ロジテックが地デジチューナー参入、USB接続の外付け機を8月発売

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ロジテックが地デジチューナー参入、USB接続の外付け機を8月発売

SKnetからOEM供給、視聴ソフトはクイックサン製を採用

ロジテックが発売する、USB接続の外付けチューナー「LDT-FS100U」
ロジテックが発売する、USB接続の外付けチューナー「LDT-FS100U」

テレビのチャンネルとWebサイトのブックマークが同列に並ぶ
テレビのチャンネルとWebサイトのブックマークが同列に並ぶ

リンクをクリックする代わりに、3けたの番号を入力する
リンクをクリックする代わりに、3けたの番号を入力する
入力フォームでは、携帯電話の要領で文字入力できる
入力フォームでは、携帯電話の要領で文字入力できる
郵便番号を入れると「goo地図」で該当エリアを表示する
郵便番号を入れると「goo地図」で該当エリアを表示する
「Gガイド.テレビ王国」のiEPGで任意の番組を選ぶと、録画予約できる
「Gガイド.テレビ王国」のiEPGで任意の番組を選ぶと、録画予約できる

 ロジテックは2008年7月23日、パソコン向け地上デジタル放送チューナー市場に新規参入することを発表した。第1弾として、USB接続の外付け チューナー「LDT-FS100U」を8月上旬に発売する。ハードウエアはエスケイネット(SKnet)から、テレビ視聴ソフトウエアはクイックサンから それぞれ供給を受ける。価格は未定だが、実勢で1万5000~2万円程度としている。

 ハードウエアは、SKnetの「MonsterTV HDUS」とほぼ同一仕様。消費電流は最大400mAで、ACアダプターを使わずUSBバスパワーで動作する。添付品には違いがあり、MonsterTV HDUSはリモコンを添付していないが、LDT-FS100Uはリモコンを添付する。

 ソフトウエアは、クイックサンのテレビ視聴/Webブラウザー統合ソフト「ROBRO」を採用。ROBROでは、テレビ視聴に加えWeb閲覧もリ モコン操作でできるよう、ユーザーインタフェースを工夫している。具体的には、1~99のチャンネルに、地上デジタル放送のほかWebサイトへのリンクを 設定。例えば11チャンネルを指定するとMySpace、13チャンネルでgooのトップページをそれぞれ表示可能。テレビ映像とWebサイトの画面を、 チャンネル指定だけでシームレスに切り替え可能とした。90~99チャンネルは、ユーザーが任意のWebサイトを登録できるほか、HDD内の任意のフォル ダーを指定することもできる。

 こうしたチャンネル指定の仕組みを拡張し、任意のWebページ上でのリンク押下もできる。具体的には、任意のWebページを表示すると、ページ内 のリンクすべてに100~999の番号を割り振る。番号はリンクの右脇に表示されるので、ユーザーはそれを基にリンクの番号を入力すれば、そのリンク先に 移動することが可能。リンクのほか入力フィールドにも番号が割り振られ、その番号を指定すると、リモコンのテンキーを使い携帯電話と同じ要領で文字入力で きる。同様に、「1080072」など7けたの郵便番号を入れると、該当地域の地図が表示される。また1000~9999にはMySpaceの音楽ランキ ングやアーティストの個人ページなどを割り当ててある。

 電子番組表(EPG)は自前では用意せず、「Gガイド.テレビ王国」のWebサイト上にある、「iEPG」の番組表ページを用いる。番組表上で任意の番組を選択することで録画予約ができる。なお、HDDに録画済みの番組を、DVDやBlu-ray Discにダビング/ムーブすることはできない。

 動作環境は次の通り。CPUはCore 2 Duo E4300/T7100以上、またはAthlon 64 X2 3800+以上。メモリーは1GB以上(推奨環境は2GB)。OSはWindows XP(SP2以降)/Vista。ノートパソコンや液晶一体型パソコンの内蔵ディスプレイで視聴する場合はそのままハイビジョン画質で画面表示が可能だ が、デスクトップパソコンなどで外部ディスプレイに出力する場合は、著作権保護技術のHDCPとCOPPに対応したグラフィックスが必要。ディスプレイは、HDCP対応のDVI/HDMI端子が必要である。なお、グラフィックスがCOPP対応であれば、アナログRGB接続のディスプレイにも出力可能だが、52万画素以下に解像度を落として表示される。

 なお、LDT-FS100Uが発売されると、SKnetとロジテックから同一きょう体の製品が出荷されることになるが、SKnetは自社ブランドでの販 売からOEMへ徐々に移行を図るとみられる。大手家電量販店などでは、主にロジテック製品が店頭に並ぶことになりそうだ。

 ROBROの詳細については、「フルセグ地デジチューナーを徹底検証 第3回」で詳報しているので参照いただきたい。

(金子 寛人=日経パソコン)  [2008/07/24]

 

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最終更新:2008年07月28日 12:40
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