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伊賀忍術伝「五神の書」

【いがにんじゅつでん ごじんのしょ】

ジャンル アクション
対応機種 アーケード
開発・販売元 ジャレコ
発売日 1988年
判定 なし
ポイント 忍者ゲームの有象無象


概要

  • 1レバー2ボタンの2Dアクションゲーム。攻撃ボタンとジャンプボタンのシンプルな構造。
  • ライフ残機制で戻り復活。
  • ストーリーは奪われた五神の書を取り戻すために世界を旅する事。これ以外に世界観などの解説は一切ない。

システム

  • 攻撃ボタンを押すと刀で攻撃。特定のポイントに到達すると手裏剣を貰えて使えるようになる。
    • 手裏剣はミスする(残機を1つ失う)と使用できなくなる。
  • ジャンプボタンは押した時間の長さによって高さを調整する事が可能。空中制御も効く。
  • 五神の書には秘術が書かれており、取り戻す(ステージが進む)につれて新たな忍術が使えるようになる。
    • ゲーム開始時点で既に五神の書を一冊所持している。攻撃ボタン長押しでチャージ。一定まで貯まると秘術を使う事ができる。
  • 道中には大量の宝箱がおいてある。宝箱を刀で攻撃すると中のアイテムが出現する。
  • 進行方向がわからなくなり迷わないよう、道中にはゴールまでの矢印が配置されている。
    • 矢印に素直に従っているとアイテムを入手できない。

評価点

  • 世界中を舞台にしているだけに、ステージ毎に現地の敵が登場する。
    • 一面はアメリカで、敵はネイティブアメリカン。
    • 二面はアフリカで、敵は地元の原住民。
    • 三面はギリシャで、敵は神話に登場しそうな闘士や怪物。
    • 四面はインドで、敵は神獣や神々。
    • 最終面は日本で、敵は忍者。
  • 本作ではステージボスとの戦闘時には敵のライフゲージが表示される。
    • これでボスに幾らダメージを与えたかが分かるので、攻略がやりやすい。

忍…者…?

  • サウンドは多和田吏が担当。和風なのだがノリが良く、おおよそ忍者ゲームの曲ではない。
  • 最初のステージはアメリカなので、既に和風ではない。この時点で既に忍者っぽさが無い。
  • 主人公は首から下の衣装は忍者服だが、頭には白い鉢巻をつけているという武闘家寄りのデザイン。
    • インストカードに描かれた主人公の顔が濃い。ゲーム自体よりも、こちらの方がインパクトは大きい。
    • ステージクリア時やアイテムを貰う時に主人公の顔が表示されるのだが、こちらは二枚目。もはや別人である。

難点

  • キャラクターが大きめなので動きが遅い。
    • 忍者が主役の横スクロールアクションで、これは致命的である。
  • 画面スクロールが最悪。ステージ構成の問題で降りたり昇ったりが多いのだが、主人公が画面上部に移動しないとスクロールしない。
    • そして、当たり前のように着地地点に配置されている敵や罠。主人公は割合丈夫なので敵や罠に当ってもたいした事は無いのだが、ストレスがフルになる。
  • 秘術は全部で5種類あるのだが、別に使い分ける必要は無い。長く溜めた方が強い。

総評

ゲームとしては十分遊べるし、コアな人気があったりするのだが、キャラクターがやたら巨大で動きが遅く、画面スクロールが劣悪。秘術の使い分けを考慮していないなど、非常にジャレコらしく詰めの甘い、今ひとつなアクションゲームである。一度見たら忘れられない濃いインストカードと、全体から漂うレトロクソゲー臭が人気の秘訣なのだろう。

余談

  • 本作の主人公である忍者「カザン」という名は、同社『ラッシング・ビート乱 複製都市』にも登場している(そちらは華斬と表記してある)。同一人物かどうかは不明。