マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスHD

【まいけるじゃくそん ざ・えくすぺりえんす えいちでぃー】

ジャンル アクション
対応機種 プレイステーション・ヴィータ
メディア PSVカード 1枚
発売元 UBIソフト
開発元 Triumph international inc.
発売日 2011年12月17日
定価 5,229円(税込)
プレイ人数 1-2人
レーティング CERO:A
セーブデータ 1個
判定 なし
ポイント なかなか歯ごたえのある難易度
ファンアイテムとしては悪くない
プレイ意欲の維持が課題
マイケル・ジャクソン 
ムーンウォーカー - AC / MD
ザ・エクスペリエンス - PS3 / Xb360 / Wii / PSV

概要・システム

世界的なアーティストのマイケル・ジャクソンの楽曲とダンスを題材にした音ゲー。
プレイヤーは、ポリゴンで再現されたPV風の世界で踊るマイケルに合わせて、Vitaのタッチ画面を操作しポイントを競う。

  • 操作方法
    • 出現するマークの指示に従ってタイミングよく操作する
    • マークによる指示は「タッチ」「線を引く」「弧を描く」「円を描く」の4つ。
      • マークは最大で2箇所に同時出現することもあり、そのときはそれぞれの指示にしたがい両手を使って同時に操作する。
    • 曲の間奏部分に入るとFREE STYLEとなり、一定時間の間自由に演技が出来る。タッチや線を引くとビーム、弧を描くは半ターン、円を描くとターンしてくれる。背面をタッチしてスライドすることで、マイケル本人を移動させることも出来る。
  • 成否判定とコンボ
    • 指示にしたがって正しく操作することでポイントが加算されていく。
    • 成功判定は、良いものから順にPERFECT、GREAT、OKの3つ。失敗判定はMISS(タイミングミスもしくは見逃し)、WRONG SHAPE(形状ミス)の判定。
      • 描くべき線や弧の向きが間違っていたりしてもWRONG SHAPEとなる。
      • FREE STYLE時には何をやっても失敗にはならないが、同じマークを連続で描くと得点にならなくなる。
    • 成功判定をつづけるとコンボになり、ポイントが得やすくなっていく。
    • ゲームオーバーの類は存在せず、ひたすらポイントの高さを競うゲーム性となっている。
    • クリア後の点数をもとに、K*1、A~Eで成績判定される。

モード

  • 難易度
    • ルーキー・ミディアム・エキスパートの3つが存在する。
    • はじめはルーキーしか遊べず、楽曲をプレイしてポイントを蓄積させると次第に高難易度版も開放される。
      • 高難易度ほどマークの出現が頻繁になるだけでなく、同時に現れるマークの組み合わせが複雑になってくる。
      • ルーキーだと「タッチ」を指示するマークのみ、ミディアムだと「タッチ」および「線を引く」を指示するマークが出現。エキスパートだと異なる2種のマークが同時に出現するようにもなる。
  • 通信プレイにも対応しており、ネットで出会ったプレイヤーと腕を競うことも可能。
+ 収録曲、アルファベット順

BAD
Beat It
Bellie Jean
Black or White
Blood on the Dance Floor
Don’t Stop ‘til you get Enough
Ghosts
Hollywood Tonight
Leave me Alone
Remember the Time
Rock with You
Smooth Criminal
Speed Demon
The Way You Make Me Feel
Thriller

評価点

  • 操作性は悪くない
    • 音と判定のタイミングがずれているということは殆どなく、2箇所タッチや背面タッチといったVita固有の機能もきちんとゲームに組み込まれている。
  • マイケル・ジャクソンを題材としたゲームとして
    • 収録されているマイケル・ジャクソンの楽曲はすべてフルバージョン。これを素材にプレイできる音ゲーという意味では、存在価値は高い。
      • マイケル・ジャクソンをよく知らない人でも聞いたことが有るような有名な曲は最低限収録してある。
    • ポリゴンでマイケル・ジャクソン本人が上手に再現されていて、演奏中は踊り続けてくれる。
    • ネタの拾い方も良好。
      • 楽曲のPVの風景や、ミュージックビデオ時に着ていた衣装、ミュージックビデオに起こった出来事*2が、そのままゲーム内のポリゴンムービーに反映されている場合が多い。
      • 経験値がたまってレベルアップしたときの効果音が「Black or White」に使われるギターの音である。

賛否両論点

  • ゲーム中の振り付けについて
    • マイケル・ジャクソンのミュージックビデオや過去に行われたライブでは、本人は常に踊り続けているわけではない(体で常にリズムを刻んではいるが)。そのため、なじみの薄い動きやオリジナルの振り付けが度々挟まれる。
    • なおマイケル・ジャクソンのポリゴンモデルの片手だけが光っているが、これはおそらくWii版の流用であると思われる。

問題点

  • ボリューム不足
    • マイケル・ジャクソンの楽曲限定であることもそうだが、15曲から増えないためどうしても音ゲー全般で見れば収録曲は非常に少ない部類。
    • ポイント稼ぎを極めたいならなかなかやりこめるゲーム性ではあるのだが、この15曲に対していかにモチベーションを保てるかが本作を長く楽しむ上での最大の課題となる。
    • 激しく踊れそうなアップテンポ系ばかりが収録され、バラード系はことごとく収録されていない。
      • 「Man in the Mirror」「Heal the World」のPVは見る人を楽しませるのではなく、戦争や孤児の現状を知らせるような内容であったため、ゲームのポリゴン世界で再現すること自体が難しかったのかもしれない。
  • システム上の問題
    • 全体的にロードが長い。
    • 注意すれば対策できない問題点でもないが、画面下にでてくるマークが指の影になって見失いやすい。

総評

マイケル・ジャクソンの楽曲で音ゲーができるだけでなく、本人にまつわるネタ拾いも十分でありファンアイテムとしての素質は十分ではあるが、長期間楽しんでプレイを続けるには音ゲーそのものへの愛とプレイスキルが必要である。