パンクショット

【ぱんくしょっと】

ジャンル スポーツ
対応機種 アーケード
発売・開発元 コナミ
稼働開始日 1990年
判定 なし
ポイント 殴りまくり2on2バスケ


概要

タイトル通りパンクなBGMと80年代中期アメリカを意識したキャラクターデザインの2on2バスケゲーム。
「バトルかバスケか、どっちもだ」のコピーに違わず、乱闘要素も付加されている。

2on2バスケとは、2人対2人、2つのゴール(コートの両側に1つずつ)でプレイするバスケの事。通常のバスケよりもオフェンシブで展開が速いのが特徴。


特徴・評価点

  • 最大2人同時プレイ可能。協力プレイと対戦プレイが選択できる。
    • 一人または対戦時には、相棒はNPCが勤めてくれる。AIは割りと賢い方。
  • 1レバー3ボタン式。
    • シュートボタンを押すと、入るか入らないかはともかく相手のゴールに向かってシュートする。状況に応じてスラムダンクも行う、自動変化型シュート。
    • パスボタンは相棒に向かってパスする。相棒がボールを取れない状況に無い限りはパスは成功する。
    • 攻撃ボタン。殴ったり蹴ったりして相手をぼこぼこにする。殴られた相手はひるんで一瞬動けなくなり、ボールを持っていた場合は落とすので拾うことができる。
      • 同時押しでラリアットやバックドロップも可能。過度に殴られたり投げられたりすると一定時間動けなくなる。
      • 攻撃はボールを所持していない時しかできないが、特にデメリットは発生しない。当然相手も殴ってくる。
  • ステージ毎に異なるギミックが搭載されている。
    • マンホールが抜けたり海に落ちたりといった些細なものから、鳥に襲われたりバナナの皮で滑ったり、爆弾の爆発に巻き込まれたりとさまざま。これはもちろん敵もひっかかる。
    • ギミックにひっかかると一定時間動けなくなり、ボールを所持していた場合は落としてしまう。
      • 大抵の場合、動けなくなる時間は殴られすぎた時の気絶よりも長い。
  • 制限時間は2分。その間に多く点を稼いだチームの勝ち。
    • 殴る蹴るとやりたい放題に暴れる痛快さと、ゴールを決める爽快さが程よく同居しており、プレイが楽しい。難易度はともかく

問題点

  • 絵面が地味。
    • 時代相応のグラフィック、時代相応のモーション。サングラス黒人の主人公に、赤モヒカンの相棒も、奇抜ではあるものの魅力的では無い。
    • 制限時間2分というプレイ時間の短さも拍車をかけている。全5ステージ×2分+デモで、ワンコインクリアでも15分未満は短すぎる。
  • ステージ2から跳ね上がる難易度。
    • ギミックが難しくなるわけではなく敵が賢くなりすぎる。適当にプレイしていてはクリアできない。

総評

単純明快なシステムにやりたい放題、さまざまなギミック搭載と作りこみは丁寧。プレイ時間こそ短いものの、遊んでいて面白くはある。だがグラフィック、モーション、ゲーム内容全てが地味。コナミが絵面にこだわる理由が良くわかるようなゲームだ。

+ タグ編集
  • タグ:
  • SPG
  • バスケットボール
  • コナミ

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年02月04日 09:50