

 ビデオ収録の準備の為、説明と時間を計り、はりぃさんの撮影です。
遊風先生何時もと、違いに撮影項目の終了時毎に喉が渇き何度も茶を
飲んでいました。緊張していました。

 モデルのまっちゃん・こずみっくさんは普通の状態でした。

 ビデオ(腰痛)の流れは次の通りです。

aラクな姿勢で寝てもらっての操体 

b立ち上がって貰い、動作制限への操体
 (aで良くなり立てるようになってから)

cラクな姿勢からの操体の基本を解説。

でした。

【3】腰痛で動作制限への操体

(1) 前屈が出来ない。(顔を洗えない)・・・モデルにこずみっく
   さんが選ばれました。

 前屈で曲がり具合を確認後、後屈で顔を上に向け、両手の小指を平
側に捻り、腰を前に移動して、イイ感じを味わい、感じなくなったら
ふぁ〜と力を抜く。

 遊風先生の誘導で動き、前屈確認です。こずみっくさんの指は床に
余裕で着きました。(テキストは、出来ない逆の方向に動く→小指を
平側に捻り→体重を前に移す。)

(2)モデルはx人
 反対側に捻転が基本・・・・まっちゃん又はこずみっくさんモデル?。

 例えば左が駄目であれば右に捻る。両手は各自手首を回りやすい方
向に捻る。目は捻った方向を見る。

(目線(顔)を最初に動かすと体重が動く・・車の運転は目線で、体・
ハンドルが動く(はりぃさん談))。

 逆モーションの時、睡魔に襲われ、結果を覚えていない。そこで家
で自分がテキストを見て確認。

 左右に腰を捻転する。私の場合は右側が渋いので反対側は左に捻転
して、小指を平側に回し、その時は既に左側に重心がかかっている。
右手を動かさないでいると、右親指周辺がジンジンしてくる。これは
親指を「平側に捻転せよ」との体からの合図と感じた。発見だ。

 何回か試してみると左に捻転すると、左小指、右親指。右に捻転す
ると、右小指、左親指にジンジンを感じる。腕の重心がそれぞれに移
動し、ジンジンするのかと勝手に考えました。

【4】今回の操体を一人で遣る方法

 遊風先生が横臥で手本を示します。【1】で述べた二通りです。丸
くする姿勢の場合は胸の前で合掌し、上にある手の小指を平側に捻り、
良い状況を強調していました。お尻に座布団を載せタワメの間を味わっ
ていました。

 もう一つは上の腕を背中の方に伸ばし、膝に座布団を置きタワメの
間を味わいました。以前に見せくれた姿勢を思い出しました。

【5】後半は各人の練習に入りました。

 私はこずみっくさんと組み、カワ操法で背中を丸め挑戦です。まっ
ちゃんは遊風先生の手にかかり、夢の中。その後遊風先生は、はりぃ
さんに試していました。その後まっちゃんは目を覚まし、寝入ったこ
とを悔やんでいました。

 しかし、まっちゃんが3時間の睡眠では致し方ないと思いました。

 最後は遊風先生を4人で施術しました。私は先生の右脛骨をさすり
ながら、太い脛骨と思いました。はりぃさんに太い脛骨と問いかけた
ら、意識をしたことがないとの返事でした。

【6】その他

 体重を移す方法は短時間で済む。

 痛い方の指を反らし、良い方向を目で追い、体重を移す。

 コンニャクの下に枇杷の葉を敷くと湿温熱になり、効果が大。

 東城百合子著作「自然療法」を教えられる。→二冊購入する。
背中の筋コリははじく(指の腹、拇指球で)

2006年12月19日 記す

2.絹雲さん11月レポートへのコメント

楽な姿勢になると、押さえた圧痛点は消える

大きなポイントですね。12月も使います。

姿勢の強調後は二通りに分かれる。
  a一つはお腹を凹ませ、背中が丸くなる。
   膝抱えと 同じ動きになる。
 b次には片手を背中側に倒していく方向である。
   同様にこの操法は膝倒しでる。と言われ、納得納得です。


 このあたりは12月もしますが、胴体の4種8方向(伸縮+3軸(=
左右捻転+左右側屈+前後屈))の調整を足の動きで行うのが、基本
操法のポイントで、それがわかれば、横向きでもできます。

ビデオ収録の準備の為、説明と時間を計り、はりぃさんの撮影です。
何時もと違い緊張していました。

 そうですね。ビデオを見ると、いろいろ余分な動きがいぱいありま
した。そのせいかビデオを作る話は延期になりました。残ねーん!

(1) 前屈が出来ない。(顔を洗えない)・・・モデルにこずみっ
くさん前屈で曲がり具合を確認後、後屈で顔を上に向け、両手の小
指を平側に捻り、腰を前に移動して、イイ感じを味わい、感じなく
なったらふぁ〜と力を抜く。

 これは、よく使います。ぎっくり腰で動けない方の治療のあととか、
まわりで見ている家族の人が「私も前に曲げにくくて」とかおっしゃっ
たときに、その場でやってもらうと、たいてい巧くいきます。

(2)反対側に捻転が基本・・・・まっちゃん又はこずみっくさん
モデル?。そこで家で自分がテキストを見て確認。
右親指周辺がジンジンしてくる。これは親指を「平側に捻転せよ」
との体からの合図と感じた。発見だ。

いえで早速試したのはさすがです。

何回か試してみると左に捻転すると、左小指、右親指。右に捻転す
ると、右小指、左親指にジンジンを感じる。腕の重心がそれぞれに
移動し、ジンジンするのかと勝手に考えました。

 どちらも確かに手の平側に回るべき側がジンジンしているのですね。
良い発見ですね。敏感な方は、それを気の動きとして認識しているよ
うです。

【4】今回の操体を一人で遣る方法

 このあたりは、腰痛の人の治療を終えるときにやってみせて、おぼ
えてもらえるとよいですね。

右脛骨をさすりながら、太い脛骨と思いました。

 足が短いぶん太いのかな。

【6】その他
 体重を移す方法は短時間で済む。
痛い方の指を反らし、良い方向を目で追い、体重を移す。

 操体は、末端と中心で決まります。末端は、目と手首足首から先の
動き。中心は、体重移動と背骨、とくに腰椎の動き。

 これも基本的なポイントですね。

3.おわりに


 質問なども、「「術伝」掲示板」のほうにおねがいします。


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最終更新:2010年08月28日 15:44