君は松田松陰と出会えたのか

あんまり本とか読まない達だけど普段からエエ話をする紳助さんならおもろいはなしとかしているんでは
と想い読んだ「いつも風を感じて」
今はいろいろネットからはたたかれてますが、すごく教訓になる話はすると思う。
なかでも北山修さんと出会ったときの北山さんのセルフは(今の伸助さんがどうであれ、)いい話だ。

いつも全力疾走の伸助さん。『自分は思いっきりやっているんでしょうか、自分の中に満足感があるわけじゃないが満足感を得ようという気持ちある。自分はまっすぐ生きているのでしょうか』…という疑問を北山さんに問いかけた。

「学生運動が終わって十年ぐらい経つけれども…。あの学生運動でね、何万人の学生が、機動隊に向かって石を投げた。でも百パーセントの満足感を持ったのは、一番前で投げていたヤツだけでしょう。真ん中や後ろに居たやつは、やっぱり自分のどっか守りに入っている。いつでも逃げれる、捕まらない位置にいたい。心の中では参加しているけれど、百パーセントじゃないという思いがある。百パーセントは最前列に居るやつだけ。二番目に居る人間はもう、九十九パーセントの満足感。残りの一パーセントで『もし最前列のこいつが捕まったら、逃げよう。』という想いがあったんと違うかな。とりあえず君が今『自分はニセモノなんじゃないか』と、疑問を持った。そう言う気持ちを持つことが大切なんやないかな。一番前でなくても、いいんですよ。」

一番前でなくてもいい。99パーセントの満足でもいいというのは自分の生き方を楽にしたと思う。
この話を自分の人生の逃げ道のためにつかってしまうのはよくない事だが、100%の満足なんてありえない。
といつも自分に言い聞かせている。
最終更新:2010年09月29日 23:03