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「操体症例問答no.3」(2017/01/25 (水) 10:53:05) の最新版変更点
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&sizex(4){&color(green){操体症例問答no.3 }}&sizex(6){&color(green){乳幼児への操体}}
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#contents
*(1)はじめに
遊風の操体掲示板にのせてもらった操体症例2つめです。
のちに『楽しくわかる操体法』(今・丸住著 医道の日本社)にも
のせてもらえました。
*(2)乳幼児への操体
操体をやっていていちばん良かったのは、23週626gで生まれ、6
か月入院して帰ってきたときには、酸素ボンベをつけ肺に後遺症がの
こると言われた次男の肺が、くすぐり操体ですっかりきれいになった
ことです。
そのあと脳性麻痺と診断され2才10ヶ月まで歩けなかったのが、
いまでは、補助輪なし自転車を乗り回し、水泳もクロール・平とも泳
げるようになりました。
まだ、カカトを上げて歩いていて箸は使えませんが、年齢が上がる
につれて変形がまし関節可動域がせまくなる脳性麻痺児が結構おおい
なかで良かったなと思っています。
操体は気持ちよさを大事にするので、子供のリハビリに向きますね。
痛いリハビリを親が熱心にやりすぎて、親子関係がこわ
れる例を見てきたので、余計そう思います。
ただ、乳幼児に対しては言葉が通じないので、気持ちよさを感じて
いるかどうかを見てさわって判断してあげる必要があります。
でも、逆に、身体が感じていることとちがうことを、心で思ったり
口で言ったりする大人よりも、原始感覚に素直に反応してくれるので、
やりやすい面もあります。
操体の本には、脇腹くすぐりが赤ちゃんに効くとありましたが、脇
腹をやっても全然反応しないので、あせりました。
全身をやってみて、たった1か所、胸と肩のあいだのヘコみだけ反
応したので、しかも、手でくすぐるよりも、唇のほうが反応が大きかっ
たので、お風呂にいれるときや、おしめをかえるときにやっていたら、
2か月くらいで、レントゲンでの肺の影がすっかり消えて、酸素ボン
ベをはずしてもよいことになりました。
あとで、鍼灸学校で、その場所が、肺の募穴という、おなか側でい
ちばん肺に効く場所だとならい、温故知新という橋本敬三先生の言葉
を思い出し、ツボ探しや東洋医学にのめり込むきっかけになりました。
*(3)まるさんの返信
40才をこした(?)CPのソージキさんが操体で遊んでいるうちに、
たった一年間くらいのあいだに 体幹(胴体)の使い方が びっくり
するほど変わって来ています。
子供のときからやれば、絶対いいんだろうな、と 実感をもって納
得しました。
*(4)ソージキさんの返信
夏目ソージキ@40過ぎのCP です。
ソージキは一ヶ月ほど早産で、体重は2600グラムぐらいだった
そうです。
生後十ヶ月ごろに高熱を出したこともあってか、相当重度の障害が
四肢体幹に残っています。
お子様の障害が軽くなって本当によかったですね。
辛かったり痛かったりするリハビリは長続きしませんね。
ソージキももうちょっと早く操体と出会っていたらなぁと思ってい
ます。
*(5)遊風の返信
ずっと、PTさんやOTさんのやり方を見ていて、訓練する動きが
逆だなと思ったことが何度もあります。
うちの子は、肺が悪かったせいか、後頭部から尾骨まで一様に前に
反っていて(前湾)、胸部後湾がなかったのですが、PTさん達は
「腹筋を鍛えましょう」というのです。
私は「背中の緊張をゆるめたほうがよいのでは」と思い、やってき
ました。
小学校入学くらいまでは、身体を前に曲げられませんでしたが、い
まは字を書くときに顔を前に近づけすぎるのを注意しなくてはならな
いくらい前に曲がりますし、前転のマット運動もできます。
子供のリハビリをする人には、ぜひ、操体をできるようになってほ
しいです。
*(6)ソージキさんの返信
腹筋は、大多数の訓練の先生が鍛えたがりますね。(笑)
腹筋重視派は、腹筋で体幹をサポートできるようになれば、背中の
緊張もゆるむと考えておられるようです。
この考え方にも一理あると思いますが、いかんせん、背中に堅さや
痛みがあると、腹筋になかなか力がはいりにくいんですよね。
*(7)遊風の返信
そうですね。それに、両方硬くなったら動けなくなるのでは、と思っ
てしまいました。
*(8)おわりに
質問などは、「[[「術伝」掲示板>http://jutsuden.bbs.fc2.com/]]」のほうにおねがいします。
>>>つぎへ・・・[[操体症例問答no.4]]
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>>>このページのトップヘ・・[[操体症例問答no.3]]
>>>術伝HPトップへ ・・・・[[トップページ]]
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術伝HP内検索:上の@wikiメニューの「wiki内検索」
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*お知らせとお願い
**術伝流鍼灸操体講座で患者さん役を募集
術伝流鍼灸操体講座は、実践面を重視しています。実際に症状が出て
