Grand Theft Autoシリーズリンク


シリーズ一覧

機種 タイトル 概要 判定
ナンバリング
PS/GBC/Win Grand Theft Auto 全ての始まり。見下ろし型2Dクライムアクション。追加パック有り。
PS/DC/GBC/
Win
Grand Theft Auto 2 エンジン一新でパワーアップ。もちろん過激さもパワーアップ。
特に「ホットドッグ殺人!」の残虐さは語り草に。
PS2/Win Grand Theft Auto III 3Dアクションになり、システムが過去作から一新。
そして強化されたストーリー性で『GTA』が生まれ変わった。
ゲームソフトとしては前代未聞の有害図書指定など、良くも悪くも「話題作」となった。
不安定
PS5/XSX/
PS4/One/
Switch/Win
グランド・セフト・オートIII:決定版 『III』を現行及び次世代ハード向けにリマスター。
キャラクターモデルはパッケージイラスト風のカートゥーン調に変更されている。
PS2/Win Grand Theft Auto: Vice City マイアミをモデルとしたバイスシティが舞台。
バイクやヘリなどが追加され、着せ替えシステムなどの登場でさらに自由度がアップした。
PS5/XSX/
PS4/One/
Switch/Win
グランド・セフト・オート:バイスシティ:決定版 『VC』を現行及び次世代ハード向けにリマスター。
キャラクターモデルはパッケージイラスト風のカートゥーン調に変更されている。
一方で、あるキャラのTシャツのデザインが現代の社会情勢に合わせて修正が行われている。
Xb/Win Grand Theft Auto: San Andreas 前作の5倍のスケールを誇る広大なサンアンドレアス州が舞台。
『GTA』の究極形とまで評され、現在でもシリーズ最高傑作として名高い傑作。
一方で、HotCoffee問題により米国議会から監査請求を受けたゲーム業界前代未聞の作品に。
PS2 Grand Theft Auto: San Andreas (PS2日本語版) HotCoffee有害図書のあおりを受け、肝心の日本版が延期の末に酷い規制を喰らうことに。 劣化
PS3 Grand Theft Auto: San Andreas (PS3日本語版) ほぼ9年の時を経ても十分な規制解除されなかったがために悪名払拭には至らず。
そして、それ以外の面でも劣化が発生しているため、シリーズファンからの評価は低い。
シリ不
PS5/XSX/
PS4/One/
Switch/Win
グランド・セフト・オート:サンアンドレアス:決定版 『SA』を現行及び次世代ハード向けにリマスター。
キャラクターモデルはパッケージイラスト風のカートゥーン調に変更されている。
発売以来、長年に亘り引き継がれていた日本語版の過剰な規制が、ようやく解除されている。
PS3/360/Win Grand Theft Auto IV ハードを移し、飛躍的に美麗さが増したリバティーシティが舞台。
従来よりもリアリティを重視したシリアスな作風には評価が分かれる。
PS3/360/
PS4/One/Win/
PS5/XSX
Grand Theft Auto V 舞台は再びサンアンドレアス州。マップはシリーズ最大の広さを誇る。
複数主人公などの様々な新要素や『SA』の要素も多く復活、『IV』から大きく進化を遂げた。
PS5/XSX版はレイトレーシングなどに対応。ただし、XSX版はDL専売。
PS3/360/
PS4/One/Win/
PS5/XSX
Grand Theft Auto Online 別タイトル扱いのオンラインモード。PS5/XSXでは単体版もあり。
本編を凌駕する自由度と大ボリュームが、10年に亘る『V』の歴史的な大ヒットに貢献した。
一方で、ゲームバランスとプレイヤーのマナーの悪さが大きな問題となってしまっている。
賛否両論
カップリング・オムニバス
Xb グランド・セフト・オート ダブルパック 『III』『VC』のカップリング。Xb版は単品での販売は無し。
PS5/XSX/
PS4/One/
Switch/Win
グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版 『III:決定版』『VC:決定版』『SA:決定版』をまとめて収録。
キャラクターモデルはパッケージイラスト風のカートゥーン調に変更されている。
単体販売はないが、各種ストリーミングサービスにおいて単体版を遊ぶことができる。
スピンオフ
PS*1/Win Grand Theft Auto Mission Pack #1: London 1969 初代『Grand Theft Auto』の追加ミッションパック。
1960年代のロンドンを舞台に、新たなミッションを繰り広げる。
本編とは異なり、良くも悪くも舞台通りのシックな作風となっている。
なし
Win Grand Theft Auto Mission Pack #2: London 1961
GBA Grand Theft Auto Advance 日本未発売。初の携帯機オリジナルタイトル。
舞台は2000年のリバティーシティであり、時系列は『LCS』と『III』の間に位置する。
PS2/PSP Grand Theft Auto: Liberty City Stories 『III』の前日譚にしてスピンオフ作品。携帯機ながらもリバティーシティをほぼ完璧に再現。
PS2/PSP Grand Theft Auto: Liberty City Stories (日本語版) HotCoffee問題有害図書指定の巻き添えを喰らい、またもや規制だらけの出来に…。 劣化
PS2/PSP Grand Theft Auto: Vice City Stories 今度は『VC』の前日譚。バイスシティが携帯機に。
国内版では『SA』『LCS』と同様に、いくつかの規制がかけられてしまっている。
DS/PSP Grand Theft Auto: Chinatown Wars DS唯一のCERO:Z作品。久々の見下ろし視点にタッチパネルを生かしたミニゲームで高評価。
PS3/360 Grand Theft Auto IV: The Lost and Damned DL専売。『IV』のスピンオフとなる。DLCとして配信された。
Grand Theft Auto: The Ballad of Gay Tony DL専売。『The Lost and Damned』同様に『IV』のDLCとして配信。
PS3/360 Grand Theft Auto: Episodes from Liberty City 『The Lost and Damned』&『The Ballad of Gay Tony』をパッケージング販売としたもの。


