ガーディアンフォース

【がーでぃあんふぉーす】

ジャンル シューティング
対応機種 アーケード
開発・販売元 サクセス
発売日 1998年
判定 なし
ポイント 全方位STGの傑作。けどやっぱり全方位

概要

  • ステージ展開に応じて全方向にスクロールする、見下ろし型全方位シューティングゲーム。
    • 全方位シューティングはキャラクターの進行方向に応じて攻撃が角度が変るシューティングゲームで、回避しながら攻撃ができないので総じて難易度が高い。更に縦とも横とも要求される能力が違うので、あまり評価は高く無い。

システム

  • 本作では従来の全方位と異なり、スクロール方向に応じて自機のショット角度が変る。
    • 更にサブウエポン、砲身から発射されるレーザーやミサイル等の発射角度を角度調節ボタンで8方向に調節可能。敵側面に回りこみながら常射可能等、テクニックに応じて攻撃力が変化する。
  • アイテム収得により5種類の武器に切り替え可能。変化するのは砲身から発射される弾。
    • 更にアイテムに応じてボムの性能も変化。要所での切り替えが必要だが、ショットにはレベルがあり、アイテムを習得して行くと経験値がたまってレベルアップし、強力になっていく。

評価点

  • 音楽は中々にカッコイイ。
  • 敵ボスの2つ名や単純明快な名前も良。
    • デザインも『戦車に巨大な回転斧をつける』等独特でこれもまたカッコイイ。

問題点

  • 敵弾速度が初っ端からかなり速い。
    • 具体的には敵は加速弾を大量に撃ってくる。至近距離では遅いのだが離れれば離れるほど弾の隙間と共に弾速が増して行く。
    • 更に弾数も割合多く、大幅な回りこみによる回避ではなく、自機狙い弾かどうかを見極めて、わずかな動作での回避が要求される。そのため、シューティングに慣れていないと滅茶苦茶難しい。
  • 自機がやられる音が「パチン」と軽い。
    • 更にコンテニューまでの10カウントが薄暗い鐘の音。やたら気味が悪い。

総評

 全体的に地味。名前からしてシューティングの有象無象で、SF戦車も自機らしくなく、そもそもシューティング下火の時代に誕生しており、インカムは劣悪でオペレーターからも客からも人気が無かった。更に操作性の面白さはあるが敵弾の速さと弾数の多さがプレイヤーを更に選んだ。
 挙句ステージ構成やボス戦も、つまらない訳ではないが「面白い!」と言える程、出来が良いわけではない。そんな本作を名作と呼ぶのはやや憚られるものがある。だが癖が強い全方位シューティングの中では抜群に遊びやすい方に入る。グラフィックも美しく、こなれて来ればそのぶっ飛んだデザインのボスと戦う事が快感になっていくだろう。


セガサターン版

1998年8月6日にセガサターンソフトとして移植版は発売された。アーケード版自体がセガサターン互換基板「ST-V」にて製作されている事もあり、サターン版の移植度は非常に高いものとなっている。