いる方の治療を見たほうが勉強になります。そこで、講座で患者さん役
をしてくださる方を募集しています。
くわしくは、[[術伝流のモデル]]をみてください。
よろしくお願いします。
**感想など
感想などありましたら、[[「術伝」掲示板>http://jutsuden.bbs.fc2.com/]]に書いてください。
また、「術伝」掲示板でも、旧掲示板「養生の杜」と同じように、
養生についての雑談や症例相談などもしていきたいと思っています。
よろしくお願いします。
**間違いなど
間違いなど見つけた方は、[[術伝事務局>jutsuden-jmkk@yahoogroups.jp]]あてにメールをください。
よろしくお願いします。
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「術伝」では症例相談用メーリングリスト( [[術伝ML(muchukand)>http://groups.yahoo.co.jp/group/muchukand/]])の
参加者を募集しています。
よろしくお願いします。
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*(1)はじめに
遊風の操体掲示板にのせてもらった操体症例2つめです。
のちに『楽しくわかる操体法』(今・丸住著 医道の日本社)にも
のせてもらえました。
*(2)乳幼児への操体
操体をやっていていちばん良かったのは、23週626gで生まれ、6
か月入院して帰ってきたときには、酸素ボンベをつけ肺に後遺症がの
こると言われた次男の肺が、くすぐり操体ですっかりきれいになった
ことです。
そのあと脳性麻痺と診断され2才10ヶ月まで歩けなかったのが、
いまでは、補助輪なし自転車を乗り回し、水泳もクロール・平とも泳
げるようになりました。
まだ、カカトを上げて歩いていて箸は使えませんが、年齢が上がる
につれて変形がまし関節可動域がせまくなる脳性麻痺児が結構おおい
なかで良かったなと思っています。
操体は気持ちよさを大事にするので、子供のリハビリに向きますね。
痛いリハビリを親が熱心にやりすぎて、親子関係がこわ
れる例を見てきたので、余計そう思います。
ただ、乳幼児に対しては言葉が通じないので、気持ちよさを感じて
いるかどうかを見てさわって判断してあげる必要があります。
でも、逆に、身体が感じていることとちがうことを、心で思ったり
口で言ったりする大人よりも、原始感覚に素直に反応してくれるので、
やりやすい面もあります。
操体の本には、脇腹くすぐりが赤ちゃんに効くとありましたが、脇
腹をやっても全然反応しないので、あせりました。
全身をやってみて、たった1か所、胸と肩のあいだのヘコみだけ反
応したので、しかも、手でくすぐるよりも、唇のほうが反応が大きかっ
たので、お風呂にいれるときや、おしめをかえるときにやっていたら、
2か月くらいで、レントゲンでの肺の影がすっかり消えて、酸素ボン
ベをはずしてもよいことになりました。
あとで、鍼灸学校で、その場所が、肺の募穴という、おなか側でい
ちばん肺に効く場所だとならい、温故知新という橋本敬三先生の言葉
を思い出し、ツボ探しや東洋医学にのめり込むきっかけになりました。
*(3)まるさんの返信
40才をこした(?)CPのソージキさんが操体で遊んでいるうちに、
たった一年間くらいのあいだに 体幹(胴体)の使い方が びっくり
するほど変わって来ています。
子供のときからやれば、絶対いいんだろうな、と 実感をもって納
得しました。
*(4)ソージキさんの返信
夏目ソージキ@40過ぎのCP です。
ソージキは一ヶ月ほど早産で、体重は2600グラムぐらいだった
そうです。
生後十ヶ月ごろに高熱を出したこともあってか、相当重度の障害が
四肢体幹に残っています。
お子様の障害が軽くなって本当によかったですね。
辛かったり痛かったりするリハビリは長続きしませんね。
ソージキももうちょっと早く操体と出会っていたらなぁと思ってい
ます。
*(5)遊風の返信
ずっと、PTさんやOTさんのやり方を見ていて、訓練する動きが
逆だなと思ったことが何度もあります。
うちの子は、肺が悪かったせいか、後頭部から尾骨まで一様に前に
反っていて(前湾)、胸部後湾がなかったのですが、PTさん達は
「腹筋を鍛えましょう」というのです。
私は「背中の緊張をゆるめたほうがよいのでは」と思い、やってき
ました。
小学校入学くらいまでは、身体を前に曲げられませんでしたが、い
まは字を書くときに顔を前に近づけすぎるのを注意しなくてはならな
いくらい前に曲がりますし、前転のマット運動もできます。
子供のリハビリをする人には、ぜひ、操体をできるようになってほ
しいです。
*(6)ソージキさんの返信
腹筋は、大多数の訓練の先生が鍛えたがりますね。(笑)
腹筋重視派は、腹筋で体幹をサポートできるようになれば、背中の
緊張もゆるむと考えておられるようです。
この考え方にも一理あると思いますが、いかんせん、背中に堅さや
痛みがあると、腹筋になかなか力がはいりにくいんですよね。
*(7)遊風の返信
そうですね。それに、両方硬くなったら動けなくなるのでは、と思っ
てしまいました。
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(面倒をおかけし申し訳ありません。迷惑メール対策です)
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