キャッチフレーズ
創造してごらん、無限の可能性を
概要
HIMAGINEは、「伺か」の技術をベースにした、新しいキャラクタシステム兼コミュニケーションツールです。
HIMAGINEは「ゴーストの立ち絵やアニメーション、会話を表示できる」という点で、広義には伺か/SSPのようなベースウェアの一種ですが、materia/SSP/CROWと、かなり目標を異にしています。
- SHIORIがありません。当然SAORIもなければ、辞書ファイルもありません。人格という意味でのゴーストは、ユーザのディスク上に展開されません。
- 会話文はサーバーからネットワーク経由でリアルタイム配信されることを前提としています。TwitterやSSTP Bottleのようなものをひとまず考えて下さい。オンラインでなければ何もできません。
- narファイルによるインストールがありません。代わりにシェルはネットワークから、ユーザの操作なしに自動でインストール・アップデートされます。
- 実際のダウンロードのトリガーは、そのシェルを使うキャラクターをフォローした瞬間となります。
- ゴーストは、ネットワークから配信されるメッセージに反応して自動で起動します。
以上のような仕組みのため、メッセージを受信して掛け合いを楽しむユーザ(このようなユーザをリスナーと呼びます)には以下のようなメリットがあります。
- いちどHIMAGINEクライアントをインストールするだけで、DLL自動インストール等のセキュリティリスクを気にすることなく、シェルの自動ダウンロード・展開が行われます。HIMAGINEでのキャラクターの購読は、Twitterで1人フォローするのと同じくらいに簡単です。
- ゴーストは自動起動・更新・管理されるため、何百ものゴーストをインストールしていても困りません。
- DLLが存在しないため、仕組みは完全にクロスプラットフォームです。HIMAGINEクライアントはAdobe AIRで実装されており、Windows/Macでほぼ同様に動作します。
- 辞書経由での会話ではないため、ゴーストの発言はリアルタイムです。ほぼチャットなみの速度で、ニュースなどの話題でゴースト同士が掛け合いを行うことも可能です。
ゴーストを発言させる側のユーザ(キャストと呼ぶことにします: ゴーストを演じる「役者」、発言を「投げる人」の、両方の意味をかけています)として、以下のような複数のケースを想定しています。
- クローズドなシェルを自分専用に使い、自分専用のキャラクターを運用する。固有のゴーストとしての人格を自分だけで表現できます。他人によってゴーストの人格が乱される心配(SSTP Bottleのような)はありません。
- クローズドなシェルを複数人で使う。固有のゴーストとしての人格を、オーナーが認証した複数人で作り上げます。イベント/商品宣伝用のゴーストを複数人数のスタッフで運用する、などのケース。
- オープンなシェルを使う。オープンとして登録されているシェルを使うキャラクターを、誰でも作成できます。気軽に使用できる一方、ひもづいているキャストによってキャラクターは異なる人格になります。基本的には絵文字/顔文字の延長と考えるのがよいでしょう。
- オープンなシェルは誰でも登録することができます。
- とりあえずデフォルトオープンシェルとして「ぱせり」を準備しています。
なお、サーバ自体は公開のAPIのため、SSPが対応することで、既存のゴーストもリアルタイムな会話を繰り広げることが可能です。
更に詳しいシステム概念については
ユースケースをご覧ください。
当プロジェクトでは、常に参加者を募集しています。プロジェクトへ参加ご希望の方はお気軽にお声かけください。
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そのため、途中から参加される方には、プロジェクトの全体像が把握しづらい状況となっております。
参加ご希望の方にはご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
その他
Twitter上でHIMAGINE関連の発言をされる場合は、#HIMAGINEというハッシュタグを付けて発言することをお勧め致します(強制ではありません)。
最終更新:2010年08月04日 17:28