マクロス7 -銀河のハートを奮わせろ!!-

【まくろすせぶん ぎんがのはーとをふるわせろ】

ジャンル シューティング
対応機種 ゲームボーイカラー(専用)
発売元 エポック社
開発元 ゲーメイツ、アイシステム東京
発売日 2000年03月17日
定価 4,179円(税込)
セーブデータ 3個
判定 なし
ポイント バサラなりきりゲー(いろんな意味で)
マクロスゲームリンク

概要

  • アニメ『マクロス7』を原作とする横スクロールシューティングゲーム。全6面。
    • 使用できるキャラはバサラ、ミレーヌ、レイ(とビヒーダ)、ガムリン、マックス、ミリアの6(+1)人。このうち三人を選んでゲームスタートする。組み合わせは自由だが、必ずFIRE BOMBER(以下FBと表記)のメンバーを最低一人は入れなければならない。
    • 道中はセレクトで三人を自由に入れ替えることができるが、誰か一人でもやられるとゲームオーバー。ライフ制で残機無し、コンティニューあり。
    • ステージ開始時の自機は基本的にファイター(戦闘機形態)だが、中間地点でバトロイド(ロボット形態)、ガウォーク(中間形態)に変形できる選択がある。形態によって攻撃方法などが異なる。
      • ファイターは二連弾、ガウォークは三方向弾、バトロイドは貫通弾。またガウォークはBボタンで緊急回避(一時的に自機の当たり判定消滅)が可能。他の形態では反応弾(画面上のザコ敵全滅)発射。
    • ボス戦はFBのメンバーで挑んだ場合、十字キーで敵の攻撃を避けながら曲にあわせてABボタンを押していく音ゲー風のモードとなる。他のキャラクターの場合は普通のシューティング。ボス戦中のキャラの入れ替えはできない。
  • オプションで難易度(三段階)の他、メッセージ表示速度などの変更が可能。

評価点

  • 音ゲーボス戦ではFIRE BOMBERの曲が用意されており、原作さながらの気分が楽しめる。アニメ本編だけでなく、OVAからの選曲があるのも嬉しいところ。以下が使用曲一覧。
    曲名 ゲーム中 原作
    PLANET DANCE ステージ1 TV挿入歌
    SEVENTH MOON ステージ2 TV主題歌
    DYNAMITE EXPLOSION ステージ3 OVA主題歌
    HOLY LONELY LIGHT ステージ4 TV挿入歌
    NEW FRONTIER ステージ5 OVA挿入歌
    TRY AGAIN ステージ6 TV挿入歌
    突撃ラブハート エンディング TV挿入歌
  • イベントは三人の組み合わせごとに別個に作られている(さすがにある程度共通した部分もあるが)。
  • グラフィックも色々用意されており、特定の条件を満たすと見られるものがあるなど収集する楽しみもある。
  • オプションではイベントやグラフィックのコンプ率が表示されるほか、回想モードも用意されている。
  • 花束の少女もちゃっかり登場。

問題点

  • 音ゲーパートの難易度が高すぎる。主に画面左上で敵の攻撃を避けながら、画面右下の譜面を見てABボタンをタイミングよく押さなければならない(しかも判定がシビア)。
    • 弾避けに集中するとろくにリズムが合わせられないし、譜面に集中するとろくに避けられない。こんなもの楽々とクリアできるのはバサラ本人くらいのものだろう。
    • 基本的な難易度はそれほどでもないし、実際FB以外のキャラでボス戦に挑むと楽勝で倒せる。つまり売りの音ゲーが足かせにしかなっていない。
    • 実はFBよりガムリン達の方が攻撃力が高いので、道中もFB以外で進めた方が楽。
    • 途中までのボス戦は音ゲー回避できるが、ラスボス戦はバサラ固定なので絶対に音ゲーをやらされることに。
  • 変形選択にあまり意味がない。選択した形態に合わせたルートが用意されているため、状況に合わせた形態を選ぶような戦略性は皆無。その上どのルートも似たり寄ったりの凡庸な出来なので、周回プレイの楽しみにもならない。
    • さらに、横長のバトロイドはただ弾に当たりやすくなるだけなので選択するメリット皆無。緊急回避のできるガウォーク、反応弾を使いたいならファイターのどちらかで充分。

その他

  • 「バサラ他FBのメンバーでザコ敵を攻撃できてしまう」と言われているが、これは誤解。
    • ガムリン達の攻撃を受けたザコ敵は爆発するが、FBの場合はパッと消える演出になっている。つまりFBは通常攻撃で敵を破壊しているのではなく、サウンドエナジーで撃退しているだけ。作中でオペレーターもその旨発言している。
    • とは言え、ゲーム上の演出は説明不足のため誤解されても仕方ない。道中がFBの曲ではなく普通のBGMなのも痛い。

総評

  • ゲームそのものは誉められたものではないが、キャラゲーとしては頑張っている部分もあり良キャラゲーになれる余地はあった。しかし肝心要のところが全然駄目で、結局キャラゲーとしても微妙な出来に終わってしまった作品である。
    • それにしても、なぜアニメの放送終了から5年(OVAからだと3年)も経ってからポッと出したのだろうか。謎だ。