関連作品

機種 タイトル 概要 判定
Rockstar作品
PS2/360/
Win
BULLY 全寮制の共学でガキ大将へのし上がる為のミッションをクリアしていく。
学園版GTA」とも言える内容だが、当然ながら犯罪はできない。舞台は学校とその周辺の町。
PS3/360/
PS4/Switch
RED DEAD REDEMPTION 同社のガンアクション『RED DEAD REVOLVER』の続編だが、ゲームシステムを一新。
『GTA』の長所を活かしつつ舞台を西部開拓時代に移した「西部劇版GTA」と言える作品に。
後年の『V』にもいくつかの要素が逆輸入され、移植版や前日譚を描いた続編も発売された。
PS3/360/
PS4/One/
Switch/Win
L.A. Noire 1947年のロサンゼルスで刑事となり各部署で事件に潜む謎に挑むアクションアドベンチャー。
発売元はRockstar Gamesだが、開発はオーストラリアのTeam Bondiが担当している。
開発に7年近く掛かった大作であるが、予想に反し売り上げが伸びず開発元が破産することに。
フォロワー
Saints Rowシリーズ 開発はVolition。ギャング抗争を主題としたフォロワー作品。
当初『GTA』と類似点が多かったが、徐々にギャグ方面とキャラカスタムに重きを置くように。
最終的にバカゲーとして本家と差別化を果たした。2022年8月にはリブート版が発売されたが…。
マフィアシリーズ 2K Gamesから発売。1900年代のアメリカで、マフィア達の物語が展開されるフォロワー作品。
第1作は一本道の作品だったが、2作目以降は『GTA』と同じオープンワールドゲームとなった。
ゴッドファーザーシリーズ EAから発売。同名の映画が原作のフォロワー作品だが、『III』は現在も発売されていない。
登場人物は映画版の演者を忠実に再現している。日本語版は規制で一般人の殺害ができない。
トゥルー・クライムシリーズ Activisionから発売。ロサンゼルスやニューヨークを舞台としたフォロワー作品。
主人公が警官なので細かいゲーム性が『GTA』と異なる。戦闘では格闘にも重きを置いている。
1作目のみファンタジックなバカゲー要素を含んでいたが、以降はリアル路線に変更された。
PS3/360/
Win
スリーピングドッグス
香港秘密警察
『トゥルー・クライム』の3作目だが、諸事情でタイトルを変更して発売。今度の舞台は香港。
カナダのUnited Front GamesとイギリスのSquare-Enix London Studioの共同制作。
Watch Dogsシリーズ ユービーアイソフトから発売。都市インフラへのハッキングを特徴とするフォロワー作品。
近未来のシカゴやサンフランシスコ、ロンドンを舞台にハッカーが腐敗した企業に戦いを挑む。
3作目『Legion』では街の全NPCをプレイヤーとして使用可能という挑戦的なことも行っている。



