リノ

ギルガメッシュイソーノ(独白)
「日に焼けた 真っ黒くろすけ 何処へ行く」

友達のひとりは事故で亡くなり
友達の子供は小学生に成長し
またあるやつは転職を繰り返し
人生の前半も過渡期の今いろんなことが気になる

となりの家もそう
隣の家の芝生は青いというけど
隣の家は何をしているのだか・・・

3年ぶりに帰ってきたリノのアパートの隣のがきは
夜鳴きをまったくしなくなり今日顔をあわせたらこんにちわと挨拶をしてきた
が、「知らない人に声かけちゃだめ」と母親から怒られてた。。。
何なんだあのババア

リノのキャバクラに出向くとはじめてのデートの時ってどんなだったとか話す羽目になった。
初めてのデートは・・・
初めてのデートはリノの太陽と同じ様に、
熱くて強い真夏の日ざしが照りつける釧路平野だった。
当時まだインターネットはあまり流行ってなく出会い系というものも何もなかったが
メールは出したい放題で当時流行っていた「セブン」という映画をネタに
映画トークしまくっていた。

傲慢、怠惰、色欲、強欲、暴食、嫉妬、憤怒 …罪深き人間、哀れなり。そんな内容だった。
でそれにひっかっかった女性から誘われて遠路はるばる帯広に逝った。
大事なエクスカリパーを質に入れて・・・

帯広の駅に立って待ち合わせに現れたのは40代で白いワンピースと小じわの
ギャップが気になる元キャバ嬢だった。
俺はまだ20代前半だった。。。

車は年季が入っていてクーラーは故障。
照りつける太陽をもろに受けながら
釧路平野を覆うこやしの匂いを嗅ぎながら
ドライブをした。

「前回メールで知り合った男性はオウムを脱会してここに来たの」

そんなことも言われた
帯広といえば豚丼(当時は牛丼は普通に食べられた)、
豚丼と帯広一のホテルのテラスと
愛国←→幸福駅の片道切符をお土産に帯広を旅立つ・・・


今思うとそれが初デートだったのか・・・???

そんな話をキャバ嬢に話したら「なんてロマンチック」って騒ぎはじめた。


果たしてこれがロマンチックなのか…?


サンフランシスコのあの橋で偉そうに”ロマンス”に気をつけろとくだを巻いた俺だが
今の俺は一体何なのか。。。


わからない。わからない。

あるふRX:お~い、磯野~! あっちの世界へ行ってないで、野球やろうぜ~!

あるふRXさん、シチュエーションの指定があまりにも卓越しすぎてて・・・。
title: 磯野カツオさんの力作リアクションの後
て。
HN
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最終更新:2010年10月02日 16:09