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結城頼(より)と郁(いく)は幼い頃からとても仲の良い双子の兄妹だった。
頼は成長するにつれ、郁の事を妹から一人の女の子として意識し始める。その感情が異常で許されないという事に悩み、苦しむ日々を送っていた。かつては何でも同じだった2人。今では「何でもできる頼」とトロくさい「何にもできない郁」になっていた。
頼は、郁への感情を押さえ込むために、わざと嫌われるような冷たい態度を取るようになっていた。一方、郁はそんな頼の態度にコンプレックスを抱くようになっていた。そんなある日、頼は突然寝ている郁にキスをして告白した。郁は、自分にとって頼が誰よりも大切な存在である事に気付き、頼を選ぶ。
最終更新:2021年06月01日 06:52