#僕の生きる道
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告知、余命一年 |
2003/01/07 |
15.4% |
2 |
読まなかった本 |
2003/01/14 |
14.8% |
3 |
封印された恋心 |
2003/01/21 |
13.5% |
4 |
教師・失格 |
2003/01/28 |
12.0% |
5 |
あばかれた秘密 |
2003/02/04 |
13.1% |
6 |
悲しきプロポーズ |
2003/02/11 |
15.9% |
7 |
間違われた婚約者 |
2003/02/18 |
14.1% |
8 |
二人だけの結婚式 |
2003/02/25 |
15.6% |
9 |
一枚の写真 |
2003/03/04 |
16.4% |
10 |
最後の誕生日 |
2003/03/11 |
17.7% |
11 |
愛と死 |
2003/03/18 |
21.6% |
余命一年と宣告された高校の生物教師が、死の恐怖と直面し向き合う中で、生きることの真の意味を見出していく静かなる感動編。ここに描かれる理想的な死出の旅は、あまりにも過酷でせつない。しかし、そんな過酷と反比例するかのように、ドラマは歩みを進めるほどに静かな幸福感で満たされていく。何気ない台詞ひとつひとつから誠実がにじむ脚本と、抑制の効いた演出のトーンとが、絶妙のバランスでこのドラマの真実味を形作っている。死を目前にして、何かしらの自分を懸命に刻印しようとする成り行きは、黒澤の『生きる』にイコールだが、日常を丁寧につむいだ演出は小津調だったりするねじじれぶりが面白い。聖職者のような神々しさを放つ草彅剛と、凛とした健気さで主人公を励ます矢田亜希子の静かなる熱演が胸を打つ。台詞に力があり、見せ方にうまみがあり、ドラマのあり方に誠実がある。素晴らしいドラマだ。
最終更新:2021年05月25日 15:40