シリーズ概要

架空の都市を舞台に繰り広げられるオープンワールド・クライムアクションゲーム。タイトルの「Grand Theft Auto」は「自動車窃盗」を意味する。
良くも悪くも自由度が極めて高いのが特徴。特に理由もなくその辺の自動車を一般人から奪ったり、その車で大暴れしたり、警察や公権力と必死のカーチェイスを繰り広げたり出来る。
その過激なゲーム性故に本国アメリカでも問題になりがちだが中毒性が高いのも事実で、シリーズ累計で1億本以上が出荷されている人気タイトルである。

初代と『2』『Advance』『Chinatown Wars』では都市を上空から見下ろす俯瞰視点だったが、『III』からは3Dアクションゲームのような3人称視点に変更となっている。

世界観を何度かリセットしており、公式では下記の3つの世界観に分かれるとされている。

  • 2D Universe
    初期2D時代の初代『Grand Theft Auto』『London (#1・#2)』『2』が該当する。
    当時はストーリーは希薄であり、あくまで犯罪をテーマとしたアクションゲームという色合いが強かった。
    舞台も1990年代のアメリカ・1960年代のロンドン・近未来のアメリカとそれぞれ異なり、各作品の繋がりはほとんどない。
    初代で登場した3つの都市は、以降の『GTA』シリーズでもリメイクされながら再登場している。
  • 3D Universe
    『Vice City Stories』『Vice City』『San Andreas』『Liberty City Stories』『Advance』『III』が該当する(表記は作中の時代設定順)。
    『III』で3Dオープンワールドとしてシリーズの方向性が確立され、以降人気シリーズとして立ち位置を確立することとなった。
    『III』以降作中で明確なストーリーが描かれるようになり、一部のキャラクターは複数の作品に跨がって登場するなど、繋がりが明確になっている。
    『Advance』は2D作品だが、舞台は『III』のリバティーシティであり本シリーズに含まれる。
  • HD Universe
    『IV』『The Lost and Damned』『The Ballad of Gay Tony』『Chinatown Wars』『V』『Online』が該当。
    『IV』にてゲームエンジンと世界観が一新。ファンサービス的に3D Universe時代の要素が出てくることはあるが、世界観上は独立している。
    『Chinatown Wars』は2D作品だが、舞台は『IV』のリバティーシティであり本シリーズに含まれる。
    『V』でも世界観を引き継ぎ、『IV』のキャラクターが登場したり後日談が語られたりと、繋がりがある作品であることが明示されている。
    『Online』は当初『V』本編の3ヶ月前という設定だったが、公式によれば現在は本編の時系列を追い越したとのこと。

余談

人気シリーズであるが故に多数のクローンゲームも存在しているが、基本的にフォロワーとされるのは「都市を舞台とした犯罪ゲーム」のみである。

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最終更新:2024年04月09日 11:44

*1 PS版は日本未発売。